パークアンドライド

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パークアンドライドの標識(イギリス
パークアンドライドの標識(ドイツ
パークアンドライド用の駐車場(オックスフォード
パークアンドライド用の路線バス(オックスフォード)

パークアンドライド (英語:park and ride) とは、自宅から自家用車で最寄りの駅またはバス停まで行き、車を駐車させた後、バスや鉄道などの公共交通機関を利用して都心部の目的地に向かうシステムである。

解説[編集]

パークアンドライドは、都市部や観光地などの交通渋滞の緩和のため、末端交通機関である自動車原付軽車両郊外公共交通機関乗降所(鉄道駅バス停留所など)に設けた駐車場に停車させ、そこから鉄道路線バスなどの公共交通機関に乗り換えて目的地に行く方法である。P&R と略すこともある。バスに乗り換える場合はパークアンドバスライドとも呼ばれる。また、自宅周辺に公共交通機関がない理由で自宅から駐車場付公共交通機関乗降所まで自動車・原付・軽車両を使い、そこから公共交通機関を利用する方法もこれにあてはまる。

アメリカ合衆国で普及したシステムで、このことで都心部の交通環境の悪化を防いでいるほか交通量自体が減少するため、渋滞の緩和だけではなく、排気ガスによる大気汚染の軽減、二酸化炭素排出量の削減といった効果も期待されている。

また自家用車の発達した地方を中心にして、鉄道駅や高速バス停留所に近接して利用者用駐車場を設置し、利用者には無料での数日駐車を認めるサービスを行う例が増えている。この種のサービスも、パークアンドライドと称されている。

種類[編集]

実施主体による分類

設置場所による分類

日本における事例[編集]

パークアンドライドを促進するため、自治体、鉄道事業者では駐車料金の割引制度を設定しているところもある。

民間駐車場における事例[編集]

パークアンドライドを促進するため、駐車場料金の最大料金を設定しているところもある。

問題点[編集]

  • 軽自動車より一層小型の、原付一種による通勤を奨励すれば渋滞の軽減が期待されるが、原付による通勤は奨励されていないうえ、駐輪場も十分用意されていない。
  • 人口の多い政令指定都市県庁所在地などの都市部では数百台を収容可能な駐車場を用意しなければならないうえ、地価が高いため導入が難しい。
    • 収容台数が多くなれば、駐車場も大型化し、維持費がかかるぶん駐車料金も高額になる。
    • (駐車料金の最大料金があるとしても)1時間あたりの料金設定に法的な制限がないことや、(1日あたり数百円程度であれども)月額で数万円単位にもなる駐車料金は無視できない。
  • バスや列車を待たなくてはならないこと、通勤時は常に混雑すること、巡回できる先が限られるなどの理由で利用を手控える人も多い。
  • バス、鉄道など、自動車以外の公共交通機関が十分発達している都市部では有効であるが、バス、列車の運行本数が少ない、あるいは自動車が生活必需品となっている一部の郊外や地方においては効果は乏しい。

脚注[編集]

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関連用語[編集]

外部リンク[編集]