山崎貴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山崎 貴(やまざき たかし、1964年6月12日 - )は、日本映画監督であり、VFXディレクターである。長野県松本市出身。長野県松本県ヶ丘高等学校を経て阿佐ヶ谷美術専門学校卒業。

自身の監督した作品ではスタッフロールで「監督・脚本・VFX 山崎貴」とクレジットされるのが特徴である。現在、特撮スタジオ株式会社白組所属。

妻は、映画監督の佐藤嗣麻子

目次

[編集] 来歴

13歳の時に『スター・ウォーズ』と『未知との遭遇』に出会い、特撮マンへの道を決意する。

1986年株式会社白組に入社。CMや映画でのミニチュア製作を担当。『大病人』『静かな生活』など、伊丹十三監督作品でSFXデジタル合成を担当する。 オリジナル作品『鵺(ぬえ)』を企画するが、予算の面で思うように企画が進まなかったため、現実的に実現可能な規模の企画を提出、それが2000年公開の『ジュブナイル』であり、本作が映画監督としてのデビューとなる。 従来の映画にはなかった高度なビジュアルをCGにて表現、VFX(Visual Effects、視覚効果)という言葉を日本に普及させた。

2002年には、監督第2作『リターナー』を製作。

2003年にはゲーム鬼武者3』のオープニングムービーの監督を務める。このムービーは2004年度のSIGGRAPHのElectronic Theaterで入選を果たした。

2005年、前2作と赴きを変え、日常的な人々の暮らしを描く『ALWAYS 三丁目の夕日』を監督。懐かしい昭和の世界をVFXを駆使して見事に再現し、大ヒットを記録する。同年、第30回報知映画賞で最優作品賞、日本アカデミー賞の監督賞を受賞、映画監督としての確固たる地位を築いた。また、同作品は日本アカデミー賞の全部門で受賞し、2006年に行われた日本アカデミー賞授賞式では主演女優賞を除くすべての部門(12部門)で最優秀賞を受賞している(ちなみにこのときの最優秀主演女優賞は『北の零年』の吉永小百合)。これは1997年の『Shall we ダンス?』の全13部門制覇に次ぎ、2003年の『たそがれ清兵衛』と並ぶ快挙であった。 2006年ブルーリボン賞でも監督賞の候補として発表されている。

2007年には、続編の要望に応えて『ALWAYS 続・三丁目の夕日』を発表、こちらも大ヒットを記録。

監督第5作目は『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』を原案とした『BALLAD 名もなき恋のうた』で、2009年9月5日公開予定である。

[編集] 人物

  • 非常に明るく温和な性格で、怒鳴ったり怒ったりすることはほとんどない。
  • VFXは映画監督としての「武器」であると語っている。
  • 2008年4月にNHK『トップランナー』に出演した際、いつか撮ってみたい映画として、原作版『風の谷のナウシカ』の映画化を挙げている。
  • BUMP OF CHICKENの大ファンでもあり、ロッテ「airs」のCMのテーマにする曲のバンドの参考の中にBUMP OF CHICKENがあったため即決しその曲のPVを手がけた。そしてその宣伝にBUMP OF CHICKENと共に『SCHOOL OF LOCK』へゲスト出演した際、映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』に楽曲提供を願った。
  • CLAMPとは友人関係にあり、『カードキャプターさくら』に登場する山崎貴史の名前のモデルとなっている。

[編集] 監督作品

[編集] 映画

[編集] テレビドラマ

  • 超能力者・完全抹殺~七瀬ふたたび(1998年) ※タイトル演出・第7・8話「心的力域」演出
  • 動物のお医者さん(2003年) ※タイトルバック演出・エンディング演出・第7・10話演出
  • 初恋.com(2003年) ※全4話演出

[編集] CM

[編集] PV

[編集] その他参加作品

[編集] 小説

[編集] 関連項目

他の言語