ハウステンボス

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ハウステンボス株式会社
HUIS TEN BOSCH Co,.Ltd
種類 株式会社
本社所在地 〒859-3292
長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
電話番号 0956-58-0080
設立 1992年3月25日
業種 サービス業
事業内容 テーマパークホテルなどの運営
代表者 代表取締役社長 東園 基宏
資本金 105億25万円
従業員数 1,581人(2007年4月1日現在)
外部リンク http://www.huistenbosch.co.jp/
  
ハウステンボス。2008年3月15日以前の写真
ハウステンボス。2008年3月15日以前の写真

ハウステンボスラテン文字表記:Huis Ten Bosch)は、長崎県佐世保市にある、オランダの街並みを再現して作られたテーマパークである。現在はオランダのみならず、ヨーロッパ全体をテーマにしている。 たびたびドラマ映画CMなどのロケ地としても使われる。 佐世保市の町名(地番)にもなっており、ハウステンボスの所在地の住所は佐世保市ハウステンボス町1-1となっている。


目次

[編集] 沿革

[編集] 名称について

「ハウステンボス」(Huis Ten Bosch)とは、オランダ語で「森の家」という意味(“Huis”が「家」、“Bosch”が「森」を指す)。オランダのベアトリクス女王が現在居住しているハイステンボス宮殿Paleis Huis ten Bosch)を再現した事から名付けられた。

ハウステンボス株式会社は“Huis”に「ハウス」というカナ表記を当てているが、オランダ語の“ui”を「アウ」とカナ転写することは極めて珍しい。オランダ語の“ui”は日本語に類似の発音が無いためカナ転写が困難であるが、慣用的に「アイ」または「オイ」という表記が用いられている(いずれの表記も原音とは大きな隔たりがあるが、どちらかというと「アイ」のほうが実際の発音に近いとされる)。従って、慣用例に基づいた“Huis Ten Bosch”のカナ転写は「ハイス・テン・ボス」(もしくは「ホイス・テン・ボス」)となる。

[編集] ハウステンボスプロジェクトの概要

大村湾に面した佐世保市針尾地区にあり、開発面積は152ヘクタール(46万1干坪)で東京ディズニーリゾートディズニーランドディズニーシー)とほぼ同規模。

[編集] イメージづくり

オランダの400年の国づくりに学びながらストーリーを作り、「人と自然が共存する新しい街」『自然の息づかいを肌で感じることのできる新しい空間』を目指してつくられた。 各地区毎にオランダの文化と豊かな自然が息づき、ハウステンボスで生活する人々や訪れる人々に充実したリゾートライフを提供することを目指しており、どの地区も施設や街の紋章などまでオランダ政府の協力や助言のもとにオランダにある建物を忠実に再現している。

地名も1991年(平成3年)6月「佐世保市ハウステンボス町」として登録された。施設の側を通る県道にも長崎県道141号ハウステンボス線の名称が付されており、商業施設が地名として認定されている例は極めて少ない。

[編集] 土壌の改良

この用地はかつて長崎県が工業団地として造成したが企業誘致に失敗、手つかずのままであった。この土地を長崎オランダ村株式会社(当時)が長崎県より買い上げ、草木が全く生えない土地に自然を蘇らせることからスタート。 まず、土地購入費以上の投資をして土壌改良を行い、土地を掘削して堆肥を混入する有機的な方法を採用、綿密な調査や研究に基づいて植栽計画を行い、約40万本の樹木と30万本の花を植えた。

[編集] 運河の開発

また、街中に張り巡らされた運河は全長6,000m、深さが5m、水深2.5m、幅が20~30m。水際の植物や動物など自然の生態系を守るため、水際に接するものは、石や土、木を利用し、この運河の護岸にもコンクリートを使わず全て石積みにしている。 また、運河の水は大村湾の干満の差を利用して入れ替える他、ポンプで強制循環させ澱ませないようにするほか、園内の施設で汚水や排水をさらに3次処理、高度処理し、排水汚染度5ppm以下にして草木に散水、土壌ろ過し、自然に戻すという方法をとっている。 その徹底した浄水処理により、元々の大村湾の水よりもハウステンボス内で浄化して湾に戻す水のほうが汚染度が低くなっているほどである。

[編集] その他

建設などにかかった費用は総額2千数百億円といわれる。総合保養地域整備法(リゾート法)の適用も受けている。

なお、開業までの詳細な経緯は、創業者である神近義邦の著書「ハウステンボスの挑戦」(講談社、1994年1月、ISBN 4062064073)に記されている。

[編集] ミュージアム・アトラクション等

  • ミュージアムモーレン
  • テディベアキングダム
  • ミステリアスエッシャー
  • グランオデッセイ(旧天星館)
  • フライト・オブ・ワンダー(旧宇宙帆船館)
  • ホライゾンアドベンチャー
  • Kirara(キララ)(旧ノアの劇場・エコロジア)
  • クリスタルドリーム(マイケル・ジャクソンが訪問した際、大絶賛したので世界的に有名になった)
  • カロヨンシンフォニカ
  • オルゴールファンタジア
  • コムタチン・コムタチンミュージアム(旧アニメワールド)
  • シーボルト出島蘭館
  • キッズ・ファクトリー(旧アクアリント)
  • カルーセル
  • ギヤマンミュージアム
  • ドムトールン
  • 大航海体験館
  • ポルセイレンミュージアム
  • パレスハウステンボス
  • クラッシックバス
  • カナルクルーザー
  • 観光丸

[編集] 営業状況

ハウステンボス自体の入場者は1996年度には425万人を記録したが、町並みが売り物の大人のテーマパークというコンセプトは受け入れられず、リピーターの確保は困難を極めた。2001年度の入場者は355万人まで減少、負債額は2,289億円に達し、会社更生法の適用を申請して破綻に追い込まれた(これによって、十八銀行長崎バスなど、出資していた地元企業が経営に大打撃を被っている)。

その後、野村プリンシパル・ファイナンスをスポンサーとする更生計画案が認可され、現在経営再建の途上にある。近年は他テーマパーク同様、大韓民国中華民国中華人民共和国等からの来場者が多い。なお、母体となった長崎オランダ村も元の場所でしばらく営業を続けていたが、入場客の激減により、2001年10月に閉園した。

[編集] アクセス

特急「ハウステンボス」
特急「ハウステンボス」
飛行機
東京から約2時間、大阪から約1時間40分。(長崎空港経由)
福岡から約1時間40分。(高速道路経由)
鉄道
JR大村線ハウステンボス駅下車徒歩5分。(博多駅から特急ハウステンボス」で約1時間40分)
船舶
長崎空港から約50分。(園内マリンターミナル着、入場券(入場チケット・パスポート等)が必要)
バス
名古屋 - 夜行高速バスコーラルエクスプレス号」で約13時間。
大阪なんば)・神戸三宮 - 夜行高速バス「コーラルエクスプレス号」で大阪より約12時間。
長崎空港 - 西肥バス特急で約1時間弱。
熊本 - 高速バス「さいかい号」で約3時間。

[編集] 主要施設

[編集] 園内のオフィシャルホテル

  • ホテルヨーロッパ
客室数328。ハウステンボスメインホテル。専用のカナルクルーザーでホテルに入ることができる。運営はホテルオークラ
  • ホテルデンハーグ
客室数228。
  • ホテルアムステルダム
客室数202。パークのほぼ中心に位置する。
  • フォレストヴィラ
コテージ105戸。森の中の湖畔にある雰囲気を持たせている。ホテルヨーロッパとフロント兼用。
  • 迎賓館
客室数8。オランダ王室等のVIP宿泊用に設けられたホテルヨーロッパの別館。

園内ホテル宿泊者は入国口(バスターミナル前)、マリンターミナルのホテル受付で荷物を預け各ホテルまで届けてもらうことができる。

[編集] 園外のオフィシャルホテル

  • ハウステンボスジェイアール全日空ホテル
客室数330。JR沿線から見える一番手前の建物。天然温泉がある。
  • ホテル日航ハウステンボス
客室数388。出国棟に隣接し、専用ゲートより再入国できる。
  • 西海橋コラソンホテル

この他、園内には分譲別荘(ワッセナー)もある。

[編集] その他

  • 現在のハウステンボスのある場所には太平洋戦争終結後に佐世保引揚援護局が置かれ、針尾島西部の浦頭港に上陸した引揚者の受け入れを行った歴史がある。引揚援護局閉鎖後は陸上自衛隊針尾駐屯地、針尾工業団地を経て現在のハウステンボスに至る。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク