時刻表

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時刻表(じこくひょう)とは鉄道路線バス・航空路線・定期航路など公共交通機関の運転時刻をまとめた表、およびその表を多数掲載した冊子[1]などのことである。

東日本旅客鉄道 中央本線の時刻表(東京 - 高尾間 下り 平日 2009年3月14日改正 部分)
ホーム掲示の時刻表の例。西日本鉄道 甘木線大城駅、夜間にも見やすいよう、中に蛍光灯が入っている。
バスターミナルにおける時刻表の例。宗谷バス稚内ターミナル待合所内に掲示
バス停留所における時刻表の例。堀川バス中辺春バス停に掲示
終着駅における到着時刻表の例。甘木鉄道甘木駅に掲示

目次

概要[編集]

時刻表には一般に公共交通機関の運行系統上のある一地点(バス停空港)における発着便(列車、バス便、船便、航空便)の出発時刻を時系列的にまとめたものと、運行系統全体おける各運行便の出発地・中継地・到着地となる各地点(各駅、各バス停、各港、各空港)の発着・通過時刻を図表に網羅的にまとめたものとがある。

前者は運行系統上の一地点を基準として運行便の発着時刻を示すものであり、主に各駅、各バス停、各フェリー乗り場などで掲示される。一般に上から下に向けて一時間ごとに区切られ、各時間帯の発着便が記載されており、発着の早い順に左から時分を表す数字が配列される(分の数字のみの2ケタ表示のものも多い)。行先については、行先ごとに欄を分けるか、一欄にまとめて添え字で区別して表示される。平日と土日祝日とでは運行形態が異なる場合には別枠あるいは別紙に区別されていることもある。列車時刻表の場合、列車種別(特急・快速・急行・準急・各停等)は色文字や背景色あるいは記号で区別される。また、発車番線、車両数、列車扉数(ドア数)、終電が付記されていることもある。大都市中心部のバス停に掲示されるバス時刻表では、便数が多いため、具体的な数字を入れず一定の時間帯につき「3~5分間隔で運行」などとまとめて記載されていることもある。また、一部の終着駅や拠点駅では、列車の到着時刻を明記した時刻表を掲示しているところもある。

後者は各運行便の各地点における発着時刻を図表にしたもので、複数の路線を一覧表や冊子にまとめたものであることが多い。列車時刻表の場合、各列車ごとに左から右に向かって縦方向に帯状に区分けされており、表の上部に列車番号・列車種別(特急・快速・各停等)・列車名・車両数(編成)・始発駅入線時刻・始発駅発車番線などが記載され、表の下部に各駅における列車の出発時刻(到着時刻)が上から下に向かって記載されている。通過地には縦方向に矢印あるいは二重線が引かれており数字は記載されていない。各駅には始発駅からのキロ数が記載され、時刻表によっては乗換案内や周辺案内(山、トンネル、城、湖など)を載せているものもある。バス時刻表も列車時刻表のように各便ごとに縦方向に帯状に区分けされていることもあるが、各便ごとに上から下に向かって横方向に帯状に区分けされていることもあり各バス停での通過時刻が左から右へ記載されていることもある。また、バス時刻表の場合には経由地、運休日などが付記される。

現在、スマートフォンで時刻表や乗換案内が簡単に検索できる他、鉄道・航空・船舶・バス会社は自社のホームページや携帯サイトで時刻表や運賃表を公開しており、冊子タイプの時刻表は大幅に減少しつつある。しかし近鉄京阪京成名鉄西鉄などの時刻表は旅行ガイド・航空や他社線接続の資料としての価値もあり、各鉄道会社の売店などで根強く売られている。また、一部の事業者や駅では小さな紙に印刷した携帯型発車時刻表や、壁貼り用の比較的大きな時刻表を配布している。壁貼り時刻表は自治体や商工会など、交通事業者以外の者が作成することもあり、新聞の折り込みなどで配布されることもある。

日本では時刻表に示された事実の列記だけでは創作性がなく著作権が認められないとするのが定説[2]であるが2001年の文化審議会著作権分科会国際小委員会では1990年代に関係業界から時刻表の一部分だけをとりあげ売られるのは困るという要望があったため、著作物ではないが保護する方向が検討[3]された。

日本における変遷[編集]

前者の形式の時刻表は1872年、新橋・横浜間に日本初の鉄道が開業した時から存在しておりその当時は時刻を表すのに「時」ではなく「字」を使用していた。

また月刊時刻表の日本で最初の物は、1894年10月5日に庚寅新誌社(こういんしんししゃ・創業した1890年干支庚寅であった事にちなむ)が刊行した『汽車汽船旅行案内』である。この時刻表は福澤諭吉がイギリスの時刻表を元にし編纂させ、手塚猛昌が発行したものである。その後、この10月5日は「時刻表記念日」となっている。

なお『汽車汽船旅行案内』などといった時刻表は右開きで漢数字による縦書き表示であったが、1925年4月に創刊された『汽車時間表』(現在の『JTB時刻表』)は欧米に倣って現在とほぼ同じ左開き・アラビア数字・記号使用表記を採用した。その他の時刻表は在来の表記法をその後も使用し続けたが、太平洋戦争後はすべてこの表記法となった。

1987年3月号まではJTB(現・JTBパブリッシング)の『時刻表』が国鉄監修として発行されていたが、5月号より弘済出版社(現・交通新聞社)の『時刻表』がJR各社の編集する『JR時刻表』として発行されている。なお、4月号については旧国鉄が編集し弘済出版社に発行をゆだねた形となっている(『JNR編集時刻表』)。

沿革[編集]

  • 1872年
  • 1889年 7月1日東海道本線(東京 - 神戸)が全通するが、この頃日本初の冊子型の時刻表が発行された。
  • 1894年10月5日 日本初の定期・月刊時刻表『汽車汽船旅行案内』が庚寅新誌社から刊行される。
    • この後、他の会社(駸々堂・1897年など)からも続々と時刻表が販売されるようになり激しい競争が起こることとなった。
  • 1901年6月 鉄道記録として高評価の『鉄道時報』を発行していた帝国鉄道協会(現・日本交通協会)系列の交益社から『最新時間表旅行あんない』が創刊され、時刻表市場に参入。鉄道局が編集し、事実上「公認」の時刻表となった(1908年に『鉄道船舶旅行案内』へ改題)。
  • 1903年6月 庚寅新誌社の時刻表『汽車汽船旅行案内』に掲載されていた『旅行案内』を別冊にして独立。『汽車汽船旅行案内』か『旅行案内』のどちらかを購入した者に、もう片方をおまけとしてつけた。
  • 1907年6月 当時日本最大の出版社であった博文館が『鉄道汽船旅行案内』を発行、時刻表市場に参入。
    • 時刻表競争はこの頃ピークに達した。
  • 1915年1月 競争の激しさを憂慮した当時の国有鉄道を運営していた鉄道院が斡旋に入り庚寅新誌社・交益社・博文館の3社が合同して旅行案内社を創立、『汽車汽船旅行案内』『鉄道船舶旅行案内』『鉄道汽船旅行案内』の3誌は合同し鉄道院公認の時刻表である『公認汽車汽船旅行案内』となった。この時刻表は太平洋戦争中まで刊行された。表紙には合併前の3社を象徴する3本の松の絵が描かれ、『三本松の時刻表』と呼ばれた。
  • 1925年4月 日本旅行文化協会(日本交通公社ジェイティービー(JTB)の前身)から『汽車時間表附汽船自動車発着表』が創刊され『公認汽車汽船旅行案内』にかわる国有鉄道公認の時刻表となり、『公認汽車汽船旅行案内』が『汽車汽船旅行案内』に改題。これが現在の『(JTB)時刻表』である。また『汽車汽船旅行案内』の方では、この頃ポケット版も販売された。
  • 1930年 4月1日から鉄道などの運輸営業にメートル法が施行されるのに伴い、各時刻表も哩(マイル)表記から粁(キロメートル)表記へ改められている。
  • 1939年 『汽車時間表附汽船自動車発着表』が4月号から『時間表』に改題。
  • 1942年 『時間表』が11月号から『時刻表』に改題。なおこの時までは南満州鉄道を除いて日本の鉄道時刻は「午前・午後」を使って識別する「12時間制」がとられていたが軍事上の都合から10月11日に「24時間制」が施行されるのに伴い、同月号から「24時間制」表記に改められている。
  • 1943 - 1944年 『汽車汽船旅行案内』など、『時刻表』以外の時刻表はすべて廃刊となる。
    • この頃は用紙難であり時刻表は部数も減り不定期刊行となるなど、受難の時代が続いた。『時刻表』も1943年11月号をもって月刊発行は休止され、以降は紙1枚の『地方版』のようなものが多数刊行された。
  • 1946 - 1948年 交通案内社や鉄道弘済会などが時刻表の販売を開始(主にポケット版)。
  • 1963年5月 鉄道弘済会によって設立された弘済出版社から、現在の『JR時刻表』のもととなった『全国観光時刻表』が創刊される。なお、鉄道弘済会が発行していたポケット版『時刻表』の発行も引き継いだ。
  • 1964年10月 『全国観光時刻表』が『大時刻表』に改題。
  • 1967年10月 日本交通公社の『時刻表』が創刊500号を迎え、この時現在の『(JTB)時刻表』の大きさとなった。
  • 1968年3月 『大時刻表』が『ダイヤエース時刻表』に改題。
  • 1975年3月 『ダイヤエース時刻表』が再び『大時刻表』に改題。
  • 1987年
    • 4月
      • 『北海道ダイヤ』(北海道ジェイ・アールエージェンシー発行)創刊。
      • 日本交通公社の『時刻表』にかわり、弘済出版社発行の『大時刻表』がこの年4月発足したJR各社公式の時刻表となる。この月の号はJRに承継された国鉄が編集したので、国鉄の英字略称を冠した『JNR編集時刻表』となった。また、サイズもこの時現在の『JR時刻表』のサイズに改められている(A4→B5・詳しくはを参照)。
    • 5月 『JNR編集時刻表』が『JR編集時刻表』となる。
  • 1988年
    • 5月 『JR編集時刻表』が『JR時刻表』に改題。
    • 8月 『JR時刻表』の本文が黒と赤の二色刷りとなる(主に特急・急行などの優等列車の記載について赤を用いる)。
  • 2004年
    • 1月 長い歴史を持った、交通案内社の時刻表である『日本時刻表』・『ポケット全国時刻表』が廃刊。全国版時刻表の発行会社はJTB(現・JTBパブリッシング)と交通新聞社のみとなる。
    • 4月 『北海道ダイヤ』廃刊。
  • 2005年12月 『JTB私鉄時刻表』創刊。
  • 2009年5月 『JTB時刻表』が前身である1925年創刊『汽車時間表』から通算して1000号目の発行を迎える。

エピソード[編集]

日本交通公社・JTB
『国鉄監修 交通公社の時刻表』(現・JTB時刻表)
1969年5月号は国鉄運賃改定を盛り込んだ運賃・料金改定号として発売される予定であったが、当初4月中旬と見込まれていた運賃改定が国会審議の大幅な遅れのため[4]4月下旬になっても実施されずそのメドすら立たなかった。その為発売予定日を過ぎても発売することができずゴールデンウィークも迫っていた為読者から「発売はまだか」との問合せが殺到し、やむを得ず日本交通公社は国鉄営業案内を旧運賃・料金に差し替えた時刻表を急遽発売した。その後、国鉄運賃改定が国会で可決され(実施は5月10日)本来の5月号も発売されたが、同じ月に2度時刻表が発売されたのはこの月のみとなっている。なおこの運賃改定の際に、等級制が廃止され一等車に代わってグリーン車が登場した。
1985年3月号は東北上越新幹線上野駅延伸に伴うダイヤ改正特集が組まれ、表紙も東北・上越新幹線を走る200系が掲載された。しかし、掲載された200系の写真のライト部分が明らかにおかしなものであった。その後、日本交通公社(現・JTB)は表紙の写真について下り「やまびこ」の最後尾を撮影した写真のライトを加工して上り列車の先頭部であるかのように合成した写真であると発表をした。

日本の冊子型鉄道時刻表[編集]

冊子体の『時刻表』ではJR線や私鉄の列車の運転時刻を中心に各種の交通機関の運転時刻を掲載している。また、JR以外の鉄道会社が自社のダイヤの改正などで発行する場合もある。その場合、必ずしも月刊ではなく不定期刊行物となる。

なお、貨物列車のみを扱った『JR貨物時刻表』(鉄道貨物協会発行)もある。これは主に荷主向けであり同様のものとしてかつて発行された時刻表の内、創刊号や重要なダイヤ改正があった年月などいくつか意義あるものをまとめた『復刻版時刻表』もJTBなどいくつかの会社から販売されている。

また、駅などで折りたたみ式や一枚ものの時刻表として無料で配布されているものもある。これには、その駅に発着する列車の時刻を記載した時刻表や冊子でJR東海が発行している東海道山陽新幹線時刻表(2006年10月発行分以降。2006年7月発行分までは折りたたみ式)、冊子でJR西日本が発行している東海道・山陽・九州新幹線時刻表(九州新幹線(鹿児島ルート)が全線開業した2011年3月12日発行扱い分以降。2008年3月改正から2011年2月発行分までは東海道山陽新幹線時刻表、2008年3月改正発行以前は山陽・東海道新幹線時刻表。JR西日本発足当初からしばらくは折りたたみ式)などがある。また、JR各支社では駅、旅行センターでの無料配布の冊子時刻表や駅売店(キヨスク)で売られている冊子時刻表がある。

以下、価格は特記あるものを除き、2013年3月現在のもの。また、休廃刊となったものは最新号のもの。

全国版[編集]

全国版時刻表はJTBパブリッシング(旧・JTB)と交通新聞社の2社から発行されている。この他に、かつては交通案内社などからも発行されていたが現在は廃刊となっている。

発売日は通常前月20日前後だが、季節の変わり目は臨時列車を収録するため前月25日となることが多い(日曜日に重なる場合などに1日ずれることもある)。

また、ダイヤ改正の場合は変則的な発売体制が取られることがある。1988年から1993年まではJR各社のダイヤ改正が3月中旬に一斉に行われていたので3月号の発売を2月10日頃に早め、改正後の時刻を収録していた。その後は発売日を変更せずに、ダイヤ改正の2 - 1ヶ月前に発売される号で特急など指定席のある列車の時刻(指定券1か月前発売対応のため)[5]を、そして改正直前号で全列車の時刻を掲載することが原則となった。最近は時刻表の発売が改正数日前となることもある(近年では2006年2007年3月18日の改正に対し、改正版時刻表発売が同月13日頃となった例がある)がJR各社では冊子の時刻表の発売をダイヤの公式発表と捉えているため、時刻表発売前に他の媒体(電話・ウェブサイト等)で調べようとしても情報が得られないことが多い。

線区によっては、片乗り入れの路線(正規の区間を越えて、何駅か先の駅まで当該路線の列車として別路線を運転する路線)では所属路線のページのみにダイヤを書き乗り入れ先路線のページでは省略している。

  • 例えば、新潟 - 新津間(信越本線)は磐越西線の列車も乗り入れるが小型時刻表では信越本線のページの新潟 - 新津間の欄には磐越西線の車両のダイヤは書かれておらず、あくまで磐越西線のページの新潟 - 新津間の欄のみに書かれている(乗り入れしていることを知らないために信越本線のページだけ見た場合、新潟 - 新津間の本数が少なく見えてしまう)。
  • ただし、末端区間ではない場合で、通常の乗り入れ区間を越えて運転する列車については分岐駅から全駅の時刻を掲載する場合がある(例:水戸線は水戸・勝田発着の列車については小型時刻表では水戸線のページのみ掲載しているが、高萩・いわき駅発着となる列車は常磐線のページでも友部駅から時刻を掲載している)。

これは、主に小型時刻表で取られる形態であるが、大型時刻表でもこれに準じた形態となる路線もある。

  • 例えば、東北本線の黒磯駅 - 仙台駅のページでは、岩沼駅 - 仙台駅間に乗り入れる常磐線の普通列車は掲載している(小型では利府支線が同一表掲載の松島・利府発着列車を除き省略)一方、安積永盛駅 - 郡山駅間(一駅)に乗り入れる水郡線の列車は掲載していない。

このため予備知識がない地域では乗り入れの情報に注意する必要がある。重複する区間の他の列車の掲載ページは、最初のページの欄外にその旨の案内がある。上記の例で例えると、信越本線の時刻表の欄外に「新潟 - 新津間は○○○〜△△△ページの磐越西線もご覧ください」という記載がなされる。

また、電車特定区間関東地方近畿地方一部の線区。いわゆる国電・近距離電車)についてはそれぞれ「東京近郊区間」「大阪近郊区間」などとして(運賃制度の大都市近郊区間とは異なる)、それぞれJRグループの時刻表の末尾(JR時刻表は一時期巻頭だった時代がある。また横浜線と武蔵野線、交通新聞社<当時弘済出版社>版ではこれに大和路線を加えた路線は一時期「近郊区間」とは別枠で掲載した時期があった)にすべての駅の始発終発付近の時間帯の電車(一部線区では別掲載で主要駅やの全列車)の標準発車時間を載せている。

列車時刻以外には、主要駅の構内図、高速バス路線、航空ダイヤ、運賃計算規則などが掲載されている。これらの情報を網羅しても、大型時刻表の重量は第三種郵便物の最大限度である1kgを超えないように編集されている。また、用紙も特注のものが使われているという[6]

かつて荷物列車が運行されていたときは、大型時刻表には荷物列車の時刻も記載されていた。

JTBパブリッシング発行[編集]

『JTB時刻表』
定価1183円(税込、2014年4月〜)B5判、月刊
JTBが前身の日本旅行文化協会の時代であった1925年4月より毎月(第二次世界大戦中の一部除く[7][8])刊行している大型の時刻表で、日本で現在刊行されている時刻表の中では最古のものである。
サイズは何度か変わったが1967年10月号(通巻500号)以降、現在のB5判となっている。JR(JRが第二種鉄道事業者となっている区間を含む)、第三セクター鉄道のうち旧日本国有鉄道線、旧JR線、旧国鉄建設線の転換会社(第三セクターの私鉄転換路線や旧国鉄建設線以外の都市部新線やJR貨物線等は除く)、私鉄のうち伊豆急行東海交通事業の全線全駅、東京・大阪都市圏以外の全列車、そして他社路線の概ねが掲載されている(私鉄のうち、旧国鉄から転換した第三セクター線はJR線のコーナー内に掲載、ほかは私鉄線のコーナーとして掲載している<以下同じ>)。
業界で最も早く1976年から誌面編集の電子化が実施されている(全ページの電子編集切替は1988年)。ただ、現在も鉄道各社からは紙に印刷された時刻表が送られてくるため、編集部側で人手によりパソコンに打ち込むことでデータをデジタル化しているという[9]。発行部数はピーク時の1986年に200万部を超え[10]2004年5月現在で公称80万部だったが、2011年時点で108,000部にまで減少している[11]。旧国鉄時代(1987年3月号まで)は『国鉄監修 交通公社の時刻表』の名称で刊行され、こちらが公式時刻表だった。1987年4月号より国鉄監修ではなくなったため、単に『交通公社の時刻表』という名称となったが、1988年10月に現在の『JTB時刻表』へと改称された。
現行のJTB時刻表に移行した当時は特集記事として大手私鉄(基本的に1社ずつ)の時刻表が掲載されていた。こちらは後に私鉄各社で大規模なダイヤ改正が行われたときのみの不定期掲載に変わり、その後は後述の『JTB私鉄時刻表』に移行された。
前述のように2009年5月号で通巻1000号となった。通巻999号にあたる同年4月号は号数にかけて『銀河鉄道999』を表紙にし、この2巻では巻頭で時刻表の歴史を振り返る記事が組まれた。
JTBグループの社内用や得意先配付用として『資料用時刻表』というタイトルの別バージョンが存在する。内容は市販の物とはやや異なる。表紙がJTBの広告に差し替えられ、背見出しと裏表紙に「資料用」と赤字で記されている。
交通新聞社版と異なり、記号が統一されている。また、車両の座席表も交通新聞社版よりも多く、編成表も列車毎になっている。巻頭の索引地図ではみどりの窓口がなく、指定席券売機のみの設置駅は赤丸で区別している(交通新聞社版は区別していないが、駅名に「*」を入れている)が、もしもし券売機Kaeruくんみどりの券売機のみ設置駅はみどりの窓口設置駅として扱っている。
乗換案内ジョルダン)もJTB時刻表をベースにしている。
東海道・山陽新幹線については、使用形式を知ることができる。また、それ以外の新幹線・特急(JR北海道線内特急除く)についても2013年2月号の特集ページから形式を記載するようになっている。
その他、長時間停車を伴っていて他線・他の列車との接続が絡む場合には到着時刻を注記している。
なお過去の価格は1970年10月号は200円、1978年10月版が500円、1981年10月版が600円、1987年4月版では740円、1990年3月版では800円(税込)、2005年8月号が1050円(税込)であった。
『JTB小さな時刻表』
定価630円(税込)B6判、不定期刊
『JTB時刻表』の内容をそのままB6判のサイズに縮小したもので、『JTB時刻表』の臨時増刊号扱い。そのため本文時刻の文字は名前の通り小さくなっている。
2012年3月にJTB時刻表4月号臨時増刊で初刊。その後7月には8月号臨時増刊の夏号が発売され、12月には1月号臨時増刊冬号の発売。以後青春18きっぷの発売時期とも合わせ[12]、2013年は3月・6月・9月・11月と発行している。
『JTB大きな時刻表』
定価1389円(税込、2014年4月〜)A4判 不定期刊
『JTB時刻表』の内容をそのままA4判のサイズに拡大したもので(末端の広告類は一部カットされており、その分本の厚さは薄い)、『JTB時刻表』の臨時増刊号扱い。そのため本文時刻の文字は名前の通り大きくなっている。かつてはほぼ季刊だったが、現在は大規模改正時のみ発行の不定期刊行。2002年(平成14年)時点では『大きな数字の時刻表』と称しており『JTB携帯時刻表』のB5判拡大版だった(そのため縦方向と横方向の縮尺は異なっていた)が、2003年以降現状の『JTB時刻表』のA4判拡大版となっている。

交通新聞社発行[編集]

『JR時刻表』
定価1183円(税込、2014年4月〜)B5判、月刊
JRと交通新聞社による共同編集の月刊時刻表で、現在JRの公式時刻表となっている。
その前身となるのは同社の前身となる弘済出版社が1963年に刊行し始めた『全国観光時間表』で、その後『ダイヤエース時刻表』『大時刻表』などと名を改めながら1987年4月号(国鉄分割民営化時)よりJTB版に代わって公式時刻表になった。この4月号のみタイトルは『JNR編集 時刻表』、翌月号より『JR編集 時刻表』[13]となり1988年5月に現在の名前となった。
『大時刻表』時代までは「日本旅行協力」と表紙にクレジットされていた。その名残で、『JR時刻表』初期まで日本旅行協定旅館も掲載されていた。
サイズも何度か変更され『大時刻表』時代はA4判[14]、JR公式時刻表となった1987年3月以降(3月号は国鉄監修時刻表)はB5判となっている。
1988年8月号以降は在来線のページが2色刷となり、特急・急行列車が赤字での掲載となった。JR・第三セクター鉄道(一部除く)・伊豆急行の東京・大阪近郊区内を除く全列車を掲載。東海道線高崎線宇都宮線などの主要路線の東京駅上野駅などの起点駅の入線時刻が記載される。また、臨時列車・季節列車は斜字体で掲載される。
『大時刻表』の掲載情報をほぼそのまま引き継いだことから、地方私鉄・路線バスに関する情報が『JTB時刻表』に比べてやや多いのも特徴である。
2001年に表紙・背表紙が、白と赤を基調としたものへ変更された。
2004年12月号で通巻500号を突破した。この号は記念号としてそれまでの歩みや時刻表ができるまでの特集記事が組まれたほか別冊付録『スーパートレインブック』が付属しており、当時の新幹線・JR6社の特急列車・寝台列車・ジョイフルトレインを128ページにもわたって掲載していた。
2005年9月現在の発行部数は公称70万部だが、JTB時刻表同様に部数は減少傾向にある。交通新聞社は日本雑誌協会に加盟している関係で、本誌は印刷部数の公表対象となっており、それによれば2014年1 - 3月期の印刷部数は133,994部[15]。「時刻表検定試験」には本誌の指定月号が使われた。『大時刻表』時代からJTBを除く大手旅行会社に常備されており、公式時刻表となった現在はJR各駅にも常備されている。また、各旅行会社向けに仕様変更されたものもあり、大量一括購入する旅行会社(日本旅行近畿日本ツーリストグループ・私鉄系旅行会社等)ではホテル一覧や広告に代わり自社系列店舗や自社系列ホテル、別な広告等を掲載しており、背表紙も会社名が記載されている。JR系列や中小旅行会社(日本通運農協観光等)では中身同じで背表紙に会社名を入れるだけの所もある。
2013年3月号から表紙・背表紙のデザインが再度変更された。
過去の価格は1999年1月号が970円(税込)、2003年1月号では1050円(税込)、2014年4月号までは1150円(税込)であった。
『全国版コンパス時刻表』
定価679円(税込、2014年4月〜)B6判、月刊
B6サイズの携帯用の月刊小型時刻表で、JRの全線全駅が掲載されている。『JR時刻表』との比較でいえば、新幹線と特急の乗り継ぎ案内や地域ごとの割引切符情報等が割愛されている。なお交通新聞社発行の全国版時刻表の中では一番古い歴史を持ち、前身は1949年9月に鉄道弘済会によって創刊された『全国時間表』。1958年10月に弘済出版社が発行を承継し『コンサイス全国時間表』となるが、商標権の問題から三省堂の申し入れにより1960年9月に『コンパス全国時間表』に改題。1965年4月に『コンパス時刻表』に改題し現在に至っている。
『文字の大きな時刻表』
定価987円(税込、2014年4月〜)B5判、月刊
前述した『コンパス時刻表』の増刊扱い。同書の内容をそのまま『JR時刻表』と同じB5サイズに拡大したもので、表題の通りその分文字が大きくなっている。ある程度大規模の『みどりの窓口』では『JR時刻表』とともに常備されている事が多い。
『小型全国時刻表』
定価566円(税込、2014年4月〜)B6変型版、月刊
小駅が省略された携帯用月刊小型時刻表であり、サイズは若干異なるがJTB携帯時刻表(休刊)に相当する時刻表であった。JRは近郊区間を除き全列車掲載、小駅は省略されているが、同社の『携帯全国時刻表』や地方版でカバーされていない東日本については省略されている駅が少ない。JTB携帯時刻表が休刊となる2011年4月号までは500円だった。
『携帯全国時刻表』
定価566円(税込、2014年4月〜)B6変型版、月刊
西日本支社が発行する。JR西日本、東海、四国管内およびJR東日本の長野地区と中央本線および東海道本線に関しては全線全駅全列車が掲載されている。
『JR時刻表』では初電・終電のみ掲載のアーバンネットワーク内の各駅停車列車も全線全駅全列車掲載でさらに土休日ダイヤも分割掲載(但し奈良線、和歌山線、山陽本線姫路駅以西など一部は除く。大阪環状線は桜島線に直通する列車のみ全列車掲載、その他は初電・終電のみ掲載。)。また、全国版時刻表では唯一、東海道・山陽・九州新幹線が分割されることなく一括掲載されている。なお東海道・山陽新幹線は東京駅をベースとする全国版とは異なり、新大阪駅をベースとした時刻で掲載されている。
JR北海道は特急・急行のみの掲載、新潟、関東・東北・九州については主要駅のみ掲載であり首都圏の電車特定区間などを除きほぼ全列車掲載(中央線快速東京駅・立川駅発の電車は大月・河口湖方面直通列車のみ本文に掲載)。ただし関東・東北エリアでは一部の区間運転列車を省略している線区がある[16]
他社線の欄も関西圏を中心としていて、第三セクターについても関西地方の智頭急行北近畿タンゴ鉄道などではJR直通列車だけでなく線内完結の列車も掲載されている[17]。また、駅についてもJR西日本の各線に準じてほぼ全駅掲載している。一方、東日本エリアの第三セクターはIGRいわて銀河鉄道青い森鉄道など割愛されている線区が多い。このことから、「全国」と名乗ってはいるが「JR西日本+その周辺部」時刻表としての色合いが強い。2011年4月号までは500円だった。
なお、アーバンネットワーク内の業務用時刻表は本時刻表の表紙をJR西日本仕様にしたものである。また、近年アーバンネットワーク各線の改正時には本時刻表を各路線別に分冊化したものを当該路線の各駅にて無料配布している。下記の分冊が存在する。なお大阪環状線の初電、終電時刻は環状線との乗り換え駅がない嵯峨野線・山陰線のものを除き収録されている(近畿統括本部が監修)。また岡山広島支社監修のものも同じように発行される。
「青:琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・湖西線(北陸本線)」「黄:福知山線・JR宝塚線・JR東西線・学研都市線・おおさか東線」「橙:阪和線・関西空港線」「紫:嵯峨野線・山陰本線(舞鶴線・小浜線)」「緑:大和路線・おおさか東線・奈良線」「灰青:おおさか東線」。
旧・神戸支社でも「JR神戸・JR京都・琵琶湖・福知山・JR宝塚・JR東西・学研都市・大和路線」(こちらは旧・神戸支社が監修)が掲載されたバージョンが存在し2003年12月1日ダイヤ改正の発行だけで利用者に配布され、それ以降は発行されていない。上記入の路線の他に山陽本線(姫路 - 岡山)、奈良線、草津線、桜井線が掲載されたが、旧・神戸支社管内である和田岬線、加古川線、播但線、姫新線、赤穂線、東海道・山陽新幹線は掲載されていない。
ポケット版 文字でか時刻表
定価410円(税込)A6変型判、季刊
JTBの『かんたん時刻表』に相当する小型時刻表でJRの新幹線、特急などの指定席連結列車を掲載している。また、時刻等の文字が大きく印刷されている。2010年現在は季刊。

貨物の時刻表[編集]

社団法人鉄道貨物協会発行[編集]

『JR貨物時刻表』
定価2900円(税込)、毎年1回発行
基本的には荷主向けだがフォトギャラリーや機関車の紹介、運用表も記載されているなど鉄道ファン向け要素も強いものとなっている。JRのほかに臨海鉄道と私鉄の貨物列車の時刻も掲載。B5判で300ページ強。ごく一部の取り扱い書店で発売されるほかは通信販売となる。

主なJR掲載の地方版時刻表[編集]

一部には、JRグループ以外の鉄道・バスなどの掲載も充実しているものもある。

なお、JR東日本の各支社で発行している時刻表の巻頭の路線図では、2011年度版までは「もしもし券売機Kaeru君」設置駅についての注記がなされていた(2012年版発行時点では大半が廃止済みのため、記載されていない)。

交通新聞社発行[編集]

『道内時刻表』
定価500円(税込)A5判、月刊
交通新聞社北海道支社が発行する月刊時刻表。北海道の鉄道・バス・航路・空路の時刻を掲載、国鉄時代、大時刻表では省略されていた仮乗降場が掲載されていることで知られていた。
2004年までJR北海道の道内公式時刻表はJR北海道グループの北海道ジェイ・アールエージェンシー発行の『北海道ダイヤ』であったが、廃刊後は変わって公式時刻表となりJR時刻表と共に参照用として道内各駅に置かれている。
本文の前に北海道内の特急列車の時刻及び北海道内主要駅〜本州(新青森仙台上野東京秋田大阪など)方面新幹線・特急・急行列車乗り継ぎ時刻、新千歳空港アクセス列車(主に快速エアポート)の時刻をまとめて掲載している。
長らく路線バスについては観光地のバスや廃止路線代替バスだけでなく、一般生活路線バスについても細かく掲載していたが、2009年5月号より経費削減の一環として、一般生活路線バスの大部分と一部の観光遊覧船、観光ハイヤー案内の掲載が廃止された。この際に掲載取りやめになった事業者及び自治体については連絡先電話番号の一覧表を別途掲載している。
『JR時刻表(仙台)』
定価120円(税込)不定期
JR東日本仙台支社が発行する文庫版サイズの時刻表で、ダイヤ改正毎に発行する。東北地域のJR在来線・第三セクター鉄道、東海道・山陽・東北・上越・山形・秋田・長野新幹線の時刻を掲載。仙台支社管内の主要駅のキヨスク・NEWDAYSで購入できる。2009年のダイヤ改正版から100円から120円へ値上がりした。
『JR時刻表(盛岡)』
無料、不定期
JR東日本盛岡支社が発行する文庫版サイズの時刻表で、ダイヤ改正毎に発行する。掲載内容は『JR時刻表(仙台)』と同じ。盛岡支社管内の有人駅で配布するが、ダイヤ改正早々に在庫切れとなる駅や一般配布していない駅もある。
『JR時刻表(秋田)』
無料、不定期
JR東日本秋田支社が発行する文庫版サイズの時刻表で、ダイヤ改正毎に発行する。掲載内容は『JR時刻表(仙台)』と同じ。秋田支社管内の有人駅で配布するが、ダイヤ改正早々に在庫切れとなる駅や一般配布していない駅もある。
『MY LINE 東京時刻表』
定価990円(税込)A5判、月刊
首都圏を中心とした月刊時刻表で、全国版時刻表では省略されているJR近郊区間(電車特定区間)・私鉄・地下鉄の時刻に関しても全駅全列車が掲載されている。1998年9月創刊。
掲載範囲は上越線水上駅以北、東北本線黒磯駅以北、常磐線日立駅以北、水郡線常陸大子駅以北を除く関東1都6県のJR・私鉄・地下鉄全線と、静岡県東部の東海道本線沼津駅以東(三島駅発着静岡方面の列車は除く)・伊東線御殿場線伊豆急行線伊豆箱根鉄道駿豆線、山梨県のJR中央本線甲府駅以東・富士急行線、および栃木県から福島県にまたがる野岩鉄道会津鬼怒川線。また、新幹線全線(首都圏近郊と主要駅のみ)やJR優等列車(収録範囲内発着の全列車)および小田急(地下鉄直通も含む)・西武東武京成の有料特急はの先頭のページに別立てで存在する。有料特急が別立て記載になっている各線については各路線の時刻表上に有料列車の記載が無い。JRの新幹線・長距離列車については、普通列車の掲載範囲外については主要駅のみの掲載となっている。
2008年3月号より大幅に体裁が変わり鉄道会社ごとに掲載されるようになった他、線区ごとに平日ダイヤと土休日ダイヤを連続して掲載するように変わった。また表紙デザインの変更や文字が若干大きくなったなどの変化があった反面、小田急小田原線本厚木駅東武東上線川越市駅などのような本数は減少するが運行系統上の境界駅でないような駅で別の表に分断したり、今まで同一の表に掲載されていた常磐快速線では快速電車と中距離列車が別掲載となったほか、運行上の拠点駅や直通運転の境界駅の着時刻掲載がなくなる(逆に増えた線区もある)などの変更もあった。また航空ダイヤ・高速バス・旅客船(いずれも首都圏各地発着のみ)の掲載もなくなった。2008年5月号より、3月・4月号では掲載していなかった各社の運賃や料金を付録として復活させたほか、各ページ右端に掲載事業者(JR・私鉄・地下鉄の別)や平日・土休日の別のインデックスが追加された。また、常磐快速線は快速電車と中距離列車を同一の表に掲載する代わりに土浦駅で分断するように変更された(同時に、北限が高萩から日立に短縮された)。
掲載順(主要路線のみ):JR中央快速中央総武各駅停車埼京川越横須賀総武快速湘南新宿ライン山手京浜東北→東海道→横浜南武高崎→宇都宮→常磐→武蔵野京葉→千葉方面各線。私鉄各線は京急相鉄横浜市東急→小田急→京王→西武→東武→京成→東京地下鉄都営
創刊時より2008年2月号までは本表には平日ダイヤを白地、休日ダイヤを赤地(ピンク)の紙を使用していた。掲載順も[18]JR、私鉄が区別されずに京浜方向から京葉方向へ時計回りを基準として掲載されているのが特徴であった。2007年10月号より東海道・山陽新幹線については東海道新幹線部分の時刻表のみ掲載となったが、2010年12月号から山陽新幹線区間も再掲載されている(ただし、主要駅のみの掲載で、新大阪駅発着の列車のみ)。
私鉄・地下鉄の列車番号を記載しているのもこの時刻表の特長である。また、2008年3月以降は大手私鉄の社名を略称や通称ではなく正式名称を用いている(例:「東急東横線」は、「東京急行電鉄 東横線」など。ただし東京地下鉄は「東京メトロ」を使用している)。
JR以外の事業者については、時刻表本文では臨時運転・変更等の情報はなく、2011年3月の東日本大震災以降の減便措置なども全く反映されなかった。また、締め切りとの兼ね合いから、ダイヤ改正号は他の時刻表と発売日が異なることがある(ダイヤ改正号の3月号の発売日が2月28日頃となることがあった。2013年は3月号が改正号とならず2月21日に発売し、4月号を改正前日の3月15日に改正号として発売した。2014年もほぼ同様だった)。
『時刻表(高崎)』
定価200円(税込)または無料、年刊
JR東日本高崎支社が監修、ジェイアール東日本企画が発売する文庫版サイズの時刻表で、大きなダイヤ改正が無くても季刊で発行していたが、2011年度分より、年1回の発行に変更になった。。高崎支社管内および大宮支社(高崎支社と関連のある路線のみ)とその周辺の一部のJR在来線・ローカル私鉄・第三セクター鉄道(一部は平日ダイヤのみの掲載)、上越・長野・東北・山形・秋田・東海道・山陽新幹線の時刻を掲載。湘南新宿ラインのダイヤが目次よりも前に掲載されている。高崎支社管内主要駅のキヨスク・NEWDAYSで購入できる。みどりの窓口を利用した際に無料配布されることもある。
『ポケットJR時刻表(長野)』
定価150円(税込)、季刊
JR東日本長野支社が発売する文庫版サイズの時刻表で私鉄やJR東海の飯田線、中央西線を含む長野県内の全ての鉄道路線と東海道・山陽・上越・長野新幹線などが掲載される。年4回の季刊。みどりの窓口で購入できる(キヨスクや書店では購入できない)。2008年冬号まで110円で発売されていた。
『時刻表(新潟)』
定価200円(税込)、年刊
JR東日本新潟支社が監修、JR東日本リテールネットが発売する文庫版サイズの時刻表である。新潟支社管内主要駅のキヨスク・NEWDAYSで購入できる。新潟支社管内および隣接線区を中心に掲載。1988年より新潟支社管内各駅で顧客配付用として発行されてきたものが2007年3月のダイヤ改正時より一般発売もされるようになったもの。東北・上越新幹線長野新幹線(それぞれ別ページ)の時刻は在来線との乗り継ぎ列車(主に特急列車)とセットで掲載されている。配付用であった当初は同じものをB5版に拡大した備付用も存在した。
『時刻表(水戸)』
定価250円(税込)
JR東日本水戸支社が監修、ジェイアール東日本企画が発売する文庫版サイズの時刻表である。ダイヤ改正のある3月上旬に発売される(2010年12月4日の改正時は発行されず、同様に2011年3月に発売した)。常磐線・水戸線・水郡線については水戸駅の着発番線も掲載されている。水戸支社管内のほか東北本線、両毛線、日光線、常磐線快速電車(平日のみ)・成田線(我孫子支線)のほか、関東鉄道鹿島臨海鉄道ひたちなか海浜鉄道といった管内の連絡他社線の時刻表もを掲載している。水戸支社管内主要駅のキヨスク・NEWDAYSで購入できる。2008年版までは200円、2009年版から2011年版までは220円だった。2011年版より、価格路線図が一部削減されたほか広告が増えた。2014年は発売されていない。
『時刻表(千葉)』
定価350円(税込)
JR東日本千葉支社が監修、JR東日本リテールネットが発売する新書版サイズの時刻表である。千葉支社管内のキヨスク・NEWDAYSで購入できる。2007年3月版まではジェイアール東日本企画が250円で発売していた。千葉支社管内の線区と銚子電気鉄道線小湊鉄道線いすみ鉄道いすみ線鹿島臨海鉄道大洗鹿島線りんかい線横須賀線東海道線(東京 - 熱海)、東海道・山陽・上越・長野・東北・山形・秋田新幹線のすべての列車(ただし、総武線各駅停車は平日の初電・終電のみ、武蔵野線府中本町駅 - 新松戸駅間は主要駅のみ)、中央本線常磐線の特急列車の時刻を掲載。また、京葉線 西船橋駅 - 海浜幕張駅間のみを運転する区間列車が武蔵野線のページにも掲載されている。全国版時刻表では掲載されていない、各列車の両数と千葉駅発着列車の発着番線も掲載されている。2012年版から東海道線(東京 - 熱海)、中央本線、常磐線の特急列車の時刻が掲載されていない。
『時刻表(大宮)』
定価300円(税込)、季刊
JR東日本大宮支社監修。交通新聞社発行。文庫本(A6)サイズ。同支社管内のキヨスク・NEWDAYSで購入できる。他の支社が発行するものとは異なり首都圏の主要な中距離列車をほぼ全て収録しており、電車特定区間の近距離電車についても平日の初電終電を収録しているなど関東地方版のJR時刻表といえるほどの収録内容である。2009年版は250円だった。
『中部編時刻表』
定価350円(税込)または無料、季刊
交通新聞社東海支社が発行する文庫版サイズの年4回の季刊時刻表で、東海・北陸地域のJR在来線・第三セクター鉄道・東海道・山陽・上越・長野・東北・山形・秋田新幹線の時刻を掲載。東海・北陸地区のキヨスクで購入できるが、中部天竜駅では無料配布されている。JR東海管内では基本的に全駅全列車掲載となっている。
東海道本線(豊橋 - 大阪;但し米原駅以西は米原駅発着列車のみ掲載)・中央本線(名古屋 - 中津川)・武豊線太多線のページでは平日・土休日ダイヤに分かれて掲載されている。なお、東海道本線の豊橋以東については東京駅まで掲載しているが、東京 - 平塚間の区間運転列車は割愛している。
『京阪神版時刻表』
定価300円(税込)、年2回刊
交通新聞社西日本支社が発行するポケットサイズで年2回の季刊時刻表。アーバンネットワーク地域のJR在来線・第三セクター鉄道・東海道・山陽新幹線の時刻を掲載。前述の携帯全国時刻表とは異なり、大阪地区電車特定区間内の各駅停車については掲載されていない。
『姫路・神戸版時刻表』
定価190円(税込)、年2回刊
交通新聞社西日本支社が発行するポケットサイズで年2回の季刊時刻表。姫路・神戸地域のJR在来線・第三セクター鉄道・東海道・山陽新幹線の時刻を掲載。
『ポケット時刻表(中国版)』
定価350円(税込)、季刊
交通新聞社中国支店が発行する文庫版サイズの年4回の季刊時刻表。中国地方全部と九州地方の一部のJR在来線・第三セクター鉄道・東海道・山陽・九州新幹線・高速バスの時刻を掲載。
『九州時刻表』
定価500円(税込)新書判、月刊
交通新聞社九州支社の発行する新書版サイズの月刊時刻表。2013年2月号までは『九州版 小型時刻表』であったが3月号より改題された。JR九州の全線とJR西日本山陽本線徳山以東、山陰本線長門市以東、博多南線、山陽新幹線とJR東海の東海道新幹線の時刻を掲載。但し東海道・山陽新幹線は博多駅発着列車のみ掲載。改題前は中国地方一部(山口県・広島県に岡山の大部分、山陰の一部)のJR・第三セクター鉄道も掲載していた。
『時刻表(京阪神)』
無料、不定期
JR西日本が発行する冊子型の時刻表で、路線別にダイヤ改正毎に発行する。アーバンネットワークエリアの当該路線の有人駅で配布するが、ダイヤ改正早々に在庫切れとなる駅もある。発行路線は、「青:琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・湖西線・北陸本線(米原-敦賀のみ)・草津線・和田岬線」[19]、「黄:福知山線・JR宝塚線・JR東西線・学研都市線・おおさか東線」、「橙:阪和線・関西空港線・羽衣線・紀勢本線(和歌山-和歌山市のみ)」、「紫:嵯峨野線・山陰本線(園部-鳥取のみ)」、「緑:大和路線・おおさか東線・奈良線・万葉まほろば線(桜井線)・和歌山線(王寺-高田のみ)・関西線(加茂-亀山のみ)」 [20]となり、いずれも(紫の嵯峨野線・山陰本線除く)大阪環状線(初電・終電のみ掲載)の時刻が掲載されている。2011年の3月12日のダイヤ改正版から琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・湖西線(北陸本線)、阪和線・関西空港線に当該路線エリアの特急列車のみの時刻が掲載されているが、北陸方面の特急列車の時刻は掲載されていない。
『Time Table(和歌山)』
無料、不定期
JR西日本和歌山支社が発行する冊子型の時刻表で、ダイヤ改正毎に発行する。和歌山支社管内のJR線および阪和線など一部大阪支社管内の部分を掲載。和歌山支社管内の有人駅で配布するが、ダイヤ改正早々に在庫切れとなる駅もある。また、ダイヤ改正時によって掲載内容が異なる場合もある。2004年版まではフォーマットが大きく異なっていた。更に以前には大和路線・桜井線や紀勢本線(新宮駅以東)の時刻も掲載されていた。
『JR時刻表(金沢)』
150円(税込)または無料、不定期
JR西日本金沢支社が監修、ジェイアールサービスネット金沢が発売する冊子型サイズの時刻表で、ダイヤ改正毎に発行する。金沢支社管内のJR線、第三セクター鉄道、北越急行、高山本線、湖西線、東海道・山陽新幹線、上越・長野新幹線の全線・全列車および嵯峨野線、舞鶴線、信越本線の一部列車・区間を掲載。このほか、特急および新幹線の接続表も掲載されている。金沢支社管内の有人駅で配布するが、使い勝手のよさからか、ダイヤ改正前に在庫切れとなる駅もある。数年前までは、年2回発行されていたが、現在は、別冊という形で臨時列車など変更ある部分のみそのつど発行されている。ダイヤ改正時によって掲載内容が異なる場合がある。2009年10月1日ダイヤ改正から有料販売を開始し、150円(税込)で金沢支社管内主要駅のキヨスク・ハートイン・チャオで購入できる。
『JR時刻表(岡山)』
無料、不定期
JR西日本岡山支社が発行する文庫版サイズの時刻表で、ダイヤ改正毎に発行する。岡山支社管内のJR在来線・第三セクター鉄道・水島臨海鉄道・東海道・山陽・九州新幹線の時刻を掲載。岡山支社管内の有人駅で配布するが、ダイヤ改正早々に在庫切れとなる駅もある。表紙に広告を出している時刻表もあり、協賛社、岡山支社管内の駅で無料配布されるが、岡山支社版のJR時刻表と掲載内容が異なり、水島臨海鉄道の時刻が掲載されず、智頭急行の時刻が掲載されている。また、ダイヤ改正時によって掲載内容が異なる場合がある。
『JR時刻表(広島)』
無料、不定期
JR西日本広島支社が発行する文庫版サイズの時刻表で、ダイヤ改正毎に発行する。広島支社管内と北九州地域の一部のJR在来線・第三セクター鉄道・宮島航路・東海道・山陽・九州新幹線の時刻を掲載。広島支社管内の有人駅で配布するが、ダイヤ改正早々に在庫切れとなる駅もある。同一内容で表紙に広告を出している時刻表もあり、協賛社、広島支社管内の駅で無料配布される。また、ダイヤ改正時によって掲載内容が異なる場合がある。また、地区別にJR在来線時刻表(広島地区)、JR在来線時刻表(山口地区)が発行され、その地区のJR在来線、第三セクター鉄道の時刻が掲載されている。

JR西日本山陰開発発行[編集]

『JR時刻表(米子)』
定価260円(税込)または無料、不定期
JR西日本米子支社が監修、JR西日本山陰開発[21]が発行する冊子型サイズの時刻表で、ダイヤ改正毎に発行する。米子支社管内のJR在来線・第三セクター鉄道の時刻を掲載。このほか、特急、JR高速バスからの新幹線の接続表や米子支社管内の主要駅の時刻表も掲載されている。2013年3月16日のダイヤ改正から東海道・山陽新幹線の時刻の掲載がなくなっている。また、ダイヤ改正時によって掲載内容が異なる場合がある。米子支社管内主要駅のキヨスク・デイリーイン・ハートインで購入できる。駅の窓口で配布することもある。また、配布用と販売用では表紙が異なる。
『JR時刻表島根県内用(米子)』
定価100円(税込)、不定期
ジェイアール西日本コミュニケーションズが監修、島根県鉄道整備連絡調整協議会が発行する冊子型サイズの時刻表で、ダイヤ改正毎に発行する。島根県内のJR在来線の時刻を掲載。このほか、やくも 、JR高速バスからの新幹線の接続表が掲載されている。また、ダイヤ改正時によって掲載内容が異なる場合がある。米子支社管轄の島根県内主要駅のキヨスク・デイリーイン・ハートインで購入できる。

四国旅客鉄道発行[編集]

『時刻表(四国)』
価格210円(税込)
JR四国が発行する新書版サイズの時刻表で、JR四国内のダイヤ改正毎に発行する。JR四国管内全線、瀬戸大橋線、第三セクター、東海道・山陽・九州新幹線、特急および新幹線の接続表、四国内の高速バス、営業案内などを掲載。JR四国管内主要駅のキヨスクで購入できる。また、表紙の4分の1と裏表紙の全体に広告を出している時刻表もあり、協賛社で無料配布される。この配布版は製本されており、表紙も一般発売用と異なっている。
平成22年3月改正分では、特急列車の時刻が黒色刷となり1色印刷に、またサイズは変わらないが製本がホッチキスによるものと、簡単化されている。
平成23年3月改正分より特急列車の時刻が赤色刷となり、2色刷に戻った。
なおJR四国の公式ウェブサイトから各線の時刻表がダウンロードできる。

九州旅行案内社発行[編集]

『綜合時間表』
価格514円(税込)
九州旅行案内社の発行するA6判サイズ(まさに文庫本サイズの272頁)の月刊時刻表。九州地方のJR全線・全駅の時刻はもちろん、東海道山陽九州新幹線・私鉄会社線・九州内すべての高速バス・主要観光地などの路線バス・空港連絡バス・九州発着の航路・空路の時刻・定期観光バスなどを詳しく掲載。
なお、西鉄天神大牟田線についても特急・急行等主要停車駅の抜粋だが、平日ダイヤと土休日ダイヤの両方について全列車掲載。途中駅から(まで)各駅停車になる急行列車についてはその境界駅により「急フ」二日市以南各停)、「急チ」筑紫以南各停)、「急ハ」花畑以南各停)という独特の表記が見られる。
携帯サイズながらJR時刻情報の内容は全国版とほぼ同等、私鉄バス路線の時刻情報などは全国版以上に充実している。時刻検索も容易で見やすい。ただ時刻表記に特徴があり、午前9時台までは例えば「9.30」(午前9時30分)と、「時」に相当する部分の二桁目にピリオドが入る。
九州内のキヨスク、書店、JR九州駅併設の一部コンビニ(ファミリーマート)などで販売。遠隔地には年間(12冊)・隔月(奇数月または偶数月、その他希望月)定期購読の他、一部からでも郵送注文可(一部単位の注文の場合も上記の価格514円で受け付ける。本誌とともに同封される郵便振替用紙で後払いが可能)。また前納に限るが、郵便切手による支払いも受け付ける。申込:TEL&FAX092-515-9989(留守番電話で対応の場合あり)。もしくは各ネット書店でも販売している。

交通タイムズ社発行[編集]

『熊本県内綜合 月刊時刻表』
価格620円(税込)、縦15センチ、横20センチの横型。
通算500号を超える時刻表で熊本県内の鉄軌道、バス、航路、航空が詳細に掲載されている。主体はバスで路線別に主要停留所の発着時刻、始発からの運賃が記載される。なお、「交通タイム社」は熊本市中央区にある出版社であり、自動車雑誌「CARトップ」などを発行する「交通タイム」とは別の会社。

休廃刊[編集]

JTB発行[編集]

『JTB携帯時刻表』
定価500円(税込)新書版、月刊
JTBの小型時刻表。JR全線のほぼ全列車が記載されているが、小駅は省略されている(ただし、路線図には全駅を掲載する)。2011年4月号を以って休刊となった。
『かんたん時刻表』
定価380円(税込)文庫判、月刊
文庫サイズで、JRは新幹線・特急・急行列車と関東・中部・関西圏の主要路線が、その他には私鉄の有料列車や停車駅案内等が掲載されている。2007年4月号までは『スピード時刻表』を名乗っていた。2008年12月号をもって休刊。なお2009年2月にはJTB携帯時刻表の臨時増刊扱いで特急・急行など指定席のある列車のみを掲載した『新幹線&特急時刻表』(350円、文庫版)を発売している。
『JTB私鉄時刻表』
定価各1500円(税込)、B5判
日本のJRを除く私鉄全線(地下鉄を含み、ケーブルカーガイドウェイバストロリーバスを除く)を掲載した不定期刊時刻表。東日本版(静岡、長野、新潟県以東)と西日本版(富山、岐阜、愛知県以西)があり、『JTB携帯時刻表』または『かんたん時刻表(旧スピード時刻表)』の臨時増刊号扱い。
路面電車は初電や終電付近のみで残りは運行間隔を記載している。ただし一部併用軌道を持つ富山ライトレールは全列車掲載であり、広電宮島線は初電、終電付近のみ。それ以外の路線については私鉄の全路線全列車の時刻が掲載されている。掲載情報量が膨大で刊行スパンも長いことから、次号発行までの間の補足情報(ダイヤ改正・運賃改定など)が『JTB時刻表』の誌面に掲載されることが多い。ただし大手私鉄のダイヤ改正情報は紙面が膨大になるため掲載されないことが多い。
2005年12月に第1号、2006年3月に第2号、2007年7月に第3号が発刊された。その後第4号以降は大手私鉄が広範囲でかつ大規模なダイヤ改正が行われた時に発行される傾向にある。第4号は東日本版2008年6月(東京地下鉄副都心線横浜市営地下鉄グリーンライン開業)、西日本版同年10月(京阪中之島線開業)と分けて発売された。また西日本版は2009年3月(阪神なんば線開業)に第5号が発売されたが東日本版は発売されていない。また、これ以降、東日本版・西日本版とも発売されていない(JTBのウェブサイトからも削除されている)。第2号までは定価各1300円だった。
『JTB北海道時刻表』
定価500円(税込)、B5判の変形で横長
JTBが発行していた北海道地域の月刊時刻表で、1944年創刊と歴史は古い。道内の鉄道・バス・航路・空路の時刻を掲載。2008年1月24日に同年4月号をもって休刊となる旨がJTB北海道より発表され[22]、そのまま休刊となった。
『JTB九州時刻表』
定価500円(税込)
北海道時刻表より一足早く、2000年頃廃刊となった。巻頭の路線図は末期まで昭和30年代作成と思われる原版を修正して使用していたため、現在では消滅した地名やバス停名(旧駅名)が多く掲載されていた。

交通新聞社発行[編集]

『夏休み時刻表ポケモン・スタンプラリー特別号』
定価600円(税込)
『MY LINE 東京時刻表』の増刊号として2006年から2010年まで毎年夏に発行されたJR東日本ポケモン・スタンプラリーへの参加者に便利な子供向け時刻表。首都圏のスタンプ設置エリア内のJR全線・全駅、東京モノレール線の時刻を掲載し、スタンプ設置駅の構内図も掲載。
2006年版と2007年版以降では内容が異なり(価格は、2008年版までは500円。2009年版より改定)
2006年版:サイズはA5版、駅名などにフリガナがあることを除けば時刻表本文自体は『MY LINE東京時刻表』と同じ体裁であり(各路線ごとの掲載範囲も同じ)、当該区間については全列車が掲載されている。また本の厚さも手頃であったため、本目的によらず単に携帯用としても価値があった。
2007年版以降:サイズはB6版、表紙に表記されている通り文字が大きくなっており9:30 - 16:00のラリー時間帯(ゴール駅は17:00まで)に合わせた時間の列車のみ掲載されている。またカラーページはもちろん、時刻表本文の背景にもポケモンのイラストが入るなど完全に本目的に特化した内容となった。掲載範囲もほぼ「スタンプ設置駅範囲内」に限定されている。
節電ダイヤの影響で規模が大幅に縮小された2011年以降、発行されていない。

八峰出版発行[編集]

八峰出版は本来医療関係の書籍を中心に刊行している出版社であるが1987年から2002年までの間大都市圏のJR、私鉄の全列車時刻を収録した時刻表を発行していた。時刻表部門から撤退した後も雑誌『がん治療最前線』(2010年8月号で休刊)や医療関係の書籍を刊行している。

『MATT関東圏JR線私鉄線時刻表』
2003年休刊
1987年4月創刊(当初は年2回刊、1988年4月より季刊)、1991年4月より月刊化、2003年1月号を最後に休刊。
東海道・山陽・東北・上越・長野新幹線と関東圏を発着する特急・寝台特急と首都圏地区とその周辺のJR線、私鉄線、第3セクター、高速バスを掲載。但し山手線や営団銀座線・丸ノ内線などは早朝・深夜のみの掲載。鶴見線の土休日ダイヤに至っては全く掲載されていない。線区によっては早朝・深夜を除き主要駅のみの掲載。毎月1路線(山手線または地下鉄線が多い。山手線の場合は内回りと外回りで各1号ずつ)の全駅全列車時刻が特集で組まれる。月刊時点での掲載範囲は発刊当時の『My Line 東京時刻表』より若干広かった(現在の『My Line東京時刻表』とほぼ同程度)。発売当初は列車名がカタカナ表記(ヒカリコダマヤマビコ等)だったり、京急井土ヶ谷駅弘明寺駅停車の急行の種別表記は「井弘」、小田急本厚木駅以西各停の急行は「厚急」等と言った具合に基本急行とは区別した書き方をしており、現在の交通新聞版よりも見難い部分も多いが、比較的親切に書かれていた。
なお月刊化前の1990年には別冊として中央線総武線時刻表、京浜東北線時刻表が1回だけ発行されている。
『KATT関西圏JR線私鉄線時刻表』
2002年休刊
1988年4月『KATT関西圏名古屋圏時刻表』として創刊、1988年9月に名古屋圏を『NATT』に分離し季刊化、1994年9月の関西空港開港時にあわせて月刊化。2002年12月号を最後に休刊。
東海道・山陽新幹線と関西圏を発着または通過する特急・寝台特急と京阪神地区とその周辺のJR線、私鉄線、第3セクター、高速バスを掲載。但し大阪市営地下鉄、大阪環状線など一部線区は早朝、深夜のみ掲載。線区によっては早朝・深夜を除き主要駅のみの掲載。毎月1路線(大阪環状線や大阪市営地下鉄線などが多い)の全駅全列車時刻が特集で組まれ、全国版では掲載されない大阪環状線の全部の駅の快速電車も含む全部の電車の時刻が掲載されたことがある。
『NATT名古屋・東海圏JR線私鉄線時刻表』
2002年休刊
1988年9月、『KATT』から分離する形で創刊。長らく年2回刊であったが1997年より『MATT/KATT』の別冊扱いとなり、それ以降は2002年秋号(11月発行)廃刊まで季刊。
上記2誌と異なり最後まで月刊化はされなかった。東海道・山陽新幹線と名古屋・東海圏を発着または通過する特急・寝台特急と、東海地区(当初は名古屋圏、1997年以降は静岡県内を含む)とその周辺のJR線、私鉄線、第3セクター、高速バスを掲載。なお毎回1路線(ほぼ毎回名古屋市営地下鉄線)の全駅全列車時刻が特集で組まれる。

交通案内社発行[編集]

交通案内社は戦前に「三本松の時刻表」と呼ばれた『汽車汽船旅行案内』を発行していた旅行案内社の元社員らによって1947年に設立され[23]、中小型時刻表2種を発行していた。半世紀に亘り刊行を続けていたが、景気低迷・紙媒体離れ・制作費用の高騰によって2004年1月号(2003年12月発売)をもって廃刊し、会社も解散した。なお、会社の体制はJTBパブリッシングや交通新聞社とは異なり、編集部門は2種の時刻表それぞれにあったが時刻表の組版は全て外注していた。分割によってJR各社ごとにダイヤ改正が度重なったことで外注費が嵩むようになり、その費用の回収が困難になったことが廃刊につながった[24]。なお、広告誌面は、本来時刻表ならば「旅」と関係する業種(旅館ホテルなど)をおもに掲載するが、同社の場合「旅」に関係のない、単なる一個人の名刺広告やスナックバー、所在地・連絡先の記載もなく単に「○○商店」と個人の名刺広告のようなものまで掲載されていた。

『ポケット全国時刻表』
2004年廃刊
1948年10月『ポケット全国時間表』として創刊、1965年4月『ポケット全国時刻表』に改題。
文庫版サイズの時刻表としては唯一のものであった。通算664号。
『日本時刻表』
2004年廃刊
1950年10月『日本時間表』として創刊、1965年4月『日本時刻表』に改題。
B6版の時刻表で、中型の時刻表ながら会社線の時刻表をJR線と同一ページ掲載するという手法で比較的多く掲載していたのが特徴であった。通算640号。

私鉄の時刻表[編集]

有料で販売しているものと、無料で配布しているものがある。

近年は全体的に

  • 販売価格の低下(無料配布にする事例もある)
  • バス時刻表や連絡他社線時刻表、営業案内、沿線案内などの廃止もしくは縮小によるページ数縮小
  • 制作を交通新聞社やJTBパブリッシングに委託(首都圏と京阪電気鉄道のみ)

という傾向が見られる。

サイズ

○○変形判:縦サイズは○○と同じ、横サイズは12cm。

掲載順凡例

<>:<>なし線区の下欄に掲載
「」:「」の間で下り→上りの順に掲載

私鉄の時刻表[編集]

首都圏私鉄[編集]
『東武時刻表』
東武鉄道、価格550円、A5変形判(2012年3月17日号までは400円、2013年3月16日号は500円、現行は2014年夏号(半蔵門線改正関連収録))
『東武野田線時刻表』
東武鉄道、価格100円、B6判
東武本線系統の路線のみが掲載された『東武線時刻表』が前身。東武本線のみ収録。ダイヤ改正の2週間ほど前に発行されるが、2012年3月17日改正時は改正4日前となる3月13日に沿線駅売店で一斉発売された。その前の2009年6月6日改正時は改正2日前となる6月4日に発行された。
一旦『東武時刻表』として1979年に創刊後、1982年に再創刊され1994年まで『東武時刻表』として東武本線と東上線が一緒に掲載されていた。B5版。この時期は東武鉄道全線の時刻表の他、東武バスや他社線(野岩鉄道、会津鉄道、秩父鉄道、ニューシャトル、上毛電気鉄道、両毛線など)の時刻表も掲載されていた。
その後、1995年から『東武線時刻表』に改題されサイズもA6変形判(15cm×10cm)に変更、これ以降は東武本線(野岩鉄道含む)のみ掲載に変更された。2004年以降はサイズが現行のA5変形判に変更され、書名も『東武時刻表』に戻った(東上線系統は非掲載のまま)。現在は東武本線・野岩鉄道と会津鉄道の会津高原尾瀬口会津田島間の各駅の掲載となっている[25]
なお、新宿発着のJR直通特急のJR区間内については大宮浦和池袋新宿の時刻を掲載しているが、『東武時刻表』ではこれら4駅については「JR」を冠して「JR大宮」「JR浦和」「JR池袋」「JR新宿」と表記している[26]
相互直通を行っている路線の時刻表を除けば「他社線連絡時刻表」の類は存在しない。また、東京メトロ日比谷線東京メトロ半蔵門線東急田園都市線(田園都市線内の列車種別(急行・準急・各停)及び、田園都市線内急行停車駅の時刻のみ抜粋[27])の時刻表は東武線直通列車のみの記載となっている。なお、東京メトロ半蔵門線が相互直通運転を行っている東急田園都市線のダイヤ改正によって東武本線側でも半蔵門線直通電車の種別および発着時刻に変動がある場合も、東武本線側の改正範囲が少ない場合(2008年3月改正時など)は発行されない場合もある[28]
これのポケット時刻表版で、伊勢崎線系統の久喜以北、日光線系統の南栗橋以北を中心で記載されたものが無料頒布されている[29]
1982年の再創刊時より一貫して交通新聞社の編集協力となっている。
東武本線系の線区のうち運転系統も車両運用上も完全に独立している野田線だけは他線とは別に改正を行うことも多いが、野田線改正のみの1995年、1999年、2004年は東武線時刻表を発行していた。2005年の流山おおたかの森駅開業時(このときも本線の改正は無かった)は東武時刻表の「別冊」として無料配布(2004年版東武時刻表は別冊を挟んで販売)され2007年3月の野田線ダイヤ改正時には東武野田線スペーシア(「しもつけ」、「きりふり」含む)および「りょうもう」の時刻を収録した『東武野田線時刻表』が発行されており、野田線のみの時刻表を有料の冊子として発行したのはこの時が初である。野田線は2011年7月にも単独で改正を行っているが、このときはポスターサイズの1枚ものを配布しており、冊子型時刻表は作成されなかった。
掲載順(平日・土休日とも):伊勢崎線久喜以南・日光線南栗橋以南→伊勢崎線久喜以北・佐野線・桐生線→日光線南栗橋以北・宇都宮線・鬼怒川線・野岩鉄道会津鬼怒川線・会津鉄道会津線(会津高原尾瀬口会津田島間)→野田線<小泉線→亀戸線→大師線>→東京メトロ半蔵門線直通列車・東急田園都市線直通列車→東京メトロ日比谷線直通列車
日光線系統区間快速以上、りょうもうは巻頭カラーページ
『東武東上線時刻表』
東武鉄道、価格200円、16cm×10cm
東上業務部発行で東武東上線のみの収録となっている。東上本線と越生線がひとつのページに掲載されている(初期のものは別々のページに掲載されていた)。東武時刻表が東武本線のみ収録となる前から存在している。土曜ダイヤがあった時期(1991年、1993年)を除き平日用と土休日用(1989年版は休日用)が背中合わせに製本されているのが特徴。
ふじみ野駅開業に伴うダイヤ改正を収録した1993年版以降は優等列車をカラー表示した4色カラー印刷となった。1991年版は駅売店で有料販売していたものと同様のものを東武百貨店池袋本店で無料配布していた。
また1990年以前は朝夕の時刻表のみ掲載されたリーフレットの東上線時刻表が各駅で無料配布されていた。近年の改正においては改正時の広報紙『ゆあ東上』(タブロイド判)にて平日朝上り夕下りのみ東上線時刻表(越生線も同様の時間帯のみ抜き出している)を掲載している。時刻表の体裁自体は本冊子と全く同じものである。最新号は2013年3月に発売された。
相互直通を行っている路線の時刻表を含めて「他社線連絡時刻表」の類は存在しない。また、乗り入れ先の東京メトロ有楽町線東京メトロ副都心線東急東横線の時刻表も記載されていない。
『西武時刻表』
西武鉄道、価格350円、B5判(第1号 - 第7号、第21号 - )A5変形判(第8号 - 第19号)
1979年創刊。1988年発行の第7号まではB5判、1989年発行の第8号 - 2007年発行の第20号まではA5変形判に変更されたが2008年発行の第21号より再びB5判に戻った。2007年発行の第20号より交通新聞社が編集協力となり、20号では8号のサイズ縮小化(B5→A5変形)以来殆ど変化の無かった時刻表ページの体裁が交通新聞社の制作スタイルに変わったために、1ページあたりの列車数が19本から16本に減りページ数が増えた。第21号も交通新聞社の編集スタイルで編集されているが、サイズ拡大化にともない1ページあたりの列車数は23本になっている。文字は第20号よりさらに拡大されている。特急は第18号までは灰網掛け、第19号は赤網掛け、第20号以降は赤文字表示である。第8号でA5変形にサイズ変更した際にはB5判だった第7号(第6号以前の体裁とは異なる)の体裁をほぼそのままA5変形に縮小したため、第8 - 19号までは1行当たりの幅が狭くなっていた。秩父鉄道線に関しては西武線電車の乗り入れ区間(長瀞 - 三峰口)のみの掲載になっている。
第20号までは新宿線と拝島線・多摩湖線、国分寺線のページが別々だったので新宿線のページで小平駅東村山駅での各線の接続時刻表が掲載されていた。第21号からは東京時刻表に近い体裁になっている。
第20号までは他社線との接続駅の時刻表が掲載されていた。
また、埼玉西武ライオンズを保有していることから、西武ドームでの野球開催時臨時ダイヤも掲載されている。第20号では野球ダイヤページがカラー化され2007年時点での主力選手の選手紹介(中島片岡西口和田帆足小野寺赤田中村涌井)も掲載されていたが第21号では選手紹介の類は省略され時刻表部分も2色刷の時刻表になっている。かつては試合終了時間に合わせて臨時列車を運行していたため「行き」のみ掲載であったが近年は試合終了時間にかかわらず同一のダイヤで運行されるようになり、「帰り」のダイヤも掲載されている。なお、かつては西武園競輪への競輪ダイヤのページもあったが21号より西武園線および国分寺線ページの本文中に記載されている。
第19号は西武鉄道ホームページより西武線時刻表部分の全ページがPDF化されたものをダウンロードすることができた。
西武バス時刻表については過去8号を除き掲載されていたが、第21号・第22号では別冊化されている。第23号は2011年3月に販売された。
掲載順(平日・土休日とも):池袋線・豊島線・西武秩父線<狭山>→東京メトロ有楽町線直通列車・東京メトロ副都心線直通列車・西武有楽町線→新宿線・拝島線・多摩湖線(北)<多摩湖線(南)・西武園線>→国分寺線→山口線・多摩川線 特急レッドアロー池袋線「小江戸」)ダイヤは巻頭カラーページ、野球ダイヤは池袋線平日ページの前。
『京成時刻表』
京成電鉄、価格400円、B5判(vol. 25 - )、24cm×12cm(vol. 18 - vol. 24-3)、A5変形判(vol. 1 - vol. 17)
1981年創刊。現在は企画・監修・発売の全てが京成電鉄となっているが、vol. 1 - vol. 8までは発売元が京成ストアとなっていた。
成田空港アクセス開業時のvol. 25より大幅に体裁が変更となった。サイズがB5判に拡大された他、北総線や成田スカイアクセスが京成本線と同じページに掲載されるようになった反面、運行系統が完全分離された金町線が別ページ、千葉線・千原線は新京成線と同じページに掲載されるようになった。Vol. 25よりスカイライナー・シティライナー・モーニングライナー・イブニングライナーは赤字で記載されるようになっている。
京成線全線の時刻表(+泉岳寺以北の都営浅草線全駅など)を1つの表で表示できるようにするため、vol. 18 - vol. 24-3では24cm×12cmという特殊なサイズとなっていた(1994年のvol. 14 - 1997年のvol. 17までは千葉線が別ページになっていた)。昔から全線分の時刻表を1つの表で表示することを重視していたため、種別は2行分(vol. 24-3までは1行分)、行先は1行分のスペースしかなく行先駅名は基本的に2文字の略称となっている。Vol. 24-3までは種別も省略形となっていてスカイライナーが「ラ」を台形(上辺が長い)で囲んだ形、特急が「特」を六角形で囲んだ形、急行が「急」を○で囲んだ形になっていたのはかつての種別板の模様や初代スカイライナーAE形のヘッドマークがこのような形であった名残である(特急や急行においてはvol. 25以降でも京急線・北総線内の種別表記として残っている)。Vol. 25は京成線の種別については省略形ではなくなっている。
京成系列で直通先の北総鉄道や新京成電鉄、相互直通先の都営浅草線(泉岳寺以西は省略されている)や芝山鉄道の時刻は京成線に乗り入れない列車も含めて全列車が掲載されている。また京急線は泉岳寺駅に乗り入れる列車のみの掲載となっていて、京急蒲田駅羽田空港国内線ターミナル駅横浜駅の時刻も掲載されている。京急線での列車種別も記載されているが、2009年2月発行のvol. 24-3では記載されていなかった。
時刻表は京成線の駅ではないが北総線や新京成線の駅売店でも発売されている。
最近、編成両数を記載する会社も何社か出てきたがここは初期から編成両数が記載されていた(新京成の列車番号および両数が掲載されるようになったのは京成と直通開始したvol. 24から)。Vol. 25では編成両数の記載は無い。また他社の時刻表には無い「改訂版」があったり「vol.XX-2」が発行されるなどしているため、vol.○○の数字よりも実際は多く発行されている。2013年10月26日現在、vol.26-2まで発行されている。
他社に無い特徴として巻末に「時刻表発行記録」があり、これによって1981年創刊からの京成の主なダイヤ改正内容がわかるようにもなっている。
掲載順(平日・土休日とも):本線・押上線・北総線・成田スカイアクセス・東成田線・芝山鉄道線・都営浅草線・京急線→金町線→千葉線・千原線・新京成線
『京王線・井の頭線時刻表』
京王電鉄、価格300円、B5判
1984年創刊。大規模改定時にのみ発行され、小規模な改正の場合は増刊や訂正版などの発行も行われない。
1986年発行の第2号の次は橋本特急ができた1992年5月まで発行されておらず1988年の相模原線南大沢開業や1990年の相模原線全通、1991年の本八幡本駅開業に伴う相互直通運転区間本八幡延伸時でさえ冊子型時刻表は発行されていない。
1990年代までは毎号異なるサイズや体裁で発行されていたが、2001年発行の第5号以降はほぼ現在のスタイルとなった。編集協力は1997年発行の第4号だけがかつてMATTなどを出版していた八峰出版、それ以外はすべて弘済出版社→交通新聞社である。1986年発行の第2号は平日版、休日版の2冊子制で弘済出版社発行の時刻表ではほぼ唯一と言って良い「追い抜き形」を採用しているなどの特徴がある。
なお、第7号の時刻表部分については都営新宿線のページも含めて現在京王グループホームページよりPDF化されたものをダウンロードすることができるようになっている。
掲載順:京王線・相模原線・競馬場線・動物園線・高尾線(平日)→京王線・相模原線・競馬場線・動物園線・高尾線(土休日)→井の頭線(平日・土曜・休日とも)→都営新宿線
『小田急時刻表』
小田急電鉄、価格650円、B5判
交通新聞社発行。本時刻表の創刊前に一時期協和企画版の時刻表などが発行されたこともあるが、交通新聞社(旧弘済出版社)発行の全駅全列車掲載の時刻表は1990年3月の多摩線唐木田開業時創刊と他社に比べて比較的遅めである。
運転本数が多い小田原線と江ノ島線はひとつのページにまとめられていて、相模大野駅での接続がわかりやすくなっている。また、2009年3月発行の時刻表からは小田原線・江ノ島線と同じページに小田原駅始発の箱根登山線も記載されるようになり、小田原駅での接続もわかりやすくなった。
特急列車には専門のページが用意されていて、使用車種も掲載されている。
他社線では箱根登山線箱根登山ケーブルカー東京メトロ千代田線JR常磐線各駅停車江ノ島電鉄線の全駅時刻表が掲載されている。箱根登山線・箱根登山ケーブルカーに関しては箱根湯本駅強羅駅での接続を重視して小田急線の直後のページに掲載されている。また、箱根登山線・東京メトロ千代田線・JR常磐線各駅停車に関しては小田急線に乗り入れない列車も含めて全列車が網羅されている。2009年版までは、小田急線から接続する他社線連絡駅の時刻表も掲載していた(現在は後述の通り御殿場線松田駅の発着時刻のみ掲載)。
現在、トラベルMOOK扱いとして発行されており私鉄の時刻表で唯一ISBNが付与されている(2012年版はISBN 978-4-330-27912-1、2009年版はISBN 978-4-330-05309-7)。そのため一般の書籍流通ルートで流通でき、一般書店で注文したり主なネット書店等でも購入することが可能である。2008年版以降は鉄道博物館でも発売されている。なお、2008・2009・2012年の改正時はMY LINE東京時刻表3月号(改正号)に改正時刻が収録されなかったため、本誌が改正後の時刻を掲載した最初の時刻表となった。また、大きな改正のなかった2010年・2011年は発売されていない。2012年はロマンスカーの運行本数・区間・停車駅の改訂等を予定(「あさぎり」「メトロはこね」も参照)していたことから、2009年以来3年ぶりに発売された。
トラベルMOOK扱いになる前は箱根登山、千代田線、御殿場線といった直通線区はおろか横浜線や相模線あたりまで全列車掲載、全駅分のポケット時刻表や小田急線全駅に発着する全バス系統(小田急バス以外の会社まで掲載)の時刻表まで掲載されていた。2003年版より内容の削減や小田原線と江ノ島線を同一の表にし文字サイズが縮小されるなどの変更があった(2002年版までは小田原線と江ノ島線は別ページであった)ためにページ数が大幅に削減され、今は全列車掲載している他社線は箱根登山、千代田線・常磐線各駅停車および江ノ島電鉄のみ。
掲載順(平日・土休日とも):特急ロマンスカー(カラーページ)→小田原線・江ノ島線→多摩線→箱根登山線・箱根登山ケーブルカー→東京メトロ千代田線・JR常磐線各駅停車→江ノ島電鉄線→小田急箱根高速バス→JR御殿場線松田駅発着時刻(上り・下り)
『観光沿線ガイド 小田急時刻表』
小田急電鉄、価格260円、21cm×10cm、季刊(基本的には1、4、7、10月に発行)
アルファサービス(旧:観光沿線)発行の時刻表であり、上記の交通新聞社発行の時刻表より前から刊行されている。小田急線内は準急以上については全列車掲載だが、区間準急以下は初電・終電付近のみ掲載としている。なお、本書の性格上沿線の各観光地へのバス時刻表なども掲載されている。
『東急電車全線標準時刻表』
350円、変形細長
アド・東弘が発行・企画・製作。静和堂竹内印刷が印刷
余白に全形式・全番台の解説付。バス路線や東急観光も収録。
退避が記載されており、追抜き場所で入替る形式。
『東急電車時刻表』
東京急行電鉄、無料、B5判。2013年3月16日ダイヤ改正号から300円。
『東横線時刻表』
東京急行電鉄、無料、B5判
『田園都市線大井町線時刻表』
東京急行電鉄、無料、B5判
2005年6月改正時以降無料配布。2006年9月改正時からJTBパブリッシングが編集。有料だった頃はA5変形判であり、無料化後以降B5判となった。
準急・急行・通勤特急・特急は太字で記載されている。
他社線ではみなとみらい線・東京メトロ日比谷線・東京メトロ半蔵門線・東京メトロ南北線都営三田線の時刻表が掲載されているが、みなとみらい線以外の地下鉄各線は直通列車のみの掲載となっている。
特定の路線沿線のおすすめスポットが掲載された「沿線散策ガイド」が特徴的である。
東急の場合は各路線ごとに独立性の高いダイヤを組んでいるため、JTBパブリッシングが編集する前は完全に各線別のページ構成だった。
また各線ごとに単独で改正を行う場合もあり、過去には『東急東横線時刻表』『東急田園都市線時刻表』など改正線区のみの時刻表が発行されたことや改正線区の別冊を挟み込んで販売したこともある。土曜ダイヤ・休日ダイヤ→土休日ダイヤへの移行時期が各線ごとに異なっていたなどの事情もあり、発売時期によって平日・土休日ごとに全路線が順に掲載される場合と各路線別に平日・土休日(平日・土曜・休日)を纏めて掲載する場合とがあった。
なおこどもの国線はJTB編集になる前は「発車時刻表のみ掲載」であったが、JTB編集になってからは通常の列車時刻表スタイルとなっている。
近年、一部路線のみ改正の場合でも『東急電車時刻表』として発行されてきたが2007年8月の東横線ダイヤ改正では久しぶりに『東横線時刻表』として改正線区のみの時刻表が発行された。『東横線時刻表』の掲載線区であるが、有料冊子の頃は東横線のみであったが2007年8月発行分は通常の『東急電車時刻表』の東横線部分の差し替え版イメージで作成されており東横線・みなとみらい線、東急多摩川線、池上線、こどもの国線が掲載されている。2008年6月の目黒線日吉延長を控えている関係からか、2008年3月の田園都市線・大井町線改正の時刻表も『田園都市線大井町線時刻表』として発行された。こちらも『東急電車時刻表』の田園都市線部分の差し替えイメージで作成されているが、こどもの国線も今回の改正対象であるため当然掲載されている。ただし『東急電車時刻表』では東横線のページに掲載されているため、こどもの国線時刻表を独立させた形で掲載している。2009年は6月全線改正の後、7月の大井町線溝の口延伸に伴う改正があるため、6月改正前に発行され、7月以降時点で有効な時刻表の前に6月 - 7月までの田園都市線、大井町線の時刻表が掲載される形を取った。
掲載順(平日・土休日とも):東横線・みなとみらい線・東京メトロ日比谷線直通列車<東急多摩川線→池上線→こどもの国線>→田園都市線・東京メトロ半蔵門線直通列車<大井町線>→目黒線・東京メトロ南北線直通列車・都営三田線直通列車<世田谷線>
かつては東横線・田園都市線のうち緩急接続や通過待ちがある駅(鷺沼自由が丘等)で、該当列車の時刻をクロスさせて(急行は1行左に移り、各停がその分右に移る)、視覚的に到着時刻が早い列車を判別できる表示方法を採用していた。
2012年3月17日のダイヤ改正に際しては携帯電話・ウェブの普及で需要が減ったとして発行を見送った[30]
『京急電車時刻表』
京浜急行電鉄、価格300円、A5判
1984年創刊 - 1999年まで協和企画編集、2000年以降は交通新聞社編集(2003年からは発行)。交通新聞社発行であるためか鉄道博物館でも発売されている。2007年度版までは350円であった。
協和企画版の発行の頃は協和企画版標準の「追い抜き型」時刻表であり、優等列車が下位の列車を追い抜く回数の多い京急では始発駅から終着駅とで1ページくらい前後する場合もあった。交通新聞社編集となってからは追い抜き型ではないごく普通の列車時刻表になっている。また、本家JR時刻表に倣い「特急以上は赤文字」となっている。
他社線では都営浅草線・京成押上線の全駅と北総線の一部の駅の時刻表が掲載されている。都営浅草線に関しては泉岳寺発着の列車に接続する西馬込発着列車の時刻も掲載されている。
なお1999年版は協和企画が発行した最後の冊子型有料時刻表となった。協和企画は当時より2009年まで京急をはじめとする首都圏主要各社(相鉄、小田急、京王、東京地下鉄は除く)のポケット時刻表も作成していたが、2010年2月に破産した[31]
2010年版は5月に京急線がダイヤ改正を行ったものの、7月に京成線で大規模なダイヤ改正(成田スカイアクセス開業関連)が行われたことや10月に羽田空港国際線ターミナル駅開業、羽田空港駅の羽田空港国内線ターミナル駅への改称があるため、10月16日発売となった。
掲載順(平日・土休日とも):本線・空港線・逗子線・久里浜線→大師線→都営浅草線・京成押上線・北総線・成田スカイアクセス
『相鉄電車時刻表』
相模鉄道、無料、B6変形判
無料配布開始は2006年5月改正時以降。1999年版までは横浜市営地下鉄の全線時刻表も掲載されていた(当時は横浜市交通局も市営地下鉄分のみ掲載していた冊子型時刻表を無料配布していた)。その後も接続駅の発車時刻表やバス路線図等は掲載されていた。無料配布後は相鉄線(鉄道)以外の情報は全てカットされている。
無料配布となった現在も優等列車待避が発生する場合は掲載順も入れ替わる「追い抜き型」となっていて、通過駅間は1本のつながった線が引かれるなど現在もかつての協和企画版時刻表の雰囲気が残っている。一方、協和企画版当時から同社発行の時刻表には珍しく列車番号の記載があり、現在に至るまで列車番号が省略されたことは無い。
比較的早期の1989年版から既に急行や快速の時刻の色を変える2色カラー、3色カラー編集を行っており(現時点では最後の有料冊子となった2003年改正版は除く)一時期、小田急同様に全駅分のポケット時刻表が掲載されていたこともある。
中部地方・西日本[編集]
『名鉄時刻表』
名古屋鉄道、価格800円、B5判
1984年創刊。原則全線改正時に発売される。沿線バス情報も充実しており高速バス・路線バス含めた全名鉄バス、名鉄沿線発着他社バス線の駅発時刻表及び運行図も掲載されている。さらに時刻表ページの文字サイズが近鉄などより大きいこと、路線が多いこともあり私鉄時刻表の中で最も高く、分厚い時刻表となっている(vol. 23では創刊後初めてバス時刻表が省略されたため販売価格が500円であった)。
小規模な時刻修正レベルな改正の場合は別冊が無料配布されるが、「列車については変更されている列車のみ、バスについては変更されている停留所のみ」掲載でありながら別冊だけで100 - 200ページになることもある。また原則として名鉄線の各駅からのバスの時刻を掲載するために名鉄バスのみならず知多バス岐阜バス豊鉄バスなど名鉄系のバス会社の時刻も掲載される。
なお、最近簡素な仕様になる傾向にある私鉄時刻表においては珍しく時刻表本文の基本的な体裁は創刊時より今に至るまで殆ど変化が無い(沿線案内が省略される号があったり、掲載順などが若干変わったりはしている)。Vol. 20までは東海道新幹線と近鉄特急(いずれも名古屋駅発着の列車のみ)の時刻表も掲載されていた。近年は改正日の約1ヶ月前に発売開始となっている。
以前は「上り」を先に掲載していたが、現在は「下り」から掲載される。岐阜市内線が残存していた頃に発行されたvol. 20までは岐阜市内線については初電および終電のみの掲載であった。その他の600V区間は本数が僅少のため全列車掲載であったが、美濃町線については一部電停が省略されていた。
掲載順(平日・土休日とも):名古屋本→豊川→西尾・蒲郡→三河山→三河海→豊田・鶴舞→常滑・空港・河和・知多新→築港→瀬戸→津島→尾西→犬山・各務原→広見→小牧・上飯田→竹鼻・羽島
相互乗り入れする名古屋市営地下鉄鶴舞線上飯田線も、地下鉄線内折り返し列車も含め全列車掲載されている(vol. 23まで鶴舞線は「豊田線または犬山線に直通する列車のみ」掲載されていた。また、上飯田線は線内折り返し列車が1往復しかないため開業当初から掲載されていた)。豊橋鉄道に関しては渥美線新豊橋駅三河田原駅からの時刻と運賃、東田本線(市内電車)の駅前停留所の時刻を巻末に掲載している。さらに名鉄海上観光船太平洋フェリー伊勢湾フェリーの時刻と運賃も掲載している。
巻頭には名鉄グループ企業だけでなく、在名民放テレビ局で当社が協賛する一部の番組広告も、当該放送局と名鉄グループの連名で掲載されている。
『近鉄時刻表』
近畿日本鉄道、価格850円、B5判
1974年創刊。近鉄は毎年3月にダイヤ改正を行うため、毎年3月の改正前後に発行される。ただし1980年代までは春秋の年2回刊行、2014年は9月にダイヤ改正を行ったため、8月に発行された。なお、2008年以降は改正1ヶ月前に発売されている。
2013年版以前は大阪線名古屋線南大阪線については普通列車と優等列車のカバーする範囲がほぼ別れているため、「全線掲載の時刻表」と「近郊区間準急/普通時刻表(それぞれ河内国分、富吉、藤井寺まで)」の2つの表に分けて掲載していた。2014年版では大阪線・南大阪線は「全線掲載の時刻表」のみとなり、普通・区間準急・準急列車も掲載されている。名古屋線は「近鉄名古屋〜近鉄四日市」と「近鉄四日市〜賢島(近鉄名古屋〜近鉄四日市間の主要駅も掲載)」の2つに分かれるようになった。なお、四日市以南へ行く特急や急行も「近鉄名古屋〜近鉄四日市」欄に掲載されている。また伊勢・志摩方面は名古屋発着と京都・難波発着の2系統があるが、名古屋線の時刻表に大阪線からの直通列車を含んだ形で全駅掲載し、大阪線の時刻表には大阪線への直通列車の時刻を掲載(特急停車駅のみ)としている。
現在の体裁に近い形となったのは1986年10月の東大阪線(現けいはんな線)開業時からで、その当時はまだ全駅掲載ではなかった。その後全駅掲載化や近郊区間の時刻表に準急が掲載されるようになるなどの改変を経ている。なお東大阪線開業以前は本線系は本数が僅少となる区間や初電終電付近を除き原則準急以上しか掲載されておらず、普通列車の時刻は「主要駅発車時刻表」と「各駅間標準所要時間」を別途参照して推測する形式になっていた。特急の本数が多いため、他社にあるような特急のみが掲載されている時刻表は名阪特急を除いて存在しない。2010年までは新幹線接続(近鉄京都駅・近鉄名古屋駅発着)のページも存在していた。2014年版では、前述の通り大阪線・名古屋線・南大阪線の時刻表表示区間の変更や、京都線と橿原線の時刻表の独立など、細かい変更がある。
鉄道関係以外では近鉄バス(高速バス・リムジンバス)、三重交通奈良交通(いずれも主要観光地への特殊路線のみ)、伊勢志摩地方観光船・伊勢湾フェリーの時刻も掲載されている。なおかつては東海道・山陽新幹線(名古屋駅・京都駅・新大阪駅が中心)の時刻も掲載されていた時期もあった(2008年号には東海道・山陽新幹線のうち、名古屋・京都・新大阪発着の全時刻表が掲載されている)。
掲載順(2014年版。平日・土休日とも):名阪特急→阪伊・名伊特急→吉野・京橿特急→「大阪<信貴・西信貴ケーブル→伊賀鉄道>」→「名古屋近郊」→「養老鉄道<三岐北勢>」→「名古屋・山田・鳥羽・志摩<三岐三岐→鈴鹿→湯の山→内部・八王子」→京都・京都市烏丸<橿原・天理>→「奈良・阪神<けいはんな・大阪市中央→生駒>→生駒ケーブル・田原本」→南大阪・長野・御所・吉野<道明寺>
※「」の間で下り→上りの順に掲載、三岐鉄道線は主要駅・全列車掲載、大阪市中央・京都市烏丸は主要駅・直通列車掲載、阪神は阪神なんば線全駅と本線快速急行停車駅・直通列車のみ掲載
『南海時刻表』
南海電気鉄道、無料、新書判
2007年8月改正時より無料化され、南海線・空港線版(高師浜線、多奈川線、加太線、和歌山港線含む)と高野線・泉北高速線版(ケーブル・汐見橋線含む)に分けて発行されるようになった。冊子の全体的な雰囲気はJR西日本(大阪、京都、神戸、和歌山の各支社)が無料配布している冊子型時刻表に近い。
他の表から(へ)続くかどうかを問わず、ヘッダ部分に「列車番号、種別、始発駅名・時刻、行先駅名・着時刻」が掲載されているのが特徴。無料化後も基本的な体裁に変更は無いが南海線・空港線(和歌山港線)、高野線、泉北高速線の表に編成両数欄が追加された(他線は全列車2両編成のため省略)。2扉車の場合は白抜きで表示される。高野線の観光列車「天空」については記載されていない。
1988年創刊。2005年までの間は有料(A5判)で通常は南海線高野線で数か月ほどの差で別々に改正を実施していたため、「後で改正された方」の改正時に発売されていた。1988年創刊以前は優等列車のみ掲載された(掲載駅も主要駅のみ)冊子型時刻表が無料配布されていた。
2005年版以前は阪堺線については各起終点および我孫子道の発車時刻を掲載。バス路線については南海バス(ウイング南部、ウイング金岡も含む)についてはリムジンバス・高速バスのみ掲載(ただし初期の頃は南海線・高野線・泉北線の各駅発着のバスの時刻のみ掲載されていた)。南海りんかんバスと和歌山バス(那賀も含む)は南海電鉄の接続駅(和歌山駅除く)の時刻のみ掲載していた。無料配布化後は掲載されていない。
貴志川線については2005年版までは南海の路線であったので掲載されていた。和歌山電鐵移管後は掲載されていない。
掲載順(平日・土休日とも)
南海線版:南海・空港・和歌山港<高師浜→多奈川→加太>
高野線版:高野・ケーブル<泉北→汐見橋>
『京阪時刻表』
京阪電気鉄道、価格500円、B5判
守口市 - 寝屋川信号所間の複々線化に伴うダイヤ改正を収録した1980年に創刊。2007年版は小規模な改定(2006年より「改正」から京王同様に「改定」に変更)であったこともあり初めて京阪バス(京都バスなど系列会社も含む)時刻表が掲載されず、価格が400円であった。長年独自フォーマットであったが、2008年版はJTBパブリッシングが編集協力となっているためJTB時刻表と類似した体裁になっている(上記の『京急電車時刻表』が交通新聞社発行に変更した際にJR時刻表と類似した体裁となったのと同様の事例である)。JTB時刻表に倣い急行以上の種別の列車は太字で表示され、また特急・快速急行の時刻右端部分の掛け線は太線となっている(他の列車の場合は掛け線は通常の細線)。
2007年版と2006年版の京阪線時刻表部分の差は京阪線・鴨東線時刻表の下にあった広告がなくなった分文字が拡大されたことと、支線部分の段組が変わったことくらいである。2008年版については支線区は京阪線の表の下に掲載されるようになっている。なお2007年版までは京阪線・鴨東線、京津線、石山坂本線は東海道本線(JR京都線・琵琶湖線)に合わせてそれぞれ、京都方面、浜大津方面、石山寺方面が上りとなっているため「上り」→「下り」の順に掲載されており、一方、交野線・宇治線は京阪線に向かう方が上りとなるため「下り」→「上り」の順に掲載されていた。2008年版からは全て「上り」→「下り」の順である。
基本的には京阪線の改定時に合わせて発行されるため大津線、京福電気鉄道叡山電鉄のみ改定の場合は発行されない場合もある(例:2008年1月の京都市営地下鉄東西線太秦天神川延伸に伴う大津線ダイヤ改定時には冊子型時刻表を発行していない。ただし、大津線の一部駅で折りたたみ式のポケット時刻表(全駅全列車掲載)を無料配布している)。1997年の大津線のダイヤ改正時には京阪時刻表の別冊として無料配布されている。また京阪線の正月ダイヤや叡電・嵐電の季節ダイヤに関しては掲載されない。
車両編成表が掲載されるのが特徴だが、2007年版では省略されている。2008年版では復活した。京阪系列の京福電気鉄道(嵐電)、叡電の時刻も掲載(いずれも全列車掲載)されているが、京福電鉄についてはえちぜん鉄道に営業譲渡する前は福井地区の時刻も掲載されていた。当初は他社線扱いで主要駅のみ掲載だったが、叡電は1989年版(鴨東線開業)より全駅全列車掲載になり、嵐電も2000年版から全駅全列車掲載に変更され、2008年版より本編に組み込まれている。
2003年版までは接続駅におけるJR線の時刻(京橋駅、東福寺駅、西大津駅(後の大津京駅)、石山駅)が掲載されていた(2006年版は当時JRのダイヤ改正が未発表だったために割愛された)。2006年版では近鉄丹波橋駅、大阪モノレール(門真市駅)の時刻表や京阪線各駅のバスの時刻表(京阪バス京阪宇治交通(現在は京阪バスに合併)、京阪宇治バス(現・京都京阪バス)、京都バス江若交通)、大阪水上バス(アクアライナー)、琵琶湖汽船の時刻表が掲載されるなど京阪グループのエリアを完全に網羅した内容であった。2008年版では2006年版以前のものから「路線バス」を除いたものが復活した。
1993年度版頃までは京阪特急のみを掲載していたページもあった。
2011年は京阪線のダイヤ変更が行われたが、冊子時刻表の販売数が減少傾向にあることから発売されず、京阪電鉄のウェブサイトからのPDFファイルによる無料ダウンロード形式にして代替している。
掲載順:京阪・中之島・鴨東<交野→宇治→男山ケーブル>→京津・京都市東西<石山坂本>→叡電<嵐電>
『阪急ニュースLinea ダイヤ改正臨時号』
阪急電鉄、無料、タブロイド判
2000年以降は阪急ニュース『Linea』のダイヤ改正臨時号を発行する形で全列車時刻表を無料配布しており、それぞれ神戸線版、宝塚線・能勢電鉄版、京都線版がある。配布形式が「広報紙の臨時号」という方式であるため改正前後でないと入手は難しい。また年末年始の終夜運転を行うときも毎年Lineaの増刊号として無料配布を行っている。
サイズも通常のTokk/Linea同様のタブロイド判となっており3路線とも表紙込み12ページであるため、京都線版だけは文字が小さい。Tokk/Lineaの他の号同様にカラー印刷である。紙面の関係上能勢電鉄の土曜ダイヤは省略されている。また神戸高速線内は阪急からの直通列車だけ掲載され、地下鉄堺筋線内の時刻は掲載されていない。
阪急電鉄では1998年まで有料の時刻表冊子を発行しており1979年から発行されていた『Maroon Book』は発車時刻表形式の冊子、1980年代後半以降1998年までは通常の列車時刻表形式での『阪急電鉄時刻表&地図(Dia Map Hankyu)』『阪急電鉄時刻表』が発行されていた。『Dia Map Hankyu』の頃の地図は、主要駅駅前の一部分のみならず沿線ほぼ全域の地図が掲載されていたのが特徴である。収録範囲は有料冊子時代と広報紙の臨時号となった現在とではあまり変わらないが、有料冊子時代は能勢電鉄の時刻表は川西能勢口などの発車時刻表程度だった点が異なる。また「山陽電鉄からの直通列車」は阪急線内の時刻でさえ神戸線の表上には掲載されておらず、三宮などの発車時刻表で推測する方式であった。
『西鉄電車時刻表』
西日本鉄道、価格310円、B6判
1991年3月27日の大牟田線ダイヤ改正時よりA6判、210円で発売。創刊以来、北九州線を除いた電車各路線と接続する他社線として福岡市営地下鉄天神、天神南、貝塚、薬院駅の発車時刻表も掲載している。1993年8月28日のダイヤ改正時からA5判に拡大され価格も310円となり沿線案内やグラビアページも充実したが、1997年9月27日のダイヤ改正時から現在のB6判に定着、価格も250円となりその後2001年1月の改正より沿線案内等の企画ページが削られ210円となり、現在の簡素な仕様となった。
天神大牟田線の改正時のみ発売されるため、発行後に宮地岳線(現・貝塚線)のダイヤ改正が行われた場合には別冊の冊子を挟み込んで販売する。そのため2006年5月の宮地岳線としての最後の改正が掲載された冊子型時刻表は存在せず、2006年5月以降に購入した場合は宮地岳線のみ掲載された別冊の冊子が付属していた。2007年4月1日の宮地岳線部分廃止以降、当時の在庫は全て回収され貝塚線の時刻表は部分廃止後に別途無料配布された。2008年の改正時は巻頭に車両紹介のページが設けられていた。2010年3月27日改正版より、価格が300円に値上げされ、沿線案内や車両紹介もなくなった。2014年3月改正からは310円に値上げされた。

掲載順は本線全駅(太宰府線全駅・甘木線主要駅含む)→甘木線全駅→貝塚線全駅の順である。

また時刻表としては珍しく駅売店や書店では一切発売されず、駅事務室ならびに窓口での発売となっている。
なお西鉄では1950年代から1988年まで鉄軌道線のほかバス路線も掲載した『西鉄時刻表』を毎月発売していた。福岡、北九州、筑豊、筑後の4分冊に分けられており、中でも福岡編は1000ページ近くあり、1987年頃でも140円と格安であった。
なお西鉄ではダイヤグラムを時刻表として無料配布している(天神大牟田線、太宰府線)。

その他私鉄(公営含む)の時刻表[編集]

上記以外の地方私鉄においては主に下記の方法にて時刻表を販売、もしくは配布している。

有料で冊子型時刻表を販売[編集]
『市バス・地下鉄時刻表』
名古屋市交通局、価格700円、A4判
地下鉄全駅、市バス全系統(ゆとりーとライン含む)の主要バス停留所の発車時刻表を1冊にした本。タイトル通りにバスがメインの時刻表であり、バス時刻表が300ページ弱あるのに対して、地下鉄時刻表は50ページほど。定期券売り場や駅事務所などで発売される。2006年4月発行までのサイズはB5版横であった。
なお、2011年3月の桜通線徳重延伸の前は2006年4月発行と5年間空いており(それ以前はだいたい年1回発行であった)、2007年4月と2008年4月に市バスのダイヤ改正、2007年6月の名鉄改正時には上飯田線の改正が行われたが、本時刻表は発行されていない。名古屋市交通局では、2006年版では大きな変更がなかったことと、7000部の作成に対し4359部しか販売できなかったことを理由としているが、今後も大規模な変更時には販売を検討するとしていた[32]
『千葉モノレール時刻表』
千葉都市モノレール、価格200円、20cm×10cm
過去、2004年の3月と10月の2回発売され価格は150円。その後しばらく改正は無くvol. 3は2007年3月改正時に発売の予定であったが、誤植があったため一旦回収され発売が遅れた。2008年改正時の時刻表は現在のところ発売されていない。
モノレール時刻表の他に沿線案内、主要駅案内図、他社線連絡時刻表、営業案内などがある私鉄の時刻表では極めて一般的な構成である。なお、印刷はプリペイドカード類の印刷を本業とする山口証券印刷が行っている。
Vol. 2までは『タウンライナー時刻表』と称していた。
『しなの鉄道時刻表』
しなの鉄道、価格50円、A6判
しなの鉄道線全線(直通している篠ノ井 - 長野間含む)と長野新幹線、しなの鉄道と接続する(長野で接続する各線含む)他社線(JR、長野電鉄、上田電鉄、JRバス碓氷線)の時刻が掲載されている。ただし、JR線はしなの鉄道との接続駅発着の列車のみ掲載。沿線施設のクーポン券付き。
『しまてつ便利帖』
島原鉄道、価格150円、A6判
鉄道線時刻表の他にバス路線やフェリー時刻も掲載されているが、実質的にはバスが主体の時刻表となっている。

など

無料で冊子型時刻表を配布[編集]
『つくばエクスプレス 時刻表&沿線マップ』
首都圏新都市鉄道、B5判
無料配布開始は2008年3月(2007年10月改正版)。時刻表や営業案内のほか、沿線マップや駅構内施設も掲載されている。普通が快速・区間快速と接続する時間は黄色地に塗られている。全ページカラー印刷。今までダイヤ改正時期に発行されたことは1度もなく、毎回改正の数ヶ月後に発行されている。
つくばエクスプレスでは開業時に1回冊子型の時刻表(新書版)が配布されたことがあるが沿線案内や営業案内等は同様の外観の別冊子で配布しており、こちらは「時刻表のみの冊子」である。それ以降のダイヤ改正時は折りたたみ式の全線時刻表を配布している(こちらはダイヤ改正時期に合わせて発行される)。
『新京成電鉄時刻表』
新京成電鉄、A6判
2003年改正時より無料配布化。ただし新京成電鉄時刻表として有料時刻表を発売したのは1994、1996年の2回のみで、さらにそれ以前は折りたたみ式の全線時刻表を無料配布していた。なお、vol. 4では京成千葉線直通開始にともない、京成千葉線の時刻も掲載されるようになった(直通時間帯以外も含む)。2007年12月改正分、2009年2月改正分の冊子時刻表は発行されていない。なお、新京成線内のSKショップ(駅売店)では現在は京成時刻表を発売している。
『北総線時刻表』
北総鉄道、A5変形判
Vol. 5より若干幅が広がった(10→12cm)。ただしvol. 5は誤植が多かったため、いったん訂正表を挟み込んだ状態で配布し後に訂正済のものを配布した。訂正済版は表紙の青部分が明るい色調のものとなっていた。相鉄とともに今となっては珍しい追い抜き型時刻表であったが(当時のダイヤでは自社線内では設備のある矢切でさえ追い抜かないが、朝の京成押上線八広駅での追い抜きを反映していた)、2010年の成田スカイアクセス開業時に発行されたvol. 8では追い抜きを反映しなくなった。
『東葉高速線時刻表』
東葉高速鉄道、A5判
東葉高速線全列車と直通列車を中心に東西線・中央緩行線の一部列車を掲載。Vol. 8では交通新聞社編集協力に変更された。サイズもA5変形から通常のA5になった。表紙の時刻表ロゴはJR時刻表と同じものを使用している。紙面も刷新され、時刻本文の「東葉快速」は赤文字で表示されるようになった。この他、停車駅案内、各主要地までの所要時分、地下鉄・首都圏路線図(東京時刻表の路線図をローカライズしたもの)が掲載されている。また営業案内ページは大幅に増加した一方、沿線案内ページが消滅した。2007年3月改正時発行のvol. 6については発行後東西線の記述に誤植(接続列車の終着駅「津田沼着」を「津田沼発」と表記)が発見されたため修正のお知らせを配布し残りは回収され、その後訂正済みのものが改めて配布された。
2008年3月改正までは冊子型時刻表のほかB4サイズ1枚の全線時刻表(東西線・中央緩行線の駅は一部省略)があったが、2009年3月改正分では発行されていない。
『地鉄電車時刻表』
富山地方鉄道、A6判
掲載範囲は鉄道線(本線、立山線、不二越・上滝線)部分のみであり、富山市内軌道線の時刻は掲載されていない。以前は「各線ごと(本線平日、本線土休日、立山線、不二越・上滝線)の折りたたみ式時刻表」の端を留めて冊子状にした特殊な形状の冊子であったが、2004年改正版から通常の冊子型時刻表となった。全駅に対して横罫が引かれること、乗換駅の接続時間については乗り換え列車の「発車時刻」ではなく「待ち時間」表記になっているのが特徴。
掲載順:本→立山→不二越・上滝
『地下鉄時刻表』
福岡市交通局、12.9cm×8.9cm
かつては現在の半分くらいのサイズで発車時刻表を集めた冊子だったが、その後同じサイズのまま列車時刻表方式に変わり2004年よりサイズも変更された。なお空港線・箱崎線の時刻表については姪浜方面の時刻表はちゃんと筑肥線直通列車の終着時刻が備考欄に記載されているが福岡空港・貝塚方面の時刻表では地下鉄線内の時刻のみ掲載しており、筑肥線からの列車か姪浜始発かを判別することはできない。
掲載順:空港・箱崎(平日・土休日)→七隈(平日・土休日)
松浦鉄道
智頭急行
智頭線、因美線の時刻表、新幹線乗り継ぎ早見表、運賃表と山陰本線、姫新線、山陽本線(各接続駅発着分のみ)、若桜鉄道を掲載。
近江鉄道
近江鉄道全線の時刻表、運賃表と琵琶湖線、草津線、信楽高原鉄道(各接続駅発着分のみ)を掲載。
アストラムライン
アストラムラインの時刻表、運賃表を掲載。
『ニューシャトル時刻表』
埼玉新都市交通
鉄道博物館開業に伴う2007年10月改正時に発行。大宮 - 内宿間の列車はすべて丸山以北と以南で列車番号が変わるため列車番号欄は2段となっている。
伊豆箱根鉄道(駿豆線)
伊豆箱根鉄道では駿豆線と大雄山線が離れているため線区別に時刻表を発行している。駿豆線が「冊子形」、大雄山線が「折りたたみ式」である。
『市電時刻表』
函館市企業局交通部、14.6cm×10.5cm
以前は市営バスの時刻表の時刻表も掲載されており『タイムテーブル』と称していたが、市営バス路線の民間への移管に伴い市電時刻表に改題。平日及び土日祝日の全停留所の発車時刻が記載されているほか路線バスへの乗り継ぎ案内などを含めた利用案内も記載されており、主に函館市内の公共施設や市電乗車券販売所で無料配布されている。但し、季節運行である箱館ハイカラ號の時刻は掲載されていない。
発行はダイヤ改正毎であるが、2004年4月のダイヤ改正以来大きなダイヤ改正が行われていない。そのため、乗り継ぎ案内のページの内容が若干古くなっているため、利用の際は注意が必要である。
筑豊電気鉄道
全線全駅の時刻に加え、編成両数も記載している。改正毎に発行され、2012年3月17日改正のものはA7サイズで48ページ。
サポーター組織の案内冊子として時刻表冊子を作成[編集]
『静鉄レールクラブ INFORMATION』
静岡鉄道
静鉄レールクラブの加盟店ガイド(時刻表付き)という名目のものであるため書名も『静鉄レールクラブ INFORMATION』となっており、静鉄レールクラブに入会・更新した際に1部進呈された。
冊子の性質上、各駅からの加盟店地図・各加盟店の特典・割引内容の案内と静岡清水線の時刻表という構成になっている。2007年限りで静鉄レールクラブは廃止されている。
折りたたみ式時刻表を配布[編集]

1枚紙に印刷されたもの(片面の場合と両面の場合がある)を配布するもので、駅員や社員等がワープロソフトにて作成したものなど。これらの形式は製本不要なために製造コストが冊子型より安く、本数が少ない路線であれば十分全駅全列車を収録できるため地方中小私鉄ではこのような形式で発行している事業者が多い。広電宮島線(A2両面)、つくばエクスプレス(折りたたみ式)など都市部でそれなりに本数がある会社にも一部採用事例がある。一方都市部の事業者はこのような形式で発行する場合、たいていは有料特急時刻表もしくは各駅の発車時刻表(数駅分纏める場合もある)でこのような形式とすることが多い。採用事例が多いため、詳細は省略する。

公式Webページ上でのみ全線時刻表を配布[編集]
神戸電鉄
過去、神戸電鉄においては冊子型時刻表を発行していない。

など。

廃刊済の私鉄時刻表[編集]

過去には以下の各社でも時刻表を作成販売していたが、現在は廃刊となっている(現在無料配布している会社は除く)。

『都営地下鉄時刻表』
東京都交通局
1987年 - 1990年代までの間に数回発行された。1987年創刊時以降しばらくは協和企画発行であったが、1992年版は八峰出版発行に変更された。1992年版を最後に現在は発行されていない。
『Subring 営団地下鉄時刻表』
営団地下鉄
1988年6月の有楽町線新富町-新木場開業時に1回だけ発行され、それ以降は発行されていない。主要駅の発車時刻表と営団全線の列車時刻表などで構成される。弘済出版社編集協力
『阪神電車時刻表』
阪神電気鉄道
1988年、1991年、1996年の過去3回発売された。時刻表はもちろんのこと主要形式の形式図、諸元や編成表や全線の配線図(車庫含む)まで掲載されておりダイヤグラムが付録に付いた号まであるなど数ある私鉄時刻表の中で最も鉄道趣味人向けの内容が多い。1996年以降は全線収録の冊子は発行されておらず、阪急のように広報紙で全線時刻表を配布するようなことも行われていない(なお、直通特急と近鉄直通の快速急行については広報紙Seaside Expressに掲載されており、運行する車両の所属会社も記載)。発刊当時は直通特急運行開始前であるが、阪急とは異なり山陽からの直通列車(当時の直通区間は大石まで)も阪神線内に直通するものに限り掲載されていた。ただし、2009年3月に阪神なんば線開業時には元町 - 難波 - 奈良を一纏めにした時刻表が近鉄と共同で発行・無料配布された。

日本のバス時刻表[編集]

『高速バス時刻表』
交通新聞社
1990年創刊、A4変形版で価格は1000円(税込)。年2回発行。全国の高速バスの路線、運賃、時刻を詳細に掲載。
なお、2013年8月に高速ツアーバスから転換したいわゆる新高速乗合バスは本文には掲載せず、巻頭に事業者・路線一覧のみを掲載している。『JR時刻表』も同じスタンスを取っている。
『登山・ハイキング バス時刻表』
山と渓谷社
東日本版と西日本版がありB6判で価格は東日本版が1470円、西日本版が1260円。山の名前で索引が出来るなどの特徴がある。

バスにおける主な冊子型時刻表[編集]

有料で冊子型時刻表を販売[編集]

道南バス
苫小牧市営バスが発行していたものを引き継いだ。体裁は苫小牧市営バス時代と変わらず、引継ぎ路線のみ掲載。100円分の乗車券付き、1冊100円で発行、A6判。
岩手県交通
盛岡管内において1冊100円で発行、A6判。他の地区については不明。2006年4月1日改正のものは全218ページ。
十和田観光電鉄
1冊100円で発行、但し200円分使用できる乗車券つき。
宮崎交通
2005年まで発行していたが、現在は発行していない。A5判210円で全路線を網羅していた。

無料で冊子型時刻表を配布[編集]

道南バス
年1回配布。苫小牧市営バスが発行していたものを引き継いだ。体裁は苫小牧市営バス時代と変わらず、引継ぎ路線のみ掲載。A4判オールカラー、苫小牧市全世帯に無料配布。
函館バス
改正毎(概ね毎年2回、4月と10月)に配布。2004年4月1日改正で配布されたものはA6判で154ページ。
青森市営バス
改正毎に配布。2010年12月4日改正で配布されたものはA6判で156ページ。
秋田中央交通
改正毎に配布。2011年10月1日改正で配布されたものはA6判で132ページ。
福島交通
B6判で年2回(4月、10月)に配布。県北版と県南版がありどちらもおよそ200ページと本格的なものである。県北版には飯坂線電車の時刻も記載。
WILLER EXPRESS
不定期発行。2014年7月31日から2015年1月4日までのものは全56ページ。
オリオンバス
ツアーバスの旅行企画実施を行うオリオンツアーが発行し、受託販売を取り扱う旅行代理店で配布。概ね縦21cm×横10cmの中綴じ84ページ。2012年7月に配布されたものは7月1日から10月8日までの時刻・運賃のほか、案内スタッフ(スタッフ配置のない場合は運転手)との集合場所や旅行条件を掲載。
富山地方鉄道
近年チラシ状の系統別時刻表を配布していたが、2010年4月に冊子型の配布を再開。A6判129ページ。富山地鉄中央バス(現:富山地鉄北斗バス)も区別なく掲載しているが、別途時刻表を発行している鉄軌道はもとより、高速バス及び季節路線(夏山バス)並びにコミュニティバスなどの受託路線は掲載していない。なお、2011年9月10日のダイヤ改正ではチラシ状の系統別時刻表に戻っている。
北陸鉄道
武蔵ヶ辻発と金沢駅発の発車時刻表を配布。どちらも52頁で、不定期発行。
三重交通
改正毎に配布されていた。B5判で、各営業所毎に別冊子となっていた。2002年以降は発行されていない。
岩国市交通局
改正毎(概ね毎年1回)に配布。総合支所が管轄する各地域バスは対象外。
防長交通
改正毎(概ね毎年1回)に配布。縦18センチ、横9センチ。最新版は全46ページ。
山口県宇部市山陽小野田市共通バス時刻表
概ね年1回配布。従来宇部市交通局が配布していた冊子型時刻表の体裁を引き継ぎ、2006年より同交通局の路線に加えて宇部市生活交通バス及び船木鉄道サンデン交通の高速バスを含む両市内乗り入れ路線並びに福岡・山口ライナーふくふく天神号の時刻を掲載し、宇部市総合政策部が主体となり両市及び各社局共同で制作・発行。各社局の案内所並びに両市の市役所・公民館等の行政施設及び商業施設等で配布。2012年4月発行のものはA6判84ページ。
社団法人高知県バス協会
年1回。2010年4月発行のものは縦16.4センチ横9センチで全374ページ。高知県バス協会加盟バス会社の時刻を掲載。
亀の井バス
改正毎(概ね毎年1回)に配布。2014年4月の改正で配布されたものはA5判48ページ。2008年までは有料(50円)であった。
大分交通
改正毎(概ね毎年1回)に配布。2008年4月の改正で配布されたものはB5判196ページ。近年は発行されず、代わりに下記の「別府市内路線バス時刻表」が発行されている。
別府市内路線バス時刻表(大分交通)
改正毎(概ね毎年1回)に配布。2014年5月に配布されたものはA5判92ページ。観光客や留学生のためにバイリンガル仕様。
長崎自動車
改正毎(概ね毎年1回)に配布。2013年4月の改正で配布されたものはB6判272ページ。2013年度版からグループ会社であるさいかい交通の時刻が割愛された。
長崎県交通局
改正毎(概ね年1 - 2回)に配布。2013年4月の改正で配布されたものはB6判204ページ。
対馬交通
改正毎(概ね年1 - 2回)に配布。2013年10月の改正で配布されたものはA4判横綴じ16ページ。対馬市営バスの時刻も掲載。
九州産交バス
2012年4月から「九州産交グループ総合時刻表」を発行。A4判100円だったが、のちに無料化。隔月刊(偶数月発行)で、観光路線・高速路線のみ(B&Sみやざき号は非掲載)で、オールカラー。なお、かつては交通タイムズ社が「産交バス全線時刻表」を季刊で発行していた。
一般社団法人沖縄県バス協会
年に1回(4月ごろ)配布。県バス協会が制作していることから、那覇バスターミナル2階の同協会事務所での配布が中心だが、各バス会社や那覇空港1階の沖縄観光コンベンションビューロー案内所でも配布されることがある。ダイヤ改正が行われた場合は、改正路線の新ダイヤが当該バス会社で配布される。2013年版まで沖縄本島4社(沖縄バス琉球バス交通那覇バス及び東陽バス)の全路線の時刻表が掲載されていたが、『BUS Guide Book』の題名で発行された2014年版(平成26年3月現在)から掲載内容が変わり、沖縄本島については路線図、系統一覧、那覇バスターミナル案内図などが従来通り掲載されているものの、時刻表の掲載はなくなりバスなび沖縄の利用案内をもって代えられた。一方、従来掲載されていなかった伊江島(夏期間ダイヤのみ)、宮古島池間島及び来間島を含む。)及び石垣島の路線図・時刻表並びに西表島の路線図(時刻表は西表島交通のURLを示すことで省略)が掲載されている。

日本の航路時刻表[編集]

『フェリー・旅客船ガイド』
日刊海事通信社
B5版、年2回(4月下旬・10月下旬)発行で価格は6825円(税込)。2011年4月発行の物は742ページ。監修国土交通省海事局内航課で、社団法人日本旅客船協会が協力している。日本国内の全てのカーフェリーと主要旅客航路の時刻、運賃を記載。また、日本発着の国際航路の時刻、運賃も記載されている。
『-関西発着- 海の時刻表』
B6判、関西を発着する旅客船の運航会社で構成する関西旅客船情報センターが 年2回(1月及び7月)発行し、掲載航路の船内や乗り場で無料配布するほか、送料200円で郵送も行う。近畿運輸局神戸運輸監理部が監修。
1989年(平成元年)創刊。2013年7月発行の第47版は90ページ。掲載範囲は、阪神港和歌山港舞鶴港及び敦賀港を発着する内航及び外航のフェリー航路、淡路ジェノバライン神戸-関空ベイ・シャトルユニバーサル・シティ・ポート発着・大阪水上バスなど大阪市内の周遊航路、神戸港福良港発着の周遊航路、瀬田川を含む琵琶湖周遊航路、天橋立観光船、伊根湾めぐり遊覧船といった定期航路のほか、クルーズ客船であるぱしふぃっくびいなす及びにっぽん丸神戸港発着コースも掲載。
中部運輸局管内となる敦賀港発着のフェリーが掲載されている反面、大阪市営渡船玄武洞渡し船友ヶ島汽船などの離島航路は掲載されていない。また、ぱしふぃっくびいなすなどクルーズ客船の大阪港天保山客船ターミナル)発着コースも掲載されていない。
巻頭の予約・乗船手続の説明は日本語、韓国語、英語及び中国語でも掲載。その他は日本語のみで掲載。
2011年(平成23年)7月発行の第43版以来、表紙デザインには掲載航路の実写画像をバックとしたセーラー服姿の少女のイラストが用いられており、いわゆる萌えおこしとなっている。
『九州フェリーガイド 海の時刻表』
B6判、九州の旅客航路事業者の任意団体である九州旅客船協会連合会が年1回6月に発行し、掲載航路の乗り場などで配布する。九州運輸局が監修。
2013年版は本文22ページに22航路を掲載。「フェリーガイド」の名のとおり旅客船兼自動車渡船のみの掲載で、旅客のみを扱う高速船などは掲載されていない。連合会会員のうち掲載に賛同する事業者のみの掲載であり、離島航路は対馬壱岐島五島列島奄美大島関係のみ掲載。また、国際フェリーであるカメリアラインも掲載されている。

日本の航空時刻表[編集]

航空会社自身が発行する時刻表[編集]

日本航空全日本空輸スカイマークAIRDOスカイネットアジア航空スターフライヤーの各社とも冊子型の時刻表を無料配布していたが、2008年よりスカイネットアジア航空、AIR DO、スカイマーク、スターフライヤーは折りたたみ式に変更となっている。

日本航空は国内線冊子と国際線冊子が別立て、全日本空輸は通常の国内線/国際線冊子の他に国際線だけの冊子が存在する。また全日本空輸は『ANAサービスガイド』(2012年10月創刊)、AIR DOとスターフライヤーはフライトガイドという形で営業案内部分を分離した。

基本的には月刊だが、2か月纏めて1冊となったり繁忙期は別冊子となったりすることもある。国際線の冊子は国内線よりは発行スパンが長い(だいたい3 - 4か月に1回程度)。

2000年代以降は航空運賃の多様化に伴い時刻表冊子のページ数は増える傾向にあり、全日本空輸では発行後に運賃の変更があっても対応が追い付かないとして2012年10月号から運賃の掲載を廃止した。

なお2006年より数年ほど日本航空は『JAL国内線空港アクセスガイド』、全日本空輸は『ANA国内線の達人』というタイトルで「空港アクセスのバス・電車・船舶の時刻表」をだいたい3か月に1回の割で発行していた。さらに日本航空では会社更生法適用によるリストラで貨物便が全廃される前は『貨物便時刻表』を国内線、国際線の2分冊で発行していた。

全国版の航空時刻表[編集]

  • フジインコーポレッドから『Fuji Airways Guide』(略称:FAG)という国際線・国内線総合航空時刻表が月刊で発売されている。1964年創刊。B5判96ページ、価格370円。
  • 創美社から『航空時刻表』という手帳サイズの冊子型時刻表が月刊で発行されている。1967年に創刊され、「ひとめでわかる空港別全国総合版」をうたい、空港別に路線ごとに時刻が掲載されている(ただし、羽田発着路線は巻頭にまとめられているほか、一部地方路線とコミューター航空は非掲載)。定価は220円だが、羽田・伊丹関西神戸の各空港と東京モノレール浜松町駅で無料配布されている。

地方版の航空時刻表[編集]

  • 各県内の主な地元旅行代理店では、県内発着の航空便を1枚にまとめた時刻表(掲示用又は折りたたみ式)を毎月発行し、無料配布している。
  • このほか、空港によってその空港発着便をまとめた時刻表が発行されている。多くの場合、航空便だけでなくバスなどアクセス交通についても記載されている。

世界の鉄道時刻表[編集]

世界初の鉄道時刻表は1839年イギリスのジョージ・ブラッドショウ(en:George Bradshaw)によって発行された。ブラッドショウの時刻表以前の鉄道時刻表はビラなどに時刻や注釈が書かれた簡単なものであったが、鉄道網の発達により詳細な時刻表の必要性が急速に高まった[1]

日本国外の冊子体時刻表で著名なものとしてトーマス・クック・グループ発行のものが挙げられる。この日本版は、ダイヤモンド・ビッグ社地球の歩き方シリーズとして、『トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表』を年2回発行してきたが、同グループの出版事業撤退に伴い、European Rail Timetable Limitedが発行する後継時刻表の日本版として2014年から『ヨーロッパ鉄道時刻表』が発行されている。なお、航空便については世界の全ての航空便を網羅したイギリスOAG英語版が著名である。

国際版[編集]

『European Rail Timetable』
価格):通常版£15.99、季節版£17.99。
トーマス・クック・グループの出版事業撤退に伴い2013年9月号限りで廃刊した『Thomas Cook European Rail Timetable』(後述)の編集者が新会社European Rail Timetable Limitedを立ち上げ、2014年3月号を通巻第1号として創刊した時刻表。『Thomas Cook European Rail Timetable』の形態・内容のほとんどを受け継いでいるが、次の点が変更されている。
  • 表紙デザインは2009年までの赤基調に戻され、文字だけの構成となった。
  • 奇数月に掲載されてきた特集ページがなくなった。
  • 6か月周期の月替わりで掲載している「欧州以外」(BEYOND EUROPE)の時刻表の掲載順のうち、「北米」と「アフリカ及び中東」の掲載号が入れ替わるとともに[33]、2014年9月号から「南米」が加わり、次のようになった。
1月号及び7月号:インド
2月号及び8月号:東南アジア、オーストラリア及びニュージーランド
3月号及び9月号:中国及び南米
4月号及び10月号:日本
5月号及び11月号:アフリカ及び中東
6月号及び12月号:北米
  • 従来2-5月号に掲載されてきた夏季の国際列車予告時刻表Summer Supplementは2014年掲載されなかったが、2014年9月号からは、冬季の国際列車予告時刻表Winter Supplementが掲載されている。
夏(6月発行)と冬(12月発行)の季節版は青基調の表紙で再開され、従来同様ヨーロッパの鉄道パス及び大使館・観光案内所・公共交通・電話・休日など各国情報並びに「欧州以外」6地域分(南米を含む)の時刻表を追加掲載している。
『ヨーロッパ鉄道時刻表』
価格2376円(書籍、税込)/各分冊350~500円(旧『トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表』のBookLive!でのダウンロード価格)
後述の "Thomas Cook European Rail Timetable" を日本人向けに編集した、ヨーロッパの鉄道時刻表で、『トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表』として1985年1月に創刊されたが、2013年夏・秋号をもっていったん休刊した[34]。しかし、上記『European Rail Timetable』創刊に伴い、2014年3月発行の2014年春号から『ヨーロッパ鉄道時刻表』の題名で復刊し、6月発行の2014年夏ダイヤ号以降、夏(6月)、冬(12月)の年2回刊に戻った。
地球の歩き方シリーズとしてダイヤモンド・ビッグ社が発行。本文は原書と同じ英語表記だが、日本人向けの解説記事やコラムを付け加えている。2008年秋号までは年4回発行していたが2009年冬・春号から年2回に変更となった。原書が2009年10月号から変更した表題ロゴを2010年夏・秋号で反映したが、基本的なデザインは休刊前後を通じ従来どおりで、色も赤基調のままである。2012年冬・春号から休刊まで、「欧州以外」6地域分の時刻表を掲載したが、原書と異なり南米は掲載しなかった。なお、復刊後は「欧州以外」の時刻表は掲載されていない。
2012年5月11日から、欧州分の時刻表本文を1~数か国ごとの13分冊に分けてBookLive!でのダウンロード販売を開始し、書籍版の刊行サイクルと異なり2か月ごとに更新されることになっていたが[35]、こちらも原書最終号の2013年8月号をもって休刊した。また、「トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表の使い方」として、目次、ヨーロッパ鉄道総合案内、凡例、Cook時刻表解読辞典、索引、空港アクセス案内等のページが無料配信されていたが、「欧州以外」の時刻表は配信されていなかった。書籍版の復刊に伴い、電子版も2014年中の発行再開を目指している旨、ダイヤモンド・ビッグ社は表明している[36]

休廃刊[編集]

『Thomas Cook European Rail Timetable』
価格(2013年廃刊時):通常版£14.99、季節版£16.99。Thomas Cook公式ネット通販では1割引
イギリス・Thomas Cook Publishing(トーマス・クック・グループの英国子会社Thomas Cook Tour Operations Ltdの一部門)が発行した。
1873年Cook's Continental Time Tables & Tourists' Hand-Bookとして創刊[37]。以来、細かな改題はあったものの題名中に「Continental」の語を維持してヨーロッパ国際版の時刻表として刊行されてきた。1977年にヨーロッパ外に掲載範囲を広げThomas Cook International Timetableと改題したが、1981年にヨーロッパ外を掲載するThomas Cook Overseas Timetableを独立創刊し、ヨーロッパ版はThomas Cook Continental Timetableの題名に戻った。その後1988年にThomas Cook European Timetableに改題し、2005年1月号からThomas Cook European Rail Timetableとなったが、トーマス・クックの出版事業からの撤退に伴い、2013年8月号(通巻第1526号)限りで廃刊された[38][39][40]
2008年から2013年夏まで、月刊の通常版に加え毎年6月と12月に発行される季節版Seasonal Edtion(Independent Traveller's Editionとも呼ばれた。通常版6月号・12月号をベースにヨーロッパの鉄道パス及び大使館・観光案内所・公共交通・電話・休日など各国情報を追加)が発行された。Independent Traveller's Editionは1990年代初めからThomas Cook European Rail Timetableの題名で発行されていたが(2005年から通常版もこれに題名を揃えたことになる)、2007年までは年間発行回数が異なり、年4回の季刊のこともあった。日本の洋書店では晩年まで通常版の取り扱いが多かったが、海外の書店(オンライン書店を含む。)では季節版のみの取り扱いがほとんどとなっていた。
表紙は創刊以来赤を基調としていたが、2009年10月号から青基調となるなどデザインを大幅に変更した。表紙上半分の列車の写真が通常版ではモノクロ[41]、季節版ではカラーとなった。
掲載されるのは都市間連絡の優等列車や基本的に観光地への列車が中心で、船便の掲載もあるが、バスは鉄道代行や補完路線を除き、ほとんど掲載されていなかった。
なお、掲載範囲の東限はロシアのサンクトペテルブルク-モスクワ-ハリコフ(ウクライナ)間以西の各路線、ウクライナのほぼ全域とトルコのポスポラス海峡以西であったが、2011年8月号からはロシア全土・トルコ全土まで拡大された。
2002年以降、ヨーロッパでは6月と12月の年2回ダイヤ改正されることが多かった。そこで、2 - 5月号はSummer Supplement、9 - 11月号はWinter Supplementと題し、次季の国際列車の時刻表が追加掲載された(同じSummer Supplementでも、2月号では18ページ、3月号では34ページ、4月号及び5月号では50ページというように、実施月が近付くにつれ多くの、また正確な情報が掲載された。)[42]
Thomas Cook Overseas Timetable(後述)の廃刊に伴い、通常版の2011年8月号から「欧州以外」(BEYOND EUROPE)の節を設け、次の6地域の時刻表を年2回ずつ掲載した。ただし、各号12ページずつしかなく、たとえば日本の場合Thomas Cook Overseas Timetable廃刊時の掲載量(約22ページ)に比べ大きく削減されたほか、韓国や台湾など旅客輸送に占める鉄道のシェアが高いにもかかわらずまったく掲載されなくなった国もある。
1月号及び7月号:インド
2月号及び8月号:東南アジア、オーストラリア及びニュージーランド
3月号及び9月号:中国
4月号及び10月号:日本
5月号及び11月号:北米
6月号及び12月号:アフリカ及び中東
また、季節版では2011/2012年冬号から、「欧州以外」6地域分に加え、南米の時刻表を掲載した。
『Thomas Cook Overseas Timetable』
価格(2010年廃刊時):通常版£13.99、季節版£15.99。Thomas Cook公式ネット通販では1割引
イギリス・Thomas Cook Publishingが発行した。
1981年Thomas Cook International Timetableのヨーロッパ外の部分を分離して隔月刊で創刊されたが、2010年11/12月号(季節版は2010/11年冬号)限りで廃刊された。
通常版のほか、1999年からThomas Cook World Timetableの題名でIndependent Traveller's Editionが年1回5月に発行され、2001年からは通常版と同じ題名となった。2006年からは年2回(夏・冬版をそれぞれ5月と11月に)発行され、末期には季節版(Seasonal Edition)と呼ばれるようになった。季節版では、通常版の5/6月号又は11/12月号をベースに毎号の特集(渡航情報や北米・日本等の地域別情報)が1年(6回)分掲載された。表紙デザインは通常版のモノクロに対し、季節版ではカラー写真が使われていた。日本の洋書店では通常版の取り扱いもあったが、海外の書店(オンライン書店を含む。)では季節版のみの取り扱いがほとんどとなっていた。
2000年1/2月号は、通常版も "Overseas" の語を外し、『Thomas Cook World Timetable Volume 2』(『Thomas Cook European Timetable』に「World Timetable Volume 1: Europe」の冠を付し、その第2分冊と位置づけたもの)の題名で発行された[43]
掲載されたのは都市間連絡の優等列車や観光地への列車が中心だが、船便やバスの掲載もかなりあった。日本部分では新幹線や在来線特急・急行、東武名鉄中部国際空港駅発着)・近鉄などの有料特急、大都市近郊の初電等、主要航路・バスが掲載されていた。
個々の時刻表(Table)の更新した時期を「410」(第4号(=7/8月号), 2010年)のように3桁の数字で示していた。必ずしも定期的に(または改正の都度)情報が得られないため、日本のバスなど10年近く更新されていない時刻表もあった。そこで、読者からの情報提供を常時呼びかけ、毎年11/12月号では貢献のあった情報提供者の氏名を掲載するとともに、住所の記載のあった情報提供者に掲載誌を贈呈していた[44]
旧『トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表』同様、ダイヤモンド・ビッグ社が日本版を発行したことがある[45]
『Eurail Timetable』
無料配布
ユーレイルパスの購入時に添付されたほか、一部窓口で無料配布されたが、2013年版をもって廃刊となった。Eurail.Com B.V.のウェブサイトからpdf版のダウンロードも可能だったが[46]、2014年1月現在、オフラインで時刻が検索できるAndroid及びiOSアプリが提供されている。年1回12月のヨーロッパの鉄道ダイヤ改正にあわせ発行。A5判中綴じ128ページ。
表紙には『Eurail Pass Timetable』の題名表示があったが、本文は『EURAIL TIMETABLE』(日本語では『ユーレイル時刻表』)の表記となっていた。巻頭に英語フランス語スペイン語ポルトガル語韓国語日本語及び簡体字中国語による使用説明があったが、本文は英語表記。
一般の鉄道時刻表と異なり、外国の航空時刻表のように、アルファベット順に並んだ発都市をまず引き、そこにまたアルファベット順に一覧された着都市までの時刻を見付ける方式を採った。パリ#鉄道のように方面・系統別にターミナル駅が分かれている場合も都市で一括して掲載していた。乗り継ぎが必要な場合は乗り継ぎ駅の発着時刻も示されたが、途中駅の時刻は示されなかった。
収録範囲はおおむねユーレイルパスの通用範囲の主要駅をカバーし、パスで利用できるバスや海を渡る区間での船便の掲載もあった。もっとも、パスだけでは乗車できない(多くの場合割引運賃で利用できる)路線・列車も記載されていた。
頻繁運転の区間は、「○ trains per hour」(1時間に○本運行。ただし、必ずしも等時隔運行とは限らない。)、「every hour」(毎時運行)、「same pattern every hour」(毎時同じパターン)などの表現で省略されていた。また、早朝・深夜など旅行者があまり利用しないと思われる列車が省略されていたり、鉄道で回遊できる観光地でも一方向からの路線しか掲載されていないことがあり[47]、現地やウェブサイトなどでより良い接続が見付かることもあった。

アメリカ大陸各国の時刻表[編集]

『AMTRAK SYSTEM TIMETABLE』
アメリカ合衆国、無料配布
アムトラックの公式時刻表(英語)。年2回(4月頃、10月頃)刊行。A4変型判(280×210mm)無線綴じ144ページ。AMTRAKの駅などで無料配布している。全ページカラー。時刻については「12時間制」で表記されており(400A(午前)ないしは400P(午後)という表記。午後は太字)、距離についてもマイルで表示されている。AMTRAKのウェブサイトより請求することも可能である。

アジア各国の時刻表[編集]

『交通部臺灣鐵路管理局 時刻表』
台湾、無料
台湾鉄路管理局がダイヤ改正毎に発行し、駅の鉄道案内所で無料配布。新書版よりやや小さいサイズ(170×95mm)、中綴じ72ページ。同一内容を公式ウェブサイトにもMicrosoft Excel形式で掲載している。
西部幹線及び東部幹線対号列車(指定席列車)のみ巻頭にまとめて掲載し、それ以外の列車(非対号列車。指定席扱いのない自強号莒光号を含む)は別にあとのページに掲載(ただし、屏東線については対号列車を西部幹線のページに掲載するほか、あとのページにはそれ以外の列車もあわせ掲載)。
過去には『旅客列車時刻手冊』『臺灣鐵路旅客列車時刻表』『臺灣鐵路時刻表』のタイトルで発行されており、一時阿里山森林鉄路が掲載されていないこともあったが現在は掲載している。ただし、台湾高速鉄道は掲載されていない。
文字が小さいこと、単色刷りであることから読みにくく、民間からこれらの改善を図った同一サイズの時刻表が複数発行されている。
『環島鐵路火車時刻表』
台湾、価格25元(台湾内での価格)
大坤企業有限公司がダイヤ改正毎に発行し、彰化花蓮など一部の駅売店で販売。新書版よりやや小さいサイズ(170×95mm)、中綴じ72ページ。
カラーの表紙に本文は二色刷りで、列車種別ごとに色を使い分けている。西部幹線(屏東線を含む)及び東部幹線では対号列車と非対号列車を別の表に掲載している。『臺灣鐵路時刻表』と異なり、旅行会社扱いの観光列車の時刻、台湾鉄路管理局主要駅の電話番号や台湾高速鉄道の時刻・運賃も掲載。
『火車時刻表』
台湾、価格25元(台湾内での価格)
台灣鐵道有限公司がダイヤ改正毎に発行し、駅構内などにある鉄道グッズ店「台灣鐵道故事館」を中心に販売。新書版よりやや小さいサイズ(170×95mm)、中綴じ80ページ。2008年11月創刊以来、『旅行台灣護照』のタイトルで発行されてきたが、No.23(2014年7月16日改正時刻掲載)から『火車時刻表』と改題された。
同一号(本文は同じ)でも表紙デザインが異なる複数の版(最新号は6種類)が発行されることがある。本文は二色刷りで、列車種別ごとに色を使い分けている。西部幹線及び東部幹線は対号列車のみ巻頭にまとめて掲載し、それ以外の列車は別にあとのページに掲載(ただし、西部幹線海線区間及び屏東線については対号列車を西部幹線のページに掲載するほか、あとのページにはそれ以外の列車もあわせ掲載)。
西部幹線及び東部幹線の対号列車については車種(自強号は電車組(EMUシリーズの電車編成)、推拉式(E1000型プッシュプル式電車編成)、太魯閣TEMU1000形電車編成)、普悠瑪TEMU2000形電車編成)、柴聯(DRシリーズの気動車編成)の別。莒光号は自動門(自動ドア=新莒光)、摺疊門(手動ドア=旧莒光)の別)についても記載するほか、秘境駅として郵輪式列車(クルーズ列車)のみ停車する南廻線枋野信号場といった、鉄道ファン向けの情報も掲載している。台湾高速鉄道の時刻・運賃も掲載。
なお、同じ版元から『鐵道旅行護照』という同サイズの冊子も発行されているが、そちらは各駅ガイド兼スタンプ帳であり、時刻表ではない。
『台湾時刻表』
台湾、価格1000円(日本の通信販売での送料込み価格)/300元(台湾内での価格)/315円(DLsite.comでのダウンロード販売価格)
日本鉄道研究団体連合会(東京都台東区)が不定期に発行し、日本及び台湾の同人誌即売会、東京・大阪・台湾の一部書店、大阪の鉄道模型店、西部幹線及び台湾高速鉄道主要駅の駅弁店並びに通信販売で販売するほか、DLsite.comでのダウンロード販売も実施。A5判平綴じ70ページ。2010年4月号の創刊以来、2014年8月号まで8号を数える。
巻頭の謝辞で『日式台湾時刻表』とも自称しており、上述の台湾で発行されている時刻表と異なり日本の時刻表と同じように、対号列車と非対号列車を同一の表に掲載しているのが最大の特徴。ほかに、索引地図、台北捷運高雄捷運の路線図、台北駅構内図と台湾国内線・日台直行の航空便を掲載、台湾高速鉄道のページを青地に、営業案内・列車の編成のページをピンク地にそれぞれ印刷するなど、日本の時刻表のパスティーシュとなっている。さらに2011年8月号まではJR時刻表に酷似した表紙だったが、2012年1月号から独自のデザインに改められた。
巻末に、筆談乗車券を購入するためのメモ欄が掲載されている。
『台灣鐵路旅客列車運行圖』
台湾、価格200元(台湾内での価格)
中華民國鐵道文化協會中国語版が発行。2009年6月16日改正ダイヤ掲載のVer. 5までは台灣鐵道故事館が発行し、「台鐵本舖」などで販売されていたが、2011年9月28日改正ダイヤ掲載のVer. 6から発行元が変わり、主要都市の模型店や喫茶店などで販売。2013年9月改正ダイヤ(台湾鉄路管理局は9月25日改正、台湾高速鉄道は9月2日改正)掲載版は「Vol. 7」の表記となった。不定期刊(ダイヤ改正の都度発行されるとは限らない)。A5判96ページ。
台湾鉄路管理局及び台湾高速鉄道の旅客列車について、ダイヤグラム形式で時刻を表示。列車種別や停車場の種類を色別で示すためカラー印刷。業務用のダイヤと異なり回送列車や貨物列車は記載されていなかったが、Vol. 7から台湾鉄路管理局については回送列車(廻送列車)、荷物列車(行包專列)及び単行機関車列車(単機廻送)は列車番号に*印を付して掲載されるようになった。また、運転停車についても*印を付すことで示している。
『全国鉄路旅客列車時刻表』
中華人民共和国、価格10元(中国国内での価格:2006年後期版までは8元)。中国鉄道出版社発行。
年2回刊(4月、10月)。ただし、2008年度は4月、8月、12月に発売された。ある方向は上から下、逆向きは下から上に向けて時刻が流れる日本の「初電・終電時刻表」のような体裁であるが、「1ページに両方向の全列車が収まる」ような区間のみならず広州 - 深圳間のように1ページあたり3段、計4ページにまたがるような区間であってもこのような掲載方法である。
また掲載順も当該区間の運行時刻順ではなく、「優等列車から順に、同一種別であれば、同一運行系統の列車同士が対になるように」掲載される(種別と運行系統が同じ場合は運行時刻順)。なお巻頭には全ての列車の索引、巻末に主要駅の発車時刻表があり、そこから列車時刻を検索することも可能である。
九龍発着系統、国際列車は最後に掲載されていたが、2007年版より普通慢車(普通列車相当)は国際列車より後ろに掲載されるようになった。2007年より登場した動車組(高速列車)についても一部を除き別表に分けている。2008年8月からはキロ程が省略された。
『Trains at a Glance』
インド、価格:45ルピー(インド国内での価格)
インド国鉄発行の旅行者向け時刻表であり、インド国内の長距離優等列車を掲載している。ヒンディー語版と英語版が存在する。年刊であり、毎年7月に発行される。B5変形版(257mm×200mm)、334ページ。ヨーロッパの時刻表のように時刻表番号をもとに検索する方式である。地域内の普通列車等は掲載されておらず、それらの時刻は地域版時刻表を参照する旨の注意書きが記載されている。
現在、インド国鉄ホームページにて全ページがPDFにて公開されているTrains at a glance(英語版)

休廃刊[編集]

『観光交通時刻表』(廃刊)
大韓民国、価格5000ウォン(韓国国内での価格)
韓国の鉄道、航空、船舶、高速バス等を掲載していた。月刊。2010年10月号までは鉄道時刻表部分は各駅とも漢字表記があったが2010年11月号より漢字表記が無くなった(首都圏電鉄線、船舶、高速バスの時刻表はそれ以前よりハングルのみ。)。鉄道時刻表部分は比較的日本の時刻表に近い体裁であったが、光州(KTX除く)など一部駅については「光州発905」のようにだけ書かれ、表上の駅名欄は省略されているケースもあった。2007年6月号までは3000ウォンであった。
KTXについては日本の新幹線同様に京釜線、湖南線のセマウル号以下の列車とは分けて掲載されていた。A'REXと首都圏電鉄(ソウル・仁川の地下鉄含む)については京仁急行線を除き初電・終電時刻表が掲載されていたが、大田、大邸、釜山、光州の地下鉄については路線図も含め全く掲載されていなかった。
なお、日本国内でも韓国書籍を取り扱っている書店等で購入可能であったが、価格は現地価格の3 - 5倍程度となった。
2012年6月号を最後に廃刊した。
『全国鉄路旅客快車時刻表』
中華人民共和国、価格:10元(中国国内での価格)。中国鉄道出版社発行。
こちらも年2回刊行だが、普通快車以上の列車のみ収録されている。掲載方法は上記『全国鉄路旅客列車時刻表』とは異なり、列車の行き先、方面を問わず動車組→特快→快速→普通快車ごとに「列車番号順」に上下列車が対で掲載されているのが特徴で、横向きに時刻が流れる(不足した場合は改行)。2009年現在、発行されなくなった模様。

ヨーロッパ各国の時刻表[編集]

イタリアなど一部の国では普通の売店などで有料で販売している時刻表がメインの国も存在するが、大半の国では各方面別の時刻表(パンフレット形式もしく小冊子)を無料配布しており、それが主流となっている国が多い。

全線収録の冊子型時刻表を販売している国は多い(地域分冊になっているケースも含む)が全体的に高価であり、国によっては入手が難しい場合もある。また、スペインのように「国内全域の鉄道を収録している冊子型時刻表」というものが存在しない国も存在する。

近年、Webサイト上でPDF提供する国が増えた反面、冊子型の時刻表の販売をやめたり販売部数を縮小している国も出てきている。

『Kursbuch der deutschen Museums-Eisenbahnen』
ドイツ、定価表示なし(参考価格6.5ユーロ)
ドイツ国内約200か所の保存鉄道動態保存運転や鉄道博物館の運転または開館日時を掲載(中綴じ約170ページ)。毎年1回4月頃発売。
『National Rail Timetable』
イギリス、価格12英ポンド
こちらがNetwork Rail公式の時刻表となる。基本的には年2回(5月と12月)刊行であったが製本された冊子型時刻表は2007年5月発行分が最後であり、2007年12月改正分以降はPDFによるオンライン提供となる。全部で3000ページ近くあるため、ダウンロードする場合はPDFといえど60 - 70MB程度ありかなり重い。
こちらも原則としてグレートブリテン島内のみが掲載範囲で、北アイルランドについては掲載対象ではない。複数の運行会社によって運行される区間には表中に「運行会社(Train Operator)」欄が存在するのは『OAG Rail Guide』と同様である。
こちらでダウンロード可能(Network Rail(Current Timetables))。
『Rail Times』
イギリス、イギリス価格17.95英ポンド
『OAG Rail Guide』(後述)および『National Rail Timetable』冊子版の後を受け、Middleton Press社が2007年12月より発行している冊子型時刻表。年2回(5月と12月)刊、A5判、約1500ページ。
表紙には題名が『Bradshaw-Mitchell's RAIL TIMES』と印刷されており、編集者は「Vic Bradshaw-Mitchell」とされているが、これはMiddleton Press創業者のVic Mitchellが、ジョージ・ブラッドショウに敬意を表したものである[48]。内容そのものは基本的にPDF提供されている『Network Rail Timetable』の縮刷版で、地図や索引は1ページにPDF1ページ分が、時刻表本文は1ページにPDF2ページ分が印刷されている。
カラー部分は裏表紙の「運行会社ごとの運行系統図」のみ。
なお、Middleton Press社はブラッドショウが19世紀に刊行した時刻表の復刻版も発行している。
『GB Rail Timetable』
イギリス、イギリス価格18英ポンド
『Rail Times』同様に『OAG Rail Guide』および『National Rail Timetable』の後を受け、The Stationery Office英語版(1996年、Her Majesty's Stationery Office英語版の政府刊行物部門の民営化により設立された会社)が2007年12月より発行している冊子型時刻表。年2回(5月と12月)刊、A5判、3712ページ。2008年12月刊行分までは『UK Rail Timetable』という書名で発行されていた。
内容はPDF提供されている『Network Rail Timetable』と同様であるが、『Rail Times』とは1ページにPDF1ページ分が印刷されている点が異なる。
『Schweiz Offizielles Kursbuch』
スイス ドイツ語表記、価格16スイスフラン(3冊セット価格)
スイス連邦鉄道が年1回11月下旬に、当年12月のダイヤ改正から翌年12月のダイヤ改正前まで有効なものを翌年版として発行し、主に駅窓口で販売する。鉄道、ケーブルカー、船舶の時刻表からなる青い冊子の第1巻とバス・トラム時刻表(第2巻東部版と第3巻西部版の2冊)からなる計3分冊(2007年までは第2巻が全国のバス・トラム時刻表で計2分冊)構成で、都市内では時刻表を掲載せず系統一覧表を示すのみのバス・トラム路線もあるが、この3冊でスイスの公共交通の時刻表はほぼ網羅される。
1990年代半ばまでは分冊として「国際列車版」も添付されていた。その後本時刻表とは別に、方面ごとの国際列車時刻表リーフレット(「フランス・ベルギー・ルクセンブルク・スペイン・ロンドン方面版」「ドイツ・オランダ方面版」「オーストリア・中欧方面版」「イタリア方面版」)が駅などで無償配布されていたが、2011年をもって廃止された[49]
日本の大判時刻表より小さなA5判だが、第1巻約2200ページ、第2巻約1700ページ、第3巻約1600ページと分厚く、第1巻だけでも日本の大判時刻表を超える1kg強の重量となる。もっとも、他国の時刻表と比べて文字が大きいため、1ページあたりの情報量はさほど多い訳ではない。日本国内ではサイクルツアー等で販売している。
ヨーロッパ各国の例に漏れずページ番号ではなく時刻表番号で検索する方式をとっており、巻頭にある索引(スイス国鉄には路線名がないため、私鉄を含め路線名単位の索引は無く駅名索引形式)も時刻表番号に対応した形で記載されている。ほかに、第1巻の表紙裏には鉄道と湖ごとの船舶の索引地図が掲載されており、バス路線の索引地図も別葉で添付されている。
スイスは多言語国家であるため下記5言語(スイスの4公用語+英語)で記載されており、時刻表の使い方などの説明文も5カ国語で記載されているが表中の注釈はその地域で主に使用されている言語1カ国語のみで記載される(ジュネーブ、ローザンヌ周辺などはフランス語、ベルン、チューリッヒ周辺などはドイツ語、など)。本時刻表のタイトルはそれぞれ下記の通りである。
ドイツ語:Schweiz Offizielles Kursbuch
フランス語:Suisse Indicateur official
イタリア語:Svizzera Orario ufficiale
ロマンシュ語:Svizra Urari uffizial
英語:Switzerland Official Timetable
『Schweizerferien 2014 mit Dampf unt Nostalgie』(2014年版の題名例)
スイス、価格14スイスフランまたは11ユーロ(併記)
スイス国内約80か所及びその近隣(フランス、ドイツ及びオーストリア)約15か所の保存鉄道、動態保存運転や乗り物関係博物館の運転または開館日時を掲載(104ページ)。掲載地域にかかわらず全文ドイツ語で記載。ドイツの『Kursbuch der deutschen Museums-Eisenbahnen』と異なり、湖船や自動車・バスといった鉄道以外の保存施設なども掲載。毎年4月頃発売。
『Spoorboekje』『Mini-spoorboekje』
オランダ、価格8.5ユーロ(Spoorboekje)及び3.5ユーロ(Mini-Spoorboekje)
オランダでは、オランダ鉄道が時刻表『Spoorboekje』を発行し、駅窓口で販売していたが(2008年版の場合、A5変形判(横幅がA5より約7mm短い)、約1000ページ。価格5.5ユーロ)、2010年版限り廃刊となった。
その後、しばらく冊子の時刻表が販売されない事態となったが、2013年になって旅行者団体Rover (オランダの団体)オランダ語版と鉄道情報サイトTreinreiziger.nlが共同で『Mini-spoorboekje』2013年版を刊行し、2013年12月には『Mini-spoorboekje』2014年版、2014年1月には『Spoorboekje』2014年版を刊行した。
『Spoorboekje』はA5判541ページでオランダ鉄道全路線と国際列車を掲載、『Mini-spoorboekje』はA5判140ページで主要路線のインターシティ以上と国際列車のタリス及びICEを掲載している。

休廃刊[編集]

『Kursbuch Gesamtausgabe』
ドイツ、価格19ユーロ(2008年廃刊時)
詳細についてはドイツ鉄道#時刻表を参照のこと。:2008年12月発行をもって冊子型の時刻表は廃刊となり、以後はCD-ROMまたはウェブサイトによる電子版(欄外には時刻表番号ごとの時刻表が検索できるURLとしてhttp://www.bahn.de/kushbuchが示されている)となっている。
『OAG Rail Guide』
イギリス、イギリス価格16英ポンド、日本価格2625円(税込み)。
1853年創刊の『ABC Alphabetical Railway Guide』を起源とする。月刊。2004年4月から『OAG英国鉄道時刻表』として日本語版(価格2500円(税込み))が季刊で発売されたが2005年春号で廃刊となり[50]、イギリスの原著も2007年10月発売分をもって廃刊となった。
掲載範囲はロンドン近郊は全駅・全列車掲載、それ以外のグレートブリテン島内(スコットランド・ウェールズを含む)は一部都市近郊の列車を除き掲載されたが、地域によっては主要駅のみ掲載だった。
イギリスの旅客列車は複数の列車運行会社(TOCs)にて運行されており、路線によっては複数の運行会社によって運行される区間もあるため、そのような系統には表中に「運行会社(Train Operator)」欄が存在した。
アイルランドについてはイギリス領内の北アイルランドを含め掲載されていなかった。各表の左上にはヨーロッパの時刻表では一般的な時刻表番号が振られており、索引地図ではその番号をもとに検索する方式を取った。

世界のバス時刻表[編集]

『Russel's Official Natinal Motor Coach Guide』
アメリカ合衆国、価格25ドル(通信販売での米国内向け送料込み価格)/10ドル(自社サイトでの電子版価格)
グレイハウンドなどのアメリカ合衆国及びカナダの都市間バスの月刊時刻表で、Russell's Guide社が発行。巻頭にはThe Official Bus Guideの別称も記載されている。239×215mmの判型の無線綴じ216ページ。1927年創刊。
カナダ部分は日本の時刻表と同様24時間制表示だが、アメリカ合衆国部分は12時間制で、午前は細字(11 00=午前11時)、午後は太字(11 00=午後11時)で示している。2昼夜以上走る路線でも出発から何日目かの表示はなく、時刻を読んで判断する必要がある。バス会社によっては休憩停車(rest stop)をコーヒーカップの印で、食事停車(meal or lunch stop)をナイフとフォークの印(日本の時刻表の食堂車の記号に類似)で示している。
個々の表(Table)の更新した時期を「2-28-12」(2012年2月28日)のように示しているが、20年近く更新されていないものもある。古い表は現状と異なる可能性があるため注意が必要。
年1回、Map Supplementと題する路線図が発行され、定期購読者に無償添付されるほか、それだけ単独購入することも可能。
『Official Canadian Bus Guide』
アメリカ合衆国、価格14ドル(通信販売での米国内向け送料込み価格)/5ドル(自社サイトでの電子版価格)
Russell's Guide社が発行するカナダの都市間バスの隔月刊時刻表で、カナダについてはRussel's Official Natinal Motor Coach Guideでは省略されている路線も掲載されているほか、カナダに隣接するアメリカ合衆国北部も掲載されている。239×215mmの判型の無線綴じ。
年1回、Map Supplementと題する路線図が発行され、年間購読者に無償添付されるほか、それだけ単独購入することも可能。

その他の時刻表[編集]

かつて公共交通機関の時刻表のほか、高速道路及び一般国道の標準的な所要時間が冊子体の時刻表の形式に倣って書かれている『道路時刻表』も年1回発行されていた。

なお、祭りの山車に時刻表が作成されることがある(例として博多祇園山笠亀崎潮干祭)。

脚注[編集]

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  1. ^ 現代の日本語においては、「運転時刻をまとめた表」と「その表を多数掲載した冊子」の両方を「時刻表」と呼んでいるが、表と冊子に別の語をあてる言語もある。そのような言語について、本記事に付してある他言語版へのリンク(ウィキデータ)は「運転時刻をまとめた表」を示す語を指している。「その表を多数掲載した冊子」を示す語との対照は次のとおり。
    表を示す語と冊子を示す語との対照
    言語 運転時刻をまとめた表 その表を多数掲載した冊子
    ドイツ語 Fahrplan Kursbuch
    オランダ語 Dienstregeling Spoorboekje(鉄道の場合)
    Busboekje(バスの場合)

    なお、本文#日本における変遷のとおり、日本においても冊子を「旅行案内」と呼ぶのが一般的な時代もあった。

  2. ^ 『「利用者サービスと著作権」(要約)』(山梨県立図書館)
  3. ^ 『文化審議会著作権分科会国際小委員会(第1回)議事要旨』(文部科学省)
  4. ^ 当時国鉄の運賃改定は国民生活に多大な影響を与えるため国会の可決を必要とした
  5. ^ 夜行列車が多数運転されていた頃には、改正前日から改正日にかけて運行される列車の臨時ダイヤについてもあわせて掲載していた(時刻・停車駅・車両編成・運行区間が異なる場合があったため)。
  6. ^ イカロス出版『鉄道時間』vol. 008 2009年4月
  7. ^ 1943年11月号をもって毎月の発行は休止。終戦後に再び月刊となったのは1948年12月号から。
  8. ^ 日経プレスリリース JTBパブリッシング、『JTB時刻表』通巻999号〔2009年4月号〕を発売
  9. ^ タモリ倶楽部』2009年5月8日(関東エリア)放送分「JTB時刻表84年の歩み」
  10. ^ JTB時刻表1000号発売 1925年創刊 - 中日新聞・2009年4月20日
  11. ^ 松ケン&瑛太が時刻表表紙に登場 - 日刊スポーツ・2012年3月18日
  12. ^ 「編集長にQ&A」、『旅と鉄道』2013年4月増刊号、p.57
  13. ^ JR常備版のみが『JR時刻表』だった
  14. ^ A4判時代には「(冊子型では)世界一大きな時刻表」のコピーも使用されたことがあった。
  15. ^ 印刷部数公表 - 日本雑誌協会
  16. ^ 宇都宮線・高崎線の上野 - 小金井・籠原間、外房線・内房線の千葉 - 上総一ノ宮・君津間、東北本線の岩沼 - 仙台間、白新線の新潟 - 豊栄間、仙石線のあおば通 - 東塩釜間。
  17. ^ 前述の『小型全国時刻表』ではJRに直通する列車のみを掲載している路線が多い。
  18. ^ 掲載順:(主要路線のみ)JR東海道→JR横須賀・総武快速→京急→相鉄→東急→小田急→JR中央→京王→西武→東武東上→JR埼京→JR高崎→JR宇都宮→東武本線→JR常磐→JR総武(千葉以東)→JR京葉→京成→JR山手・京浜東北・中央総武→東京地下鉄→都営地下鉄半蔵門線東急田園都市線と、千代田線常磐緩行線と、都営浅草線京成押上線と同一の表にあるためそれらの各社と同じ箇所に掲載。これは現行の体制でも同様)という順
  19. ^ 『時刻表 琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・湖西線 平成25年3月16日(土)新ダイヤ』版を参照。この改正の際より、草津線が追加された。なお、草津線は、過去には『時刻表 大和路線・奈良線』版に掲載されていたが、おおさか東線開業時の『平成20年3月15日改正版』で、交通新聞社発行の『携帯全国時刻表』に改訂が加えられ、草津線がそれまでとは別の頁へ移されたことにより、掲載がなされなくなっていた。また、京阪神から鳥取・倉吉方面行の特急列車のみの掲載ページが時刻表末尾(環状線の次の頁)にある。
  20. ^ 『時刻表 大和路線・奈良線 平成25年3月16日(土)新ダイヤ』版を参照。この改正より、和歌山線の一部と関西線の区間が追加された。
  21. ^ 2013年7月1日にジェイアールサービスネット米子と山陰ステーション開発が合併。
  22. ^ JTB北海道公式ページ
  23. ^ 時刻表百年史P.157 新潮文庫 ISBN 4-10-143502-2 1986年
  24. ^ 時刻表1000号物語P.143-146 JTBキャンブックス ISBN 978-4-533-07525-4 2009年
  25. ^ 会津田島以北に直通する列車については会津若松の発着時刻もあわせて掲載。
  26. ^ 特に大宮池袋についてはそれぞれ自社線(東武野田線東武東上本線)も発着するため、それとの区分けもある。なお、西日本旅客鉄道(JR西日本)の一部に「JR」を冠した上で正式な駅名としているケース(JR難波駅など)がある。
  27. ^ 土日祝のページには南町田の時刻も掲載。
  28. ^ 東京メトロ日比谷線に東急東横線が乗り入れていた時期も同様であった。
  29. ^ このとき、久喜・南栗橋以南のダイヤは、両駅以北に接続、または直通するもののみ記載される。
  30. ^ HOTほっとTOKYU 2012年4月号より
  31. ^ ポケット時刻表広告の広告代理店 協和企画、破産
  32. ^ 名古屋市交通局行政評価報告書(平成19年度実施事務事業)
  33. ^ "European Rail Timetable", May, 2014: p.3
  34. ^ 鹿野博規(地球の歩き方編集部) (2013年8月19日). “「トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表・日本語解説版」休刊のお知らせ”. 2013年8月27日閲覧。
  35. ^ 鹿野博規 (2012年8月6日). “【電子書籍】トーマスクック・ヨーロッパ鉄道時刻表電子版 販売中!”. 2013年8月8日閲覧。
  36. ^ 「ヨーロッパ鉄道時刻表 日本語解説版」新創刊のお知らせ”. 2014年3月17日閲覧。
  37. ^ 創刊号は2013年に復刻された。Cook's Continental Time Tables, March 1873”. Thomas Cook Publishing. 2013年7月22日閲覧。
  38. ^ Simon Calder (2013年7月1日). “Thomas Cook's European Rail timetable reaches end of the line”. The Independent. http://www.independent.co.uk/travel/news-and-advice/thomas-cooks-european-rail-timetable-reaches-end-of-the-line-8682078.html 2013年7月22日閲覧。 
  39. ^ Press release from Thomas Cook: European Rail Timetable and guidebooks”. Europe by Rail (2013年7月1日). 2013年8月8日閲覧。
  40. ^ The end of Thomas Cook Timetables (PDF)”. FAHRPLANCENTER. 2013年8月8日閲覧。
  41. ^ 記念号では通常版もカラーになったことがある。たとえば2011年6月号は通巻1500号記念として、2013年3月号は創刊140周年記念として、いずれもカラー写真が使われた。
  42. ^ "Thomas Cook European Rail Timetable", August, 2013: p.5
  43. ^ "Thomas Cook European Timetable", January 2000、"Thomas Cook World Timetable Volume 2", January/February 2000。なお、『Thomas Cook World Timetable Volume 2』の冠は1999年5/6月号から付され、 "Overseas Timetable" の題名に戻った2000年3/4月号から2005年11/12月号までも、『Thomas Cook World Timetables』の冠が付されていた。
  44. ^ "Thomas Cook Overseas Timetable", July/August 2010: p. 3
  45. ^ 地球の歩き方旅マニュアル409『トーマス・クック 世界鉄道の旅時刻表』1992年10月10日発行 ISBN 4-478-03388-9
  46. ^ 2013年12月改正後も、同改正前のpdf版がダウンロード可能である。EURAIL TIMETABLE 2013 (PDF)”. 2014年4月5日閲覧。
  47. ^ たとえば、シャモニー=モン=ブランフランス)やティラーノイタリア)へはいずれもスイスからの路線しか掲載されておらず、自国内となるフランスやイタリアからの路線は省略されていた。
  48. ^ en:George Bradshaw#Bradshaw's and other printed timetables today(2011年12月16日閲覧)
  49. ^ スイス国鉄. “International timetables - Withdrawal of international pocket timetables” (英語). スイス国鉄Webサイト. 2012年1月16日閲覧。
  50. ^ NDL-OPAC書誌情報”. 国立国会図書館. 2014年4月5日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]