バカ姉弟

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バカ姉弟
漫画
作者 安達哲
出版社 講談社
掲載誌 週刊ヤングマガジン
発表期間 1999年28号 -
巻数 5巻
テンプレート使用方法 ノート
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バカ姉弟』(バカきょうだい)は、「週刊ヤングマガジン」に不定期連載中の安達哲漫画作品である。平成15年度第7回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞[1]。資生堂ピエヌの期間限定(2004年8月9~12日)CMとして実写化された(全4話)。

目次

[編集] あらすじ

東京都豊島区巣鴨。年配者が多く住むこの街に幼い双子の姉弟が住んでいた。多忙で留守がちな両親を持つ2人は街の人々に育てられ、少しずつ成長していく。

[編集] 登場人物

[編集] バカ姉弟

本作の主人公で、東京都豊島区巣鴨在住の双子の姉と弟。両親は多忙でほとんど家を空けており、二人暮し状態だが、非常に裕福なのと、周囲の人々の気配りのおかげで、不自由なく暮らしている。大体の時間を二人で行動しており、何処へでも出かけて行き、誰とでも仲良くなる。何にでも興味を示し、何でも美味しく食べる。運が良く、迷子になっても誰かが助けてくれる。かなりの健啖家で、神経質な人間が「屋台の食べ物だとおなかを壊す」と言っている横でばくばく食べる。当初は近所から札付きのワルと恐れられていた。4歳の誕生日を機に両親と同居するため、巣鴨の隣町である大和郷(現在の文京区本駒込六丁目近辺)に引っ越す。

バカ姉:地主御寧莞(じぬし おねい)
バカ姉弟の姉。身長70cm、体重20kg(幼少時)。通称「おねい」。おでこが非常に広く、その光沢は漆塗りにも勝る。
ウソが隠せず、すぐ顔に出てしまう。幼少時より数多くの物事に非凡な能力を見せるが、特にピアノに天賦の才を発揮する。甘やかされることを嫌うが、自分に親切にしてくれた人物には心を開くようである。岸田劉生作「麗子微笑」の顔真似が得意。15年後は美しい世界的ピアニストへと成長し、ヨーロッパを舞台に活躍する。ちなみに「莞」とは「にこにこ」という意味の字。
バカ弟:地主純一郎(じぬし じゅんいちろう)
バカ姉弟の弟。姉のことを「ねいちゃん」と呼び慕う。
よく図鑑を読んでおり、おねいほど天才肌ではないが、姉より知識や常識がある秀才型。姉がピアノのレッスンをしている時は、基本的に一人で行動している。どうやら同じ幼稚園に通っているやまとくるみに惚れられている様子である。好きなものはクワガタムシ。15年後は背景や周囲の台詞を見る限り、IT関係に特化した東大生であるらしい。

[編集] 主要登場人物

志津香(しずか)
巣鴨の料亭「稲月」に勤める妙齢の女性。両親に代わり、バカ姉弟の面倒を見てきた。姉弟を立派な大人にするために英才教育をしようとするが、結局甘やかしてしまう。姉弟には「シズラー」と呼ばれ、この呼び名で携帯に登録されている。バカ姉弟のことは「ご姉弟」と呼ぶ。

[編集] その他の登場人物

やまとくるみ
私立マ・メール幼稚園で姉弟と仲良し。園児らのオピニオンリーダー的存在。庚申塚で迷子になっていた所を純一郎に救われる。
たちばなかえで
私立マ・メール幼稚園で姉弟と仲良し。バカ姉弟が自分よりも制服の似合うことに嫉妬心を抱くが、それに振り回されることはない。
のりふみくんたち(バカメイト)
地元巣鴨で姉弟と仲良し。野球、相撲、縁日、市場etc.の地域の娯楽を姉弟と楽しむ。
アキラくん
透視能力を持つ子供。おねいに超能力のあることを見抜く。
カオルくん
バッハ音楽教室に通う子供。鋭敏すぎる聴覚を持つが故か本番に弱く、おねいにコンクールへの代理出場を願う。
アゴ兄弟
私立マ・メール幼稚園で姉弟と仲良し。バカ姉弟以上に大胆な行動をとることがある。
満武権造
若い頃はヨーロッパで活躍したピアニスト。現在はほぼ引退している。母屋が生け花教室を主催しているため愛用のピアノと共に蔵へ追いやられている。おねいのピアノの師匠。
石田
怪しげな訪問販売の会社に勤めていたが、会社が倒産したために通販会社に転職。姉弟のお陰で会社の業績が伸びたらしい。志津香さんのことが好き。
トキワさん
町の写真スタジオの主人。姉弟の写真を撮り、両親に送ってあげている。
モデルは写真家の荒木経惟
かえでの曽祖父
寝たきり老人の振りをしていたが、嘘であることが発覚。以来何かにつけて姉弟の家に入り浸ろうとする。
みっちゃん
ミステリー作家。二千冊もの所蔵があり姉弟に電話で寝物語をしてあげる。初めての原稿料で買ったモンブランの万年筆を大切にしている。
サエコ
バッハ音楽教室の教師。おねいの才能に魅入り、長じてからも音楽活動を公私に亙りサポートする。ノルウェー・リボ社のバランスチェアを愛用している。
田代
厳格なピアノ教師。指の力を鍛えるためのギブスを開発する。白いベレー帽とスモックを着用している。
葉山
若き日本人ピアニスト。幼少の頃よりピアノの英才教育を受け、ウィーンで開かれるコンクールに出場する。幼い頃に田代に教わっていた。
ベン

[編集] 既刊一覧

ヤンマガKCデラックス 5巻

  1. ISBN 4-06-334556-4
  2. ISBN 4-06-334641-2
  3. ISBN 4-06-334838-5
  4. ISBN 4-06-334990-X
  5. ISBN 978-4-06-372247-5

[編集] 脚注