グローランサー

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グローランサー
ジャンル ドラマチック RPG
対応機種 プレイステーション
プレイステーションポータブル [PSP]
開発元 キャリアソフト
発売元 アトラス
人数 1人プレイ専用
メディア [PS] CD-ROM
[PSP] UMD
発売日 1999年11月25日
2001年7月26日(PS廉価版)
2009年5月14日(PSP)
価格 PS:6,800円
PS デラックスパック:9,800円
PS AtlasBestCollection:2,800円
PSP:5,800円
PSP AtlasBestCollection:2,800円
対象年齢 CEROB(12才以上対象)[PSP]
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グローランサー(GROW LANSER)は、キャリアソフトが開発し、アトラス1999年11月25日発売したプレイステーションゲームソフト(Best版は続編である『グローランサーII』と2001年7月26日に同時発売)。及び同ゲームを1作目とするシリーズの総称。TRPGであるルーンクエストの舞台であるグローランサ(Glorantha)との関連性は無い。2009年5月14日にリメイク版がPSP用ソフトとして発売された。

目次

[編集] 概要

ジャンルはノンストップ・ドラマチックRPG。キャラクターデザインはラングリッサーシリーズから引き続きうるし原智志が担当している。キャッチコピーは「ドラマチックが止まらない」。

ジャンル名が示す通り、イベントが途切れることなく物語が進行していく長編RPG。三国大陸全てをゲームエリアに使い、広大なフィールドを有する。また、前述のシステムに合わせて登場キャラクターの作中での実力が、そのままレベルに反映されているという国産RPGでは珍しい仕様となっている(住人ならレベル1~10、兵士ならば10~30など)。これにより、「住人をモンスターからガードする」「兵士と共に敵を殲滅する」などのイベントが物語に組み込まれており、戦闘中であってもリアルタイムでイベント展開が進行、変化していく。

更に、仲間キャラ全員に好感度が設定されている。これらはストーリー中の選択に加え、何度も発生する休暇イベントで主に上昇する。シナリオが一段落する度に休暇が貰え、仲間達と会話したりイベントを起こす事で親睦を深める事が出来る。更にストーリーが進むと領地が貰え、ここで休暇を過ごせば好きな仲間と行動して、イベントの進行に関係無く好感度を上げる事が出来る。好感度によってその仲間のステータス画面での表情が変わったり、領地での休暇中に向こうから誘ってきたりと言った変化がある。好感度が高く、条件を満たしたキャラとはエンディングを迎える事が可能。

また、本作の大きな特徴として、オープニングアニメーションが二種類用意されている事が挙げられる。それぞれ男性キャラ、女性キャラとメインの登場キャラクターが異なる。ボーカルも男性版と女性版が存在し、それに伴って曲調も異なっている。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


[編集] ストーリー

宮廷魔術師サンドラが拾った子供はとても奇妙な子供だった。「世界を滅ぼす闇にも、世界を救う光にもなる」との占いが出たからだ。物語は、その子供が成長し、外の世界に飛び出すところから始まる。多くの仲間との出会いを経て、彼は闇となるのか光となるのか…。

[編集] 登場人物

[編集] パーティーメンバー

※本作品では主人公の名前は自由に決められるため、カーマインという名前が固定されるのは続編の『グローランサーII』以降からであるが、ここでは主人公の名前はカーマインと表記する。

カーマイン・フォルスマイヤー(声:1.声なし/2.千葉進歩
本作品の主人公。17歳。身長172㎝。産まれてすぐ捨て子となったが、サンドラに拾われ育てられる。幼少の頃「世界を滅ぼす闇にも世界を救う光にもなる」と相反する予言を受けており、サンドラにより王都ローザリアの中のみで育てられた。成長した彼がこれからは外の世界を経験するようサンドラに言われて、ローザリアの外へと旅立つところから物語は始まっていく。両目はオッドアイであり、右目が金色、左目が銀色となっている。性格は設定されておらず、彼の行動や言動は全てプレイヤーに委ねられる。武器は剣と槍だが、ある条件を満たすと弓も使用可能になる。
正体は、ある人物の細胞とゲヴェル細胞からゲヴェルにより生み出されたフレッシュゴーレム(魔導生命体)。両方の才能を受け継いでいるため、常人を超越した身体能力を持つ。
造物主であるゲヴェルの波動を受け続けていないと生きていられない存在のため、ゲヴェルが倒されれば徐々に衰弱し最後には溶解してしまう肉体。幼い頃からゲヴェルの波動をさえぎる存在(グローシアン)のルイセがそばにいたため、ゲヴェルの波動を少ししか受けずとも問題ないように成長し、ゲヴェルの波動を長時間受け続けなくても少しの間なら生きながらえることが可能となっていた。
女王ステラがパワーストーンの力を使いゲヴェルの波動を受けなくても生きられるようになり、人間として思い人と人生を歩んでいけるようになった。
よく誤解されるが、ゲヴェル細胞は健在であり人間になったわけではない。
ちなみに彼の名前が明かされたのは続編にあたる2から。そちらではカーマイン・フォルスマイヤーという名前が初期設定されている。1作目では名前設定はない。
ティピ(声:豊口めぐみ
カーマインが旅立つ際にお目付け役としてつけられたホムンクルス(魔導生命体)。生みの母はサンドラ。ゲーム開始時には生後2週間。見た目は人間だが体長は20cm程度しかなく、羽も生えている。体の大きさとは裏腹にカーマインに蹴りをかましたり指四の字固めをしたりと、とても元気なキャラクター。ホムンクルスの寿命は体の大きさに比例するため、彼女の寿命は1~2年程度しかない。必殺技は「ティピちゃんキック」。カーマインが変な行動を取ると容赦無く蹴る。一見するとこれはただのお笑い要素だが、実はあるエンディングに関係している。
身長16.4㎝。スリーサイズは、上から8.2・5.0・8.1
ルイセ・フォルスマイヤー(声:小松里歌旧名:小松里賀)
カーマインの義妹でサンドラの実娘。14歳。皆既日食の日に産まれた最も強大な力を持つグローシアンであり、強力な魔法を操るが本人は泣き虫で甘えたがり。魔法学院に通っており、グローシアンであることで周りからは多少距離を置かれているところがあるが、学友のミーシャとはとても仲が良い。義兄であるカーマインへの想いを胸に秘めており、自宅での魔導研修をまだ早い時期に申し出たのもその為である。武器は杖と魔法カード。
ちなみに、彼女の姓である「フォルスマイヤー」が明かされたのは、カーマイン同様続編にあたる2から。また、彼女の声優はシリーズ六作目の少年キャラクター・ルキアスとして出演している。ドラマCDやクリア得点の声優コメントではルイセの声真似をしている。
身長154㎝。スリーサイズは、上から81・53・80
ウォレス(声:玄田哲章
元ベルガー傭兵団の、3人の副団長の1人。36歳。身長は194㎝。行方不明になった隊長ベルガーを探すため放浪の旅に出るが、物語の2年前に道中で出会った謎の仮面の男に襲われ両目の視力と右腕を失う。サンドラに義手と義眼を作ってもらい、その恩からカーマインの旅に付き合う。長年一人旅を続けてきただけあって実戦経験豊富で冷静沈着な性格。パーティーの兄貴分として随所で的確なアドバイスを与えてくれる。視力と右腕を失う前は、グランシルの闘技大会エキスパート部門で優勝したり、当時のインペリアルナイツと一騎打ちで何日も戦い続けていられたほど。全盛期に比べて実力は低下しているが、豊富な経験と失われた視力を補うべく鋭敏化した嗅覚と聴覚を持つ。また、義眼によって人影が僅かに見える程度の視力は取り戻した。今でも巨大な水晶を一撃で破壊するなどパワーは健在である。武器はブーメランソードと義手。過去の回想ではブーメランソードを所持している。
ミーシャ(声:豊嶋真千子
ルイセと同じ魔法学院に通う女の子。15歳。かなりドジで失敗ばかりしているが、それにめげない明るい性格を持つ。カーマインをお兄様と呼んで慕っている。身寄りのない自分を引き取り、魔法学院に入学させてくれたマクスウェル学院長に多大な感謝をしている。しかしその裏にはある事実が隠されている。武器は杖とハンマー。
身長157㎝。スリーサイズは、上から89・55・82
アリオスト(声:三木眞一郎
魔法学院に研究室を持つ、若き天才魔導研究家。25歳。身長は182㎝。外見は人間そのものだが、フェザリアンの母と人間の父を持つ混血児。そのため、優れた頭脳とそれに裏打ちされた魔法の知識を持ちつつも、MPは少ない。母に会いたい一心でフェザリアンや飛行装置に関する研究を進めている。自分と比べて、とても明るく前向きな性格のミーシャに思いを寄せている。武器は剣と薬瓶(爆薬)であり、前衛でも後衛でも戦力になる。翼は無い模様。
ジュリアン・ダグラス(声:手塚ちはる
17歳。身長は173㎝。代々インペリアル・ナイトを輩出してきたバーンシュタイン王国の名門ダグラス家に生まれた長女。17歳。本名は「ジュリア・ダグラス」だが、インペリアル・ナイトになるために男性名としてジュリアンを名乗り、厳しい教育を受けてきた。だが、ダグラス家に男子である弟が生まれたことで父親の期待が弟に移り、失意の中、剣を捨てようとするがカーマインたちと出会うことで剣を振るう意味を知り立ち直る。その後、インペリアル・ナイトとなった彼女は使命のためカーマイン達と剣を幾度も交えることとなる。インペリアル・ナイトになる際、女である事実が発覚することを懸念した父親によってダグラス家を勘当されている。武器は大剣と鞭を扱う。彼女が女性であると判明するイベントはサブイベントであり、起こさなかった場合は最後まで男性として振舞う。余談だが、インペリアル・ナイツになった彼女は、立ち絵しだいでは胸の谷間が見えている場合もある。また、女性版オープニングでは普通に本来の姿で登場している。
スリーサイズは、上から91・58・86
ゼノス・ラングレー(声:遠近孝一
大剣を振るう、さすらいの傭兵。25歳。身長は187㎝。父が行方不明となり、母が死亡した後は義妹カレンを護ることを第一に考える。家族思いで親切な人物。しかし、闘技大会フレッシュマン部門決勝戦でカーマインに負けてからは彼の人生には闇が付き纏う。ある事情により重大な罪を犯す。そして、彼の出生には重大な秘密が隠されている。武器は大剣と斧。
カレン・ラングレー(声:I.浅野るり/II.水谷優子
ゼノスの妹。20歳。とても優しい性格で保養所で患者のために献身的に働いているが、内気な性格で兄以外にあまり心を開かない傾向にある。独学で薬学を学んでおり、のちに実家を改修して自分の病院を開く。主人公の行動で生死が分かれる。戦闘ではカプセルや注射器と言う驚くべき武器で攻撃する。
身長165㎝。スリーサイズは、上から91・55・85
エリオット(声:鶴野恭子
品のある風格を漂わせる少年。14歳。身長はカレンと同じ165㎝。バーンシュタイン王国の王子であるリシャールと顔が瓜二つ。若干控えめな性格だったが、目的のためにカーマインたちと旅を続けるうちに堂々とした風格を身につける。育ての両親より剣術と魔法の教えを受けた、魔法剣士。厳しくしつけられて育てられたため、礼儀作法も得意なものとなっている。家族ともども盗賊達に襲われている所を助けられることによって出合った。武器は細剣と弓矢。犬が苦手という設定がある。
アメリア(声:田村ゆかり) ※PSP版のみ登場
主人公たちとローザリアで道に迷っているところで出会う少女。19歳。10代の若さで魔法学院の研究室を与えられるほど魔法に精通した知識の持ち主。一見しっかり者でとっつきにくそうだが極度の方向音痴だったり意外とノリがよかったりなど親しみやすい人物である。ジャスティンやメルフィとは知り合いのようだが・・・。PSP版で追加された新ルートにおいて大変重要な役割を果たすキャラ。武器は長弓とスタンガン。
リシャール(声:石村知子 旧名:鶴野恭子) ※PSP版でのみ仲間になる
14歳。身長はエリオットやカレンと同じ165㎝。物語終盤の新ルートでのみ仲間になるキャラクター。敵対していた頃とは違い、本来の民を愛する仲間思いな性格に戻っている。大剣と専用の槍(ランス)を用いる。特技は剣術、好きなものは平和、嫌いなものは屈辱である。

[編集] ローランディア王国

サンドラ・フォルスマイヤー(声:二木静美
カーマインの義母で、ルイセの母。ローランディア王国の宮廷魔術師でヴェンツェルの弟子。ティピを始め、魔導研究による産物でカーマインを助ける。彼女の姓である「フォルスマイヤー」が明かされたのは、カーマイン同様続編にあたる2から。
アルカディウス(声:増谷康紀
ローランディア王国を治める国王。温厚な性格で、国や国民を大事にしている。だが、続編の2にて、1の終了後に大勢の国民に惜しまれながらこの世を去った事が明らかになる。
レティシア(声:満仲由紀子
ローランディア王国の姫で、アルカディウスの娘。城の外に出る機会に恵まれず、リシャールが新王として即位する際にローランディアの代表として出席する折、カーマイン達に護衛されてバーンシュタインとの国境へ向けて旅立った時は、外の世界を見て喜んだ。
PSP版では立ち絵が追加された。
ブロンソン(声:遠藤守哉
ローランディア王国軍の将軍。3国の国境地帯である迷いの森に程近い重要拠点、ラージン砦を任されている知将。ローランディアとバーンシュタインが開戦後、迷いの森方面の指揮を取る。
ベルナード(声:木下尚紀
ローランディア王国軍の将軍。ローランディアとバーンシュタインが開戦後、ノストリッジ平原に展開する軍の指揮を取る。
アイリーン(声:吉田愛理
ラシェルの保養施設に勤務する女医にして、グローシアン。マクスウェルによりグローシュを奪われ、廃人となったがカーマインの能力により真のグローシアンとして復活した。
ニック(声:滝下毅
アイリーンの恋人である剣士。グランシルの闘技場にてカーマイン・ルイセのペアと交戦した。

[編集] バーンシュタイン王国

リシャール(声:鶴野恭子) ※PSP版の新ルートではパーティーメンバーになる
14歳。身長165㎝。バーンシュタイン王国王子。王子でありながら卓越した剣術を誇り、14歳という若さでインペリアル・ナイトを統べるインペリアル・ナイツ・マスターとなる。民と平和を第一に考える人物だったが、新王に即位後、突然傲慢な性格に急変し隣国ローランディア王国に対し攻撃を始め、世界に戦禍を広げる。
正体は、赤子であったバーンシュタインの王子の細胞とゲヴェル細胞からゲヴェルにより生み出されたフレッシュゴーレム。すぐに本物の王子と摩り替えられ、「リシャール」と名付けられた。尊大な性格ながらも民と平和を愛しており、仕官学校時代に出会ったライエルとリーヴスを心服させるカリスマを持つ。さらに、ゲヴェルの細胞を保持しているため人間を超越する戦闘能力を有していることで、わずか14歳でインペリアルナイツのマスターとなった。
戴冠式を境にゲヴェルの洗脳が強くなり、三国大陸全土に戦火を広げていった。PSP版のみ主人公の行動で生死が分かれる。
ちなみに、リシャールがローランディアに戦争を仕掛けるきっかけとして利用した偽貴族は、口封じのために彼自身の手で切り捨てられている(携帯アプリ版設定)。
アーネスト・ライエル(声:置鮎龍太郎
インペリアル・ナイトの一人。二本の剣を華麗にさばき敵を倒す。リシャールとオスカーとは士官学校からの親友で、何より二人を大切に思う優しさと、情け容赦なく敵を倒す非情さを併せ持つ。
オスカー・リーヴス(声:上田祐司
インペリアル・ナイトの一人。巨大な鎌を振るう。温厚な性格だがリシャールとライエルのために、あえて敵であるカーマインに協力する。
アンジェラ(声:新千恵子
バーンシュタイン王国王母。エリオットの本当の母。リシャールにより王都から王家御領地の別荘に移され、軟禁状態となっている。今まで育ててきた我が子が偽物だと知らされ、カーマインたちの協力者となった。しかし、今まで親子として接してきたリシャールを完全に敵としてみなせないでいる。
ダグラス卿(声:徳山靖彦
バーンシュタイン王国北部の都市シュッツベルグの領主で、数々のインペリアル・ナイトを輩出した名門ダグラス家の当主にして元インペリアル・ナイト。そして、ジュリアの父親。アンジェラの提案の元彼女と共にやって来たカーマイン達と会見し、協力する。

[編集] Gシャドー・ナイツ

ゲヴェルの私兵として働かせるため、彼の命令でヴェンツェルが組織させた「暗躍する騎士たち」。ヴェンツェル自身が初代シャドー・ナイツマスターとなり、彼が去った後はガムランが後任としてマスターとなっている。 ちなみに、ゲヴェルの手から離れたヴェンツェルに従うシャドー・ナイツもいる。そちらはVシャドー・ナイツと呼ばれ、序盤でサンドラの研究資料を奪ったのも彼らの仕業である。

ガムラン(声:麻生智久
元ベルガー傭兵団の、3人の副団長の1人。魔法と毒物そして呪術に精通した人物。ベルガーが行方不明となった後は早々に傭兵団に見切りをつけ、バーンシュタイン王国の暗部であるシャドー・ナイツの2代目マスターとなる。狡猾で残忍な性格で、卑劣な手段を平然と使う。
モンスター使い
特殊な薬品を用いてモンスターを使役することに長けた青年。シャドー・ナイツとしてガムランの命により、ローランディアの進軍を阻む。幼い頃から共にしていたラファガだけは、本当の友情を抱いていた。
ラファガ
シャドー・ナイツのモンスター使いの相棒。鷹に酷似した外見を持つモンスターであり、主人であるモンスター使いを持ち上げて飛行することが可能。

[編集] ランザック王国

ウェーバー(声:今村直樹
元ベルガー傭兵団の、3人の副団長の1人で、現在はランザック王国軍の将軍。豪快な性格で、剣術に長けている。ウォレスとガムランが去った後残された部下の傭兵達を連れてランザックへ赴き、部下共々仕官した。
ランザック王(声:木下尚紀
ランザック王国を治める国王。ウェーバー達を仕官させ、魔法後進国である状況を打破すべくバーンシュタイン王国から亡命してきたヴェンツェルを抱え込んだ。バーンシュタインがローランディア王国に宣戦布告した後最初はバーンシュタインと同盟を結んで共闘しようとするが、最終的にはローランディアと同盟を結ぶ。
人間たちへの見せしめとしてヴェンツェルが放った衝撃波により、王城と運命を共にした。

[編集] 魔法学院

マクスウェル(声:高塚正也
魔法学院長。とても優しく沢山の生徒に人気がある。ミーシャの保護者代わりとして面倒を見ている。グローシアンの研究を続け、ある結論に至る。
グローシアン王族の末裔だが、血が薄れて行ったことで自身にはグローシュが備わっていなかった。研究の末にグローシュを抜き取るという装置を生み出し、グローシアン狩りの騒ぎに乗じて大勢のグローシアンからグローシュを奪っていったが移植するのは失敗していたため、最後までグローシアンになることができなかった。廃人と化すグローシアンに罪悪感を持つことはなく、自分がグローシアンになることが重要だと考えている。
表向きは生徒に人気のある学院長だが、裏では悪徳商人のグレンガルと手を組んで悪事に加担していた。
自身がグローシアンの王族の末裔であることから、他者を常に見下している。普段はその本性を隠して強力なグローシュを持つルイセに目を付け、ミーシャの目を通して監視していた。
学院長秘書(声:藤野とも子
マクスウェルの秘書を務める女性。ティピいわく「金髪でスタイルのいい美人」だが、その言動はそっけない。
実はマクスウェルによって生み出されたホムンクルスであり、ミーシャの先輩に当たる。ミーシャとは違って記憶を操作されては折らず、主の命令に忠実にしたがっている。彼女が死んだ後は、別の人間が新たな学院長の秘書となっている。
ブラッドレー(声:西脇保
魔法学院副学院長。神経質な性格。メディス村出身。口下手な部分があり他人から誤解される損な性格の持ち主だが、呪術の研究にて呪術の被害に遭う人々を救おうとする精神の持ち主。マクスウェル学院長の後釜となって、学院長に就任する。カーマインの時空干渉能力によってグローシアンとなった。
副学院長秘書(声:菅沼久義
ブラッドレーの秘書を務める男性。ブラッドレーを尊敬する好青年。マクスウェルが没した後、学院長となったブラッドレーの秘書となる。

[編集] フェザリアン

ステラ(声:森下真子
フェザーランドを治める女王。自分よりも種族全体を重視し、戒律を遵守する典型的なフェザリアン。しかしカーマイン達の行動に徐々に心を動かされる。
ジーナ(声:藤野とも子
アリオストの実母であるフェザリアンの女性。かつてアリオストの父と出会い、彼と種族を超えた愛で結ばれアリオストを生むも、戒律を破ったとしてフェザリアン達によりフェザーランドへと連れ去られ以降ずっと監禁されている。
地上に降りた当初は他のフェザリアンと何ら変わりない性格、口調だったが、アリオストの父と暮らすうちにそれは変化していき、現在では優しさと母性に溢れた性格である。
メルフィ(声:富田麻帆) ※PSP版にのみ登場
主人公たちの旅先で出会うフェザリアンの少女。グローシアンに両親を殺されており、人間(特にグローシアン)に対して強い嫌悪感を抱いている。ジャスティンには心を開いているがその他の人間にはぶっきらぼうな態度で接する。そのためジャスティンには度々いさめられることも。そんな彼女がフェザーランドでなく地上でジャスティンたちと行動を共にする理由は・・・。

[編集] 独裁者

ヴェンツェル(声:江川央生
ランザック王国お抱えの魔術師で元魔法学院長。そして、バーンシュタイン王国に仕えていた元宮廷魔術師。サンドラが魔法学院の生徒だった頃の師で膨大な知識を持つ。物語終盤で本性を現し、ルイセからグローシュを奪いグローシアンとして復活。自身の野望を実現させる為に世界に宣戦布告する。尚、それまでは白衣であったがゲヴェルが倒れてからは黒衣となる。民衆の支配が目的なので、兵士や戦力になりそうな者だけを狙って殺害を企てている。
正体は嘗てのグローシアンの王であり、グローシアン王時代にゲヴェルを生み出し自身との融合を始めるが、実験は失敗。強大な生命力と時空干渉能力を得たが、引き換えにグローシアンとしての能力を失ってしまった。暴走したヴェンツェルはグローシアンを虐殺してしまい、これによりグローシアン支配時代は幕を下ろし、ヴェンツェルはグローシアン最後の王となった。以降は民衆にまぎれてひっそりと復活の機会をうかがいながら生き続けていた。
初回版では第二形態撃破後に使用する筈のパワーストーンが戦闘前にも使用可能であり、その所為で最終形態と戦わずしてエンディングを迎えてしまうというバグがあった(BEST版以降は修正されている)。
IIにてグローシアン王時代の事がさらに詳しく判明する。
エリオットの養父母
ヴェンツェルの命令により、エリオットを育ててきたシャドー・ナイト。初めは命令に従ってエリオットを育てていたが、次第に愛情を覚えていき、本当の息子のように接していった。しかし、ヴェンツェルにより裏切ることができないよう、逆らうと死んでしまうという呪いをかけられていたため最後まで裏切ることができなかった。
ゲヴェル(声:滝下毅
かつて世界を支配しようとした伝説の怪物。元は過去にフェザリアンが原生動物である「ゲーヴ」を改造して作った生物兵器であるが、すぐにグローシアン勢力に捕獲され、裏切られた際の保険として魔法やグローシアンが放つ波動が弱点になるように改造された。ヴェンツェルがゲヴェルとの融合実験により暴走し、同士打ちを始めたことでグローシアンの支配から逃れ、自分の手で人間を支配しようと虐殺を開始したが、民衆に味方していた5人のグローシアン(彼らは後にグローランサーと呼ばれる)たちが自らの身体を魔水晶へと変え、ゲヴェルは封印されていた。
時が経ち何も知らない人々が魔水晶を採掘することで封印されたゲヴェルも発掘され復活することとなり、たまたま魔水晶鉱山警備の依頼を受けていたベルガー傭兵団に瀕死の重傷を負わされる。その為ベルガーの細胞と自らの細胞を掛け合わせて作ったフレッシュゴーレムを使い以降裏で暗躍するにいたる。
自分の肉体から要塞や分身であるユングを生み出したり、人間の細胞と掛け合わせてフレッシュゴーレムを生み出す等さまざまな能力を持っている。
ラルフ・ハウエル(声:野島健児
ゲヴェルによってベルガーの細胞と掛け合わせて生み出されたフレッシュゴーレムの1人。ゲヴェルのスパイとして人間社会に送り込まれ、豪商であるハウエル家に引き取られている。優れた才覚を見せ、将来を期待されたがゲヴェルの洗脳により家を飛び出した。そしてカーマインの生き別れの兄と偽ってルイセに近付き、殺害しようとした。武器はカーマインと同じく片手剣だが、この武器には炎が宿っているという特殊なもの。彼の死により、ハウエル家は衰退していくこととなる。
仮面騎士
ゲヴェルによってベルガーの細胞と掛け合わせて生み出されたフレッシュゴーレム。カーマインやラルフのように、各国へは送り込まれずゲヴェルの手足となって活動する。また、邪魔者となるサンドラやエリオット、その母を殺害する刺客として送り込まれる。ユングの育成や巣を警備している者もいる。
巣を警備していた彼らと対峙したウォレスが驚いてしまうほど、ベルガーと酷似した剣技を使う。
ユング
ゲヴェル自身の細胞から作りだされたモンスター。近接戦闘に長けたタイプと爪を延ばして攻撃する中距離タイプの二種類が存在する。このモンスターは元々ゲヴェルの一部であるためか、本体であるゲヴェルに取り込まれることで彼をパワーアップさせることが可能。卵から生まれ人間をエサにしている。

[編集] サブキャラクター

ベルガー(声:稲田徹
元ベルガー傭兵団の団長で、ウォレスが探している人物。この物語の多くの鍵を握る。
シエラ
ベルガーの最初の妻でゼノスの母。すでに故人だが愛のために死してなおカーマインに指輪(パワーストーン)を託す。
オズワルド(声:田中一成
グレンガルの弟が率いる盗賊団の副頭領。手斧を投げつける技の使い手。グレンガルより密かに依頼を受ける形で数々の陰謀に関わる。頭領がライエルの手で倒されて以降は、自ら頭領となる。
グレンガル(声:中井和哉
戦乱の中で暗躍する武器商人。グローシュ結晶など様々な物を持っており、それらを戦争当事者に売りつけて荒稼ぎしている。また、自身もなかなかの戦闘能力を有しているが、それらは金に物を言わせて装備を充実させた結果。いかに「金」を手にするかを第一としており、そのために戦火を拡大させかつ長続きさせるかに策略を巡らす。
ちなみにⅡでは名前こそ言明されないものの、彼の手でリング=ウェポンが売り捌かれ、結果バーンシュタイン王国など各方面で採用されるきっかけを作ったことになっている。
ジャスティン(声:増谷康紀) ※PSP版にのみ登場
メルフィたちと世界を旅している青年。物腰が柔らかく、主人公たちにも優しく接する。メルフィの事を常に気遣っており、フェザリアンに対する人間の差別に疑問を持っている。戦争を嘆き物思いにふけるなど正義感の強い人物でもある。

[編集] 用語

グローシュ
大気中に存在するエネルギー。時空のひずみを通して異なる世界から流出している。魔法を使うときに必要となる物だが、微々たる量しか存在しない。一般にひずみの大きい北側に多く存在し、南側には殆ど存在しない。現在では各地に「送魔線」というグローシュを送る装置が設置されており、送魔線に集められたグローシュを使うことでどこでも魔法を使うことができる。
グローシアン
グローシュを持って生まれた人々。厳密には自身の中に元の世界へのチャンネルを開き元の世界からグローシュを直接引き出す術を本能的に知っている人々のこと。そのため一般人よりも強大な魔法が使える。日食や月食の日に生まれたごくわずかな人間しかグローシアンになれず、月食日食皆既月食皆既日食の順番で力が強くなる。グローシアンからグローシュを奪うことは「元の世界へのチャンネルを開くための記憶」を奪うことと同義であり、グローシュを奪われた人間は廃人となってしまう。
グローシュを一度失い、また得る事によってさらに強大な力を使う事ができる真のグローシアンとなる。グローシアン支配時代は本来こちらをグローシアンと呼んでいたがグローシアン支配時代終焉とともにグローシアンの詳細が不明となりグローシュを持って生まれた人々をグローシアンと呼ぶようになっている。
フレッシュゴーレム
肉でできた生きたゴーレム。魔導生命体の一種。
時空のひずみ
かつて、陽光が弱まり滅びつつあった世界からこちらの世界に移住するため時空干渉で2つの世界を融合した際、不完全であったためにできた偶然の産物。グローシュはここを通して元いた世界から流れ出している。現在いる人間(とフェザリアン)は全て、元は異なる世界のモノであるため、時空のひずみが大きくなると世界が分裂し元の世界に戻されてしまう。
三国大陸
ローランディア王国、バーンシュタイン王国、ランザック王国を一まとめにした呼び名。
ローランディア王国
カーマインの母国。穏健なアルカディウス王が統治するため治安の良い国となっている。
バーンシュタイン王国
大陸最強のインペリアル・ナイト騎士団を擁する王国。国政もインペリアル・ナイツ・マスターも王であるリシャール自らが勤める権力一点集中型。他国を力で支配する軍事路線を取る。
ランザック王国
領土が南に位置するため魔法が他二国に及ばない変わりに、屈強な戦士たちが多く、武力で他の二国と肩を並べている王国。魔法技術を少しでも他国と差を埋めるためヴェンツェルを擁したりもしている。もともと多数の部族が集まって建国した国なので国内の結束力はあまり強くない。
魔法学院
魔法や魔法技術の悪用を防ぎ管理するためにローランディアとバーンシュタインが共同で作った魔法学問施設。場所も両国の国境上にあり完全な中立施設となっている。ルイセ、ミーシャ等をはじめ多くの学生が存在するが学問所よりも研究所としての役割が強い。新たな魔法、魔法技術の発見や開発を目標に研究を続けている。
インペリアル・ナイト
バーンシュタイン王国近衛第一騎士団所属騎士。一人で兵士100人を相手にできる力を持ち大陸最強と言われている。叙任には実力だけでなく一流の品格や知性なども要される。登場するインペリアル・ナイトはアーネスト、オスカー、ジュリア、そしてマスターのリシャールの4人。
シャドー・ナイト
バーンシュタイン王国所属諜報部隊。暗殺やスパイ活動など裏の仕事を引き受けるいわゆるバーンシュタインの裏の顔。秘密裏に作られた組織ゆえ、その存在を知るものはごく少数。
フェザリアン
背中に羽を持つ人種。空に隔離されたフェザーランドに住む。魔法は使えないが人間よりも高度な科学力を持つ。個よりも集団を重視する考え方を持ち、戒律を遵守し、破ったものには厳しい罰を与える。
時空干渉能力
2つの世界の生物の要素を併せ持つ者が使用できる、一時的に時空のひずみを大きくして多くのグローシュを生み出す能力。またそれを利用して周囲の人間をグローシアンにすることもできる。ただし、極度の疲労が伴う上に、時空のひずみを大きくしてしまうため多用はできない。
パワーストーン
世界の因果律を歪め様々な奇跡を起こす秘石。しかし使用後は大規模な自然災害が起こったりとその副作用は大きい。使用回数のチャージには僅か一回でも十年単位の年月を要し、また、精製には一国の民ほどのグローシアンを必要とするため現存する物以外の精製はほぼ不可能。
ダンディーブック
シリーズ全編に渡って登場するアイテム。イケてる男の身だしなみについて書かれた本で、内容を会得した者は異性同性を問わず人を惹きつけると言う。主人公のみが使用出来るアイテムであり、使用するとカリスマ(魅力)が上昇し、仲間達全員の好感度を上げる事が出来る。但し、劇的に上がる訳でもないのでやはり基本はイベントを起こすして地道に上げるべき。
M2
マテリアルマスター。クリア後に入手可能なアイテムで、装備するとゲームバランスを崩壊させるほどパラメータが爆発的に上昇する。本作は周回プレイでは引き継げる要素は無いが、このアイテムによってつよくてニューゲームが実現される。以降、全てのシリーズに登場するが、入手には条件が必要だったり、本作ほどは強くはなれないなど、違いはある。

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