鈴木邦和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鈴木 邦和
すずき くにかず
生年月日 (1989-02-17) 1989年2月17日(35歳)
出生地 日本の旗 日本神奈川県横浜市
出身校 東京大学工学部精密工学科
所属政党都民ファーストの会→)
無所属
公式サイト 鈴木邦和 Official Site

選挙区 武蔵野市選挙区
当選回数 1回
在任期間 2017年7月23日 - 2021年7月22日
テンプレートを表示

鈴木 邦和(すずき くにかず、1989年2月17日 - )は、日本の政治家前東京都議会議員[1](1期)。投票マッチング(ボートマッチサービス)の開発者。

来歴[編集]

1989年、神奈川県横浜市生まれ。群馬県立前橋高等学校卒業後、東京大学工学部精密工学科卒業[2]

2011年、大学在学中に東日本大震災の復興支援団体「UT-Aid」を設立。同団体は東京大学総長大賞を受賞した[3]

2012年、政治・選挙ポータルサイト「日本政治.com」を設立。投票マッチング(ボートマッチ)を開発。4度の国政選挙で約150万人の有権者に利用された[4][5][6]

2016年、米フォーブス誌によるアジアを代表する30歳以下の若者「30 under 30 in Asia」に田中将大錦織圭らと共に選出された[7]

2017年、都民ファーストの会の公認を得て、武蔵野市選挙区で東京都議会議員に初当選[8]

2018年、世界経済フォーラムの33歳以下のメンバー「Global Shapers」に選出[9]

2021年7月、東京都議会議員選挙にて2位で落選[10]。10月に執行された第49回衆議院議員選挙では選挙ドットコムの投票マッチングをプロデュース。約350万人に利用された。[11]

2022年4月、国内大手選挙メディア「選挙ドットコム」の編集長に就任[12]。7月には愛媛県大洲市の最高デジタル責任者(CDO)補佐官に就任[13]

エピソード[編集]

  • 高校時代に高校将棋竜王戦などの県大会で優勝し、全国大会に出場している[14][15]
  • 同じく都民ファーストの会から同期当選を果たした成清梨沙子とともに、都議会史上初の平成生まれの議員だった。
  • 都議会ではデジタル推進議連の初代座長を務めた[16]

脚注[編集]

  1. ^ 鈴木邦和|議員名簿”. 東京都議会. 2019年1月18日閲覧。
  2. ^ メンバー | Takahashi Group”. 東京大学先端科学技術研究センター高橋研究室. 2019年1月25日閲覧。
  3. ^ 学生表彰(東京大学総長賞)の概要について”. 東京大学. 2019年1月17日閲覧。
  4. ^ 考えの近い政党探し、手助けサイト相次ぎ登場”. 日本経済新聞 電子版. 2019年1月18日閲覧。
  5. ^ 自分にピッタリの政党・候補は? 相性判定サイト花盛り”. 朝日新聞デジタル. 2019年1月20日閲覧。
  6. ^ 2012衆院選:衆院選20争点でマッチング 自分に近い党ネットで診断”. 東京新聞 TOKYO Web. 2019年1月20日閲覧。
  7. ^ アジアを代表する「30歳未満」に田中将大、錦織圭らが選出”. Forbes JAPAN. 2019年1月18日閲覧。
  8. ^ 開票速報(武蔵野市)- 2017都議選:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2022年4月24日閲覧。
  9. ^ Tokyo Hub”. The World Economic Forum Global Shapers. 2019年1月18日閲覧。
  10. ^ https://www.asahi.com/senkyo/togisen/2021/kaihyo/E26.html
  11. ^ イチニ株式会社、第26回参議院議員通常選挙の開始にともない、 本日「投票マッチング」をリリース!〜政策比較など各種コンテンツも続々登場〜”. イチニ株式会社のコーポレートサイト。日本をよくする人を前へ。 (2022年6月23日). 2023年2月2日閲覧。
  12. ^ 選挙ドットコム新編集長就任のご挨拶(鈴木邦和):時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2022年4月20日閲覧。
  13. ^ 最高デジタル責任者補佐官(CDO補佐官)を委嘱します - 大洲市ホームページ”. www.city.ozu.ehime.jp. 2022年7月11日閲覧。
  14. ^ 全国高等学校将棋竜王戦群馬県大会”. 日本将棋連盟 群馬県支部連合会. 2019年1月18日閲覧。
  15. ^ アマチュア将棋参段位争奪戦群馬県大会”. 日本将棋連盟 群馬県支部連合会. 2019年1月20日閲覧。
  16. ^ 小池百合子都知事要望手交ー都庁デジタル化に向けてのデジタルデバイド(情報格差)解消に向けて - 荒木ちはる(アラキチハル) | 選挙ドットコム”. 選挙ドットコム. 2022年7月9日閲覧。

外部リンク[編集]