豊島区

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としまく
豊島区
Toshima Tokyo chapter.JPG
豊島区章
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 東京都
団体コード 13116-4
面積 13.01km²
総人口 293,165
推計人口、2014年7月1日)
人口密度 22,530人/km²
隣接自治体 文京区新宿区中野区北区
板橋区練馬区
区の木 ソメイヨシノ
区の花 ツツジ
豊島区役所
区長 高野之夫
所在地 170-8422
東京都豊島区東池袋一丁目18番1号
北緯35度43分56.5秒東経139度42分55.8秒座標: 北緯35度43分56.5秒 東経139度42分55.8秒
豊島区役所(2005年6月)
外部リンク 豊島区

豊島区位置図

― 区 / ― 市 / ― 町・村

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豊島区(としまく)は、東京都特別区のひとつ。

郵便番号(上3桁)170・171

概要[編集]

東京23区の西北部に位置する。池袋駅を中心とする副都心を擁し、高級住宅地の目白や、「おばあちゃんの原宿」として知られる巣鴨などがある。文教施設としては立教大学学習院大学東京音楽大学帝京平成大学大正大学などがある。また、多くの著名人が眠る雑司ヶ谷霊園や、慈眼寺染井霊園などもある。なお、「豊島」という町名は豊島区にはなく北区にある(豊島 (東京都北区))。遊園地の豊島園も豊島区ではなく、練馬区にある。

1965年の国勢調査の結果、日本一の人口密度自治体になった(前回調査までの1位は東京都台東区[1]。2005年の国勢調査では、東京都中野区に次いで国内第二位となったが、2010年の調査で再び人口密度日本一となった。

人口[編集]

Demography13116.svg
豊島区と全国の年齢別人口分布(2005年) 豊島区の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 豊島区
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
豊島区(に該当する地域)の人口の推移
1970年 354,427人
1975年 321,078人
1980年 288,626人
1985年 278,455人
1990年 261,870人
1995年 246,252人
2000年 249,017人
2005年 250,585人
2010年 284,768人
総務省統計局 国勢調査より

昼夜間人口[編集]

2005年の夜間人口(居住者)は233,141人であるが、区外からの通勤者と通学生および居住者のうちの区内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は378,475人で、昼間人口は夜間人口の1.623倍になる(東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行134,135ページ。国勢調査では年齢不詳者が東京都だけで16万人いる。上のグラフには年齢不詳者を含め、昼夜間人口に関しては年齢不詳者は数値に入っていないので数値間に誤差がある)。

将来像[編集]

2014年5月8日、日本創成会議の人口減少問題検討分科会で発表された「2040年における消滅可能性都市」で、東京23区内で豊島区が唯一ランクインした際に、「豊島区消滅する説」などの見出しが用いられて報道がなされた。この集計は、20歳から39歳の女性人口に着眼し、女性人口が半分になる都市を機械的に推計したもの[1]であり、前述のような昼間人口などの激しい人の流出入などを考慮しないため選出されたものである。

歴史[編集]

区の沿革

ソメイヨシノ(桜)発祥地[編集]

日本の国花であるサクラの代表品種、ソメイヨシノは、現在の豊島区駒込から巣鴨の旧染井村が発祥。染井の植木屋が江戸時代後期、交配して生み出した新種がソメイヨシノである。旧染井村では鉢植えをつくることが盛んで、ここでつくられた植木や盆栽は、花売りによって江戸中に運ばれていた。1860年(万延元年)に染井を訪れた英国人植物学者、ロバート・フォーチュンはその種類の多さに驚き、世界一とのお墨付きを与えている。また霧島ツツジも多くつくられ、JR駒込駅の土手が春になるとツツジでいっぱいになるのは、その名残である。

地名の由来[編集]

色の塗られた地域がかつての北豊島郡。そのうち、青色の部分が現在の豊島区。

北豊島郡に属する4つの町が合併して東京市に編入されるときに、郡名からこの名前が採用された。ただし、豊島区の前身である4町は北豊島郡の一部に過ぎず、元々の北豊島郡は現在の北区から練馬区にかけての広い範囲を含んでいた(右図)。本来の郡の中心地は板橋町であったが、東京市に隣接する4町が郡内で最も発展した地域であったため、4町の区域が「豊島区」と名付けられた[2]

さらに元を辿ると、北豊島郡はかつての武蔵国豊島郡の一部であり、「豊島」が指す範囲はより一層広かった。古代豊島郡の郡衙は現在の北区に置かれ、中世には北区を発祥とし石神井川流域を本拠地とする桓武平氏豊島氏が豊島郡を治めた。北区に豊島という地名があったり、練馬区にとしまえん(豊島氏の城の一つ練馬城の跡地)があったりするのはそのためである。なお、豊島氏は1477年に江古田・沼袋原の戦い太田道灌に敗れて滅亡した。

主な事件[編集]

地域[編集]

おもな祭事[編集]

東京の北のシンボル 池袋[編集]

豊島区は、都心部の4大繁華街、「池袋」、「新宿」、「渋谷」、「銀座」の一つ、「池袋」を擁しており、北辺の繁華街であることから埼玉県、東京都北西部、北東部まで巨大な商圏を形成している[3]。 近年は、副都心線などの開通により各繁華街の連絡がより密になり、常に発展、変化し続ける東京のシンボルの一つとなっている。

町丁[編集]

カッコ内の数字は郵便番号

池袋(いけぶくろ)
(170-0014,171-0014) 池袋駅の北西の地域。いわゆる「池袋」の中心街ではない。
池袋本町(いけぶくろほんちょう)
(170-0011) 北池袋駅下板橋駅がある。池袋のだいぶはずれといった様子の住宅街。
要町(かなめちょう)
(171-0043) 要町駅から千川駅にかけての地域。要町通り沿いの地域。
上池袋(かみいけぶくろ)
(170-0012) 北池袋駅の東側の地域。明治通りが通る。
北大塚(きたおおつか)
(170-0004) 大塚駅の北の地域。
駒込(こまごめ)
(170-0003) 豊島区の最も東側、駒込駅の周辺の地域。ソメイヨシノ発祥の地。
巣鴨(すがも)
(170-0002) 巣鴨駅の北西の広い地域。国道17号が通る。有名なとげぬき地蔵はここにある。
千川(せんかわ)
(171-0041) 千川駅のやや北側の住宅街。
雑司が谷(ぞうしがや)
(171-0032) 池袋の南側にある地域。鬼子母神がある。
高田(たかだ)
(171-0033) 高田馬場駅の北東の地域。
高松(たかまつ)
(171-0042) 板橋区と接している。
千早(ちはや)
(171-0044) 千川駅~要町駅の南側の地域。
長崎(ながさき)
(171-0051) 西武池袋線の北側。線路の反対側は南長崎。
西池袋(にしいけぶくろ)
(171-0021) 池袋駅西口付近は繁華街池袋の一部。他は住宅街。
西巣鴨(にしすがも)
(170-0001) 大塚駅から北へ少し行った地域。西巣鴨駅がある。
東池袋(ひがしいけぶくろ)
(170-0013) 池袋駅東口。繁華街池袋の一部。サンシャインシティなどがある。
南池袋(みなみいけぶくろ)
(171-0022) 池袋駅東口。繁華街池袋の一部。雑司が谷霊園がある。
南大塚(みなみおおつか)
(170-0005) 大塚駅の南側の地域。
南長崎(みなみながさき)
(171-0052) 西武池袋線の南側。線路の反対側は長崎。
目白(めじろ)
(171-0031) 目白駅周辺の広い地域。学習院大学がある。

ナンバープレート[編集]

豊島区は、練馬ナンバー(東京運輸支局)を割り当てられている。練馬ナンバー割り当て地域は以下の通りである。

  • 新宿区・文京区・中野区・杉並区・豊島区・北区・板橋区・練馬区[2]

区政[編集]

区議会[編集]

2012年5月23日現在

  • 区議会議長:村上 宇一
  • 区議会副議長:木下 広

2012年6月4日現在

行政機構[編集]

  • 区長
    • 副区長
      • 政策経営部
      • 総務部
      • 施設管理部
      • 区民部
      • 文化商工部
      • 清掃環境部
      • 保健福祉部
        • 池袋保健所
      • 子ども家庭部
      • 都市整備部
      • 土木部
      • 会計管理室

姉妹都市・友好都市[編集]

国内[編集]

海外[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

池袋駅が豊島区の中心駅であり、一日の乗降客数は約264万人(2006年)で、新宿区新宿駅に次ぐ世界第2位である。

JR logo (east).svg 東日本旅客鉄道(JR東日本)
山手線
埼京線湘南新宿ライン
  • - 池袋駅 -
Tokyo Metro logo.svg 東京地下鉄(東京メトロ)
M 丸ノ内線
Y 有楽町線
N 南北線
  • - 駒込駅 -
F 副都心線
PrefSymbol-Tokyo.svg 東京都交通局
Subway TokyoMita.png 都営地下鉄三田線
都電荒川線
Tōbu Tetsudō Logo.svg 東武鉄道
東武東上線
SeibuRailway mark.svg 西武鉄道
池袋線
※ また、新宿線高田馬場駅の北側(JRを跨ぐ部分)で僅かながら豊島区(高田三丁目)を通過している。

埼京線板橋駅はホームが豊島区にかかっているが、所在地は板橋区である。また、東武東上線下板橋駅の所在地は板橋区ではなく豊島区である。

道路[編集]

路線バス[編集]

教育[編集]

大学[編集]

短期大学[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

小学校[編集]

その他の学校[編集]

豊島区に本社を置く私塾[編集]

豊島区に本社を置く企業[編集]

商業施設[編集]

としまえん(豊島園)は練馬区に所在する。

公共施設[編集]

病院[編集]

  • 東京都立大塚病院(南大塚2-8-1)
  • 要町病院(要町1-11-13)
  • 総合病院一心病院(北大塚1-18-7)
  • 高田馬場病院(高田3-8-9)
  • としま昭和病院(南長崎5-17-9)
  • 長汐病院(池袋1-5-8)

名所・旧跡[編集]

谷端川南緑道
谷端川南緑道

主な公園[編集]

  • 池袋の森
  • 目白の森
  • 目白庭園
  • 谷端川北緑道
  • 谷端川南緑道
  • 谷端川親水公園
  • 谷端川第二親水公園

住宅[編集]

  • 豊島区営ライブピア長崎-斉藤邦彦アンドアソシエイツ、東京都、公営住宅建替え、1996年
  • UR 池袋団地-東池袋 市街地住宅 賃貸40 1960年 譲渡返還
  • UR 池袋東二丁目団地-南池袋 市街地住宅 賃貸56 1963年 現南池袋一丁目 譲渡返還
  • UR 目白団地-目白 男子単身 賃貸206 1959年 現存 全面建替
  • 都営高松三丁目第4アパート(高松 3-3、2005年)
  • 都営西巣鴨二丁目アパート(西巣鴨 2-23、1970 - 1976 年)
  • 都営北池袋アパート(池袋 1-13、1970年)
  • 都営池袋本町三丁目アパート(池袋本町 3-9、1974年)
  • 都営南大塚二丁目アパート(南大塚 2-36、1971年)
  • 都営北大塚一丁目アパート(北大塚 1-15、1968年)
  • 都営要町二丁目アパート(要町 2-14、1980年)

著名な出身者[編集]

学者[編集]

芸能[編集]

文化人[編集]

スポーツ[編集]

アナウンサー[編集]

政治家[編集]

名誉区民[編集]

特別区民[編集]

※2012年7月、区制施行80年を記念するイベントの一環として、同区に45年在住していた漫画家・横山光輝の作品の主人公たちに特別住民票を発行、特別区民とした[4]

豊島区を舞台とする作品[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ “「豊島区消滅する説」に区や区民が激怒 人口も増え、人気は都内トップ級で「ありえない」”. J-cast news. (2014年5月9日). http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=4333950 2014年5月10日閲覧。 
  2. ^ 日本列島「地名」をゆく! 第54回 東京都の区名あれこれ(3)、歴史地名ジャーナル:ジャパンナレッジ、2011年7月22日配信、2012年11月16日閲覧。
  3. ^ 「東京都における繁華街利用実態調査」 - 東京都産業労働局商工部調整課調査分析係(2013年3月)
  4. ^ 豊島区HP『文化・観光』項「横山光輝作品・特別住民票」。期間限定で職員の名刺などにもキャラクターのイラストを印刷したものを使用している。

外部リンク[編集]

行政
観光