おばあちゃんの思い出
おばあちゃんの思い出(おばあちゃんのおもいで)は、2000年3月11日から『ドラえもん のび太の太陽王伝説』と同時上映公開された、てんとう虫コミックス4巻「おばあちゃんのおもいで」を原作とする「ドラえもん」のアニメ映画。および、テレビアニメ第2作1期『ドラえもん』で1979年に「おばあちゃんのおもいで」、1986年に「おばあちゃん大好き」として放映されたもののリメイク版である。水田わさび達になってからのドラえもん(第2期)でも1時間スペシャルで放送された。 ドラえもんで最も多くリメイクされたアニメがこれである。
2000年度第55回毎日映画コンクールアニメーション映画賞受賞作品。
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[編集] 物語のあらすじ
ゴミ捨て場に、幼いころにお気に入りだったクマのぬいぐるみ(以下、クマちゃん)が出されているのをたまたま見つけたのび太。つぎはぎだらけな上に今はボロボロのクマちゃんをのび太は持ち帰り、幼稚園児のときに死別したおばあちゃんがぬいぐるみを繕ってくれた事を懐かしむ。
クマちゃんを手に部屋でドラえもんにおばあちゃんとの思い出を話すのび太だったが、ふとタイムマシンを使えばおばあちゃんに会えると思いつく。しかしドラえもんは「未来から来たのび太だなんて、きっとどう言っても分かってもらえない」と良い顔をしない。
それでも会いたいのび太は「それじゃあ姿を見るだけ」とドラえもんに約束して二人で8年前に出発するが、到着した過去では、幼いのび太が秋も終わる時期だというのにおばあちゃんに花火をねだるというわがままを言って困らせていた。そんな幼かったのび太を見たとき、自分を責めた・・・「僕はわがままばっかり言ってた」
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
[編集] 概要
見るだけのはずであったのび太だが、最終的におばあちゃんと対面して言葉を交わすことになる。
おばあちゃんの「いつまでもいつまでもあの子の世話をしたいけど、そうもいかないだろうねえ、あたしも年だから」「せめてランドセルをしょって小学校へいく頃まで生きていられればいいんだけどねえ…」という言葉にランドセルをしょったのび太が「ぼく、5年生になったのび太です」と正体を明かすと、ドラえもんの予想に反しておばあちゃんが「誰がのびちゃんの言うことを疑うものですか」と疑いなく受け入れてくれる。
原作漫画およびテレビアニメ版では、おばあちゃんがさらに「次はのびちゃんのお嫁さんを見たい」と言ったため、現代にとってかえしたのび太が「お願い、今すぐ結婚して」としずかにせまる場面で話は終わるが、この劇場版ではそれは削られている。また3歳ののび太が野犬に奪われてしまったクマちゃんを5年生ののび太が取り返すシーンや、5年生ののび太がクマちゃんを抱えているのを見た3歳のスネ夫とジャイアンが5年生ののび太が奪ったと思い「のび太のだぞ、返せ」と取り返そうとするシーンなどが新しく挿入されている。
さらにのび太の家が二階の窓が木製であった。一部分が1994年以前の改築する前の家と対照的となるもの数ヶ所見られた。
二階、一階の窓が木製だったこと、テレビがリモコン式ではなくダイヤル式だったこと、台所のドアが、小さいガラス一つで改築する前の家のドアと近かったこと、台所がシステムキッチンでなかったこと、キッチンに洗い終わって置かれていた茶碗に1960年から1967年にNHK総合にて放送されていた人形劇『ブーフーウー』に似た『ヒーフーミー』という三匹の豚がプリントされていたりすることから現代は1990年代らしいが、過去は1965年か1972年ぐらいで、高度経済成長期の終わり頃の雰囲気が漂っている。
余談だが、原作漫画ではこの話よりも後の回「パパもあまえんぼ」で、酒に酔って夜遅く帰宅して寝込んでしまったのび太のパパを慰めてあげようとのび太とドラえもんが今度はのび太のパパをタイムマシンで過去に連れて行き引き合わせる(父方の祖母であり、のび太のパパにとっては実の母にあたる)という話があり、その回でのおばあちゃんは「この前来た5年生ののびちゃん」とのび太のことを憶えていた。一方、のび太のパパは、「久しぶりにおふくろの夢を見た」と翌朝の朝食時に話している。
[編集] 声の出演
- ドラえもん - 大山のぶ代
- のび太 - 小原乃梨子
- しずか - 野村道子
- スネ夫 - 肝付兼太
- ジャイアン - たてかべ和也
- のび太のママ - 千々松幸子
- のび太の祖母 - 高村章子
- 幼い頃ののび太 - 大本眞基子
- 幼い頃のしずか - 佐久間レイ
- 幼い頃のスネ夫 - 関智一
- 幼い頃のジャイアン - くじら
[編集] スタッフ
- 原作 - 藤子・F・不二雄
- 監督・作画監督 - 渡辺歩
- 脚本 - 藤本信行
- 美術監督 - 明石聖子
- 撮影監督 - 熊谷正弘
- 録音監督 - 浦上靖夫
- 音楽 - 菊池俊輔
- 効果 - 横山正和
- 編集 - 岡安肇
- 動画チェック - 原佳寿美
- 動画チェック補佐 - 松田章子
- 色彩設計 - 吉岡美由紀
- 原画 - 尾鷲英俊、釘宮洋、矢澤範雄、鈴木大司、金子志津枝、小山知洋、鈴木満
- 動画 - 角田恵子、新井佐紀子、松浦仁美、麦沢篤、森田修輔、門田明代、森下智美、山岸昌也、江部賢、石川麻実、桂仁志、萩尾圭太、速水広一、大梶博之、川崎美穂、坂井寛幸
- 仕上 - 岩切当志子、森沢千代美、土屋裕美、谷島香、吉田美夜子、小川茂美、田島隆子、西脇好美、米井ふじの、中野かおる、小原よし子、堀奈緒、宇井俊恵、高木小百合
- 特殊効果 - 橋爪朋二
- リスマスク - マキ・プロ
- タイトル - 道川昭
- 背景 - 中村隆、柚山卓也、岡部眞由美、森尾麻紀、本多美紀、池田玲子、新井由華、越腰滝美
- 撮影 - 山田廣明、倉田佳美、木次美則、鈴木浩司、野村達哉
- 編集 - 小島俊彦、中葉由美子、村井秀明、川崎晃洋、三宅圭貴
- 録音スタジオ - APUスタジオ
- ミキサー - 内山敬章
- アシスタントミキサー - 田口信孝
- 音響演出アシスタント - 井澤基
- 音響制作デスク - 加藤知美、山口さやか
- 音響制作 - オーディオプランニングユー
- 技術協力 - 森幹生
- 現像 - 東京現像所
- 制作担当 - 松土隆二
- 制作デスク - 別紙直樹、武井健
- プロデューサー - 増子相二郎、市川芳彦、木村純一、高橋由佳、山川秀樹
- 制作協力 - 藤子プロ、ASATSU-DK
- 制作 - シンエイ動画、小学館、テレビ朝日
[編集] 主題歌
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