鹿児島県
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[編集] 地理
主に「本土」と呼ばれる九州(島)の部分(薩摩・大隅地方)と「離島」と呼ばれる薩南諸島(種子島・屋久島と奄美諸島)にわかれる。天気予報では鹿児島地方気象台が薩摩・大隅・種子島・屋久島地方、名瀬測候所が奄美地方、と分担される。
世界遺産の屋久島や、種子島宇宙センター、霧島山などがあり、自然・文化・観光・産業などの面において、豊富な資源を有している。本土は、霧島山を除けば大部分はシラス台地の地質からなっており、水はけがよく非常に脆い。また、低地や平野が極端に少ないために、それぞれの都市は本土の各地に点々と散らばっているのが特徴。
南北の距離は600km、海岸線は2,722kmにも及び、大口市などの積雪地域もあれば、奄美諸島のような亜熱帯地域も存在する。鹿児島県本土は冬は温暖で、夏は日照時間も多いが降水量は多い。南国のイメージの強いが、薩摩半島は東シナ海に面すため、冬は季節風の風向次第では多量の雪雲が供給されるため鹿児島市の中心部でも積雪に見舞われることがあり、1986年1月6日には鹿児島市内でも23cmの積雪を観測した事もある。また、種子島屋久島地方でもごく稀に降雪することがあり、積雪観測地では日本最南端である。また、1901年2月12日には奄美市名瀬で降雪が観測されている。なお、2005年3月に奄美大島の山地での積雪が写真家によって確認されたが、気象台では観測されなかったため、公式記録にはならなかった。
夏から秋にかけては台風の影響を受ける。特に奄美諸島・トカラ列島・大隅諸島には多くの台風が接近しており、日本有数の台風銀座と言っても過言ではない。1951年以降の台風上陸数が日本一であり、その中には日本列島に大被害をもたらした枕崎台風、ルース台風、洞爺丸台風、台風13号(1993年)、台風16号(2004年)などがある。
島数は605個あり、薩南諸島は種子島、屋久島を含む大隅諸島、トカラ列島、奄美諸島からなる。最北端は獅子島、最南端は与論島で、また有人島最大は奄美大島、有人島最小は新島である。
活火山桜島などの火山もあり、温泉の数も多く、泉源数は約2,730で、大分県に次いで全国2位で県内の入浴施設のほとんどが温泉である。
[編集] 自然公園
- 国立公園
- 国定公園
- 県立自然公園
- 阿久根県立自然公園、吹上浜県立自然公園、藺牟田池県立自然公園、坊野間県立自然公園、川内川流域県立自然公園、高隈山県立自然公園、大隅南部県立自然公園、甑島県立自然公園、トカラ列島県立自然公園
[編集] 世界遺産登録地域
[編集] ラムサール条約登録地域
[編集] 鹿児島の歴史
- 県名の由来と意味
- 鹿児島神宮(霧島市隼人町)に由来する。「鹿児島」の語源は、天津日高彦穂々出見尊(山幸彦)が海神(わたつみ)宮に行く際に乗った舟が鹿児山で作られたという説や、「神籠もる島」という説、「カゴ」は崖という意味で、四方が崖に囲まれている桜島は「カゴ島」と謂われ、鹿児島は桜島の古い名であるという説、など諸説ある。
現在鹿児島市と鹿児島神宮は離れているが、鹿児島郡設置当初は鹿児島神宮周辺も鹿児島郡内であった。
- 古代
- 旧石器遺跡が、2005年現在、約40カ所の発見されている。
- 古代にはヤマト王権から異民族視された隼人の住地であった。隼人の古墳は地下式板石積石室墓を特徴とする。日向国から分離して702年(大宝2)に薩摩国、多褹国、713年に大隅国が成立し、他国からの植民も始まったが、その後も隼人の反乱は絶えなかった。
- 1185年(文治元)島津荘下司職に補任された島津忠久を祖とする島津氏が薩摩国・大隅国・日向国守護を独占するようになり、戦国期には戦国大名化した。また、島津氏が守護を務めた南九州の薩摩・大隅・日向のことを「三州」と称し、島津氏が戦国大名化した戦国期には「三州の太守」と称される事になる。
- 中世
- 中世には坊津、内之浦などが貿易港として中国、朝鮮、東南アジア地域との交易を盛んに行ったが、同時に倭寇の大根拠地でもあった。
- 16世紀末 島津義久はほぼ九州全域を征服したが、豊臣秀吉に屈服し、領国は薩摩・大隅に押し込められた。
- 1543年(天文12) ポルトガル船が種子島に漂着し、鉄砲伝来する。その6年後、フランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸し、キリスト教を伝える。
- 近世
- 1609年 薩摩藩は琉球出兵を行って琉球王国を服属させ、中国貿易のダミーとし、奄美諸島を領土に組み入れ、当地を使った砂糖業を成功させ、莫大な利益をあげた。
- 1779年 桜島が噴火。
- 幕末には長州藩などとともに雄藩となり、討幕運動を展開、明治維新を成功させ、多くの維新元勲を輩出している。
- 近・現代
- 1871年(明治4年) 廃藩置県により薩摩、大隅、日向の3ヶ国のうち薩摩藩の範囲で鹿児島県が成立。同年11月14日(新暦12月25日)に日向と大隅のうち本土部分を分離し都城県とした。
- 1872年(明治5年) 琉球を分離して琉球藩が成立。
- 1873年(明治6年)1月15日 宮崎県の設置に伴い、都城県のうち大隅国の部分を鹿児島県に移管。
- 1876年(明治9年)8月21日 宮崎県を編入。
- 1877年(明治10年) 西郷隆盛が不平武士に擁立されて新政府に対する反乱(西南戦争)を起こした。しかし東京にいた薩摩藩出身者は薩長藩閥政府を構成し、明治時代の政治を左右した。また、反乱軍の地元であり戦後の荒廃があったが、1894年(明治27)から知事を努めた加納久宜により立て直しが図られ、今日の鹿児島県の基礎が築かれた。
- 1883年(明治16年)5月9日 宮崎県を再設置。ただし、現在の志布志市と大崎町の部分は鹿児島県に残る。
- 1945年 北緯30度以南の地域が米軍軍政下に置かれる。
- 1952年 トカラ列島が日本に復帰。
- 1953年 奄美諸島が日本に復帰。
[編集] 人口
[編集] 年齢構成
年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
総計 [単位 千人]
| 年齢 | 人口 |
|---|---|
| 0 - 4歳 | |
| 5 - 9 | |
| 10 - 14 | |
| 15 - 19 | |
| 20 - 24 | |
| 25 - 29 | |
| 30 - 34 | |
| 35 - 39 | |
| 40 - 44 | |
| 45 - 49 | |
| 50 - 54 | |
| 55 - 59 | |
| 60 - 64 | |
| 65 - 69 | |
| 70 - 74 | |
| 75 - 79 | |
| 80歳以上 |
年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
男女別 [単位 千人]
- データ出典:第10表/都道府県, 年齢(5歳階級), 男女別人口-総人口
(総務省統計局)
| 鹿児島県と全国の年齢別人口分布図(比較) | 鹿児島県の年齢・男女別人口分布図 |
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■紫色は鹿児島県
■緑色は日本全国 |
■青色は男性
■赤色は女性 |
| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |
[編集] 行政
[編集] 組織図
- 鹿児島県庁
- 県議会
- 事務局
- 工業用水道部
- 県立病院局
- 農業会議
- 交通事故相談所
- 傷痍軍人会
- 県政記者室
- 県職員組合本部
- 職員生活協同組合
[編集] 出先機関図
- 鹿児島県庁
-
管轄地域(※は出先機関所在地) 鹿児島地域振興局 鹿児島市※・日置市・いちき串木野市・三島村・十島村 北薩地域振興局 薩摩川内市※・出水市・阿久根市・長島町・さつま町 南薩地域振興局 南さつま市※・枕崎市・指宿市・南九州市 姶良・伊佐地域振興局 霧島市・大口市・加治木町※・菱刈町・湧水町・蒲生町・姶良町 大隅地域振興局 鹿屋市※・曽於市・垂水市・志布志市・大崎町・東串良町・肝付町・錦江町・南大隅町 熊毛支庁 西之表市※・中種子町・南種子町・屋久島町 大島支庁 奄美市※・龍郷町・瀬戸内町・喜界町・徳之島町・伊仙町・天城町・和泊町・知名町・与論町・大和村・宇検村
- ※振興局及び支庁の標準的な組織体制
- 総務企画部(総務企画課・県税課)
- 保健福祉環境部(健康企画課・衛生環境課・地域保健福祉課)
- 農林水産部(農林水産総務課・農政普及課・農村整備課・林務水産課)
- 建設部(建設総務課・土木建築課・河川港湾課)
- ※振興局及び支庁は本庁の部と同格であり、局長及び支庁長には部長級が配属される。
[編集] 歴代知事
- 鹿児島県知事一覧を参照。
[編集] 財政
- 財政力指数:0.27(平成17年度)
[編集] 姉妹盟約等
[編集] 経済
[編集] 産業
- 鹿児島県が日本における主要な産地となっている農産物としてサツマイモ、サヤインゲン、茶などがある[1]。
- 養豚は鹿児島県の代名詞的(東京都内で、鹿児島と言って連想する物で80%の人間が豚と答えたほどである)な産業で、養豚による収益は約820億円と言われている県産業の基幹。鹿児島県内で豚は約130万匹飼われているが、そのうち黒豚の示す割合は年々増加傾向気味で、2005年度には繁殖子取り雌豚の30%にまで黒豚の数が回復した。
- 静岡県と並んで鰹節の生産が盛んであり、特に枕崎市の特産物として知られている。[2]。
- 宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 種子島宇宙センター
- JAXA内之浦宇宙空間観測所
- JAXA増田宇宙通信所
[編集] 鹿児島県に拠点事業所のある主要企業
- 工場
- カルビー九州カンパニー(鹿児島市)
- パシフィックグレーンセンター(鹿児島市)
- 京セラ(薩摩川内市、霧島市)
- ソニーセミコンダクタ九州(株)鹿児島テクノロジーセンター(霧島市)
- 富士通インテグレーテッドマイクロテクノロジ(株)九州工場(薩摩川内市)
- 中越パルプ工業(薩摩川内市)
- プリマハム(いちき串木野市)
- 日本特殊陶業(株)鹿児島宮之城工場(さつま町)
- 鉱山
- 住友金属鉱山(菱刈町)
- 本店
[編集] 鹿児島県に本社のある主要企業
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[編集] 地域
[編集] 県内市町村
以下の18市9郡24町4村がある。町はすべて「ちょう」、村は鹿児島郡2村が「むら」、大島郡2村が「そん」という読み方である。
[編集] 合併予定市町村
[編集] 合併済市町村
※平成の大合併によるもののみ記述。