伊藤蘭

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いとう らん
伊藤 蘭
本名 水谷 蘭(旧姓:伊藤)
生年月日 (1955-01-13) 1955年1月13日(69歳)
出身地 日本の旗 日本東京都武蔵野市
身長 157 cm[1]
血液型 O型
職業 女優ナレーター歌手
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 1973年 - 1978年
1980年 -
配偶者 水谷豊1989年 - )
著名な家族 趣里(長女)
事務所 トライサム
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
テレビドラマ
オレゴンから愛』シリーズ
こころ
DOCTORS〜最強の名医〜』シリーズ
映画
ヒポクラテスたち
少年H
バラエティー番組など
人生の楽園
 
受賞
ヨコハマ映画祭
助演女優賞
1980年ヒポクラテスたち
日本映画批評家大賞
助演女優賞
2013年少年H
ゴールデン・アロー賞
第19回 新人賞(演劇)
日刊スポーツ映画大賞
第26回 助演女優賞
少年H
日本レコード大賞
第61回日本レコード大賞 企画賞
アルバム『My Bouquet』
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伊藤 蘭
ジャンル J-POP
職業 歌手作詞家
担当楽器
活動期間 2019年 -
レーベル ソニー・ミュージックダイレクト
共同作業者 佐藤準
公式サイト ソニー・ミュージックダイレクト公式プロフィール

伊藤 蘭(いとう らん、1955年昭和30年〉1月13日 - )は、日本女優ナレーター歌手であり、元キャンディーズのメンバーである[2]。愛称は「ラン」または「ランちゃん」。出生名は芸名と同じ。

東京都武蔵野市出身[3]1973年3月、日本大学第二高等学校卒業[要検証]日本大学芸術学部演劇学科中退[4]トライサム所属。夫は俳優の水谷豊、長女は女優の趣里

来歴[編集]

デビューまで[編集]

幼少期は活発だが恥ずかしがりやで口数が少なく人前に立つ性格ではなかったが、中学入学後自分で変わりたいと演劇部に入部[5]。さらに、当時ファンだったフォーリーブスのバックで踊るスクールメイツの姿に憧れて自ら応募する[6]

1969年渡辺プロダクションが経営する東京音楽学院に入学。入学後、スクールメイツのメンバーに選抜される。同期生には田中好子太田裕美らがいた。

1973年3月、日本大学第二高等学校卒業後、同年4月、[要検証]日本大学芸術学部演劇学科に入学した[7]が、ほとんど通えず中退[4](のちに36年後、実娘の趣里も同大学同学科に進学)。

キャンディーズ時代[編集]

1972年NHKの歌番組『歌謡グランドショー』のマスコットガールのオーディションに田中好子藤村美樹とともに合格。この3人でグループを結成、キャンディーズと命名される。番組ではマスコットガール兼アシスタント(椅子・マイク運び、代理音合わせなど)として活動。なお、キャンディーズの名前の由来は、NHKの当時のプロデューサーの「食べてしまいたいくらいかわいい」という想いから。

1973年9月1日には、田中好子(ニックネームはスー)、藤村美樹(ニックネームはミキ)と共にキャンディーズとして「あなたに夢中」で歌手デビュー(伊藤のニックネームはラン)。当初はスーがリードボーカルを担当、ランは主にコーラスパート(ソプラノ)を担当していた。レコードデビュー前からバラエティ番組にレギュラー出演していたこともあり、キャンディーズの知名度はそれなりにあったもののレコードセールスに反映されず伸び悩んでいた。そこで当時のマネージャー諸岡義明が、伊藤のファンが「ラン」に抱いている“憧れのお姉さん”的な魅力に着目。ランをセンターに立たせメインボーカルを取らせる提案をした。ランをイメージして作られた5曲目のシングル「年下の男の子」はヒット、念願だったオリコンのベストテン入り(9位)を果たした[8]。以降、ランがセンター位置のリードボーカルを担当した(但し「わな」のみセンターがミキ、スーは右位置に移動した)。

人気歌手となり、歌番組の出演、新曲の打ち合わせやリハーサル、雑誌の取材や撮影などスケジュールが立て込み多忙となってからも『新春かくし芸大会』『8時だョ!全員集合』『みごろ!たべごろ!笑いごろ!』などのバラエティ番組に以前と変わらず出演、コントに挑戦するコミカルな一面も披露して幅広い層から人気を呼んだ。また、メンバーの愛くるしい容姿や均整の取れたスタイルは女性ファンを惹きつけ、髪型やメイクも注目された。特にランのヘアスタイルは「蘭ちゃんカット」と呼ばれ流行した[9][10]

1977年以降、楽曲の一部、自分だけが歌うソロパートの作詞、そのうちの大部分の作曲をした。主な作品に、「つばさ」「アンティックドール」「黄色いカヌー」「へそまがり」「恋がひとつ」「今日から私は」「鏡の中で」「MOONLIGHT」「ろうそくの灯に」「ささやき」「悲しみのヒロイン」などがある。このうち「つばさ」は翌1978年のキャンディーズ解散コンサートで最後に歌われた曲であり、シングルカットもされた(本人はシングル化されることには反対だった模様)。

1977年7月17日日比谷野外音楽堂でのコンサート中、突然キャンディーズの解散を宣言。その最中、伊藤が泣き叫びながら発言した「普通の女の子に戻りたい!」は、当時流行語ともなった。翌1978年4月4日のキャンディーズ解散コンサートと同時に芸能界を一時引退する。

2023年7月20日放送の『SONGS』で伊藤が初出演し、グループ解散宣言の当時を振り返り、「一度、1人1人の人生を見つめてみたいという希望が出てきた。(中略)楽しかったし、私たちは本当にキャンディーズが好きだったけど、同時に、自分のこともちゃんと考えていこうと思っていた。もっと何かいろんな方法があったかもしれないけれど、もう、とにかく1人になって、一度区切りをつけたいという気持ちでやっていた。」と真意を明らかにした[11]。同年、キャンディーズ時代からすると46年振り四回目、ソロとしては初の紅白出場が決定する[12]

キャンディーズ解散後[編集]

1979年5月18日午後11時半頃に杉並区天沼の八幡通りを歩行中に後ろから来た乗用車にはねられ全治10日の怪我。車はそのまま逃走した。

休業期間中は旅行や映画鑑賞、運転免許の取得などそれまでできなかったことをして過ごし、様々な映画や舞台を見るうちに燃焼しきれなかった女優への思いが次第に膨らんで、新たな世界に挑戦する感覚で復帰を決意する[5][13]1980年(昭和55年)映画『ヒポクラテスたち』(大森一樹監督・作)に主演して本格的に女優復帰し、第2回ヨコハマ映画祭で助演女優賞を受賞。倉本聰山田太一市川森一らの脚本作品に次々に出演する[5]

1981年(昭和56年)には夢の遊眠社の舞台『少年狩り』(野田秀樹作・演出・主演)に出演。同年度の第19回ゴールデン・アロー賞新人賞(演劇)を受賞する。同劇団の舞台に主演や座友的立場での客演をした。

以降、舞台・映画・テレビなど女優業と共に、ラジオ番組やナレーション業もこなしていく。

2008年9月24日に『笑っていいとも!』のテレフォンショッキング岸惠子からの紹介で出演したが、その日が6500回を超える同コーナーへの初出演だった。

キャンディーズの解散後もメンバーだった藤村と田中とは定期的に会っており、3人の交流は田中が亡くなるまでずっと変わることなく続いていた。2011年4月21日に田中が乳がんで死去。伊藤は藤村と共に病室で7時間過ごして田中の最期を看取ったことを、田中の通夜のインタビュー(囲み取材)で明らかにした。25日に行われた田中の葬儀では藤村とともに弔辞を読んだ。

ソロ歌手[編集]

2019年5月29日にソニー・ミュージックダイレクトよりオリジナル・アルバム『My Bouquet』(マイ・ブーケ)をリリースし、1978年のキャンディーズ解散以来41年ぶりにソロ歌手としてデビュー。同年6月、『伊藤 蘭 ファースト・ソロ・コンサート2019』のツアータイトルを掲げ、11日・12日にTOKYO DOME CITY HALL、14日にNHK大阪ホールにてコンサートを開催。伊藤にとっては初の単独コンサートであった[14][15][16]。 解散後、キャンディーズ曲の公の場での自身による歌唱を、これまで彼女自身にて"封印"してきたが、このコンサートにおいて初めてそれを解き放った。

同アルバムはオリコンの週間アルバムランキングにて8位を記録するなどロングセラーとなり[17]、同年末の第61回日本レコード大賞にて企画賞を受賞する[18]

2020年、前年コンサートの大好評を受けアンコール・ツアー『伊藤 蘭コンサート・ツアー2020 〜My Bouquet & My Dear Candies!〜』が決定。アルバム『My Bouquet』の楽曲と共にキャンディーズの楽曲を多く盛り込んだセットリストを組み、同年10月24日・25日(2回公演[注 1])をLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催した。その模様は同年12月28日にテレ朝チャンネル 1にて放送された[19]

2021年6月1日、同年9月1日にセカンドアルバム『Beside you』をリリースすることを発表。アルバムリリースに伴い『伊藤 蘭 コンサート・ツアー2021 〜Beside you & fun fun ♡ Candies!〜』を9月20日に大阪・フェスティバルホール、10月28日・29日に東京・中野サンプラザにて開催することを発表した。同年7月17日、中野サンプラザ公演のチケット販売が好評であるため、9月26日に東京・日比谷野外大音楽堂(野音)にて特別追加公演の開催が決定[20]。同年9月13日、コンサートツアー開催記念LINEスタンプ「蘭ちゃんスタンプ」をリリース[21]。同年12月22日、ホテルニューオータニにてクリスマスディナー&コンサートを開催。

2021年9月26日、日比谷野外大音楽堂(野音)にて『伊藤 蘭 コンサート・ツアー2021 〜Beside you & fun fun ♡ Candies!〜』特別追加公演を開催した。伊藤が野音のステージに立つのは、1977年7月17日にキャンディーズが「普通の女の子に戻りたい」の名言とともに解散宣言をした時以来、44年ぶりのことである[22]。なお、本公演の模様は、同年11月27日にテレ朝チャンネル1にて放送された[23]。同年12月28日、ホテルニューオータニにてディナーショー開催。

2022年8月20日、全国7都市をまわる『伊藤 蘭コンサート・ツアー2022 〜Touch this moment & surely Candies!〜 』をKT Zepp Yokohamaより開始した。伊藤にとって初のライブハウスツアーである。アンコールでは新曲「美しき日々」も披露した。ライブツアー開催を記念し、同年8月12日にLINEスタンプ第二弾「蘭ちゃんスタンプ2」を発売。追加公演となるツアー最終日の11月19日は、キャンディーズが解散コンサートを行った後楽園球場跡地に建つTOKYO DOME CITY HALLで行われた[24][25]。ライブ終盤、2023年にレコードデビュー50周年(1973年9月1日にキャンディーズ「あなたに夢中」でデビュー)を記念したコンサートを予定していることを発表した[26]。同年12月22日、ホテルニューオータニにてクリスマスディナー&コンサートを開催した。

2023年8月19日、デビュー50周年を記念したアニバーサリーライブツアー『伊藤 蘭 50th Anniversary Tour〜Started from Candies〜 Celebration day!』初日を神奈川芸術劇場にて迎えた。同年9月2日、50周年記念公演と銘打ったライブを東京国際フォーラム ホールAにて開催[27]

2023年11月13日、大晦日の『第74回NHK紅白歌合戦』にソロ歌手として初出場することがNHKより発表された。キャンディーズ時代を含めると46年ぶり4回目の出場になる[28]。ソロ時代の曲ではなく、キャンディーズ時代の大ヒット(伊藤がセンターを務めた3曲)を紅白SPメドレーとして歌唱し[29]、会場には150人を超えるキャンディーズ親衛隊が駆け付けた[30]

私生活[編集]

あんちゃん』『事件記者チャボ!』で共演した俳優水谷豊と、6年半の交際期間を経て1989年1月に結婚[13][31]1988年11月にプロポーズを受け、ハワイにて挙式、1989年1月24日に同地のホテルで記者会見を開いた[32]。翌1990年、長女の趣里(しゅり、2011年に女優デビュー)を出産。

夫の水谷とは1999年カネボウルシオルのCMに出演、また2013年公開の映画『少年H』で『事件記者チャボ!』以来28年ぶりに共演し夫婦役を演じている[33][34]

人物[編集]

名前はの花が好きだった祖父が命名した。父方の曾祖父は、新潟県岩船郡関谷村(現関川村)出身で、第15代広島市長伊藤貞次(1878年 - 1943年)[35][36]

出演[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

Webドラマ[編集]

その他の番組[編集]

他多数

音楽番組[編集]

  • 2019 FNSうたの夏まつり(2019年7月24日、フジテレビ
  • 伊藤蘭コンサート(テレ朝チャンネル1
    • 伊藤蘭 ファースト・ソロ・コンサート2019(2019年8月28日)[41]
    • 伊藤蘭 コンサート・ツアー2020 〜My Bouquet & My Dear Candies!〜(2020年12月28日)[42]
    • 伊藤蘭 コンサート・ツアー2021 特別追加公演 〜Beside you & fun fun ♡ Candies!野音SPECIAL!〜(2021年11月27日)[43]
  • 輝く!日本レコード大賞2019(2019年12月30日、TBS
  • うたコンNHK総合
    • 「ときめき!胸アツ名曲祭」(2019年9月24日)
    • 特別編「私たちには歌がある!」(3)(2020年4月28日) - リモート出演
  • SONGS 第634回 伊藤蘭 〜キャンディーズから50年〜(2023年7月20日、NHK総合)

NHK紅白歌合戦出場歴[編集]

年度 放送回 曲目 備考
2023年 第74回 [注 2] キャンディーズ50周年 紅白SPメドレー[注 3]

ラジオ[編集]

舞台[編集]

  • 少年狩り(1981年3月、夢の遊眠社)
  • ゼンダ城の虜(1981年10月、夢の遊眠社)
  • 怪盗乱魔(1982年2月、夢の遊眠社)
  • アップル・ツリー(1982年4月 - 5月)
  • リボンの騎士(1983年7月、劇団電劇)
  • 十二夜(1987年11月 - 12月)
  • ミュージカル ザ・近松〜恋の手本となりにけり(1999年2月)
  • シェイクスピア・ソナタ(2007年8月 - 9月、シアター・ナインス)
  • 探偵〜哀しきチェイサー (2009年4月)
  • 怪談 牡丹燈籠(2009年8月、シス・カンパニー)
  • 東京月光魔曲(2009年12月 - 2010年1月)
  • シダの群れ(2010年9月 - 10月、Bunkamura)
  • 血の婚礼(2011年7月、Bunkamura)
  • 朗読 『宮沢賢治が伝えること』(2012年5月、Bunkamura)
  • 悼む人(2012年10月 - 12月、パルコ・ネルケプランニング)
  • 祈りと怪物〜ウィルヴィルの三姉妹〜(2013年1月 - 2月、Bunkamura)
  • 太陽2068(2014年7月 - 8月、Bunkamura)
  • 青い瞳(2015年11月、Bunkamura)
  • ラヴ・レターズ (2016年8月4日、パルコ劇場) - メリッサ 役[49]
  • 子供の事情(2017年7月 - 8月、シス・カンパニー、新国立劇場) - ヒメ 役
  • みんな我が子-All My Sons-(2022年5月10日 - 5月30日、シアターコクーン / 6月3日 - 8日、森ノ宮ピロティホール) - ケイト・ケラー役[50]

CM[編集]

ディスコグラフィー[編集]

アルバム[編集]

  • Beside you(2021年9月1日、ソニー・ミュージックダイレクト、MHCL-30683)
    1. ICE ON FIRE
      作詞:森雪之丞/作曲・編曲:jape
    2. ひきしお
      作詞:jam/作曲:多保孝一/編曲:森俊之
    3. 愛して恋してManhattan
      作詞:伊藤蘭/作曲・編曲:佐藤準
    4. You do you
      作詞:岩里祐穂/作曲:IKEZO/編曲:梅堀淳
    5. あなたのみかた
      作詞・作曲:トータス松本/編曲:佐藤準
    6. 名前のないChristmas Song
      作詞:伊藤蘭/作曲・編曲:佐藤準
    7. shalala ♪ Happy Birthday
      作詞:森雪之丞/作曲:多保孝一/編曲:江渡大悟
    8. 恋するリボルバー
      作詞:jam/作曲・編曲:多保孝一
    9. ヴィブラシオン ※JR西日本「おとなび」CM曲
      作詞:GOMA/作曲:IKEZO/編曲:佐藤準
    10. 家路
      作詞:森雪之丞/作曲:布袋寅泰/編曲:河野圭
  • LEVEL 9.9レベル・ナイン・ポイント・ナイン(2023年7月19日、ソニー・ミュージックダイレクト、MHCL-30847、MHCL-30845~6・限定盤)
    1. Dandy
      作詞:森雪之丞/作曲:亀田誠治/編曲:佐藤準
    2. 愛と同じくらい孤独
      作詞:jam/作曲:AKIRA/編曲:是永巧一
    3. なみだは媚薬
      作詞:松井五郎/作曲・編曲:山川恵津子
    4. 美しき日々[24]
      作詞:いしわたり淳治/作曲:多保孝一/編曲:佐藤準
    5. 作詞:岩里祐穂/作曲:松本俊明/編曲:梅堀淳
    6. Shibuya Sta. Drivin’ Night
      作詞・作曲・編曲:安部純
    7. FUNK不肖の息子
      作詞:伊藤蘭/作曲・編曲:佐藤準
    8. 明日はもっといい日
      作詞:売野雅勇/作曲:IKEZO/編曲:IKEZO、佐藤準
    9. 春になったら
      作詞・作曲:奥田民生&トータス松本/編曲:笹本安詞
    10. ネガフィルムの青空
      作詞:松井五郎/作曲:IKEZO/編曲:岩田賢治
    • Blu-ray Disc 初回生産限定盤のみ
    • ~2022年11月19日 TOKYO DOME CITY HALLでのライブ映像~
      1. You do you
      2. あなたのみかた
      3. shalala ♪ Happy Birthday
      4. 愛して恋してManhattan
      5. 恋とカフェインとスイーツと猫舌
      6. walking in the cherry
      7. ヴィブラシオン
      8. 名前のないChristmas Song
      9. ひきしお
      10. ICE ON FIRE
      11. SUPER CANDIES
      12. その気にさせないで
      13. 哀愁のシンフォニー
      14. 悲しきためいき
      15. 夏が来た!
      16. ハート泥棒
      17. ハートのエースが出てこない
      18. やさしい悪魔
      19. 年下の男の子
      20. 暑中お見舞い申し上げます
      21. 春一番
      22. 美しき日々(新曲:3rdアルバム「LEVEL 9.9」に収録)
      23. 家路
      24. 恋するリボルバー

シングル[編集]

  • 恋するリボルバー(2020年12月9日、ソニー・ミュージックダイレクト)※配信限定

DVD・Blu-ray[編集]

  • 伊藤 蘭 ファースト・ソロ・コンサート 2019(2020年7月22日、ソニー・ミュージックダイレクト、MHBL-347・MHXL-79)
  • 伊藤 蘭 コンサート・ツアー 2020~My Bouquet & My Dear Candies!(2021年3月17日、ソニー・ミュージックダイレクト、MHBL-352・MHXL-98)
  • 伊藤 蘭 コンサート・ツアー 2021 ~Beside you & fun fun Candies!~野音Special!(2022年4月27日、ソニー・ミュージックダイレクト、MHBL-355・MHXL-117)

楽曲参加[編集]

書籍[編集]

著書[編集]

  • エッセイ『Over the Moon ~わたしの人生の小さな物語~』(2023年12月、扶桑社ISBN 4594095941

コンサート一覧[編集]

タイトル 開催日 会場 備考    
2019 ファースト・ソロ・コンサート2019 2019
06/11
06/12
TOKYO DOME CITY HALL <東京>
2019
06/14
NHK大阪ホール <大阪>
宗像フェス2019 -Fukutsu Koinoura- 2019
09/22
恋の浦野外ステージ <福岡> (悪天候により開催中止)
2020 コンサート・ツアー2020
~My Bouquet & My Dear Candies!~
2020
02/15
新宿文化センター <東京>
2020
02/23
フェスティバルホール <大阪>
2020
02/24
愛知県芸術劇場大ホール <愛知>
04/02 上野学園ホール <広島> (新型コロナ感染状況悪化を受け開催中止)
04/03 福岡市民会館 <福岡> (新型コロナ感染状況悪化を受け開催中止)
04/05 サンポートホール高松 <香川> (新型コロナ感染状況悪化を受け開催中止)
04/10 カナモトホール(札幌市民ホール) <北海道> (新型コロナ感染状況悪化を受け開催中止)
04/12 東京エレクトロンホール宮城(県民会館)<宮城> (新型コロナ感染状況悪化を受け開催中止)
04/16 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂) <東京> (新型コロナ感染状況悪化を受け開催延期)
07/26 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂) <東京> (新型コロナ感染状況悪化を受け開催再延期)
2020
10/24
10/25
LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂) <東京>
クリスマスディナー&コンサート2020 2020
12/22
ホテルニューオータニ <東京>
2021 久原本家 茅乃舎 presents
~葉加瀬太郎音楽祭 2021~
05/29 上賀茂神社 <京都> (新型コロナ感染状況悪化を受け開催中止)
06/05 明治神宮 芝地< <東京> (新型コロナ感染状況悪化を受け開催中止)
コンサート・ツアー2021
~Beside you & fun fun ~ Candies!
2021
09/20
フェスティバルホール <大阪>
2021
09/26
日比谷野外大音楽堂 <東京>
2021
10/28
10/29
中野サンプラザ <東京>
クリスマスディナー&コンサート2021 2021
12/22
ホテルニューオータニ <東京>
2022 久原本家 茅乃舎 presents
~葉加瀬太郎音楽祭 2022~
2022
06/12
上賀茂神社 <京都>
コンサート・ツアー2022
~Touch this moment & surely Candies!~
2022
08/22
KT Zepp Yokohama <神奈川>
2022
08/27
Zepp Nagoya <愛知>
2022
08/02
08/03
Zepp Namba <大阪>
2022
09/10
仙台PIT <宮城>
2022
09/17
Zepp Sapporo <北海道>
2022
10/02
Zepp DiverCity(TOKYO) <東京>
2022
10/09
Zepp Fukuoka <福岡>
2022
10/19
TOKYO DOME CITY HALL <東京>
クリスマスディナー&コンサート2022 2022
12/22
ホテルニューオータニ <東京>
2023 50th Anniversary Tour
~Started from Candies~
2023
08/19
KAAT神奈川芸術劇場 <神奈川>
2023
08/26
トークネットホール仙台(市民会館) <宮城>
2023
09/02
東京国際フォーラム ホールA <東京>
2023
09/07
愛知県芸術劇場 <愛知>
2023
09/09
フェスティバルホール <大阪>
2023
09/30
キャナルシティ劇場 <福岡>
2023
10/21
日比谷野外大音楽堂 <東京>
クリスマスディナー&コンサート2023 2023
12/22
ホテルニューオータニ <東京>

受賞歴[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ チケットが即完売となったため(2019新型コロナウイルスの影響における、所謂ソーシャルディスタンスにより会場に収容出来る人数が限られたこともあり)、追加公演として25日を2回公演にした。
  2. ^ ソロ歌手としては初、キャンディーズ時代含め通算4回目
  3. ^ 年下の男の子~ハートのエースが出てこない~春一番

出典[編集]

  1. ^ 伊藤 蘭”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2016年10月18日閲覧。
  2. ^ 伊藤蘭、〝伝説の聖地〟で44年ぶりコンサート”. 産経ニュース (2021年9月15日). 2021年9月15日閲覧。
  3. ^ セコムホームライフ > GUIDE TO THE TOWN - ウェイバックマシン(2007年6月7日アーカイブ分)
  4. ^ a b 伊藤蘭 - 略歴・フィルモグラフィー”. キネノート. キネマ旬報社. 2020年7月2日閲覧。 “しかし、進学した日本大学芸術学部演劇学科をほとんど行けぬまま中退。”
  5. ^ a b c 田中一毅 (2016年11月25日). “【伊藤蘭】キャンディーズ解散から38年「今を一生懸命、大事に」 夫・水谷豊とは「あ・うん」の呼吸”. zakzak by 夕刊フジ (産経デジタル): p. 2. https://www.zakzak.co.jp/people/news/20161125/peo1611251530001-n2.htm 2018年4月30日閲覧。 
  6. ^ 伊藤蘭(インタビュアー:田中亜紀子)「ひとインタビュー ファンや家族の支えに感謝。今の私で精いっぱい演じたい。 第百十三回 伊藤蘭さん」『どらく(朝日新聞)』、1頁、2009年7月6日。 オリジナルの2014年2月7日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20140207120626/http://doraku.asahi.com:80/hito/interview/html/090706.html2018年5月1日閲覧 
  7. ^ 卒業生の活躍”. 日本大学芸術学部. 2022年8月22日閲覧。
  8. ^ キャンディーズ「微笑がえし」突然の解散宣言からの全キャン連宣言”. Re:minder. 株式会社リマインダー. 2022年8月22日閲覧。
  9. ^ 懐かしいのが新しい!“今っぽレトロ”ヘア”. ホットペッパービューティーマガジン. リクルート. 2022年8月22日閲覧。
  10. ^ 年代別!過去流行したヘアスタイル15選!”. HAIRLOG SPECIAL. HACK Media Solution. 2022年8月22日閲覧。
  11. ^ 伊藤蘭、キャンディーズ解散宣言の真意を明かす「1人1人の人生を見つめてみたかった」”. 日刊スポーツ (2023年7月20日). 2023年7月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月21日閲覧。
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関連項目[編集]

外部リンク[編集]