南房総市

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みなみぼうそうし
南房総市
Nojimasakitodai0.jpg
Flag of Minamiboso Chiba.JPG
南房総市旗
Symbol of Minamiboso Chiba.svg
南房総市章
2006年3月20日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 千葉県
団体コード 12234-3
面積 230.22km²
総人口 39,610
推計人口、2014年11月1日)
人口密度 172人/km²
隣接自治体 館山市鴨川市安房郡鋸南町
南房総市役所
所在地 299-2492
千葉県南房総市富浦町青木28
北緯35度2分35.4秒東経139度50分24秒
南房総市役所
外部リンク 南房総市

南房総市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

特記事項 市キャッチフレーズ:
ひと・ゆめ・みらい
地域で創る魅力の郷 南房総
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南房総市(みなみぼうそうし)は、千葉県南部に位置する安房地方の西部に位置する。館山市への通勤率は21.0%(平成22年国勢調査)。

地理[編集]

本市は房総半島の最南端に位置し、房総丘陵を抱え三方を海に囲まれた温暖な地域である。東京から100km圏内である。

行政区域は館山市を取り囲む形となっており、同市を挟んで内房側を富山・富浦地区、外房側を白浜・千倉・丸山・和田地区、館山市の北に隣接する内陸の地区を三芳地区と呼称する。三芳地区は内房側、外房側の各地区と道路で結ばれており、また内房側の各地区と外房側の各地区も、山中を通過する道路でつながってはいるが、鉄道や幹線道路を利用して最短距離で移動するためには館山市を通過しなければならない。後述するように館山市を含めた合併が破談となり、周辺町村のみで合併したため、このような変則的な行政区域となったが、館山市とは同一生活圏にある。

市役所は当面、旧富浦町役場を使用するが、富浦地区が南房総市の地理的・経済的な中心地というわけではない。人口が最も多いのは千倉地区だが、合併前まで警察署が置かれるなど(千倉署が旧千倉町、旧白浜町、旧丸山町、旧和田町を管轄→合併後は南房総市全域が館山署の管轄)、外房側地区の中心地ではあるものの、内房側の各地区や三芳地区から見た場合、千倉地区は中心地とはいえない。よって南房総市は、特に商業、医療などの面では館山市への依存状態にあるといえる。ただし和田地区は鴨川市との結びつきも強い。

千葉県の最南端である旧白浜町は太平洋に面しており、伊豆諸島や、冬の冷え込んだ時などには伊豆半島も遠望できる。

隣接している自治体[編集]

人口[編集]

Demography12234.svg
南房総市と全国の年齢別人口分布(2005年) 南房総市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 南房総市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
南房総市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 58,801人
1975年 57,323人
1980年 55,652人
1985年 53,748人
1990年 51,228人
1995年 48,945人
2000年 47,154人
2005年 44,763人
2010年 42,113人
総務省統計局 国勢調査より

全域が過疎地域に指定されている。

沿革[編集]

歴史[編集]

本地域が位置する安房地域は718年養老2年)に上総国から分かれ、明治初期まで安房国と呼ばれていた。かつては多数の荘園があり、これらは中世末まで統治者の交代を繰り返した。

戦国時代に入り、15世紀中頃に里見氏が安房統一を果たし、戦国末期に館山城を築城し、安房国統治の拠点とした。江戸時代初期、里見氏は江戸幕府により1614年(慶長19年)に改易され、以降この地は旗本領、天領、小大名の領地として分割統治された。

近代に入り、1878年(明治11年)の郡区町編制法施行により郡制を施行、1897年(明治30年)には「交通の便が相互にあり且つ民族風俗に大差がない」という理由から、安房郡、平郡、朝夷郡、長狭郡の4郡を合併して、現在の安房郡の前身となる「安房郡」が形成された。

2006年(平成18年)3月20日 安房郡富浦町富山町三芳村白浜町千倉町丸山町和田町が合併し、南房総市が発足。

合併の経緯[編集]

2000年12月に千葉県が発表した「合併推進要綱」では、安房地域の合併パターンは「(1)館山市鴨川市・富浦町・富山町・鋸南町・三芳村・白浜町・千倉町・丸山町・和田町・天津小湊町」「(2)館山市・富浦町・富山町・鋸南町・三芳村・白浜町・千倉町・丸山町・和田町」「(3)鴨川市・和田町・天津小湊町」の3通りが示された。

これを受け、鴨川市、鋸南町、天津小湊町を含む安房郡市2市8町1村でまず合併の検討が始まり、2002年9月に任意合併協議会を設置した。しかし、鴨川市の巨額の債務がネックとなり、2003年1月に任意合併協議会は解散となった。

その後、上記(2)のパターンである1市8町村で合併を検討することとなり、2003年4月に法定合併協議会を設置した。新市名は一般公募に基づいて「南房総市」を提案することとなったが、これに館山市と富浦町が難色を示し、また館山市では同市以外の8町村が合併前に役場や小学校などの新築をしようとする、所謂「駆け込み公共事業」に対する不快感が強まり、館山市は合併協議からの離脱を表明、これを受け2004年4月に合併協議会は解散となった。

館山市を除く8町村は間もなく、8町村のみの合併を検討し始め、和田町を除く7町村による「検討会」を設置した。和田町では鴨川市との合併の是非を問う住民投票が行われることとなったため、検討会に加わらなかったが、2004年7月に行われた住民投票の結果、反対多数となったことを受けて検討会に加入、8月には8町村による法定合併協議会に移行した。

その後、鋸南町では町長が8町村での合併に異議を唱えて合併協議からの離脱を表明し、8町村での合併に前向きな町議会と対立したため辞任した。11月に行われた町長選では、富山町・富浦町・三芳村との合併推進を唱えた現職と、8町村合併を唱えた前町議会議長、館山市・富山町・富浦町・三芳村との合併を唱えた市民オンブズマン出身者による争いとなったが、現職が当選したことにより、鋸南町を含む8町村合併はなくなった。同町長が公約で合併相手に挙げた富山町・富浦町・三芳村はいずれも、鋸南町を除いた7町村合併に賛同したため、鋸南町は単独町制の継続を余儀なくされることとなった。

鋸南町を除く7町村は12月に改めて法定合併協議会を設置し、2005年2月8日に合併協定に調印、7町村議会、千葉県議会での議決を経て、5月13日に総務大臣が官報に告示したことをもって、7町村による南房総市発足が正式に決まった。

この間、白浜町では館山市との合併を求める住民が、同市の法定合併協議会設置を求める住民発議を起こしたが、同市が議会に付議しなかった。

  • 合併に伴う住所表記、電話番号の変更

※郵便番号、電話番号は新市移行後も引き継ぐ。

  • 富山町・三芳村・丸山町の場合、旧町村名から南房総市への表記変更のみ。昭和の大合併以後にできた歴史の浅い自治体名のため残さない。
    • 例「安房郡富山町○○ ××番地 → 南房総市○○ ××番地」
  • 富浦町・白浜町・千倉町・和田町の場合、南房総市+旧町名併記。昭和の大合併以前にできた歴史ある自治体名のため残した。
    • 例「安房郡富浦町○○ ××番地 → 南房総市富浦町○○ ××番地」
  • また、番地表示については「××番地の×」の「の」は表示が必要無くなる。
    • 例「安房郡富浦町○○ ××番地の× → 南房総市富浦町○○ ××番地×」

行政[編集]

市長[編集]

産業[編集]

漁業[編集]

農業[編集]

教育[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

市立

小学校[編集]

市立

  • 富浦小学校
  • 富山小学校
  • 三芳小学校
  • 白浜小学校
  • 千倉小学校
  • 南小学校
  • 丸小学校
  • 南三原小学校
  • 和田小学校

その他[編集]

公共施設[編集]

医療施設[編集]

  • 南房総市国保富山病院
  • 三芳病院

運動施設[編集]

  • 南房総市千倉運動施設
  • 富山スポーツセンター

文化施設[編集]

  • 南房総市立千倉図書館
  • 南房総市立富山民俗資料館

交通[編集]

鉄道[編集]

バス路線[編集]

高速バス[編集]

安房白浜 - 白浜郵便局前 - 潮風王国 - 朝夷商工会 - 千倉駅前 - とみうら枇杷倶楽部 - ハイウェイオアシス富楽里東京駅東京湾アクアライン経由)
とみうら枇杷倶楽部 - ハイウェイオアシス富楽里⇔新宿駅(東京湾アクアライン経由)
白浜野島崎 - 白浜郵便局前 - 潮風王国 - 朝夷商工会 - 千倉駅前 - とみうら枇杷倶楽部 - ハイウェイオアシス富楽里⇔木更津羽鳥野BS千葉駅 - 千葉中央駅 / 千葉みなと駅館山自動車道経由)
◆木更津羽鳥野BSで東京駅・浜松町 / 東雲車庫行、羽田空港行高速バスに乗り換えができる。
館山 - とみうら枇杷倶楽部 - ハイウェイオアシス富楽里 - 君津バスターミナル羽田空港第1ターミナル - 羽田空港第2ターミナル - 横浜駅東口BT(東京湾アクアライン経由)

一般路線バス[編集]

市営バス[編集]

富浦ルートの就役車両(日野・リエッセ)
  • 富浦ルート
《平日》富浦駅 - 丹生・福沢・仲尾沢・青木山 - 富浦駅
《土曜・休日》富浦駅 - 青木山 (- 大房岬) - 富浦駅
◆旧富浦町内を運行している。平日の一部便と土曜・休日の全便は電話予約によるデマンド運行である。
  • 富山ルート【トミー】
荒川・山田・大井橋 - 国保病院前 - 合戸 - 岩井駅 - 小浦 (- 南無谷(なむや)) - 岩井駅 - 二部 - 国保病院前 - 荒川・山田
◆旧富山町内を循環運行している。また、南無谷では館山日東バス・市内線と連絡するが、一部の便・区間と合わせて、電話予約によるデマンド運行である。
  • 混乗バス丸山ルート
千歳駅 - 古川 - 丸山支所前 - 市場 - 川谷 - 大井細田
  • 混乗バス北三原ルート(館山日東バスに運行委託)
南三原駅 - 福祉センター前 - 唐ヶ作 - 小向ダム - 上三原

乗合タクシー(運行終了)[編集]

  • 三芳線
国保病院 - 平久里 - 滝田 - 大学口 - 山名 - 御庄 - 府中 - 谷向 - 道の駅鄙の里 - 安房地域医療センター - 九重地区
  • 丸山線
大井(酪農のさと) - 川谷 - 石堂 - 前田 - 岩糸 - JR南三原駅 - 安馬谷 - 加茂 - スーパーおどや丸山店 - 沓見 - 三芳地区 - 道の駅鄙の里
  • 富山国保病院 - 南三原駅線
国保病院 - 不寝見川 - 道の駅鄙の里 - 御庄 - 丸山地域センター - 古川 - 南三原駅
2013年(平成25年)4月より実証運行を開始。利用の際には事前の電話予約が必要(富山国保病院 - 南三原駅線を除く)。地区ごとに乗降場所が細かく設定されており、道の駅鄙の里では両線との乗り継ぎもできる。しかし、利用客の伸び悩みなどにより、2014年(平成26年)4月に平日のみの運行に縮小。同年7月いっぱいで全線での運行を終了した。

道路[編集]

有料道路[編集]

一般国道[編集]

主要地方道[編集]

道の駅[編集]

市内に8か所あり、一つの自治体の道の駅数は岐阜県高山市と同じく1位。密度は1位。

名所・旧跡・観光スポット[編集]

野島崎
白間津のお花畑

祭事・催事[編集]

  • 白間津のオオマチ行事(国の重要無形民俗文化財、1992年3月11日指定)
  • 加茂の三番叟(千葉県指定無形民俗文化財、1962年5月1日指定)
  • 増間の御神的神事(千葉県指定無形民俗文化財、1963年5月4日指定)
  • 加茂の花踊り(千葉県指定無形民俗文化財、1963年5月4日指定)
  • 千倉の三番叟(千葉県指定無形民俗文化財、1970年1月30日指定)
  • 安房やわたんまち(千葉県指定無形民俗文化財、2004年3月30日指定)
  • 和田浦の鯨解体(毎年6下旬から8月下旬にかけて26頭のツチクジラ和田漁港にて解体)

出身有名人[編集]

外部リンク[編集]

行政
観光