そごう・西武
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場
|
| 本社所在地 | 〒102-0084 東京都千代田区二番町5-25 二番町センタービル |
| 設立 | 1969年(昭和44年)5月21日 (株式会社横浜そごう) |
| 業種 | 小売業 |
| 事業内容 | 百貨店 |
| 代表者 | 山下國夫(代表取締役社長) |
| 資本金 | 100億円 |
| 売上高 | 9,196億33百万円 (2009年2月期合併前業績単純合算) |
| 支店舗数 | 27 |
| 決算期 | 2月末日 |
| 主要株主 | セブン&アイ・ホールディングス 100% |
| 主要子会社 | #関連会社の項を参照のこと。 |
| 外部リンク | http://www.sogo-seibu.co.jp/ |
株式会社そごう・西武(そごう・せいぶ)は、セブン&アイ・ホールディングス傘下の小売業者である。
百貨店の「そごう」「西武」「ロビンソン」を運営している。
目次 |
[編集] 概要
セブン&アイ・ホールディングスグループの百貨店事業を、1社で担う。
[編集] 旧そごうグループの再建
2000年に民事再生法に基づく再生手続開始を申し立て経営破綻した株式会社そごう、および、そごうグループ(新千葉そごう、柏そごう、横浜そごう、大宮そごう、川口そごう、八王子そごう、千葉そごう、西神そごう、廣島そごう、廣島そごう新館、呉そごう、徳島そごうの地域子会社)12社(以下、再生13社)を再建するにあたり、株式会社そごうは元西武百貨店社長の和田繁明を特別顧問に迎え入れた(のちに社長となる)。この結果、事実上西武百貨店の支援を受けることとなったが、西武百貨店の傘下に入った訳ではなかった。
経営再建にあたり、まず、再生13社を兄弟会社の関係とするべく、再生13社を直接の完全子会社として傘下に収めるための会社が必要となり、休眠会社を活用することとなった。それが後に「株式会社ミレニアムリテイリング」となる「株式会社十合」である。2001年2月に十合が再生13社を買収、また、西武百貨店と包括的業務提携(資本提携ではない)を行うことで、西武百貨店の経営手法を経営再建に役立てることとなった。この時点で十合は、形式上も実態も、再生13社に対しての「持株会社」ではあったが、経営統合ではなく経営再建が目的だった経緯などから、一般的には「受け皿会社」と表現された。なお、「持株会社」と表現されるようになったのは、西武百貨店を子会社化し商号を十合からミレニアムリテイリングに変更した2003年6月前後からである。
経営再建は順調に進み、2002年に段階的に、十合の傘下において株式会社そごう(同年2月に株式会社横浜そごうから商号変更)を存続会社として再生13社が合併した。そして2003年1月、そごうは、計画よりも2年前倒しで再生手続を終結することができた。
[編集] 西武百貨店の再建
経営再建を果たしたそごうとは反対に、2002年頃より不良債権問題と関係する形で西武百貨店の財政問題が浮上。2000年に母体のセゾングループ(西武グループとは関係無い)において、同グループの解体の引き金となる西洋環境開発の整理に対する負担を強いられ、踏み込んだリストラ策を行わずに経営を続けていた事も仇となり巨額の不良債権を抱えた西武百貨店は、2003年1月14日にみずほコーポレート銀行・東京三菱銀行・クレディセゾン・新生銀行(そごう債権とは関係が無い)などの取引銀行へ2300億円規模の債権放棄要請。2月に私的整理に関するガイドラインに基づいた「西武百貨店グループ再建計画」を発表し、経営再建にあたる事となった。
これにより、同社は減増資をすると共に、みずほコーポレート銀行やクレディセゾンはデットエクイティスワップの実施などで金融支援を実施。十合の子会社化(後項)により両社は経営統合し、2005年3月に西武百貨店の再建計画は終結した。
[編集] 増資と経営統合
2003年6月1日に株式会社十合は「株式会社ミレニアムリテイリング」に商号変更、そごうと西武百貨店とで「ミレニアムリテイリンググループ」を発足させた。西武百貨店は十合に対する第三者割当増資と株式交換を段階的に実施して2004年9月までにミレニアムの完全子会社となり、名実共にそごうと西武百貨店の経営統合が実現した。
なお、持株会社となったミレニアムリテイリングは2003年時点では資本金が5500万円で和田繁明が4割強を出資する規模であり、資本力増強と西武百貨店の再建費用捻出を目的に、2004年7月、新株予約権を行使する形で野村ホールディングス傘下の投資会社「野村プリンシパル・ファイナンス(NPF)」が500億円、みずほフィナンシャルグループの投資子会社「みずほコーポレート」が400億円出資する事となり、NPFが筆頭株主となった。なお、このみずほコーポレート社長は2006年に西武ホールディングス社長に就任した後藤高志(当時、みずほコーポレート銀行常務を兼任)である。
[編集] セブン&アイグループ入り
2005年12月26日にセブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイHLDGS)が野村プリンシパル・ファイナンスの保有する株式を買収し、ミレニアムリテイリングを傘下に収める事を電撃的に発表。大手流通グループの再編に一石を投じるなどとして話題を集めた。
2006年2月1日からセブン&アイHLDGSの子会社となり、同年6月1日に株式交換を実施し完全子会社となった。
これまでミレニアムは、伊勢丹から池田昭喜と佐野和義の2人の役員を引き抜いている。
同年、ミレニアム会長であった和田は、健康上の理由からセブン&アイHLDGSの副会長に専念することになった。
[編集] 百貨店事業4社合併
2009年8月1日、株式会社ミレニアムリテイリング、株式会社西武百貨店、株式会社そごうの3社が、そごうを存続会社にして合併し、株式会社そごう・西武となる。これにより、ミレニアムリテイリンググループの名称は役目を終えた。
9月1日には、同じセブン&アイグループの株式会社ロビンソン百貨店を吸収合併、グループの百貨店事業を1社に統合する[1]。
[編集] 沿革
[編集] 「そごう」と「西武百貨店」の経営統合前
- 1830年 - 大阪にて「大和屋」(後のそごう)が創業。
- 1877年 - 大和屋が移転し、「十合呉服店」と店名変更。
- 1919年 - 株式会社十合呉服店を設立し、百貨店業を始める。
- 1940年
- 株式会社十合呉服店が、株式会社十合に商号変更。
- 株式会社武蔵野デパート(後の西武百貨店)創業。
- 1949年 - 株式会社武蔵野デパートが、株式会社西武百貨店に商号変更。
- 1952年 - 株式会社十合の関連会社として、株式会社数寄屋寮(後のミレニアムリテイリング)設立。
- 1969年
- 株式会社十合が、株式会社そごうに商号変更。
- 株式会社数寄屋寮が、株式会社十合に商号変更。
- 1969年5月21日 - 株式会社そごうの関連会社として、株式会社横浜そごう(現在の法人としてのそごう・西武)設立。
[編集] 株式会社ミレニアムリテイリング
- 2001年2月 - 株式会社十合と西武百貨店が包括的業務提携契約締結。同時に100%減資したそごうグループ13法人に株式会社十合が出資し、完全子会社化。
- 2002年
- 2月 - 十合・西武統合商品部(SSMG)発足。
- 2月~9月 - 十合傘下の株式会社横浜そごうが、(旧)株式会社そごうをはじめとするそごうグループ9社を吸収合併したうえで、(新)株式会社そごうに商号変更(十合傘下の13社が1社になる)。
- 2003年
- 2004年
- 2005年
- 1月31日 - 野村プリンシパル・ファイナンスが新株予約権の行使により株式会社ミレニアムリテイリングの第三者割当増資を引き受ける(持株比率が議決権の65.54%に)。
- 12月26日 - セブン&アイ・ホールディングスがミレニアムリテイリングを買収し100%子会社化することを発表。
- 2006年
- 2007年3月23日 - 関連会社である株式会社ロフトの株式(70.7%)を取得し子会社化。
- 2008年9月 - 業績不振を理由に佐野社長、池田営業業務改革部長など伊勢丹出身者が辞任。後任に山下そごう社長。
[編集] 株式会社そごう・西武
[編集] 関連会社
- 子会社
- 株式会社ロフト(新宿区) - 雑貨専門店
- 株式会社シェルガーデン(豊島区) - 高級食品専門店
- 株式会社池袋ショッピングパーク(豊島区) - 地下駐車場・ショッピングセンター経営
- 株式会社ごっつお便(豊島区) - ギフト卸売
- 株式会社八ヶ岳高原ロッジ(南佐久郡南牧村) - ホテル・リゾート経営
- 提携会社
- 株式会社セブンCSカードサービス - そごうと西武で発行するクレジットカードの事業面で提携。セブン&アイHLDGS傘下の株式会社セブン・フィナンシャルサービスの子会社
- 解散した関連会社
- 株式会社ミレニアムキャスティング(中央区) - 人材派遣、アウトソーシング事業
[編集] クレジットカード
クレジットカードについては、西武百貨店、そごう及び傘下の関連会社についてはセゾングループの流れ、及び西武百貨店がそごうを救済した経緯から、クレディセゾンとの提携カード「クラブ・オン カード《セゾン》」と「そごうミレニアムカード《セゾン》」を発行している(2011年4月にクレディセゾンからセブンCSカードサービスへ移管)。
なお、ロビンソン百貨店はイトーヨーカドー傘下であったため、セブン・カードサービス(旧アイワイ・カード・サービス)との提携カード「ロビンソン-アイワイカード」を発行している。
2013年を目処に、セブン・カードサービスの親会社であるセブン・フィナンシャルサービス(旧セブン&アイ・フィナンシャル・グループ)とクレディセゾンとの合弁会社セブンCSカードサービスにセブン・カードサービスの事業を移管して統合することが合意されている[2]。
[編集] ポイントカード
ポイントカードについては、そごうが「そごうミレニアムカード」、西武百貨店が「クラブ・オンカード」を発行しており、そごう及び西武百貨店で共通にポイントを利用できる。ロビンソン百貨店はロビンソンポイントカードを発行しており、発行店でのみポイント利用ができる。そごう・西武とロビンソンの互換性は皆無である。
[編集] ATMサービス
ロビンソン百貨店はイトーヨーカドー傘下であった事から、セブン銀行ATMのサービス開始当初および地元金融機関提携当初からATMが設置されていたが、そごう及び西武百貨店については2008年7月15日より順次設置されている。
[編集] 商品券
「セブン&アイ共通商品券」については、そごう及び西武百貨店では長らく利用できなかったが、2008年9月1日から利用できるようになり[3]、2009年9月1日から「セブン&アイ共通商品券」の販売を開始した[4]。
また、そごう及び西武百貨店発行の一部の商品券とお買い物券については、以前はそれぞれが発行した百貨店各店のみ利用可能だったが、2009年8月1日から、そごう及び西武百貨店全店で利用できるようになった(ロビンソン百貨店では引き続き利用不可)[5]。
なお、そごう・西武に合併する前から、西武百貨店及びそごう、ロビンソン百貨店の3社はそれぞれ日本百貨店協会に加盟していたため、「全国百貨店共通商品券」の使用は発行元百貨店に関わらず、西武百貨店及びそごう、ロビンソン百貨店の全店で利用可能だった。
[編集] イメージキャラクター
- おかいものクマ - そごう・西武共通のオリジナルマスコット。統合前は西武のみで使用されていた。
- 倖田來未 - 2009〜2010年冬、2010〜2011年冬「そごう・西武冬市」イメージキャラクター。
- 東方神起 - 2011年〜[6]
[編集] 脚注
- ^ a b c 『百貨店事業再編に関するお知らせ』 株式会社セブン&アイ・ホールディングス 2009年5月29日 (PDF)
- ^ 包括的業務提携に関する基本合意のお知らせ (PDF, セブン&アイHLDGS. 2010年3月17日)
- ^ 「セブン&アイ共通商品券」取扱い店舗を拡大! (PDF, 株式会社セブン&アイHLDGS. 2008年8月29日)
- ^ セブン&アイ共通商品券販売開始 そごう
- ^ そごう・西武友の会(旧セゾンクラブ)会員の皆さまへ (PDF, 西武百貨店 2009年8月1日)
- ^ “東方神起、再始動後の初CMで銀のクマとダンス”. 読売新聞. (2011年5月13日)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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