スカイ・クロラシリーズ

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スカイ・クロラシリーズ』は、森博嗣小説『スカイ・クロラ』を含み、長編5作、短編集1作からなる小説シリーズである。

『スカイ・クロラ』を原作とするアニメーション映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』、同作と『スッキリ!!』のコラボレーションアニメ作品『スッキリ!!・クロラ The Sukkiri Crawlers』、ゲーム作品『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』についても本項で記載する。

シリーズ概要[編集]

現実とはやや違う世界を舞台に、PMCの戦闘機パイロットをする人間が主人公の作品。物語の背景に戦争がありながら政治背景や戦況に関する説明はほとんどなく、終始淡々とした『僕』を語り手として物語は進んでいく。戦争と並んで『キルドレ』と呼ばれる存在が物語に大きく関わるが、その詳細は謎に包まれたまま、登場人物の意見が断片的に提示されるだけである。登場人物の名前は日本人風であるが、それ以外に日本を感じさせる要素は排除されている。日本という国名もその地名も登場せず、作中の食事のメニューもステーキやパイなど、特定の国との関わりを連想させないものに限られている。

シリーズは短編集を含め全6巻。ハードカバー、ノベルス、文庫が中央公論新社より刊行されている。ノベルス版の挿絵鶴田謙二

『スカイ・クロラ』は、刊行順では最初だが、作中の時系列では最後にあたる内容であり、時系列順に並べると『ナ・バ・テア』、『ダウン・ツ・ヘヴン』、『フラッタ・リンツ・ライフ』、『クレィドゥ・ザ・スカイ』、『スカイ・クロラ』の順になる。また、文庫版の帯もこの順番でスカイ・クロラシリーズを紹介している。筆者によれば、「第1巻は「ナ・バ・テア」ですので、これから読むのが普通」[1]と言うことだが、「どの巻から読んでも差し支えは無い」[2]とも語っている。

用語[編集]

戦争法人(戦争請負会社)
この世界で戦争を代行する会社組織で、主人公もここに所属している。いわゆる民間軍事会社(PMC)であり、多数の航空部隊[3]と自社専用の基地を運用している。作中の台詞から、会社内部に戦闘機の開発部門を有していることがうかがわれ、実態は大規模な軍産複合体のようでもある[要出典]
原作では『戦争法人』という名称だったが、映画では『戦争請負会社』に変更され、『ロストック』や『ラウテルン』など社名も登場した。
原作・映画ともに国家が編成する『正規軍』は登場せず、会社同士の戦闘に終始している。また、原作では会社間で人材の引き抜きが行われていることが示唆されている。
航空戦力以外を保持しているかは不明[4]
キルドレ
思春期を過ぎてから成長が止まり、永遠に生き続ける存在。原作では新薬の実験で偶然誕生したとされるが、それ以上の医学的な説明はなく、映画中でも詳細については殆ど言及されていない。寿命以外の点で肉体的に通常の人間と異なる点はなく、性交妊娠の能力も有する。
彼らの大半は、その能力を生かし『戦争法人』で戦闘機パイロットになるか、『宗教法人』という名称の団体に入るという。
病気や怪我がなければ寿命がないとされるが、通常の人間とは違う時間感覚や記憶を持ち、精神的に不安定な状態に陥る者もいるようである。
『プッシャ』と『トラクタ』
実際に使われている航空機用語。プッシャは推進式プロペラ機、トラクタは牽引式プロペラ機とも言う。前者はエンジンの後方に、後者は前方にプロペラを配置した航空機である。利点などの詳細はリンク先を参照。
現実世界ではわずかな例を除いて牽引式であるが、作品世界では逆に推進式が主流になっている[5]
主人公たちの搭乗機として『散香』など多数の推進式戦闘機が登場する一方、ティーチャのように、少数派になりつつある牽引式に愛着を示す人間も存在するようである。

各巻概要[編集]

スカイ・クロラ The Sky Crawlers
新しい基地から移って来たカンナミが、何度か出撃を重ねながらも淡々と日々を過ごしていく様子が描かれる。
ナ・バ・テア None But Air
作中の時系列では最も古い作品。クサナギとティーチャの出会いが描かれる。
ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven
ティーチャが去った後、その優秀な戦績から次第に会社の広告塔へと祭り上げられていく中、あくまで空に留まりたいと、苦悩するクサナギの姿と、ティーチャへの想いが描かれる。
フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life
淡々と日々を過ごしながらも、あるきっかけで『キルドレ』とクサナギの秘密を知ってしまうクリタをめぐる物語。
クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky
病院から脱走した『僕』の逃避行と、『僕』をかくまう女達を描く。キルドレという存在について初めて詳しく描写されている。
スカイ・イクリプス Sky Eclipse
短編集。主人公や時系列に統一性はない。シリーズを側面から補完するストーリーが展開される。

登場人物[編集]

スカイ・クロラ[編集]

函南 優一(カンナミ・ユーヒチ)
本作の語り部であるエースパイロット。一人称は『僕』。
欠員した栗田 仁郎(クリタ・ジンロウ)の補充要員として転属してきた。
原作では無駄弾を撃たないという現実的なポリシーを持つ一方、ドッグファイト時の決め手として、ストールターン[6]を好んで使うなど両極端な戦闘スタイルのようである。
映画版では転属以前の記憶がほとんど無いが、原作では転属前の任務内容や仲間など、断片的な記憶が残っている。
草薙 水素(クサナギ・スイト)
かつてエースパイロットとして高名だった基地の女性指揮官。一人称は『私』だが過去編だけは『僕』。
ノベルスのイラストではベリーショートであるが、映画版ではおかっぱ頭に変更されている。
彼女の迎える結末は原作と映画版で大きく異なる。
土岐野 尚史(トキノ・ナホフミ)
優一の同僚のパイロット。同室で寝泊まりしている。人当たりがよく女好き。
湯田川 亜伊豆(ユダガワ・アイズ)
優一の同僚のパイロット。髪の毛が真っ白で、小さなレンズの眼鏡をかけている。
映画版では読み終わった新聞を丁寧に折り畳む癖がある。
篠田 虚雪(シノダ・ウロユキ)
優一の同僚のパイロット。基地にいる4人のパイロットの内、最古参。口数は少なく暗い風貌、いつも長袖の黒服を着ている。
笹倉 永久(ササクラ・トワ)
腕の良い整備士。機体整備の他、原作では過給器の自作も行っている。草薙水素と古くから交友がある。
原作では草薙と同年輩の男性だったが、映画では中年の女性に変更されている。
フーコ
町の郊外にある娼館でパイロット達の相手をする娼婦
ピンク色(映画版では紺色)の短髪で胸にフクロウの入れ墨がある。ハスキィな声が特徴。
クスミ
フーコと同じ娼館で働く女性。土岐野の馴染み。
草薙 瑞季(クサナギ・ミズキ)
水素の妹。パイロット達の間では『水素の子供』ではないかと噂されている。
三ツ矢 碧(ミツヤ・ミドリ)
水素の部隊が移動した基地にいる女性のエースパイロット。
キルドレであることについて悩み、文献を読んで調査をしている。
山極 麦朗(ヤマギワ・ムギロウ)
水素の部隊が移動した先の基地の男性司令官。
鯉目兄弟
新技(アラギ)と彩雅(サイガ)。どちらが兄かは不明。
本田(ホンダ)
海沿いにある観測所の所員。草薙とは面識があり、基地へ向かう爆撃機を見逃した事で抗議に来た草薙を制止しようとする。

ナ・バ・テア[編集]

草薙 水素(クサナギ・スイト)
キルドレである女性パイロット。自分を『僕』と呼ぶ。口調は『スカイ・クロラ』と比べるとやや激しい。コールサインブーメラン。地上では笑うことは無く、空を自由に飛ぶことに執着している。
感情に乏しいが、他のパイロットと同様にティーチャを尊敬・敬愛しており、彼と同じ部隊に配属されたことを純粋に喜んだ。搭乗機の整備を担当している笹倉と親しい。
ティーチャ
キルドレではない『大人』の男性パイロット。本名は明かされておらず、常にコールサインで呼ばれている。本来のコールサインは本人の弁によれば『チータ』だったという。会社において永らくエースとして名を馳せるほどの優れた空戦技術を持つが、既に旧式化したトラクタ機に執着がある。草薙のある種の敬意に気づいているが、人付き合いを好まない傾向がある。
機体のカウリングに施す反射防止の黒塗りを、黒猫(もしくはコールサイン通り『チータ』)の顔に見えるよう加工している。
笹倉(ササクラ)
腕の良い整備士。草薙の乗機を担当し、後にティーチャの担当にも抜擢される。草薙とは以前に所属していた基地以来の知り合いで、同時に転属してきた。
比嘉澤 無位(ヒカザワ ムイ)
女性パイロット。作戦後の欠員を補充するため、栗田と共に草薙のいる基地に配属になった。コールサインは『クリスマス』。ティーチャに強い敬愛の念をみせていたため、草薙は軽い懸念を覚える。パイロットには珍しく非喫煙者。
甲斐(カイ)
会社の上司。女性。本部の人間だが明確な所属は不明。女性でありキルドレでもある草薙がエースとして頭角を現した事について、指揮官の地位を用意すると話すなど、理解を示す一方で草薙を『兵器』と呼んだ。
薬田(クスリダ)
草薙の所属する基地のパイロット。キルドレであるかは不明。他のパイロット等と同様に、草薙に関心をみせる面がある。
合田(ゴウダ)
クサナギの所属する基地の司令官。
辻間(ツジマ)
パイロット。草薙の同僚。キルドレであるかは不明。比嘉澤と栗田が来る前の戦闘で戦死した。草薙はインテリ風と感じていた。
栗田(クリタ)
辻間の戦死後、比嘉澤と共に赴任してきた。名前のみの登場。下の名は不明。『スカイ・クロラ』に名前のみ登場する『クリタ・ジンロウ』と同一人物かは明記されていない。
相良(サガラ)
草薙が訪れた病院の医者。『クレィドゥ・ザ・スカイ』に登場する『サガラ・アオイ』の親戚かは不明。草薙がキルドレであることを知っている。

ダウン・ツ・ヘヴン[編集]

草薙 水素(クサナギ・スイト)
空を自由に飛ぶことに執着しており、それ以外の事には基本的に関心を持たない。ある戦闘で負傷し、甲斐に促されるまま、一時パイロットの育成のため講師の真似事をする。その後、本社で甲斐の上司であるカヤバと面会し、ティーチャとの再会を敵として果たす。
ティーチャ
キルドレではない大人のパイロット。クサナギの元上司。
笹倉 永久(ササクラ・トワ)
腕が良い基地の整備士。ティーチャとの空戦のために、基地から出向いてくる。
甲斐(カイ)
会社の上司。本社の情報部に所属する女性。エースパイロットであるクサナギを、会社の広告塔として活動させる。
函南(カンナミ)
クサナギが入院した病院で出会った入院中の少年。キルドレである。頭部に包帯をしていて、記憶がほとんど無い。飛行機をまた操縦できるかを心配していた。後に、クサナギが講師をした部屋に彼もいた。その晩、カンナミはクサナギに、自分がよく見る夢を聞いてもらえる事を望む。その夢の内容は、『スカイ・クロラ』冒頭において、カンナミが見る夢と、ほぼ同一のものだった。
比嘉澤(ヒカザワ)
甲斐の部下。戦死した、ヒガサワ・ムイの弟。クサナギに会うために情報部へ志願した。
杣中(ソマナカ)
YA新聞社の記者。キルドレの取材をしている。クサナギのファンを自称する。
萱場(カヤバ)
甲斐の上司。ティーチャの古くからの友人で、ティーチャの依頼によりクサナギと会う場所を用意した。

フラッタ・リンツ・ライフ[編集]

栗田 仁郎(クリタ・ジンロウ)
クサナギの部下でキルドレのパイロット。自分を『僕』と呼ぶ。コールサインは『デッドアイ』。記憶力が若干乏しい描写がある。土岐野と共に作戦に出ることが多く、敵機を撃墜した日はフーコの元へ出かける。些細な縁からサガラと知り合い、あることがきっかけでクサナギとキルドレの秘密を知る。
草薙 水素(クサナギ・スイト)
女性エースパイロット。自分を『私』と呼ぶ。階級は大尉。サガラの幼馴染妊娠経験により、キルドレではなくなったと、クリタに告げる。
草薙 瑞季(クサナギ・ミズキ)
クサナギの妹。クサナギの母親の葬儀で、クリタと出会う。
土岐野 尚史(トキノ・ナホフミ)
パイロット。クリタの同僚で、同室で寝泊まりしている。クスミの馴染客。
笹倉(ササクラ)
基地の整備士。腕が良い。会社に内緒で新しいエンジンを開発したり、パイロットに無断で機体に改造を施したりする。
ティーチャ
クサナギの元上司。機体のボンネットには黒猫のマークが描かれている。
甲斐(カイ)
会社の上司。本社の情報部に所属する女性。クサナギの元を度々訪ねる。
杣中(ソマナカ)
YA新聞社の記者。キルドレの取材をしている。クサナギのファンを自称し、クリタに接触する。
フーコ
娼婦。クリタのことを優しいと言う。
クスミ
娼婦。フーコと同じ娼館の女性。トキノのお気に入り。

クレィドゥ・ザ・スカイ[編集]

『僕』
本作の語り手。具体的に誰であるかは明言されないが、パイロットであり、自分を『僕』と呼ぶ。ラフな場外着陸により怪我をして入院していたが、脱出してフーコの元へ、次いでサガラの元へ行く。記憶の一部を喪失しているが、特定の人物は記憶している。頻繁にクサナギの幻覚を見る。幻覚のクサナギに殺されるのを幸せと感じた。物語の進行と共に、記憶が薄れてゆく。
草薙 水素(クサナギ・スイト)
女性指揮官。エースパイロットとして高名。キルドレである。『僕』の幻覚のみに現れる。ソマナカの談では戦死したとされた後、復帰している。
相良 亜緒衣(サガラ・アオイ)
生物医学学者。クサナギの幼馴染。キルドレのある秘密を知り、それが原因で父と兄は連行され行方不明になった。『僕』の入院中に連絡先を教え、何かを注射した。病院へ戻らず逃亡している『僕』を匿い、味方の下へ導く。『僕』へ、「あなたはキルドレに戻った」と告げる。
フーコ
娼婦。病院を脱走した『僕』から連絡をもらい、しばらく行動を共にする。
杣中(ソマナカ)
YA新聞社の記者。復帰したクサナギ大尉を別人と断定し、エピローグに登場する『僕』をクサナギに似ていると言った。彼は、『僕』をカンナミと呼んだ。
甲斐(カイ)
会社の上司。本社の情報部に所属する女性。サガラの仲間の下で空戦に至った『僕』の下に現れる。
ハヤセ
心理学者。サガラの知人。『僕』にいくつかの質問をする。

登場兵器[編集]

小型のジェットエンジンターボチャージャーの開発が難航しているという設定。
機体は全てレシプロ機であるが、現実では主流となりえなかった推進式の航空機が多数存在する。
アビオニクスは(レシプロ機が第一線で活躍していた)第二次大戦時よりも進化している[7]
映画版では壁掛け薄型テレビ携帯ゲーム機、デジタルムービーカメラ、冷凍食品、対空レーダー、プローブアンドドローグ方式空中給油機アングルドデッキ方式の原子力空母などが登場しており、航空機エンジン以外の文明の水準は現実の2010年代と大差無い描かれ方をしている。
また医療・生物関連については、『キルドレ』を作り出すなど現実世界よりも進歩しているようである。

ロストック機[編集]

命名規則は漢字(振り仮名は全てカタカナ)二文字の後に『Mk-B』など改良を表す英数字。映画版の機体デザインには、第二次大戦中の旧ドイツ軍機的な要素が散見される。

散香に関しては、ロストック社製と言及されているが、その他については不明。

散香(サンカ)
新たな主力戦闘機として配備された、主人公らが搭乗する推進式のエンテ型戦闘機[8]
シリーズを通して改良が継続されているため、話によって細かな部分が異なる。
イノセン・テイセスでは「マーク2」ナ・バ・テアでは「A2」フラッタ・リンツ・ライフでは「7B」スカイ・クロラでは「マークB」「D」が登場する。
映画に登場した『Mk-B』は全長7650mm、翼幅が7740mm[9]
テストパイロットからは『風車』と表されるほどロール性能が良好である。
機体を失速させ急速なピッチアップで機首を反転させるという函南の特異な戦法を無理なく実現できる。
映画では計六枚の2重反転プロペラに加えて武装は機首に20mm機関砲を4門と変更されている。
メッサーシュミットBf109を彷彿させる角張った形状キャノピーを持つ。[10]
機体色はノベルスのイラストでは、全体が明るいグレイ系で、ボンネットに照り返し防止の黒色塗装。
映画では全体が暗いグレイ系に、フラップ部分やスピナーが黄色という配色。
実際に飛びそうな単発単座のプッシャ機を模索した結果、外観が旧日本軍の『震電』と似てしまった[11]
映画公開後には秋山工房から、映画版『Mk-B』の1/2スケールモデルが390万円で受注生産された。[1]
染赤(ソメアカ)
三ツ矢らが所属していた基地に配備されていた、双発で推移式の攻撃機
『ナ・バ・テア』では正式採用前のテスト機として登場。
映画では前進翼で、プロペラは三枚の内回転となっていた。
敵基地爆撃作戦で(散香には必要な)増槽を必要としないことから航続距離が長い。
エンジンの整備性は悪いという特徴が笹倉の口から語られた。
映画版での機体形状は、逸波を双発化したようになっている。
泉流(センリュウ)
タンデム翼型で、二人乗りの旧式偵察機。
「スカイ・クロラ」では新型の散香を操縦してきたパイロットを乗せて帰った。
映画では別基地への移動シーンで登場。二重反転プロペラを装備。
また、機体の前方下部に多数のFuG202らしきアンテナを設置されていた。
もう一人の搭乗員はパイロットと背中合わせに座るなど、染赤以上に個性的[12]な機体。
開発当初は高速なのが売りだったらしい。
翠芽(スイガ)
「ナ・バ・テア」「イノセン・テイセス」に登場した、牽引式の戦闘機。かつてはロストックの主力戦闘機であった。
しかし、トラクタ機を好むティーチャが会社を去ると同時に散香が配備されはじめ徐々に退役。
空冷エンジンの冷却方法に問題があるため、オーバークールが発生しやすい。
また背面飛行に制限時間があるなど、散香に比べて設計の古さが目立つ。
鈴城(スズシロ)
名前のみ登場した爆撃機。映画版ではHe177に酷似した形になっている。
紫目(ムラサメ)
双胴の大型爆撃機。
分厚い主翼が特徴。
填鷲(テンガ)
全翼に六発の推進式というYB-35に酷似した大型爆撃機。映画版のみ登場。
空中給油機(名称不明)
映画版のみ登場。水上機で三発。給油方式はプローブアンドドローグ方式である。
清影(セイエイ)
スカイ・クロラ イノセン・テイセスに登場するプッシュプル方式[13]の串型攻撃機。
様々な武装に換装することで対空、対地、対艦攻撃とあらゆる作戦に対処できる。
逸波(イツハ)
スカイ・クロラ イノセン・テイセスに登場。プッシャタイプの戦闘機。
垂直尾翼が存在するなど散香と別系統の設計。散香以上の機動性を持つが挙動は不安定。
そのためか散香に比べて生産数は少なく、一部キルドレの専用機として運用されたのみであった。
消宮(ショウグウ)
スカイ・クロラ イノセン・テイセスに登場。空冷式エンジンを搭載した牽引式の戦闘機。
軽量で機動性が高く、推進方式こそ違うものの散香と似通った設計思想の機体。
ウルフラム
スカイ・クロラ イノセン・テイセスに登場する飛行船型空中要塞。
光投射式照準装置を搭載した主砲の火力で戦場を制圧する戦略兵器。
多数の対空砲と対空機雷によって自ら敵戦闘機の迎撃が可能である。
「鉄風船」とあだ名される非常に強固な装甲は戦闘機の機銃程度では損害を受けない。
トーラント
スカイ・クロラ イノセン・テイセスに登場する四発飛行艇。
三尾翼でプッシャ式である。

ラウテルン機[編集]

命名規則は英単語の後に「J2」など改良を表す英数字。映画版の機体デザインには、第二次大戦中の米英戦闘機的な要素が散見される。

開発元は不明だが、「スカイ・クロラ イノセン・テイセス」も含めると双発、双胴機の割合が多い。

スカイリイ J2
ティーチャが搭乗する強力な液冷エンジンを搭載する、緩い逆ガル翼が特徴的な戦闘機。
作中では珍しい現実の戦闘機に似た設計。スカイ・クロラ イノセン・テイセスでは「D」が登場。
染赤を水平飛行で振り切るなど速度性能は非常に高い反面、低速度ではストールが発生しやすい。
ティーチャはこの特性を生かした格闘戦を得意としたが、本来は一撃離脱を得意とする重戦闘機。
武装は大型のモーターカノンに加えて、主翼に配置された四門の機銃という重武装である。
映画版では二重反転プロペラ、ターボチャージャーらしき機構が[14]コックピット前方左側面に装備。
レインボウ
スカイ・クロラで最初に登場したプッシャ式の双発戦闘機。
映画では主に迎撃任務に出動する姿が描かれた。
艦上戦闘機として開発された。
正式名称は「スーパーマリーン弐型レインボウMB五」である。
フォーチュン
映画およびイノセン・テイセスに登場する双発推進式の攻撃機。
映画では主人公の所属する基地を空爆した[15]
フィジョン
スカイ・クロラ イノセン・テイセスに登場。双胴でプッシュプル方式の戦闘機。
安定性が高く扱いやすいためラウテルン軍の主力戦闘機として多数配備される。
インシデント
スカイ・クロラ イノセン・テイセスに登場。双発双胴で牽引式の戦闘機。
最高速度と安定性を重視した設計で全ての速度域で安定した挙動を見せる。
バイス
スカイ・クロラ イノセン・テイセスに登場。双発牽引式で、H型尾翼の戦闘機。
機首に装備された5門の機銃により高火力を実現しており対地攻撃も得意としている。
チューリップ
スカイ・クロラ イノセン・テイセスに登場。液冷単発エンジンで牽引式の戦闘機。
ラウテルンでは珍しく軽量で運動性を重視した設計となっている。
クロアサン
フラッタ・リンツ・ライフで登場。
6発の全翼機で翼端に旋回銃塔がある。

既刊一覧[編集]

映画[編集]

スカイ・クロラ The Sky Crawlers
The Sky Crawlers
監督 押井守
脚本 伊藤ちひろ
製作 石井朋彦 
製作総指揮 奥田誠治石川光久
出演者 菊池凛子
加瀬亮
谷原章介
山口愛
平川大輔
竹若拓磨
麦人
大塚芳忠
安藤麻吹
兵藤まこ
ひし美ゆり子
竹中直人
榊原良子
栗山千明
音楽 川井憲次
主題歌 絢香今夜も星に抱かれて…
編集 植松淳一
配給 ワーナー・ブラザース映画
公開 日本の旗 2008年8月2日
中華民国の旗 2008年12月5日
上映時間 122分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 7億円[16]
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スカイ・クロラ The Sky Crawlers』のタイトルで、2008年8月2日アニメーション映画化。監督は押井守で、2004年の『イノセンス』以来4年ぶりのアニメ作品。アニメーション制作はProduction I.G戦争請負会社の日本人部隊で、戦闘機に乗って戦う若者の物語。

丸の内TOEI2渋谷東急、新宿ミラノ他東急系にて公開された。 日本テレビ開局55周年記念作品。ソニー・ピクチャーズが、アメリカ、カナダ、ラテンアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、オセアニアでも配給を予定している。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

製作[編集]

原作者の森には3年以上前からオファーがあり映像化は困難だと考えていたが、飛行機が綺麗な空を飛び回る映像だけでも観たいという思いから映画化が決定した。押井に監督のオファーが来た経緯は原作者の森が好きな映画に(押井作品と知らずに)『アヴァロン』を挙げたことによる。押井は自分に可能な仕事かと疑問を抱いてオファーを一旦断ったが、少し考えて気が変わり監督を引き受けた。

GyaOで配信された予告編映像は庵野秀明樋口真嗣行定勲がそれぞれ手がけた。

脚本[編集]

脚本作業に入った当初、原作がシリーズ最終巻『スカイ・クロラ』(2001年)とシリーズ1巻『ナ・バ・テア』(2004年)の2冊までしか刊行されていなかったこともあり、映画では『スカイ・クロラ』と『ナ・バ・テア』の一部のエピソードを中心に描かれている。 おおまかなストーリーや世界観は原作に準拠しているが、ラストも含めて原作と異なる設定も多い。細かな所では函南の下の名前が「ユーイチ」に変更されたり、笹倉が女性として描かれている。また前後に繰り返しの演出が見られる。

配役[編集]

主要なキャラクターの声優は1人に対し、60-70人のオーディションを行っている。草薙水素の声も同様にオーディションを行ったが決め手を欠き、最後まで決まらなかったが、別件で監督が菊地凛子と対談し、オーディションの候補に入っていなかったが、その印象からその場で出演を打診した。 また、三ツ矢碧の声は脚本段階から栗山千明を想定していた。

演出手法[編集]

本作製作以前に培ってきた演出手法を封じ、『イノセンス』とはまったく違うシナリオ・演出法を持って、この映画を若者へ向けたエンターテインメント作品として作ろうと決意したという[17]

当初監督は交信中の英語の会話は、たどたどしい方がリアルだと考えていたが、声優が英語に堪能であるとわかり流暢な英語に変更されている[18]

舞台[編集]

舞台はどこか日本とよく似た国で、作中では『讀賣新聞』などが登場する。実際に読売のスタッフがデータ製作した。また、『讀賣新聞』2008年7月30日付朝刊の折込「スカイ・クロラ新聞」に、実際の紙面として作中に登場している(架空の)新聞記事が掲載された。小説での舞台設定は日本(のような国)であるが、映画ではヨーロッパとして舞台設定し、アイルランドとポーランドでロケハンを行っている。

キャラクターデザイン[編集]

ノベルス版の挿絵では草薙水素はショートヘアーだが、監督の強い要望でおかっぱ頭に変更された。これについて監督はスタッフからの反論を覚悟しており、「風になびく髪で心情を表現する」などの演出的な理論武装をしていたとのこと。しかし理由は第一に「おかっぱが好きだから」である。基本的にキャラクターデザインは西尾鉄也がゼロから担当しているが、自身が担当した『NARUTO』の絵柄に酷似しており、一部観客からはそれを指摘され、本人も否定はしていない[19]

音楽[編集]

エンディング曲は当初、川井憲次が手がけていたが、監督がイメージソングだった絢香の『今夜も星に抱かれて…』(映画の書き下ろし曲ではない)を映像と合わせて聴いたところ、より映画に力を与えると判断した為、そのまま主題歌として採用される。

作品解説[編集]

押井は「若い人に、生きることの意味を伝えたい[20]」「本作が成功しなかったら辞めると語る[21]」と語っている。

反響[編集]

劇中、少年少女の容貌を持った「キルドレ」であるキャラクターがタバコを吸う場面が複数存在する[22]。これに関して、NPO法人の日本禁煙学会は制作関係会社に対する質問状を送付した[23][24]

受賞[編集]

DVD / Blu-ray[編集]

いずれも発売・販売元はバップ

ナビゲートDVD[編集]

本編公開に先駆けて発売された。

  • Countdown of The Sky Crawlers Count.3(1枚組・2008年3月19日発売)
    • 収録内容
      • ドキュメント「スカイ・クロラ 始動〜新生・押井守を追う〜」
      • 特報1、2
      • Special features
        • 「押井守・監督記者会見」
      • 隠し映像
    • 封入特典
      • 「スカイ・クロラ」企画書レプリカ
      • 「スカイ・クロラ」ティーザーポスターレプリカ
      • キャラクターデザイナー / 作画監督・西尾鉄也による「散香」キャラクターシール
  • Countdown of The Sky Crawlers Count.2(1枚組・2008年5月21日発売)
    • 収録内容
      • ドキュメント「スカイ・クロラ 挑戦〜新生・押井守、走る〜」
      • 劇場予告編
      • Special features
        • 「押井守・インタビュー発言集」
        • 「押井守・サンフランシスコにて大いに語る」
      • 隠し映像
    • 封入特典
      • ロストック社・名刺
      • 宣伝用プレスレプリカ
      • キャラクターデザイナー / 作画監督・西尾鉄也による「函南優一」キャラクターシール
  • Countdown of The Sky Crawlers Count.1 -Final-(1枚組・2008年7月2日発売)
    • 収録内容
      • ドキュメント&本編ナビゲート「スカイ・クロラ 誕生〜新生・押井守、進む〜」
      • 劇場予告編
      • Special features
        • 『天空人生鼎談』〜監督・押井守×脚本:伊藤ちひろ×脚本監修:行定勲〜
        • ヒーリング・オブ・「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」
      • プロモーション
        • 映画「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 2.0」劇場予告編
        • DVD「押井守 INTRODUCTION-BOX」
        • BD「攻殻機動隊 S.A.C.TRILOGY-BOX」
        • Wii専用ソフト「スカイ・クロラ イノセン・テイセス」
      • 隠し映像
    • 封入特典
      • キャラクターデザイナー作画監督・西尾鉄也による「草薙水素」キャラクターシール
    • 特製アウターケース付き

本編[編集]

下記はいずれも2009年2月25日に発売された。

  • スカイ・クロラ The Sky Crawlers DVD版(1枚組)
    • 映像特典
      • 劇場予告編
      • 押井守監督 重要証言映像集(本編後に収録)
    • 音声特典
      • オーディオコメンタリー(作画監督:西尾鉄也×美術監督:永井一男×プロデューサー:石井朋彦)
    • 封入特典
      • ブックレット「スカイ・クリエイターズ The Sky Creators」
      • 「スカイ・イクリプス」書き下ろし特注文庫カバー(押井守監督サイン付き)
    • アウターケース&デジパック仕様
  • スカイ・クロラ The Sky Crawlers ブルーレイ通常版(1枚組)
    • 映像特典
      • 劇場予告編
    • キャラクターデザイナー / 作画監督・西尾鉄也による描き下ろしリバーシブルジャケット仕様
  • スカイ・クロラ The Sky Crawlers ブルーレイ コレクターズ・エディション(4枚組、数量限定生産)
    • ディスク1:本編Blu-ray(通常版と同様)
    • ディスク2:特典DVD1
      • 本編ライカリール(制作途中の絵コンテやCG素材などで構成・再編集した本編)
    • ディスク3:特典DVD2
      • テイク・オフ〜映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」完成後ドキュメント
        • プレミア試写会 in サンフランシスコ
        • 完成記念交流会
        • ジャパン・プレミア試写会 in 国際フォーラム
        • プロモーション
        • 対談 押井守×よしもとばなな
        • トークイベント 第1部 押井守が生まれ変わる日
        • トークイベント 第2部 対談 押井守×西尾鉄也
        • 対談 押井守×鈴木敏夫
        • 公開初日舞台挨拶 東京・名古屋・大阪 弾丸ツアー
        • 公開中スペシャルトークイベント 押井守×プロデューサー石井智彦1
        • 公開中スペシャルトークイベント 押井守×プロデューサー石井智彦2
        • ヴェネチア国際映画祭
        • ヴェネチア国際映画祭 正式上映
    • ディスク4:特典DVD3
      • プロモーション・各種リール集
        • 「スッキリ!!・クロラ The Sukkiri Crawlers」
        • REMIX TRAILERS
        • 特報・劇場予告編・TVスポット集
        • カウントダウンDVD隠し映像在りどころ解説
    • 封入特典
      • スペシャル・フィギュア「押井守監修カラーリング“1/72 Scale 散香マークB bis”(押井監督監修別注37mm機関砲付)」
      • ブックレット「スカイ・サポーターズ The Sky Supporters」
      • 「スカイ・クロラ」脚本決定稿
    • 特典DVDは専用デジパックに同梱、全アイテムを収納するゴールド・メタルボックス(押井監督自らデザイン)付き

スッキリ!!・クロラ The Sukkiri Crawlers[編集]

NTV系『スッキリ!!』1分劇場『スッキリ・クロラ』(OA 2008.7.7~8.1)

概要[編集]

映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』公開の宣伝として日本テレビ系列の情報番組『スッキリ!!』とコラボレートしたアニメーション作品。番組内の1分間、公開日前日まで放送された。

番組出演者の加藤浩次テリー伊藤葉山エレーヌを模したキャラクター達が映画の世界に迷い込み、世界観やキャラクターの紹介をするといったガイド的内容となっている。また、公開日までの日数と寺山修司押井守などの格言が提示される。全話全てブルーレイ コレクターズ・エディションの特典DVD3に収録。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 監修:押井守
  • 脚本:川崎良
  • 絵コンテ・演出・作画:西尾鉄也
  • 仕上げ:中田祐美子、泉津井陽一
  • 撮影:泉津井陽一
  • 編集:奥野英俊
  • 制作進行:安達悠子、崔
  • 音響:西村了
  • 音響助手:菊間潤子
  • 効果:金子寛史
  • 整音:和田修
  • 協力:秋山健一、小岩井佑樹、竹内敦志石井朋彦、川口徹、飯島幸子
  • プロデューサー:黒澤亘
  • ポストプロダクション:日テレアックスオン
  • アニメーション制作:Production I.G
  • 製作:『スッキリ!!』×バップ×『スカイ・クロラ』製作委員会

ゲーム[編集]

スカイ・クロラ イノセン・テイセス
ジャンル ドラマチックフライトシューティング
対応機種 Wii
開発元 バンダイナムコゲームス
アクセスゲームズ
発売元 バンダイナムコゲームス
メディア Wii用12cm光ディスク
発売日 日本の旗 2008年10月16日
アメリカ合衆国の旗 欧州連合の旗 発売未定
対象年齢 日本の旗 CERO:A(全年齢対象)
デバイス ヌンチャク
クラシックコントロ-ラ
ニンテンドーゲームキューブコントローラ対応
テンプレートを表示

スカイ・クロラ イノセン・テイセス』とは、原作や映画版『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』とは違った視点から描かれたWiiフライトシューティングゲームである。キャッチコピーは『僕の手がトリガを引く。そして、僕は空を舞う。』。開発はエースコンバットシリーズ開発チームであるPROJECT ACESが担当する。ゲームプレイヤーのターゲットとしては押井自身が言っているように若い頃から戦闘機にあこがれていて、最近ではゲームをしなくなった中年層[28]

当ゲームに採用された独特のシステムとしては、ボタン1つで簡単に敵の背後に付くことが出来るTMC(タクティカル・マヌーヴァ・コマンド)、2P専用の照準が表示されて戦闘のアシストが出来る2Pアシスト等が搭載されている。

月刊コミックブレイド2008年11月号よりゲーム版を元にしたコミックが上地優歩により連載。全2巻。ISBN 978-4861276255ISBN 978-4861276781

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 森博嗣. “浮遊工作室 近況報告(期間限定公開)”. 2008年11月30日閲覧。
  2. ^ 森博嗣. “MORI LOG ACADEMY 2007年6月17日付け記事”. 2008年5月27日閲覧。
  3. ^ 部隊は人種ごとに編成されているようである
  4. ^ 原作では空母での着艦訓練、劇場版でもアングルドデッキを備えた米国式空母が主人公陣営の母艦として描かれたが、船の所属については言及されていない
  5. ^ 原作者はプッシャの利点ついて、ブログやエッセイで何度か言及している
  6. ^ ストールターンは本来曲芸飛行の技であり、一度で仕留めなければ逆に自分が危機に陥る行為であるが、カンナミはこれをほぼ100%成功させる技量の高さをもち、他のキルドレから見ても優秀な部類に入る
  7. ^ 原作、映画共に無線の感度は良好である
  8. ^ 爆撃機の護衛から偵察までこなすため、純粋な戦闘機というよりマルチロール機である
  9. ^ 1/2スケールモデルの数値より算出。
  10. ^ ノベルスのイラストでは曲線で構成された、いわゆる水滴風防である。またプロペラは六枚だが、カウンタートルクで機体が傾く描写があるため反転式ではない
  11. ^ 設定資料集より。ただしプロペラなど細かい部分に違いがある
  12. ^ 原作者は書籍化されたブログで「串型機は他に例がないのでは」と発言していた通り、実用化された戦闘機は存在しない
  13. ^ 機体の前後両方にプロペラを配置したタイプ
  14. ^ 説明はされていないが、過給器であれば原作の設定から変更されていることになる
  15. ^ ただし地上から函南の目視による判断
  16. ^ バラエティ・ジャパン
  17. ^ 『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(監督:押井 守)製作決定のお知らせ”. 株式会社プロダクション・アイジー (2007年6月20日). 2007年6月20日閲覧。
  18. ^ 劇場パンフレットの解説より
  19. ^ 「WEBアニメスタイル」スカイクロラについての西尾鉄也のインタビュー
  20. ^ 鬼才・押井守、次回作を熱く語る”. 朝日新聞社 (2007年6月20日). 2007年6月20日閲覧。
  21. ^ 「この映画は生まれ変わったつもりで作りました。この作品が成功しなかったら、今度こそ辞めます」との公開初日の舞台挨拶の監督の発言。マスコミによって監督を引退するかのように記事にされているが、発言の真意は2007年6月20日(水)東京・内幸町、ワーナー・ブラザース映画試写室においての「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」押井守監督記者会見での発言「ダメだったら辞めようと、ダメだったら元の自分に戻って、相変わらずペダントリーとうんちくと、シニカルに偏った戦争映画しか作らない監督になろうとか、意固地に考えてもいます(笑)」にある
  22. ^ ただし原作者の作品には喫煙シーンが多く登場するため、スカイ・クロラに限ったことではない
  23. ^ スカイ・クロラの喫煙シーンについて
  24. ^ 同学会は5年後の2013年に公開された宮崎駿監督のアニメ映画『風立ちぬ』に対しても、喫煙シーンに対する要望書を提出している。
  25. ^ 世界から応募された長編映画は2429本に及び、最終審査を通過した21本中、3本が日本の作品という快挙であった
  26. ^ ヴェネツィア国際映画祭の協賛団体フューチャー・フィルム・フェスティバルが優れたデジタル技術を使った作品に贈る賞
  27. ^ シッチェス・カタロニア国際映画祭には独立したアニメーション部門がある中での出品
  28. ^ 押井守監督の最新劇場映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』がWiiで登場 『スカイ・クロラ(仮題)』映像インタビューつき”. ファミ通.com (2008年3月21日). 2008年3月21日閲覧。

外部リンク[編集]