武蔵野市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

武蔵野市
むさしのし
日章旗 日本
地方 関東地方
都道府県 東京都 
団体コード 13203-9
面積 10.73km²
総人口 138,621
推計人口、2008年4月1日)
人口密度 12,920人/km²
隣接自治体 東-東京都杉並区
南-三鷹市
西-小金井市
北-西東京市
練馬区
市の木 コブシ
ケヤキ
ハナミズキ
市の花 ハギ
ムラサキ
ムラサキハナナ
ツツジ
ジンチョウゲ
スイセン
フヨウ
アサガオ
キク
他のシンボル
武蔵野市役所
市長 邑上守正
所在地 〒180-8777 東京都
武蔵野市緑町二丁目2番28号
武蔵野市
電話番号 0422-51-5131
外部リンク 武蔵野市
東京都武蔵野市の位置

武蔵野市位置図(東京都)

:区 / :市 / :町・村
Template (ノート 解説) 日本の市町村pj

武蔵野市むさしのし)は、東京都多摩地区にある


目次

[編集] 地理

武蔵野市域のランドサット
武蔵野市域のランドサット

東京都(島嶼を除く)のほぼ中央にある。

市内の「交通空白地域」をコミュニティバスムーバス」が走る。 三鷹市、小金井市、西東京市と4市で、文化・芸術・スポーツの施設や保養施設など、公共施設の共同利用を行っている。

戦前、中島飛行機 武蔵製作所(エンジン工場)が出来、この地域は大きく発展した。 しかし、米軍の東京空襲の戦略爆撃に合い、工場機能は壊滅。現在もビル工事などで地中深く掘削すると不発弾が発見されることがある。 現在の市役所の位置には武蔵製作所の本館があった。また、市役所前の競技場及び50mプールはリニューアルされるまで中島飛行機当時の施設を直して使っていた。 現在でも市内の下水道管の一部に中島飛行機時代に整備された施設を使用している箇所がある。 戦後、武蔵製作所東部分の跡地に武蔵野グリーンパーク野球場が竣工したが一年で閉鎖。その後武蔵製作所西部分の跡地がしばらく在日米軍に接収されており、グリーンパークと呼ばれていた。現在でも緑町周辺をグリーンパークと呼ぶ。武蔵野東学園のあたりに在日米軍用消防署があり、現市役所の場所には米軍子弟用のアメリカンスクールが存在した。 旧市役所は現在の市民文化会館、中央図書館の場所に点在してあった。

[編集] 市の形

市域の形は時代劇の「ちょんまげのかつら」に似ている。桜堤地区がまげに相当する。額の部分をJR中央線が鉢巻の様に走っている。

[編集] 人口密度

都内の市区町村の中では1位、東京23区を1つの市として扱うと全国で3位となる。

  • 人口密度の順位
  1. 蕨市 - 13,737人/km²
  2. 23区 - 13,703
  3. 武蔵野市 - 12,916
  • データは2006年5月1日時点のもの。推計人口に基づく。
  • 人口密度の項にも順位が掲載されている。数値は異なるが(年次不明)、順位は同じである。

[編集] 歴史

[編集] 年表

[編集] 前史

  • 1868年 - 吉祥寺西窪関前の4カ村が武蔵県に編入される。
  • 1869年 - 4カ村が品川県の管下に置かれる。
  • 1871年 - 吉祥寺村と西窪村は東京府に、関前村と境村は入間県に編入。
  • 1872年 - 4カ村が神奈川県に編入される。
  • 1889年 - 4カ村と井口新田飛地が一体となり武蔵野村が成立する。甲武鉄道開業。神奈川県北多摩郡武蔵野村。
  • 1893年 - 東京府の管下に入る。東京府北多摩郡武蔵野村。
  • 1928年 - 町制施行。東京府北多摩郡武蔵野町。
  • 1947年11月3日 - 市制施行。東京都武蔵野市。

[編集] 武蔵野市小史

  • 1947年 - 11月3日、武蔵野市市制施行。人口約6万3000人。荒井源吉武蔵野町長が初代市長に就任。初の市議会開会。
航空写真に見る武蔵野市。上方に見えるのが武蔵野競技場と東京グリーンパーク球場(1956年撮影)
航空写真に見る武蔵野市。上方に見えるのが武蔵野競技場と東京グリーンパーク球場(1956年撮影)
  • 1948年 - 2月学校給食開始。4月、ごみの収集開始。6月、市報創刊号発行。
  • 1949年 - 市営運動場を開設。
  • 1950年 - 10月し尿のくみ取り開始。
  • 1951年 - 東京グリーンパーク球場が完成。
  • 1952年 - 水道・下水道事業着工。武蔵野市教育委員会発足。
  • 1953年 - 6月、市営プール開設。
  • 1954年 - 都市計画道路中央通り完成。第一浄水場完成、給水開始。
  • 1955年 - 特殊学級開設(一小、二小、大野田小)。
       ふじみ病棟(伝染病棟:武蔵野赤十字病院内)完成。
       三鷹市との合併案審議の市議会が開催され、市議会は可決したが、三鷹市議会が否決して合併は実現しなかった[1]
  • 1956年 - 吉祥寺ポンプ場完成(下水)。東京グリーンパーク球場が解体。
  • 1957年 - 4月、人口10万人を突破。
  • 1958年 - 1月、緑町公団住宅完成。9月、台風22号(狩野川台風)による水害(浸水730戸)。
  • 1959年 - 第二浄水場完成、給水開始。桜堤公団住宅が完成。
  • 1960年 - 成蹊通り完成。
  • 1961年 - 武蔵境駅南口開設。国民年金制度施行。
  • 1962年 - 都市計画道路中町新道完成。全市域の町名整理施行。「むさしの市民の歌」制定。
  • 1963年 - 5月後藤喜八郎市長就任。
       6月、学童保育開始。7月、市立図書館開館(鉄筋化)。
  • 1964年 - 1月、武蔵野公会堂完成。
       10月、東京オリンピック聖火が武蔵野市に1泊。
  • 1965年 - スポーツ少年団結成。
  • 1966年 - 6月、市営幼児プールが完成。7月、福祉会館完成。
  • 1967年 - 全国初の児童扶養手当制度開始。学校給食共同調理場(現・桜堤共同調理場)事業開始。富士高原学園が完成。
  • 1968年 - 市営西久保住宅が完成。武蔵野市開発公社が設立。10月、武蔵野市民会館開館。
世界連邦平和像(北村西望作)
世界連邦平和像(北村西望作)
  • 1969年 - 4月、荻窪-三鷹駅間高架完成。
       11月、三鷹駅北口に世界連邦平和像(北村西望作)建立。
       12月、吉祥寺駅北口に吉祥寺ステーションセンター「LONLON」オープン。
  • 1970年 - 「公害排除都市」宣言。
  • 1971年 - 吉祥寺大通りが開通。
       9月、武蔵野市基本構想・長期計画(昭和46~55年度)を策定。
       10月、宅地開発等に関する指導要綱制定(マンション規制)。
       11月、吉祥寺FFビルB棟(伊勢丹吉祥寺店)オープン(翌年A棟がオープン)。
  • 1972年 - 富山県利賀村と姉妹都市盟約(現南砺市と友好都市)。市営関前住宅完成。
       7~8月、第1回むさしのジャンボリー実施(静岡県立朝霧野外活動センターキャンプ場)。
  • 1973年 - 1月、米軍施設グリーンパークが日本に返還される。
       4月、「武蔵野市民緑の憲章」制定。
       5月、障害児学級(べこのこ学級、いぶき学級)開設。
  • 1974年 - 武蔵野市土地開発公社が設立。
  • 1975年 - 2月、グリーンパーク跡地を公園にする都市計画決定。
  • 1976年 - 7月、市立コミュニティセンター条例が施行される。境南コミセンが開館。
  • 1977年 - 8月、けやき橋通り立体交差完成。
       11月、吉祥寺大通り全線開通。
  • 1978年 - 4月、近鉄裏通りに防犯テレビカメラが設置される。
  • 1979年 - 3月、全市立小中学校校舎の鉄筋化完成。
       4月、武蔵境駅南口駅前広場が完成。
       5月、藤元政信市長就任。
  • 1980年 - 武蔵野市役所新庁舎が完成。
  • 1981年 - 第二期基本構想・長期計画(昭和56~67年度)を策定。
  • 1982年 - 「非核都市」宣言。西部図書館開館。武蔵野市少年自然の村(現武蔵野市自然の村)開設(長野県川上村)。
  • 1983年 - 武蔵野市文化事業団発足。
       5月、土屋正忠市長就任。
  • 1984年 - 武蔵野芸能劇場、市民文化会館が開館。
       クリーンセンターが稼動。
  • 1986年 - 8月、玉川上水清流が復活する。
  • 1987年 - 3月、吉祥寺駅北口駅前広場が完成。
       保健センター、吉祥寺図書館が開館。
  • 1988年 - 9月、第1回国際オルガンコンクール開催。
  • 1989年 - 6月、都立武蔵野中央公園が開園。
       8月20日、武蔵野開村百年記念花火大会が開催される。
       11月、武蔵野市総合体育館、武蔵野温水プールが完成。落成式典。
  • 1990年 - 吉祥寺・武蔵境市政センター設置。
       10月10日第1回武蔵野市民大運動会開催。
       10月、違法駐車の防止に関する条例を制定。
  • 1991年 - 中央市政センターを設置する。武蔵境駅南北自由通路が完成。
  • 1992年 - 乳幼児施設「0123吉祥寺」を開設。
  • 1993年 - 第三期基本構想・長期計画(平成5~16年度)を策定。
       4月、第1回武蔵野桜まつり開催(武蔵野市民公園)。
  • 1994年 - 特別養護老人ホーム「吉祥寺ナーシングホーム」開設 
  • 1995年 - 3月28日むさしの-FM(Frying egg)(78.2MHz)開局。
       4月、新・中央図書館が開館。
       11月、コミュニティバス「ムーバス」吉祥寺東循環が運行開始。
  • 1996年 - 7月、武蔵野三鷹ケーブルテレビ(Parkcity)開局。
       9月、武蔵境駅北口再開発ビル「スイング」オープン。
  • 1997年 - 『むさしのリメイク - 武蔵野市緑の基本計画』策定。
  • 1999年 - 三鷹-立川駅間連続鉄道立体交差事業着工。テンミリオンハウス事業を開始。
  • 2000年 - 市役所がISO14001認証を取得。
       10月、レモンキャブ運行開始。
新商工会館(2007年2月撮影)
新商工会館(2007年2月撮影)
  • 2001年 - 仙川緑地に清流復活。
       「0123はらっぱ」、新商工会館、姉妹友好都市アンテナショップ「麦わら帽子」オープン。
  • 2002年 - 吉祥寺美術館オープン。
  • 2003年 - 武蔵野三鷹地区保健衛生組合(武三保)が解散。
       4月、古瀬公園内に「松露庵」オープン。
  • 2004年 - 吉祥寺駅周辺を路上禁煙地区に指定。家庭ごみの有料化・戸別収集が開始される。
       第四期基本構想・長期計画(平成17~26年度)を策定。
  • 2005年 - 吉祥寺シアターオープン。三鷹駅北口、武蔵境駅周辺を路上禁煙地区に指定。
       10月、邑上守正市長就任。
  • 2007年 - 市役所西棟増築完成、防災安全センターが開設。
       7月、三鷹-国分寺駅間下り線高架化が完了。
       11月3日、市制施行60周年記念式典が執り行われる。

[編集] 歴代市長

  1. 荒井源吉(1947.11~1963.04)- 4期16年
  2. 後藤喜八郎(1963.05~1979.04)- 4期
  3. 藤元政信(1979.05~1983.04)- 1期
  4. 土屋正忠(1983.05~2005.08)- 5期22年
  5. 邑上守正(2005.10~)

[編集] 人口

武蔵野市と全国の年齢別人口分布図(比較) 武蔵野市の年齢・男女別人口分布図
紫色は武蔵野市
緑色は日本全国
青色は男性
赤色は女性
総務省統計局 / 国勢調査2005年

[編集] 市政

以前、東京23区は23人の区長全員の賛成がないと新しいことが出来なかった。 そのため三鷹市と並んで各種新制度/新行政サービスのパイロット導入を行ない、その結果を見て23区で各種新制度/新行政サービスが導入されるということがしばしばあった。そのような経緯もあり、東京の中でも先進的な取り組みをしている。

[編集] 市長

[編集] 市議会

会派 議席数
自由民主クラブ 7
民主党無所属クラブ 6
市議会 市民クラブ 4
公明党 3
日本共産党武蔵野市議団 2
市民の党 2
各派に属さない議員 2

[編集] 広域行政

  • 西東京、三鷹、小金井、および本市の4市で、公共施設の共同利用を行っている。
  • 東京都六市競艇事業組合 - 八王子、昭島、調布、町田、小金井、および本市の6市で江戸川競艇を開催している。
  • 東京都十一市競輪事業組合 - 八王子、青梅、昭島、調布、町田、小金井、小平、日野、東村山、国分寺、および本市の11市で京王閣競輪を開催している。

[編集] 国政・都政

[編集] 国政

衆議院小選挙区選挙では東京都第18区(武蔵野・府中・小金井)に属する。 近年選出の議員は以下のとおり。

[編集] 都政

本市で一つの選挙区をなす。定数は1人。近年選出の議員は以下のとおり。

  • 2005年7月

[編集] 公共機関

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

[編集] 警察

[編集] 防災

  • 武蔵野消防署(吉祥寺北町4-6-1)特別救助隊・救急隊1
    • 境出張所(境1-8-8)救急隊無
    • 吉祥寺出張所(吉祥寺東町1-1-21)特別消火中隊・救急隊1

[編集] 医療

市内の医療機関の多くは武蔵野市医師会に所属している。

救急指定病院
  • 武蔵野赤十字病院
  • 松井外科病院
  • 森本病院
  • 吉方病院
  • 吉祥寺南病院
  • 武蔵野陽和会病院(旧・西窪病院)
医師会関連施設
  • 武蔵野市医師会館
  • 臨床検査センター
  • 武蔵野健康開事業団

[編集] 上水道

市営水道を持つ。市内の井戸水と利根川水系から水資源機構が管理する武蔵水路を経由して供給される河川水を利用している。

給水は市町村の事業であるが、多摩地区では多くの自治体が東京都水道局に委託している。独自で行っているのは、本市と昭島市羽村市奥多摩町檜原村の5市町村だけである。

市内にある境浄水場は東京都水道局のもので、本市の給水には直接は関与しない。

[編集] ゴミ処理

武蔵野市役所と野球場の間に、武蔵野市クリーンセンターがある。

2004年10月からゴミ出しは指定袋で行われるようになった。

[編集] 文化施設

武蔵野総合体育館と陸上競技場
武蔵野総合体育館と陸上競技場
武蔵野公会堂
武蔵野公会堂

[編集] 公園

[編集] 図書館

  • 中央図書館
  • 吉祥寺図書館
  • 西部図書館

[編集] スポーツ施設

[編集] その他

  • 武蔵野市民文化会館(ARTE-アルテ)
  • 武蔵野公会堂(パープルホール)
  • 武蔵野芸能劇場
  • 武蔵野スイングホール
  • 吉祥寺シアター
  • 吉祥寺美術館
  • 松露庵
  • 武蔵野市民会館

[編集] 経済

[編集] 産業

第三次産業が中心の都市である。

[編集] 主な事業所

[編集] 教育

市教育委員会では、みなみらんぼうが2期にわたって委員を務めている。

[編集] 小学校

[編集] 中学校

第四中学校
第四中学校

[編集] 高等学校

武蔵野北高等学校
武蔵野北高等学校

法政大学第一中学校・高等学校は2007年度をもって共学制に移行、同時に三鷹市に移転。

[編集] 短期大学

[編集] 大学

武蔵野地域学長懇談会 - 市と五つの大学(亜細亜大学、成蹊大学、東京女子大学、日本獣医生命科学大学、武蔵野大学)の連携で生涯学習事業、「武蔵野地域自由大学」「武蔵野市寄付講座」を開学・開設している。

[編集] 交通

[編集] 鉄道

  • 三鷹駅は、三鷹市との境界にある。

[編集] 道路

[編集] バス路線

[編集] 観光

武蔵野桜まつり(写真は2007年)
武蔵野桜まつり
(写真は2007年)
武蔵野市民大運動会(写真は2007年)
武蔵野市民大運動会(写真は2007年)
むさしの青空市(写真は2007年)
むさしの青空市(写真は2007年)
この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

[編集] 年中行事

4月
  • 武蔵野桜まつり(第1日曜日、市民公園)
6月
  • 武蔵境舞祭(武蔵境駅前)
7月
  • 市民皆泳デー(7月中の日曜日に1回、武蔵野市営プール)
9月
  • 吉祥寺秋祭り(第2土・日曜日、吉祥寺駅前)
  • スポーツフェスティバル(9月最終日曜日、武蔵野陸上競技場
10月
  • 武蔵野市民大運動会(体育の日、武蔵野陸上競技場、雨天の場合中止)
11月
  • むさしの青空市(第2日曜日、市民公園)

[編集] 姉妹・友好都市

[編集] 日本国内

  • 公的な盟約があるものが「姉妹都市」、ないものが「友好都市」であり現在は友好都市のみ。
  • 市内には各自治体の特産物を販売するアンテナショップがある。武蔵野桜まつりでは、各自治体のコーナーが設けられる。「交流ツアー」も催されている。

[編集] 日本国外

  • 「武蔵野市国際交流協会」があり、派遣団の運営などを行っている。

[編集] 地域放送

[編集] スポーツチーム

[編集] 武蔵野市出身の著名人

[編集] 政治

[編集] 文化

[編集] 芸能

[編集] スポーツ

[編集] アナウンサー

[編集] ゆかりの人物

[編集] 居住者・元居住者など

[編集] ゆかりの作品

[編集] 漫画・アニメ

  • GTO - 吉祥寺における武蔵野学園という架空の学校が舞台となっている。東京都立武蔵高等学校が校舎のモデル。
  • ろくでなしブルース - 吉祥寺の帝拳高校という架空の学校が舞台となっている(建物のモデルは都立神代高等学校とされる)。
  • ROOKIES -二子玉川学園高校の野球場は成蹊高校・大学のグラウンドがモデル。
  • 綿の国星 - 吉祥寺に似た「ちきじょうじ」とい