クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん

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映画 クレヨンしんちゃん
 ガチンコ!
逆襲のロボとーちゃん
監督 高橋渉
脚本 中島かずき
原作 臼井儀人
出演者 矢島晶子
ならはしみき
藤原啓治
こおろぎさとみ
音楽 荒川敏行
宮崎慎二
主題歌 きゃりーぱみゅぱみゅファミリーパーティー
撮影 梅田俊之
編集 村井秀明
製作会社 シンエイ動画
テレビ朝日
ADK
双葉社
公開 日本の旗 2014年4月19日
上映時間 97分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!
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クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』(クレヨンしんちゃん ガチンコ!ぎゃくしゅうのロボとーちゃん)は、2014年4月19日に公開された『クレヨンしんちゃん』劇場映画シリーズ第22作目。

概要[編集]

シリーズとしては初めて野原しんのすけの父・ひろしをメインとしたストーリー。謎の組織によってロボットに改造されたひろしを軸に野原一家の活躍を描く。ひろしがロボットになるというアイディアは監督の高橋渉が考えたものである[1]

スタッフ[編集]

監督は前作の橋本昌和からバトンタッチ。アニメ『クレヨンしんちゃん』に制作進行時代から長きに渡り携わってきた高橋渉が本作で当映画シリーズの初監督を担当する。脚本は臼井儀人の担当編集の経験を持ち、『天元突破グレンラガン』や『仮面ライダーフォーゼ』などを手がけた中島かずきが受け持つ。中島は2007年から2010年まで『映画クレヨンしんちゃん』のチーフプロデューサーも務めていた。

今作の音楽には宮崎慎二が再登板しており、宮崎がクレヨンしんちゃん映画に参加するのは『嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』(2004年)以来10年ぶりである。演出面ではテレビシリーズに2003年まで参加していた池端たかしが劇場作品としては初登板した。シリーズとしては11年ぶりの参加となり、本作では絵コンテと演出を担当している。また、湯浅政明が2年連続で登板されており、作画のみならず絵コンテとしても参加している。湯浅が絵コンテを担当するのは『ヘンダーランドの大冒険』(1996年)以来17年ぶりである。作画面でのキャラクターデザインには番組当初から作画監督として参加し、劇場版でも多くの原画を担当してきた大塚正実が初登板。

ゲスト声優[編集]

2014年2月19日にはゲスト声優として武井咲コロッケの参加が決定した。武井は本作でアニメ声優初挑戦、コロッケは同劇場版シリーズ史上初となる2年連続のゲスト出演となった。また、テレビ朝日系列の各三局(テレビ朝日・ABC・メ~テレ)のアナウンサーが参加するほか、ゲスト声優扱いではないが俳優の大和田伸也が黒幕・鉄拳寺堂勝役で出演している。アコギデス役で出演してる立木文彦は今作品の予告ナレーションも担当している。

主題歌[編集]

2014年3月5日には主題歌にきゃりーぱみゅぱみゅが起用されることが発表された。放送当時にTVシリーズのオープニングテーマを受け持っていた一般アーティストが劇場版主題歌を担当するのは2012年公開の『嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』以来2年ぶりとなる。

楽曲は「家族の絆」がテーマという映画の世界観に合わせ、サウンドプロデューサーの中田ヤスタカが書き下ろしたというどこかセンチメンタルで温かみのあるポップスに仕上がっている[2]。また、同年4月16日に発売の9枚目シングル『ファミリーパーティー』では、クレヨンしんちゃん風にデザインされたきゃりーぱみゅぱみゅのイラストが描かれている。

関連企画[編集]

公開に先駆け、『まんがタウン』2013年10月号からは本作を基にしたコミック版(脚本:中島かずき/作画:相庭健太)が連載されている。

テレビシリーズの2014年1月31日2月7日放送分では本作の劇中に起こったという設定のショートストーリーが放送された。

公開前日の4月18日にお台場シネマメディアージュで映画の公開を記念としたオールナイト上映、『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ ドキッ!オトナだらけの映画大会2014』を開催。2014年映画とファンからの投票で決められた『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001年)と『嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』(2002年)の二本を上映。

ひろしにスポットが当てられた本作にあわせ、書籍では『野原ひろしの名言 「クレヨンしんちゃん」に学ぶ幸せの作り方』(双葉社)、DVDでは『クレヨンしんちゃん きっとベスト☆凝縮! 野原ひろし』(バンダイビジュアル)の発売が決定されている。

今回はカンタム・ロボが、『伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃』(2005年)以来9年ぶりに登場した作品であり、それを記念として超合金のカンタムロボがバンダイから2014年5月に発売されることが決定した。

興行成績 [編集]

全国329スクリーンで公開され、2014年4月19、20日の2日間の動員29万4,599人、興収3億3,893万200円をあげ、観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第3位となった。 また、ぴあの調査による初日満足度ランキングでは満足度92.3を獲得し第2位となっている。

あらすじ[編集]

ギックリ腰で腰を痛めたひろしは突如現れた謎の美女に連れられ、マッサージも兼ねてエステの無料体験を受けることに。エステを終えて家に着いたひろしだったが、そこで自分の体がロボットになっていることに気づき、ビックリ!ロボットになった自分を前に警戒心むき出しのみさえに対し大喜びのしんのすけ。そんな中ひろしは、自分の体がロボットになった原因があのエステサロンであったことに気づく。それは、邪険に扱われる日本の弱い父親達の復権を企てる『父ゆれ同盟』の恐るべき陰謀だった。

「家族は、オレが守る!!」

崩壊寸前のカスカベを前にロボットになったひろし=ロボとーちゃんが、しんのすけと共に立ち上がる。

本作のキャラクター[編集]

ロボひろし(ロボとーちゃん)
野原ひろしが父ゆれ同盟が設立した怪しげなエステサロンでロボットに改造された姿。ボディの配色は象牙色。顔はひろしそのものであり、トレードマークのひげも忠実に再現されているほか、胸部には乳首を思わせるかのようなスイッチが2つついている。燃料は油[注 1]で尻の部分に給油口がついており、そこから注入が可能。
アコギデス

父ゆれ同盟[編集]

家庭での立場が弱くなってしまった日本の父親達の復権を目論む組織。名前は「よ、勇気(うき)で立ち上が」の略。

鉄拳寺堂勝(てっけんじ どうかつ)
父ゆれ同盟の総裁で本作の黒幕。父親の威厳が失われた現代の状況を憂いて組織を結成した。ひし形の輪郭と金歯が特徴。
頑馬博士(がんま-)
ひろしをロボットに改造した父ゆれ同盟の天才科学者でロボット工学の世界的権威。片目が髪で隠れている。いつも笑っているが、少し気が弱い。
小女鹿蘭々(おめが らんらん)
父ゆれ同盟の紅一点。ひろしをエステティックサロンに誘った。口元にホクロがある。

下春日部警察署[編集]

黒岩仁太郎(くろいわ じんたろう)
下春日部警察署の署長。ちょっぴりキザなイケメンで、上げ底の靴を履いている。また、自分が大好きでいつも鏡の前でのチェックを欠かせない。
段々原照代(だんだんばら てるよ)
下春日部警察署に配属された婦人警官だが、かなりのトラブルメーカー。刑事になることを夢見ている。よく黒岩に名前を間違われる。

キャスト[編集]

主題歌[編集]

スタッフ[編集]

キャッチコピー[編集]

  • ロボ、でも父ちゃん。
  • 親父力(オヤヂカラ)、全開!
  • しんちゃん映画史上、最もアツイオヤジの戦い。全国のお父さん、そして家族が涙する!

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 灯油や食用など種類は問わない。
  2. ^ a b 『クレヨンしんちゃん』最新作で人気声優・遊佐浩二がナルシスト役! シネマトゥディ 2014年4月19日

出典[編集]

外部リンク[編集]