どろろんぱっ!
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『どろろんぱっ!』とは、室山まゆみの漫画作品。小学館『ぴょんぴょん』に連載された。てんとう虫コミックスのレーベルより全5巻。また、それを原作としたテレビアニメ。
目次 |
[編集] ストーリー
死んでから100年以上も人間界に漂う「小野小町」という幽霊少女が、ある家庭に住み着き騒動を起こすギャグ作品。他の幽霊や妖怪も登場するホラーコメディ的な展開、終盤では非常にシリアスな展開もある。
[編集] キャラクター
- 小野小町(おの こまち)(声:白石冬美)
- 100年前に死んで成仏しないままあんこの家に居候しているおばけ、心霊学上では浮遊霊に属する。お気楽かつ脳天気な性格でどこか憎めない。幽霊としては、一応壁抜けやラップ音、ポルターガイスト現象を起こす事が出来るが、どれも大した事が無いので「のーなしおばけ」と呼ばれる。明治時代の生まれだけあって、意外にも手先は器用で料理も上手い。弱点はあんこの数珠や藻奈寛じーさんのお札。劇中ではあんこ、アンジーと共に三バカトリオと呼ばれている。原作では自分とは違って時と共に成長し変わっていくあんこの姿に寂しさを感じ、彼女が中学生の時に世界中を回ってから成仏することを決心し家を出て行った。そして、あんこが子どもを産む直前というギリギリのタイミングで成仏した。1999年にあんこの娘に生まれ変わり、ある人物に成長する事を運命付けられる。
- なお、彼女とあんこは「あさりちゃん」内でも33巻の「あさりっぱっ!」でゲスト出演している。
- 大福寺あんこ(だいふくじ あんこ)(声:渕崎ゆり子)
- 小学校6年生でとても頭の良い女の子。引っ越した家で小町と出会う。最初は小町を追い出そうとするが、結局友達になり、三バカトリオの一角を担う事になる。小町とは切っても切れない縁が運命付けられている。頭は良い優等生だが、不器用なのが玉に瑕で、ちょうちょ結びが出来ない。小町曰く「性格ブス」また気が強くよく小町と喧嘩している、実体の無い幽霊を殴れる法力入りの数珠を持っており、たびたび小町を「おジュズ責め」にしているが、ちょくちょく小町の危機を救ってもいる。小町以外の幽霊は苦手。原作のラストでは中学の部活で知り合った先輩の小野と18歳で結婚、娘「小町」を出産し、幽霊の小町の二の舞にならぬよう英才教育をビシバシ施すようになる。
- 大福寺藻奈寛(だいふくじ もなかん)(声:茶風林)
- あんこの父方の祖父で大福寺の住職。強い法力を持つ偉い坊さんで、孫のあんこの誕生日プレゼントに法力のこもった数珠を贈っている。アンジーの人間界での師匠でもある。最初は小町と敵対していたが後に和解、孫思いの優しいお祖父ちゃん。妻は美加枝(みかえ)と言う名でダンゴ(あんこの父)が幼い頃に亡くしている。
- あんこの数珠を作ったり、堕天使化したアンジーを念仏で元に戻したり、優秀な法力僧として様々な場面で非常に頼りがいのある活躍を見せる。ちなみに使う念仏が(原作では)「南無阿弥陀仏」であるため、大福寺は浄土教系(浄土宗もしくは浄土真宗系)の寺であろうことが窺い知れる。
- 御使安爺(みつかい アンジー)(声:林玉緒)
- 大天使ミカエルに仕える、人間界で死んだ者を霊界に連れて行くのを主な仕事とする下級天使の一人で小町の担当者。頼りなく少しおバカさん、なおかつ担当である小町を百年も捕まえることができないために「のーなし天使」と呼ばれてしまっている、三バカトリオの一人。しぶとくこの世に居座る小町を連れて行く為、あんこと同じ数珠を貰おうと、藻奈寛の寺で小坊主になり修行に明け暮れている。気弱で大人しそうに見えるが藻奈寛をクソジジィ呼ばわりするなど腹黒な面も多い、またキレる(嫉妬、妬み、絶望などの黒い感情にとらわれて羽と装束が黒くなり、堕天使化する)と、とんでもない力を発揮する事が出来る。上司のミカエルのことが大好きで、いつか出世してミカエルと同じ大天使になる事が夢。
- 原作の最後では「恐怖の大王」の登場と「人間界の最後」を予言し、地球を見捨てようとするミカエルに、あんこと小町との思い出と絆を大事にしたい思いから抵抗し、一人でも天国に残る事を願う。そして、その優しい心根をミカエルに認められ、正式に上級天使に昇格した。
- なお、彼女の場合「あさりっぱっ!」への積極的な登場は無いが、後に『あさりちゃん』第53巻「あさりちゃんのミッシングワールド」に(姿形から話し方、さらには無能度まで)彼女そっくりの「ダメ天使」が登場する。
- 大天使ミカエル(声:塩沢兼人)
- アンジーの上司、とても美形。天使たちの最高位である大天使の地位にあり、主に霊の成仏や魂の転生などの仕事を統括している。100年も浮遊霊をやっている小町を成仏させようとしているが、部下のアンジーののーなし振りに頭を抱えている。大福寺藻奈寛曰く亡くなった奥様に瓜二つであるらしい。真面目で固い性格だが、暇をもてあまして人間界へ内密でやって来た時には通貨の概念を知らずタダ食いをしている。
- 大天使ガブリエル
- ミカエルの親友、派手なパーマ頭が特徴の美形。妖魔退治の専門家で魔界との門を守護する大天使である。原作では、一時期アンジーの上司になった。ミカエルと違い大雑把且つ軽い性格で、仕事をサボってアンジーに助力を求めた事もある。また、捕まえた妖魔をコレクションしている。
- 大福寺チヨコ(だいふくじ チヨコ)(声:佐々木るん)
- あんこの母親。原作では孫娘に天使の人形(アンジーがモデル)を作って与えた。
- 大福寺ダンゴ(だいふくじ ダンゴ)(声:田原アルノ)
- あんこの父親。職業会社員。
- セラフィナ(声:速見圭)
- アンジーの同僚。下級天使の中では一番成績優秀な天使である。性格がきつく、天使の高等技を使い小町を成仏させようとするが、あんことのタッグにより失敗に終わる。
- 山田(やまだ)〔アニメでは、まゆみ〕(声:阪口あや)
- あんこの親友。家に起こる心霊現象に悩んでいたが、小町の協力で解決してもらう。しかしその後も魂が封じられた絵を持っていたり、他の霊に取り憑かれるなど、事あるごとにおばけに縁がある厄介な性分である。原作での登場は第三話からだが、1話の時点ですでに伏線が張られていた。
- 小野匡(おの ただし)
- 大人になったあんこの夫、小説家である。中学時代、文芸部の部長を務めており、入部したあんことつきあう事になる、二十歳で新人賞を取り、小説家としてデビューした事をきっかけにあんこと結婚する。すでに娘を知っているそぶりの妻や義母を不思議がっている。
- サオリ(声:高島雅羅)
- イリーナ(声:松岡洋子)
- 桃姫(声:佐々木優子)
- 桔梗丸(声:柏倉つとむ)
- おひなさま(声:佐々木るん)
- 死神(声:佐々木優子)
- ドロボー(声:辻谷耕史)
[編集] アニメオリジナルキャラクター
- 信子先生(声:冬馬由美)
- タカシ(声:津久井教生)
- 円馬(声:巻島直樹)
- ハジメ(声:中原茂)
- ケンイチ(声:山崎たくみ)
- まゆみの守護霊(声:堀川亮)
- 疫病神(声:山口勝平)
- 貧乏神(声:難波圭一)
- 魔界の使者(声:堀川亮)
[編集] 外伝作
[編集] 『あさりっぱ!』
『あさりちゃん』33巻に収録。いわゆる、クロスオーバー作品。同作者作品である「あさりちゃん」の浜野あさりと浜野タタミが登場。この作品で、あんことタタミは県下学力テストで一点差のライバル同士だったと語られる。
[編集] あらすじ
3学期直前、冬休みも終わろうかというある日。あんこがタチの悪い風邪をひいた。
頭の良いあんこは冬休みの宿題をなめてかかり、まだ全部を済ませていない状態にあった。しかし、見栄っ張りのあんこは「優等生のあたしが宿題を忘れるなんて、できるはずがない!」とアヤしげな無茶を言い放つ。
最初は小町に宿題をやらせようとするも、見事に撃沈。クラスメートに助けを請うのは論外。そして、あんこは小町に更なる無茶をのたまった。
「この間の実力テストであたしよりも頭のいい子がいたから、その子に宿題をやってもらうように頼んで」
その子の名前は浜野タタミ。お数珠締めが怖い小町は、泣く泣くタタミのもとへ向かうが……?
[編集] 『あさりVS.どろろんぱっ!』
『ぴょんぴょん』で連載された企画作品。『あさりっぱ!』と同様、タイトルどおりのクロスオーバー作品。
『あさりちゃん』と『どろろんぱっ!』の主人公たちが毎回1つの種目を競う……が、ソコは当然クセのある主人公たち。毎回毎回、いつの間にやら脱線し、ワケのわからん騒動へと発展していく事になる。
てんとう虫コミックススペシャル『室山まゆみ傑作選 第1巻』として単独で単行本化されているが、現時点では絶版されている。
[編集] テレビアニメ版
1991年4月8日から9月27日までテレビ朝日にて放送された。放送時間は月曜日から金曜日の18時50分から19時00分。
1992年1月26日から4月5日にかけて再放送が行われ、4月5日の最終日には本放送時に未放送であった第115話「小町の親孝行」が放送されている[1]。
[編集] スタッフ
[編集] 主題歌
[編集] 各話リスト
- 美少女おばけ小野小町?
- おばけ対おばけ
- 小町vs藻奈寛和尚
- 見習い天使アンジー
- あんこの子供が小町?
- どろぼうエンジェル
- 狙われたあんこ!?
- 夜の学校はこわ〜い
- 眠れない夜のこわ〜イお話
- セラフィナ登場
- 人の恋路をジャマする者は…?
- 小町の将来は!?
- ミカエル様のダイヤ
- 恋する人形の怪
- 恐怖の早朝ジョギング
- 相合傘にハート印
- 守護霊様に、会いたい
- 取りついた美少年
- 昇天ホイホイ
- 漬け物石なんかこわくない
- 小町は吸血鬼!?
- 百年前のひみつ
- おジュズをうばえ
- 小町のお母さま!?
- 小町とママのきずな
- 五年一組、信子先生
- こんにちは、ドロボーさん
- お掃除キライ!
- 小町に何が起こったか!?
- 先生のペットになりたい
- 美少年には気をつけろ!
- あぶないラブレター
- 変身アンジー
- 迷路の土産
- メロメロ藻奈寛
- 百年目の恋
- ただいま電話中
- ミカエル様にあいたい
- キモノのタタリ
- とんでも初恋
- なんでも一番
- 愛のあわせ鏡
- 養子になりたい
- 藻奈寛ガマンする
- ぶりっ子姉妹
- ミカエル様のラッパ
- 愛の(秘)大作戦
- 午前六時の怪
- 小町、立ち入り禁止!
- 天国へ道づれ
- ステキなパパ
- さがしものでケンカ!
- 小町の占い師
- 鉛筆で神だのみ
- 小町の自画像
- 身代わりはおまかせ
- おばけになりたい!
- あんこのひみつ…?!
- あんこのさかあがり
- 図々しいにもほどがある
- あんこのスケッチ
- ブローチにご用心
- 似たものどうし
- 小町のヒーじいちゃん
- きもだめし3人娘
- 失恋ボロボロ
- バーゲン必勝法
- 遅刻だ!かけろ!
- 私のラブレター
- お菓子禁止令
- 恋のカレーマッチ
- 赤毛のあんこ
- 仮病はこわい!?
- ひっこしは小町におまかせ
- アンジーの新体操
- おばけ貸します
- 小町、先生になる
- ピョンピョンはキューピット?
- お願い!パパ
- 先生のお手伝い
- 信子先生の結婚
- 藻奈寛のお見合い
- のーなし天使アンジー
- やって来たつるおばば
- 小町とあんこ
- おしゃれメガネ
- 盆踊り恋騒動
- ゾーキンのゆううつ
- 蚊とり天使
- 小町のおもちゃ箱
- あこがれのタカシくん
- 小町のアルバイト
- テストはつらいよ
- しあわせの白い羽根
- あんこのピンチ
- 小町のなみだ
- 愛のテニスボール
- 小町をおだてろ
- 鏡の中のわたし
- 飛べなくなったアンジー
- ピカピカ修業
- おばけ売ります
- 天使のようなあんこ?!
- 夢であいましょう
- 歌って歌って大パーティー
- 対決!小町vsブッシー
- びっくり、しゃっくり
- あんこの寿命
- 運命の赤い糸
- ミカエル様の恋人
- どうにも止まらない!
- ステキな未来
- 天使のフツーの一日
- 貸しますあんこの体
- 小町の親孝行
[編集] 原作とアニメの相違点
- 大福寺あんこは原作では成績優秀だが、アニメではテストで20点を取ったり、先生が家庭訪問で「勉強をもう少し…」という事を言っているので、勉強は苦手のようだ。
- 原作では大福寺あんこのクラスは6年2組となっているが、アニメでは5年1組となっている。
- 大福寺あんこの友達は原作では「山田さん」と呼ばれているが、アニメでは「まゆみ」と呼ばれている。
- 原作では「お化けは物を食べない」と言う事で小町が食事をする事は無いが、アニメではお菓子を貪り食っているシーンがある。
[編集] 脚注
- ^ リスト制作委員会 『ロマンアルバム Animage アニメポケットデータ2000』 徳間書店(原著2000年7月1日)、初版、42頁。ISBN 4-19-720114-1。
| テレビ朝日 月-金曜帯18:50枠 | ||
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どろろんぱっ!
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