大林組

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株式会社大林組
OBAYASHI CORPORATION
Shinagawa intercity overview 2009.JPG
本社が入居する品川インターシティB棟(中央)
種類 株式会社
市場情報
東証1部 1802
大証1部(廃止) 1802
福証 1802
本店所在地 日本の旗 日本
108-6101
東京都港区港南2丁目15番2号
品川インターシティ B棟
設立 1936年(昭和11年)5月7日
業種 建設業
事業内容 建築土木海洋不動産コンサルティング
代表者 代表取締役社長 白石達(しらいし とおる)
資本金 577億52百万円
(2012年3月31日現在)
発行済株式総数 7億2,150万9,646株
売上高 単独:9,636億3,300万円
連結:1兆2,457億7,200万円
(2012年3月期)
営業利益 単独:220億2,000万円
連結:311億4,500万円
(2012年3月期)
純利益 単独:17億5,400万円
連結:51億4,200万円
(2012年3月期)
純資産 単体:3,051億9,000万円
連結:3,654億9,200万円
(2012年3月期)
総資産 単体:1兆2,610億7,900万円
連結:1兆6,187億4,800万円
(2012年3月期)
従業員数 単体:8,305人 連結:1万2,870人
(2012年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 8.33%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 7.30%
日本生命保険 3.62%
大林 剛郎 2.99%
(2012年9月30日現在)
主要子会社 大林道路
関係する人物 大林芳郎津室隆夫
外部リンク http://www.obayashi.co.jp/
特記事項:建設業者許可番号:国土交通大臣許可(特)第3000号
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現在の大阪本店(ダイビル本館、大阪市北区)
かつての登記上の本店および大阪本店(大阪大林ビルディング、大阪市中央区)
大林組旧本店ビル(ルポンドシエル ビル、大阪市中央区)

株式会社大林組(おおばやしぐみ)は、1892年(明治25年)創業の日本の大手総合建設会社。

概要[編集]

鹿島建設清水建設大成建設竹中工務店とともにスーパーゼネコン5社の一つ。建築新技術の開発等においても国内トップクラス。

創業以来永らく、竹中工務店奥村組錢高組鴻池組と並び大阪に拠点を置いていたが、2010年(平成22年)、登記上本店を東京に移転した。

みどり会UFJグループ)、大輪会大和銀行、現りそな銀行)の会員企業である。

同社のコーポレートメッセージは「時をつくる こころで創る」である。

沿革[編集]

  • 1892年(明治25年) - 阿部製紙所の工場建設を受注し、大林芳五郎が大阪(西区靱南通(現・西区西本町2丁目))で土木建築請負業・大林店を創業(1月25日)。
  • 1904年(明治37年) - 店名を大林組と定める。東京事務所を設置。
  • 1905年(明治38年) - 本店を大阪(東区北浜(現・中央区北浜2丁目))に移転。
  • 1906年(明治39年) - 東京事務所を東京支店に昇格。
  • 1909年(明治42年) - 合資会社大林組を設立。
  • 1916年(大正 5年) - 店主・大林芳五郎が死去。大林義雄が社務を継承。
    この頃、大阪電気軌道近畿日本鉄道の母体会社)による生駒トンネル開削工事費用の未支払いが原因で、経営危機に陥る。実業家の片岡直輝の元で、大阪電気軌道とともに支援がなされて再建。
  • 1918年(大正 7年) - 株式会社大林組を創立。
  • 1919年(大正 8年) - 株式会社大林組に合資会社大林組を合併。本店を大阪(東区京橋(現・中央区北浜東6丁目))に移転。
  • 1924年(大正13年) - 甲子園大運動場(現・阪神甲子園球場)竣工。
  • 1926年(大正15年) - 本店ビル竣工。
  • 1931年(昭和 6年) - 大阪城天守閣竣工。
  • 1936年(昭和11年) - 株式会社第二大林組を設立。
  • 1937年(昭和12年) - 株式会社第二大林組、株式会社大林組を吸収合併し、商号を株式会社大林組に変更。
  • 1949年(昭和24年) - 建設業法による第1回登録(建設大臣)完了。
  • 1961年(昭和36年) - 東京大林ビル竣工。東京支店を移転。
  • 1970年(昭和45年) - 日本万国博覧会開催、お祭り広場など主要施設を手がける。東京支店を廃し、東京本社を設置。本社機能を移転。登記上本店(本店)を大阪に置く。
  • 1973年(昭和48年) - 大阪初の超高層ビル、大阪大林ビル竣工。本店を移転。
    このビルには国内において希少な存在である、パンタグラフ構造による可動機構を備えるダブルデッキエレベータが設置されている。
  • 1978年(昭和53年) - 広報誌『季刊大林』を創刊。
  • 1991年(平成 3年) - 創業100周年。
  • 1999年(平成11年) - 東京本社を品川インターシティに移転。
  • 2010年(平成22年) - 本店を東京へ移転し、本店を大阪本店に、東京本社を本社にそれぞれ改称。同時に東京本店を設置。
  • 2012年(平成24年) - 東京スカイツリー竣工。
  • 2013年(平成25年) - 大阪本店を、大阪市北区中之島3丁目6番32号 ダイビル本館に移転。

事業所[編集]

  • 支店 - 札幌、東北(仙台)、横浜、名古屋、北陸(新潟)、神戸、広島、四国(高松)、九州(福岡)、海外
  • 営業所 - 全国64か所
  • 海外拠点 - ロンドン、サンフランシスコ、ホノルル、北京、大連、上海、台北、マニラ、ジャカルタ、ハノイ、ホーチミン、プノンペン、シンガポール、クアラルンプール、バンコク、イスタンブル

歴代社長[編集]

※「大林店」時代を含む

  1. 大林芳五郎(1892年 - 1916年)
  2. 大林義雄(1916年 - 1943年)
  3. 大林芳郎(1943年 - 1989年)
  4. 津室隆夫(1989年 - 1997年)
  5. 向笠愼二(1997年 - 2005年)
  6. 脇村典夫(2005年 - 2007年)
  7. 白石達(2007年 - )

主な施工物件[編集]

自社の宅地開発[編集]

  • 佐倉そめい野(染井野)
  • 浜甲子園健康住宅地開発(一部)
  • 川西けやき坂(鷹尾山けやき坂)
  • 恵み野開発恵庭市鹿島建設他と)
  • 伊豆三井大林分譲地(三井不動産と)
  • 宇都宮市豊郷台住宅地
  • 藤枝清里

不祥事[編集]

  • 1913年 1月 26日 - 生駒トンネル 内部で大落盤事故が発生。労働者150人前後が閉じこめられ、20人(西教寺過去帳による)が犠牲になった。
  • 2006年(平成18年)5月11日 - 防衛施設庁談合事件にからむ不正入札に関して、国土交通省から30日間の営業停止命令を受けた。同事件に関係する営業停止命令はゼネコン大手など8社に及んだ。
  • 2006年(平成18年)8月14日 - 下請先である三国屋建設株式会社がクレーン船のアームを高圧線に接触させ、首都圏大規模停電を招いたことにより、千葉県浦安市により半年間の指名停止処分が下された。
  • 2006年(平成18年)10月18日 - 同社が大阪国税局の税務調査によって、約11億円の申告漏れを指摘されたことが判明。国税局は約3億5000万円を追徴課税した。
  • 2007年(平成19年)5月 - 大阪府枚方市が2005年(平成17年)11月に発注した清掃工場建設工事に絡み、競売入札妨害(談合)容疑により、顧問と社員2名が逮捕された。これを受けて脇村典夫社長を含む一部の役員が辞任している。
  • 2008年(平成20年)2月 - 同社が島根県浜田市に建設中の民間刑務所で、地下共同溝に設置する柱のうちの70本について、鉄筋の配置ミスがあり、柱を解体した上で工事をやり直すことが判明した。

関連会社[編集]

建設事業
不動産・開発事業
公益法人
その他

提供番組[編集]

過去の提供番組[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]