オーストラリア・ドル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オーストラリア・ドル英語: Australian Dollar)は、オーストラリア連邦で用いられる通貨の名称である。通貨コードはAUDであり、A$豪ドルなどと称する。

目次

[編集] 概要

紙幣には 5, 10, 20, 50, 100ドル硬貨には 5, 10, 20, 50セント及び1, 2ドルの単位のものが流通している。過去には1ドル、2ドルの紙幣が流通していたが現在では硬貨に変わっている。また、1セントおよびエリマキトカゲで有名になった2セントの硬貨も流通していたが現在は利用されておらず、一律に切り上げもしくは切り下げで扱われる。この国の硬貨には、特産の動物が描かれている。また、収集型金貨として、「ナゲット金貨」「コアラ金貨」などが発行されている。

近年、高い公定歩合を好んで、日本をはじめとする海外からの多大な資本流入がみられる。

現在のオーストラリア・ドルの銀行券(オーストラリア準備銀行(RBA)が発行する)は植物性繊維でなく薄いプラスチック(ポリマー)シートに印刷されたポリマー紙幣であり、日本銀行券でいう透かしに相当する部分には透明のフィルムが使われている。手で破る事はできない丈夫なもので、製造コストはかかるが、耐用年数は植物性繊維紙の3~5倍といわれている。RBAとオーストラリア連邦科学産業研究機構(:en:CSIRO)の技術による非繊維・無孔の二軸配列ポリプロピレン・ポリマー銀行券は、各国に広がっているがオーストラリアへの委託生産または技術供与によるものとなっている。(他の技術にはデュポンポリエチレンポリマー繊維紙幣があり、コスタリカおよびハイチで採用されている。)

[編集] 流通硬貨と紙幣

[編集] 硬貨

すべての硬貨の表にエリザベス2世の肖像がある。5セント~50セント硬貨は75%にニッケル25%、1ドル硬貨と2ドル硬貨は銅92%にアルミニウム6%とニッケル2%の割合で製造するが、それ以外のバリエーションの硬貨も発行されているので一概には言えない。

[編集] 紙幣

前述のとおり、すべてポリマー紙幣である。

  • 5ドル:紫色。表はエリザベス2世、裏はキャンベラの豪州国会議事堂。1995年発行。
  • 5ドル:紫色。表はヘンリー・パークス、裏はキャサリン・ヘレン・スペンス。2001年発行。
  • 10ドル:青色。表はバンジョー・パターソン、裏はダム・マリー・ギルモア。1993年発行。
  • 20ドル:赤色。表はマリー・ライビー、裏はジョン・フリン。1994年発行。
  • 50ドル:黄色。表はデイビッド・ユナイポン、裏はエディス・カーワン。1995年発行。
  • 100ドル:緑色。表はネリー・メルパ、裏はジョン・モナシュ。1996年発行。


[編集] 為替レート

対ドル為替レート(1989年~)
対ドル為替レート(1989年~)
対円為替レート(1989年~)
対円為替レート(1989年~)

[編集] 関連項目