地金

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地金(じがね、じきん)とは、金属を貯蔵しやすいような形で固めたもの。金属塊。インゴット、バーともいう。例外として、水銀は液状である事から、アマルガムを生じない鉄製フラスコボンベ、または樹脂製ボトルやガラス瓶に注入されて取引される。また、半金属であるアンチモンビスマスも地金として流通させる事が多い。

貴金属の地金[編集]

金地金

日本で一般に投資対象として流通しているのは、白金の地金である。パラジウムアルミニウムピューターホワイトゴールド亜鉛の地金も存在するが、あまり売買されない。また銀地金は、単価の安さから取引重量が大きくなっているため、投機目的の個人の取引は少ない。

近年、株式市場の冷え込みや、預貯金の保全性に対する不安や、アメリカ同時多発テロ事件の影響などで、金地金をはじめとする貴金属の地金の人気が高まっている。地金の購入時には身分証明書は不要な場合が一般的だが、売却時には必要な場合が多い。

地金の販売価格は販売店によって異なる。百貨店・貴金属店(宝石店)・商品取引員のどれを利用するかによって購入価格に差が出る。商品取引員経由の場合が最安であることが多いが、流通地金のために傷がついている場合もある。

売却益と税金[編集]

地金を売った場合は、譲渡所得として課税される。特に給料所得者は給料など他の所得と合わせて総合課税の対象になる。所有期間が5年を超えるか超えないかで、控除する際の計算方法も異なる[1]

なお、地金を売り払った際はその売却記録と金額の資料が居住地の税務署へと報告される。その年の確定申告で申告しなければ税務署からの確認文書が届き、結果的には追徴税という形でさらに多く納税する形になる。

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. ^ No.3161 金地金を売ったときの税金”. 国税庁. 2014年10月4日閲覧。