サイゼリヤ
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| 種類 | 株式会社 | ||
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| 市場情報 |
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| 本社所在地 | 〒342-0008 埼玉県吉川市旭2番5号 |
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| 電話番号 | 048-991-9611 | ||
| 設立 | 1973年(昭和48年)5月1日 | ||
| 業種 | 小売業 | ||
| 事業内容 | イタリア料理店「サイゼリヤ」をチェーン展開するフードサービス業 | ||
| 代表者 | 代表取締役会長 正垣泰彦 | ||
| 資本金 | 86億1,250万円 | ||
| 売上高 | 単体827億円 連結849億円 |
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| 総資産 | 単体610億円 連結639億円 |
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| 従業員数 | 単体1,454人 連結1,589人 |
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| 決算期 | 8月31日 | ||
| 主要株主 | 正垣泰彦 30.51% 株式会社パペット 8.52% |
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| 外部リンク | www.saizeriya.co.jp | ||
| 特記事項:各種経営指標:2008年8月期、従業員数は2008年2月 | |||
サイゼリヤ(Saizeriya Co,. Ltd.)は、イタリアン・ファミリーレストランチェーンおよび運営する企業。「サイゼリア」と表記されることもある[1]が、正しくは「サイゼリヤ」である。
目次 |
[編集] 概要
現在の会長である正垣泰彦が、東京理科大学在学中に千葉県市川市にある洋食店「サイゼリヤ」で勤務をしていたところ、経営者からその腕を認められ、大学4年生のときに店を譲り受ける。これからはイタリア料理の人気が出ると分析して、洋食店からイタリア料理店に転換したものの、客足は延びなかった。そこで、メニューを7割引で販売したところ、行列が出来るほどの大繁盛となったため、支店を出すようになった[2]。
1973年5月、正垣は株式会社マリアーヌ商会を市川市八幡に設立。それまで営業していた「レストランサイゼリヤ」のチェーン展開を開始し、千葉県を中心に出店を続けた。1987年、商号を株式会社マリアーノに、1992年には株式会社サイゼリヤに変更した。
現在では、北東北・山陰・四国・九州の各地を除いた日本全国に店舗網を拡大。ロープライスチェーンレストランとして、750店を超える規模に成長した。出店形式はビルイン型・ロードサイド・ピロティ型のほか、商業ビル・駅ビルテナント出店など、好立地なら物件を問わず、特に首都圏への出店を積極的に続けている。また、他社の競合店などが撤退した店舗に出店するさいはその建物や看板など既存設備を利用するため、店舗の設計やロゴマークが描かれたポールサイン(看板)の形状は多彩である。
また、2005年8月24日から、ファーストフード店の「イート・ラン」を運営しており、3店舗[3]を運営している。このほか、ファストカジュアル店の運営も行っている。
2006年10月に発表されたサイゼリヤの既存店売上高が8年ぶりにプラスを計上した。2006年8月期の既存店売上高は前期と比べて3%増(客数が2.1%増、客単価も0.8%増)となった。既存店の業績低迷について従来は新規出店による売上げの増加でカバーしてきたが、メニューの品質向上やサービス向上などの成果が各店の固定客と売上げの増加に繫がったとされる[4]。
[編集] 沿革
- 1968年(昭和43年)4月 - 正垣泰彦が「サイゼリヤ」の店舗を譲り受け、個人営業を開始。
- 1973年(昭和48年)5月 - 個人営業から法人化。株式会社マリアーヌ商会を設立。
- 1977年(昭和52年)12月 - 多店舗化を開始。
- 1981年(昭和56年)4月 - 初のショッピングセンター内店舗(ららぐるめ店、ららぽーと内)を出店。
- 1983年(昭和58年)5月 - 千葉県市川市市川1丁目13番32号に本社を移転。
- 1987年(昭和62年)3月 - 初の駅ビル内店舗(シャポー本八幡店)を出店。
- 1987年(昭和62年)4月 - 商号を株式会社マリアーノに変更。
- 1987年(昭和62年)10月 - オーダーエントリーシステムを導入。
- 1989年(平成元年)9月 - 初の郊外型ロードサイド型店舗(柏水戸街道店)を出店。
- 1991年(平成3年)10月 - 千葉県船橋市浜町2丁目1番1号に本社を移転。
- 1992年(平成4年)9月 - 商号を株式会社サイゼリヤに変更。
- 1994年(平成6年)7月 - 100号店を出店(江の島店)。
- 1997年(平成9年)10月 - 埼玉県吉川市旭2番5号に吉川工場を建設。本社を同地に移転。
- 1998年(平成10年)4月 - 株式を店頭登録市場(現・ジャスダック証券取引所)に店頭公開。
- 1999年(平成11年)7月 - 東京証券取引所2部に上場。
- 2000年(平成12年)8月 - 東京証券取引所1部に指定替え。
- 2001年(平成13年)10月 - 500号店を出店(峡南店)。
- 2003年(平成15年)12月 - 中国1号店を上海にオープン(初の日本国外進出)。
- 2005年(平成17年)8月 - 新業態のファーストフード店(ハンバーガー)「イート・ラン」を出店(1号店・十条店)。
- 2005年(平成17年)11月 - 新業態のファストカジュアル店「スパQ&TacoQ」を出店(1号店・ビバモール埼玉大井店)。
- 2007年(平成19年)4月 - 新業態のファストカジュアル店(低価格スパゲッティ)「サイゼリヤEXPRESS」を出店(1号店・ぐりーんうぉーく多摩店)。
- 2007年(平成19年)12月 - 中国・広州市に出店。
- 2009年(平成21年)2月 - デリバティブ取引の損失により会社設立以来初の税引き後赤字に転落する見通しとなったため、社長の正垣が退任を発表。
[編集] 特徴
低価格メニュー(全メニューを食べても46,000円ほど[5])の充実や、全店でのドリンクバー導入などにより、特に若年層の支持が高い[要出典]。このほか、アルコール類は十数種のワインを備え、他のチェーン店との差別化を図っている(なお、サイゼリヤはイタリア産ワイン輸入量でトップクラスとなっている[6])。
また、イタリア料理に限らず、ファミリー向けのグラタンやハンバーグステーキなどに加えて、テイクアウト可能な料理を「お持ち帰りメニュー」として提供している。
店舗内装の側面にはイタリアを連想させる絵画が飾られるほか、天井などにイタリア風の絵が描かれている。ロープライスメニューを主力にしているが、内装・調度品などを工夫し、利用客が食事を楽しむ空間を提供している。
[編集] 運営会社
株式会社サイゼリヤ(Saizeriya Co,. Ltd.)は、イタリア料理「サイゼリヤ」(国内769店舗[7])、ファーストフード・ハンバーガー専門店「イートラン」(6店舗[8])を展開している。2003年6月、中国の上海市にて100%子会社の上海薩莉亜餐飲有限公司を設立し、同国で「サイゼリヤ・レストラン」(15店舗[9])を展開している。
[編集] 企業方針
「日本を真に豊かな国にするお手伝いをする」を企業理念とし「スパゲッティをラーメンと同じ価格で提供」することを念頭に、ポピュラープライスと呼ばれる価格相応かつ期待外れに終わらない価格帯とメニュー構成で「安くて美味しいもの」を提供することをポリシーとしている。
なお、このポリシーは海外進出した中国でも受け継がれた。進出の際には「中国の人たちにイタリアンを安くておいしく食べてもらいたい」という設立主旨を徹底して訴え、合弁ではなく独立資本(100%出資)として認可された、国外資本では数少ない進出例となっている。ちなみに、スパゲッティが9元(約144円)で提供されている。
生産・流通システムの構築を目指し、福島県白河市に100万坪のサイゼリヤ農場を持つ。またカミッサリー(食品加工・流通工場)を福島県・埼玉県・神奈川県(店舗も併設)・兵庫県に持つ。このほか日本国外の拠点として、オーストラリアのメルボルン郊外に40万坪の工場(サイゼリヤ オーストラリア Saizeriya Australia Pty. Ltd.)を設立し、2002年より生産を行っている。
[編集] 関連子会社
- サイゼリヤ オーストラリア(Saizeriya Australia Pty. Ltd.) - 食材製造。連結子会社
- 上海薩莉亜餐飲有限公司 - 上海市内での店舗展開。連結子会社
- 北京薩莉亜餐飲管理有限公司(2006年12月、上海薩莉亜餐飲有限公司に吸収され清算)
- 株式会社アダツアーズ・ジャパン - 旅行業。非連結子会社
[編集] その他
- 飲食代金の支払い方法は、大半の店舗で現金のみである[10]。
- 割引制度は、株主優待券(4名まで3割引)のみがある。
- かつて千葉県市川市八幡にあったサイゼリヤ1号店は「サイゼリヤ1号店教育記念館」となっている。現在も他社には譲渡せず、看板などを閉店当時のまま保存している。
- テレビ番組で、メニューのランキングなどの特集が放送されている。
- 2007年3月24日に放送された『惑星ジャパ~ン!』(日本テレビ[11])の1コーナーで、「サイゼリヤはどこまで本場イタリアンか?」と題したコーナーが放送された。これは5人のイタリア人が実際に海浜幕張住友ビル店を訪れ、「果たしてどのメニューがもっとも本場の味に近いのか?」を検証したもの。結果、もっとも本場の味に近いとしてイタリア人達が答えたメニューは、1位:プロシュート・2位:リブステーキ・3位:フォッカチオだった。このほか、ミラノ風ドリア・粗挽きグリルソーセージ・モッツァレラトマトも評価が高かった。ちなみに、本場の味にもっとも近くないメニューとされたものは、ハヤシ&ターメリックライスであった。
- また、2008年7月18日に放送された『ランキンの楽園』(毎日放送)では、ほぼ全メニューを食べてランキングを行っている。これらの放送で採りあげられたランキングは、サイゼリア公式サイト内の「サイゼリヤのおいしい使い方」で同社からの御礼コメントとともに紹介されている。
- 2008年9月14日放送の『がっちりマンデー!!』(TBSテレビ)には社長が出演した。
- チェーン展開以前は、ライスより味噌汁の値段が高かった[要出典]。
[編集] 不祥事
[編集] メラミン検出問題
2008年10月19日、サイゼリヤは自主検査により、中国のメーカーに生産委託していた冷凍ピザ生地の一部から微量(一日摂取許容量の60分の1、健康への影響なし)のメラミンを検出したため、厚生労働省に報告したと発表した[12]。同年9月下旬に自主検査を始めたものの、他社でメラミン混入が相次いだこともあり、同年10月3日より使用するピザ生地を切り替え、同月16日に混入が発覚した[13]。
同月21日、「対象のピザを食べた可能性のある客すべてに代金を返還する」と発表(返還期限は同月28日まで)したほか、東日本の542店舗でピザの販売を中止した。返還はレシートを持参しない場合も申し出があれば原則として返金に応じるとしたが、最終的な返還総額は予想の8千万円を大きく下回る1千万円程度であった[14]。また、代金返還の過程で一部の客が飲食したことを偽り金を騙し取るという事件も発生した[15]。なお、返還期限を過ぎた後も、レシートを持参した場合は返金に応じるとしている[16]。
同年11月5日、中止していたピザの販売を一部店舗で再開した[17]が、生地は国産のものに切り替えている。
[編集] アルバイト店員の給与偽装工作
サイゼリヤの複数の店舗の店長が、勤務するアルバイト店員らの収入を親などの扶養控除対象内にとどめるなどの目的で、別の正社員の店員に給与を支払ったように装う工作(アルバイト店員の年間の給与収入が103万円を超えないように装う)を行っていたことが発覚した。過去6年間で少なくとも7人に対して工作が行われていたとされ、同社は全国約770店舗の実態調査を開始している[18]。
[編集] デリバティブ巨額損失事件
2008年11月21日、BNPパリバ銀行と行った豪ドルの通貨スワップ取引で140億円の評価損を抱えていると発表した。なお、この取引がオーストラリア産食材の輸入に関する為替リスクを回避する目的だったものと発表したほか、2009年2月10日には創業者の正垣泰彦が社長退任を発表した。
[編集] 脚注
- ^ ネットメディアや店舗情報をまとめたサイトなど、様々な事例がある。※参考:サイゼリアなど外食の挑戦 農家+経営力、低価格の源 - iza! (産経デジタル、2009年1月27日付、同年5月29日閲覧)、デリバティブ契約を解除、社長は減俸 サイゼリア - J-CASTニュース(2008年12月11日付、2009年5月29日閲覧)、サイゼリア埼大前店 - 埼大通り商店会
- ^ 『がっちりマンデー!!』(2008年9月14日放送、TBSテレビ)
- ^ 2008年現在。内訳は、十条店・川口店・青戸店。
- ^ 「サイゼリヤ、1000店へ足場固め‐既存店、前期8年ぶり増収」(2006年10月25日、日本流通新聞朝刊)
- ^ 『ランキンの楽園』(2008年7月18日放送、毎日放送)
- ^ 株式会社サイゼリヤ - Yahoo!リクナビ
- ^ 2008年8月現在。
- ^ 2008年8月現在。
- ^ 2007年8月現在。
- ^ したがって、クレジットカード・電子マネー・ジェフグルメカードなどは使用出来ない。但し、新浦安・熊谷・本八幡・郡山エキナカの各店ではSuicaが使用可能。大阪南港ATC店では電子マネーiD、PiTaPaが使用可能。
- ^ 放映時間は、同局のサタデーバリューフィーバー枠。
- ^ お知らせとお詫び (PDF) - サイゼリヤ(2008年10月19日)
- ^ 「冷凍ピザから微量メラミン サイゼリヤ」(2008年10月21日、朝日新聞朝刊33頁)
- ^ 「サイゼリヤ返金、予想の8分の1 ピザからメラミン」(2008年11月3日、朝日新聞朝刊30頁)
- ^ 「「ピザ食べた、代金返せ」 サイゼリヤからウソつき3600円 千葉の高3、すぐ謝罪」(2008年10月26日、朝日新聞朝刊35頁)
- ^ ピザ代返金終了のお知らせ (PDF) - サイゼリヤ(2008年10月29日)
- ^ 「サイゼリヤ、ピザ販売再開 メラミン検出問題」(2008年11月5日、朝日新聞朝刊37頁)
- ^ バイト給与額、親の控除対象内に…サイゼリヤ店長改ざん - 読売新聞(2008年11月29日付)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- イタリアンワイン & カフェレストラン サイゼリヤ(公式サイト)

