滋賀県
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滋賀県(しがけん)は、琵琶湖を取り囲んでいる日本の近畿地方北東部の内陸県。県庁所在地は大津市。
目次 |
[編集] 概要
令制国の近江国と完全に一致する。県名は大津が属していた郡名(滋賀郡)から採用された。共通語では「滋賀」は頭高型アクセントで発音するが、地元では尾高型アクセントで発音する。
面積は全国で10番目に狭く、内陸県では奈良県、埼玉県に次いで狭い。その狭い面積の半分以上を山地と琵琶湖が占めており、可住地面積は大阪府よりも狭い。
「近江」が「ちかつあはうみ(都近くの淡水湖)」に由来し、現在も滋賀県が「湖国」と呼ばれることからも窺えるように、県の中央に位置する琵琶湖は本県のシンボルである。産業用水や、近隣府県約1400万人の飲用水の源として重要であり、また観光資源としてもその存在は大きい。琵琶湖があることから内陸県で唯一漁港を持ち、その数も20港と、海に面する5府県より多い。水運交易が盛んだった中世や近世には若狭湾と京・大坂をつなぐ中継地として、大津や堅田など内水系の重要港湾が数多く発展した。東海道・東山道(中山道)・北陸道が合流する陸上交通の要衝でもあり、「近江を制する者は天下を制す」としてたびたび戦乱の舞台となった。
土地の狭さや交通利便のよさは人材の流出をもたらし、戦前まで滋賀県は流入人口よりも流出人口の方が多かった。中世から近代にかけては多くの近江出身者が近江商人として全国各地に進出し、「琵琶湖の鮎は外に出て大きくなる[1]」という諺まで生まれた。太平洋戦争後、高速道路の整備やトラック流通の興隆に伴って交通利便のよさが再認識され、流通拠点や工場が相次いで進出、平成に入ってからはJR西日本のアーバンネットワーク拡大に伴って大阪都市圏のベッドタウンとして注目されるようになり、地方では数少ない人口増加県へと転じた[2]。ただし開発が進んでいるのは京阪神に近い県南部であり、以前からあった県北部との経済格差が広がる事態となっている。
[編集] 地理
県の周囲を山脈・山地が取り囲み、中央部に琵琶湖が広がる。県土の大半が琵琶湖であるかのように思われがちだが、最も面積を占めるのは山林(県総面積の約半分)であり、琵琶湖が占める面積は県総面積の1/6程度である。
[編集] 地形
- 山地:比良山地、野坂山地、伊吹山地、鈴鹿山脈
- 山:伊吹山、比叡山、比良山、三上山(近江富士)
- 盆地:近江盆地
- 丘:水口丘陵、饗庭野台地
- 湖:琵琶湖、余呉湖、西の湖
- 島:沖島、竹生島、多景島、沖の白石、矢橋帰帆島(人工島)
- 川:安曇川、姉川、犬上川、愛知川、日野川、野洲川、瀬田川
[編集] 気候
| 平均気温(℃) | 降水量(mm) | 降水日数(日) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最暖月 | 最寒月 | 最多月 | 最少月 | 最多月 | 最少月 | ||
| 湖北 | 余呉町 柳ヶ瀬 |
299.8 (12月) |
161.2 (8月) |
21.7 (1月) |
9.7 (8月) |
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| 虎姫 | 25.9 (8月) |
2.6 (1月) |
189.9 (6月) |
96.2 (2月) |
17.2 (1月) |
7.8 (8月) |
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| 湖東 | 彦根 | 26.7 (8月) |
3.6 (1・2月) |
204.5 (6月) |
83.1 (12月) |
13.5 (1月) |
8.2 (8月) |
| 近江 西部 |
高島市 今津 |
25.6 (8月) |
2.5 (2月) |
215.8 (6月) |
106.0 (11月) |
19.1 (1月) |
8.7 (8月) |
| 大津市 南小松 |
26.3 (8月) |
3.5 (2月) |
259.2 (6月) |
97.3 (12月) |
16.4 (2月) |
9.0 (8月) |
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| 近江 南部 |
大津 | 26.9 (8月) |
4.0 (1・2月) |
244.5 (6月) |
41.1 (12月) |
12.9 (6月) |
6.8 (12月) |
| 東近江 | 近江八幡 | 218.0 (6月) |
58.2 (12月) |
12.6 (6月) |
7.6 (8月) |
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| 東近江市 蒲生 |
25.8 (8月) |
2.8 (1・2月) |
205.9 (6月) |
51.9 (12月) |
12.6 (6月) |
8.5 (8月) |
|
| 甲賀 | 甲賀市 信楽 |
24.0 (8月) |
1.3 (1月) |
223.4 (6月) |
42.9 (12月) |
13.5 (6月) |
7.5 (12月) |
| 甲賀市 土山 |
24.7 (8月) |
1.9 (1・2月) |
221.4 (6月) |
46.2 (12月) |
14.0 (6月) |
9.0 (12月) |
|
全域が内陸性気候であるが、北部は日本海側気候、南部は瀬戸内海式気候を併せ持つ。北部や山間部には豪雪地帯が広がり、なかでも県最北端の余呉町は近畿地方で唯一の特別豪雪地帯に指定されている。1981年には余呉町中河内で積雪量6m55cmを記録している[4]。
[編集] 自然公園
- 三上・田上・信楽県立自然公園
- 朽木・葛川県立自然公園
- 湖東県立自然公園
[編集] 歴史
滋賀県は奈良・京都・大坂への物資や人材の供給源や中継地、あるいは都と東国・北国とを結ぶ要衝として発展し、日本の歴史に大きく関わっている。
[編集] 古代から中世
国造が分立した時代には、滋賀県はヤマト王権の領土に入っていた。飛鳥時代には近江大津宮、奈良時代には紫香楽宮や保良宮が置かれた。壬申の乱や藤原仲麻呂の乱といった戦乱の舞台となることも度々あった。
平安中期より佐々木氏が近江に起こった。この佐々木氏は、源頼朝が関東地方で勃興するとこれに積極的に加わり、近江一国の守護職を得た。以降、六角氏や京極氏と分かれながら、佐々木一族は戦国時代に至るまで近江国を支配した。南北朝期にはばさら大名で有名な佐々木道誉(高氏)が出て京極家の勢威を伸ばした。
本願寺蓮如の大布教が始まると、大津付近は一向宗色が強くなった。このため、これを喜ばない比叡山が度々攻撃を仕掛けた。比叡山東麓の坂本は一向宗の堅田と経済的にも対立していたことから、両者の抗争は頻繁であった。この後に蓮如は大津に一向宗拠点を構えたため、大津が栄えることとなった[要出典]。
[編集] 戦国時代
戦国時代に入ると、北近江に浅井氏が台頭する。形の上で京極氏を奉じた浅井氏は南近江を領する六角氏と抗争する。織田信長と結んだ浅井長政に至って六角氏を駆逐するが、後に将軍の信長包囲網に加わって信長に抵抗、1573年に滅亡する。
近江国を支配圏に入れた信長は、根拠地として近江盆地に安土城を建設する。信長の死後は畿内を地盤とする羽柴秀吉と、越前国北の庄を地盤とする柴田勝家の係争地となり、近江北端部で行われた賤ヶ岳の戦いにおける秀吉の勝利で決着が着けられた。秀吉は初めての領地が長浜であった関係もあり、多数の近江国民を主に事務方として登用した。石田三成もその1人である。そのことによって生じた近江閥と秀吉出身地の尾張閥の対立が関ヶ原の戦いを促したとも言われる。[要出典]
また戦国時代から江戸時代にかけての甲賀郡では甲賀流忍者が活動していた。
[編集] 近世
徳川家康は、徳川氏における精鋭軍を率いる井伊氏を、関ヶ原に近い彦根に入封させて西国の抑えとし、北近江は彦根藩の領土となった。また、江戸時代にあった藩として、膳所藩、水口藩、大溝藩、西大路藩、宮川藩、山上藩、三上藩、交代寄合の最上家の大森陣屋、交代寄合の朽木家の朽木陣屋があった。江戸時代初期には将軍上洛用御殿が近江国内に水口城のほかに、永原御殿、伊庭御殿、柏原御殿があったが、3代将軍家光以降は上洛も途切れ御殿も次第に老朽化して、廃れていった。
また江戸時代には、鎌倉時代から続く商工業が飛躍的に発達し、犬上・愛知・神崎・蒲生・高島の各郡、特に八幡・日野・五個荘などから近江商人を多く輩出した。
[編集] 近代
廃藩置県後、1876年8月21日に敦賀県が分割され、嶺南が滋賀県に編入したため、若狭湾に面していた時期もあった[5]。4年半後の1881年2月7日の福井県発足によって嶺南は滋賀県から分離され、内陸県である現在の領域となった。
[編集] 人口
2008年(平成20年)8月1日時点の人口において、人口調査開始の1960年(昭和35年) 以降初めて140万人を超えた。都道府県別のランキングで29位。
[編集] 年齢構成
年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
総計 [単位 千人]
| 年齢 | 人口 |
|---|---|
| 0 - 4歳 | |
| 5 - 9 | |
| 10 - 14 | |
| 15 - 19 | |
| 20 - 24 | |
| 25 - 29 | |
| 30 - 34 | |
| 35 - 39 | |
| 40 - 44 | |
| 45 - 49 | |
| 50 - 54 | |
| 55 - 59 | |
| 60 - 64 | |
| 65 - 69 | |
| 70 - 74 | |
| 75 - 79 | |
| 80歳以上 |
年齢5歳階級別人口
2004年10月1日現在推計人口
男女別 [単位 千人]
- データ出典:第10表/都道府県, 年齢(5歳階級), 男女別人口-総人口(総務省統計局)
| 滋賀県と全国の年齢別人口分布図(比較) | 滋賀県の年齢・男女別人口分布図 | ||||||||||||||||||
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■紫色は滋賀県
■緑色は日本全国 |
■青色は男性
■赤色は女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
[編集] 地域
県内には以下の13市5郡13町(町はすべて「ちょう」と読む)があり、琵琶湖を中心に東西南北で4区分される。県庁ではさらに7地域に細分化している。各々に属する自治体は以下の通り。
- 湖南(こなん)
- 湖東(ことう)
- 湖北(こほく)
- 湖西(こせい)
- (民間などでは湖西に大津市北部を含む場合がある)
[編集] 地域的特徴
滋賀県は中央部に広大な琵琶湖を持つために、湖を挟んだ地域同士で特色を異にしている。
- 県西部と県東部
西部(大津市を含めた湖西地方)は畿内と若狭湾・北陸とを短絡する要地であり、江戸時代には西近江路・鯖街道が通っていた。現在もそれらを踏襲する国道161号・国道367号や湖西線が通る。安曇川扇状地を除いて平野部が少なく、琵琶湖のすぐ近くまで比良山地が迫る。一方の東部(湖南・湖東・湖北地方)は畿内と東国・北国を結ぶ要地であり、律令時代には東山道、江戸時代には東海道・中山道・北国街道が通っていた。現在もそれらを踏襲する名神高速道路・新名神高速道路・北陸自動車道・国道1号・国道8号・国道21号や東海道新幹線・東海道本線・草津線・北陸本線が通る。平野部が大きく開けており、古代より開発が進められた。
- 県南部と県北部
京阪に近い南部(湖南地方など)は京阪とのつながりが強く、現在は通勤圏として「滋賀府民」の多い地域となっている。とりわけ大津市は京都市中心部から約10kmしか離れておらず、JR大津駅・京都駅間は9分で結ばれている。一方京阪から遠い北部(彦根市や湖北地方など)は京阪だけでなく北陸とも文化的に共通点を持つ。現在は南部に比べて宅地開発などが遅れており、「南北格差」を主張する声がある。大津と彦根の南北都市対立もあり、明治24年と昭和11年の2度、大津と彦根で県庁の誘致合戦が起こっている。
[編集] 行政
[編集] 歴代知事(公選)
詳細は「滋賀県知事一覧」を参照
- 初代 服部岩吉 1947年4月12日 - 1954年11月8日 2期
- 2代 森幸太郎 1954年12月7日 - 1958年12月6日 1期 後に農林大臣
- 3代 谷口久次郎 1958年12月7日 - 1966年12月6日 2期
- 4代 野崎欣一郎 1966年12月7日 - 1974年12月6日 2期
- 5代 武村正義 1974年12月7日 - 1986年6月16日 3期 後に大蔵大臣など
- 6代 稲葉稔 1986年7月20日 - 1998年7月19日 3期
- 7代 國松善次 1998年7月20日 - 2006年7月19日 2期
- 8代 嘉田由紀子 2006年7月20日- 1期(現職) 県内では初の女性知事誕生。全国では5人目。
[編集] 消滅した自治体
- 合併により2004年以降に消滅した自治体。
- 甲賀郡 郡内全ての町が合併・市制施行し、郡も消滅した。
- 蒲生郡 現在、3町が残る。
- 蒲生町 1町が編入し、東近江市に。
- 野洲郡 郡内全ての町が合併・市制施行し、郡も消滅した。
- 高島郡 郡内全ての町村が合併・市制施行し、郡も消滅した。
- 坂田郡 郡内全ての町が合併・市制施行し、郡も消滅した。
- 八日市市 他郡の町と合併・市制施行し、市も消滅した。
- 神崎郡 郡内全ての町が合併・市制施行し、郡も消滅した。
- 愛知郡 現在、1町が残る。
- 東浅井郡 現在、2町が残る。
- 滋賀郡 郡内全ての町が合併・市制施行し、郡も消滅した。
- 志賀町が大津市に編入。
[編集] 財政
- 平成19年度
- 財政力指数 0.56
- Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)17自治体中14位
- 平成18年度
- 財政力指数 0.51
- Iグループ(財政力指数0.5以上、1.0未満)16自治体中15位
- 標準財政規模 2798億9600万円
- 経常収支比率 91.8% (都道府県平均は92.6%)
- 実質収支比率 0.38% わずかに黒字である。
- 人口一人当たり人件費・物件費等決算額 13万5324円 (都道府県平均は12万4759円であり、やや多い)
- 人口100,000人当たり職員数 1,285.89人 (都道府県平均は1,173.11人であり、やや多い)
- 県職員数の定数全体のうち教職員・警察職で約75%を占める。
- ラスパイレス指数 98.6
- 実質公債費比率 13.6% (都道府県平均は14.7%)
- 人口一人当たり地方債現在高 65万7797円 (都道府県平均は62万2416円)
- 普通会計分の地方債残高のみである。
地方債の残高
- 普通会計分の地方債現在高 9022億2000万円
- 上記以外の特別会計分の地方債現在高 1057億3300万円
- おもな内訳 流域下水道会計分 585億円 病院事業分 246億円 上水道供給事業分 182億円
- 第3セクター等の債務状況(債務保証にかかわる債務残高等) 616億6700万円
- おもな内訳 社団法人滋賀県造林公社分 106億円 財団法人びわ湖造林公社 337億円
- 滋賀県の債務残高 1兆0696億2000万円(連結会計)
- 滋賀県民一人あたり債務残高 76万4279円
- 平成17年度
- 財政力指数 0.45
- IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)8自治体中6位
- 平成16年度
- 財政力指数 0.44
- IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)10自治体中8位
[編集] 文化
京都・大阪の文化圏に属しており、岐阜県関ケ原から滋賀県にかけては東西文化の境界線となっている(アホかタワケか、雑煮が丸餅か角餅か、など)。滋賀県で話される方言(近江弁)も京言葉との共通点が多い。しかし、交通の要衝地であるため、北陸や東日本の文化的要素を併せ持つ地域も少なくない。
県民性としては、近江商人のイメージから堅実な節約家と思われがちだが、新しい物を積極的に取り入れる一面もあり、各種家電機器普及率のランキングでは毎年全国上位を占めている。
[編集] 文化財
「近畿の史跡一覧#滋賀県」および「滋賀県指定文化財一覧」も参照
滋賀県内では1件の世界文化遺産、55件の国宝、806件の重要文化財が指定されており、国宝の指定件数は京都・東京・奈良・大阪に次ぐ全国5位、重要文化財の指定件数は東京・京都・奈良に次ぐ全国4位を誇る。
- 世界文化遺産
- 園城寺 - 金堂、新羅善神堂
- 延暦寺 - 根本中堂
- 勧学院 - 客殿
- 金剛輪寺 - 本堂
- 御上神社 - 本殿
- 光浄院 - 客殿
- 常楽寺 - 三重塔、本堂
- 西明寺 - 三重塔、本堂
- 石山寺 - 多宝塔、本堂
- 善水寺 - 本堂
- 大笹原神社 - 本殿
- 長寿寺 - 本堂
- 都久夫須麻神社 - 本殿
- 日吉大社 - 西本宮本殿および拝殿、東本宮本殿および拝殿
- 彦根城 - 天守、附櫓および多聞櫓
- 苗村神社 - 西本殿
- 宝厳寺 - 観音堂
- 重要伝統的建造物群保存地区
- 有形文化財
[編集] 教育
「:Category:滋賀県の学校」を参照
多くの大学が集まる京阪神に隣接するため、かつては全国的にも大学の少ない県であった。しかし國松知事時代に県が活発な大学誘致活動を行ったため、現在では10大学3短期大学が立地している。高等学校では、県内の私立高校数が少ないこともあって県立高校進学者が多いが、京都などの私立高校進学者も少なくない。滋賀県独自の教育事業としては、小学5年生などを対象に琵琶湖上で行われる滋賀県立びわ湖フローティングスクールがある。
[編集] スポーツ
「:Category:滋賀県のスポーツ」を参照
滋賀県ではそれほどスポーツは盛んではなく、2008年に滋賀レイクスターズが設立されるまでは滋賀県に本拠地を置くプロスポーツチームは存在しなかった。高校野球でも近畿勢で唯一優勝経験がない(高校野球#滋賀県の甲子園制覇参照)。一方で近年サッカーのレベルが向上しており、2005年に滋賀県立野洲高等学校が全国高等学校サッカー選手権大会で優勝を果たしている。また栗東市には日本中央競馬会の栗東トレーニングセンターが所在する。
[編集] 特産品
- 工芸品
- 信楽焼(甲賀市信楽)
- 湖東焼(彦根市)
- 彦根仏壇(彦根市)
- 浜縮緬(長浜市)
- 近江上布(湖東地域)
- 扇骨(高島市安曇川町)
- 小幡人形(東近江市五個荘)
- 木工品(東近江市永源寺など)
- びん細工手まり(愛荘町愛知川)
- 食品
- 近江牛
- 近江米
- 近江茶(甲賀市など)
- 政所茶(東近江市政所)
- 湖魚料理(鮒寿司、もろこの佃煮、鮎巻など)
- 赤こんにゃく(近江八幡市)
- 日野菜(日野町)
- かんぴょう(甲賀市水口町)
- 焼鯖素麺(長浜市)
- ちゃんぽん(彦根市)
- イタリアン焼きそば(長浜市)
- サラダパン(木之本町)
- 糸切餅(多賀町)
- うばがもち(草津市)
- バウムクーヘン(近江八幡市のたねや)
[編集] 経済
かつては京阪神に米などを供給する農業県であったが、現在では西日本有数の工業県のひとつであり、2004年度の工業生産出荷額は6兆1909億円に達する。主要な工業生産品には近世からの伝統産業である医薬品(特に置き薬)があり、2004年度の医薬品生産額は2150億円に達する[10]。
[編集] 本社を置く産業
「:Category:滋賀県の企業」を参照
[編集] 滋賀県ゆかりの企業
滋賀県が発祥地だったり、創業者が近江商人だったりする有名企業が複数ある。
- 日本旅行(創業地が草津)
- オーミケンシ(創業地が彦根)
- タカタ(創業地が彦根)
- 西武(創業者が秦荘出身)
- ワコール(創業者が五個荘出身)
- 高島屋(創業者が高島出身)
- 伊藤忠商事・丸紅(創業者が豊郷出身)
- 日本生命保険(創業者が彦根出身)
- ヤンマー(創業者が高月出身)
- 旭化成(社名が大津市の寺院に由来)
他多数。
[編集] 県内で開催される経済イベント
- びわ湖環境ビジネスメッセ
- 滋賀ビジネスパートナー
[編集] マスコミ
[編集] 放送
- KBS滋賀は彦根市に、その他は全て大津市に所在する。
- その他近畿広域圏を担う各局(毎日放送、朝日放送、関西テレビ放送、讀賣テレビ放送、NHK教育テレビジョン)の中継局がある。中継局がないものの、地域によってはMBSラジオ・ABCラジオ・ラジオ大阪・NHKラジオ第2放送や京都府域局の京都放送(KBS京都テレビ・ラジオ)・エフエム京都(α‐Station)を受信することも可能である。ケーブルテレビの再配信を利用してテレビ大阪を受信している地域もある(デジタルでは現状受信不可)。また米原市や長浜市などには中京広域圏の放送を直接受信できる地域がごく一部存在する。
[編集] 新聞
[編集] 地方紙・ブロック紙
現在、日本新聞協会や全国地方新聞社連合会などに所属する県域地方新聞はなく、京都新聞と中日新聞滋賀版が事実上の県紙代わりとなっている。
- 近江同盟新聞 - 彦根市に所在。頒布エリアは彦根市周辺。
- 滋賀夕刊新聞 - 長浜市に所在。頒布エリアは湖北・湖東地方。
- 近江毎夕新聞 - 長浜市に所在。頒布エリアは長浜市内。
- 滋賀報知新聞 - 東近江市に本社を置き、大津市と栗東市と東京に支局を設置。頒布エリアはほぼ全県。
- 京都新聞 - 大津市に滋賀本社を設置。実質的な滋賀県のローカル紙。
- 中日新聞 - 大津市と彦根市に支局を設置。びわこ版を「滋賀中日」の題字で発行。
- かつて存在した新聞
- 滋賀日日新聞 - 1922年に「江州日日新聞」として創刊。京都新聞の僚紙となった後、1978年頃に休刊。休刊後は京都新聞滋賀本社に引き継がれている。
- みんなの滋賀新聞 - 2005年4月にみんなで作る新聞社が創刊したが、同年9月に休刊。復刊の目途が立たないまま12月に自己破産を申請して倒産した。
[編集] 全国紙
[編集] 交通
[編集] 鉄道路線
「:Category:滋賀県の鉄道駅」も参照
[編集] 道路
「滋賀県の県道一覧」も参照
主要な国道や県道でも高規格化整備が遅れているため片側1車線区間が多く、県内の至る所で渋滞している。特に大津市と京都市とを結ぶ国道1号は交通集中のため慢性的に渋滞が発生する。
- 高速自動車国道
- 一般有料道路
- 一般国道
[編集] ナンバープレート
滋賀県内の自動車ナンバープレートは全て「滋賀」で、守山市の滋賀運輸支局で交付される。他府県民から「ゲジナン」や「ゲジゲジ」、または「イナズマナンバー」と揶揄されることがあるが、これは「滋」の「幺幺」の部分から連想されたものである。西川貴教の呼びかけで2009年9月に草津市で開催される県内初の大型野外音楽ライブ「イナズマロックフェス 2009」の名称は、この「イナズマナンバー」がモチーフとなっている[14]。
[編集] 航路
大津港や竹生島港を中心に琵琶湖汽船(京阪グループ)とオーミマリン(近江鉄道グループ)が観光遊覧船を開設しているほか、近江八幡市の沖島と堀切新港を結ぶ通船や沖島と長命寺港を結ぶ渡し船が存在する。以下、琵琶湖汽船とオーミマリンによる定期観光航路を挙げる。
- 琵琶湖汽船
- オーミマリン
- 彦根港 - 竹生島 - マキノプリンスホテル桟橋(花見シーズンは海津大崎を経由) - 彦根港
- 彦根港 - 多景島
- 彦根港 - 海津大崎、マキノプリンスホテル桟橋 - 海津大崎(お花見船)
[編集] 滋賀県出身の有名人
「滋賀県出身の人物一覧」を参照
出身者以外で滋賀県にゆかりのある人物としては、大津宮を開いた天智天皇、粟津(現在の大津市)で斃れた源義仲、義仲が眠る大津市の義仲寺を墓所とした松尾芭蕉、近江八幡を活動拠点とし県内にも多くの名建築を残したウィリアム・メレル・ヴォーリズなどがいる。
[編集] 観光
「:Category:滋賀県の観光地」を参照
琵琶湖には海津大崎など数々の景勝地があり、とりわけ近江八景は近世より日本有数の名勝として知られた。現在は湖水浴や釣り、クルージングなどのレクリエーション観光地でもある。
琵琶湖以外の自然環境では、京阪神や中京圏から登山客やスキーレジャー客を集めるほか、近年では里山や田園、カバタなどがグリーンツーリズム・エコツーリズムの観点で見直されつつある。
奈良や京都に近いこと、太平洋戦争の戦災や戦後の乱開発を免れたことなどから、社寺・城郭・伝統的景観などの歴史的観光資源も豊かである。
[編集] 姉妹・友好都市
[編集] 滋賀県を舞台にした作品
- 漫画
- 文学
- 川端康成「虹いくたび」
- 井上靖「星と祭」「比良のシャクナゲ」
- 遠藤周作「万華鏡」
- 水上勉「湖の琴」
- 花登筐「ぼてじゃこ物語」
- 三島由紀夫「絹と明察」
- 司馬遼太郎「関ヶ原」「街道をゆく・湖西のみち」
- 童門冬二「小説中江藤樹」
- 秦恒平「みごもりの湖」
- 西村京太郎「十津川警部湖北の幻想」「湖西線12×4の謎」
- 外村繁「草筏」「澪尽くし」など
- 姫野カオルコ「ちがうもん」「喪失記」「レンタル(不倫)」など
- 幸田真音「藍色のベンチャー」(あきんど 絹屋半兵衛)
- 白洲正子「近江山河抄」など
- ドラマ
- 「鮎のうた」(NHK朝の連続テレビ小説)
- 「はっさい先生」(同)
- 「花の生涯」(NHK大河ドラマ) 舟橋聖一原作
- 「功名が辻」(同) 司馬遼太郎原作
- 「戦国自衛隊・関ケ原の戦い」2006年東映製作、日本テレビ系列「ドラマ・コンプレックス」枠で放送。
- 「西部警察 PART-III 爆発5秒前! 琵琶湖の対決―大阪・大津篇―」 1984年O.A.、テレビ朝日系列
- 映画
- 「男はつらいよ 拝啓車寅次郎様」
- 「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」
- 「幻の湖」 橋本忍監督・脚本
- 「火火(ひび)」 高橋伴明監督 田中裕子主演
- 「ゴジラvsメカゴジラ」
- 「てんびんの詩」
- 音楽
「近畿地方のご当地ソング一覧#滋賀県」を参照
[編集] 脚注
- ^ 琵琶湖の鮎は琵琶湖に留まったままでは大きく成長しない。近江の人間もそれと同様に、近江から出ていった方が大成できるという意味。
- ^ なぜか人口が増え続ける滋賀県のヒミツとは? - R25.jp
- ^ 気象庁・気象統計情報より
- ^ 「琵琶湖研究所所報(1986)」 流域を読む(姉川編)2 - 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター
- ^ 福井県史 滋賀県下の嶺南4郡
- ^ 以前の呼称は大津・志賀地域
- ^ 以前の呼称は湖南地域。
- ^ 以前の呼称は中部地域。
- ^ 以前の呼称は湖西地域。
- ^ 滋賀県薬業協会 近年の滋賀の薬データ
- ^ 取材網 : 滋賀 - YOMIURI ONLINE(読売新聞社)
- ^ 最新ニュースをすばやく送るネットワーク - 毎日新聞社
- ^ 会社・IR情報(組織図) - 産経新聞社
- ^ 滋賀ふるさと観光大使 西川貴教氏の大型野外フェス、タイトル、第二弾出演アーティスト発表!(県政eしんぶん)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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