ホテルメトロポリタン

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ホテルメトロポリタン(Hotel Metropolitan/Hotel Metropolitan Tokyo)は、東京都豊島区西池袋にあるシティホテルである。JR東日本グループのホテルチェーン「JR東日本ホテルズ」のシティホテルブランドである「メトロポリタンホテルズ」の旗艦拠点である。

2007年(平成19年)に実施された東日本旅客鉄道(JR東日本)の経営方針『選択と集中』によるホテル運営会社再編で(当ホテル運営企業を存続会社とした)日本ホテル株式会社が運営している。

IHGフランチャイズホテルとして、対海外向けにはクラウンプラザ メトロポリタン東京を英文にした名称が通常用いられていたが、2009年(平成21年)2月19日ワールドホテルズへの加盟が発表され、同年4月1日よりメンバーとなる。これに伴い、英文名称もHotel Metropolitan Tokyoに改名される。

概要[編集]

池袋駅西口の再開発を目的とした「池袋駅西口地区開発整備促進協議会」が1970年代に現在の第三セクター方式で結成された。

そして、旧国鉄東武鉄道が主要株主である池袋ターミナルホテル株式会社によって建設され、1985年(昭和60年)6月2日に開業した[1]

日本国有鉄道が出資して運営に参画した初の本格的なシティホテルであった[1]

24階建てに815の客室(2007年(平成19年)時点)・大小10以上の宴会場・和洋中伊のレストラン婚礼設備をはじめ、ショッピングアーケード・エステティックサロン・美容室・ビジネスセンター等、西池袋地区随一のシティホテルとして一通りの施設が設けられている。

宴会場は母体企業であるJR東日本及びJR東日本グループ企業の研修や式典、採用関係に用いられる場合もあるが、株主総会は例年ホテルニューオータニで執り行われている。

運営企業[編集]

池袋ターミナルホテルは1992年(平成4年)開業のメトロポリタンプラザ事業に携わるため「池袋ターミナルビル」へ社名変更し、双方の運営を担っていた。

また、1996年(平成8年)には同社によって「ホテルメッツ浦和」が開業し、ビジネスホテル運営にも進出した。

1999年(平成11年)にJR東日本の方針によって、メッツホテルアンドレストラン株式会社を子会社として設立し、東京都隣接県のホテルメッツ運営を集約した。このため、2000年に開業した「メッツ溝の口」以降、同社運営の新設のメッツには飲食店としてメトロポリタンの中国料理レストラン「桂林」の姉妹店「チャイナ桂林」を設置している。

2004年(平成16年)4月にターミナルビル社はメトロポリタンプラザ事業部門を会社分割によって(新)池袋ターミナルビル株式会社を設立し譲渡。旧社は株式会社ホテルメトロポリタンへ社名変更した。分割実施まで持分法適用会社としていた東武鉄道は資本を引き上げ、両社とも株主構成はJR東日本が98.75%、鉄道会館が1.25%出資するJR東日本の連結子会社となった。

そして2007年(平成19年)に(旧)日本ホテル・メッツホテルアンドレストラン・ホテルエドモントなど、東京都隣接県のJR東日本ホテルズ運営企業を吸収合併し、株式会社ホテルメトロポリタンは日本ホテルへ社名変更するといった事業の集約化を実施した。

インターコンチネンタルホテルズグループとの提携関係[編集]

開業とその後の経緯から、2003年(平成15年)度までは東武ホテルチェーンの提携ホテルとしても運営されており(1997年(平成9年)に東武ホテルの旗艦となる錦糸町東武ホテルレバント開業後は運営上の関与が薄まる)、1987年(昭和62年)に当時の東武鉄道が締結した「ホリデイ・イン東武成田」のマーケティング契約に基づき、英国ホリデイ・インチェーン(IHGへ統合)のフランチャイズホテル化に次ぐ形で1989年(平成元年)4月に当ホテルも同様の契約を締結。対海外向けに「Holiday Inn(1993年度まで)/Crowne Plaza Hotel Metropolitan-Tokyo」の英名称が充てられていた(ClownPlazaは、インターコンチネンタルにおけるシティホテルブランドである。)。

2006年(平成18年)に全日空の経営資源集中により「全日空ホテルズ」事業運営をIHGと合弁化することが決まり、「IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社(IHG-ANA)」が東京に設立されると、日本のIHGのマネジメントもIHG-ANA傘下にとなり、日本国内向けでもクラウンプラザホテルとして「クラウンプラザ メトロポリタン東京」の名称が使われるようになった(主にANAセールスやIHGルートで用いられている)但し、全日空ホテルからリブランドした「ANA クラウンプラザホテル」(千歳・大阪など)とは分類が区別されている。

このため、JR東日本ホテルズJRグループの宿泊施設を包括したホテル予約チェーン「JRホテルグループ」内で、既に旧全日空ホテルズとホテルマネジメント(運営)委託の上、JRホテル側が経営管理に当たっている「全日空ホテルクレメント高松」「ハウステンボス ジェイアール全日空ホテル」と同じく、JRホテルグループとIMG-ANAの両方のホテルチェーンに属するホテルに一時期なっていた。

しかしながら、ワールドホテルズへの加盟に伴い、2009年(平成21年)3月31日限りで20年に及んだ提携関係は幕を閉じた。

なお、東京都内に所在するIHGホテルは他に「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ」と、全日空ホテルズのリブランドである「ANAインターコンチネンタルホテル東京」・「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」がある。

客室[編集]

  • 5-15階 - スタンダードルーム
  • 16-23階 - デラックスルーム
  • 24階 - エグゼクティブ・スイートルーム「メトロポリタンフロア」(2007年設置)

設備[編集]

レストラン・バー[編集]

ブライダル施設[編集]

その他施設[編集]

  • ジェクサーフィットネスクラブ ホテルメトロポリタン池袋(2008年3月開業)

アクセス[編集]

鉄道[編集]


脚注[編集]

  1. ^ a b ““国鉄ホテル”が登場”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1985年6月12日)

外部リンク[編集]