スウェディッシュ・ラウンディング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スウェディッシュ・ラウンディング (Swedish Rounding: スウェーデン式の丸め) とは端数処理の方法の一つで、二捨三入(にしゃさんにゅう)、などと呼ばれたり、より細かく二捨三入七捨八入と記されたりする。
概要 [編集]
四捨五入が一の位を必ず0にすることを目的としているのに対し、この方法では一の位を5もしくは0にする。すなわち、一の位が0,1,2の時は0に、3, 4, 5, 6, 7のときは5に、8, 9の時は10にする。
歴史 [編集]
スウェーデンの通貨単位、スウェーデン・クローナには補助通貨としてオーレがあるが、1972年、1オーレおよび2オーレ硬貨が廃止されたため、端数の支払いを可能にするために導入された。その後1985年にスウェーデン政府が5オーレおよび25オーレ硬貨を廃止してからは最低単位が50オーレとなったため不要となり、使用されなくなった。
その後1990年、今度はニュージーランドで通貨の処理に際し、利用されているようになった。ニュージーランドの通貨、ニュージーランド・ドルの補助通貨はセントであるが、1セントおよび2セント硬貨が廃止されたためである。しかし、最近になって5セント硬貨も廃止されたため、ニュージーランドからもこの風習は姿を消すようになった。
カナダでも2013年2月4日よりカナダドルの1セント硬貨が廃止された事により現金での支払いにおいて1セントの桁にこの方式が導入された。