西日本鉄道

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西日本鉄道株式会社
Nishi-Nippon Railroad Co., Ltd.
ロゴマーク
Fukuoka Building.JPG
西鉄本社のある福岡ビル
種類 株式会社
市場情報
東証1部 9031
福証 9031
略称 西鉄、NNR
本社所在地 日本の旗 日本
郵便番号:810-8570
福岡県福岡市中央区天神一丁目11番17号
設立 1908年明治41年)12月17日
(九州電気軌道株式会社)
業種 陸運業
事業内容 鉄道事業
一般乗合旅客自動車運送事業
一般貸切旅客自動車運送事業
海上運送事業
利用運送事業
航空運送代理店業
通関業
不動産の売買および賃貸業
遊園地・植物園等の経営
代表者 竹島和幸代表取締役会長
倉富純男代表取締役社長
資本金 261億5,729万円
(2012年3月31日現在)
発行済株式総数 3億9,680万930株
売上高 単独:1,352億4,600万円
連結:3,275億900万円
(2012年3月期)
営業利益 単独:91億9,900万円
連結:149億9,400万円
(2012年3月期)
純利益 単独:30億6,800万円
連結:53億9,600万円
(2012年3月期)
純資産 単独:851億3,800万円
連結:1,096億6,700万円
(2012年3月期)
総資産 単独:3,632億7,200万円
連結:4,124億3,800万円
(2012年3月期)
従業員数 単体:4,208人 連結:17,426人
(2011年3月31日現在)
決算期 毎年3月31日
主要株主 日本トラスティ・サービス信託銀行(株) 5.87%
日本生命保険相互会社 4.97%
(株)福岡銀行 4.89%
(株)みずほコーポレート銀行 3.98%
(2011年9月30日現在)
主要子会社 西鉄グループを参照
関係する人物 西鉄に関係する人物を参照
外部リンク www.nishitetsu.co.jp
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西日本鉄道株式会社(にしにっぽんてつどう、: Nishi-Nippon Railroad Co., Ltd.、NNR)は、福岡県を基盤に鉄道路線、バス路線などの路線網を持つ大手私鉄。本社所在地は福岡県福岡市中央区天神一丁目11番17号に所在する福岡ビル。また、西鉄グループの中心となる会社でもある。東証1部上場(証券コード:9031)。略称の西鉄(にしてつ、Nishitetsu)として一般的に知られている。

なお当社は、西日本旅客鉄道(JR西日本)とは全く関連のない別の企業である[1]

グループ全体でのコーポレート・スローガンは「人へ、社会へ、あしたへ動く」。

目次

会社概要[編集]

天神大牟田線太宰府線甘木線貝塚線(旧・宮地岳線)の4つの鉄道路線および路線バス高速バスなどを運営するほか、国際貨物(輸出入)・不動産業・レジャーサービス業なども行っている。福岡県内に留まらず日本全国、さらには海外でも事業を行っている。鉄道事業の通称は西鉄電車(にしてつでんしゃ)、バス事業の通称は西鉄バス(にしてつバス)である。鉄道事業の規模は民鉄業界の中でも比較的大きいことから、首都圏中京圏京阪神圏三大都市圏以外の鉄道会社としては唯一大手私鉄の中に含まれる。

1908年創業の九州電気軌道が前身で、2008年に100周年を迎えた(傍系の博多湾鉄道汽船1900年創業)。かつては福岡市内線北九州線などといった路面電車も有していたが、(事実上の)全面廃止を受けて、都市間高速電車として発展を続けていた大牟田線(現在の天神大牟田線)にその中心がシフトした。現在は同路線が鉄道・バス部門における大動脈を担っており、利益捻出の柱ともなっている。

2007年5月10日に西鉄から発表された同年3月期(2006年度)決算[2]では、全事業20,071百万円の営業利益のうち、鉄道事業が5,145百万円、バス事業が-1,315百万円、兼業事業が7,871百万円となっている。

最大のターミナルである西鉄福岡(天神)駅福岡市地下鉄空港線天神駅と接続しており、福岡空港駅へは同線で結ばれている。このことから、同様に羽田空港から首都圏とを結ぶ京浜急行電鉄や、関西国際空港から京阪神圏とを結ぶ南海電気鉄道中部国際空港から中京圏とを結ぶ名古屋鉄道ビジネスホテル事業で提携しており、沿線の主要駅に各社のポスターが掲示されている。

歴史[編集]

西日本鉄道は、1908年明治41年)に設立され1911年(明治44年)に開業した九州電気軌道(九軌)が前身である。これに先立つ1902年(明治35年)には太宰府馬車鉄道(後に九州鉄道に合併)が二日市 - 太宰府間に馬車鉄道を開業している。1910年(明治43年)には福岡市内で福博電気軌道が、翌1911年には博多電気軌道路面電車の運行を開始。両社は後にそれぞれ東邦電力九州水力電気に吸収されるが、1934年(昭和9年)に福博電車が双方の軌道事業を引き継いだ。一方、1924年大正13年)には九州鉄道(九鉄、国有化された1887年設立の九州鉄道とは別)が福岡 - 久留米間で高速電車を開業(現在の天神大牟田線)し、その約1か月後に博多湾鉄道汽船(湾鉄)が新博多(後の千鳥橋) - 和白間で現在の貝塚線にあたる路線を開業している。

1942年昭和17年)には陸上交通事業調整法に対応するため、九州電気軌道・福博電車・九州鉄道・博多湾鉄道汽船・筑前参宮鉄道の5社が合併し、西日本鉄道が発足した。登記上は九州電気軌道(本社・小倉市砂津)による他4社の吸収合併で、合併成立3日後の1942年9月22日に現社名に改称している。また合併と同時に小倉地区への戦災を恐れ、西鉄発足と同時に本社を福岡市西新に移転、旧九州電気軌道本社は「北九州営業局」となった。「西日本鉄道」の社名は、5社合併時の博多湾鉄道汽船社長であった太田清蔵により命名されたものである。

西鉄では創立年を自社の直接の母体会社である九州電気軌道が設立された1908年としているが、創立記念日は5社合併後、現社名に改称した9月22日としている。

年表[編集]

合併から1996年まで使用されていた社紋。現在も一部バス停や電車の復刻塗装などに見られる。
  • 1942年昭和17年)
  • 1943年(昭和18年)
    • プロ野球球団「大洋軍」を買収し、「西鉄軍」発足(同年シーズン終了後に解散)。
    • 日本初の高速連接車・前面展望型電車500形が運転開始。
  • 1943年(昭和18年) - 1944年(昭和19年) - 福岡県内のバス事業者各社を買収。
  • 1944年(昭和19年)5月1日 - 糟屋線と宇美線が戦時体制により国有化され、糟屋線は国鉄香椎線に、宇美線は国鉄勝田線となる[3]
  • 1945年(昭和20年)
  • 1948年(昭和23年)
  • 1949年(昭和24年) - プロ野球球団「西鉄クリッパース」(会社名:西鉄野球株式会社)発足、パ・リーグに加盟。
  • 1950年(昭和25年)
  • 1951年(昭和26年)
  • 1952年(昭和27年)
    • 日本初のモノコック鉄道車両である313形運転開始。
    • 1月6日 - 大牟田市内線を休止(1954年廃止)。
  • 1957年(昭和32年)2月11日 - 西鉄初の新性能車1000形運転開始。
  • 1958年(昭和33年)11月27日 - 福島線を廃止。
  • 1959年(昭和34年)5月1日 - 大牟田線で特別料金不要の特急を運行開始。
  • 1961年(昭和36年)12月28日 - 西鉄福岡駅に自動券売機を設置。
  • 1962年(昭和37年)
  • 1969年(昭和44年)6月25日 - 日本民営鉄道協会(民鉄協)を脱退。
  • 1972年(昭和47年)
  • 1973年(昭和48年)
    • 1月5日 - 福岡市内線の吉塚線(吉塚駅前 - 千代町間)が廃止。
    • 5月10日 - 大牟田線で2000形特急電車運転開始。
    • 11月17日 - 九州自動車道鳥栖 - 南関間開通に伴い、福岡 - 熊本間の都市間高速バス「ひのくに」を高速道路経由に変更。西鉄初の高速バス。
  • 1975年(昭和50年)
    • 10月10日 - 大牟田線で5000形通勤電車運転開始。
    • 11月2日 - 福岡市営地下鉄の建設工事に伴い、福岡市内線の貫線(九大前 - 姪浜間)・城南線(西新 - 渡辺通1丁目間)・呉服町線(呉服町 - 祇園町間)が廃止。
  • 1978年(昭和53年)3月3日 - 高架化の完成した平尾 - 大橋間で西鉄初のロングレールを採用。
  • 1979年(昭和54年)2月11日 - 福岡市内線の循環線と貝塚線が廃止。これにより福岡市内線は全線廃止に。
  • 1980年(昭和55年)11月1日 - 北九州線の路線の一つである北方線が廃止。
  • 1982年(昭和57年)8月1日 - 民鉄協に復帰。
  • 1983年(昭和58年)
  • 1985年(昭和60年) - 西鉄福岡駅ターミナルプロジェクト(天神ソラリア計画)開始。
  • 1986年(昭和61年)
    • 2月5日 - 鉄道運賃改定を実施(改定率は普通11.3%、通勤14.8%、通学15.3%)
    • 9月6日 - 地平区間としては西鉄初のロングレールが大牟田線春日原 - 白木原間で完成。
  • 1987年(昭和62年)
  • 1989年(平成元年)
    • 3月10日 - 大牟田線で8000形特急電車運転開始。
    • 福岡市で開催されたアジア太平洋博覧会会場内において日本初のガイドウェイバスを運行開始(同博覧会終了と同時に終了)。
    • 3月24日 - 天神ソラリア計画の第1期工事として建設されていた「ソラリアプラザビル」が営業開始。
    • 4月25日 - 大牟田線の全車両(事業用および保存車両をのぞく)の冷房化・高性能化が完了。
  • 1990年(平成2年)10月14日 - 京王帝都電鉄(現・京王電鉄)と共同で福岡 - 東京(新宿)間に日本最長距離の高速バス「はかた号」を運行開始(後に京王は撤退)。
  • 1991年(平成3年)7月22日 - 宮地岳線の全車両の冷房化が完了。
  • 1993年(平成5年)
    • 4月18日 - 博多湾クルージングシップ「マリエラ」運航開始(2007年(平成19年)5月1日に西鉄シティホテルに移管)。
    • 5月17日 - 西鉄初の4扉車両6000形通勤電車が大牟田線で運転開始。
    • 7月3日 - 鉄道運賃改定を実施(改定率は普通13.3%、通勤22.7%、通学16.6%)
  • 1995年(平成7年)
    • 2月23日 - 西鉄初のVVVFインバータ制御車両、6050形通勤電車が大牟田線で運転開始。
    • 3月25日 - 大牟田線薬院駅の高架化完成に伴い同駅にすべての列車が停車。
  • 1996年(平成8年)3月8日 - 西鉄福岡駅に自動継続定期券発売機導入。
  • 1997年(平成9年)
  • 1998年(平成10年)4月23日 - 西鉄天神バスセンターが全面完成。これにより天神ソラリア計画の第2期として計画され、西鉄福岡駅・西鉄天神バスセンター・福岡三越が入った「ソラリアターミナルビル」が全面完成。
  • 1999年(平成11年)
    • 4月1日 - 福岡市交通局との共通プリペイドカードよかネットカード」を導入。
    • 4月24日 - 天神ソラリア計画第3期の「ソラリアステージビル」が完成。これにより西鉄福岡駅ターミナルプロジェクトが完了。
    • 7月1日 - 福岡都心部(天神 - 博多駅間各ルート)の運賃を100円に値下げ。同時に都心部を循環する100円循環バスを運行開始。
  • 2000年(平成12年)
  • 2001年(平成13年)
    • 1月1日 - 大牟田線を天神大牟田線に、西鉄福岡駅を西鉄福岡(天神)駅に改称。
    • 1月20日 - 天神大牟田線に快速急行を新設。
    • 2月17日 - 天神大牟田線で7000形通勤電車運転開始。
  • 2002年(平成14年)3月 - 駅を拠点としたウォーキングイベント「レールあんどハイク」開始。
  • 2002年(平成14年)5月1日 - 北九州営業局を西鉄バス北九州として分社。北九州地区における本社直轄拠点が消滅した。
  • 2003年(平成15年)12月 - 天神大牟田線で7050形通勤電車運転開始。
  • 2005年(平成17年)3月1日 - SUNQパス発売開始。
  • 2006年(平成18年)
    • 3月25日 - 西鉄初のステンレス車両3000形電車が天神大牟田線で運転開始。
    • 4月1日 - SUNQパスの対応範囲がすべての九州島内高速バスおよび路線バスに拡大。
  • 2007年(平成19年)
    • 4月1日 - 宮地岳線の西鉄新宮 - 津屋崎間を廃止、同時に宮地岳線を貝塚線に改称。
    • 7月21日 - 戦後初の女性車掌が誕生。
    • 8月1日 - 鉄道車両のヘッドライトの終日点灯を開始(ただし、JRや東武鉄道など他の大手民鉄とは異なり、夜間をのぞいて尾灯の点灯はほとんどされていない)。
  • 2008年(平成20年)
  • 2010年(平成22年)
  • 2011年(平成23年)
    • 6月17日 - 天神大牟田線を走行中の車内で火花が起こるトラブルが発生[6]
    • 10月7日 - 株式会社あんくるふじやの株式を創業家など3名から取得し同社を買収[7]
    • 10月中旬 - 電車教習所に3000形ベースの「運転シミュレータ」を導入[8]
  • 2012年(平成24年)
  • 2013年(平成25年)
    • 3月23日 - KitacaPASMOmanacaTOICAICOCAPiTaPaがIC乗車カード全国相互利用開始で利用可能になる。
    • 9月4日 - 株式会社マルキョウと資本・業務提携することを発表[12]
    • 12月22日 - ホームページをリニューアル。新たに、電車・バスの時刻検索やグループの商品・サービス情報等を紹介する「西鉄くらしネット」を新設。従来のページは会社情報等のページに移行[13]。また、同日よりスマートフォン向けアプリ「にしてつバスナビ」を提供開始[14]
  • 2014年(平成26年)4月 - 天神大牟田線で初めての女性運転士が乗務開始[15]

鉄道事業[編集]

路線図(クリックで拡大)

西鉄の鉄道路線は、軌間および歴史的経緯(前身会社)の違いから大牟田線系統と貝塚線系統に大別される。大牟田線系統は、軌間が1,435mmで天神大牟田線太宰府線甘木線の3路線から構成される。貝塚線系統は軌間が1,067mmの貝塚線のみで構成され、他の西鉄路線から孤立した状態である。

大牟田線系統には毎年新型車両が投入され、本線に相当する天神大牟田線は料金不要の特急・急行列車が多数行き交う。大牟田線系統で運用を離脱した車両は一部が貝塚線に転用されているが、前述の通り軌間が異なるため、転用に際しては軌間が同じ1,067mmの西武鉄道および東京急行電鉄の中古台車に履き替えた上で転用されている。現在、貝塚線に在籍する全車両が大牟田線系統からの転用車両である。同線ではかつて吊り掛け駆動方式の車両が運用されていたが、津屋崎 - 西鉄新宮間の廃止ですべて廃車・解体された。

かつては北九州市内に北九州線福岡市内に福岡市内線大牟田市内に大牟田市内線という軌道線(路面電車)も有していた。収入は軌道線が鉄道線を上回っていたが、高速都市間電車として成長する大牟田線と対照的に利益面では悪化をたどった。自動車流入量の増加や福岡市営地下鉄北九州モノレールなど代替輸送機関の整備に伴い、筑豊電気鉄道の運営に関わる北九州線の黒崎駅前 - 熊西間を除き全廃されている。

近年西鉄では鉄道事業の活性化施策としてパークアンドライドを推進している[16]。現有路線はその大半が平坦な地形であり、駅までのアクセス手段として路線バスよりもマイカー・バイク・自転車などを用いることが便利な環境にある。これらは広大な筑紫平野では特に顕著であり、沿線の民間経営の駐車場も含めると相当数に上る。駅ロータリーが存在する駅ではキスアンドライドも通勤通学時間帯を中心に多い。西鉄では限られた社有地の範囲内で今後もパークアンドライドを推進したいとしている[17]

上述のように路線のほとんどが福岡平野・筑紫平野上の平坦な地形にあり、地下線もないため、日本の大手私鉄で唯一、自社路線にトンネルがまったくない。廃止路線も含めると北九州線にトンネルが1か所存在していたが、このトンネルは併用軌道区間にあり、同線廃止後も道路トンネルとして現存している。

西鉄のダイヤ編成上の特徴として、旅客への列車案内時刻が他の鉄道会社と異なり「終着駅では秒単位を切り上げとなっている」点がある(例:ダイヤグラムの到着時刻が10時30分15秒なら、時刻表の到着時刻は10時31分と表示)。途中駅では他社と同様に秒単位を切り捨てた形で案内している。また、天神大牟田線・太宰府線の主要駅では一般利用客向けにダイヤグラムを無料で配布している。この一般利用客向けダイヤグラムには甘木線や貝塚線は掲載されていない。2010年3月末現在の旅客輸送人キロは1,562百万人キロ[18]、列車の最大連結両数は7両となっている。

西鉄電車(天神大牟田線・太宰府線・甘木線・貝塚線)の1日平均利用客数順位(2012年度・ベスト20)[19]
順位 駅名 所在地 利用客数 備考
1 西鉄福岡(天神)駅 福岡市中央区 128,542人 全列車停車駅・天神大牟田線の起点
2 薬院駅 福岡市中央区 35,656人 全列車停車駅・福岡市地下鉄七隈線との乗換駅
3 西鉄久留米駅 久留米市 34,881人 全列車停車駅・久留米市の中心駅
4 大橋駅 福岡市南区 34,400人 急行停車駅・福岡市南区の中心駅
5 西鉄二日市駅 筑紫野市 22,166人 全列車停車駅・天神大牟田線と太宰府線との分岐駅
6 井尻駅 福岡市南区 20,447人 普通のみ停車
7 春日原駅 春日市 20,255人 急行停車駅・春日市の中心駅
8 高宮駅 福岡市南区 18,224人 普通のみ停車
9 下大利駅 大野城市 15,528人 急行停車駅
10 雑餉隈駅 福岡市博多区 14,260人 普通のみ停車
11 貝塚駅 福岡市東区 13,012人 福岡市地下鉄箱崎線との乗換駅
12 朝倉街道駅 筑紫野市 12,355人 急行停車駅
13 太宰府駅 太宰府市 11,850人 太宰府市の中心駅、および太宰府天満宮最寄り駅
14 西鉄小郡駅 小郡市 11,640人 急行停車駅・小郡市の中心駅、および甘木鉄道甘木線との乗換駅
15 西鉄柳川駅 柳川市 11,594人 全列車停車駅・柳川市の中心駅
16 西鉄平尾駅 福岡市中央区 11,346人 普通のみ停車
17 白木原駅 大野城市 8,772人 普通のみ停車
18 大牟田駅 大牟田市 8,538人 全列車停車駅・天神大牟田線の終点、JR鹿児島本線との乗換駅
19 花畑駅 久留米市 7,250人 全列車停車駅
20 都府楼前駅 太宰府市 6,295人 普通のみ停車
参考
  • 特急停車駅のうち、上表に掲載されていない駅の利用者数は、新栄町駅が4,501人、大善寺駅が3,482人。また、急行停車駅で最も少ないのは宮の陣駅で、2,273人。乗換駅では、特急や急行が停車しても改札を出入りする人数が少ないため、統計上の利用客数が低いものになっていることに留意されたい。
    • 大善寺駅自体の利用客は少ないものの、この駅で特急・急行と普通が緩急接続し、同駅 - 西鉄柳川間の特急通過駅から乗り換える利用客が多い。宮の陣駅に関しても、甘木線と天神大牟田線の急行が接続している。
  • 花畑駅は元々普通列車しか停車しない駅であったが、2004年の高架化の際に周辺の再開発事業との関連もあり、久留米市の要望で特急停車駅になった。また、これにより花畑駅の利用者は大幅に増えたが、その分西鉄久留米駅の利用者が減少傾向にある。また、西鉄二日市駅の利用客数は2010年に紫駅が開業したことで前年よりも2000人程度減少した。
  • 大橋駅は利用者が多いが特急は停車しない。これは、福岡(天神)駅と距離が近いために、普通や急行でも難なく移動できるためであり、遠近分離を行うことによる特急の混雑の緩和や速達性を保つ目的がある。井尻・高宮・雑餉隈のような普通のみ停車の駅も同様で、優等列車はすべて通過するが、そのかわりに普通列車の本数がある程度確保されている。
  • 西鉄久留米駅は長期にわたって福岡(天神)駅に次いで第2位の利用者数であったが、利用者数の減少と花畑駅への分散が進んだことから、2012年のランキングから3位に転落した。

路線[編集]

現有路線[編集]

以下の合計106.1kmの路線を営業している。西鉄成立後、路面電車の全廃などで営業距離が大幅に減少しながらも、長らく九州の私鉄営業距離1位の座を保っていたが、2004年(平成16年)3月13日肥薩おれんじ鉄道 (116.9km) が開業したため、九州内で同社に次ぐ2位となった。ただし、第三セクターなど公営出資の鉄道を除けば、現在も九州の私鉄として営業距離1位の座を保っている。

※このほか、子会社の筑豊電気鉄道が黒崎駅前 - 筑豊直方間の鉄道線を運営しており、そのうち黒崎駅前 - 熊西間は西鉄が第三種鉄道事業者となっている。

廃止路線[編集]

未成線[編集]

譲渡路線[編集]

いずれも国による戦時買収。

  • 糟屋線(西戸崎 - 宇美間、酒殿 - 志免間) - 現・香椎線(酒殿 - 志免間は貨物線で1985年廃止)
  • 宇美線(吉塚 - 筑前勝田間) - のちの勝田線(1985年廃止)

車両[編集]

福岡県を南北に結ぶ西鉄特急(8000形
天神大牟田線を走る新型車両(3000形
台車を履き替えた上で貝塚線で使用されている(600形

西鉄の車両は鉄道線向けに日本初のモノコック構造や高速連接車、前面展望式車両、私鉄初の中間電動車といった日本の鉄道車両史に残る先進的な技術を導入してきた。

2012年(平成24年)4月1日現在、331両(旅客用329両、事業用2両)の車両を保有している[20]。これは日本全国の大手私鉄の中で最も少ない。かつては気動車蒸気機関車電気機関車客車貨車も保有していたが、貨物輸送廃止や路線の国有化・廃止などにより、保有車両は1978年以降電車に統一されている。

西鉄の車両の形式は京成電鉄小田急電鉄などと同様に「…系」ではなく「…形」と表記するが、西鉄での読み方は「けい」である(例:3000形→3000けい)。これは、遠州鉄道などと同一である。また、旅客用車両の形式記号は名古屋鉄道近畿日本鉄道などと同様に等級を表す「ハ」を付けずに「ク」(Tc車)、「モ」(MおよびMc車)、「サ」(T車)と呼ぶ。

車体寸法は最大長を600形(2代目)以降19.5mと長めに取っている反面、車体幅は7000形・7050形まで2,670mmの細長い車体が特徴であった。性能面では、標準軌間を利して同じく600形から強力モーターを搭載したM・T同数の経済的な編成を基本としている。

車両のメーカーは軌道線では系列下の九州車輌(現在は解散)ほか複数社のものが採用されていたが、鉄道線では1962年の600形以降、川崎車輌および後身の川崎重工業に統一されている。制御装置は長らく三菱電機(313形の一部は日立製作所)のものを使用していたが、7000形以降は東芝製である。

現存車両[編集]

天神大牟田線・太宰府線・甘木線[編集]
貝塚線[編集]

すでに廃車になった車両[編集]

※全車が廃車にはなっていないが、当該路線から完全撤退した形式も含む。

天神大牟田線(大牟田線)・太宰府線・甘木線[編集]
大川線[編集]
貝塚線(宮地岳線)[編集]
北九州線[編集]
福岡市内線[編集]
大牟田市内線・福島線[編集]

車両基地・乗務区所など[編集]

車両基地[編集]

現在の車両基地[編集]
過去に存在した車両基地[編集]

乗務区所[編集]

  • 天神大牟田線・太宰府線・甘木線
    • 福岡乗務所
    • 筑紫乗務所
    • 花畑乗務所
    • 柳川乗務所
  • 貝塚線
    • 貝塚電車営業所

研修センター[編集]

  • 電車教習所(福岡県久留米市宮の陣5丁目5番11号)

運賃[編集]

大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2014年4月1日現在。

天神大牟田線・大宰府線・甘木線
キロ程 運賃(円) キロ程 運賃(円)
初乗り3km 150 37 - 41 620
4 - 6 210 42 - 46 670
7 - 9 250 47 - 51 730
10 - 13 290 52 - 56 790
14 - 17 340 57 - 61 850
18 - 21 400 62 - 66 910
22 - 26 460 67 - 71 970
27 - 31 510 72 - 75 1,020
32 - 36 560  
貝塚線
キロ程 運賃(円)
初乗り3km 150
4 - 6 190
7 - 9 230
10 - 11 270

途中下車[編集]

以下の場合を除いて途中下車ができる。

  • 普通乗車券で17km以内の区間の乗車券を利用する場合。
  • 利用する区間の普通運賃が同額の駅。
  • nimoca(およびnimocaと相互利用可能なICカード)を利用する場合。
  • 回数乗車券(普通回数券・パルチケット6)を利用する場合。

ただし、自動改札機を通ると切符が回収されてしまうため、途中下車の場合は有人通路を通って駅係員から下車印の押印を受ける必要がある。無人駅で途中下車する場合は、運転士または車掌に申し出る。

割引乗車券[編集]

回数券の例
上がパルチケット6、下が普通回数券
回数券
回数券は窓口のほか、券売機でも購入できる。現在発売中の回数券はいずれも発売日から3か月間有効。いずれのタイプでも部分利用(例:西鉄福岡(天神)- 朝倉街道の回数券で薬院 - 紫を乗車する)ことも可能だが、乗車しなかった区間に対してその券片は無効となる。額面式ではなく区間式となっているため、運賃が同額となる駅までの乗り越しでも、乗り越した区間の普通運賃が必要。
普通回数券
11枚綴りで10枚分の運賃を発売額とする。各駅相互間に設定されている。
パルチケット6
6枚綴りの回数券で、発売額は5枚分の運賃(≒16.7%割引)である。西鉄福岡(天神)駅か西鉄久留米駅を発着駅とする区間のみに設定されている(もう一方の発着駅は天神大牟田線・甘木線・太宰府線の任意の駅)。券面には「パル6」と印字される。
1997年(平成9年)7月1日の運賃改定と同時に発売開始された。
FUKUOKA 1DAY PASS
2011年2月10日から発売されている、西鉄電車の指定区間と西鉄バスの指定エリア(特急・高速・コミュニティバスや、その他一部の路線・区間をのぞく)で使用できる一日フリー乗車券。有効期間は発売期間と同一。なお、スクラッチ式券面での販売で、自動改札機は使用できない。なお、有効期限を過ぎると無効(払い戻し不可)となる。
  • 2011年2月10日から2012年2月9日発売分は、電車が天神大牟田線の西鉄福岡(天神)駅 - 西鉄久留米間と太宰府線全線、西鉄バスの福岡・久留米・佐賀・筑豊地区で利用可能。福岡シティループバス「ぐりーん」には乗車できない。価格は1,500円である。
  • 2012年2月10日から2013年2月9日発売分は、利用範囲に上記に加え天神大牟田線の西鉄久留米駅 - 西鉄柳川間と甘木線全線、福岡シティループバス「ぐりーん」が加わっている。価格は2,000円に改定されている[21]
  • 2013年2月10日からは通年販売になり、販売箇所拡大とパス提示によるスポットでの特典が追加されている。利用可能エリアは2月9日まで発売の物に準じる[22]
FUKUOKA TOURIST CITY PASS
福岡市内で運行する4事業者(西鉄・JR九州昭和自動車福岡市交通局)の路線が乗り放題になる、外国人旅行者向け一日乗車券。2012年9月30日より発売。西鉄天神大牟田線をのぞく1日800円と天神大牟田線の福岡(天神) - 二日市間と太宰府線の二日市 - 太宰府間まで乗り放題の1日1300円の2タイプがある。それ以外は対象エリアは共通で、西鉄バスは福岡都心フリーエリア(福岡空港での乗降、福岡シティループバス「ぐりーん」含む)、JR九州が竹下 - 香椎間と香椎 - 海の中道間、昭和自動車が姪浜駅からマリノアシティ福岡間、福岡市交通局は地下鉄(空港線・箱崎線・七隈線)全線。無記名のスクラッチ式だが、購入時にパスポートの提示が必要[23]。当初は1年間の限定発売だったが、2013年10月1日からは本格発売に移行。
福岡都心ダブルパス
天神大牟田線の福岡(天神)から高宮間と福岡都心フリーエリア内での一般路線バス全線が乗り放題の定期券。1か月券で12,000円、3か月券で34,200円、6か月券で68,000円と通常の定期(福岡(天神) - 高宮間の普通定期とバス都心フリー定期券)に比べて約24 - 25%得になる。2014年3月31日までの限定発売[24]だったが、その後2015年3月31日まで発売期間が延長された[25]

その他の割引乗車券

  • 柳川特盛きっぷ(西鉄電車乗車券、柳川観光開発川下り乗船券、指定店食事券)
  • 太宰府・柳川観光きっぷ(西鉄電車乗車券、柳川観光開発川下り乗船券)
  • 湯ったり柳川きっぷ(西鉄電車乗車券、柳川観光開発川下り乗船券、「かんぽの里柳川」入浴券)
  • 太宰府散策きっぷ(西鉄電車乗車券、「かさの家」抹茶セット券)
  • 九州国立博物館きっぷ(西鉄電車乗車券、九州国立博物館観覧券)
  • 福北きっぷ(西鉄電車乗車券、高速バス「なかたに号」「ひきの号」「いとうづ号」乗車券)
  • ゴルフ割引きっぷ(西鉄電車乗車券、大牟田西鉄タクシー乗車券、有明カントリークラブプレイ券)
  • 鳥栖プレミアム・アウトレットきっぷ(西鉄電車乗車券、西鉄バス佐賀往復乗車券、鳥栖プレミアム・アウトレット割引クーポン引換券)
  • 島原半島フリーきっぷ(西鉄電車乗車券、西鉄バス大牟田往復乗車券、島原鉄道高速船乗船券、島原鉄道線・島鉄バスフリー乗車券)
  • グリーンランドクーポン(西鉄電車乗車券、西鉄バス大牟田往復乗車券、グリーンランド入園券)
  • キリンガーデンクーポン(西鉄電車乗車券、甘木鉄道往復乗車券、キリンビアファーム食事割引券・生ビール試飲券)
  • 天神 選べるスイーツセットきっぷ(西鉄電車乗車券、スイーツセット券(提携12店舗のうち1店選択)、特定店舗でのお買い物10%割引券)
  • 太宰府和膳きっぷ(西鉄電車乗車券、指定店(5店舗のうち1店選択)食事券、おみやげ)
  • 湯ったりグルメ筑紫野温泉きっぷ(西鉄電車乗車券、筑紫野温泉アマンディ入浴券・オリジナル料理、ミニタオル)
発売を終了した割引乗車券など[編集]
パルカード40
西鉄福岡(天神)駅 - 西鉄二日市駅間の任意区間に設定。回数券であるが磁気カードとなっており、同一運賃区間を40回乗車することができる。有効期間1か月。発売額は150円区間用が4,800円(32回分)、200円 - 330円区間用が30回分の価格。
2001年1月20日から1年間の試行発売期間を経て本格発売開始されたが、nimoca導入に伴い2008年9月30日限りで発売終了。nimocaではポイントが付与されるが、割引率ではパルカードに及ばない。
よかネットカード
SFカード福岡市地下鉄や西鉄バスでも利用可能。3,000円券では200円、5,000円券では500円のプレミアが付く。2010年3月31日限りで発売とバスでの取り扱いを終了。2011年10月31日限りで西鉄および福岡市地下鉄での取り扱い終了。
コロプラ☆西鉄電車フリーきっぷ
西鉄天神大牟田線全線(太宰府線・甘木線含む)と貝塚線の全線が乗り放題になり、さらに位置情報ゲーム「コロニーな生活」で使えるオリジナルの「乗り物コロカ(西鉄3000形)」がセットになったもの。価格は2,500円。2013年4月11日から2014年3月31日までの限定発売[26]

連絡運輸[編集]

JR鹿児島線連絡運輸
JR九州との連絡運輸制度は、2014年4月をもって廃止となった。
廃止時点では、天神大牟田線の西鉄福岡(天神)駅西鉄二日市駅西鉄久留米駅西鉄柳川駅および太宰府線太宰府駅 と、JR鹿児島本線熊本 - 荒尾間の各駅相互間が対象であった。乗り継ぎ駅は大牟田駅に限る。かつては熊本 - 西鹿児島間や三角線も連絡運輸の対象だったが、九州新幹線の開業によって連絡運輸区間が熊本駅までに短縮された。相互区間通しの乗車券を購入すると、JRの乗車区間が100km以下の場合でも相互区間の通算キロで101kmを超えていれば有効期限が2日となり、途中下車ができた。西鉄側は自動券売機、JR側は窓口でマルス端末による発売である。なお、西鉄発行の切符は西鉄・JR双方の自動改札機に対応しているが、JR発行の切符は西鉄の自動改札機に対応していない。運賃は西鉄、JRの運賃の合算額である。
福岡市営地下鉄線連絡運輸
天神大牟田線・太宰府線・甘木線は定期券のみ、貝塚線では普通乗車券と定期券の両方が対象である。貝塚線3区( - 三苫)と地下鉄線3区( - 藤崎・福岡空港・茶山)を乗り継ぐ場合、乗り継ぎ割引制度が適用される。割引額は双方2区までが60円、3区までが20円(普通運賃の場合)である。なお、箱崎線空港線天神駅七隈線天神南駅は改札口が別になっているため、乗り換える際は2時間以内に行う必要がある(定期券を除く)。
島原鉄道高速船連絡運輸
天神大牟田線の西鉄福岡(天神)駅、薬院駅、西鉄二日市駅、西鉄久留米駅、花畑駅、西鉄柳川駅で発売している。片道のみの発売。

ソフト・サービス面での特徴[編集]

  • 近年、旅客サービスや駅設備などに関するアンケートを年に2回程度実施している。
  • 普通列車が優等列車の通過待ちをする際、または単線区間の駅で離合待ちをする際に、先に到着した列車の乗務員は必ずホームに立ち、通過監視を行う。
  • 駅の案内・サインは貝塚線ではユニバーサルデザインピクトグラムを導入している一方で、天神大牟田線では導入されておらず、独特のサインが使われている。しかしほぼ全駅で4か国語(日本語中国語韓国語英語)の表記が行われている。
  • 主要駅での駅構内における案内放送と発車ベルは、JR九州のトーンの高い放送とは対照的な落ち着いたトーンとなっており、下り線・上り線で違うベルを採用している。また、整列乗車促進のため、扉の数と両数も案内する。
    • 多くの駅のホームには、ドアの数のみが書かれた乗車位置案内が存在しており、放送などで案内されるドア数に沿って並ぶことになっている。
  • 車内放送は比較的早い時期から導入されており、現在は車掌が乗務する天神大牟田線の普通列車(ただし一部の急行に例外あり)以外で導入されている。
  • 3000形・6000形・7000形は自動音声合成案内装置を装備しており、特急および全急行路線に対応している。
    • 大牟田線系統の自動放送はJR東日本や福岡市営地下鉄七隈線と同様の音声(日本語;三浦七緒子、英語;クリステル・チアリ)である。車内チャイムはない。
    • 貝塚線は大牟田線系統とは異なった音声で、車内チャイムは出発後用のものと到着前用のものの2種類がある。2012年3月27日のダイヤ改正以前は大牟田線系統も同様の音声を用いていた。また2003年頃までは大牟田線系統、貝塚線ともに男性の声だった。
    • 2000年頃まで、8000形で運行される特急は車内放送の際に福岡県出身・ゆかりのアーティストの曲をオルゴールで流していた。詳細は「西鉄8000形電車」の項目を参照。
  • 単線区間での対向列車との行き違い待ちのことを離合待ちと案内している。これは他の九州島内の事業者も同じである。
  • 駅の発車案内では「△△(駅名)であとの○○(種別)に追越されます」「□□まで追越されません」といった言い回しが使用されている。
    • 例えば、福岡(天神)駅を発車する下り普通電車の案内には「大橋であとの特急に追越されます」、久留米駅を発車する大善寺行きの普通電車の案内には「大善寺まで追越されません」と表示される。
  • また、停車駅案内時の「途中の停車駅は」と言うところは、「途中停まります駅は」と言う言い回しが使われる。
    • 停車駅案内では終点駅を放送しない(例えば特急なら「新栄町・柳川・大善寺・花畑・久留米・二日市・薬院」としか言わない)。
  • 客用ドアを閉める時の車掌による案内放送の言い回しは、JR九州が「閉まるドアにご注意ください」であるのに対し、西鉄では「が閉まります」である。
  • 車両のドアの窓ガラスに貼付してあるドアステッカーの注意内容を、日本語と英語に加えて中国語と韓国語の4言語で標記している(福岡市地下鉄も同様)。西鉄福岡(天神)駅など主要駅の標記にも4言語が使われている個所が多い。なお、ドアステッカーが剥がされる悪戯が後を絶たず、2007年8月に工場入場を開始した車両からドアステッカーは車外に貼り付けられるようになった。その際、新デザインに変更されている。
  • 「西鉄二日市」「西鉄小郡」「西鉄久留米」など自社名を冠する駅名(西鉄○○)が多いが、貝塚線をのぞく自社線内の旅客向け案内や車内アナウンス、駅名標などでは「西鉄」を省略して案内されている(例:西鉄久留米→久留米)。ただし、車内の路線図には、「西鉄」の部分は小さく書かれるものの「西鉄○○」と正式駅名で書かれている。
    • 貝塚線では「西鉄」は省略せず、車内放送でも「まもなく、西鉄新宮、新宮です」などのように案内される。

バス事業[編集]

夜行高速バス(はかた号)
夜行高速バス(ムーンライト号)
昼行高速バス(桜島号)
昼行高速バス(フェニックス号)
一般路線バス(新塗装)
一般路線バス(旧塗装)

西日本鉄道は福岡都市圏でバス事業を展開しており、エリア内では最大の事業者として運行している。西鉄のバス車両保有台数は2011年(平成23年)3月31日現在、1,899台である(子会社保有車両、および他社への賃貸車両を除く)[27]。1980年代には3,500台以上を保有していたが、1990年代以降はバス事業の縮小や分社化が進み保有台数が大幅に減少している。2009年度の営業損益を見てみると、鉄道事業が3,782百万円の営業黒字に対して、バス事業は2,700百万円の営業赤字(単体ベース)となっており[28]、厳しい経営状況が続いている。経営改善の一環として、他の大手私鉄同様にバス事業の分社化を進めてきたが、本体での運営が残っているのは大手私鉄で唯一となっている。

以下に示すのは現在西鉄本社が福岡都市圏において直接展開するバス事業についてである。高速バスの内容については「西鉄高速バス」を、福岡都市圏以外の分離子会社も含めた内容については「西鉄バス」を参照のこと。

営業所一覧[編集]

営業所名の右の( )内は営業所表記(○の中に漢字/平仮名1、2文字の営業所略称を表示)。

  • 所在地と最寄停留所は当該記事を参照

自動車事業本部管理営業所[編集]

主なバスターミナル[編集]

運行している市町村[編集]

※子会社および管理委託されている(子会社所属の運転士が乗務する)路線のみ運行の市町村は除く

研修センター[編集]

  • 西鉄自動車教習所(福岡県大野城市山田3丁目12番15号)

路線バス[編集]

乗合バス事業本部管内(福岡市内とその周辺)で135系統の路線バスを設定している(2004年11月現在。同区間でも急行・快速・特別快速と普通は別系統としている場合がある。また、行先番号が同じでも路線名が異なることがあり、反対に路線名が同じでも経由地の違いにより行先番号が異なる場合もある)。

現在は種別として、普通・快速・急行・特別快速・特急・直行・深夜などが存在している。快速運転を行う区間も全区間から停留所2つ程度まで幅広い。また、直行は必ずしも終着停留所までノンストップというわけではなく、福岡タワー方面には経路上の各停留所に停車する系統も運行されていた(のちに番号変更によって消滅)。

設定系統が複雑であることから、直轄営業所の路線では、方面により行先番号のほかに行き先の方面を表す色が設定されている。ただし、深夜バスはいずれの路線も黄色表示で運行される(行先表示機が方向幕だった時代には行先番号を表示しないものもあった)。

方向幕
表示
LED色幕
表示
方面
1   天神・博多駅 → 西部(主に城南区西部・早良区・西区)方面
12   天神・博多駅 → 南西部(主に中央区南部・城南区東部・南区西部)方面
4   天神・博多駅 → 南部(主に南区東部・博多区南部・那珂川町・春日市)方面
3   天神・博多駅 → 東南部(主に東区南東部・糟屋郡)方面
22   天神・博多駅 → 東部・北部(主に東区)方面
深夜バス
1   各地 → 天神・博多駅方面
-   各地(天神・博多駅以外) → 近郊駅(大橋駅姪浜駅福岡空港等)方面
100   福岡都心100円循環バス

(注) 行先番号は一例

路線一覧[編集]

この項では臨時便扱いなど一部を除く西日本鉄道直営の路線を掲載する。

西鉄バスの路線分類には様々な見方がある。例えば、路線図では別々の路線として扱われている野方(城南)博多駅線と九大(都市高速)博多駅線は、実際の運用では「野方(都市高速)博多駅線」という同一路線として運行されている。本稿はあくまで参考とされたい。

カッコ内は主な系統のうち、原則として毎日、終日運行されている区間。

  • 都心循環線(100円循環バス)
  • 福岡空港国際線〜博多駅・天神線(行先番号A)
  • 博多駅・中央ふ頭線(80番 博多駅 - 天神 - 中央ふ頭)
  • 姪浜(明治通)天神線(1番 姪浜駅 - 明治通 - 天神)
  • 姪浜フィーダー線(1・1-2・1-4・1-5 野方 - 姪浜駅)
  • 金武線(2番 金武営業所 - 四箇田団地 - 藤崎 - 昭和通 - 天神 - 博多駅、2-3 野方 - 室住団地 - 藤崎 - 昭和通 - 天神)
  • 脇山線(3番 早良高校/陽光台 - 早良営業所 - 西新 - 明治通 - 天神 - 博多駅)
  • 脇山支線(3番 曲渕・椎原)
  • 博多駅〜西新線(6番 博多駅 - 国体道路 - 西新 - 福岡タワー南口、6-1 博多駅 - 国体道路 - 大濠公園南 - 福岡タワー)
  • 昭代〜天神線(7番 姪浜駅 - 昭代 - 国体道路 - 天神)
  • むろみ団地〜西新線(8番 室住団地 - 室見団地 - 西新)
  • 西新(城南)九大線(9番 マリノアシティ/能古渡船場 - 藤崎 - 西新 - 城南線 - 博多駅 - 九大前、15番 福岡タワー - 西新 - 城南線 - 博多駅)
  • 昭代(城南)博多駅線(11番 藤崎 - 昭代 - 城南線 - 博多駅 - 中央ふ頭)
  • 茶山線(114番 早良営業所/片江営業所 - 福大病院 - 茶山 - 国体道路 - 博多駅 - 扇町、140番 片江営業所 - 福大病院 - 茶山 - 明治通 - 天神)
  • 早良(城南)博多駅線(17番 早良高校/陽光台 - 早良営業所 - 城南線 - 博多駅 - 扇町)
  • 金武(城南)博多駅線(19番 金武営業所 - 四箇田団地 - 城南線 - 博多駅 - 中央ふ頭)
  • 西新(築港)貝塚線(25番 福岡タワー - 西新 - 城南線 - 天神 - 貝塚駅、 25-1 動物園 - 城南線 - 天神 - 貝塚駅)
  • 長浜線(68番 福浜 - 天神 - 博多駅)
  • 野方(城南)博多駅線(214番 野方 - 城南線 - 博多駅)
  • 荒江線(200番 さわら台団地 - 早良営業所 - 国体道路 - 天神/博多駅)
  • 三軒屋線(201番 金武営業所 - 四箇田団地 - 国体道路 - 博多駅、208番 野方 - 木の葉モール - 国体道路 - 博多駅)
  • 室住線(202番 原北中学校 - 国体道路 - 博多駅、203番 野方 - 室住団地 - 国体道路 - 博多駅、503番 野方 - 室住団地 - 都市高速 - 天神 - 博多駅)
  • 福重(都市高速)線(204・205・206・208・504・505・525番 野方 - 国体道路 - 天神 - 都市高速 - 野方/壱岐丘中学校)
  • 賀茂〜藤崎線(2-9 賀茂駅 - 藤崎)
  • シーサイドももち線(301・302・312番 能古渡船場 - 都市高速 - 博多駅、303番 マリノアシティ - 都市高速 - 博多駅)
  • シーサイドタワー線(306番 藤崎 - 福岡タワー - 都市高速 - 博多駅)
  • 能古島内線(龍の宮 - 渡船場前 - アイランドパーク)
  • 下山門(都市高速)線(506・526番 野方 - 生松台 - ウエストヒルズ - 都市高速 - 天神 - 博多駅、507番 野方 - 三陽高校 - 下山門団地 - 都市高速 - 天神 - 博多駅)
  • 九大(都市高速)博多駅線(急行 九大伊都キャンパス - 都市高速 - 天神 - 博多駅)
  • 福大線(12番 桧原営業所 - 片江営業所 - 福大前 - 天神 - 博多駅)
  • 油山線(13番 片江営業所/桧原営業所 - 油山観光道路 - 明治通 - 天神 - 博多駅/吉塚営業所)
  • 油山(急行)博多駅線(113番 片江営業所/桧原営業所 - 油山観光道路 - 国体道路 - 博多駅)
  • 片江(城南)博多駅線(16番 片江営業所 - 福大前 - 油山観光道路 - 城南線 - 博多駅)
  • 野間(城南)博多駅線(50番 桧原営業所 - 自動車免許試験場 - 野間四角 - 高宮駅 - 城南線 - 博多駅)
  • 野間(皿山)線(51番 柏原営業所 - 自動車免許試験場 - 野間四角 - 高宮駅 - 天神 - 九大病院/吉塚営業所)
  • 野間(長住)線(52・52-1 桧原営業所 - 長住六丁目 - 野間四角 - 高宮駅 - 天神 - 吉塚営業所)
  • 野間急行線 (151・152番 柏原営業所/桧原営業所 - 野間四角 - 日赤通 - 天神 - 中央ふ頭/福岡タワー)
  • 長住〜天神線(55番 桧原営業所 - 長住六丁目 - 平和一丁目 - 天神 - 中央ふ頭)
  • 小笹・小笹団地線(56・57番 柏原営業所/桧原営業所 - 小笹団地 - 城南線 - 天神 - 博多駅)
  • 桧原(城南)博多駅線(58番 桧原営業所 - 小笹団地 - 城南線 - 住吉 - 博多駅)
  • 小笹〜天神線(54-1 福岡タワー - 西新 - 小笹 - 平尾 - 城南線 - 天神 - 吉塚営業所)
  • 屋形原線(61番 那珂川営業所/九州がんセンター - 野間四角 - 日赤通 - 天神 - 那の津四丁目/福浜/九大前)
  • 片江(長住)博多駅線(64番 福大病院 - 片江営業所 - 長住 - 野間四角 - 百年橋通 - 博多駅)
  • 長住〜博多駅線(65・67番 桧原営業所 - 長住六丁目 - 野間四角 - 博多駅)
  • 桧原(小笹)博多駅線(69番 桧原営業所 - 小笹 - 百年橋通 - 博多駅、 69-1 藤崎 - 小笹 - 百年橋通 - 博多駅)
  • 長住〜藤崎線(96番 桧原営業所 - 長住六丁目 - 油山観光道路 - 藤崎)
  • 福大病院(外環状)大橋線(700番 福大病院 - 外環状道路 - 大橋駅)
  • 長丘〜高宮循環バス
  • 板付団地線(40番 板付七丁目 - 筑紫通 - 博多駅 - 都市高速 - 福岡タワー - 藤崎)
  • 板付線(41番 イオン大野城/雑餉隈営業所 - 新屋 - 板付 - 博多駅)
  • 諸岡線(44・45番 雑餉隈営業所 - 諸岡 - 筑紫通 - 博多駅)
  • 竹下線(46番 井尻六ツ角 - 竹下 - 博多駅 - 天神 - 博多ふ頭)
  • 大橋〜福翔線(47・48・48-1 那珂川営業所/老司団地/レークヒルズ野多目 - 大橋駅 - 美野島 - 博多駅 - 博多ふ頭、60番 大橋駅 - きよみ通 - 博多駅、63番 大橋駅 - 美野島 - 天神 - 博多ふ頭)
  • 渡辺通幹線線(W1 大橋駅 - 日赤前 - 天神 - 福岡タワー、W3 大橋駅 - 日赤前 - 天神 - 那の津四丁目) ピンク色の専用ノンステップ車で運行
  • 那珂川フィーダー線(49番 博多南駅 - 弥永団地 - 大橋駅、62番 市の瀬 - 那珂川営業所 - 大橋駅、62-1 コットンヒルズ那珂川ハイツ南 - 那珂川ハイツ - 大橋駅)
  • 大橋フィーダー線(7番 東若久 - 大橋駅)
  • 志賀島線(21番 天神 - 香椎 - 雁の巣レクレーションセンター - 志賀島小学校、21A・210番 天神 - 都市高速 - 奈多 - 雁の巣レクレーションセンター - アイランドシティ - 都市高速 - 天神)
  • 新八田線(4番 土井営業所 - 八田団地 - 千早駅 - 天神、24C 土井営業所 - 八田団地 - 火の見下 - 都市高速 - 天神)
  • 香椎浜〜天神線(22番 西鉄香椎 - 城浜団地 - 名島 - 天神 - 大濠公園、22N アイランドシティ/香椎浜営業所 - 城浜団地 - 都市高速 - 天神)
  • 香椎線 (23番 三苫駅/大蔵/高美台 - 香椎 - 天神 - 大濠公園、26番 新宮・緑ヶ浜 - 香椎 - 天神)
  • 下原〜天神線(23番 香椎花園/下原 - 香椎 - 天神 - 大濠公園、23B 下原 - 都市高速 - 天神 - 大濠公園)
  • みどりが丘線(27N みどりが丘団地 - 城浜団地 - 都市高速 - 天神 - 大濠公園)
  • 青葉台線(28B 土井団地 - 青葉台入口 - 都市高速 - 天神 - 大濠公園)
  • 香椎浜〜博多駅線(29番 アイランドシティ/西鉄香椎 - 城浜団地 - 名島 - 博多駅 - 筑紫通 - 板付七丁目)
  • 新宮(急行)福岡線(急行 新宮・緑ヶ浜 - 大蔵 - 都市高速 - 天神)
  • 多々良・八田線(71番 月見町 - 天神 - 大濠公園、72C みどりが丘団地 - 土井団地 - 土井営業所 - 都市高速 - 天神、77番・78番 みどりが丘団地入口 - 土井営業所 - 天神 - 福岡タワー)
  • 土井団地〜博多駅線(73番 みどりが丘団地 - 土井団地 - 博多駅)
  • 宇美線(32・34番 原田橋 - 志免 - 天神 - 大濠公園)
  • 須恵線(36番 宇美営業所 - 須恵 - 天神)
  • 坂瀬線(39番 ひばりが丘団地 - 福岡空港 - 博多駅 - 福岡タワー、370・390番 上宇美 - 都市高速 - 天神)

都心部の統一行先番号[編集]

直轄営業所の路線のうち、利用者が多い・同一経路を走行する行先番号が多い路線においては、運行途中に行先番号を変更している。下表以外にも行先番号を変更する路線は多数あるが、ここでは都心部を運行する路線に限り記載する。その他の路線については各営業所の記事を参照いただきたい。

なお、下表の順路を逆方向に運転する場合や、下表の終着地より遠方に運行する場合、経路が一部異なる場合などは、従来の番号で運行する(6番、39番など)。ただし、305番については西行き・東行き双方で番号統一を行っている。

なお、下表において下線区間以降で経路・行先が重複する場合は番号変更を行わない。

都心部の統一行先番号
統一後の
行先番号
概要 経路
(実際にその番号で走行する区間のみ記載)
統一時のバス停/統一前の行先番号
1   天神→明治通り→県庁方面
※ただし郊外向け路線など例外あり

大名二丁目→天神→呉服町→県庁前→吉塚駅前→吉塚営業所
大名二丁目→天神→呉服町→県庁前→九大病院
→渡辺通一丁目→天神→呉服町→県庁前→吉塚駅前→吉塚営業所
→渡辺通一丁目→天神→呉服町→県庁前→九大前
→警固一丁目→天神→呉服町→県庁前→吉塚駅前→吉塚営業所

大名二丁目/12・13・51・52・140
大名二丁目/51
天神バスセンター前/54・54-1・59
天神バスセンター前/54・54-1・59・61・161
天神バスセンター前/7

2   天神→昭和通り→博多駅 →法務局前→天神→蔵本→呉服町→博多駅 天神日銀前/2・2-1・3-1・3-2
3   天神→明治通り→博多駅 大名二丁目→天神→呉服町→博多駅 大名二丁目/3・12・13・56・57・57-1
5   天神→渡辺通り→住吉通り→博多駅 那の津口(ボートレース福岡入口)→天神→渡辺通一丁目→博多駅
※ただし、九大急行・天神コア前始発の急行では変更が行われていない
那の津口(ボートレース福岡入口)/300・301・302・303・304・305
8   天神→国体道路→祇園町→博多駅

六本松→天神→キャナルシティ博多前→祇園町→博多駅
那の津口(ボートレース福岡入口)→天神→キャナルシティ博多前→祇園町→博多駅
→市民会館前→天神→キャナルシティ博多前→祇園町→博多駅

六本松/113・114・200・201・202・203・204・208
那の津口(ボートレース福岡入口)/68・503・506・507・526
天神大丸前/80

  六本松→天神→キャナルシティ博多前→祇園町→博多駅→山王一丁目→扇町 六本松/114・202・203
80   天神→中央ふ頭 天神→市民会館前→国際センターサンパレス前→国際会議場サンパレス前→マリンメッセ前→中央ふ頭 天神ソラリアステージ前/55・80・151・152
88   薬院駅前→博多駅→中央ふ頭 薬院駅前→駅前四丁目→博多駅→蔵本→国際会議場サンパレス前→マリンメッセ前→中央ふ頭 薬院駅前/11・19・50
90   天神→博多ふ頭 天神→市民会館前→博多ふ頭(ベイサイドプレイス) 天神ソラリアステージ前/46・63・161
99   駅前四丁目→博多駅→博多ふ頭 駅前四丁目→博多駅→蔵本→国際センターサンパレス前→博多ふ頭(ベイサイドプレイス) 駅前四丁目/47・48・48-1
W3   天神→那の津四丁目

→渡辺通一丁目→天神→那の津四丁目
→警固一丁目→天神→那の津四丁目

清水町/W3・61・161
天神バスセンター前/7・14・204・205・206・208

W1   天神→都市高速西公園ランプ→福岡タワー・藤崎

渡辺通一丁目→天神→《都市高速》→ヤフオクドーム前→福岡タワー(TNC放送会館)
→警固一丁目→天神→《都市高速》→ヤフオクドーム前→福岡タワー(TNC放送会館)

清水町/W1・151・152(渡辺通一丁目/305(博多駅/44))
天神バスセンター前/200・201・204

 

渡辺通一丁目→天神→《都市高速》→ヤフオクドーム前→福岡タワー南口→藤崎
→警固一丁目→天神→《都市高速》→ヤフオクドーム前→福岡タワー南口→藤崎

渡辺通一丁目/W1・305
天神バスセンター前/200・204

306   博多駅→都市高速西公園ランプ→福岡タワー・藤崎 博多駅→呉服町→《都市高速》→ヤフオクドーム前→福岡タワー(TNC放送会館) 博多バスターミナル/39・306
  博多駅→呉服町→《都市高速》→ヤフオクドーム前→福岡タワー南口→藤崎 博多バスターミナル/306
W2   天神→都市高速百道ランプ→福岡タワー・藤崎

渡辺通一丁目→天神→《都市高速》→福岡タワー(TNC放送会館)
→警固一丁目→天神→《都市高速》→福岡タワー(TNC放送会館)

渡辺通一丁目/W2・307(博多駅/44)
天神バスセンター前/201

 

渡辺通一丁目→天神→《都市高速》→福岡タワー南口→藤崎
→警固一丁目→天神→《都市高速》→福岡タワー南口→藤崎

渡辺通一丁目/W2・307
天神バスセンター前/201

バスロケーションシステム[編集]

2004年10月1日より、すでに一部の高速バスで実験を開始していたGPSによるバス位置情報提供システムを「バスロケーションシステム」として福岡都市圏8路線の路線バスに試験導入し、2005年4月1日から「にしてつバスナビ」として福岡都市圏全域に拡大開始し、2006年4月1日までに福岡都市圏全域が対象路線となった。このシステムでは、バスの現在位置や遅れ時間、到着予定時刻といった情報がパソコンや携帯電話と通じてリアルタイムに乗客に提供される。さらに同年11月からは福岡地区のほぼすべてのバス停[29]QRコードステッカーを貼付したので、携帯電話での利用がさらに簡便になった。同時にパソコン向けに提供されている時刻表のうちバス停や駅の発車時刻表がPDF形式でも提供開始され、閲覧・印刷時の効率化が行われた。 更に2008年11月からはテレビ西日本との共同開発による、地上デジタル放送データ放送を使ったバスロケーションサービス(愛称「バスナビTV」)を開始した。一部のバス停には、テレビ画面形式のバス案内表示板があり、パソコンや携帯電話と同じ形式で表示される。

運賃・乗車券[編集]

運賃は基本的に区間制と距離制を地域事情に応じて併用している。一般路線の初乗りは大人160円だが、福岡・北九州地区の特殊区間制運賃が適用されている区間では大人180円である。しかし、西鉄バス北九州管轄の北九州都市圏においては特殊区間制運賃適用区間が広範囲にわたっているのに対し、福岡都市圏では天神・博多駅周辺など北九州よりも比較的狭い範囲にとどまっている。整理券方式で、運賃は降車時に精算する。

プリペイドカード(回数乗車券)
詳細は当該記事参照
運賃割引サービスとしてバスカードとよかネットカードによるバス乗り継ぎ割引、バス運賃100円エリア(福岡都心の指定エリアおよび特定の鉄道駅より1km圏内)、福岡都心100円循環バスなどがある。
定期乗車券
通常の定期券に加えて、乗り放題定期券として10時から17時の間に福岡市近郊9市3郡が乗り放題の「ひるパス」(6,000円/1か月、15,000円/3か月)、利用時間を23時までに拡大した「ひるパスロング」(9,000円/1か月、24,000円/3か月)、学生向け乗り放題定期券「エコルカード」、65歳以上専用で一般路線バスが乗り放題・一部高速バス路線が半額の「グランドパス65」(6,000円/1か月、13,000円/3か月、23,000円/6か月、42,000円/1年)、土日祝日のみ利用可能で一般路線バスが乗り放題・一部高速バス路線が半額の「ホリデーアクトパス」(12,000円/6か月)がある。

なお、原油価格高騰による燃料費等コスト上昇のため、2008年4月1日から次の施策が実施された。バス運賃値上げは9年ぶりである。

  • 大人片道1,000円もしくは1,500円で運行している一部の高速バス路線において大人現金運賃を100円または200円値上げ
  • 都市高速経由の2路線において一部区間の運賃を値上げ
  • 「エコルカード」「グランドパス65」の値上げ
  • 一部の高速・特急バス運賃が半額となる「スーパーグランドパス65」を廃止、代わりに「グランドパス」全種類に一部高速路線運賃半額割引を適用

上記以外の路線の運賃は据え置き。

ICカード乗車券[編集]

その他の自社直営事業[編集]

グループ企業が行っている事業については「西鉄グループ」を参照。

国際物流事業[編集]

西鉄の国際物流(フォワーダー)事業は国際物流事業本部が行っている。通称名はにしてつ(英:NNR Global Logistics)としている。

同本部は福岡県内ではなく東京都中央区日本橋本町3丁目5番11号に置かれている。また、海外には現地法人17社や駐在事務所6か所を持ち、アジア、北米、欧州を中心に拠点を置いている。日本国外では「NNR」で通っているため「Nishitetsu」ロゴは使用せず、「NNR」の専用ロゴを使用している。

鉄道会社の貨物事業部門としては規模が大きく(鉄道系では近鉄エクスプレス阪急エクスプレスもフォワーダー事業大手だが、グループ会社であり鉄道会社直営ではない)、2006年度は鉄道・流通・バスの各事業を抑えて同社の最多売上高部門となっている。

1948年にパンアメリカン航空と代理店契約を結び航空営業所として設置され、1951年に航空輸送部、1978年に航空貨物事業部に改称した。1957年には西鉄・阪神近鉄の共同出資でフォワーダー(混載会社)「ジャパン・エアカーゴ・コンソリデーターズ」(JAC)を設立したが、1983年にはJACが解散し、西鉄による単独混載事業を開始している。また1985年には航空貨物のほか、海上貨物の取扱いも開始し、NVOCC事業を展開している。

2008年7月1日より従来の航空貨物事業部から国際物流事業本部と改称し、日本国内の対外向けとして使用してきた「西鉄航空」の名称も「にしてつ」に改められた。

遊園地・動植物園事業[編集]

博多湾鉄道汽船から引き継いだ遊園地・植物園「かしいかえん」を運営する。かつては九州電気軌道時代からの直営であった到津(いとうづ)遊園を運営していたが、2000年に閉園し、北九州市に引き継がれ到津の森公園となった。

子会社の運営する施設として、太宰府天満宮との共同出資で設立された太宰府園が運営するだざいふ遊園地や、海の中道海洋生態科学館が運営するマリンワールド海の中道がある。

不動産事業[編集]

賃貸事業[編集]

分譲事業[編集]

マンション[編集]
  • サンリヤン - 分譲マンション
  • サンカルナ博多の森 - シニアマンション
  • エコノア - リノベーションマンション[30]
  • MarkS city - 九州旅客鉄道との共同によるマンションブランド。MはJR九州のMJRを、Sは西鉄のサンリヤンを指す。[31]
  • サンリベラ - 1棟リノベーションマンション[32]
  • The Sun'S - 穴吹工務店との共同によるマンションブランド。[33]
分譲団地の開発例[編集]

九州電気軌道の子会社九州土地興業の後身である西鉄地所(1971年西鉄に吸収)は小倉市(現北九州市)の海面埋立事業を行い、西鉄の発足後もしばらくの間、沿線の宅地開発を西鉄不動産と西鉄地所の両社が西鉄を代理する形で行っている。

名称 場所 開発年 備考
花見団地 福岡県古賀市:西鉄沿線 1966年(昭和41年) 西鉄地所事業局開発部(現・西鉄ホーム)
鎧坂団地 福岡県:西鉄沿線 1966年(昭和41年) 西鉄地所事業局開発部
南ヶ丘団地 福岡県大野城市:西鉄沿線 1968年(昭和43年)
福智台団地 福岡県直方市感田:西鉄沿線 1970年(昭和45年) 西鉄地所・西鉄
那珂川ハイツ 福岡県那珂川町:西鉄沿線 西鉄
月の浦ニュータウン 福岡県大野城市:西鉄沿線 西鉄
三苫団地 福岡県福岡市東区:西鉄沿線 1972年(昭和47年) 西鉄グループ
河桃団地 福岡県:西鉄沿線 1972年(昭和47年) 西鉄グループ
平野ハイツ 福岡県大野城市:西鉄沿線 1973年(昭和48年) 西鉄グループ
春日原団地 福岡県:西鉄沿線 1972年(昭和47年) 西鉄グループ
福間駅前団地 福岡県福津市:西鉄沿線 1974年(昭和49年) 西鉄グループ
ちくし台団地 福岡県筑紫野市:西鉄沿線 1975年(昭和50年) 西鉄グループ
光吉台団地 福岡県:西鉄沿線 1975年(昭和50年) 西鉄グループ
ながら野団地 福岡県福岡市西区:西鉄沿線 1977年(昭和52年) 西鉄グループ
名島横町団地 福岡県福岡市東区:西鉄沿線 1977年(昭和52年) 西鉄グループ
桜台団地 福岡県筑紫野市:西鉄沿線 1971年(昭和46年) 西鉄グループ
朝倉街道団地 福岡県筑紫野市:西鉄沿線 1971年(昭和46年) 西鉄グループ
河桃団地 福岡県:西鉄沿線 1972年(昭和47年) 西鉄グループ
サニーヴィラ笹原南 福岡市博多区三筑
名島団地 福岡市東区名島 1968年(昭和43年)
下大利商店街団地 福岡県大野城市 1968年(昭和43年)
新栄町駅前団地 1969年(昭和44年)
岡垣団地 福岡県遠賀郡岡垣町 1969年(昭和44年)
春日北町団地 福岡県春日市春日原北町 1969年(昭和44年)
西鉄ときわ台団地 北九州市 1969年(昭和44年)
桜台団地 福岡県筑紫野市桜台 桜台駅 1971年(昭和46年)
朝倉街道団地 福岡県筑紫野市 1971年(昭和46年)
西鉄緑が丘団地 福岡県直方市 1980年(昭和55年)
さわら台団地 福岡市早良区 1982年(昭和57年)
鶴見が丘団地 別府市小倉 1982年(昭和57年)
おばせ駅前団地 1982年(昭和57年)
サニーヴィラ飯倉 2000年(平成12年)
サニーヴィラ飯倉II 2005年(平成17年)
サニーヴィラ美和台 2006年(平成18年)
サニーヴィラ桧原 2002年(平成14年)
サニーヴィラ桧原II 2003年(平成15年)
サニーヴィラ平和 2008年(平成20年)
サニーヴィラ霧ヶ丘 2007年(平成19年)
サニーヴィラ名島 2004年(平成16年)
サニーヴィラ野方台 2001年(平成13年)
サニーヴィラ野方二丁目 2006年(平成18年)
サニーヴィラ有田 福岡市早良区有田1丁目
コットンヒルズ月の浦 大野城市月の浦5丁目
コットンヒルズ那珂川 筑紫郡那珂川町大字安徳字大塚
コットンヒルズ太宰府南 太宰府市高雄
サニーヴィラ野中町 福岡県:西鉄沿線 2006年(平成18年) 西鉄グループ
サニーヴィラ八田 福岡県:西鉄沿線 2006年(平成18年) 西鉄グループ
サニーヴィラ小倉中島 福岡県:西鉄沿線 2006年(平成18年) 西鉄グループ
千代ニュータウン 北九州市八幡西区千代 2006年:第1期、
2007年:第2期・第3期
サニーヴィラ高取南 福岡市早良区昭代
サニーヴィラ荒江3丁目 福岡市早良区荒江3丁目
サニーヴィラ西新南II 福岡市早良区荒江2丁目
サニーヴィラ有田 福岡市早良区有田
サニーヴィラソシエ八田 福岡市東区八田
サニーヴィラ地行 福岡市中央区地行
サニーヴィラ古賀天神 古賀市天神1丁
サニーヴィラ平和IIプレステージ 福岡市南区平和
サニーヴィラ片江中央公園 福岡市城南区南片江
西鉄サニーヴィラ板付7丁目RiverSide 福岡市博多区板付
玄海ニュータウン 福岡県宗像市 1983年(昭和58年)
佐世保大岳台団地 1985年(昭和60年)
まなづる台 北九州市小倉北区真鶴 1987年(昭和62年)
牧山台団地 北九州市戸畑区牧山 1987年、
1992年:2次
ちくし駅前団地 1988年(昭和63年)
みずま団地 福岡県三潴町 1992年(平成4年)
直方駅 直方市大字山部字側筒谷
ウェリスパーク新宮杜の宮 福岡県糟屋郡新宮町杜の宮 2008年:第1期
弥生が丘 北九州市小倉南区貫弥生が丘 1989年(平成元年)
弥生が丘グリーンステージ コットンヒルズ 小倉南区貫弥生が丘3丁目 2003年(平成15年)
サニーヴィラ弥生が丘 2007年(平成19年)
サニーヴィラ陣原駅前II 北九州市八幡西区陣原3丁目
サニーヴィラ本城 北九州市八幡西区本城東
サニーヴィラ荒尾緑ヶ丘 熊本県荒尾市荒尾字上府本道
サニーヴィラあさひ野 2006年(平成18年)
サニーヴィラおおみぞ 福岡県三潴郡大木町 1996年(平成8年)
サニーヴィラ芦屋海岸 2006年(平成18年)
サニーヴィラ井堀 北九州市小倉北区井堀 2002年(平成14年)
サニーヴィラ井堀II 2006年:第1期、
2007年:第2期
サニーヴィラ横隈 小郡市横隈 2007年:第1期
サニーヴィラ横浜 2006年(平成18年)
サニーヴィラ王塚台北 神戸市西区 2004年(平成16年)
サニーヴィラ下曽根駅 2002年(平成14年)
サニーヴィラ下大利駅 2000年(平成12年)
サニーヴィラ干隈 福岡市城南区干隈 2004年(平成16年)
サニーヴィラ観世音寺 太宰府市観世音寺 2007年(平成19年)
サニーヴィラ雁ノ巣 福岡市東区 2007年(平成19年)
サニーヴィラ吉志 北九州市門司区吉志 2001年(平成13年)
サニーヴィラ吉松東 2007年(平成19年)
サニーヴィラ穴生公園 北九州市八幡西区 2007年(平成19年)
サニーヴィラ月の浦東 大野城市月の浦 2002年(平成14年)
サニーヴィラ月の浦小学校前 大野城市月の浦
サニーヴィラ原 2006年(平成18年)
サニーヴィラ原II 2006年(平成18年)
サニーヴィラ原町二丁目 2006年(平成18年)
サニーヴィラ原町別院 2004年(平成16年)
サニーヴィラ戸畑九工大駅 2004年(平成16年)
サニーヴィラ戸畑浅生 2007年(平成19年)
サニーヴィラ戸畑牧山 2004年(平成16年)
サニーヴィラ向佐野 2006年(平成18年)
サニーヴィラ荒江 2007年(平成19年)
サニーヴィラ香椎 2001年(平成13年)
サニーヴィラ香椎ヶ丘 2006年(平成18年)
サニーヴィラ高宮 2003年(平成15年)
サニーヴィラ高宮II 2006年(平成18年)
サニーヴィラ高須西 2000年(平成12年)
サニーヴィラ国分 2001年(平成13年)
サニーヴィラ宰府 2006年(平成18年)
サニーヴィラ桜坂 2000年(平成12年)
サニーヴィラ笹丘 2003年(平成15年)
サニーヴィラ雑餉隈 2002年(平成14年)
サニーヴィラ三苫 2003年(平成15年)
サニーヴィラ市崎 2006年(平成18年)
サニーヴィラ若久 2006年(平成18年)
サニーヴィラ若松二島 2007年(平成19年)
サニーヴィラ重住 2007年(平成19年)
サニーヴィラ春日原 2006年(平成18年)
サニーヴィラ春日原南町 2008年(平成20年)
サニーヴィラ春日原北町一丁目 2007年(平成19年)
サニーヴィラ諸岡 2006年(平成18年)
サニーヴィラ小郡 2006年(平成18年)
サニーヴィラ小郡駅 2008年(平成20年):第1期
サニーヴィラ小倉赤坂 2002年(平成14年)
サニーヴィラ小倉中島 2006年(平成18年):第1期、
2007年(平成19年):第2期
サニーヴィラ昇町 2006年(平成18年)
サニーヴィラ松田 2007年(平成19年)
サニーヴィラ諏訪野 久留米市諏訪野町字屋敷 2006年(平成18年)
サニーヴィラ瑞穂 2005年(平成17年)
サニーヴィラ星が丘 2007年(平成19年)
サニーヴィラ西町 2006年(平成18年)
サニーヴィラ西町II 2008年(平成20年)
サニーヴィラ西長住 2005年(平成17年)
サニーヴィラ青山南 2006年(平成18年):第1期、
2007年(平成19年):第2期
サニーヴィラ青葉 2000年(平成12年)
サニーヴィラ青葉II 2007年(平成19年)
サニーヴィラ青葉台 1999年(平成11年)
サニーヴィラ折尾駅 2006年(平成18年)
サニーヴィラ折尾駅前II 2006年(平成18年)
サニーヴィラ多賀 2007年(平成19年)
サニーヴィラ太宰府駅 2004年(平成16年)
サニーヴィラ大手町 2004年(平成16年)
サニーヴィラ大門 2003年(平成15年)
サニーヴィラ大野城中央 2007年(平成19年)
サニーヴィラ竹末 2005年(平成17年)
サニーヴィラ筑紫丘 2007年(平成19年)
サニーヴィラ長住 2007年(平成19年)
サニーヴィラ通古賀 2007年(平成19年)
サニーヴィラ鶴田 2007年(平成19年)
サニーヴィラ東鳴水 2008年(平成20年)
サニーヴィラ湯野原 2007年(平成19年):第1期・第2期、
2008年(平成20年):第3期
サニーヴィラ二日市(杉塚) 筑紫野市二日市 2003年(平成15年)
サニーヴィラ二日市西 筑紫野市二日市西
サニーヴィラ日明 2003年(平成15年)
サニーヴィラ白木原 2004年(平成16年)
サニーヴィラ白木原駅 2007年(平成19年)
サニーヴィラ八女 2000年(平成12年)
サニーヴィラ八幡駅 2006年(平成18年)
サニーヴィラ徳力嵐山口 北九州市小倉南区南方五丁目
美鈴の杜 小郡市美鈴の杜一丁目 2008年(平成20年)
美鈴が丘 小郡市美鈴が丘2丁目 1995年(平成7年)
三国が丘 小郡市三国が丘1丁目
弥生が丘グリーンステージ コットンヒルズ 北九州市小倉南区貫弥生が丘3丁目
上の原 北九州市八幡西区 2006年(平成18年):第1期、
2007年(平成19年):第2期、
2007年(平成19年):第3期、
2008年(平成20年):第4期
西鉄星が丘 北九州市八幡西区 2006年(平成18年)
リビオ桃園第1期 北九州市八幡東区桃園 2007年(平成19年)
サニーヴィラ合川町 久留米市久留米市合川町字葉山
サニーヴィラ津福今町 久留米市津福今町字西浦
西鉄大里本町 北九州市門司区 2007年(平成19年)
パークサイド月の浦 大野城市月の浦 2000年(平成12年)
パークプレイス大分公園通り 大分市公園通り5丁目
パルク長府浜裏台 2007年(平成19年):第1期
花美坂 福岡県遠賀郡芦屋町 2001年(平成13年)
桜美台 福岡県宗像市 1999年(平成11年)
ガーデンヒルズ美しが丘 筑紫野市美しが丘南

保育園事業[編集]

  • にしてつ保育園「ピコラン」

生活支援サービス事業[編集]

農業関連分野(6次産業)[編集]

2013年より、縁線(えんせん)プロジェクトとして展開[35]

飲料水宅配サービス事業[編集]

「いえすい」として飲料水宅配サービス事業を事業創造部が運営[36]

過去の事業[編集]

ウェディングプロデュース事業[編集]

野球との関係[編集]

「西鉄」の名前を日本全国に広めたのはプロ野球とも言える。西鉄は1943年に球団買収で西鉄軍を発足させ、日本野球連盟に参加したが、この年限りで解散している。

戦後西鉄はプロ野球復帰を望んだが、西鉄軍は連盟に解散届を提出していたために復帰を認められなかった。そこで西鉄はアマチュア社会人野球チームを結成。1948年の第19回都市対抗野球大会では優勝を収める。社内ではこのチームを基に再びプロ野球に参戦しようという機運が盛り上がっていた。

日本野球連盟が2リーグ制へ分裂した1949年11月26日、西鉄は社会人野球チームを発展させる形で西鉄クリッパースを創設[37]1950年1月28日運営会社西鉄野球株式会社を設立し、パシフィック・リーグの一員として参加した。1951年には同じ福岡市(平和台球場)を本拠地としていたセントラル・リーグ西日本パイレーツを統合して西鉄ライオンズと改称し、以後1972年まで所有した。ライオンズは1956年 - 1958年日本シリーズ3連覇を含めて5度のリーグ優勝に輝いたが、1969年に発覚した黒い霧事件で戦力・人気両面で致命的なダメージを受け、福岡市内線廃止問題も浮上したことで西鉄は1972年シーズン後に中村長芳に球団を売却する。チーム名は太平洋クラブをスポンサーとして太平洋クラブライオンズとなる。その後クラウンライターライオンズを経て1978年10月に国土計画へ売却され西武ライオンズとなり、本拠地は埼玉県所沢市に移転した。なお、西鉄野球として設立された運営会社は福岡野球株式会社株式会社西武ライオンズと商号変更を繰り返しながらも現在まで存続している。

埼玉西武ライオンズはかつては西鉄を含めた福岡時代の成績や記録を自らの歴代記録に含んでこなかった。一例として、毎年発行されるファンブックに掲載される年表では、長年に渡り1978年の買収を球団発足とする記述がなされていた。ところが、堤義明をはじめとした西武グループ創業家一族の失脚によるグループ再編を受け、2008年1月末から球団公式サイト内の年表では福岡時代についても記述するようになっただけでなく、同年は西鉄創業100周年事業と西武球団としての30周年事業とが重なったこともあり、「ライオンズ・クラシック」と題して西鉄時代のユニフォームを復刻して試合で着用するイベントを行った。これに合わせて球団公式サイトでは福岡時代の歴史を大きく取り上げる[38]など、これまでの姿勢を大きく転換した。このイベントには西鉄も後援企業として参加したほか、地元福岡では福岡三越とともに「よみがえる西鉄ライオンズ」と題した記念イベントを開催[39]し、独自の記念グッズも販売した。その後、西鉄の他に福岡野球が経営していた頃や、戦前の西鉄軍の前身で、奇しくも西武の源流企業(現在の西武新宿線の前身)が経営に関与していた東京セネタースについても取り上げた企画を行っている。

現在はかつてのライバル球団・南海ホークスの後身である福岡ソフトバンクホークスを地元企業として後援し、同球団に所属していた川﨑宗則選手(現メジャーリーグトロント・ブルージェイズ所属)を西鉄電車イメージキャラクターに起用していた。川﨑は西鉄のCMやポスター(電車が主だが、同社の別事業にも一部出演)に出演し、西鉄福岡(天神)駅の一日駅長を務めたこともある。

西鉄に関係する人物[編集]

※前身会社の関係人物を含む。

歴代社長[編集]

代数は九軌より数える。カッコ内は在任期間[40]

  • 初代:松方幸次郎1908年12月11日 - 1930年6月27日
  • 2代:松本枩蔵(1930年6月27日 - 同年10月8日):松方の妹婿、九軌不正手形事件により辞任
  • 3代:大田黒重五郎(1930年10月8日 - 1935年6月25日)
  • 4代:村上巧児(1935年7月15日 - 1945年11月26日):西鉄設立
  • 5代:野中春三(1945年11月26日 - 1951年11月27日)
  • 6代;木村重吉(1951年11月27日 - 1959年11月27日)
  • 7代:野中春三(1959年11月27日 - 1960年6月6日、再任)
  • 8代:宮田又三郎 (1960年6月14日 - 1963年11月27日)
  • 9代:楠根宗生(1963年11月27日 - 1970年5月27日
  • 10代:吉本弘次(1970年5月27日 - 1981年6月27日)
  • 11代:木本元敬(1981年6月27日 - 1985年6月28日
  • 12代:大屋麗之助(1985年6月28日 - 1991年6月27日)
  • 13代:橋本尚之(1991年6月27日 - 1997年6月27日)
  • 14代:明石博義(1997年6月27日 - 2003年6月27日)
  • 15代:長尾亜夫(2003年6月27日 - 2008年6月27日)
  • 16代:竹島和幸(2008年6月27日 - 2013年6月27日):前社長、現会長
  • 17代:倉富純男(2013年6月27日 - ):現社長

主な西鉄グループ企業[編集]

脚注・出典[編集]

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  1. ^ 同社は福岡県も営業エリアに含まれているため、国鉄分割民営化の際は、両社の混同が懸念されていた。
  2. ^ 2007年3月期(2006年度)決算 (PDF)
  3. ^ 「運輸通信省告示第184・185号」『官報』1944年4月26日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ 当該ロゴおよび一部の施設・系列企業のロゴマークはグラフィックデザイナーの原田進が制作を担当している。
  5. ^ クレジットカードで定期券などの購入が可能に! (PDF)”. 西日本鉄道 (2009年12月16日). 2010年12月18日閲覧。
  6. ^ 本年6月17日の天神大牟田線車両トラブルに関するお詫び
  7. ^ 株式会社あんくるふじやの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ (PDF)”. 西日本鉄道 (2011年9月22日). 2011年9月23日閲覧。
  8. ^ 西鉄電車教習所に新型「運転シミュレータ」を導入 (PDF)”. 西日本鉄道 (2011年9月30日). 2011年9月29日閲覧。
  9. ^ 子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ (PDF)”. 西日本鉄道 (2011年8月4日). 2011年8月6日閲覧。
  10. ^ 市内観光2階建てオープンバス 「FUKUOKA OPEN TOP BUS」コース・料金決定 (PDF)”. 西日本鉄道 (2012年3月5日). 2012年3月28日閲覧。
  11. ^ 『西鉄グループ』様 ユニフォーム胸スポンサー決定のお知らせ”. アビスパ福岡 公式サイト (2012年8月16日). 2013年1月13日閲覧。
  12. ^ 株式会社マルキョウとの資本・業務提携に向けた基本合意書締結に関するお知らせ -西日本鉄道株式会社、2013年9月7日閲覧。
  13. ^ にしてつグループホームページを大リニューアル 「西鉄くらしネット」新登場!(PDF)”. 西日本鉄道 (2013年12月20日). 2013年12月24日閲覧。
  14. ^ 「にしてつバスナビ」スマートフォン専用アプリ 12月22日から無料配信します!”. 西日本鉄道 (2013年12月17日). 2013年12月24日閲覧。
  15. ^ 西鉄電車に初の女性運転士 - 西日本新聞経済電子版、2014年3月27日
  16. ^ 大手私鉄他社でパークアンドライドを推進している例は中京圏を地盤とする名古屋鉄道がある
  17. ^ 利用者の料金負担軽減のため行政が主体となって駐車場用地を提供することでマイカーから鉄道へのシフトを推進する自治体もある(大木町
  18. ^ 民鉄各社紹介 西日本鉄道株式会社(日本民営鉄道協会)
  19. ^ 鉄道事業 (ページ中段) - 企業情報:にしてつグループホームページ、2013年7月12日閲覧。
  20. ^ 会社概要 - 企業情報:にしてつグループホームページ、2012年8月12日閲覧。
  21. ^ にしてつ電車・バス共通1日フリー乗車券 FUKUOKA 1DAY PASS リニューアル (PDF) - 西日本鉄道ニュースリリース、2012年2月1日
  22. ^ にしてつ電車・バス共通1日フリー乗車券『FUKUOKA 1DAY PASS』通年販売を開始いたします!(PDF) (PDF) - 西日本鉄道ニュースリリース、2013年2月1日
  23. ^ 外国人旅行者を対象とした福岡市内公共交通1日フリー乗車券「FUKUOKA TOURIST CITY PASS」を発行します! (PDF)”. 西日本鉄道 (2012年8月28日). 2012年10月25日閲覧。
  24. ^ 西鉄電車・バス 福岡都心部乗り放題定期券「福岡都心ダブルパス」発売(PDF) (PDF) - 西日本鉄道ニュースリリース、2013年9月12日
  25. ^ 福岡都心ダブルパス 発売・通用期間を延長します!(PDF) (PDF) - 西日本鉄道ニュースリリース、2014年3月14日
  26. ^ 「コロプラ×西鉄電車・バス 乗り放題きっぷ」を発売します! (PDF) - 西日本鉄道ニュースリリース、2013年4月4日
  27. ^ 第170期定時株主総会招集ご通知 (PDF)
  28. ^ 第169期損益計算書 (PDF)
  29. ^ 約1,500か所。これはバス停名ベースであり、標柱総数は約3,500とのこと。
  30. ^ 西鉄の住宅資源リノベーションプロジェクト「エコノア」の展開について (PDF)”. 西日本鉄道 (2009年9月4日). 2009年9月20日閲覧。
  31. ^ 「MarkS city the大江」 プロジェクト始動 (PDF)”. 西日本鉄道・九州旅客鉄道(共同発表) (2011年7月8日). 2012年1月6日閲覧。
  32. ^ 1棟リノベーションシリーズ第1弾 「西鉄サンリベラ・プライム 天神大名レジデンス」 (PDF)”. 西日本鉄道 (2012年6月7日). 2012年6月7日閲覧。
  33. ^ 西鉄×穴吹工務店 初の共同分譲マンション「ザ・サンズ千早駅前」を建設します (PDF) (PDF)”. 西日本鉄道・穴吹工務店(共同発表) (2013年2月13日). 2013年2月14日閲覧。
  34. ^ 5月23日(木)「ベンリーにしてつ大橋店」オープン! (PDF) (PDF)”. 西日本鉄道 (2013年5月16日). 2013年5月16日閲覧。
  35. ^ 「農業関連分野」への新規参入について (PDF) (PDF)”. 西日本鉄道 (2013年6月7日). 2013年6月10日閲覧。
  36. ^ 「飲料水宅配サービス事業」へ参入します (PDF)”. 西日本鉄道 (2014年1月30日). 2014年2月22日閲覧。
  37. ^ 西日本シティ銀行「博多に強くなろう」中島国彦氏談
  38. ^ 栄光の歴史「伝説の西鉄ライオンズ」
  39. ^ 西鉄創立100周年記念イベント「よみがえる西鉄ライオンズ」開催 (PDF)”. 西日本鉄道 (2008年9月2日). 2009年12月31日閲覧。
  40. ^ 「にしてつ100年の歩み」西日本鉄道 2008年発行 より

関連項目[編集]

外部リンク[編集]