ザ・リリーズ (女性アイドル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| ザ・リリーズ | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 学歴 | 堀越高等学校卒業 |
| 出身地 | |
| ジャンル | アイドル歌謡曲 |
| 活動期間 | 1975年 - 1986年 2005年 - 現在 |
| レーベル | 東芝レコード(1975年 - 1981年) |
| 事務所 | 渡辺プロダクション(1975年 - 1981年) |
| 影響 | ザ・ピーナッツ |
| メンバー | |
| 燕奈緒美 燕真由美 |
|
ザ・リリーズは、1970年代を中心に活動した双子姉妹の燕奈緒美、燕真由美(つばめ なおみ、つばめ まゆみ、1960年12月7日- )の女性アイドルデュオ。北海道夕張市出身。1975年(昭和50年)デビュー、代表曲に「好きよキャプテン」など。
2005年に再結成し、現在は東京を拠点に、都内周辺と出身地の北海道でライブやショー、歌番組の出演を行っている。
目次 |
[編集] 略歴
- 実家は夕張の清水沢駅近くで電器店を営んでいた。中学2年生の時に渡辺プロに所属し、北海道の道花である鈴蘭の英語名からグループ名が命名された。
- 彼女たち2人の姓の「燕」は、彼女たちの先祖が現在の新潟県燕市出身で、姓を決める際、出身地を姓とした。なお、新潟県と北海道に繋がり深いものとして丸井今井創業者の出身地が三条市(燕市とは隣接)である事なども知られている。
- 1975年「水色のときめき」で東芝EMI(レーベル名は東芝レコード)からデビュー。2ndシングルの「好きよキャプテン」(松本隆作詞・森田公一作曲)が最大のヒット曲(オリコン最高39位、売上8万枚)となり、現在でも広く知られている。
- 同年引退した同事務所所属の同じ双子女性歌手のザ・ピーナッツの後継として期待をかけられていた。事実、事務所はザ・ピーナッツ引退により、ザ・リリーズのデビュー時期を計画より早めたとされる。
- 双子とあって声質が似ている。デビュー当初の楽曲はユニゾンのパートが多く、独特のハーモニーを醸し出していた。曲調としてはアイドルソングは少なく、フォークソングを意識したバラード調のものが多かった。1975年新宿音楽祭の銅賞を受賞。
- 歌手活動と並行して、クイズ番組「ズバリ!当てましょう」のアシスタントや時代劇「銭形平次」の居酒屋の看板娘としてレギュラー出演するなど、タレントとしても活躍した。1978年発表の「春風の中でつかまえて」(太田裕美作曲)以降はヒット曲に恵まれなかった。
[編集] 1980~1990年代
- 1981年に「シェルの涙」を以て東芝EMIから離れ、渡辺プロから独立した。3年程度新曲を発表せず、音楽性を模索しながらテレビタレントとして活動していた。
- 1984年にスターチャイルド(キングレコード)より企画アルバム「ゴジラ伝説」に参加。1985年にはビクター音楽産業(後のm-serveレーベル相当)に所属すると、本名の「燕奈緒美・燕真由美」名義で「地球防衛軍テラホークス」の主題歌EPレコードを2枚発売。さらにパイロット版のアニメ「ワンダービート大作戦」(1985年8月)の主題歌を担当し、その本放送版「ワンダービートS」(1986年)放映時にEP盤とサウンドトラックLP盤が発売されている。
- とんねるずの「雨の西麻布」がヒットすると、曲中の『双子のリリーズ~』という歌詞から一躍脚光を浴びたことで、1986年秋にポリスターより「吉田照美&リリーズ」名義でデュエットによるムード歌謡「夫婦茶碗」を発売した。
- なお、「雨の西麻布」のレコーディング時に、アニメ(ワンダービートS関係)のレコーディングのために同じ録音スタジオ(ビクター青山スタジオ)の建物内で両グループが居合わせていた事が2009年9月11日のおもいッきりDON!に燕姉妹が出演した際、明らかにされた。
- 姉・奈緒美が1985年頃に結婚して出産を控えたため、デュオ「リリーズ」の活動は1986年以降休止状態となり、未婚の妹・真由美の単独でタレント業をこなしていく。
[編集] 2000年代
[編集] 2000~2007年
- 2005年のクリスマスに再結成してクリスマスライブパーティーを開催し、新曲を披露する。
- 2006年6月25日、横浜赤レンガ倉庫で本格的ライブ活動復帰。同時に新曲初のマキシシングル「『DRAGON』 / 『KARINGA』」を自主制作で発売し、「LILIES」名義で音楽活動を再開する。
- 同年12月31日、テレビ東京「年忘れ!にっぽんの歌」に出演し、ザ・ピーナッツの「ふりむかないで」、「恋のバカンス」、「ウナ・セラ・ディ東京」をメドレーで披露した。
- 2007年は、3月にホテルパシフィック東京のスカイラウンジでのセッションを始めとしたミニライブ・ショーを開催しつつ、財政破綻した出身地の夕張市に関わる応援活動の展開を始めた。
[編集] 2008年
- 3月28日に発売されたflying DOGのコンピレーション・アルバムCD「flying DOG アニメコレクション テーマソング・アーカイブ 80's PartII」に、1986年発表の「瞳はコスモス/ワンダービート」が、燕奈緒美・真由美名義の楽曲として初めて収録された。
- 6月 所属事務所をキャプテンエンターテイメントに移籍。 これを機に毎月1~5回のLIVE活動をコンスタントに開始。東京都内、北海道でLIVEを実施している。
- 8月22日-新曲「『デイジー』 / 『あの空を守りたい』」と、新しいアレンジの「『DRAGON』 / 『KARINGA』」の計2枚のマキシシングルをインディーズ盤で発売。
- 10月4日、夕張市社会福祉協議会のイベントに参加。同5日、再開されたばかりの「悲別ロマン座」でライブを行う。以来、同エントランスホールに、二人の夕張時代の写真を集めた「リリーズ資料館」が設置される。同7日、「NHK歌謡コンサート」に出演、バックダンサーやファンのコールなど、往時のスタイルで「好きよキャプテン」を披露する。
- 10月21日に日刊ゲンダイの連載記事『あの人はいまこうしてる』で取り上げられ、過去と現在のリリーズについてインタビューされた。この記事によれば、姉・奈緒美は“バツイチながら3人の子供を育て上げた”とコメントしている[1]。
- 10月25日にホテルパシフィック東京のスカイラウンジにてスペシャルディナーショーを開催。
[編集] 2009年
- 都内を中心に毎月2~3回のLIVE活動を実施。
- アイドル当時の曲も披露しながら、自ら作詞・作曲・編曲したオリジナル楽曲も多く披露し、また、70年代の楽曲のカバーなど和洋問わず、精力的にLIVEにとりいれ美しいハーモニーで動員を増やしている。
- 12月5日にホテルパシフィック東京のスカイラウンジにてスペシャルディナーショーを開催。
[編集] 2010年
- 原宿に2月1日にオープンしたMUSICレストラン「La・Donna原宿」のデザインプロデュースを担当。女性的且つ大人の雰囲気のライブレストランとして、音楽専門誌や建築デザイン専門誌などに紹介されている。
- 4月3日からInterFM「五十嵐はるみのMUSIC JAM」(毎週土曜日17:30~)の提供スポンサーが「La・Donna原宿」になり、番組内のCMにも登場している。(2011年1月終了)その後「・・・na-phthalene」 (・・・な、ふたりん?)というユニット名でカバー曲中心にライブ活動を実施することを、InterFMの番組内で発表。2010年4月24日にLa・Donna原宿にて「・・・na-phthalene」LIVE開催。
- 2010年6月5日 デビュー35周年ディナーLIVEを開催(原宿・表参道 Ladonna原宿)
10月4日、夕張市社会福祉協議会のイベントに参加。同5日、再開されたばかりの「悲別ロマン座」でライブを行う。以来、同エントランスホールに、二人の夕張時代の写真を集めた「リリーズ資料館」が設置される。同7日、「NHK歌謡コンサート」に出演、バックダンサーやファンのコールなど、往時のスタイルで「好きよキャプテン」を披露する。
[編集] 2011年
- 6月「同窓会コンサート」へゲスト参加。
- 7月より「夢コンサート」へ出演者兼、司会者としてレギュラー参加。年内、関東を中心に12ケ所の同コンサートに出演。
- 12月17日、自身がプロヂュースした「ラドンナ原宿」にて、デビュー36周年記念コンサート「小さな恋のクリスマス2011 ディナーショー」を開催予定
[編集] ディスコグラフィ
[編集] シングル
- 東芝EMIより発売(EP盤)
- 水色のときめき(作詞: 松本隆、作曲: 森田公一、編曲: 萩田光雄、1975年6月5日発売)
- 好きよキャプテン(作詞: 松本隆 、作曲: 森田公一、編曲: 萩田光雄、1975年9月20日発売)
- いじわる時計(作詞: 松本隆 、作曲: 森田公一、編曲: 萩田光雄、1976年3月5日発売)
- 初恋にさよなら(作詞: 松本隆 、作曲・編曲: 萩田光雄、1976年7月5日発売)
- 恋に木枯し(作詞: 伊藤アキラ、作曲・編曲: 森岡賢一郎、1976年11月5日発売)
- パパ キケン!(作詞: 伊藤アキラ、作曲: 宮川泰、編曲: 萩田光雄、1977年5月5日発売)
- 初恋スラローム(作詞: 伊藤アキラ、作曲: 佐瀬寿一、編曲: 林哲司、1977年12月1日発売)
- 春風の中でつかまえて(作詞: 佐田桂子、作曲: 太田裕美、編曲: 萩田光雄、1978年3月20日発売)
- 太陽がいっぱい(作詞: 松本隆、作曲: 筒美京平、編曲: 萩田光雄、1978年6月20日発売)
- 一度だけのスキャンダル(作詞: 杉山政美、作曲: 佐瀬寿一、編曲: 萩田光雄、1978年9月20日発売)
- 遠いふるさと(作詞: 伊藤アキラ、作曲: 森田公一、編曲: 戸塚修、1979年9月20日発売)
- きわどい季節(作詞: 池田泰男、補作詞: ちあき哲也、作曲:佐瀬寿一、編曲: 萩田光雄、1980年7月5日発売)
- ちょっと HONG KONG TOWN(作詞: 比山清・おかどいくこ、作曲: 比山清、編曲: 松井忠重、1980年11月21日発売)
- シェルの涙(作詞: 宮下康仁、作曲: 西村耕次、編曲: 松井忠重、1981年7月21日発売)
- 吉田照美&リリーズ 名義
- 2006年活動再開後(インディーズCD)
- カリンガ / ドラゴン(2006年6月) - 作詞・作曲:リリーズ
- デイジー / あの空を守りたい(キャプテンエンターテイメント 2008年8月 作詞・作曲:リリーズ(T1)/ 寿太郎(T2))
- ドラゴン / カリンガ(キャプテンエンターテイメント 2008年8月)
[編集] 燕奈緒美・真由美 名義
ビクターレコード(現m-serve・flying DOG)よりEPで発売
- 地球防衛軍テラホークス主題歌
- 瞳はコスモス/ワンダービート(ワンダービートS主題歌 作詞: 荒木とよひさ、作曲: 奥慶一、編曲: 大谷和夫、1986年4月)
[編集] オリジナルアルバム
全てLP盤(東芝EMIより発売)
- 小さな恋のメロディー(1976年)
- 恋に木枯し(1976年)
- 花のささやき(1977年)
- 思春記(1978年)
- KISS ME(1979年)
[編集] ベストアルバム
特記無きものはEMIミュージック・ジャパンより発売
- 「なんてったってアイドル・ポップ~水色のときめき~」(1993年)
- 「ゴールデン☆ベスト ザ・リリーズ」(2002年)
- 「NEW BEST 1500 ザ・リリーズ」(2005年)
[編集] Q盤
特記無きものはEMIミュージック・ジャパンより発売
- 「ザ・リリーズの世界」(限定生産・紙ジャケット仕様)
- 小さな恋のメロディー(2003年11月)
- 恋に木枯し(2008年8月)
[編集] 参加アルバム
- ゴジラ伝説3(1984年・スターチャイルド)-「モスラの歌」「マハラ・モスラ」
- 雨の西麻布~にっぽんの心(とんねるず 1986年 ビクターレコード)- 「双子の西麻布」
- ワンダービートS音楽集(1986年・ビクターレコード)
- 「瞳はコスモス」/「ワンダービート」/「100万分の1の世界(パイロット版主題歌)」
- 大竹まことの文藝春秋 - 「文藝春秋のCMソング」「シベリア娘」
[編集] コンピレーション・アルバム
- ベスト歌謡曲100~ザ・ヒットパレード(2006年5月)- 「好きよキャプテン」
- 特撮英雄伝(2003年 CME)- 「ギャラクティカ・スリリング」
- flying DOG アニメコレクション テーマソング・アーカイブ 80's PartⅡ(2008年3月 JVCエンタテインメント)- 「瞳はコスモス」「ワンダービート」
[編集] CM
- 「エンゼルパイ」(森永製菓)
- 「小枝 」(森永製菓)
- 「バブコ (風船ガム)」(カネボウ)
- 「シグナル(旅用携帯歯磨きセット)」(ライオン)
- 「ボンビート」(東芝)
- 「ミュージック&レストラン ラドンナ原宿」 (2010.4~)