げんしけん

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げんしけん
げんしけん 二代目
ジャンル オタク
漫画:げんしけん
げんしけん 二代目
作者 木尾士目
出版社 講談社
掲載誌 月刊アフタヌーン
レーベル アフタヌーンKC
発表号 げんしけん:2002年6月号 - 2006年7月号
(第1話 - 第55話)・2010年2月号(第56話)
げんしけん 二代目:2010年12月号 - 連載中
(第57話 - )
巻数 16巻(2014年6月現在
げんしけん:全9巻
げんしけん 二代目:既刊7巻)
アニメ:げんしけん
原作 木尾士目
監督 池端隆史
シリーズ構成 横手美智子
キャラクターデザイン 木下裕孝
音楽 宅見将典
アニメーション制作 パルムスタジオ
製作 現視研研究会
放送局 放送局参照
放送期間 2004年10月 - 12月
話数 全12話
OVA:げんしけん
原作 木尾士目
監督 水島努
シリーズ構成 横手美智子
キャラクターデザイン 柳田義明
アニメーション制作 亜細亜堂
製作 メディアファクトリー東芝エンタテインメント
キッズステーションコミックとらのあなジェンコ
発表期間 2006年12月22日 - 2007年4月25日
話数 全3話
アニメ:げんしけん2
原作 木尾士目
監督 よしもときんじ
シリーズ構成 横手美智子
脚本 横手美智子、木尾士目
キャラクターデザイン 柳田義明
音楽 小池雅也オカザキシュン
アニメーション制作 アームス
製作 コミフェス準備会
放送局 放送局参照
放送期間 2007年10月 - 12月
話数 全12話
アニメ:げんしけん二代目
原作 木尾士目
監督 水島努
シリーズ構成 横手美智子
脚本 横手美智子、後藤みどり
キャラクターデザイン 谷口淳一郎
音楽 福廣秀一朗
アニメーション制作 Production I.G
製作 げんしけん二代目製作委員会
放送局 放送局参照
放送期間 2013年7月 - 9月
話数 全13話
関連作品
テンプレート - ノート
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ポータル 漫画アニメ

げんしけん』(The Society for the Study of Modern Visual Culture)は、木尾士目による日本漫画作品。

表題の「げんしけん」とは、作中のキャラクター達が所属する大学サークル現代視覚文化研究会」の略称「現視研」を指し、漫画、アニメライトノベルコンピュータゲーム、そしてそれらを元にした造形(フィギュアカプセルトイプラモデル等)、コスプレ同人誌二次創作といったおたくカルチャー全てを対象として発足した総合的サークルの事である。

当初はオタクの文化及び生態を、一般人との相違も交えてコミカルかつリアルに描いていたが、初期メンバー卒業後はコミカル要素を踏襲しつつ、恋愛や心理描写を中心とした人間模様を描く内容にシフトした。

作品上の着想のヒントになった団体は、作者である木尾の出身校である筑波大学に実在するサークル「現代視覚文化研究会」である。取材協力に中央大学広報課とある。

作品展開[編集]

漫画作品は『月刊アフタヌーン』(講談社)誌上で2002年6月号から2006年7月号まで足掛け5年間にわたり連載。作品内の時間も現実世界とほぼ同じで主人公・笹原の入学から卒業に至るまでの4年間を一部例外はあるが1か月単位でほぼリアルタイムで描いている。2005年には講談社漫画賞にノミネートされるも落選(単行本6巻の帯で自虐ネタとして扱っている)。なお、2006年8月発売の単行本8巻と同年12月発売の9巻は、雑誌連載分で描かれなかった期間のエピソード(8巻は第48話・第49話、9巻は9ページから90ページまでが追加分)を描き下ろしでストーリーを補完している。その後2010年2月号に「アニメ『げんしけん2』DVD-BOX発売記念特別読み切り」として、笹原たちの卒業後の現視研を描いた続編の第56話が掲載された。2010年12月号から『げんしけん 二代目』が読み切り版の続きの第57話から期間限定で連載再開。2011年5月号に限定解除(圧倒的人気にお応えして「期間限定」せずに続けます!!)と「二代目」の単行本収録は前作から継続の第10巻(読み切り第56話収録)からの刊行で副題に「二代目の壱」がつくことが告知された。「二代目」としての巻数は副題で数える形式をとっている。

アニメ版の第1期は2004年10月から12月まで独立UHF局各局で放送された(いわゆるUHFアニメ)。あわせて作品世界内で存在する架空の漫画・アニメ作品『くじびきアンバランス』も同時にアニメ化された。第2期『げんしけん2』は2007年10月から12月まで、同様に独立UHF局各局で放送された。第3期『げんしけん二代目』は2013年7月から9月まで、TBS系列および一部独立局で放送された。更には作中で笹原たちが遊んでいた架空のPCゲーム『ラーメン天使プリティメンマ』も漫画化・ドラマCD化されている。

あらすじ[編集]

第1巻 - 第9巻
椎応大学サークル棟304号室「現代視覚文化研究会(現視研)」。10年以上前、あらゆるオタク文化の垣根を越えるべく誕生したこの総合的サークルも、今ではアニメ談義や対戦ゲームに興じるオタクの溜まり場と化していた。そんな現視研に内気な笹原、陽気な高坂らが入会。一般人・春日部も巻き込み、徐々に活気を見せつつ物語は展開してゆく。
『二代目』(第10巻 - )
笹原ら卒業後の新会長・荻上による新勧パフォーマンスを期に吉武、矢島の2名の「腐」女子が入会。さらに「男の娘」の波戸と留学生・スザンナも加わり、総勢7名の新生現視研はスタートの一歩を踏み出す。一方、卒業2年目以降も昼食に訪れる斑目は、変わりゆく現視研と変われない自分に複雑な感慨を抱いていた。

登場人物[編集]

※カタカナの人名表記は劇中のそれに沿う。担当声優に関してはアニメ版第1期 - 第2期 / 第3期(二代目)の順、特に明記のない場合はアニメ第1期 - 第2期の担当声優を示す。また原作に関する記述は9巻までを『無印』、10巻以降を『二代目』と表記する。

現代視覚文化研究会[編集]

通称「現視研」。部室にはオタク系出版物やグッズ、歴代家庭用ゲーム機等が所狭しと置かれている。創設から十数年が経過するが歴代会長は僅か5名。今まで目立った活動が無く、一部の部会から存在を疑問視する声があり、笹原の1年次と2年次に廃部の危機に瀕している。学園祭は毎年同じ展示物の使い回しだったが、大野の入会以降はコスプレ関連の企画が中心となる。会長役は前会長の指名によって決まるのが初代からの慣例。新入会員を対象にした毎年恒例のドッキリがある。

笹原 完士(ササハラ カンジ)
声 - 大山鎬則 / 小橋達也
三代目会長。『無印』における中心的人物の一人。高坂、春日部、大野と同学年。1984年1月13日生まれのB型。二つ年下の妹・恵子がいる。フリースジャケットやデイパックなどのラフな服装が特徴。春日部からの呼び名は「ササヤン」。会誌や同人誌におけるペンネームは「ベンジャミン武世」。携帯の着メロは「あいのうた」。
新歓期のサークル選びで二の足を踏んでいたところに現視研と出会い、覚悟を決めて入会。大学デビュー後はその雰囲気に居心地の良さを感じ、秋葉原に出向いてはオタグッズを買い漁る。序盤は目立った活動がなかったが、「欲望のままに生きる」中で出会った同人誌をきっかけに、制作活動への意欲を募らせてゆく。2年次の年明けに会長に就任。「『コミック・フェスティバル(コミフェス)』へのサークル参加」という目標を掲げ、難航しつつも『げんしけん』名義で『いろはごっこ』を発行、完売を達成した。これまでのサークル活動の経験を活かすべく編集者を志し、4年次の夏コミ後に編集プロダクション「鷲田社」に就職。『二代目』ではオタクの面影は薄れ、荻上をサポートする役回りで登場。
所謂二次元オタクだが、それを表に出せずにいた「隠れオタク」で、同人ショップやコミフェスでの体験を経て自分を開放させてゆく。同人誌やアダルトゲーム(以下エロゲー)の類は入会まで未体験。春日部に殴られた際のリアクションや高坂の着メロへの反応等、生前の作品にも詳しい様子。特技や創作能力が無い為、サークル活動では裏方が多い。ちなみに同期の中で唯一コスプレを体験していない。
性格は穏やかでアクのない常識人。優しさが災いし押しが弱く、強気に接する恵子にすら「受け」と評される。入学当初は自分から話を切り出せないほど臆しがちで、春日部から「友達がいない」と思われていた。会長就任後は行動力と粘り強さを発揮。苦境に追い込まれて感情的になる事もあったが、同人誌制作や就職において当初の目標を貫いた。特に同人誌制作では責任者として、大手同人サークルへの連絡と謝罪を一人でこなし関係修復に努めている。また相手の個性を尊重し受け入れる器量は、後に荻上がトラウマから立ち直る要因となった。
(恵子以外の)会員達には分け隔てなく親切。現視研で最初に声をかけてくれた高坂と仲が良く、PC購入までエロゲーは主に彼の部屋でプレイ。斑目とは部室でゲームや雑談に興じる事が多く、二人共々荻上の妄想の餌食となった。コスプレ姿の荻上を目撃して以来想いを寄せ、春日部と大野の後押しを受けながら、紆余曲折を経て恋人同士となる。自身をネタにやおい本を描かれた事さえも受け止めたその姿勢は、「総受け」を受け入れられず狼狽していた斑目を見た田中、久我山から感心されていた。
【アニメ版】
下宿先は「東京都八王子市東野3-6-15チリチリハイツ202」。中学の時に体験した凌辱系エロゲーがトラウマとなり、現在も苦手。
高坂 真琴[注 1](コーサカ マコト[注 2]
声 - 斎賀みつき / 大原桃子
笹原、春日部、大野と同学年で春日部とは幼馴染。1984年2月2日生まれのB型。セミショートな金髪で、端麗な容姿と健やかな笑顔が特徴の美少年。ファッションも無難で外見からは全くオタクに見えない。小学時代から運動神経良好で非常にタフ。ペンネームは「トシゾー」。携帯の着メロは「花の子ルンルン」。
容姿とは裏腹にコンピューターゲームを得意とするハイレベルなオタク。中でも格闘ゲームの腕前は全国レベルと噂され、他のサークルが獲得を狙っていた。またエロゲーへの思い入れは恋人の春日部に「やめるなんてありえない」と語る程強く、後に関連企業に就職。入学直後から既にエロ系を含む大量のグッズが部屋を占拠しており、一般人にも趣味やコレクションを堂々と明かす。
呑気な空気に惹かれ入会。1年次の学園祭ではゲーム大会で優勝。2年次にはその腕前を春日部に利用され新会員の追放に一役買ってしまうが、学園祭のコスプレ大会ではボヤ騒ぎに対する現視研への非難を緩和する目的で、参加を渋る春日部をフォロー。3年次の夏コミ参加の際はコスプレ(女装)を含む積極的な販促で貢献。4年次には1ヶ月の独学でプログラミング技術を習得し、プログラマとしてエロゲーメーカー「プシュケ」に就職。就活と採用直後からの激務の為、4年次以降は殆ど部室に現れなくなる。
性格はマイペースながら社交的で温厚。入会間もなく先輩達を部屋に呼びつけたり、恵子に絡んだ男性をあしらうなど物怖じしない。羞恥心に乏しく女装コスもノリノリでこなす。天然気味で空気が読めず、対戦プレイも含めて加減が効かないのが欠点。
笹原とは積極的に親しくなり、入会の橋渡しをする。入学後に春日部と再会するが、天然ゆえ熱烈なアプローチに全く気付かなかった。斑目の後押しを受け交際に至るもオタクをやめる気は無く、半ば同棲生活を送りながらそのハードな趣味を日々見せつけるという、オタク嫌いな春日部にとってドSな態度を取り続ける。しかし趣味以外ではきちんと気遣う態度も見せており、誠意ある行動を貫いている。あまり恋愛表現を出さないが、「彼女を大事にしてるから100%の自分を見せている」とのこと。春日部の彼氏として譲れないところがあるのか、大野が「斑目の方が大事にしてくれる」と主張したときは背後から無言のプレッシャーをかけていた。
『二代目』ではコミフェスの自社ブースにおいて新作ソフトのコンパニオンとして、「男の娘」キャラのコスプレ姿で登場。ちなみにキャラの外見とゲーム中のセリフは高坂に非常に酷似しているとの事(声の担当が当人なのかは不明)。
「政治家の愛人の息子」という設定が考えられていたが、ボツになった[1]
【アニメ版】
4年次の夏コミでは、仕事で三日貫徹の後に自社ブースに参加、スタッフを驚かせる。
春日部 咲(カスカベ サキ)
声 - 雪野五月 / 佐藤利奈
『無印』における中心的人物の一人。笹原、高坂、大野と同学年で高坂とは幼馴染。1983年7月19日生まれのAB型。高坂、大野からは名前で呼ばれ、恵子からは「ねーさん」と呼ばれる。茶髪(アニメでは金髪)のミディアムヘアーにファッショナブルな軽装が特徴。美人だが外見に反してガードが固く、ナンパに対し冷淡。出身校は女子高。高田馬場に名付け親の祖母が住んでおり、お婆ちゃん子。作品のタイトルでもある同人誌サークル『げんしけん』の命名者。
高坂の入会と同時に付き添いとして出入り。会員(=オタク)になるつもりは毛頭無かったが、廃部騒動収束後に初代会長のソフトな脅迫を受け正式に入会する破目に。その反発からか2年次には新会員の加入を妨害。さらに学園祭の時期に現視研を巻き込んだボヤ騒ぎを起こしてしまい、自身も火に対する恐怖から煙草が吸えなくなる。この件では流石に反省の態度を示し、その後の学園祭では現視研の為に文字通り"ひと肌脱いで"コスプレ大会に出場した他、冬コミに行けない会員達の買い出しを代行した。この一連の騒動以降「何か」が吹っ切れ、現視研に対する態度を軟化させてゆく。3年次には朽木の復帰と漫研を追われた荻上の入会を取り持ち、頓挫寸前だった同人誌制作において打開策を提示。学園祭でも大野と荻上の説得に回る等、陰ながら現視研を支援。卒業後に念願だった服の店を開くため4年次には就職活動を行わず、人脈確保と金策に奔走。その傍ら大野と協力し、笹原と荻上の恋愛を後押しする。コミフェスに数回訪れ、たまに高坂とゲームはしたものの、最後までオタクに染まらず卒業した。
他の会員と異なり全くの一般人で、オタク呼ばわりされると怒る。名前がオタクが好みそうなアニメよりの名前である事も気にしており、漫研の女子会員が現視研女子会員を嫌う理由に「オタクくさい名前」を挙げられた際も落ち込むほどであった。当初はグッズが目に入らない程オタクを毛嫌いし、アダルトゲーに勤しむ(高坂以外の)会員達を「変態」呼ばわりした。それでもカルチャーギャップに憤慨しつつ関わる内に、次第に行動や思考の原理を理解するようになる。高坂との関係に水をさす現視研の廃部を願う一方で、共通の天敵(自治会や原口)に対しては現視研寄りの態度をとる。いつしか高坂の不在時も部室に出入りするようになり[注 3]、主要メンバーの一人として溶け込む。活動に参加した事は殆ど無いが、取り決めを左右する黒幕的存在で、会長指名の際は彼女の口から「お墨付き」を聞くのが慣例。
「店員のバイトならプロ」と豪語し言葉巧みな話術が得意。ファッションに精通し、無関心な会員達に苦言を呈する。英会話教室に通い、大野やアンジェラと英会話が可能なほど堪能。化粧の下の素顔を見抜く眼力を持ち、厚化粧の恵子が兄ソックリな事、女装モードの波戸が男子である事を初対面で看破している。覗きや盗撮に対して非常に警戒心が強く、コスプレ大会では盗撮者の隠し撮りを見抜いている。恋愛事に敏感だが、余計な首を突っ込む余り早合点や反感を買う事も。
強気で気短な性格な為、よく会員達に口より先に物理的ツッコミを入れる。先輩に対してもタメで話し、下ネタも上等な毒舌家。何かと消極的な会員達を焚きつけ、問題児の荻上や朽木、恋敵である恵子の面倒を見る姐御肌な性分でもある。グッズの扱いがぞんざいな他、人の秘密や弱みを暴こうと躍起になる等デリカシーに欠けるものの、自分の非には悪びれず謝罪する素直な一面も持つ。仲間思いで涙もろく、活動停止の際には落ち込む会員達の姿と自責の念に耐え切れず号泣。斑目の3年越しの告白を断った際も、その積年の想いに報いる事が出来ず涙した。
猫耳にすら抵抗を示す程コスプレに拒否反応を示し、大野と田中からの勧誘を拒み続けた。ただしレイヤーとしての評価は高く、高坂とのプレイの一環としての着用にも前向きな様子。卒業時には大野との約束通り、非公開ながらペアで撮影会を開催。また荻上に対して大野との関係改善も兼ね、衣装をコーディネートした事がある。
恋人の高坂に一途。そのオタク振りを改心させるべく茨の道を歩み続ける痛々しい姿は、会員達ですら同情の念を禁じえなかった。現在は趣味への不干渉により関係を維持しているものの、二人の将来に不安を感じる事も。自治会の北川とは廃部騒動以降も何かにつけ対峙する犬猿の仲。斑目からの好意には本人の自覚以前から既に気づいていおり、互いに本音をぶつけ合いながら友人としての関係を深めてゆく。恋愛には至らなかったものの、斑目の振られ際の「もし高坂がいなかったら」との問いに「そんな未来もあったかもね[注 4]」と、彼女なりの誠意を込めた答えを返している[注 5]
斑目 晴信(マダラメ ハルノブ)
声 - 檜山修之 / 興津和幸
二代目会長。『無印』、『二代目』における中心的人物の一人。田中、久我山と同学年。1982年10月25日生まれのO型。痩せ型で猫背だが身長はそれなりにあり、肩幅も広い。丸い眼鏡と刈り上げのオカッパ頭(4年次後半から伸ばした前髪を真ん中から左右に流している)、口元から覗く八重歯が特徴。苗字が「ワタナベ」と誤解されやすい(特に恵子)。料理が得意だが昼食は主に弁当を購入。下宿先が大学から近いため、一時期波戸の更衣室に利用された。ペンネームは「マムシ72歳」。
容姿、趣味、話し方と三拍子揃った典型的オタク。二次元オタクであり、つるぺた属性やロリキャラを好む傾向がある。逆に実写やプラモデル等の三次元系には、成人向けを含め興味が薄い。同人誌やグッズに並ならぬ情熱を持ち、購入費用は生活費を切り詰めて捻出。金欠でPCの買えない笹原にも「3ヵ月メシを食うな」と助言している。自室にも大量のグッズが散乱しており、その占有率は高坂に引けを取らない。またコミフェスで骨折した折は失神して搬送されるまで耐え並ぶ執念を見せた。論理的な考察や分析を好み、しばしば笹原や春日部(あるいは読者)に対する解説役を果たす。キャラ作りを意識してセリフにネタを挟む事が多く、周囲からスルーされがち。適当な議題を会議前の口上で述べるのがお約束となっており、他の会員たちもそれに倣う事がある。『二代目』ではコミフェスに以前ほどの情熱を感じなくなり、戸惑いを見せる。
2年次の頃から中心的存在で、3年次に会長を引き継ぐ。しかし仮会員に逃げられ、秋には学園祭参加禁止を含む活動停止処分まで受け、成果の無いまま年明け早々会長を退く。4年次において就職活動が難航し、卒業間際にようやく「㈲桜管工事工業」に事務員として就職。会社が大学から近い為、卒業後も昼食をとりに部室に現れる。『二代目』ではコミフェスでの再骨折など、しばしば過去と同じ災難に遭遇。春日部への告白を契機にこれまでの自分にけじめを付けるべく「勤務先の経営難」を理由に退職[注 6]。大学近くに住む理由も喪失したため引っ越しの予定。
軍人風な厳しい口調は会報『メバエタメ』の寄稿文にも色濃く反映しており、春日部から「オタク以前に嫌いなタイプ」と酷評された。しかし実際はヘタレで逆境に弱く、肝心な所で動揺を見せるため頼りにならない。以前は「前世はヘビ」と語るほど根に持つ性格だったが、それが原因で春日部を号泣させた後は態度を改める。また他人の嗜好に口出ししない懐の広さを持ち、自らのBLネタで盛り上がる後輩達にもおおむね寛容的である。
春日部とは一般人とオタクの見解の相違から何度も衝突。会員達の前では雄弁だが二人きりだと動揺してしまう複雑な心境は、次第に片想いへと推移した。最終的に周囲の手引きにより告白。失恋に終わったものの後腐れの無い結着を迎えた。失恋後春日部から、アンジェラ・スー・波戸・恵子から好意を受けていると指摘される。スーの挙動不審には気づきつつも一笑に付したが、後に自分の置かれた状況を認識した。
漫研の高柳を始めアニ研、児文研等に知り合いがおり、顔が効く。久我山と田中が秘密を共有していた事に若干疎外感を感じている。波戸が大学近くに引っ越した後も自由に出入りを許し、女装癖を承知した上で男子後輩として接している。ただし女装モードの波戸に対しては照れたり避けるような態度を取る。
現実の女子に萌えない事が災いし恋愛全般に疎い。笹原と荻上の交際以前の雰囲気を始め、春日部への片思いが当人を含めて周知だった事や、波戸の(女子としての)好意や自身のモテ期に全く気付かなかった。また恵子からの片想いの指摘やアンジェラからの告白時のリアクションから、現実を受け入れる事ができず恋愛感情をうまく表現できない模様。
大野から「全身から『受け』オーラを出している」と評され、腐女子属性を持つ女子会員(+波戸)の間では「斑目総受け」が共通認識となっている。その一方で本音の付き合いが多い春日部だけは「攻め」と認識する。アンジェラのアプローチに困惑していた時、フォローしようとした波戸が動揺のあまり「総受け」を口走った時には大ショックを受け、挙動不審に陥った。
【アニメ版】
経済学部に在籍[2]。少年時代、女子生徒への失言が元でクラスの女子全員から総スカンを喰らい、バレンタインの義理チョコすら貰えなかった苦い経験を持つ。以降、春日部を始めとする女性に対し積極的な会話が出来ない一因となった。
田中 総市郎(タナカ ソウイチロウ)
声 - 関智一 / 近藤孝行
斑目、久我山と同学年。1982年12月22日生まれのAB型。無精ヒゲで後に束ねた長髪、毛深めで小太りの体形が特徴。線のような細目で、よほど驚く事が無い限り「両目」を見開かない。春日部が煙草を吸わなくなってからは現視研内で唯一の喫煙者。携帯の着メロは「ファイナルファンタジー」のBGM。ペンネーム、コスプレネーム、ハンドルネームは「梟」あるいは「FUKUROU」。
衣装制作が趣味のコスプレおたくで、自らもレイヤー兼撮影者として活動。他にもプラモデルやフィギュアを好み、それらを粗末に扱う春日部に神経を尖らせる。衣装制作においてはストイックな主義を持ち、既にライフワークの域に達している。(自前で用意している)朽木を除く会員用のコスをほぼ全て自作しており、見慣れた相手ならば採寸無しでの制作が可能。その数々の職人技は会員達から畏怖の対象となる。コスプレ以外の趣味に費用を回す余裕が無い事と、コミフェスやストフェスではコスプレイベントへの参加が中心となる為、会員達の買い出しには(大野の荷物持ち以外では)別行動をとる。
元はアニ研だったが予算の事情から現視研に移籍。斑目が会長に就くまで現視研の実質的実務を担当した。学内行事に消極的な現視研において貴重な素材提供者であり、主に大野とコンビで活躍。他にも3年次のコスプレ大会では春日部の会長コスを、4年次の夏コミ参加では高坂の橘コスを制作し裏方で貢献。卒業後は上野の服飾専門学校に進学。笹原達の卒業前に行われた秘密の撮影会にて、春日部の為に制作した大量のコスがようやく陽の目を見た。現在も学業でスキルアップに励む傍ら、大野と後輩達の為に次々と衣装を作成中。将来はコスプレ衣装のオーダーメイドの店を開きたいらしく、同様の夢を持つ春日部と相談していた。
常識人の部類に入り、自重しない斑目の制止役やツッコミ役が多い。性格は優しく温厚だが、趣味になると目の色を変え、春日部にすら強気の態度で弁舌を振るう。恋愛において奥手で、コスプレが縁で大野と親しくなるも、交際に至るまで時間を要している。
【アニメ版】
頼まれると断れない性分で、依頼を受ければ他のレイヤーのコスも制作。夏コミ直前に来日したアンジェラのコスも突貫作業で一から作り上げた。自分の外見に対するコンプレックスから大野に対し引け目を感じていたが、果敢なアプローチに耐え切れず、ようやく告白に至った。
久我山 光紀(クガヤマ ミツノリ)
声 - 乃村健次 / 安元洋貴
斑目、田中と同学年。1982年6月29日生まれのA型。春日部からは「クガピー」と呼ばれる。短髪に汗かきな巨体。見た目に反し小声でどもりがち。性格は控え目ながら温厚でお人好し。田中が大野との恋を相談するなど、陰ながら会員達の支えとなる。自動車免許を持ち、会員達の海水浴には運転手を務めた他、『二代目』でも大掛かりな荷物を運ぶ際は、仕事の合間に駆り出される。携帯の着メロは「君をのせて」。ペンネームは「KODAMA」。
部室ではよく黙々と落書きをしており、荻上の入会まで唯一絵の描ける会員だった。4年次に同人誌のメイン執筆を依頼されたが、漫画を描いた経験の無い事が仇となり、多忙を理由に締め切りを破り笹原と衝突する。卒業後は医療器具メーカーに就職。営業に回され、外回りの日々。
【アニメ版】
女子会員の美人度について春日部は芸能人レベル、大野は一般人レベルと評価。田中から恋愛の相談を受けた際、恋人がいない事への苛立ちもあってか、珍しく辛辣な意見を返している。また同人誌制作でケンカした思い出を笹原と互いに振り返り、「楽しかった」と語る[3]
大野 加奈子(オオノ カナコ)
声 - 川澄綾子 / ゆかな
四代目会長。原作6話より登場。笹原、高坂、春日部と同学年(後期入学のため入会は半年遅れ)。1983年7月14日生まれのO型。アメリカからの帰国子女で、小学校3年時から約10年間ボストンで生活していたため英語が堪能。長身と腰までかかるストレートの黒髪に加え、春日部から「サッカー(ボール並)の…」と揶揄される巨乳が特徴。特に胸囲においては数々の女子から羨望と嫉妬の注視を集め、他の部会への色仕掛け要員として利用された事も。左目の泣きぼくろの他、口元にもほくろがある。外出や講義の時はメガネを、悪巧みを行う「黒大野モード」ではマスクを着用する場合がある。一升瓶を開けないと酔わないザルだが、酔うと言動が一転して大胆になる。携帯の着メロは「哀戦士」。ペンネームおよびコスプレネームは「神無月 曜湖」(かんなづき ようこ)。
ボストン時代から経験を持つレイヤーで、学内イベントを始め、コミフェスやストフェス等で得意のコスプレで活躍。また「ホモが嫌いな女子なんかいません」と豪語する筋金入りの腐女子でもあり「ハゲ」「ヒゲ」「オヤジ」フェチという変わった趣味を持つ。(フェチ系を含む)大量のやおい本を友達と共有し、同志を増やすべく拡散中。入会後、田中の影響で始めたプラモデル製作が新しい趣味となる。
サークル見学で訪れた際、同じ趣味の田中と意気投合しそのまま入会。その直後の学園祭と冬コミで日本でのコスプレデビューを果たす。2年次には学園祭の撮影会が中止となった上、春日部にかけられた汚水によりアレルギーを発症してしまいコスプレ大会も辞退。さらにボランティア活動の都合で冬コミも不参加と、レイヤーにとって不本意続きのまま年を越す。年明けから田中と交際を開始。3年次には荻上との対立により現視研内に険悪な雰囲気を生んでしまうが、夏コミ参加の際は高坂と共にコスプレで販促に貢献した。4年次において卒業まで半年余裕がある事から会長に就任。新歓期における会員獲得に失敗したものの、主に荻上のサポートを務めた。会長を荻上に譲り肩の荷が降りた『二代目』ではスーと共にコスプレで暴走。さらに卒論と就活が満足に進まず、留年が確定的となった[4]
普段はおしとやかで物腰が低いが、コスプレやBL絡みになると豹変する。当初引っ込み思案だった性格は、次第に明るく開放的に変化。さらに会員達との交わりを経て、強い意思表示や貫禄が備わるまでに成長する。
特殊フェチに悩む自分の理解者となってくれた春日部は知己的存在。また荻上とは反目しながらもその不器用な頑固さに次第に親しみを感じるようになり、恋愛を支援するまでに打ち解ける。当初から似合いのカップルと噂された田中との関係は、交際に至るまで1年以上を要した上その後の展開も遅く、周囲をやきもきさせる。田中が卒業後上野に引っ越し頻繁に会えなくなった現在は、週末のイベント会場がデートの場。
コスプレでは「楽しむのが一番」としながらも「キャラクターの内面も含めた自己表現」に拘り、キャラを汚す言動を嫌う。大胆なコスも堂々と着こなすが、素の自分を露出する水着姿は苦手。会長就任以降は半ば本気で現視研を「コス研」化しようと企み、会員達を勧誘中。声優の変更に伴い、イメージが変わってしまった『くじびき♥アンバランス』の副会長コスを封印[注 7]。吉武の妹・莉紗が高身長&イケメンで男演技が似合っていたと聞かされた時は、コスプレさせたかったと心底嘆いていた。
荻上が会員に恋愛話を聞いた際は、スーもろとも本気で拒否された。「田中待ち」状態のところに田中の発言の誤解から不安に陥り、泥酔状態での大胆なコスプレ撮影会という暴挙に出る。最終的には田中から遠回しのプロポーズを聞いて安心したが、「留年して待っている」というダメ人間発言をしてしまう。
【アニメ版】
携帯の着メロは「くじびきアンバランス」。交際経験が無く、田中へのアプローチに困り春日部に相談していた。封印していたエロゲーキャラのコスプレを解禁し、参考を口実に田中と一緒にエロゲープレイという積極策に出た事で、ようやく告白を受けた。田中が他の女性レイヤーのコスを作る事を快く思っておらず、「許可なしに他人のコスを作らない事」を言い渡すも、学園祭の時期に荻上のコスを無断で制作していた事を知り、ヘソを曲げてしまう。アンジェラとスーに甲斐甲斐しく世話を焼き、その姿は荻上から「お母さん」と評された。
朽木 学(クチキ マナブ)
声 - 石田彰 / 福山潤
原作12話より登場。笹原の1年後輩。千葉県成田市出身。1985年3月21日生まれのB型。呼び名は「クッチー(ただし使用するのはもっぱら本人と春日部のみ)」。
新歓期に仮入会するも春日部により追放。移籍したアニ研も追い出され、2年次に春日部の許しを得て復帰、正式会員となる。現視研一の問題児だが、コミフェスでは「開場前行列」という汚れ役を引き受け、学園祭の企画を自ら発案・運営。新勧期には万引き犯からコスプレ衣装を取り返すなどの功績もたてている。
仲間外れにされるのが嫌で、空気を読まず突っ込んでは自爆を繰り返すため余計に疎まれている。特に暴行と盗撮を被った荻上からの印象は劣悪。その問題性ゆえ本人のやる気にも拘らず会長への指名が無かった。
『二代目』では、新入会員勧誘の足を引っ張ってしまうなど相変わらずではあるが、学園祭のプランを出したりとたまに活躍している。特殊な趣味と性格ゆえか、腐女子サークル化した現視研にも平気で居座っている。また、男の娘である波戸が加入したことを非常に喜んでいる。波戸の「斑目総受け」発言を真に受けて斑目に襲いかかった際に波戸に絞め技で落とされたが、それ以来波戸に絞め落とされることに快感を覚えるようになってしまったらしい。
一見恋愛とは到底縁がなさそうだが、『二代目』にて高校時代の後夜祭で全く知らない後輩から告白されていたことが判明した。ただし翌日にフラれており、実質3分も喋っていない。就職に関しては親のコネで地元の銀行入りが決まっており、研修を行っている[5]
【アニメ版】
登場シーンが大幅に増えた分扱いもさらに不遇化。大野や高坂からも仕置きを受け、新歓コンパ並びに追い出しコンパでは置き去りにされた。また第2期のエンディングにも一人だけ登場していない。
荻上 千佳(オギウエ チカ)
声 - 水橋かおり / 山本希望
五代目会長。原作24話より登場。 『無印』後半における中心的人物の一人。笹原の2年後輩。同人誌サークル『雪見庵』主催者。1986年3月28日生まれのA型。山形県の出身で、意識して喋らない時は東北弁が出るため、後輩達にも丁寧口調で話す。大きなジト目(普段はコンタクトレンズを使用)で小柄な体系。『無印』では後ろ髪を束ね立てた「筆あたま」だったが、『二代目』以降は執筆時を除きセミショートのストレートに。中学時代のアダ名は「ホモ上」で、朽木からは「オギチン」、恵子からは「お姉ちゃん」と呼ばれる。ファッションには疎く流動的で、スカートを履く事は稀。ペンネームは「於木野 鳴雪」(おぎの なるゆき)。『無印』と『二代目』で性格と容姿が大きく変わったキャラ。
新歓期に漫研に入会するものの、女子会員とのトラブルにより部室(2階)の窓から飛び降りる騒ぎを起こす。その後高柳に半ば押し付けられる形で現視研に引き取られたため、「漫研から(現視研に)飛び降りた女」として後々までネタにされる。現視研でも自己紹介でオタク嫌いをアピールし大野らと衝突、問題児ぶりを見せつけた。夏コミ参加が決まった同人誌企画では画力を見込まれ制作に参加。久我山をアシストし、完成に大きく貢献した。冬コミ後に自分の行く末を見定めるべく、2年次の夏コミに向け個人同人誌を執筆。笹原、大野の支援の元『あなたのとなりに』を発表した。その後の合宿(旅行)から間もなく笹原と交際を開始。冬コミ落選に落ち込むものの、学園祭での作品展開催を期に漫画家になる意思を固める。後に『アフタヌーン』誌での掲載が決まり、新人漫画家としてプロデビュー。笹原らの卒業に合わせ会長に就任。3年次の新歓期には新会員獲得の為にイラストパフォーマンスを敢行。現在も学生と漫画家の二足の草鞋を履き、その能力を遺憾なく発揮中。
小さい頃から描き続けているマンガが得意。個人同人誌の入稿で印刷代を割引されるほど執筆が速く、どんなに落ち込んでも諦めない意地と執念を持つ。以前は性的妄想を(特に男性に)晒す事を拒み作品の公表を躊躇していたが、現在では部室で堂々と原稿を描くまでに克服。「自分の全てをぶつけて描く」程に一途なため体力の限界まで没頭しがちで、コミフェス当日に徹夜でコピー本を作った時は体調を崩した。現在は編集者となった笹原にネームのチェックや助言をもらうのが定例。一時期スランプに陥り、読み切り作品(前篇)もネット上では評価は芳しくなかったが、その後のコミフェス参加の際には続々と読者が訪れ、着実にファンが増えている模様。最近はPCによる原稿のデジタル仕上げに移行しつつある。
生真面目かつ無愛想だが根は素直な所謂ツンデレ。余り多くを語らず、会員達の雑談を尻目に黙々と読書か絵を描いている。その実体は小学5年からのやおい歴を誇る腐女子で、「オタク嫌い」と言いつつバレバレなオタクぶりや、止められない妄想癖に自己嫌悪を募らせる。「メガネ君受け」を基本とし、斑目や中学の恋人・巻田などがネタにされた。追い詰められると無我夢中で逃げ出す癖があり、現視研(3階)からも飛び降り未遂を起こした。『二代目』においては落ち着きが増し、全体の重しのような役割を果たす。
当初は敵を作りがちな態度が目立ち、会員達とも形式的な付き合い以外の関わりは少なかった。その中で面倒を見てくれた春日部にはいち早く心を開いている。同じ腐女子である大野とは一年近く険悪な状態が続いたが現在は解消。笹原との関係を当初は否定していたが、直視出来ないほど内心では意識しており、夏コミにて笑顔の笹原と目が合った時は激しい動揺を見せた。会長就任以降は頼れる先輩として、バラバラで個性的な面々を纏め上げている。
当初コスプレには否定的だったが、1年次の学園祭では春日部に口説き落され非公開ながらデビュー。2年次には条件付きで承諾した早々大野の餌食となる。『二代目』では会員達と共に学園祭やコミフェスにてコスプレを披露するなど、昔ほどの抵抗感は無い様子。
中3の時、腐女子仲間に唆されて描いた巻田のBL系イラストが、当人の手に渡り学校側にも発覚。そのショックで悪夢と自殺衝動に苛まれる程のトラウマを負い、嘲笑と自責の中で次第に攻撃的態度を強め孤立化した。オタク(特に腐女子)に対する同属嫌悪や自棄的な逃避行動も過去の体験が背景にあり、笹原に惹かれながらドライな態度をとり続けたのも、巻田に対する罪悪感と同じ過ちを恐れるが故の逃避だった。やがて現視研での出会いと活動を通じて隠していた心情を吐露するようになり、負い目を総て受け入れてくれた笹原からの告白を承諾、境遇から逃げ続けた日々に終止符を打った。なお心情の変化を表しているのか、それまで殆ど無かった瞳の光沢が、付き合い始めた直後(8巻119p)から常時描かれている。
【アニメ版】
オタップルについて悲観的であり、大野と田中の関係が進展していない事を見抜くと共に、笹原にオタク(=笹原)と付き合う気が無い事をほのめかす。
会長
声 - うえだゆうじ
初代会長。本名・学年・年齢は一切不明。会長引退後も「会長」「初代」などと呼ばれる。感情の読めない容貌と飄々とした態度で全く掴めない人物。一瞬のうちに突然現れ、逆に居なくなるなど、喋っていない時は存在感が極めて薄い。
「人間行動学に関するデータ」と称して学内の人物を観察し、様々な情報を収集。その痕跡を残さぬストーキング能力の前には春日部の警戒心すら敵わなかった。またボヤ騒ぎにおける現視研の処分内容も事前に知り得ており、かなりの情報、スキャンダル通と思われるが、現視研に関わる場合を除き口外はしない。
会長への就任時期は不明だが、過去の会報の発行年から16年間在籍の可能性が考えられ、その経緯を探る事はタブーとされた。会長在任中は部室以外に姿を現さず、会員達の買い出しにも不参加。廃部騒動では自らの情報と春日部の協力により危機を切り抜けた。笹原の2年次に卒業論文の制作に伴い"ようやく"引退。原作では活動停止中に春日部の元に現れた後は登場せず、その後の去就は(卒業の可否も含め)不明。

げんしけん 二代目からの会員[編集]

以下の4人は、笹原が卒業した直後の春の新入生で笹原の4年後輩。いずれも腐女子属性であるという共通点がある。荻上の原稿作成の手伝いをすることもある。

スザンナ・ホプキンス
声 - 後藤邑子 / 大空直美
原作40話より登場。大野のアメリカ在住時の友達(オタク仲間)。正確な年齢は不詳だが、少なくとも大野よりは年下である模様[注 8]。通称は「スー」または「スージー」で、現視研関係者からは「スー(さん)」と呼ばれることが多い。体格は小柄で細身、髪は金髪ストレートのロングヘアで、特に『二代目』以降は多彩なヘアスタイルを見せている。何か用事がある時は身振り手振りで伝える事が多い。大野の影響を多分に受けているらしく、学内において看板娘としてコスプレで活動する他、悪巧みの際はマスクを着用する。
荻上が2年の時にアンジェラと共に初来日。その際に荻上の同人誌をいたく気に入り、懐くようになった。そのため、荻上と笹原が仲の良い様子を見ると機嫌が悪くなる。『二代目』開始時に、笹原らの卒業と入れ替わりに椎応大学に留学してきて現視研に入会した。間もなくプロデビューした荻上のアシスタントも務め、その忠誠心と優秀な仕事ぶりから、同様にアシスタントに入った吉武から「チーフ」と呼ばれた事がある。後には親切にしてくれた薮崎にも懐き、以後いいコンビとなっている。
日本のアニメや漫画が大好きで、所構わず作品の名ゼリフを日本語で叫ぶ。初来日時のボキャブラリーはそのセリフ程度だったが、2度目の来日時には自分の言葉で日本語を話し、荻上の東北弁まじりの心情も理解できていた様子。『二代目』では他のメンバーと日常的に日本語で会話しており、自己紹介を漢字混じりの日本語でおおむね正しく書けるまで上達。それに応じて日本のオタク文化に対する知識が飛躍的に深まっており、繰り出す名言のネタがマニアックと化している。さらにその守備範囲は古い娯楽映画などサブカル全般へと広がりつつあり、会員達がネタに追いつけない状況にある。アンジェラによると同人誌のチョイスには定評があるらしい。
基本的に無口・無表情で目つきが悪く、人に懐くことは滅多に無い。そのため笹原から「荻上とキャラが被ってる」と評された。『二代目』においても相変わらず無愛想だが、会員達にはそれなりに心を許しているようで、口数や表情は以前より少し豊かになっている。周囲がよく見え気配りもできるが、その方向がズレていたり裏目に出る事もある。頭の回転が速く、メンバーが状況に行き詰まった時に、即座に有効な打開策を示す事ができる。
『二代目』開始当初は、斑目と波戸をくっつけようとするような言動をよく見せていた。しかし物語が進むにつれて自身も斑目に接近し始め[注 9]、斑目を動かすためと称してその頬にキスしたり[注 10]、さらにその後には斑目と目が合うと顔を真っ赤にして逃げてしまったりなどという行動を取るようになった。同時にその一方で、その年の新歓時期には行われなかった現視研恒例のドッキリを突然波戸に仕掛け、斑目と二人きりにしてその様子を観察するという行動にも出ている。自身でも自分の気持ちを持て余して混乱しているのか、正面から斑目が好きかと聞かれると頑強に否定し続けている。
留学生として来日して以来、留学生寮と思われるところに住んでいたが、他の入居者とはまったく交流がなかった模様。後に波戸が吹っ切れて斑目への好意を隠さなくなった直後に寮を出て一般のアパートに引っ越したが、引っ越し先は偶然にも波戸と同じアパートでしかも隣の部屋だった。
一見、スポーツ等にはあまり縁がなさそうだが意外と運動神経が良い。特に格闘では非凡な動きを見せ、斑目に襲い掛かろうとした朽木に一瞬で間合いを詰めて強烈な掌底を浴びせたり、柔道黒帯の波戸を相手に驚異的な身のこなしで勝利を収めたりしている。
吉武 莉華(ヨシタケ リカ)
声 - 上坂すみれ(二代目)
新入生勧誘で、荻上のパフォーマンスに惹かれ入会。1986年4月2日生まれ。腐女子。歴女系属性。新入会員の中では一番小柄で童顔。長い髪をポニーテールにしアンダーリムの眼鏡をかけており、かなり垢抜けた格好をしているが、高校時代は典型的なオタクっぽい外見だった。弁が立って行動力があり、明るく物怖じしない性格から、同期を引っ張る役回りとなっている。面白そうと思うと即行動する傾向が強く、その結果大騒ぎを巻き起こすこともある。絵は描かないが、学園祭で発行のメバエタメでは小説を書いて初めて創作活動を行った。また現実的な一面もあり、女装モードの波戸と斑目の仲の進展については悲観的な見方をしている。
新入会員三人の中で一番幼く見えるが、実は一浪しており矢島、波戸より年上。4月生まれで、初登場時にはすでに成人していた(2年先輩の荻上とは生年月日が6日違い[注 11])。
2歳年下の妹・莉紗がいる。
矢島 美怜(ヤジマ ミレイ)
声 - 内山夕実(二代目)
新入生勧誘で、同じく荻上のパフォーマンスに惹かれ入会。腐女子。栃木県出身。絵は上手くはないものの、それでも臆せず描いて発表するところは吉武に尊敬されている。生真面目で少々頑固な性格だが、言動にはどこか男前なところがある。付き合いも良く、吉武の頼みで自室を宴会場に提供したり、晒し覚悟でコミフェスでのコスプレにも参加している。腐っていることを除けば3人の中ではもっとも常識人であるため、ツッコミ役・フォロー役に回ることが多いが、たまにオーバーヒートして挙動不審に陥ることがある。
リムレスの眼鏡を着用。太めの体型で、ボサ頭にノーメイク。ファッションも無難で平凡なシャツ+Gパンが基本で女性らしさは少なく、ある意味典型的な女オタク。自身納得の上でオタクとしての生き方を貫いてきたが、波戸の『女子力』の高さに衝撃を受けている。しかし波戸に対しては、その女装の完璧さを認めつつも、あくまで「男」として見ている模様。
3次元の美形には興味はなく、アイドルも嫌いと言っていたが、男と偽ってあらわれた莉紗や男モードの波戸を初めて見た時は激しく照れ、まともに顔を見ることもできなかった。その後、男モードの波戸に好意を抱くようになった模様。
波戸 賢二郎(ハト ケンジロウ)
声 - 加隈亜衣(女声)、山本和臣(男声)(二代目)
『二代目』で主役級の位置づけとなっている男子学生。笹原の4年後輩で新潟県出身。いわゆる男の娘腐男子である。大学入学時に、腐女子に拒絶されずに一緒にBL話がしたいと思い、女装して現視研にやってきた。講義中など普段は男の格好をしているが、現視研の活動に来る時は学外に出る時も含め基本的に女装している。女装した姿は正当派美人で、声も女声を使うため、初めて現視研に見学に来た際はアクシデントによって発覚するまで誰も男であると気づかなかった。現在でも女装のことを知っているのは現視研会員とその関係者数名のみである。当初、住んでいたマンションが大学から遠かったため女子トイレで着替えていたが間もなく発覚。物議をかもした末、スーの発案で大学から徒歩数分の距離にある斑目のアパートを「更衣室」としてあてがわれた。自治委員会に対しては「竹谷 実可子(たけや みかこ)」という偽名を名乗り、他大学から参加の女性メンバーということになっている。
前述のとおり常に女装しているわけではなく、地毛は普通に男の子らしいショートカット。女装時はウィッグを使用している。当初は正体がバレないよう様々なタイプのウィッグを所持して使い分けていたが、絵を描く時には長い髪が邪魔になること、自治会に特定されてしまって髪型を頻繁に変えにくくなったこと、そして女装のモデルとしていた神永本人が登場したこともあり、一時期、神永とは違うセミショートの茶髪で固定していた。後に自分の気持ちと向き合い、踏ん切りがついてからはまた神永と同じ髪型に戻している(神永自身ヘアスタイルを変え、イメチェンしていたが)。女装している時は寝姿や寝言まで女性になりきっているほど完璧であり、そのため大野には、自分に催眠術をかけているんじゃないか、とまで言われている。本人は骨格や筋肉は普通に男性だと言っているが、実際には女装で肩や脚が露出するような恰好をしていても誰も違和感を感じていない。女性らしさを維持するため日々の体のケアは欠かさず、化粧道具も常に持ち歩いている。服のセンスもよく、現在の現視研では最もおしゃれだと会員の間では認識されている。なお、女装した状態で男である部分が見えることを嫌っており、荻上のアシスタントに入って連日の徹夜でひげが生えそうになった時には、女装をしていることに拒否反応を示したりした。またボディケア&メイク無しで自分以上に女装コスプレをこなす高坂に対し、羨望と敗北感を抱いている。
外見に反して中学生の時は柔道部で、黒帯所持者(初段)である。朽木が飛びかかって来た時には女装のスカート姿のまま鮮やかな体落としを決めている。締め技も使え、朽木の暴走を止めることもしばしばだが、関節技は中学柔道では禁止されているため習っていない。なお、どうやら柔道部時代にガチの後輩に目をつけられていたらしいことが後に判明した。
当初、自分は表現ジャンルとしてのBL作品が好きなだけで実際に同性愛者であるわけではない、と発言していた。その一方で、女装を始めてから自分を腐女子の視点で俯瞰視するようになっており(この視点が「第二人格810ちゃん(ハトちゃん・女性)」となっている)、俯瞰視点からは妄想たくましく「ハト×マダ萌え」をしていた。本人もこの腐女子人格の意味を掴みかねており、男の姿でいるときは懸命に否定しようとするものの、意識を引っ張られてついBL的な発言をさせられてしまうこともしばしばあった。ところが物語が進むにつれて、考えないようにしていた「マダ×ハト(女装モード)」の可能性に気づいてしまい、しかもその妄想が暴走して現実に浸食してくるようになった。その結果、斑目に対して恋する乙女のようなリアクションを取ってしまうようになり[注 12]、一時は混乱して女装を封印しようとした。結局、コミフェスで女装コスプレをすることになった際に、女装モードの自分が斑目のことを好きになってしまっていることをはっきりと自覚した。その後自分の気持ちと向き合った結果、女としての自分が斑目のことを好きであることを肯定し、その気持ちに正直になろうと吹っ切れた模様。なお、本来女装をすれば消えてしまうはずの810ちゃんは、暴走状態では女装をすると外見と人格が女装のモデルとした神永により近いもの[注 13]として現れるようになったが、正月に実家に帰省した後、彼女らも自身の一部と認めた。
入学当初は、大学から片道30分かかるところにあるマンションに住んでおり、BL本や女装用の服を隠すために、ウォークインクローゼットのある広い部屋を借りていた。後に、自分に正直になろうと吹っ切れてからは開き直って隠すことをやめ、狭いが大学に近い新築アパートの部屋に引っ越した。
高校時代、たまたま美術室に放置されていた神永が描いたBLイラストを興味に駆られて見たことをきっかけに、部内・校内で孤立してしまったという過去を持つ[注 14]。その経験から、現視研やBL関係の活動のときは基本的に女装で通し、極力自分が男性だということを見せないようにしている。ただし、慕っている斑目には女装だと若干避けられるため、最初はできる限り普通に後輩の男子として振舞おうとしていた。斑目に対しては、普通に話をしてくれる唯一の男性であるためか、最初の頃からかなり心を開いていた。そのためか、斑目がアンジェラに言い寄られて困っているのを目の当たりにした時や、自分の発言を皮切りに引っ越しを考え始めた時には激しい動揺を見せた。
斑目の春日部への好意を意識すると思考停止を起こしたり、その春日部の件など斑目に関して自分だけが知っていると思っていたことを他の人が知っているとつい嫉妬を剥き出しにしてしまう。そのため、恵子からは会ったばかりの頃から同性愛者なのではないかと疑われていた。
性格は、女装モードの時も男モードの時も基本的には真面目で控え目。ただし動揺するとテンパりやすいらしく、それが高じて場を引っかき回すようなことを思わず口走ってしまうことが少なくない。女装している時は先輩だけでなく同期に対しても丁寧語で話すが、男モードの時は同期にはタメ口になる。ただし、高校の同級生だった今野と藤に対しては、女装モードの時でもタメ口で話している。また、次第にスーに対しては女装している時でもタメ口が出るようになっている。
画力は、高校時代に美術部(実態は漫研)でまじめにデッサンを続けていたため非常に高い。荻上のアシスタントをする際には背景の作画を任されており、矢島などからは「完璧すぎる」と評され、さらには荻上からも自分より上手いかも知れないと嫉妬を抱かれた。ただし、人物画に関してはかなり特殊で、女装時(正確には女性下着着用時)はコマ割りを無視した過激なBLイラストしか描けず、元の姿では見る影もないほど特殊なキャラしか描けなくなる。本人は才能はないとしているが、一度見ただけのBL絵の画風を完璧にものにしているので、潜在的な能力は高いと思われる(男の時は何かしらブレーキがかかっているのではないかと大野に指摘されている)。なお、料理は不得手だったが、斑目の腕前を知ってから鋭意特訓中。
雄一郎(声 - 浜田賢二(二代目))と言う3歳上の兄がいる[注 15]。雄一郎は高校時代に柔道部主将を務めていたが、波戸の柔道について「才能は俺よりあったと思う」と述べている。母親はまんま賢二郎そっくりな為、雄一郎は父親似の模様。

漫画研究会[編集]

通称「漫研」。学園際での主な催しは喫茶店。当時新会員だった荻上が会内の火種を炸裂させて以降、女子の間で派閥化が進み分裂状態にある。加藤、藪崎、麻田は単行本化の際の描き下ろしで新たに登場したキャラクターで、中でも藪崎と麻田が『二代目』以降重要な役回りとなる。高坂、笹原の入会候補だったサークルで、大野もサークル見学の際に訪れている。現視研の同人誌作りの際は高柳の助言やPCの借用で協力。春日部、大野に対する女子会員達からの(嫉妬を含んだ)風当たりが強く、他にも原口の勝手な居座りや荻上の移籍など、現視研とは因縁浅からぬ関係にある。

高柳(タカヤナギ)
声 - 柳沢栄治
笹原の1年上の男子会員。斑目から「ヤナ」と呼ばれ、親しい縁で現視研にちょくちょく顔を出す。現視研のコミフェス参加をアシストしたり、荻上を現視研に紹介するなど、物語のポイントに地味に関わっている存在。原口の横暴や漫研女子会員の派閥抗争に頭を悩ます苦労人。
藪崎 久美子(ヤブサキ クミコ)
声 - 高木礼子 / 米澤円
荻上と同期の女子会員。同人誌サークル『やぶへび』主催者。太目な体格と左右の三つ網の髪形が特徴。関西出身で上京後も関西弁で話す。「メガネ男子受け」という荻上と共通の属性を持つ。
原作49話より登場。新歓期に荻上と漫研全体を巻き込み対立、彼女が現視研に転がり込む一因となった。過去の経緯を詫びる荻上に対し素直になれず突き放してしまうものの、内心を見透かした加藤の仲裁により和解。後に荻上のサークルに参加した事で女子会員から反感を買い、麻田共々追放される。現在は特定のサークルには所属していない。
我が強く口も悪いが、どこか姉御肌のような面を持つ。加藤から「漫研で最も絵が上手い」と評され、荻上に対し激しいライバル意識を持つ一方で、彼女の才能に早くから気付いている。学園祭での和解以降は、悪態をつきながらも現視研を気にかけるようになる。スーに対し最初は苦手意識を持っていたが現在はいいコンビに。
【アニメ版】
荻上とは属性のみならず、同人誌における好みのジャンルやサークルまで共通する。
加藤(カトウ)
声 - 中尾衣里 / 笹本菜津枝
藪崎らの先輩にあたる女子会員。かなりの長身で、麻田と並ぶと頭一つ分背が高い。伸ばした前髪で顔を隠した貞子ヘアーのため表情は隠れて見えないが、下の顔はお約束通りの美形。ぶっきらぼうな話し方だが、学園祭では荻上と藪崎の間を取り持つなど面倒見の良い性格。人間関係に爆弾をかかえる漫研女子は、彼女の存在により一定の均衡を保っている。大野と仲が良く、その趣味は推して知るべし。
『二代目』では就職活動で忙しくなり、サークルにほとんど訪れなくなった。
麻田 直子(アサダ ナオコ)
声 - 斎藤桃子 / 多田このみ
藪崎らの後輩にあたる女子会員。どんぐり目と猫口が特徴的なハムスターのような顔。薮崎と共に行動している姿がよく見られる。語尾に「ニャ」をつけるなど、キャラ作りを意識した口調だが、対照的に発言はキツめで、ツッコミの役割を果たしている。
名前はアニメ版(げんしけん2)にて初出、「麻田(にゃーこ)」とクレジットに表記。二代目でフルネームが明らかになった。

サークル自治委員会[編集]

北川(キタガワ)
声 - 小林沙苗
笹原の1年上の副委員長。女っ気が無く風紀において厳格。新規サークルの部室確保のため一部サークルの廃止を計画中、現視研の存廃をめぐり春日部と対立した。その際水虫をネタに春日部から脅迫を受けた事がきっかけで両想いの委員長と交際できた為、現視研に一応は感謝している。春日部との確執はその後も続くが、涙目の彼女に励ましの言葉をかける優しい面も見せる。ボヤ騒ぎや盗撮では指揮を執り事態を収束させている有能な人物。ネタにされた水虫も完治させ、昨年卒業した委員長と近々専業主婦として結婚予定と、その幸せぶりを春日部に見せつけ卒業した。
委員長
声 - 小野大輔
姓名不詳。北川が副委員長時の委員長。温厚な性格らしく、春日部と口論する北川をなだめ制していた。北川に想いを寄せ、水虫である事も前々から承知の上で告白する。
三上(ミカミ)
声 - 田丸裕臣(二代目)
『二代目』に登場する委員長。荻上や藪崎と同学年。北川仕込みの厳格さで各サークルの動向に目を光らせている。3年生の時点で内定をもらっており、まともに就職活動をしようとしない大野に対してはかなり厳しい態度をとる。
播磨(ハリマ)
声 - 斎藤寛仁(二代目)
三上の後輩。現視研に出入りしているという女性(女装した波戸)に興味を持ち、ことあるごとに接触を持とうとしては三上や後輩(声 - 古川慎)にたしなめられている。その一連のやりとりは現視研二代目女子会員たちの腐れガールズトークの餌食となっている。

その他現視研関係者[編集]

原口(ハラグチ)
声 - 石井康嗣
笹原の2年上で現視研の幽霊会員。貫禄のある肥満体で愛想の無い笑みを浮かべ、穏やかだが嫌味に満ちた言い回しで話すのが特徴。
大手同人サークルに幅広いコネを持ち、自らを「編集者」と称し横暴な仕切りとピンハネで私腹を肥やす所謂「同人ゴロ」。現視研のコミフェス参加を聞きつけ、傘下に置くべく勝手に他の作家とのブッキングを進めてしまう。その腹黒さ故「ハラグーロ」と陰口を叩かれ、現視研を始め多くのサークル、同人作家達から疎まれており、笹原にとっても反面教師的存在。ただしその実行力自体は評価する者もおり、現視研に対する辛辣な見解もあながち間違いではない。
笹原の入会時には既に現視研に見切りを付けており、在学中は漫研やアニ研にも会費も払わず居座り続ける。卒業後の進路は不明。
【アニメ版】
高柳から、自ら招いた窮状[注 16]により行方をくらましている事が語られた。
沢崎(サワザキ)
声 - 伊藤健太郎
朽木と同期の仮会員。春日部のテストと称した策謀により、高坂に格闘ゲームで挑み完敗、姿を消す。
アニメ版では、歓迎会において自身が垢抜けている事をアピールして悪酔いしている。その帰りに高坂宅で春日部のテストを受け、苦手意識を植え付けられたのか、大学で高坂・春日部を見かけて踵を返し、現視研から完全に離れた事が描かれている。

会員個別の知人・縁者[編集]

会員の家族[編集]

笹原 恵子(ササハラ ケイコ)
声 - 清水香里 / 葉山いくみ
原作11話より登場。1986年6月10日生まれのA型。笹原の妹。オタクと無縁なギャル系女子で、茶髪のミディアムヘアーに派手目な化粧と服装、兄そっくりな顔立ちが特徴[注 17]。放任主義で育ち滅多に帰宅しない放蕩娘だった。正式会員では無いが、大野の会長時には一応サークル会員としてカウントされている。キャバクラでの源氏名は「今日子」。
高1の時、兄・完士との待ち合わせの場で遭遇した高坂に一目惚れして以来、現視研と関わりを持つ。高坂を追って椎応大学の文学部を受験し不合格となるが諦めきれず、サークル参加で入会すべく専門学校に進学。しかし多忙な高坂とは殆ど会う機会の無いまま中退。『二代目』ではキャバ嬢に転身して部室を訪れ、斑目と春日部ばりの舌戦を展開。
男を顔で選ぶ傾向があり、惚れた相手の為なら努力を惜しまないタイプ。春日部同様強気な性格で、感情や考えをストレートに表現し、時と場所を選ばない発言が多い。ただし身の程はわきまえている様で、勢いで挑戦した受験では軽率な行動に激しい後悔を見せており、以前は積極的だった高坂へのアプローチも現在は鳴りを潜めている。幾多の恋愛とキャバクラ勤めで人生経験がムダに豊富なため、年齢不相応な大人びた一面を持つ。加えて男女関係に敏感で、兄と荻上の間柄を早くから察知しており、斑目の心境を的確に把握している模様。口が悪く、兄を「サル」呼ばわりし見下すが兄からもバカにされており、「妹萌え」とは程遠いキャラ。
高坂に対しては春日部と逆の考えを持ち、自らオタク化する事でオタップル成立を目指し奮闘。言動が露骨な為か、真面目な荻上とは反りが合わない。恋敵である春日部とは当初張り合っていたが、オタクに対する助言を受け、見聞を広めるなか次第に同情を寄せ親しくなる。斑目に真っ先に自分の名刺[注 18]を渡している為、春日部から多少の好意があると思われている。一笑に付したものの、斑目への好意を公言しているアンジェラには妙に対抗意識を燃やし、斑目の周囲の女性に嫉妬を露わにする波戸にも突き放した態度をとる。
兄の影響でオタクに対する印象は悪かったが、高坂との出会いを契機に大野から同人誌を借り受ける等、次第に興味を持ち始める。『二代目』においてもキャバクラにてプラグスーツのコスプレでオタク受けを狙おうと企んだり、斑目とゲームについて語り合う等、オタクに対する偏見は解消されつつある。
吉武 莉紗(ヨシタケ リサ)
声 - 早乙女翔(二代目)
吉武莉華の2歳年下の妹。姉には従順で、ショタコンな腐女子。ショートカットでボーイッシュ、スレンダーで背も高いため、普通にしているとほぼ100%イケメンで高身長の男性に間違えられる。初登場時は莉華の企みにより、莉華の1歳年上の兄で和須田(ワスダ)大学2年生・理人(リヒト)を名乗っていた。
小学生の頃からバスケットボールをやっており、大学に推薦してもらえるレベルの選手だが本人はそこまでこだわりはないらしい。大学進学を機にバスケは止め、今まで出来なかった腐女子としての生活を送りたいと思っているが、バスケ関係の長年のしがらみなどもあり進路に悩んでいた。椎応大学に見学に行った際にたまたま下半身を除毛してしまった波戸の全裸を見てしまったことにより、椎応大学への進学を心に決めた。
ちなみに両親が長身と小柄の凸凹夫婦で姉妹もそれに似たらしい。また姉妹揃って体格に関係なく胸が無いのがコンプレックス。

大野のアメリカ時代からの友達[編集]

アンジェラ・バートン
声 - 甲斐田ゆき / 小林未沙
原作40話より登場。年齢不詳。スーと同じく、大野のアメリカ在住時の友達(オタク仲間)。金髪のショートカットに、大柄で(大野に劣るものの)グラマーな体格が特徴。笹原の4年次に夏コミ開催に合わせスーと共に来日し、大野とコスプレで共演。腐女子だが男性向けもOK。眼鏡フェチらしく、斑目および「メガネ君受け」な荻上の同人誌を甚く気に入った様子。テニスや水泳もこなし、炎天下の夏コミでも長時間涼しい顔でコスプレをこなすタフさを見せる。
大野からの話を真に受け、斑目を会う前から「Sou-uke」と認識。『二代目』にて失恋した斑目に対し気兼ねが必要無くなった事を受け、本格的にアタックを開始。瀬戸際で波戸とスージーに阻止された事から、両者とも斑目に好意を抱いていると察知。かなり開放的な恋愛観を持ち、「斑目を好きな者は全員一緒に彼を愛すればいい」と語る。
【アニメ版】
自己紹介程度しか日本語が話せない代わりにスキンシップで交流を図る。初対面の斑目にいきなり大胆なアプローチを仕掛け、その指に惹かれ好意を寄せるが、春日部への片想いを察知し身を引いた(『二代目』ではこれらのエピソードを継承)。また田中に対しても色仕掛けでコス制作を迫り、大野に張り倒される。
スザンナ・ホプキンス
#スザンナ・ホプキンスを参照。

荻上の中学時代の同級生[編集]

中島 裕子(ナカジマ ユウコ)
声 - 遠藤綾 / 日野まり
荻上の中学時代の同級生で腐女子仲間。当時は文芸部に所属。巻田の「総受け本」を仲間達と準備中、荻上に描かせた巻田の性的イラストを暴露。巻田を転校に追いやり、数年後に再会した荻上が体調を急変させる程のトラウマを与えた人物。『二代目』では再び重田と共にコミフェスに訪れ、荻上不在の『雪見庵』の面々にその一部始終を話すが、藪崎らの変わらぬ友情を確認した後、二度と会わないと言い残し立ち去った。
暴露の動機に二人への愛憎と嫉妬が絡むと思われるが真相は不明。ただ、荻上が過去の苦しみから救われる事を望んでいる様子で、悪意だけの人物ではないと思われる。
重田 三奈(シゲタ ミナ)
声 - 井口裕香 / 小笠原早紀
荻上の中学時代の同級生で腐女子仲間。当時は文芸部に所属。荻上に対する中島の態度を諫めようとしている。
巻田(マキタ)
荻上の中学時代の同級生。周囲への秘密を条件に荻上に告白を受け入れられる。だが交際が順調に進み出した矢先、荻上のイラストが原因で不登校を続けた挙句、そのまま二度と会う事なく転校。この出来事が後の荻上の人格形成と人間関係に大きく影響することとなった。

波戸の高校時代の知人[編集]

神永みちる(カミナガ-)
声 - 能登麻美子(二代目)
波戸の高校時代の先輩。波戸の女装パターンのモデルの一人で、後ろ姿だと見分けがつかないくらい似ている(神永の方が目が若干細く、また目元に隈がある)。「っす」「お前」など、やや男性の様な口調で喋る。
美人だが、筋金入りの腐女子でBLイラストを描き散らしては美術部に見せに来ていた。波戸のあこがれの人だったが、兄の雄一郎(声 - 浜田賢二)と付き合うようになり、学園祭で再会した際には近々結婚することが伝えられ、正式に波戸の義姉になることが決まった。波戸の女装を知っても特に目立ったリアクションは見せず、それどころかそれを元にして即座に雄一郎と賢二郎のカップリングをイメージするなど、根元から腐っている(ただし、荻上および当事者であるはずの波戸もその話に食いついていた)。波戸が斑目のことが好きになったことを知った時も狂喜して、むしろその後押しをしている。
正月に再会した際には髪を切り、色も黒く染め直していた。
今野(コンノ)
声 - 山岡ゆり(二代目)
波戸の高校時代・美術部の同期。大きな三白眼が特徴の女性。波戸が神永の描いたイラストを「トイレで観ていた」と言ったのを誤解してしまい、波戸が部内や学校で孤立するきっかけを作ってしまったことを後悔していた。ちなみにうわさを広めたのは木村という別の部員。
学園祭に訪れ、波戸の女装を知った時には、自分のせいで波戸が変になってしまったのかとマジ泣きしていた。神永ほど腐女子ではないため、自分の恋人とその弟をネタにしている様に対してドン引きしていた。波戸のことが好きらしく、神永にそのことを見透かされている。
藤(フジ)
声 - 種田梨沙(二代目)
波戸の高校時代・美術部の同期。今野とは逆に目が小さく、背が高い。

吉武と矢島の関係者[編集]

美作(ミマサカ)
声 - 阿久津加菜(二代目)
矢島の高校時代の同期。ぽっちゃりした容姿の「気弱なオタク女子」で矢島の後ろが定位置。
沢渡(サワタリ)
声 - 優木かな(二代目)
吉武の所属していた女子高の史学部部員で歴女仲間。染めてウェーブを掛けたセミロングで、セルフレームの眼鏡を着けている(高校時代は髪を染めずにハーフアップにしていた)。部活に入り浸っていた吉武達と腐女子論争を繰り広げていた。
福田(フクダ)
吉武の所属していた女子高の史学部部員で歴女仲間。ショートボブにハーフリムの眼鏡が特徴。史学部3人の間ではツッコミ役。

[編集]

春日部の元カレ
姓名不詳。未練があるらしくメールでのやりとりは続けていたが、学園祭を訪れた折に春日部から、新しい彼氏(=高坂)が出来たので完全に縁を切ろうと言い寄られた。会員達はその存在を高坂に口外しないよう、固く口止めされている。

現視研および現視研会員による発行誌[編集]

メバエタメ
不定期刊行のコピー誌。1987年発行の会誌が確認されている。
いろはごっこ
『げんしけん』発行。男性向け「くじアン」本。発行数200(内保存用20)。完売。
あなたのとなりに
『雪見庵』発行。女性向け「くじアン」本。発行数50。頒布数11。

その他用語[編集]

コスプレ大会
ボヤ騒ぎ後の学園祭で行われた「『くじびきアンバランス』コスプレ大会」を指す。市が主催のアニメフェスタの一環として、アニ研と漫研合同でアニメスタジオから関係者を招待して開催。優勝候補と目された大野が病欠となった為、春日部が代役と罰ゲームを兼ねて強制出場させられる羽目に。田中制作による会長アレンジコスで注目を浴びる中、盗撮者の撃退という功績も立て優勝。春日部にとって記憶から消し去りたい思い出となった上に処分も帳消しにならなかったが、この件以降現視研への風当たりが緩和され、廃部だけは免れた。斑目が春日部に対し明確な恋心を自覚したものこの時で、後に春日部のコスプレ写真は斑目の秘蔵品となる。
コミフェス
超巨大同人誌即売会「コミック・フェスティバル」の略称。東京ビッグサイトにて年2回開催されるオタクの祭典で、8月開催のコミフェスを「夏コミ」、12月を「冬コミ」と呼ぶ。秋葉原に次ぐ現視研会員達の屋外活動の場で、ほぼ毎回エピソードの舞台として登場。実在するイベント「コミックマーケット(コミケ)」に該当するが、名称が商標登録されているため本作品では使用されない。
ストフェス
ガレージキットのイベント「ストレインジ・フェスティバル」の略称。コスプレイベントも催されており、田中と大野が参加。実在するイベント「ワンダーフェスティバル(ワンフェス)」に該当する。大阪・日本橋で開催されているストフェス(ストリート・フェスティバル)とは無関係。
ドッキリ
新入会員の室内での様子を向かい上の児童文学研究会から観察する伝統イベント。初代会長が人間行動学に関するデータ収集をしていた事から、その一環と思われる。笹原の卒業時にも特別に開催。これまで荻上および殆どの男子会員が標的となる(ただし、朽木は仕掛ける価値なしとされ除外)。高坂は罠にかからず、斑目、笹原、荻上は二度対象となった。
ボヤ騒ぎ
笹原の2年次に発生した現視研の(不可抗力による)不祥事。春日部の提案により部室の大掃除が強行された際、ゴミ置き場に集積された古雑誌に春日部が不意に落としたタバコが引火し炎上、消防車が出動する事態に発展。北川の迅速な対応により負傷者こそ出なかったものの、ペナルティーとして活動停止及び学園祭への参加が禁止に。その後正式処分として、総計100時間のボランティア活動と年内までの部室使用禁止が言い渡された。
会長
『くじびきアンバランス』に登場する「律子・キューベル・ケッテンクラート」の事。会員達のオタ話に出てくる「会長」とは彼女の事を指す。笹原のお気に入りで、部室の表扉に描かれていたり、春日部のコスプレのモデルだったりと、作中でもそこそこ関わりを持つ。
巷談社(コウダンシャ)
「少年マガヅン」にて『くじびきアンバランス』を連載する出版社。コミフェスの企業ブースにも出店し限定グッズを配布。アニメでは笹原が採用試験を受けるも不採用。
椎応大学(シイオウダイガク)
主人公達が通う大学。「都心から電車で1時間、東京の端にある」、「新宿から電車で30分、丘の上」とされる[6]。 同じ講談社発行の『さよなら絶望先生』にも、同名の大学が登場する。
斑目総受け
斑目のヘタレイメージを象徴する用語。原作34話における荻上の妄想とそれを元に描かれたイラストが「斑目受け」の発端で、後に大野が猛烈にアピールした事で「総受け」が確定した。そのイメージは、本来「受け」の笹原ですら絡みにおいて「強気攻め」へと昇華するほど圧倒的で、大野の海外の友人や後輩会員達にも浸透する事になる。

くじびきアンバランス[編集]

原作1話から雑談ネタ、コスプレ、同人誌とエピソードに関わってきたが、36話にて主要人物の卒業に伴い連載終了(第一部・完)。時期的に斑目達の卒業と重なり、原作における転換期となった。『二代目』においては部室の表扉に会長(律子)が描かれているものの、作中での関わりは少ない。

作中では語られなかったストーリーや設定が、単行本の書下ろしにて会員達のレビュー形式で解説されている。 また『くじびき♥アンバランス』漫画版単行本1、2巻の巻末に、『げんしけん』のその後を描く描き下ろしおまけ漫画「くじびき♥げんしけん」が掲載されている。

なお、「げんしけん」内で各キャラが以下のコスプレをする場面がある。

  • 春日部:会長(律子・キューベル・ケッテンクラート)
  • 大野:副会長(如月香澄) - 他に2巻の「くじびき♥げんしけん」で山田薫子
  • 高坂:橘いづみ - アニメ「げんしけん2」では秋山時乃(第2期版)に変更
  • 荻上:上石神井蓮子
  • 波戸:山田薫子

ラーメン天使プリティメンマ[編集]

ラーメン天使プリティメンマ』は、『げんしけん』に登場する架空のアダルトゲームである。アニメ版第2期『げんしけん2』と併せて、スピンオフ作品として漫画、ドラマCDなどが制作された。

原作17話に登場。笹原が斑目に勧められ、初めて自分のPCでプレイしたエロゲー。原作での扱いはこのエピソードのみで、『くじびきアンバランス』に比べれば一過性のネタ扱いである。原作で描かれた詳細は以下の通り。

  • 所謂「魔法少女もの」で、つるぺた属性が高い。
  • 1クール、13話構成で1話完結形式。
  • コミカルながらも毒のあるキャラ造詣により人間描写が深い。
  • Hシーンが中々登場しない(笹原の「開始5分でエロシーンを」との要望に対する斑目の罠)。

アニメ版第1期ではこのエピソードは省かれているが、第12話で笹原の部屋にパッケージが一瞬だけ登場する。これは第2期『げんしけん2』と併せてスピンオフしたものとは無関係と見て良い。

『げんしけん2』では、『くじびき♥アンバランス』と並んでこの『プリティメンマ』がフィーチャーされている。本編では、シリーズ第2作『ラーメン天使プリティメンマ2』が登場し、田中や笹原がプレイする場面や、大野がキューティトンコのコスプレをする場面などがある。また、第7話からのオープニングでキューティトンコ(大野)、プリティメンマ(荻上)、セクシーメンマ(春日部)のコスプレが加わる。

スピンオフ作品として、2007年に城井のりあによる漫画版が『月刊コミックアライブ』(メディアファクトリー)で連載され、2008年1月に単行本(全1巻、MFコミックス アライブシリーズ ISBN 978-4-8401-1992-4)が刊行された。また、ドラマCDも2007年12月に発売された(ランティス LACA-5722)。

さらに、『げんしけん2』DVDにセル画やピクチャードラマが特典として付けられている。

なお、原作本編56話(『二代目』第一話)内で、朽木が「ラーメン天使プ(以下略)エレクトメイクアーーーーップ!バージョン」のコスプレをする場面がある。

コミック[編集]

単行本(アフタヌーンKC)

※描き下ろしが豊富で、特に第9巻は半分が描き下ろされた。全話に描き下ろしの「その後」(主に4コマ)が用意されている。また、連載時のカラーページもほとんどがカラー印刷で収録されている。第10巻から副題の「二代目」が付き、二代目からの巻数は副題で数える形式をとっている。

第1巻 2002年12月18日発売(ISBN 978-4-06-321144-3
表紙:春日部、笹原、斑目、久我山。部室での一日。
カバー下:「くじびきアンバランス アニメ設定資料集」のネタ。
描き下ろし:主要キャラのプロフィール。
第2巻 2003年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321151-1
表紙:高坂、春日部、笹原。屋外での一幕。
カバー下:「くじびきアンバランス」のイラスト集。
描き下ろし:現視研メンバーによる「くじあん名場面集」のネタ。
第3巻 2003年12月22日発売(ISBN 978-4-06-321155-9
表紙:大野(コスプレ)。部屋でコスプレ衣装に囲まれて。
カバー下:「くじびきアンバランス アンバランスファイター」(架空同人ゲーム)のキャラ別技一覧。
描き下ろし:現視研メンバーによる「くじアン」同人格闘ゲーム(架空)の感想集。
第4巻 2004年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321162-7
表紙:大野。画面手前の手は春日部。本編中、春日部の初コスプレシーンより。
カバー下:実際の「げんしけん アニメ設定資料集」。
描き下ろし:現視研メンバーによる「くじアン」恋愛ゲーム(架空)の感想集。
第5巻 2004年11月22日発売(ISBN 978-4-06-321164-1
表紙:春日部、大野(コスプレ)、笹原。本編中、コミフェス参加シーンより。
カバー下:「いろはごっこ」(本編中で笹原らが作った成人向け同人誌)の表紙。
描き下ろし:現視研メンバーによるアニメ版「私のくじあん名場面集 Returns」のネタ。
第6巻 2005年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321170-2
表紙:荻上(くじあんコスプレ)、笹原、春日部。大学構内での一幕。
カバー下:春日部、大野のフィギュア作成過程の連続写真。
描き下ろし:田中による「くじアン」キャラ「忍先生」のフィギュア作成過程連続写真。
【特装版】第6巻 2005年6月23日発売(ISBN 978-4-06-321170-2
表紙:荻上(スク水)、笹原、春日部。大学構内での一幕。
特典:PROJECT G げんしけん「同人誌」。(下記参照)
第7巻 2005年12月22日発売(ISBN 978-4-06-321174-0
表紙:荻上、笹原、大野。原稿執筆中。
カバー下:「あなたのとなりに」(本編中で荻上が作った成人向け同人誌)の表紙。
描き下ろし:笹原と斑目の対談形式による「くじアン 設定ラフ画あれこれ集」のネタ。
第8巻 2006年8月23日発売(ISBN 978-4-06-321179-5
表紙;荻上、笹原。大学付近の坂道での一幕。
カバー下:実際の「くじびき(はあと)アンバランス アニメ設定資料集」。
描き下ろし:笹原と斑目の対談形式による現実の「くじびき(はあと)アンバランス 設定ラフ画あれこれ集」、第48話「放課後デート倶楽ブ」、第49話「メイド喫茶と三顧の礼」。
第9巻 2006年12月22日発売(ISBN 978-4-06-321183-2
表紙:春日部、荻上、笹原、斑目。部室での一日。
カバー下:メインキャラおよびサブキャラ全員。;
描き下ろし:第50話「スージーといっしょ」、第51話「ボンノーはとめどなく」、第52話「Rain or Shine」。
【特装版】第9巻 2006年12月22日発売(ISBN 978-4-06-364674-0
表紙:春日部、大野、荻上。背景は無し。
特典:アニメ版キャスト&スタッフによる「完全新作ドラマCD」、PROJECT G2 げんしけん「同人誌」(下記参照)
第10巻 - 二代目の壱 2011年5月23日発売(ISBN 978-4-06-310752-4
表紙:スー、荻上。新歓活動で荻上のイラスト実演中。
カバー下:スーの「さよなら絶望先生」小森霧の「開けないでよ」のパロディ。
第11巻 - 二代目の弐 2011年12月22日発売(ISBN 978-4-06-310793-7
表紙:波戸(コスプレ)、吉武、矢島。コミフェス会場の一幕。
カバー下:(表)スーが部屋で荻上グッズの山に囲まれて絶望先生ネタ。(裏)スーと漫画研究会の藪崎と麻田直子。
【特装版】第11巻 - 二代目の弐 2011年12月22日発売(ISBN 978-4-06-358377-9
表紙:波戸(女装)、吉武、矢島。コミフェス会場の一幕。
特典:波戸君の寝姿フィギュア。
第12巻 - 二代目の参 2012年6月22日発売(ISBN 978-4-06-387826-4
表紙:スー、吉武、矢島、波戸。部室でのおやつタイム。
カバー下:(表)吉武がお菓子を開けまくり、スー食べまくり、矢島つられて食べる、波戸は呆然。(裏)矢島がシャツ一枚。
第13巻 - 二代目の四 2012年12月22日発売(ISBN 978-4-06-387856-1
表紙:スー、薮崎、麻田、矢島、吉武、斑目。学園祭中、薮崎のタコヤキをねだるスー。
カバー下:(表)タコヤキを味わうスーの後ろで「いつも何か食っている」と話す矢島と吉武。(裏)スカート脱いで髪留めを外した恵子。
第14巻 - 二代目の伍 2013年6月21日発売(ISBN 978-4-06-387895-0
表紙:斑目。部室で雑誌を読む。
カバー下:(表)大野(コスプレ)、春日部、荻上。(裏)スー(コスプレ)。
PROJECT G げんしけん「同人誌」
げんしけん6巻特装版付録の同人誌。『げんしけん』『くじびきアンバランス』を題材に多数の作家が筆を振るっている。
あさりよしとお甘詰留太うたたねひろゆき久米田康治桜玉吉志村貴子園田健一TAGRO田丸浩史二宮ひかる氷川へきる平野耕太ももせたまみ八雲剣豪
PROJECT G2 げんしけん「同人誌」
げんしけん9巻特装版付録の同人誌。『げんしけん』を題材に多数の作家が筆を振るっている。
みつみ美里鳴子ハナハル畑健二郎森山大輔鈴木次郎沙村広明石田敦子瀬口たかひろ藤木俊犬上すくね小梅けいと安彦良和きづきあきらサトウナンキ竹下けんじろう安永航一郎有馬啓太郎篠房六郎水橋かおり
現代視覚文化研究会活動記録
9巻特装版付録のドラマCD。キャストはアニメ版と同じ。脚本は横手美智子。トラック2では出演声優によるコメントが収録されている。
単行本(講談社コミックスデラックス)

※設定資料集のようなもの

アニメ[編集]

第1期[編集]

2004年10月から12月まで、UHFアニメとして放送、全12話。単行本1巻の「第1話 現視研」から4巻の「第22話 げんしけん誕生」まで(作中時間で約1年9か月)の内容で、一部省略されたエピソードがあるものの、基本的には原作の流れにほぼ即している。荻上が最終話エンディングにのみ登場。

原作にて商標権著作権に関わる商品名やタイトルが登場するが、アニメでは一部を除き問題なく再現された。逆にアニメ化において新たに登場したタイトルも多数存在する。版権関連の詳細は以下の通り。

アニメにおいて部分的に登場した作中作『くじびきアンバランス』は『げんしけん DVD-BOX』購入特典のボーナスディスクとして一部回(第1話・第21話・第25話)をフルタイムで収録、後にキッズステーションにて全話放送。

1話オープニングのみ『くじびきアンバランス』を使用[注 19]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニング主題歌『くじびきアンバランス』(1話)
作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - 小池雅也 / 歌・演奏 - UNDER17
オープニング主題歌「マイペース大王」(2話以降)
作詞・作曲・編曲・歌 - manzo
エンディング主題歌「びいだま」
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 現代における視覚を中心とした文化の研究 横手美智子 池端隆史 山田一夫 谷口淳一郎
2 消費と遊興による現代青少年の比較分類 吉田玲子 古橋一浩 三原武憲 興石暁
3 地域文化振興の問題点とその功績 花村こけし 殿勝秀樹 福本潔 敷島隆
4 扮装と仮装の異化による心理的障壁の昇華作用 池田眞美子 古橋一浩 平向智子 青井清年
5 自律行動に見る排斥と受容の境界 平見瞠 原明 池下博紀
6 サブカルチャーをめぐる他者との関係論 中瀬理香 古川順康 三原武憲 興石暁
7 対人関係における行動選択の特徴 横手美智子 平向智子 原健
8 量産型製造過程における比較研究 高橋ナツコ 佐藤卓哉 さんぺい聖 松下清志
木下ゆうき
9 特殊閉鎖状況下における説明義務の有無について 横手美智子 水島努 谷口淳一郎
10 経済効果から考える余暇消費のフェティシズム 小林靖子 原明 殿勝秀樹 青井清年
11 都市型犯罪における悪意の所在論 横手美智子 うえだひでひと 三原武憲 興石暁
12 組織の再構築時に発生する課題と対策 水島努 谷口淳一郎

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
千葉県 ちばテレビ 2004年10月10日 - 12月26日 日曜 24:00 - 24:30 独立UHF局
埼玉県 テレビ埼玉 日曜 25:05 - 25:35
兵庫県 サンテレビ 2004年10月11日 - 12月27日 月曜 24:00 - 24:30
三重県 三重テレビ 月曜 25:30 - 26:00
神奈川県 tvk 2004年10月12日 - 12月28日 火曜 25:05 - 25:35
日本全域 キッズステーション 2004年10月15日 - 12月31日 金曜 24:00 - 25:00 CS放送
福岡県 TVQ九州放送 2005年1月11日 - 3月29日 火曜 26:50 - 27:20 テレビ東京系列
キッズステーション 木曜24:30枠
前番組 番組名 次番組
げんしけん

関連CD[編集]

OVA版[編集]

2006年12月22日より発売された『くじびきアンバランス DVD-BOX』の購入特典として、各ボックスに1本ずつ同梱された完全新作。全3話。2008年6月には1巻にまとめた『げんしけんOVA COLLECTION』が発売された。2007年12月31日にキッズステーションにおいて一挙放送。

今作ではスタッフおよび製作会社はシリーズ構成・脚本(OVAでは全作を担当)の横手美智子以外ほぼ総入れ替えとなったが、声優陣に関しては第1期のキャストをそのまま起用。ストーリーは単行本4巻の「第24話 にゅーアンバランス」から5巻の「第26話 斑目式買い物法応用編」、6巻の「第31話 かしまし娘+1」「第32話 フタリノセカイ」に当たる内容で、一部原作と異なる順序でエピソードを組み合わせている。また13話においてSNKプレイモアの「ザ・キング・オブ・ファイターズ XI」、14話においてアルファ・システムの「式神の城II」の映像を使用している。原作との相違点は以下の通り。

  • 大野の携帯の着メロが変更。
  • 荻上の『くじアン』のコスプレがTV版のデザインに変更。
  • 恵子の登場シーンがカット。

オープニングはTV版『くじアン』のパロディで、主題歌は引き続きmanzoが担当。エンディングもアツミサオリの「びいだま」がそのまま使用されている。

スタッフ(OVA)[編集]

  • 監督 - 水島努
  • 原作 - 木尾士目
  • シリーズ構成・脚本 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 柳田義明
  • 美術設定 - 泉寛
  • 美術監督 - 奥井伸
  • 色彩設計 - 中島淑子
  • 撮影監督 - 斎藤秋男
  • 編集 - 及川雪江、田村ゆり
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 音楽 - 長谷川智樹
  • プロデュース - ジェンコ
  • 制作 - 亜細亜堂
  • 製作 - メディアファクトリー、東芝エンタテインメント、キッズステーション、コミックとらのあな、ジェンコ

主題歌(OVA)[編集]

オープニングテーマ「青春として」
作詞・作曲・編曲・歌 - manzo
エンディングテーマ「びいだま」
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二

各話リスト(OVA)[編集]

OVA版(くじびき♥アンバランス DVD-BOXに同梱)
※OVA版ではTVからの通し番号として話数が割り振られている
巻数 話数 サブタイトル 絵コンテ 演出 作画監督
1 13 オタクが嫌いな荻上です 福富博 根岸宏樹 藤森雅也、をがわいちろを
2 14 私はオタク星人 岡英和 朝見松雄 鹿島功光
3 15 じゃあ、脱がしてあげるッ! 八谷賢一 福本潔 二宮壮史、飯飼一幸
松岡秀明、鷲北恭太
柳伸亮、吉田伊久雄
うめつゆきのり

げんしけん2[編集]

2007年10月から12月までUHFアニメとして放送、全12話。キャラクターデザイン・総作画監督の柳田義明、シリーズ構成・脚本の横手美智子など一部を除き、スタッフはOVA版から変更されているが、ストーリーはOVA版の続きとなっている(時間上は第14話の続きで、序盤と第15話が前後する)。 また原作者の木尾士目が第4話、第10話の脚本、および第12話のエンディング・ダイアローグを担当。単行本5巻の「第27話 志・ミノタケ」から7巻の「第42話 メンセツ」まで(作中時間で約1年3か月)の内容で、単行本描き下ろしのおまけ漫画もストーリーに取り込んでいる。原作や第1期、OVAとの主な相違点は次の通りである。

  • 恵子が登場せず、関連エピソードは省略もしくは朽木の役回りに変更。
  • 原作に登場しない加藤、藪崎、麻田が、話の本筋にはからまないものの登場[7]
  • 第4話は原作23話「SPACE CHANNEL 2」をベースにしたオリジナルエピソードで、大野と田中が恋仲に発展するまでの過程を描いている。
  • エピソードの大半で順序の入れ替えや場面間の移動が行われている。
  • 原作2話分をアニメ1本に収めた回は第3話と第8話のみで、他は原作1話分の内容にオリジナル要素を追加しアニメ1本分に膨らませている。
  • 『くじびきアンバランス』のデザインがOVA版と同様にTV版に変わっている(劇中でも第2期という設定)。ただし、第7話に登場する「OVAで出た完結編」(劇中のみの存在)では第1期のデザインに戻されている。
  • 原作には登場しない架空のアダルトゲーム『ラーメン天使プリティメンマ2』が随所でフィーチャーされている。
  • コミフェスでの大野とアンジェラのコスチュームが一部を除き変更。
  • 笹原、斑目、荻上の住所が「八王子市」という設定になっている[8]

オープニングは、笹原が見た夢という形で、ほとんど全編をロボットアニメのオープニング[注 20]のパロディと女性キャラのコスプレ(『くじアン』および『プリティメンマ』)が占めている。

スタッフ(第2期)[編集]

  • 監督・色彩設定 - よしもときんじ
  • 原作 - 木尾士目
  • シリーズ構成 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン - 柳田義明
  • 総作画監督 - 柳田義明、石橋有希子野口孝行
  • 美術設定 - 泉寛
  • 美術監督 - 奥井伸
  • 撮影監督 - 佐々木和宏
  • 編集 - 田熊純
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 音楽 - 小池雅也オカザキシュン(4-EVER)
  • 音響効果 - 中野勝博
  • 録音調整 - 安齋歩
  • 録音助手 - 大賀鉄也
  • 音響制作 - マジックカプセル
  • 録音スタジオ - プロセンスタジオ
  • 音響制作担当 - 八木橋正純
  • 音楽制作 - ランティス
  • プロデュース - ジェンコ
  • 制作 - アームス
  • 制作協力 - 亜細亜堂
  • 製作 - コミフェス準備会(メディアファクトリー、シュウゲート、キッズステーション、ジェンコ)

主題歌(第2期)[編集]

オープニングテーマ「disarm dreamer
作詞 - 畑亜貴 / 作曲 - 黒須克彦 / 編曲 - 宅見将典 / 歌 - 美郷あき(第2話 - 第11話)
エンディングテーマ「クラブハウスサンド」
作詞・作曲・歌 - ゆうまお / 編曲 - 菊谷知樹(第3話、第7話を除く)
第3話では挿入歌として使用、第9話はボーカル無しのインストゥルメンタル・バージョン。
エンディングテーマ「あい」(第3話)
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二
エンディングテーマ「びいだま」(第7話)
作詞・作曲・歌 - アツミサオリ / 編曲 - 後藤康二
挿入歌「くじびきアンバランス」
作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - 小池雅也 / 歌・演奏 - UNDER17

各話リスト(第2期)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 新会長のココロザシ 横手美智子 よしもときんじ イワナガアキラ 宮澤努
2 会議はモメル 松本マサユキ Joung Soon an
3 アツい夏の一日 三田小太郎 藤本義孝 Park Chang hwan
4 デキテンデスカ? 木尾士目 杜野幼青 岩崎知子 をがわいちろを
5 マダラメ総ウケ 横手美智子 よしもときんじ 藤本義孝 Joung Soon an
りんしんBLパート)
6 趣味のモンダイ 三田小太郎 イワナガアキラ 宮澤努
7 卒業症候群 藤本義孝 Seo jin Won
8 こすけん よしもときんじ 松本マサユキ Joung Soon an
9 シューカツはいつも雨 杜野幼青 中村近世 服部憲知、清水智子
栗原学
10 オタク・フロムUSA 木尾士目 岩崎知子 をがわいちろを
11 リアル・ハードコア 横手美智子 杜野幼青 藤本義孝 宮澤努
12 その先にあるもの… よしもときんじ 石橋有希子野口孝行
Eum Ik hyun

放送局(第2期)[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
埼玉県 テレ玉 2007年10月9日 - 12月25日 火曜 25:30 - 26:00 独立UHF局
千葉県 チバテレビ
愛知県 テレビ愛知 火曜 27:28 - 27:58 テレビ東京系列
神奈川県 tvk 2007年10月10日 - 12月26日 水曜 25:15 - 25:45 独立UHF局
兵庫県 サンテレビ 2007年10月11日 - 12月27日 木曜 26:10 - 26:40
日本全域 キッズステーション 2007年10月12日 - 12月28日 金曜 24:00 - 24:30 CS放送 製作委員会参加
キッズステーション 金曜24:00枠
前番組 番組名 次番組
げんしけん2

関連CD(第2期)[編集]

げんしけん二代目[編集]

2013年7月から9月まで放送された。テレビシリーズ第3期[注 21]。このアニメ化については同年1月25日に発売された月刊アフタヌーン3月号で発表されており[9]、同年5月6日13時30分には制作記者会見が行われた。その模様はニコニコ生放送で生中継され[10]、5人のメインキャストが初披露された[11]。第1期〜第2期から引き続き登場する人物の声優陣は、総入れ替えとなった[注 22]

本作ではアニメーション制作をProduction I.Gが担当しているためもあり、第4話のコミフェス会場では同じくI.G制作作品かつ水島監督作品の『よんでますよ、アザゼルさん。』の主人公、アザゼル篤史などがコスプレイヤーの1人としてカメオ出演した。また、第13話では同じくI.G制作協力作品の『進撃の巨人』のワンシーンが効果音込みのパロディとして再現された。原作の版元が同じ作品では第1話で『化物語』のパロディネタが原作通りに放送され、さらにアニメ版のワンシーンも劇中でそのまま使われた。

時代背景は笹原が卒業した後の2006年前後と設定されているが(部室内のゲーム機等)、大野のコスプレモチーフは時代をかなり先行している(『ベヨネッタ』、『魔法少女まどか☆マギカ』等)。

スタッフ(二代目)[編集]

  • 監督・音響監督 - 水島努
  • シリーズ構成 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン - 谷口淳一郎
  • 衣装デザイン - 浦上貴之
  • プロップデザイン - 竹中真吾
  • 美術監督 - 立田一郎
  • 美術設定 - 針生勝文
  • 色彩設計 - 上野詠美子
  • 特殊効果 - 村上正博
  • CGディレクター - 遠藤工
  • 撮影監督 - 古川文男
  • 編集 - 植松淳一
  • 音楽 - 福廣秀一朗
  • 音楽制作 - スターチャイルドレコード
  • プロデューサー - 林玄規、土屋潤一郎、川口徹
  • アニメーションプロデューサー - 松下慶子
  • アニメーション制作 - Production I.G
  • 製作 - げんしけん二代目製作委員会

主題歌(二代目)[編集]

オープニング主題歌「げんし、女子は、たいようだった。
作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - Haraddy、鈴木勝彦 / 歌 - 上坂すみれ
エンディング主題歌「アオくユレている」
作詞 - 青木久美子 / 作曲・編曲 - 川島弘光 / 歌 - 荻上千佳(山本希望)、吉武莉華(上坂すみれ)、矢島美怜(内山夕実)、波戸賢二郎(加隈亜衣

各話リスト(二代目)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
1 道のむこう、約束の場所 横手美智子 水島努 浦上貴之、海谷敏久 谷口淳一郎
2 俺の脚を越えてゆけ 畑博之 名倉智史、容洪 海谷敏久
3 腐り姫の夢(デイドリームビリーバー) ひいろゆきな 竹中真吾、名倉智史
黒岩裕美、海谷敏久
谷口淳一郎
4 HIGE TO BOIN 後藤みどり 小林敦 山口飛鳥、角田桂一 海谷敏久
5 業 NEXT!! 藤井辰己 容洪、飯飼一幸
胡拓磨
谷口淳一郎
6 因果地平の彼方で、モエを叫ぶ 横手美智子 野村和也 平向智子 寺井佳史、中野良一 海谷敏久
7 KOIBANA3 福冨博 市橋佳之 宮下雄次、頂真司
久原陽子、佐久間康子
山口飛鳥、角田桂一
谷口淳一郎
8 ルートはあってもループはない 芦野芳晴 濁川敦 中山知世、角田桂一
容洪
海谷敏久
9 ホワイトゲートキーパー 後藤みどり 福冨博 江島泰男 宗崎暢芳、式部美代子
李富煕、白井順
村山章子、松坂定俊
山本径子
谷口淳一郎
10 Snow man 藤井辰己 本田真之、容洪
黒岩裕美
海谷敏久
11 いい最終回だった 横手美智子 小林敦 角田桂一、中山知世
山口飛鳥
谷口淳一郎
12 恋と仕事とチーズケーキ 芦野芳晴 市橋佳之 本田真之、容洪
山口飛鳥、中山知世
角田桂一
海谷敏久
13 あの部室で待ってる 水島努 黒岩裕美、竹中真吾
海谷敏久、中山知世
本田真之、角田桂一
山口飛鳥、容洪
谷口淳一郎

放送局(二代目)[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
東京都 TOKYO MX 2013年7月6日 - 9月28日 土曜 25:00 - 25:30 独立局
埼玉県 テレ玉 2013年7月7日 - 9月29日 日曜 23:30 - 24:00
千葉県 チバテレビ
神奈川県 tvk
愛知県 テレビ愛知 2013年7月8日 - 9月30日 月曜 26:05 - 26:35 テレビ東京系列
近畿広域圏 毎日放送 月曜 26:55 - 27:25 TBS系列
韓国全域 ANIPLUS 2013年7月9日 - 10月1日 火曜 24:00 - 24:30 CS放送
IP放送
ケーブルテレビ
ネット配信
19歳以上視聴可で放送
韓国語字幕あり
ダウンロードサービス未提供
日本全域 ニコニコ生放送 2013年7月13日 - 10月5日 土曜 24:00 - 24:30 ネット配信
ニコニコチャンネル 土曜 24:30 更新 最新話1週間無料
バンダイチャンネル 2013年7月14日 - 10月6日 日曜 24:00 更新 見放題サービス利用者は全話見放題
dアニメストア 2013年7月16日 - 10月8日 火曜 12:00 更新
アニマックス 2013年7月18日 - 9月26日
2013年10月4日10月11日
木曜 22:00 - 22:30
金曜 22:00 - 22:30
BS/CS放送 リピート放送あり
2013年7月20日 - 9月28日
2013年10月5日・10月12日
土曜 22:00 - 22:30
土曜 22:30 - 23:00
[注 23]

映像特典(二代目)[編集]

Blu-ray各巻およびDVD-BOX各ディスク収録の短編映像。

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
第一話 第一回 こんなに可愛い子が女の子のはずがない件 後藤みどり 笹本信作 濁川敦 海谷敏久 -
第二話 第一回 スーさんがなんか強い件 頂真司 海谷敏久
第三話 第一回 波戸ちゃんがつるつるな件
第四話 第一回 そろそろ斑目総受けは飽きた会議 濁川敦 海谷敏久 中山知世

二代目OAD[編集]

2013年12月20日に発売の単行本15巻『げんしけん 二代目の六』の特装版に同梱されるオリジナルアニメーションDVD。

スタッフ・キャストは『二代目』と同様。内容は単行本9巻の第51話「ボンノーはとめどなく」での成田山初詣エピソードとなる。

  • 製作 - げんしけん二代目OAD製作委員会

主題歌(OAD)[編集]

エンディングテーマ「Signpost」
作詞・作曲・編曲 - 川島弘光 / 歌 - 荻上千佳(山本希望)

各話リスト(OAD)[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ・演出 作画監督 総作画監督
OAD ボンノーはとめどなく 後藤みどり ひいろゆきな 海谷敏久、本田真之
山口飛鳥、角田桂一
谷口淳一郎

ラジオ[編集]

テレビ第1期に合わせて2004年7月から12月までラジオ大阪で『桃井はるこの現代視覚文化研究会・略してラジオげんしけん』を放送。番組内では『くじびきアンバランス』のラジオドラマを放送。また、ネット配信ではスタッフを中心とした『うらけん』を配信。

また、アニメ第2期にあわせ2007年10月9日より檜山修之水橋かおりにより『げんちょけん おたくならぢを』をネット配信。

小説[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 同姓同名の高坂真琴(声優)とは無関係。
  2. ^ 実際の表記は「コウサカ」が正しいが、作中の表記は「コーサカ」となっている。
  3. ^ 作中における出席率は高坂より高い。
  4. ^ 作者の作品「Spotted Flower」にて共通点の多い新婚夫婦が登場する。
  5. ^ ただしオタク嫌いの春日部が、高坂不在の現視研と関わるケース自体があり得ない為、斑目と親交を温められた可能性は低い。
  6. ^ 恵子から「『自分が真人間だったのは春日部のおかげ』とするために辞めたのではないか」と指摘される。
  7. ^ 第2期の声優(ゆかな)が第1期(川澄が共通して演じた)と異なることをネタにしている。
  8. ^ 初来日した際、彼女の年齢を聞かれた時の大野の反応から、その時点では18歳未満だった模様。
  9. ^ もともと波戸と同様、彼女も普段自分からコミュニケーションを取る男性は斑目くらいだった。
  10. ^ 大野によれば、もともとはアメリカ人特有のスキンシップをあまりしない人物で、母国では浮いていたらしい。
  11. ^ 12巻65p(初版)は誤植。
  12. ^ 斑目にセミショートの髪型が似合うと言われて顔を真っ赤にしてしまったり、無意識のうちに斑目に近づいてそのうなじにキスしそうになったりしている。アニメ版では、会社をやめた斑目が部室に来なくなるのでは、と不安に思うあまり、白昼の往来で斑目に思い切り抱きついている。
  13. ^ 波戸はこの2つの人格を別の存在と認識している。
  14. ^ 今野を参照
  15. ^ 13巻、神永(波戸の1学年先輩)が1年生時に3年生
  16. ^ 預かっていた人気同人作家の原稿を勝手に売却し、損害賠償を請求されている。
  17. ^ レギュラー化以降はカラーページを除いて化粧は省略され、ほぼ同じ顔。
  18. ^ 名刺の写真は修正が強すぎて「誰?」なレベル。
  19. ^ 作中作扱いだがクレジットには主題歌として表記。
  20. ^ 具体的にはガンダムシリーズ(『機動戦士ガンダムSEED』など)や『機甲戦記ドラグナー』。
  21. ^ 第1話次回予告では、大野が「実質3期目」「(OVAを含めれば)4期目といっても差し支えないです」と発言している。
  22. ^ 田中役の近藤孝行は第一期において脇役で数回出演している。
  23. ^ スカパー!BS放送)、スカパー!プレミアムサービススカパー!プレミアムサービス光にて無料放送。

出典[編集]

  1. ^ 『月刊アフタヌーン』2011年3月号の作者近況より。
  2. ^ 『げんしけん二代目』第3話。
  3. ^ 「げんしけん2」第3話、第12話。
  4. ^ 『くじびき♥アンバランス』漫画第2巻巻末「くじびき♥げんしけん」より。
  5. ^ 単行本14巻第83話。
  6. ^ 『げんしけん OFFICIAL BOOK』より。
  7. ^ 第3話、第6話、第10話、第11話。
  8. ^ 第1話、第5話、第8話。
  9. ^ “「げんしけん 二代目」のアニメ化決定、オタ学生の青春劇”. コミックナタリー. (2013年1月25日). http://natalie.mu/comic/news/83712 2013年5月1日閲覧。 
  10. ^ TVアニメ「げんしけん二代目」制作記者会見 生中継 - 2013/05/06 13:30開始 - ニコニコ生放送
  11. ^ アニメ「げんしけん 二代目」に上坂すみれ、山本希望ら”. コミックナタリー. 2013年5月6日閲覧。

外部リンク[編集]