大崎上島町

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おおさきかみじまちょう
大崎上島町
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
中国・四国地方
都道府県 広島県
豊田郡
団体コード 34431-1
面積 43.30 km²
総人口 7,881
推計人口、2014年10月1日)
人口密度 182人/km²
隣接自治体 (海上で隣接)呉市竹原市東広島市
愛媛県今治市
町の木 ミカン
町の花 パンジー
大崎上島町役場
所在地 725-0231
広島県豊田郡大崎上島町東野6625-1
北緯34度16分10.6秒東経132度54分54.1秒
GazouBoshu.png
外部リンク 大崎上島町

大崎上島町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町

 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト
大崎上島町役場木江支所
木江港

大崎上島町(おおさきかみじまちょう)は、広島県豊田郡

2003年4月1日に、東野町、大崎町、木江町の対等合併により発足した自治体である。国立広島商船高専や中国電力大崎火力発電所、東邦亜鉛契島製錬所がある。竹原、安芸津からのフェリーで約30分の芸予諸島の中程に位置する。造船業が盛んで、島内浦々に造船所がある。みかん、レモン、ブルーベリーの栽培に力を注いでいる。

地理[編集]

瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島大崎上島にある。気候は温暖で降雪も少ない。平地は少なく、切り立った斜面が多い。柑橘類の栽培に適した環境である。また、周辺には多数の無人島が点在し、漁業振興を目的とした保護水面もあった。昭和期には、真珠の養殖も行われていた。

  • 東野地区
    本州に最も近い島の北東部一帯を占め、大崎上島の玄関口である。有人無人の大小の島を持つ。この地の夕日に映える多島美は絶景である。
  • 大崎地区
    島の西部一帯を占め、島内の干拓平地のほとんどを有する。故に人口がもっとも多い。
  • 木江地区
    神峰山系の切り立った南側斜面にあり、愛媛県との県境に面する。

現在の大崎上島の平地は、埋め立てにより建設されたところが多い。伊能大図を参考にすると、大崎地区原下、大西、原田、大串界隈の海岸線が内陸にあることからも理解できる[1]

なお、大崎上島の伊能大図は行方不明であったが、2004年に発見され、これにより、行方不明になっていた伊能大図が全て明らかになった。

海上を隔てて隣接している自治体[編集]

歴史[編集]

  • 近代の大崎上島は、島のおよそ3分の1の面積を占める北東部に東野、島の西部に中野、原田および大串、島の南部に木ノ江、明石および沖浦の地区から構成されていた。
  • 本州(竹原)に最も近い東野地区には、伊能忠敬などの逗留が記録されている。
  • 厳島神社は畿内より木江に遷宮されたのち、宮島へ遷宮された。
  • 中野、西野(原田および大串)地区が合併し旧大崎町が、東野の一部(岩白)、木ノ江、明石および沖浦が合併し旧木江町が誕生した。
  • 東野地区は合併せず、旧東野町となった。
  • 平地が少ない木江町と東野町は、柑橘栽培と造船産業が盛んであり、櫂伝馬など祭事に共通点が多い。
  • 2003年4月1日 大崎木江東野各町が対等合併して成立した。なお、庁舎は、竹原方面への玄関口である旧東野町の庁舎を利用し、町政のほとんどの機能がここに集中している[2]
  • 2012年現在も「豊田郡」を名乗る唯一の町である(かつて「豊田郡」を名乗っていた安芸津町は東広島市に、本郷町は三原市に、瀬戸田町尾道市に編入されたため)。
  • 映画「東京家族」のロケ地に選ばれた。

産業[編集]

柑橘類
栽培漁業および近海漁業
中型鋼船の建造日本一の実績
  • 鉛精錬
日本一のなどの精錬実績

特産品[編集]

歴史[編集]

厳島神社

電気[編集]

1912年(大正元年)8月才賀藤吉が事業許可[3]をえると1915年(大正4年)3月木の江電気を設立[4]し東野村に発電所(瓦斯力、30kw)を建設。1916年(大正5年)5月事業を開始した。供給区域は豊田郡東野村、大崎中野村、大崎南村、西野村であった[5]。1920年(大正9年)6月広島呉電力に合併した[6][7]

姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

地域[編集]

人口[編集]

Demography34431.svg
大崎上島町と全国の年齢別人口分布(2005年) 大崎上島町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 大崎上島町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
大崎上島町(に相当する地域)の人口の推移
1970年 17,872人
1975年 16,643人
1980年 15,146人
1985年 14,101人
1990年 12,190人
1995年 10,854人
2000年 10,131人
2005年 9,236人
2010年 8,450人
総務省統計局 国勢調査より

教育[編集]

大崎海星高等学校

交通[編集]

[編集]

大西港

道路[編集]

路線バス[編集]

おと姫バス
  • さんようバス
  • 大崎上島町コミュニティバス「おと姫バス」(町有の自家用バスを使用した有償運送、運行管理はさんようバスに委託)

航路[編集]

山陽商船、竹原港-大崎上島(垂水港/白水港)間のフェリー。アニメ「たまゆら」のキャラクターが描かれたたまゆらっぴんぐフェリーである

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

大崎上島 海と島の歴史資料館
金剛寺と神峰山
大崎上島文化センター

名所・観光スポット[編集]

  • 大串海水浴場・キャンプ場
  • きのえ温泉
  • 神峰山
  • 大崎上島 海と島の歴史資料館

祭事[編集]

  • 住吉祭
  • 十七夜祭
  • 八幡神社秋祭
  • 産業祭

催事[編集]

  • 大崎上島1周駅伝
  • ビーチバレー大会
  • アイランドカップ

郵便番号[編集]

郵便番号は以下の通りとなっている。2006年10月16日の再編に伴い、変更された。

  • 白水郵便局:725-02xx
  • 大崎郵便局:725-03xx、725-04xx

出身者[編集]

その他[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ http://members2.jcom.home.ne.jp/4052788301/inohdaizu.htm
  2. ^ “平成の大合併「大崎上島町が誕生」”. 中国新聞. (2003年4月2日). http://www.chugoku-np.co.jp/tokusyuu/daigappei/h_o_030402.html 2011年12月10日閲覧。 
  3. ^ 『電気事業要覧. 第〔6〕回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  4. ^ 『日本全国諸会社役員録. 第24回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  5. ^ 『電気事業要覧. 第10回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  6. ^ 『電気事業要覧. 第13回』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  7. ^ 『感想録 : 広島電気沿革史 姉妹篇』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)

外部リンク[編集]