アンテナショップ

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アンテナショップ(Antenna shop)とは企業や自治体などが自社(当該地方)の製品の紹介や消費者の反応を見ることを目的として開設する店舗のこと。

企業のアンテナショップ[編集]

一般企業におけるアンテナショップは、主に消費者向けの最終製品を手がける企業が開設する。いわゆるショールームとしての機能のほか、自社製品のユーザー向けのサポート窓口・修理受付、消耗品の販売などを行うことが多い。また新製品のテスト販売を行ったり、アンテナショップ限定のグッズを用意したりする場合もある。

場所としては主に当該企業の本社ビル内やその周辺、あるいは人の多い繁華街に出店するのが一般的(例:メルセデス・ベンツ コネクションホンダウェルカムプラザ青山など)。最近ではキヨスクにアンテナショップの機能を持たせたものも登場している(詳しくはキヨスクの項を参照)。

またフランチャイズ展開を行うチェーンストアにおいては、直営店が実質的なアンテナショップの役割を担うことが多く、特に当該チェーンの本社・本部の周辺にある直営店では試験的なメニューの販売が行われたり、実験的な業態の店舗が開設されたりすることが多い。

自治体のアンテナショップ[編集]

都道府県が設置する場合は、主として東京都内の山手線沿線等におかれ、地方自治体特産品を紹介することを主たる目的としている。東京都も都内に設置しており、中には沖縄県のように県内以外に複数設置しているものもある。

店舗には特産品の直売所やギャラリー、観光情報コーナーなども備えられており、地方出身者の必需品の買出し、首都圏在住者の購買等に利用される。中には北海道北海道どさんこプラザ宮城県の「コ・コ・みやぎ」、新潟県の「ネスパス」、香川県愛媛県(共同設置)の「せとうち旬彩館」、鹿児島県の「かごしま遊楽館」など、特産品の販売だけでなく飲食店を併設するものもある。

企業の場合にも共通するが首都圏の場合、テナント料をはじめとした維持費が高くつくのが難点といえる。徳島県のように、自前のアンテナショップに替えて、近隣のコンビニエンスストア内に特産品コーナーを設けたケースもある。

また最近では、地方の特産品・加工品等を地元の住民がそもそも知らない、というケースも増えていることから、地域による地域のためのアンテナショップを管内に設置する動きも出てきている。鳥取県鳥取中部ふるさと広域連合が運営する「Coup! la cafe」(クラカフェ)などがその代表例である。

東京都内にある、各自治体の主なアンテナショップ[編集]

都道府県

全国の各都市

コウノトリの恵み 豊岡
(有楽町・東京交通会館

他の府県にある、各自治体の主なアンテナショップ[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]