博多駅
| 博多駅 | |
|---|---|
博多口・駅ビル(JR博多シティ)
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| はかた - Hakata | |
| 所在地 | 福岡市博多区博多駅中央街 |
| 所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州・駅詳細) 西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細) 福岡市交通局(駅詳細) |
博多駅(はかたえき)は、福岡県福岡市博多区博多駅中央街にある、九州旅客鉄道(JR九州)・西日本旅客鉄道(JR西日本)・福岡市交通局(福岡市地下鉄)の駅である。
目次 |
概要 [編集]
九州・福岡を代表するターミナル駅で、九州最大の駅でもある。当駅を拠点に、九州の主要都市とを結ぶ特急列車や福岡都市圏等を走る多くの快速・準快速・普通列車が発着する。2004年(平成16年)時点で特急列車の発着本数は日本一であった[1]。
山陽新幹線の終点にして東海道・山陽新幹線系統の西端でもあり、大阪・名古屋・東京など本州とを結ぶ多くの新幹線列車が発着している。2011年(平成23年)3月12日には九州新幹線(鹿児島ルート)が当駅まで延伸・全線開業し、同線の起点となった。
2007年(平成19年)3月に博多井筒屋が入居していた旧駅ビル(博多ステーションビル)が解体され、阪急百貨店や東急ハンズ、シネマコンプレックス「T・ジョイ」などが入居する新駅ビル(JR博多シティ)が建設され、九州新幹線開業の9日前の2011年(平成23年)3月3日に開業した。
福岡市地下鉄の駅はJRホームの真下にあり、福岡市地下鉄の駅の中では天神駅に次いで二番目に利用者が多く、同線の拠点駅である。また、2020年度を目処に七隈線を当駅まで延伸する計画がある(後述)。
乗り入れ路線 [編集]
JRの新幹線・在来線各線と、福岡市交通局の福岡市地下鉄空港線(1号線)が乗り入れている。地下鉄の駅には「K11」の駅番号が設定されている。
新幹線はJR西日本の山陽新幹線の終点、かつJR九州の九州新幹線の起点であり、当駅は境界駅となっている。また、当駅からJR西日本の博多総合車両所への回送線を旅客営業路線化した博多南線の起点駅ともなっているが、同線の車両は新幹線車両で運用されるものの正式には在来線の扱いである。
JR九州の駅に乗り入れる在来線は、正式な線路名称上は鹿児島本線の単独駅であるが、一駅北隣の吉塚駅から分岐している篠栗線の列車も当駅まで乗り入れており、この系統には「福北ゆたか線」の愛称が設定されている。
歴史 [編集]
博多駅はこれまでに2回の移転を行っている(出来町公園付近→祇園駅付近→現在地)。また、駅舎の大規模な新築・改築も5回行っている。
- 出来町付近
- 明治22年駅舎
- 祇園駅付近
- 明治23年駅舎(初代駅舎とされる事も多い)
- 明治42年駅舎(一般向け広報では「2代目駅舎」としている)
- 現在地
- 昭和駅舎(一般向け広報では「3代目駅舎」としている)
- 平成駅舎(JR博多シティ)
明治中期 [編集]
明治中期の初代博多駅は、九州で最初の鉄道である九州鉄道(初代)が博多 - 千歳川仮停車場(久留米駅の北側、筑後川の北岸)間の開通に合わせて1889年(明治22年)12月11日に後の出来町公園付近に開業させた。しかしまもなく、博多駅より東側の開業に合わせて、1890年(明治23年)9月28日に後の地下鉄祇園駅付近に移転した。この場所は当時は福岡市境であって田畑などの耕地だったため駅の建設が容易であり、また門司・熊本方面へ鉄道を結ぶに好都合であったと考えられる。
駅舎に面したホームと島式ホームの2面がある駅であったが、島式ホームの外側の線路は片側のみ本線に接続されている留置線で、営業列車の発着に使用されるのは駅舎側のホームと島式ホーム内側の2線のみであった。また島式ホーム外側には転車台(ターンテーブル)などを備えた機関庫が設けられ、駅舎側ホームの一部には貨物ホームが設けられていた。このときの構内総面積は20,486 平方メートルであったと記録されている。
明治終期 [編集]
経済の発展に伴い鉄道輸送量は急速に伸びていき、九州の鉄道で最大の需要のある駅にもかかわらず規模が小さかった博多駅では支障を来すようになった。このため更なる駅の改築が計画された。周辺の土地の買い占めなどの動きがあって地価が高騰し、一時は御笠川(石堂川)をはさんで対岸の堅粕村に移転することも計画されたが、結局現在地で改築することになった。1906年(明治39年)1月13日に仮駅舎が完成し、引き続き8月から新駅舎に着工したが、1907年(明治40年)7月1日に九州鉄道が国有化されて、駅の工事は国鉄に引き継がれた。
1909年(明治42年)3月3日に新駅舎が完成した。新駅舎は煉瓦造りの2階建てで、ルネサンス式の建物であった。総面積3,160 平方メートルで、当時の費用で11万8000円の巨費を投じ、トイレにも大理石を用いるなど豪華な建物となっていた。ホームは2面あり、営業列車の発着には3線を利用できるようになっていた。さらに島式ホームの外側には広い貨物用の側線が用意され、一番南側には貨物用ホームと貨物上屋が設置されていた。
新駅舎が完成して不要となった旧駅舎は、隣接する吉塚駅に移築されたとする説と、直方駅に移築されたとする説がある。しかし吉塚駅は1904年(明治37年)の開業であり時期が合わないと指摘されており、一般的には1910年(明治43年)3月1日に新築移転と記録されている直方駅に移築されたものと考えられているが、当時の文献などによる裏付けは取れていない。この1910年に新築移転した直方駅舎は2011年春の新駅舎完成により、直方市は保存の必要無しとし、同年10月から解体された。
その後、貨物取扱量がさらに増加していき、早くも1914年(大正3年)には構内の拡張工事が行われており貨物扱い設備が増設されている。この間、1911年(明治44年)5月17日に吉塚側を篠栗線の単線部分を転用する形で複線化し、1919年(大正8年)10月15日には南側も二日市まで複線化が完成した。
1925年(大正14年)11月20日に北九州鉄道は新柳町駅(後の筑前高宮駅) - 南博多駅間を開通させた。その後新柳町 - 南博多間に南博多分岐点(後に住吉信号所)を設置して、そこから線路を伸ばす形で1926年(大正15年)10月15日に北九州鉄道が博多駅へ乗り入れてきた。このときに南博多駅は旅客営業を廃止して貨物専用となった。博多駅の貨物需要は増大し続け、この南博多駅(通称住吉貨物積卸場)に一部を転嫁したがそれでも間に合わず、吉塚駅・筑前高宮駅・博多港駅へも貨物の処理を分散させた。この北九州鉄道は1937年(昭和12年)10月1日に国有化されて国鉄筑肥線となった。
こうしたことからすぐに明治42年駅舎も手狭となり、1939年(昭和14年)には早くも移転拡張の計画が持ち上がっている。1942年(昭和17年)1月には実際に都市計画決定が申請され、1943年(昭和18年)4月には認可も受けたが、戦争の激化により11月に中止された。1945年(昭和20年)6月20日には福岡大空襲で被災している。
第二次世界大戦後も博多駅の混雑は限界に達しており、1947年(昭和22年)には貨物列車は全て博多駅を通過するようにし、博多駅に発着する貨車のみを別途吉塚駅で編成しなおして運転する形式に変更して、博多駅への負担を緩和した。さらに貨物扱いに使っていたホームを旅客用の第3ホームに転用し、旅客用ホームが3面となった。しかし貨物設備を旅客用に転用したために、貨物の処理能力はますます逼迫することになった。
明治時代に完成した煉瓦造りの駅舎は、多少の手を入れてはいたが、抜本的な改築は困難で増大する旅客輸送に対処しきれていなかった。福岡市の急速な発展に伴い乗降客数は激増を続け、特にトイレの不足は深刻となっていた。プラットホームも狭くごったがえしており、混雑する時期には始発駅で座席を確保するために本来は他の駅から出発する乗客も博多駅を利用するためさらに混雑が増し、死傷者がでかねないと懸念されるほどの混雑となっていた。さらに博多駅が地上にあるために駅の前後に踏切があり、列車の発着の多い時間帯には1時間に50分近くも踏切が閉まる「開かずの踏切」と化していた。こうした問題は、駅を移転し高架化することでしか解決できないと考えられた。
昭和期 [編集]
こうして大戦中に計画されていた移転拡張が再度動き始め、1958年(昭和33年)12月に高架式の純旅客駅とすることが決定され、1960年(昭和35年)7月に着工された。博多駅で取り扱われていた貨物は1961年(昭和36年)6月1日に廃止されて吉塚駅へ移転された。また香椎操車場が完成して、福岡地区での貨物の入換作業を一手に引き受けている。貨物扱い廃止と同日、門司港から久留米までの交流電化が完成しており、移転直前の博多駅も電化されている。なお、この際、感電事故防止のため、交流電化には高さが十分でなかった跨線橋の下部が、死電区間とされた。
1963年(昭和38年)12月1日に、2010年まで使用された昭和の駅舎が開業した。それまで博多駅付近で市街地に駅を近づけるために大きく曲がっていたところをショートカットするように南東方向へ移設されており、これにより鹿児島本線について吉塚駅との距離が1.6 kmから1.8 km、竹下駅との距離が3.4 kmから2.7 kmとなり、合わせて0.5 km短縮され、筑肥線については筑前簑島駅との距離が2.3 kmから1.6 kmとなって0.7 km短縮された。0時52分に旧駅舎最後の列車を送り出すと、新駅舎への慌ただしい引っ越しが行われ、4時28分に新駅最初の列車が出発した。新駅は4面8線で完成し、さらに2面4線分の増設が可能なように配慮されていた。結果的にこの2面4線は、山陽新幹線に生かされることになった。また竹下気動車区と結ぶ本線と独立した線が建設されて、博多駅で始終着となる列車の回送が本線の線路容量を圧迫しなくなった。新駅舎への通路を建設するために徹夜で旧駅ホームの撤去作業が行われて、旧駅舎の前後に2本の通路が通された。移転前の旧駅舎は貴重な文化財であるとの観点から保存も検討されていたが予算の都合がつかず、12月13日の福岡市議会で保存案が否決され、福岡市の都市計画に基づいて旧駅舎の地点を貫く道路が建設されて取り壊されている。
1975年(昭和50年)3月10日には、山陽新幹線が延伸してきて博多駅まで開業した。この際には、昭和駅舎建設時にあらかじめ増設余地として準備されていたスペースが活用された。さらに1983年(昭和58年)3月22日には福岡市交通局の地下鉄が博多駅まで開業した。このときは仮駅(現在の祇園駅方面連絡通路付近)であったが、1985年(昭和60年)3月3日に本駅が開業した。一方、地上を長く走行して福岡市内の道路交通の妨げとなっており、また非電化単線で輸送力に限りのあった国鉄筑肥線の姪浜駅 - 博多駅間は、地下鉄に代替されて地下鉄開業と同時に廃止となった。筑肥線の姪浜以西は電化され、地下鉄に直通して博多駅へ乗り入れるようになった。
1987年(昭和62年)4月1日に国鉄分割民営化が行われ、博多駅のうち在来線部分がJR九州に、新幹線部分がJR西日本に承継された。1990年(平成2年)4月1日に、新幹線の車両基地(博多総合車両所)までの回送用の線路を旅客化した博多南線が開業した。1993年(平成5年)3月3日には福岡市地下鉄が福岡空港まで延伸され、博多駅から2駅で空港へ行けるようになった。
平成期 [編集]
「JR博多シティ」も参照
2005年(平成17年)から、九州新幹線の開業を見据えたホームの再編および駅舎の大規模な増改築工事が始められた。プラットホーム部分は在来線のスペースを一部削ってそこに山陽新幹線・九州新幹線用の増設ホームを建設するなどの工事が行われた。また昭和期の旧駅ビル(博多ステーションビル)を取り壊し、新しい駅ビル(JR博多シティ)を建設する工事が行われ完成し、2011年3月3日開業した。
詳細は後述の#九州新幹線開業に向けた動きも参照。
年表 [編集]
- 1889年(明治22年)12月11日 - 博多 - 千歳川仮停車場間開業に合わせ、九州鉄道(初代)の駅として開業。
- 初代駅は現地点から北西に約650mの出来町公園付近に所在した。
- 1890年(明治23年)9月28日 - 赤間 - 博多駅間開通と同時に駅を現在の地下鉄祇園駅付近に移転。
- 1903年(明治36年)1月10日 - 博多駅改築計画認可。
- 1905年(明治38年)2月16日 - 九州鉄道(現・篠栗線)吉塚 - 博多駅間延伸により同区間単線並列化。
- 1906年(明治39年)
- 1月13日 - 仮駅舎完成。
- 8月 - 新駅舎着工。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道が国有化。官設鉄道に移管。
- 1909年(明治42年)3月3日 - 新駅舎完成。(明治42年駅舎)
- 1911年(明治44年)5月17日 - 篠栗線1線部分を活用し吉塚 - 博多駅間複線化。
- 1914年(大正3年) - 構内拡張工事を実施、小口ホーム・荒貨場・貨物ホームを増設。
- 1919年(大正8年)10月15日 - 博多 - 二日市駅間複線化。
- 1926年(大正15年)10月15日 - 北九州鉄道が南博多分岐点 - 博多駅間延伸により乗り入れ。
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 北九州鉄道が国有化、国有鉄道筑肥線となる。
- 1942年(昭和17年)
- 1月 - 移転のための都市計画申請。
- 9月 - ホーム下り方にテルハ設置。
- 1943年(昭和18年)4月 - 都市計画認可。
- 1943年(昭和18年)11月 - 戦争激化により移転計画中止。
- 1945年(昭和20年)6月20日 - 福岡大空襲により被災。
- 1946年(昭和21年)1月 - RTO(鉄道司令部)事務所設置。
- 1947年(昭和22年) - 貨物列車を吉塚駅から小運転する方式に変更、第3ホーム増設。
- 1948年(昭和23年)10月 - 西側跨線橋設置。
- 1958年(昭和33年)12月 - 博多駅の移転・高架化決定。
- 1959年(昭和34年)12月15日 - 小口混載貨物の博多駅での取り扱いを廃止して吉塚駅へ集約。
- 1960年(昭和35年)7月 - 移転工事起工。
- 1961年(昭和36年)6月1日 - 門司港 - 久留米駅間電化。吉塚駅へ貨物取り扱いを移転して廃止。
- 1963年(昭和38年)12月1日 - 吉塚 - 博多 - 竹下・筑前簑島駅間経路変更に伴い現在地に再移転し高架化。食堂街一番街(現・博多1番街)、マイング博多駅名店街も同時オープン。
- 1964年(昭和39年)11月 - 博多駅地下街が竣工、オープン。
- 1966年(昭和41年)- 博多井筒屋が博多ステーションビル内にオープン。
- 1968年(昭和43年)1月16日 - 米海軍原子力空母「エンタープライズ」寄港反対運動のため夜行急行列車から下車した過激派学生が構内で機動隊と衝突(博多駅事件)。
- この模様を撮影したテレビ局フィルムが裁判の証拠になり後に問題化(博多駅テレビフィルム提出命令事件)。
- 1975年(昭和50年)3月10日 - 山陽新幹線岡山 - 博多駅間開業。
- 1983年(昭和58年)3月22日 - 福岡市交通局(福岡市地下鉄、仮駅)開業と同時に筑肥線博多 - 姪浜駅間廃止。
- 1985年(昭和60年)3月3日 - 福岡市地下鉄(本駅)開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化、在来線部分をJR九州、新幹線部分をJR西日本が承継。
- 1990年(平成2年)4月1日 - 山陽新幹線の回送線を旅客線化した博多南線が開業。
- 1991年(平成3年)3月16日 - 吉塚 - 博多間が鹿児島本線と篠栗線の別線化に伴い9番ホームを新設。
- 1993年(平成5年)3月3日 - 福岡市地下鉄が福岡空港駅まで延伸、空港線の愛称が設定される。
- 1999年(平成11年)
- 2003年(平成15年)7月19日 - 1999年と同じく豪雨による御笠川の氾濫で駅構内が再度浸水しJR九州側が全面停電となる。
- 2005年(平成17年)2月27日 - JR西日本が自動改札機を導入。
- 2007年(平成19年)
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)3月13日 - SUGOCA、はやかけん、nimoca、suica相互利用開始(山陽新幹線、博多南線を除く)。
- 12月 - 新幹線改札口の発車標がフルカラーLED化。また、12,13番乗り場のホーム上にフルカラーLEDの乗車位置案内標が設置される。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)3月17日 - 発着放送に駅メロを導入
なお明治42年の新駅舎完成、昭和60年の地下鉄博多駅の本駅開業と平成5年の福岡空港駅延伸開業、および平成23年の新駅ビル開業はいずれも3月3日である。
九州新幹線開業に向けた動き [編集]
当駅は2011年に全線開業した九州新幹線鹿児島ルートの起点駅で、山陽新幹線との相互乗り入れが行われている。鹿児島ルート全線開業開通に合わせて2006年から駅本屋解体及び新築、新幹線ホームの増設や在来線ホームの再編、駅周辺の環境整備等の総合再開発が行われた。
新幹線ホーム工事 [編集]
2005年10月1日に実施された秋のダイヤ改正と共に九州新幹線開業準備工事(新幹線ホーム新設工事など)が開始されたため、在来線ののりば変更が実施された。
新幹線ホーム新設に伴い、新幹線高架下にあった在来線の9番のりば(単式ホーム)が撤去され、7番・8番のりばも南半分が使用停止となった(7番のりばはその後全面での使用再開)。これにより生まれたスペースに新幹線ホーム(島式1面2線)が新設されている。スペースが狭隘なため、新設の新幹線ホーム西面(11番のりば)を8両編成対応・車止め設置とし、在来線8番線と突き合わせとなる構造(ホーム階層は異なる)とするなどの策が取られている。
博多駅部分の工事については、九州新幹線全体の建設を担当した鉄道建設・運輸施設整備支援機構から駅を管理するJR九州・JR西日本に委託され、両社が分担して行った。全長約1 キロメートルの区間が4つの工区に分割され、中央の2つの工区をJR九州が、両端の2つの工区をJR西日本が担当した。また、電気設備とレールの敷設はJR西日本が担当した。営業中の在来線と新幹線の線路に挟まれた狭隘な空間で建設を行う困難な条件となっていた[2]。
建設期間の短縮と費用の削減のために、新幹線の高架橋は既存の在来線の高架橋の上に重ねて建設する「高架橋の重層化」が検討された。専門家による耐震性と耐久性の詳しい検討の結果、鋼板を巻いたり浸透固化処理を施したりして基礎補強を行うことで可能と判断された[2]。ホームおよび線路の本体工事は2010年9月23日完了した[3]。
博多口駅ビル工事 [編集]
詳細は「JR博多シティ」を参照
博多口には九州新幹線乗り入れを前に、地下3階・地上10階、旧駅ビルの約7倍の延べ床面積約20万平方メートルを持つ、全面ガラス張りの新・駅ビル「JR博多シティ」が2011年3月3日に開業した[4]。
博多駅再整備事業 [編集]
「JR博多シティ」も参照
新・駅ビル「JR博多シティ」と並行して、駅前広場ほか駅ビル周辺の再整備事業が福岡市により実施されている。新・駅ビルの開業に合わせて供用予定となっていたが、一部の事業対象施設の完成は、ビル開業以降にずれ込んだ(後述)。
対象事業は次のとおり[5]。
- 駅前広場(新・駅ビル前面)の再整備
- 北寄り地上部、および南寄り地上部と地下部。地下部には地下通路、新地下街[6]および地下駐車場が整備される。
- 新・駅ビル地上2階部分(博多口側)の空中回廊(ペデストリアンデッキ)の設置。
- 駅前広場地下駐車場と地上との車両連絡路の建設。
- 連絡路など
- 地上1階には既存の中央コンコース(筑紫口と博多口を結ぶ)の南側に、連絡通路を新設。地上2階部分(博多口側)には隣接する博多バスターミナル(福岡交通センター)、博多郵便局ビル方面に通じる空中回廊(ペデストリアンデッキ)を設ける計画となっていた[7]。2011年3月3日の新駅ビル開業時点では、この内、博多バスターミナルへのデッキだけが建設され開通している。また、大博通りに面する博多新三井ビル付近の歩道まで、「博多駅歩行者連絡橋」としてデッキを延伸する予定(2012年12月20日に開通)[8][9]。
- 駅前の博多口交差点を横断する地下通路が整備された[10]。
- 駅ビル中央コンコース周辺に広場が設けられた。
- 駅前広場
- 主として、既存のタクシープールや地下鉄入口がある北寄り部分と、工事開始以前には平面駐車場などがあった南寄り部分とに分かれる。南寄り部分は一新され、特徴的なデザインの巨大な屋根モニュメントが置かれる。福岡市によると、イベントをおこなったり、市民の憩いの場となる交流スペースを設ける[11]。南寄り部分の地下には、地下1階に新地下街[6]が建設される。地下2・3階は新設の地下駐車場(後述)となる予定。
- 駅前広場北寄り部分は地上部に、タクシープール、一般車乗降場が集約され再整備された。
- 2011年3月3日の時点では地上部分については殆ど完成し供用されている。南寄り部分には、博多警察署博多駅前交番が、筑紫口より移転して設置、供用されている。
- 駅前広場南寄りの地下1階には、「JR HAKATA CITY駐輪場」がオープンしている。料金は、自転車と50cc未満のバイクが2時間まで駐輪無料。2時間を超えて1日ごとに自転車は100円、バイクは200円となる。
- 駅前広場地下の駐車場
- 駅前広場南寄り部分の地下2・3階に新設駐車スペース計約200台が新たに建設され、駅前広場地下駐車場の出入口は、博多口交差点から西方の「はかた駅前通り」上に西向きに設置される予定となっていたが、施設の完成は九州新幹線全線開業から2度の延期を経て2011年10月31日にずれ込んだ。また駐車スペースは地下2階に46台の一時駐車場のみが設置され、また同フロアに一般車地下送迎場(降車のみ)、タクシープール(乗車のみ)が併設されている。このタクシープールは福岡市タクシー協会協賛の「プレミアムタクシー」専用となっている[12][13][10]。
駅構造 [編集]
ホームはJR在来線、JR新幹線と福岡市地下鉄の3群がある。JR在来線・新幹線ホームは南北方向に高架化されており、福岡市地下鉄は東西方向の地下にある。
駅西側を博多口(はかたぐち)、駅東側を筑紫口(ちくしぐち)という。
駅本屋はJR九州とJR西日本で分かれており、駅長室もそれぞれにある[14]。駅本屋については、在来線と新幹線11・12番のりば部分がJR九州、新幹線13-16番のりば部分がJR西日本の管轄である。ただし、新幹線11・12番のりばの運転取扱等はJR西日本が担当する。駅ビルも、博多口・JR九州側はJR博多シティ(2011年3月3日開業)が、筑紫口・JR西日本側は山陽新幹線ホームの直上にオフィスビルの「新幹線博多ビル」があり、後者の直下に商業施設の博多デイトスが入居している。また、中央コンコースの北寄りの在来線ホーム直下にはマイング博多駅名店街が入居している。
博多口と筑紫口は、東西に伸びる駅中央のコンコースで繋がっている。博多口はJR九州の在来線乗り場に近く、筑紫口はJR西日本の新幹線乗り場に近い位置にある(改札口の位置は各鉄道ごとに後述)。
また、新駅ビルJR博多シティの落成に伴い、中央コンコースより南寄りのビル1階部分と同ビル3階[15]に東西に伸びる新連絡通路が設置されている。3階新通路の改札外にはみどりの窓口・JR九州旅行が新設。
JR九州・JR西日本 [編集]
| JR 博多駅 | |
|---|---|
筑紫口
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| はかた - Hakata | |
| 所在地 | 福岡市博多区博多駅中央街1-1 |
| 所属事業者 | |
| 電報略号 | ハカ |
| 駅構造 | 高架駅 |
| ホーム | 3面6線(新幹線) 4面8線(在来線) |
| 乗車人員 -統計年度- |
(JR九州) 107,112人/日(降車客含まず) (JR西日本) 15,853人/日(降車客含まず) -2011年- |
| 開業年月日 | 1889年(明治22年)12月11日 |
| 乗入路線 5 路線 | |
| 所属路線 | ■山陽新幹線* |
| キロ程 | 622.3km(新大阪起点) 東京から1174.9km |
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◄小倉 (67.2km)
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| 所属路線 | ■九州新幹線* |
| キロ程 | 0.0km(博多起点) |
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(28.6km) 新鳥栖►
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| 所属路線 | ■鹿児島本線 (■篠栗線(福北ゆたか線)直通含む) |
| キロ程 | 78.2km(門司港起点) |
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◄吉塚 (1.8km)
(2.7km) 竹下►
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| 所属路線 | ■博多南線 |
| キロ程 | 0.0km(博多起点) |
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(8.5km) 博多南►
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| 備考 | 両社とも直営駅 みどりの窓口 有 |
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新幹線駅はJR西日本、在来線駅はJR九州管理
* 両線で相互直通運転実施 |
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在来線のホームは2階にあり島式ホーム4面8線を有する。本駅始発・終着列車が多数存在することと、新幹線関連で5面9線の構造から縮小したこともあり、運用が複雑化している。吉塚駅 - 博多駅間の三線区間の福北ゆたか線を走行する列車は7・8番のりばにのみ入線が可能なことと、8番のりば竹下方に車止めがあるため、8番のりばは福北ゆたか線の列車限定となっている。かつては7・8番のりばの東(新幹線高架下)に単式ホームの9番のりばがあり、このホームが福北ゆたか線専用だったが、新幹線ホーム増設に伴い廃止されている。
在来線ホームでは、2006年1月頃から、列車(博多駅終着列車、回送列車及び貨物列車を含む)接近時に、チャイムとともに発車標に「列車が入ります ご注意下さい」の表示が出されるようになっている。 2012年3月17日からは、入線及び扉閉時に向谷実によるメロディが使われるようになった[16]。
在来線ホーム間の連絡通路は、ホーム下の中2階の南北に「中央通路」と「東通路」の2本がある。両通路ともに新幹線乗り換え改札口がある。博多口の新駅ビルJR博多シティの落成に伴い、駅ビル3階にも新通路・新改札口「博多シティ3階改札口」が設置され、2011年3月7日に使用開始した。同通路の改札内は広場状になっておりコーヒースタンドや休憩用のイスが並ぶ。在来線ホームの一部に直接、および新幹線コンコース方面に乗り換え改札口経由で、それぞれ連絡する。
新幹線のホームは3階にあり島式ホーム3面6線を有する。1975年の山陽新幹線開業時は2面4線だったが、2011年の九州新幹線全線開業に伴い、従前の11 - 14番のりばを13 - 16番のりばに変更(改番)した上で、西側に1面2線を増設している(詳細後述)。増設ホームのうち1線(11番のりば)は8両編成対応の短いホームで、小倉方に車止めがある関係で九州新幹線・博多南線専用となっている。
改札口は、中央通路側には「中央口」・「つばめ口」(旧「西口」[17])、「博多口」が、東通路側には「東口」と「名店街口」があったが、このうち「つばめ口」、「博多口」は2007年10月28日に改装工事のため閉鎖、廃止されている。かわって、前述の「博多シティ3階改札口」と「阪急百貨店改札口」、「アミュプラザ博多改札口」・「東急ハンズ改札口」が新駅ビル開業とほぼ同時に新設された。後2者は、それぞれ中央通路・東通路と同じ階の中2階にあり、また朝の時間帯は出口のみの一方通行となり、博多口方面の降り客をさばく。なお、東通路の東口は「北改札口」に、名店街口は「マイング改札口」にそれぞれ名称変更されている[18]。
中央・北出札及び「中央口」・「北口」改札はJR九州の直営で、博多シティ3階出札および「博多シティ3階改札口」・「阪急百貨店改札口」・「アミュプラザ博多改札口」・「東急ハンズ改札口」は九州交通企画、「マイング改札口」は博多ステーションビルの業務委託である。
JRの特定都区市内制度における「福岡市内」の駅であり、運賃計算の中心駅となる。
のりば [編集]
本駅始発・終着列車を中心にこの原則に当てはまらない列車もある。
在来線のりば
| 1・2 | ■鹿児島本線 | (上り) | 香椎・赤間・小倉・大分方面 | 特急は主に2番のりば |
|---|---|---|---|---|
| 3・4 | ■鹿児島本線 | (上り) | 香椎・赤間・小倉方面 | |
| (下り) | 佐賀・長崎・ハウステンボス・佐世保方面 | 長崎本線直通の特急 | ||
| 5・6 | ■鹿児島本線 | (下り) | 二日市・鳥栖・久留米方面 | 久大本線直通の特急含む |
| 7 | ■鹿児島本線 | (下り) | 二日市・鳥栖・久留米方面 | |
| ■福北ゆたか線 | 新飯塚・直方・折尾方面 | |||
| 8 | ■福北ゆたか線 | 新飯塚・直方・折尾方面 | ||
2012年3月17日のダイヤ改正時から、一部のホームにおいて向谷実作曲による発車メロディーの使用が開始された。
留置線は竹下寄りと吉塚寄りにある。吉塚寄りの留置線には4番のりばと5番のりば到着列車のみ引き上げられる西側のものと、福北ゆたか線用の東側のものがある。
新幹線のりば
| 11 | 熊本・鹿児島中央方面 | 当駅発着列車のみ | ||
|---|---|---|---|---|
| ■博多南線 | 博多南行 | |||
| 12・13 | 広島・岡山・新大阪・東京方面 | 「のぞみ」は主に12番線 | ||
| 14 | 広島・岡山・新大阪・東京方面 | |||
| 熊本・鹿児島中央方面 | ||||
| ■博多南線 | 博多南行 | |||
| 15・16 | 熊本・鹿児島中央方面 | |||
| ■博多南線 | 博多南行 |
福岡市地下鉄 [編集]
| 福岡市地下鉄 博多駅 | |
|---|---|
西13番出入口
|
|
| はかた - Hakata | |
|
◄K10 祇園 (0.7km)
(1.2km) 東比恵 K12►
|
|
| 所在地 | 福岡市博多区博多駅中央街1-1 |
| 駅番号 | K11 |
| 所属事業者 | |
| 所属路線 | ■空港線 |
| キロ程 | 9.8km(姪浜起点) |
| 駅構造 | 地下駅 |
| ホーム | 1面2線 |
| 乗車人員 -統計年度- |
61,496人/日(降車客含まず) -2011年- |
| 開業年月日 | 1983年(昭和58年)3月22日* |
| 備考 | 七隈線 - 2020年度開業予定 |
島式ホーム1面2線を有する地下駅である。東比恵方に引上線があり、定期列車では終電のみに使用する。シンボルマークは博多献上模様の生地。
プラットホームは地下3階にある。コンコースは地下1階に博多口側の「博多口」と筑紫口側の「筑紫口」が、駅中央コンコース直下の地下2階に「中央口」があり3箇所に分かれている。博多口コンコースと中央口コンコースは地下で直結している(改札内・改札外とも)が、筑紫口コンコースから改札外に出た場合は一旦地上に出る必要がある。出入口の番号は博多口が1 - 4番、中央口が5 - 7番、筑紫口が11 - 17番(16番は欠番)となっていたが、博多駅周辺の整備に合わせ博多口側の地上との出入口を西1番~15番、筑紫口側を東1番~6番、中央口を中1番~3番に改めている。博多口の出入口が大幅に増えたのは、駅周辺整備により地上出口が増えたことと、全ての地上出口に地下鉄の出入口番号を割り当てたため。駅長事務室は西1番出口の下に設けられている。
2007年2月には筑紫口の自動改札機が新型機に更新された(JR九州のものと色違いの同型機になっている)。
1983年3月22日の開業当時は仮駅として現在の祇園駅方面連絡通路に設けた駅で営業していた。1985年3月3日に現在の駅が開業した。なお、祇園駅とは大博通り地下のコンコースで直結しており、コンコースに地上出口(P1~P9)が設けられている。
地下鉄車内での案内において、JR線の乗り換えは「新幹線、鹿児島本線」とアナウンスされ、福北ゆたか線はアナウンスされない。但し、303系(K03編成)の案内表示機には「新幹線、鹿児島本線、福北ゆたか線」と表示される。
2011年11月7日、福岡市は2020年度をめどに地下鉄七隈線を天神南駅からキャナルシティ博多近辺を経由して当駅まで延伸する計画であることを明らかにし[19][20]、2012年の6月11日に鉄道事業許可を取得した[21]。七隈線の駅は博多口駅前広場の地下約25mの位置に設けられ(空港線の駅から直線距離で約70m離れる見込み)、地下街やJR駅コンコースとつなぐ構想となっている。
のりば [編集]
| 1 | ■空港線 | 福岡空港方面 |
| 2 | ■空港線 | 天神・姪浜・筑前前原・唐津方面 |
駅弁 [編集]
明治時代に創業した寿軒(博多鉄道構内営業有限会社)が長年の間博多駅構内での営業を行っていたが、2010年12月をもって撤退した[22]。
2011年現在では株式会社ジェイアールサービスネット福岡が構内で営業しているほか、ジェイアール九州フードサービスが運営する売店「驛辨當」で九州各地の駅弁が販売されている。
主な駅弁は下記の通り。
- かしわめし
- 鶏めし弁当
- 博多地鶏弁当
- 博多かしわ飯弁当
- かに寿司
- かしわめし弁当
- おにぎり弁当
- かしわおにぎり弁当
- うみたけ寿司
- ○△□弁当
- 娘てまり
- 愛菜べんとう
- 香草物語
- 長崎物語焼麦弁当
- 行楽弁当
- 鮎屋三代
- 阿蘇赤うし
- 炙り焼肉弁当
- 黒豚とんかつ御膳
- 「極」黒豚めし
- さつま赤鶏めし
- 九州男弁当
- 博多のごりょさん
- 黒豚横丁
- 花咲ちらし寿し
- 味三昧弁当
- 山笠弁当
- 九州縦断味めぐり弁当
- 博多粋彩弁当
- 博多玄海弁当
- はかた味自慢弁当
- 焼肉弁当
- 大東園焼肉弁当
- 大東園牛めし
- 鯛カツ弁当
- 博多鯖寿司
- 鯖寿し博多押し
- あなご寿し博多押し
- たかな寿し
- 海老・蟹わっぱ
- 博多彩時記弁当
- 博多発〆鯖ちらし寿し
- 呼子萬坊いか三昧弁当
- 佐賀牛焼肉弁当
- 牛肉牛蒡弁当
利用状況 [編集]
1日平均乗車人員の合計は約18万人で、当駅の利用客数は九州の駅としては最多である。近年は大幅な増加傾向にあり2011年度はJR九州の駅としてはじめて乗車人員が10万人を突破した。
- JR九州 - 1日平均乗車人員 107,112人(2011年度) - JR九州では最多。
- JR西日本 - 1日平均乗車人員 15,853人(2009年度)
- 福岡市交通局 - 1日平均乗車人員 61,496人(2011年度) - 福岡市交通局では最多。
| 年度 | 一日平均 乗車人員 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| JR九州 | JR西日本 | 地下鉄 | ||||
| 1987年 | 56,608 | [23] | ||||
| 1988年 | 62,047 | [23] | ||||
| 1989年 | 68,318 | [23] | ||||
| 1990年 | 73,295 | [24] | ||||
| 1991年 | 79,682 | [24] | ||||
| 1992年 | 85,889 | [24] | ||||
| 1993年 | 88,997 | [24] | ||||
| 1994年 | 91,099 | [24] | ||||
| 1995年 | 94,034 | [25] | ||||
| 1996年 | 97,844 | [25] | ||||
| 1997年 | 96,762 | [25] | ||||
| 1998年 | 97,795 | [25] | ||||
| 1999年 | 97,595 | [25] | ||||
| 2000年 | 96,123 | [26] | ||||
| 2001年 | 97,794 | [26] | 52,915 | [27] | ||
| 2002年 | 98,199 | [26] | 53,138 | [27] | ||
| 2003年 | 97,945 | [26] | 52,364 | [27] | ||
| 2004年 | 97,530 | [26] | 52,045 | [27] | ||
| 2005年 | 97,988 | [28] | 16,606 | 52,222 | ||
| 2006年 | 99,019 | [29] | 16,776 | 54,582 | ||
| 2007年 | 98,653 | [30] | 54,957 | |||
| 2008年 | 98,353 | [31] | 54,942 | |||
| 2009年 | 96,518 | [32] | 15,853 | 52,731 | [33] | |
| 2010年 | 99,006 | 55,301 | ||||
| 2011年 | 107,112 | [34] | 61,496 | [35] | ||
駅周辺 [編集]
駅周辺は天神地区と並ぶ福岡市の都心部、並びに繁華街となっており人波が絶えない。また新幹線の主要駅と言う立地もあり、各企業などの支社、支店が多数存在している。博多口・筑紫口を問わず、商業施設・オフィスビル・ビジネスホテルが混在する。
諸企業、諸店舗については著名な物だけ列挙。
駅ナカ [編集]
ファミリーマート、キヨスク、うどん店、ラーメン店など。新駅ビル3F改札口内に「エキナカカフェ」。1番・2番ホーム吉塚寄りにはキッズルーム「おもちゃのチャチャチャ。ちゃちゃくらぶ」(有料)[36]がある。
駅ビル・商業施設 [編集]
1963年に博多駅が現在地に移転して以来、博多駅の駅ビル・商業施設は次のような構成になっている。
- 博多口側駅ビル
- 博多ステーションビル → JR博多シティ(2011年)
- 現在地移転後以来の駅ビル「博多ステーションビル」は、1966年より博多井筒屋が入居していた。九州新幹線鹿児島ルートの博多駅乗り入れに伴い、博多ステーションビルを解体して、床面積を大幅に拡大した新しい博多口駅ビルが建設されることになった。2007年(平成19年)3月に博多井筒屋が駅ビルから退店し、2007年夏から解体が開始された。新しい博多口駅ビル「JR博多シティ」は2011年3月3日オープンした[4]。「JR博多シティ」は、在来線ホーム南寄り部分をビル内ホームとしている。
- 在来線ホーム高架下(北寄り部分)
- マイング博多駅名店街
- 筑紫口側駅ビル(新幹線ホーム直上、直下)
- 博多デイトス(2009年4月からリニューアル工事のため半年間休業していた[37])
- 新幹線博多ビル、博多駅屋上駐車場
- 周辺地下街
- 博多駅地下街(※「食堂街一番街」は2007年4月から休業、JR博多シティ開業と同時に「博多1番街」としてリニューアルオープン)
この他に隣接して博多バスターミナルがある。なお、筑紫口側・駅ビルのすぐ隣にあったJR九州・旧本社ビル跡地に立体駐車場(約380台収容)がはいる「JR九州筑紫口ビル」(愛称:エキサイド博多)が2007年4月にオープンした。九州新幹線全線開業に向け、博多バスターミナル、マイング博多駅名店街(2011年11月)なども売り場の改装を行っている。
以下の◎:駅と地下街等で直結している施設等
博多口 [編集]
- ◎博多バスターミナル
- 西鉄バス博多自動車営業所
- ジェイアール九州バス博多支店
- 明治公園
- 藤田公園
- 人参公園
- 博多郵便局 - 2012年度に商業施設ビルに建替え予定[38]
- 西日本シティ銀行本店(旧・福岡シティ銀行本店)
- ◎博多新三井ビル
- ◎福岡朝日ビル
- ANAクラウンプラザホテル福岡(旧・博多全日空ホテル)
- ◎ホテル日航福岡
- コンフォートホテル博多(旧・ホテルステーションプラザ)
- ◎福岡センタービル
- ホテル東急ビズフォート博多
- 西鉄イン博多
- ホテルルートイン博多駅前
- デュークスホテル博多
- ホテルキャビナス博多
- ホテルコムズ福岡(旧・三井アーバンホテル福岡)
- 東横イン博多口駅前
- 博多シティホテル
- 八百治博多ホテル
- 代々木ゼミナール福岡校
- キャナルシティ博多(西約1km)
- 福岡県赤十字血液センター(献血ルーム・キャナルシティ)
- グランドハイアット福岡
- キャナルシティ劇場
- ロアンヌ
以下は、◎福岡市地下鉄祇園駅の方がやや最寄りとなる
筑紫口 [編集]
- ◎エキサイド博多 (EX-SIDE HAKATA)
- 福岡高速2号線博多駅東出入口
- 国道3号
- 国道385号
- 音羽公園
- 御笠川
- 福岡合同庁舎(国機関)
- 福岡県東総合庁舎
- 東福岡自彊館中学校・東福岡高等学校
- 福岡市立東住吉小学校・中学校
- 福岡市立堅粕小学校
- 西日本シティ銀行博多駅東支店[39]
- 北九州銀行博多駅東支店(旧山口銀行博多駅東支店)
- ヨドバシカメラ マルチメディア博多
- 博多スターレーン(ボウリング場)
- ハートイン博多駅店
- 麻生塾
ホテル
- ◎ホテルセントラーザ博多
- ホテルクリオコート博多
- ホテルルートイン博多駅南
- サンライフホテル2・3
- 博多グリーンホテル
- 博多都ホテル
- 東洋ホテル - 福岡
- 博多第一ホテル
- ホテルサライ福岡
- ホテルセンチュリーアート
- JR九州ホテル福岡
- 博多グラン水晶ホテル
- 博多ターミナルホテル
- ハイアットリージェンシー福岡
- WITH THE STYLE FUKUOKA
バス [編集]
駅の北西に隣接して博多バスターミナル(旧称:博多駅交通センター)がある。博多バスターミナルには西鉄バスの福岡市内・近郊路線の一部と昭和バス・JR九州バス・各社の高速バスが発着する。
ほかに、博多口側に博多駅A~Fまでの各乗り場と降車場があり、筑紫口側にも乗り場がある。これらの乗り場・降車場には西鉄バスの福岡市内・近郊路線が発着する。
各乗り場別の発着バスの一覧については「博多バスターミナル」を参照
その他 [編集]
新設駐車スペースは前述のほか、九州新幹線ホーム上に約150台設置された。こちらは既存の博多駅屋上駐車場(山陽新幹線ホームの屋上。筑紫口側に出入口がある)の増設となるため、出入口も共用となる。
また、筑紫口のJR九州・旧本社ビル跡地には立体駐車場(約380台収容)がはいる「JR九州筑紫口ビル」(愛称:エキサイド博多)が2007年4月にオープンした。
駅名の由来 [編集]
博多駅は「福岡市」の代表駅にありながら「福岡駅」ではなく、「博多駅」である。これには地理的・歴史的な理由がある。
博多は大宰府の外港として古代から栄えた町であったのに対し、福岡は江戸時代に黒田氏が封ぜられ福岡城を中心に栄えた武家の町であり、それぞれは那珂川を挟んで別々の都市という位置づけであった。
1889年(明治22年)4月「市制及び町村制」の公布に基づき、県令により博多・福岡をまとめて「福岡市」として市制施行することとなった。その際に九州鉄道の駅名を「博多」とすることにより市名議論の決着を図ろうとした。その後「博多市」に市名を改称しようとする動きもあったが、一票差で否決されて現在に至る。
福岡と博多との関係についての詳細は、博多の項目参照
そののち新幹線の開業などにより「博多」の知名度が高まると、「福岡」より「博多」のほうが全国的に認知されるようになった。そのため、「博多市」という市が存在する、かつては福岡市と博多市に分かれていてその名残として「博多駅」が残っているなどといった誤解も存在するようである。過去に「博多市」なるものが存在しないという事情からすればかなり特殊な例といえ、駅名が都市全体の対外的印象に大きな影響を及ぼす代表的な例となっている。
所在地の市名と中心駅名に差異の見られる例としては全国に複数あるが、その多くは過去に自治体名を冠していたものが、合併等により自治体名が変更になったにもかかわらず駅名を旧自治体名(あるいは旧自治体名の表記違い[40])のままとしているものである。1889年(明治22年)の市制・町村制施行後の市町村合併に起因するもの以外で所在地の市名と中心駅名が一致しない例としては、主なものとしてこのほかに東京都武蔵野市の吉祥寺駅がある。他に福岡県内では岡垣町の海老津駅がある。
市内のもう一つのターミナル駅である西日本鉄道天神大牟田線の始発駅の名称は「西鉄福岡(天神)駅」である(2001年に西鉄福岡駅から改称)。これは、同駅が福岡側の天神に開設されたことと、国鉄駅が「博多」であったために、後から開業した西鉄が堂々と都市名を名乗ることができたためである。なお福岡駅は富山県高岡市福岡町にあるJR西日本・北陸本線の駅である。
なお、福岡市博多区博多駅南1〜6丁目は博多駅から1km程にある町丁であるが、博多南駅(博多南線)は、博多駅の下り8.5kmにある、福岡市に隣接する春日市の駅である。南福岡駅(鹿児島本線)は博多駅から下り6.7kmにある、博多区寿町二丁目の駅である。
その他 [編集]
ICカード [編集]
- JR九州在来線・福岡市地下鉄の改札および構内店舗(一部除く)と新幹線11・12番のりば及びその直下部のコンコースの構内店舗、JR西日本の新幹線構内店舗でICOCAとSUGOCA、nimoca、はやかけん、Suica、PASMO、TOICA、manaca、Kitacaの各電子マネーが利用できる。(交通利用で相互利用になったPiTaPaは対象外。)
隣の駅 [編集]
- 九州旅客鉄道
- ■九州新幹線
-
- 博多駅 - 新鳥栖駅
-
- ■鹿児島本線
- ■福北ゆたか線(篠栗線直通)
- 特急「かいおう」始発・終着駅
- ■快速・■普通
- 吉塚駅 - 博多駅
- 西日本旅客鉄道
- ■山陽新幹線
- ■博多南線
-
- 博多駅 - 博多南駅
-
- 福岡市交通局
- ■空港線
かつて存在した路線 [編集]
- 日本国有鉄道
- 筑肥線
-
- 博多駅 - 筑前簑島駅
-
脚注 [編集]
- ^ “Amazon.co.jp:発見!探訪!博多駅24時間~日本最多の在来線特急列車が発着する駅~”. ビコム株式会社. 2011年3月17日閲覧。
- ^ a b 交通新聞2009年1月28日
- ^ “山陽・九州新幹線の乗り入れ工事終了 JR博多駅”. asahi.com (朝日新聞社). (2010年9月23日) 2010年12月30日閲覧。
- ^ a b “「JR博多シティ」開業について” (PDF) (プレスリリース), 九州旅客鉄道株式会社・博多ターミナルビル株式会社, (2010年11月17日) 2010年12月30日閲覧。
- ^ “博多駅再整備事業の取り組み”. 福岡市 住宅都市局 都市計画部 鉄軌道計画課. 2010年11月19日閲覧。
- ^ a b (アミュプラザ博多所属)
- ^ http://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/tetsukido/machi/hakata-st-gaiyou.html
- ^ “新博多駅ビルとバスターミナル“空中回廊”で直結へ”. 西日本新聞. (2010年10月21日) 2010年10月21日閲覧。
- ^ http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/35843/1/hakataekihokousyarennrakukyou_no_kaituu.pdf
- ^ a b [1] [2]
- ^ “博多駅前広場デザイン決まる”. asahi.com/MY TOWN 福岡・北九州 (朝日新聞社). (2010年1月28日) 2010年12月30日閲覧。
- ^ “博多駅の地下通路、完成ずれ込み”. MSN産経ニュース. 産業経済新聞社 (2010年12月30日). 2010年12月30日閲覧。
- ^ http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/27442/1/hakataeki_chikasharo-chikatsuuro.pdf
- ^ http://www.jrkyushu.co.jp/pdf/hakata_st_kounai.pdf (PDF)
- ^ それぞれ博多阪急との境界付近
- ^ 博多駅在来線ホームの自動放送に新しくメロディーを導入します。(九州旅客鉄道プレスリリース 2012年3月16日)
- ^ 九州新幹線開業時に変更。
- ^ http://www.jrkyushu.co.jp/pdf/hakata_st_kounai.pdf
- ^ “七隈線都心部区間の検討”. 福岡市交通局. 2010年11月19日閲覧。
- ^ 福岡市地下鉄:七隈線、キャナル経由で博多駅延伸 2新駅概要を発表/福岡 - 毎日新聞福岡都市圏版2011年11月8日
- ^ 地下鉄七隈線延伸(天神南~博多)について、鉄道事業許可を取得しました - 福岡市交通局ニュースリリース(2012年6月11日)
- ^ 元博多駅弁「寿軒」の現在 - Tabi-Okane~『旅』 の話+α~ 2011年2月25日閲覧
- ^ a b c 福岡県統計年鑑 1985 - 1989 九州旅客鉄道駅別乗車人員.xls
- ^ a b c d e 福岡県統計年鑑 1990 - 1994 九州旅客鉄道駅別乗車人員.xls
- ^ a b c d e 福岡県統計年鑑 1995 - 1999 九州旅客鉄道駅別乗車人員.xls
- ^ a b c d e 福岡県統計年鑑 2000 - 2004 九州旅客鉄道駅別乗車人員.xls
- ^ a b c d 乗車人員の推移(1日平均) - 福岡市交通局 決算 参考資料 (PDF)
- ^ 福岡県統計年鑑 2005(H17)九州旅客鉄道駅別乗車人員.xls
- ^ 福岡県統計年鑑 2006(H18)九州旅客鉄道駅別乗車人員.xls
- ^ 福岡県統計年鑑 2007(H19)九州旅客鉄道駅別乗車人員.xls
- ^ 福岡県統計年鑑 2008(H20)九州旅客鉄道駅別乗車人員.xls
- ^ 駅別乗車人員上位30位(平成21年度) - 九州旅客鉄道
- ^ 交通広告 福岡市営地下 乗降人員数 - 西鉄エージェンシー
- ^ 駅別乗車人員上位30位(平成23年度) - 九州旅客鉄道
- ^ 1日平均駅別乗車人員(22年度) - 福岡市交通局 経営状況 運輸実績
- ^ http://www.jrkyushu.co.jp/toy/
- ^ “博多デイトス 全面改装 変わる「九州の玄関口」 新駅ビル集客強化 来秋オープン”. 西日本新聞 (2008年12月27日). 2010年12月30日閲覧。
- ^ 西日本新聞 2009年4月11日
- ^ 同行には博多駅筑紫口支店もあったが、2006年11月に統合された。その後同所はATMコーナーとなっていたが、2008年現在は閉鎖されている。
- ^ 原ノ町駅(福島県南相馬市)の旧市名は原町市だった。
参考文献 [編集]
- 『九州の鉄道100年記念誌 鉄輪の轟き』 九州鉄道百年祭実行委員会・百年史編纂部会、九州旅客鉄道、1988年、初版(日本語)。
- 大塚孝「往年の博多駅を偲ぶ」、『鉄道ピクトリアル』第828巻、電気車研究会、2010年1月、 pp.57 - 67。
- 『停車場変遷大事典』 JTB、1998年、初版(日本語)。
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
駅関連
- 博多駅(駅情報) - 九州旅客鉄道
- 博多駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- 博多駅/福岡市交通局(福岡市交通局より)
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