鳥取県
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鳥取県(とっとりけん)は日本の山陰地方東部、あるいは中国地方東北部に位置する、日本海と中国山地の自然に恵まれた県である。県庁所在地は鳥取市。
日本の都道府県では人口が一番少ない。また、全国のどの政令指定都市と比較しても人口が少ない(他の都道府県では都道府県全体の人口を下回る政令市が最低1つはある)。隣接する島根県が大幅な人口減少を見せているのに対して、鳥取県はここ近年まで60万人台をほぼ横ばいの形で推移していたが、2007年には29年ぶりに県の人口が60万人を割った。また、市の数も4と最も少ない。(平成の大合併までは徳島県と同数であったが、鳥取県は平成の大合併により新市が誕生しなかったため。)
目次 |
[編集] 地理
県内は、鳥取市を中心とする東部、倉吉市を中心とする中部、米子市と境港市を中心とする西部の3つの地域に分けられ、4市・5郡・14町・1村がある。鳥取県では、町はすべて「ちょう」,村はすべて「そん」と読む。なお、西部、中部の2つの地域(旧伯耆国)を総称して中西部とすることもある。また、大山町のうち、旧中山町の区域については、中部として扱われることもある。以下、人口は2006年8月1日現在の推計人口[1]。
[編集] 平野・盆地・高原
[編集] 山地
[編集] 河川
[編集] 湖沼
[編集] 海
[編集] 半島・岬
- 弓ヶ浜半島(夜見ヶ浜半島)
[編集] 自然公園
[編集] 隣接都道府県
[編集] 気候
県内全域が日本海側気候で、豪雪地帯となっている。暖流地域(対馬海流)にも関わらず一年を通じて非常に寒冷で曇りや雨、雪の日が多く日照時間が短い。暖流が寒さに拍車をかけている日本海側気候は世界的にも特異な例である。
[編集] 歴史
[編集] 県名の起源説話
「鳥取」の語は『古事記』『日本書紀』の垂仁天皇に「鳥取造(ととりのみやつこ)」、「鳥取部(ととりべ)」がみえる。
『日本書紀』垂仁天皇二十三年九月から十一月の条にかけて「鳥取」の起源説話がみえる。誉津別王子(ほむつわけのみこ)が成人しても言葉が喋れないことを天皇が憂いていた時、大空を白鳥が飛んでいるのを見つけ「是何物ぞ」と発した。天皇、喜びて、その鳥の捕獲を命じた。天湯河板挙(あまのゆかわたな)が鳥を追いつづけ各地を巡り、ついに出雲の地(現;島根県安来地方だという説が有力)で捕獲に成功した。この功績から「鳥取造」の称号(姓:かばね)を拝命した。『記』にも同類の説話が見えるが、結末が違っている。
『和名類聚抄』の因幡国邑美(おうみ)郡の五郷の一つに鳥取がある。この郷名は垂仁天皇の王子本牟智和気御子(ほんむちわけみこ)のために設置された鳥取部に由来する。この辺り一帯が沼地で、全国の白鳥伝説との関連が取り上げられている。文書のうえでは、天慶3(940)年の因幡国高草郡東大寺領高庭庄坪付注進状(東南院文書)に「主張鳥取高俊」(郡司と推定)の署名が初見である。(参考文献 内藤正中他『鳥取県の歴史』山川出版社 2003年)
[編集] 年表
- 1871年7月14日 (旧暦) - 廃藩置県により、旧因幡国の8郡(岩井郡・邑美郡・法美郡・八上郡・八東郡・智頭郡・高草郡・気多郡)、旧伯耆国の6郡(河村郡・久米郡・八橋郡・汗入郡・会見郡・日野郡)、旧播磨国の3郡(神東郡・神西郡・印南郡)の一部が鳥取県となる。
- 11月15日 (旧暦) - 旧播磨国の領域が姫路県に編入される。
- 12月27日 (旧暦) - 島根県より旧隠岐国が編入される。
- 1872年 - 1月、県下を112の区に分け、戸長・副戸長を任命する。7月、郵便取扱所を設置する。
- 1873年 - 6月、会見郡に徴兵制反対の一揆勃発する。12月、大区・小区制施行される。
- 1874年 - 8月、地租改正着手する。
- 1876年8月21日 - 鳥取県が島根県に併合される。鳥取に支庁を設置する。
- 1881年9月12日 - 島根県のうち、旧因幡国の8郡、旧伯耆国の6郡が鳥取県として分立・再置される。
- 1896年4月1日 - 岩井郡・邑美郡・法美郡が合併し岩美郡、八上郡・八東郡・智頭郡が合併し八頭郡、気多郡・高草郡が合併し気高郡、河村郡・久米郡・八橋郡が合併し東伯郡、汗入郡・会見郡が合併し西伯郡となる。
[編集] 江戸時代の藩
因幡国に鳥取藩が置かれ、2つの新田藩の鹿野藩、若桜藩、伯耆国には城代の荒尾氏の米子城があった。
[編集] 人口
[編集] 年齢構成
年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
総計 [単位 千人]
| 年齢 | 人口 |
|---|---|
| 0 - 4歳 | |
| 5 - 9 | |
| 10 - 14 | |
| 15 - 19 | |
| 20 - 24 | |
| 25 - 29 | |
| 30 - 34 | |
| 35 - 39 | |
| 40 - 44 | |
| 45 - 49 | |
| 50 - 54 | |
| 55 - 59 | |
| 60 - 64 | |
| 65 - 69 | |
| 70 - 74 | |
| 75 - 79 | |
| 80歳以上 |
年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
男女別 [単位 千人]
- データ出典:第10表/都道府県, 年齢(5歳階級), 男女別人口-総人口
(総務省統計局)
| 鳥取県と全国の年齢別人口分布図(比較) | 鳥取県の年齢・男女別人口分布図 | ||||||||||||||||||
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■紫色は鳥取県
■緑色は日本全国 |
■青色は男性
■赤色は女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
[編集] 行政
鳥取県の行政機関は、鳥取県庁のほか、地方機関として5つの総合事務所が置かれている。ただし、県税局・生活環境局は八頭・日野を除く3つ、福祉保健局は八頭を除く4つとなる。なお、伯耆町(旧溝口町)は2005年4月1日に日野総合事務所から西部総合事務所へ、鳥取市(河原町・用瀬町・佐治町)は2007年4月1日に八頭総合事務所から東部総合事務所へ、それぞれ移管された。
- 東部総合事務所(鳥取市)
- 八頭総合事務所(八頭町)
- 県民局・農林局・県土整備局:若桜町・智頭町・八頭町
- 中部総合事務所(倉吉市)
- 西部総合事務所(米子市)
- 日野総合事務所(日野町)
- 県民局・福祉保健局・農林局・県土整備局:日南町・日野町・江府町
[編集] 財政
[編集] 平成18年度
- 財政力指数 0.27
- IVグループ(財政力指数0.4未満)6自治体中4位
[編集] 平成18年度
- 標準財政規模 1881億5700万円
- 一般会計歳入 3763億円
- 一般会計歳出 3695億円
- 財政力指数 0.26
- IVグループ(財政力指数0.4未満)10自治体中8位
- 経常収支比率 92.8% ( 都道府県平均 92.6 )
- 実質収支比率 2.71%
- 人口100,000人当たり職員数 1,792.17人 ( 都道府県平均 1,173.11人 )職員数がだいぶ過剰
- ラスパイレス指数 97.3 (都道府県平均 99.6 )
- 人口1人あたり人件費・物件費等決算額 18万5089円 ( 都道府県平均 12万4759円 )
- 人口規模が大きいほうが規模のメリットが出る指標である
- 実質公債費比率 13.0% ( 都道府県平均 14.7% )
- 人口1人当たり地方債現在高 100万9078円 ( 都道府県平均 62万2416円 )
- 普通会計分の地方債分だけである。 かなりの借金の額である
地方債の残高
- 普通会計分の地方債現在高 6122億円
- 上記以外の特別会計分の地方債現在高 304億円
- 特に病院事業会計分 128億4700万円
- 他に第3セクター等に債務保証残高等
- 鳥取県農業開発公社の損失補償に係る債務残高 84億9462万円
[編集] 平成17年度
- 財政力指数 0.24
- IVグループ(財政力指数0.4未満)14自治体中12位
[編集] 平成16年度
- 財政力指数 0.23
- IVグループ(財政力指数0.4未満)15自治体中13位
[編集] 歴代知事(公選)
詳細は「鳥取県知事一覧」を参照
- 初代 西尾愛治(1947年4月12日~1954年11月7日、2期)
- 2代 遠藤茂(1954年12月7日~1958年11月10日、1期)
- 3代 石破二朗(1958年12月3日~1974年2月22日、4期)
- 4代 平林鴻三(1974年3月27日~1983年3月9日、3期)
- 5代 西尾邑次(1983年4月13日~1999年4月12日、4期)
- 6代 片山善博(1999年4月13日~2007年4月12日、2期)
- 7代 平井伸治(2007年4月13日~)
[編集] 県議会
- 会派
- 自由民主党:9人
- 自由民主党クラブ:8人
- 会派「信」:5人
- 会派「自由民主」:5人
- 公明党:2人
- 日本共産党:2人
- 社会民主党:1人
- えがりて:1人
- きずな:1人
- 新自由民主:1人
- 無所属:2人
[編集] 警察
鳥取県警察本部の管轄にある。2005年4月1日に再編が行われ、以下の9警察署が置かれている。
- 鳥取警察署(鳥取市):鳥取市(本庁・国府町・福部町地区)・岩美町
- 郡家警察署(八頭町):若桜町・八頭町
- 智頭警察署(智頭町):鳥取市(河原町・用瀬町・佐治町地区)・智頭町
- 浜村警察署(鳥取市):鳥取市(気高町・鹿野町・青谷町地区)
- 倉吉警察署(倉吉市):倉吉市・三朝町・湯梨浜町・北栄町
- 八橋警察署(琴浦町):琴浦町・大山町
- 米子警察署(米子市):米子市・日吉津村・南部町
- 境港警察署(境港市):境港市
- 黒坂警察署(日野町):伯耆町・日南町・日野町・江府町
[編集] 産業
[編集] 農業
[編集] 魚業
[編集] 商業
- 金融業
- 鳥取銀行(鳥取市)
- 卸・小売業
- サンマート(鳥取市)
[編集] 工業
[編集] 県内に本社を置く主要企業
- 製造業
- 日本セラミック(鳥取市)
- 三洋電機コンシューマエレクトロニクス(鳥取市)
- 吉谷機械製作所(鳥取市)
- 株式会社キューブ表面実装技術研究所(鳥取市)
- オムロン倉吉(倉吉市)
- 寿スピリッツ(米子市)
- 丸京製菓(米子市)
- 株式会社ニチラス(米子市)
- ウベハウス(米子市)
- 井ゲタ竹内(境港市)
- コカ・コーラウエスト大山プロダクツ株式会社(伯耆町):森の水だより大山山麓
- サントリー天然水株式会社(江府町):サントリー天然水奥大山
日本きのこセンター(鳥取市)
[編集] 県内に拠点事業所を置く主要企業
[編集] 指定金融機関等
[編集] 教育
[編集] 大学
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[編集] 専修学校
[編集] 高等専門学校
- 米子工業高等専門学校(国立高等専門学校)
[編集] 高等学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道
- 廃止された鉄道路線
[編集] バス
- 日ノ丸自動車
- 日本交通
- 鳥取市100円循環バスくる梨:日本交通・日ノ丸自動車
- ループ麒麟獅子:日本交通・日ノ丸自動車
- だんだんバス(米子市巡回バス):日本交通・日ノ丸自動車
- どんぐりコロコロ(米子市淀江町巡回バス):日本交通
[編集] 道路
2009年3月14日に鳥取自動車道の河原IC、用瀬ICの供用が開始されたため、全国でも珍しかった都道府県庁所在地(鳥取市)でありながら高速自動車国道が通っていないという事態から解消された。 |
[編集] 空港
[編集] マスメディア
[編集] 新聞
[編集] 地方紙
[編集] 全国紙
[編集] テレビ/AMラジオ局
- NHK鳥取放送局(鳥取市)
- 山陰放送(米子市):テレビ・ラジオ併営だが、テレビは松江市がメイン送信所になっている。
- 日本海テレビジョン放送(鳥取市)
- 山陰中央テレビジョン放送(松江市)
[編集] FMラジオ局
[編集] ケーブルテレビ局
[編集] 有形文化財建造物
- 国宝
- 三仏寺:奥院(投入堂)
- 重要伝統的建造物群保存地区
- 打吹玉川 (倉吉市)
[編集] 文化
[編集] 祭り
[編集] 大規模な音楽フェス
[編集] 観光
- 鳥取砂丘
- 浦富海岸
- 岩井温泉
- 浜村温泉
- 三朝温泉
- 皆生温泉
- 大山
- 鳥取城跡
- 米子城跡
- 若桜鬼ヶ城跡
- 羽衣石城跡
- 鹿野城跡
- 智頭宿
- わかさ氷ノ山
- 三徳山三仏寺投入堂
- 伯耆三十三観音霊場
- 水木しげるロード
- 青山剛昌ふるさと館
[編集] 民話・伝説
[編集] 映画
- 鳥取県を舞台にした作品
- 鳥取県でロケが行われた作品(鳥取県を主な舞台とした作品は除く)
- 絶唱:1966年、1975年
- 砂の器:1962年、1974年、その他
- 八つ墓村(主演:元ザ・テンプターズ、元PYGの萩原健一):1976年
- 夢千代日記(主演:吉永小百合):1985年
- 未来日記(未来日記劇場版):2000年
- 西遊記(フジテレビ・香取慎吾版)2006年
[編集] 大規模な映画祭
- 鳥取ロケ地映画祭(2007年)
[編集] 小説・随想など
[編集] 漫画
- ガクラン放浪記(弘兼憲史) 米子東高校を中心とする米子市
- 砂漠の野球部(コージィ城倉) 鳥取市および鳥取砂丘
- 父の暦(谷口ジロー) 鳥取市・鳥取大火
- 遙かな町へ(谷口ジロー) 倉吉市
- のんのんばあとオレ(水木しげる) 境港市
[編集] スポーツ
- オール鳥取(硬式野球):廃部
- 打吹クラブ(硬式野球):廃部
- 米子鉄道管理局(硬式野球):都市対抗野球大会県勢唯一の出場。廃部
- 王子製紙米子(硬式野球):王子製紙春日井、王子製紙苫小牧との統合により廃部。
- 鳥取キタロウズ(硬式野球)
- ホワイトエンジェルス(女子軟式野球):米子で活動する女子軟式チーム。
- ガイナーレ鳥取(サッカー):日本フットボールリーグ所属。
- 元気SC(サッカー):中国社会人リーグ所属。
- 鳥取KFC(サッカー):鳥取県社会人リーグ所属。
- 米子コスモス(女子サッカー):廃部
- 八頭クラブ(ホッケー):西日本リーグ所属
[編集] 出身有名人
鳥取県出身の人物一覧を参照。
[編集] 方言
[編集] 東部地方(因州弁)
詳しくは因州弁を参照。
因幡と但馬(兵庫県北部)は、ほぼ同じ方言を話し、京阪神(近畿地方)に近いことから、単語の発音などにも関西弁の影響が見られる。
[編集] 西部地方(伯州弁)
伯耆は、出雲(島根県東部)との関わりが深く、合わせて雲伯方言とも言われる。山口、広島にも近いので、それぞれの方言の影響が見られる。
| 伯州弁 | 標準語 | 使用例 | 備考 |
|---|---|---|---|
| がいな | 大きい | ||
| だんだん | ありがとう |
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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