ドッペルゲンガー

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ドッペルゲンガー: Doppelgänger)は、「生きている人間の霊的な生き写し」を意味する。ドッペルケンガーと発音する場合もまれにある。単純な和訳では「二重の歩く者」となる。

目次

[編集] 概要

ドイツ語の「ドッペル (doppel)」は、英語の「ダブル (double)」に該当し、その存在は、自分と瓜二つではあるが、邪悪なものだという意味を含んでいる。

以上の意味から、自分の姿を第三者が違うところで見るまたは、自分で違う自分を見る現象のことである。自ら自分の「ドッペルゲンガー」現象を体験した場合には、「その者の寿命が尽きる寸前の証」という民間伝承もあり、未確認ながら、数例あったということで、過去には恐れられていた現象でもある。

ドッペルゲンガーの特徴として、

  • ドッペルゲンガーの人物は周囲の人間と会話をしない。
  • 本人に関係のある場所に出現する。

等があげられる。

アメリカ合衆国第16代大統領アブラハム・リンカーン芥川龍之介、帝政ロシアのエカテリーナ2世等の著名人にも、自身がドッペルゲンガーを見た、という記録が残されている。

ブルッガー博士などの研究によると、脳の側頭葉と頭頂葉の境界領域に脳腫瘍ができた患者がドッペルゲンガーを見るケースが多いという。この脳の領域は、ボディーイメージを司ると考えられており、機能が損なわれると、自己の肉体の認識上の感覚を失い、あたかも肉体とは別の「もう一人の自分」が存在するかのように錯覚することがあると言われている。ワイルダー・ペンフィールド博士がおこなった実験によって、正常な人でも、ボディーイメージを司る脳の領域に刺激を与えると、肉体とは別の「もう一人の自分」が存在するように感じられることが確認されている。クラウス・ポドル博士は、ドッペルゲンガーは脳腫瘍に限らず、偏頭痛が発生する原因となる脳内の血流の変動による脳の機能の低下によっても引き起こされるとしている。

このようにがなんらかの機能障害を患い、死期が近い人物がドッペルゲンガーを見る、という事から「ドッペルゲンガーを見ると死期が近い」という民間伝承が生まれたとも考えられる。また、自分のドッペルゲンガーを見た人はそのドッペルゲンガーによって殺されるという噂もある。

しかし、これらは依然、仮説の域を脱していない。「第三者によって目撃されるドッペルゲンガー」の事例もあり、上述の脳の機能障害では説明できないケースが認められる。いずれにしろ、しばしばオカルト的な捉え方をされる場合もある。

1990年代に流行したテレビドラマシリーズ、ツイン・ピークスにもドッペルゲンガー現象が描かれている。

尚、もしも運悪くドッペルゲンガーに遭遇してしまった場合はどういう言葉でもいいのでそのドッペルゲンガー自身を罵倒すれば助かるという。

[編集] ポピュラー・カルチャーの中のドッペルゲンガー

ドッペルゲンガーは、サイエンス・フィクションファンタジー小説などにもよく登場する。そこでは、不埒な目的のために、特定の人や生き物になりすますシェイプシフターとして描かれている。また、前述の民間伝承にある「死の予兆」を反映させて、なりすました人物を殺害して、周囲の人に知られずにすりかわるというものも存在する。ただし、ドラえもんのように、同一人物がタイムトラベルによって、同じ時間軸で存在するのはドッペルゲンガーと呼ばれる事はない。また、科学的なクローンも、同じく当てはまらない。

[編集] 文学

[編集] 映画

テレビドラマの映画化は、#テレビドラマを参照。

[編集] テレビドラマ

[編集] 漫画・アニメ

[編集] ゲーム

[編集] 関連項目