白河市

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しらかわし
白河市
Shirakawa Komine Castle 20100625-01.jpg
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 福島県
団体コード 07205-2
面積 305.30km²
総人口 63,288
推計人口、2012年12月1日)
人口密度 207人/km²
隣接自治体 福島県
西郷村泉崎村中島村
矢吹町棚倉町石川町
浅川町天栄村
栃木県
那須町
市の木 アカマツ
市の花 ウメ
市の鳥 ホオジロ
白河市役所
所在地 961-8602
福島県白河市八幡小路7番地1
Shirakawa city hall.JPG
外部リンク 白河市役所 公式サイト (日本語)

白河市位置図(福島県)

― 市 / ― 町・村
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白河市(しらかわし)は、東北地方の南部、福島県中通りの南部に位置する都市

目次

地理 [編集]

東側より見る白河市街地 (2007年平成19年)1月撮影)
解説付き画像はこちら
北側より見る白河市街地 手前から阿武隈川、東北自動車道、東北新幹線、奥に南湖を望む(2006年平成18年)6月撮影)

東京都区部より約190km北。東北新幹線で約90分の距離である。首都圏への新幹線通勤の利用者も一部ながらいる。

隣接している自治体 [編集]

統計データ [編集]

現在の市勢 [編集]

  • 総人口 - 65,707人(2005年)
  • 世帯数 - 22,320世帯(2005年)
  • 年少(15歳未満)人口率 - 15.7%(2005年)
  • 高齢(65歳以上)人口率 - 20.9%(2005年)
  • 昼間人口 - 66,803人(2000年)
  • 労働力人口 - 34,983人(2000年)
  • 第1次産業就業者数 - 2,740人(2000年)
  • 第2次産業就業者数 - 13,648人(2000年)
  • 第3次産業就業者数 - 17,146人(2000年)
  • 農業産出額 - 9,540百万円(2004年)
  • 製造品出荷額等 - 281,310百万円(2004年)
  • 商業年間商品販売額 - 115,130百万円(2003年)
出典 
  1. 総務省統計局『統計で見る市区町村のすがた2007』2007年

人口 [編集]

Demography07205.svg
白河市と全国の年齢別人口分布(2005年) 白河市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 白河市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
白河市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 58,896人
1975年 59,821人
1980年 60,253人
1985年 62,596人
1990年 63,839人
1995年 65,155人
2000年 66,048人
2005年 65,707人
2010年 64,710人
総務省統計局 / 国勢調査

歴史 [編集]

古くから奥州の玄関口として知られ、平安時代には能因法師が「都をば霞とともに立ちしかど秋風ぞ吹く白河の関」と詠んでいる。能因法師は実際には白河には来なかったとも言われるが、逆にいえば、架空の旅を構想するほど「白河の関」は歌枕として魅力的であったということだろう。能因法師以外にも「白河の関」を詠んだ歌は数多く、後年、松尾芭蕉おくのほそ道の中でそれらの歌や散文をもとにして、白河到着時の情景を装飾的な美文にこしらえている。下記は「おくのほそ道」(岩波文庫)よりの引用である。

心許なき日かず重るまゝに、白川の関にかゝりて旅心定りぬ。「いかで都へ」と便求しも断也。中にも此関は三関の一にして、風ソウ(馬偏に躁の旁。騒と同字)の人心をとゞむ。秋風を耳に残し、紅葉を俤にして、青葉の梢猶あはれ也。卯の花の白妙に、茨の花の咲そひて、雪にもこゆる心地ぞする。古人冠を正し衣装を改し事など、清輔の筆にもとゞめ置れしとぞ。                  卯の花をかざしに関の晴着かな   曾良   

「おくのほそ道」では、有名な書き出しの部分にも「春立てる霞の空に白河の関越えんと…」とある。また、芭蕉に同行した河合曾良随行日記には、おくのほそ道本文よりも詳しい記述があり、そこに記されている街並みや、宗祇もどしの逸話にまつわる碑が今も市内に残る。同随行日記は上掲岩波文庫版「おくのほそ道」に所載されている。

江戸時代まで [編集]

古代には白河の関が置かれ広くその名は知られていたが、早くにその事蹟は失われ、詳細はいまだなぞである。芭蕉が訪れた江戸初期には、どこにあったのかもはっきりしなかった。後年、松平定信が候補地を比定して、現在公園として整備されている辺りを関跡としたが、有力な仮説の域を出ていない。

中世期には、小山氏の流れをくむ結城氏白河結城氏)の所領となった。長く二つの結城家(白河(川)氏と小峰氏)が比較的平和裏に所領を分割統治していたとされ、両家の居城が、今も白川城搦目城)、白河城(小峰城。ただし現在に残る城の原型を築いたのは江戸初期の丹羽氏)として市内に残っている。一時期は伊達氏をもしのぐ力を有していたとされるが、戦国時代には両結城家による抗争が起こり、さらには佐竹氏の攻撃を受けるなどして衰退した結果、会津の諸氏(蒲生氏上杉氏など)の傘下に入る。その後、結城氏の一族や家臣の多くは、伊達や佐竹など東国有力武将のもとで仕えた。

江戸時代最初期には、外様の丹羽氏によって城下町が整備された。それ以降は、譜代中藩(一時期親藩)で老中を輩出した白河藩城下町として栄えた。奥州街道五街道の一つ)終点の地でもあった。ただし、譜代のサラリーマン大名(転勤族)(諸松平氏本多氏阿部氏)が藩主としてめまぐるしく交替し、また幕末期には天領となったこともあって、市民の歴史意識はさほど高くない。唯一市民に広く知られているのは、日本初の公園といわれる南湖公園を整備し、寛政期の老中として寛政の改革を主導した松平定信ぐらいのものである。

明治時代以後 [編集]

行政区域変遷 [編集]

  • 変遷の年表
  • 市制・町村制以前の変遷表
  • 市制・町村制以後の変遷表

行政 [編集]

姉妹都市・提携都市 [編集]

海外
国内

行田市と桑名市は、江戸時代に忍藩(現行田市)、桑名藩との間で、阿部氏と諸松平氏移封があった縁から(文政6年(1823年)の三方領知替え)。戸田市は、旧大信村との姉妹関係を合併後も引き継いだもの。

経済 [編集]

商業 [編集]

製造業 [編集]

主な工場

従来、工場等の誘致においては西隣の西郷村に大きく後れを取っていた。しかし、東京から新幹線で約90分、東北自動車道で約2時間強といった地の利や、夏涼しく冬は寒冷だが少雪といった気象環境、凝固岩を基盤とした強固な地盤等の好条件を生かして、ヤフー系のデータセンター(2012年操業開始予定)や三菱ガス化学の工場及び研究開発施設(2014年操業開始予定)の進出が近年相次いで決まっている。

学校 [編集]

高等学校 [編集]

中学校 [編集]

  • 白河市立白河中央中学校
  • 白河市立白河第二中学校
  • 白河市立東北中学校
  • 白河市立白河南中学校(旧南部中学校)
  • 白河市立五箇中学校
  • 白河市立表郷中学校
  • 白河市立東中学校
  • 白河市立大信中学校


小学校 [編集]

  • 白河市立白河第一小学校
  • 白河市立白河第二小学校
  • 白河市立白河第三小学校
  • 白河市立白河第四小学校
  • 白河市立白河第五小学校
  • 白河市立小田川小学校
  • 白河市立五箇小学校
  • 白河市立関辺小学校
  • 白河市立みさか小学校
  • 白河市立表郷小学校
  • 白河市立釜子小学校
  • 白河市立小野田小学校
  • 白河市立大屋小学校
  • 白河市立信夫第一小学校
  • 白河市立信夫第二小学校


交通 [編集]

空港 [編集]

鉄道 [編集]

東北新幹線の新白河駅は西郷村にあるが、ホームの一部が白河市にかかっている。

東北新幹線の新白河駅は西郷村にあるが、ホームの一部が白河市にかかっている。

路線バス [編集]

道路 [編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事 [編集]

  • 白河関跡(国の史跡)
  • 白河小峰城日本100名城の一つ)
  • 白川城(搦目城)
  • 南湖公園(国の史跡及び名勝)
  • 白河舟田・本沼遺跡群(国の史跡)
  • 福島県文化財センター白河館「まほろん」
  • 白河市民会館
  • 白河市文化センター
  • 白河市東文化センター
  • きつねうち温泉
  • 丹羽長重の墓・霊廟(隣に、18世紀前半に白河藩主を務めた松平直矩(なおのり)、松平基知(もとちか)父子の墓、また小南湖(しょうなんこ)と呼ばれる池がある。)
  • 鹿嶋神社
  • 乙姫桜(市内妙関寺にある枝垂れ桜の古木。伊達政宗が江戸幕府に献上するために参勤交代の折に持参していた桜の苗の一本を、旅の途次、立ち寄った同寺の住職に乞われて植えたもの。)
  • 乙女桜(小峰城本丸にある桜。城の石垣造築のさいに人身御供となった娘を供養するために植えられた。現在の木は何代目かのものであって、当時のものではない。) 
  • 戊辰戦争の古戦場(市内に何カ所か残っている。)
  • 安珍堂(安珍・清姫伝説で知られる安珍は、一説に当地出身の僧侶といわれている。その安珍を祀った堂が市内萱根根田地区にある。)
  • 白河天道念仏さんじもさ踊り(毎年7月第一日曜日に、市内関辺地区の八幡神社境内で行われる。五穀豊穣を祈る除蝗祭で、「さんじもさ」は、「山神様よ」がなまったものといわれている。)
  • 白河集古苑
  • 白河提灯祭り(西暦奇数年9月中旬)
  • 白河だるま市(2月11日)
  • 白河フラワーワールド(多くは那須高原へ移転。市内には現在一部が残るのみ。)
  • アウシュビッツ平和博物館

名物 [編集]

出身有名人 [編集]

  以下はゆかりの有名人

当市が舞台となった作品 [編集]

小説 [編集]

映画 [編集]

テレビ・ラジオ [編集]

  • 市域の一部では関東の4大系列がスピルオーバーによりアナログ・デジタルともに直接受信可能である。テレビ東京はアナログのみ受信可能であるが、デジタルでは福島テレビの一部のチャンネルと被るため見づらいとされている。
  • しかし、旧白河市内(中心市街地)の場合、南側に山や丘陵地が多く、受信状態が甚だしく不良なこともあって、関東方面にアンテナを向けている家庭はほとんどないといってよい。市販の一般的なアンテナを立てるだけでは受信はほぼ不可能であり、ほぼ全戸が、市内の富士見山にある中継基地から発せられるUHF波を受信して県内の放送局を視聴している。
  • NHKラジオの第一放送は、福島放送局よりも関東広域圏向けの電波のほうが、受信状態の良好な地域が多い。また、当地に限ったことではないが、日時・天候によって、東京の民放ラジオ局よりも、はるか遠方にある西日本のラジオ局(関西や四国のローカル局)のほうがよく聞こえることもある。東京の局のうちTBSラジオはまずまずの受信状態だが、文化放送ニッポン放送は満足に聴取できないことも多い。
  • 福島県内唯一の民放中波ラジオ局であるラジオ福島は、県南地域に放送局を置いていないため、白河市内における受信状況は不良である。県内で同局が放送局を置いていないのは県南だけである。

関連項目 [編集]

脚注 [編集]

  1. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 7 福島県』、角川書店、1981年 ISBN 4040010701より
  2. ^ 日本加除出版株式会社編集部『全国市町村名変遷総覧』、日本加除出版、2006年、ISBN 4817813180より

外部リンク [編集]