日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

日刊スポーツ映画大賞(にっかんスポーツえいがたいしょう)は、1988年に設立された日刊スポーツ新聞社が主催する映画賞である。対象は日本で劇場公開された優秀な映画である。受賞者は毎年11月末に発表され授賞式は12月末にホテルニューオータニの宴会場で行われる。

石原裕次郎賞(いしはらゆうじろうしょう)・石原裕次郎新人賞(いしはらゆうじろうしんじんしょう)は、1987年に亡くなった日本を代表する映画スター石原裕次郎の遺志を引き継ぎ、日刊スポーツ映画大賞に併設された賞である。石原プロモーションが運営に全面協力している。その年に最もファンの支持を得たスケールの大きな作品に贈られるのが石原裕次郎賞であり、裕次郎を彷彿とさせる将来性豊かな新人に贈られるのが石原裕次郎新人賞である。賞金はそれぞれ300万円、100万円となっている。

選考委員[編集]

2014年現在(五十音順)[1]

受賞者[編集]

監督賞 作品賞 外国作品賞
1 1988 黒木和雄
TOMORROW 明日
華の乱
深作欣二
ラストエンペラー
ベルナルド・ベルトルッチ
2 1989 今村昌平
黒い雨
黒い雨
今村昌平
レインマン
バリー・レヴィンソン
3 1990 神山征二郎
(白い手)
少年時代
篠田正浩
ゴースト ニューヨークの幻
ジェリー・ザッカー
4 1991 山田洋次
息子
息子
山田洋次
ダンス・ウィズ・ウルブズ
ケヴィン・コスナー
5 1992 東陽一
橋のない川
シコふんじゃった。
周防正行
氷の微笑
ポール・バーホーベン
6 1993 崔洋一
月はどっちに出ている
学校
山田洋次
許されざる者
クリント・イーストウッド
7 1994 深作欣二
忠臣蔵外伝 四谷怪談
忠臣蔵外伝 四谷怪談
深作欣二
シンドラーのリスト
スティーヴン・スピルバーグ
8 1995 新藤兼人
午後の遺言状
写楽
篠田正浩
スピード
ヤン・デ・ボン
9 1996 北野武
キッズ・リターン
Shall we ダンス?
周防正行
デッドマン・ウォーキング
ティム・ロビンス
10 1997 宮崎駿
もののけ姫
愛する
熊井啓
イングリッシュ・ペイシェント
アンソニー・ミンゲラ
11 1998 平山秀幸
愛を乞うひと
愛を乞うひと
平山秀幸
L.A.コンフィデンシャル
カーティス・ハンソン
12 1999 深作欣二
おもちゃ
鉄道員 (ぽっぽや)
降旗康男
エリザベス
シェカール・カプール
13 2000 阪本順治
(『新・仁義なき戦い。』『』)
十五才 学校IV
山田洋次
グラディエーター
リドリー・スコット
14 2001 行定勲
GO
千と千尋の神隠し
宮崎駿
リトル・ダンサー
スティーブン・ダルドリー
15 2002 山田洋次
たそがれ清兵衛
たそがれ清兵衛
山田洋次
息子の部屋
ナンニ・モレッティ
16 2003 北野武
座頭市
阿修羅のごとく
森田芳光
戦場のピアニスト
ロマン・ポランスキー
17 2004 黒木和雄
(『父と暮せば』『美しい夏キリシマ』)
血と骨
崔洋一
ラストサムライ
エドワード・ズウィック
18 2005 犬童一心
(『タッチ』『メゾン・ド・ヒミコ』)
パッチギ!
井筒和幸
ミリオンダラー・ベイビー
クリント・イーストウッド
19 2006 根岸吉太郎
雪に願うこと
フラガール
李相日
ブロークバック・マウンテン
アン・リー
20 2007 周防正行
それでもボクはやってない
それでもボクはやってない
周防正行
硫黄島からの手紙
クリント・イーストウッド
21 2008 滝田洋二郎
おくりびと
おくりびと
滝田洋二郎
ノーカントリー
コーエン兄弟
22 2009 西川美和
ディア・ドクター
ディア・ドクター
西川美和
母なる証明
ポン・ジュノ
23 2010 三池崇史
十三人の刺客
悪人
李相日
ハート・ロッカー
キャスリン・ビグロー
24 2011 新藤兼人
一枚のハガキ
一枚のハガキ
新藤兼人
英国王のスピーチ
トム・フーパー
25 2012 内田けんじ
鍵泥棒のメソッド
終の信託
周防正行
最強のふたり
エリック・トレダノオリヴィエ・ナカシュ
26 2013 是枝裕和
そして父になる
舟を編む
石井裕也
レ・ミゼラブル
トム・フーパー
27 2014 山崎貴
(『永遠の0』『STAND BY ME ドラえもん』)
永遠の0
山崎貴
アナと雪の女王
クリス・バックジェニファー・リー


主演女優賞 主演男優賞 助演女優賞 助演男優賞
1 1988 吉永小百合
華の乱
渥美清
男はつらいよ 寅次郎物語
秋吉久美子
(『男はつらいよ 寅次郎物語』『異人たちとの夏』)
真田広之
快盗ルビイ
2 1989 十朱幸代
(『ハラスのいた日々』『社葬』)
奥田瑛二
千利休 本覺坊遺文
南果歩
(『夢見通りの人々』『蛍』)
板東英二
あ・うん
3 1990 松坂慶子
死の棘
原田芳雄
(『浪人街』『われに撃つ用意あり』)
小川真由美
(『遺産相続』『白い手』)
吉岡秀隆
男はつらいよ ぼくの伯父さん
4 1991 村瀬幸子
八月の狂詩曲
三國連太郎
息子
和久井映見
(『息子』『就職戦線異状なし』)
永瀬正敏
息子
5 1992 三田佳子 原田芳雄 中村玉緒 村田雄浩
おこげ
6 1993 岩下志麻
新極道の妻たち 覚悟しいや
西田敏行
学校
竹下景子
(『学校』ほか)
田中健
(望郷)
7 1994 高岡早紀
忠臣蔵外伝 四谷怪談
佐藤浩市
(『忠臣蔵外伝 四谷怪談』『トカレフ』)
斎藤慶子
(東雲楼 女の乱)
津川雅彦
(『集団左遷』『忠臣蔵外伝 四谷怪談』)
8 1995 杉村春子
午後の遺言状
真田広之
(『写楽』ほか)
名取裕子
マークスの山
植木等
あした
9 1996 浅丘ルリ子
男はつらいよ 寅次郎紅の花
役所広司
(『Shall we ダンス?』ほか)
草村礼子
Shall we ダンス?
渡哲也
(わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語)
10 1997 黒木瞳
失楽園
渡哲也
誘拐
鈴木京香
ラヂオの時間
西村雅彦
(『マルタイの女』『ラヂオの時間』)
11 1998 大竹しのぶ
学校III
柄本明
カンゾー先生
倍賞美津子
(『秘祭』『ラブ・レター』ほか)
大杉漣
(『HANA-BI』ほか)
12 1999 富司純子
おもちゃ
本木雅弘
双生児
田中裕子
(『お受験』『大阪物語』)
椎名桔平
(『金融腐蝕列島 呪縛』ほか)
13 2000 吉永小百合
長崎ぶらぶら節
寺尾聰
雨あがる
大楠道代
丹波哲郎
十五才 学校IV
14 2001 岸惠子
(かあちゃん)
竹中直人
(『三文役者』『連弾』)
天海祐希
連弾
山崎努
GO
15 2002 鈴木京香
(『竜馬の妻とその夫と愛人』ほか)
真田広之
たそがれ清兵衛
宮沢りえ
たそがれ清兵衛
香川照之
(『OUT』『KT』『歩く、人』ほか)
16 2003 寺島しのぶ
赤目四十八瀧心中未遂
中井貴一
壬生義士伝
八千草薫
阿修羅のごとく
菅原文太
わたしのグランパ
17 2004 小雪
嗤う伊右衛門
ビートたけし
血と骨
鈴木京香
血と骨
中村獅童
いま、会いにゆきます
18 2005 小泉今日子
空中庭園
市川染五郎
(『蝉しぐれ』『阿修羅城の瞳』)
薬師丸ひろ子
ALWAYS 三丁目の夕日
堤真一
(『ALWAYS 三丁目の夕日』『フライ、ダディ、フライ』)
19 2006 松雪泰子
フラガール
渡辺謙
明日の記憶
富司純子
フラガール
大沢たかお
(『地下鉄に乗って』ほか)
20 2007 竹内結子
サイドカーに犬
木村拓哉
武士の一分
樹木希林
東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜
笹野高史
武士の一分
21 2008 綾瀬はるか
(『ICHI』『僕の彼女はサイボーグ』ほか)
中居正広
私は貝になりたい
夏川結衣
歩いても 歩いても
堺雅人
(『クライマーズハイ』『アフタースクール』)
22 2009 松たか子
ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜
笑福亭鶴瓶
ディア・ドクター
余貴美子
ディア・ドクター
三浦友和
沈まぬ太陽
23 2010 深津絵里
悪人
妻夫木聡
悪人
蒼井優
おとうと
稲垣吾郎
十三人の刺客
24 2011 宮崎あおい
(『ツレがうつになりまして。』『神様のカルテ』)
松山ケンイチ
(『マイ・バック・ページ』ほか)
加賀まり子
(『洋菓子店コアンドル』『神様のカルテ』)
西田敏行
(『探偵はBARにいる』ほか)
25 2012 吉永小百合
(『北のカナリアたち』)
高倉健
(『あなたへ』)
樹木希林
(『わが母の記』『ツナグ』)
森山未來
(『北のカナリアたち』ほか)
26 2013 真木よう子
(『さよなら渓谷』)
松田龍平
(『舟を編む』)
伊藤蘭
(『少年H』)
リリー・フランキー
(『凶悪』『そして父になる』)
27 2014 宮沢りえ
(『紙の月』)
岡田准一
(『永遠の0』『蜩ノ記』)
広末涼子
(『想いのこし』『柘榴坂の仇討』)
池松壮亮
(『海を感じる時』『紙の月』『ぼくたちの家族』)
新人賞 特別賞 石原裕次郎賞 石原裕次郎新人賞
1 1988 後藤久美子
ラブ・ストーリーを君に
選出されず 敦煌
佐藤純弥
緒形直人
優駿 ORACION
2 1989 宮沢りえどっちにするの。
北野武その男、凶暴につき
美空ひばり
松田優作
利休
勅使河原宏
該当者なし
3 1990 牧瀬里穂
(『東京上空いらっしゃいませ』『つぐみ』)
松田聖子
どっちもどっち
オーロラの下で
後藤俊夫
加勢大周
稲村ジェーン
4 1991 石田ひかり
(『ふたり』『咬みつきたい』)
今井正
戦争と青春
大誘拐
岡本喜八
該当者なし
5 1992 清水美砂
おこげ
選出されず 紅の豚 加藤雅也
6 1993 萩原聖人
(『学校』『教祖誕生』ほか
萩本欽一
欽ちゃんのシネマジャック
わが愛の譜 滝廉太郎物語
澤井信一郎
高嶋政伸
(『虹の橋』『修羅場の人間学』)
7 1994 鈴木京香
119
選出されず ヒーローインタビュー 木村拓哉
シュート!
8 1995 石井竜也河童
岩井俊二Love Letter
乙羽信子 該当者なし
9 1996 安藤政信
キッズ・リターン
渥美清 学校II
山田洋次
該当者なし
10 1997 酒井美紀
(『愛する』『誘拐』『流れ板七人』ほか)
選出されず もののけ姫
宮崎駿
該当者なし
11 1998 SPEED
アンドロメディア
黒澤明 HANA-BI
北野武
該当者なし
12 1999 広末涼子
(『鉄道員 (ぽっぽや)』『秘密』)
選出されず 梟の城
篠田正浩
該当者なし
13 2000 深田恭子
死者の学園祭
選出されず ホワイトアウト
若松節朗
該当者なし
14 2001 柴咲コウ
(『バトル・ロワイアル』『GO』)
選出されず ホタル
降旗康男
窪塚洋介
GO
15 2002 宮崎あおい
(『害虫』など)
選出されず 陽はまた昇る
佐々部清
長瀬智也
ソウル
16 2003 石原さとみ
わたしのグランパ
選出されず 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
本広克行
該当者なし
17 2004 長澤まさみ
世界の中心で、愛をさけぶ
選出されず 半落ち
佐々部清
オダギリジョー
血と骨
18 2005 沢尻エリカ
パッチギ!
選出されず ALWAYS 三丁目の夕日
山崎貴
該当者なし
19 2006 蒼井優
(『フラガール』など)
今村昌平 男たちの大和/YAMATO
佐藤純彌
岡田准一
(『花よりもなほ』など)
20 2007 新垣結衣
(『ワルボロ』『恋空』)
選出されず 武士の一分
山田洋次
該当者なし
21 2008 夏帆
(『うた魂♪』『東京少女』『砂時計』)
選出されず クライマーズ・ハイ
原田眞人
松田翔太
(『イキガミ』『花より男子ファイナル』)
22 2009 岡田将生
(『僕の初恋をキミに捧ぐ』『重力ピエロ』ほか)
森繁久彌 劒岳 点の記
木村大作
該当者なし
23 2010 仲里依紗
(『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』ほか)
選出されず THE LAST MESSAGE 海猿
羽住英一郎
高良健吾
(『ソラニン』『ボックス!』ほか)
24 2011 井上真央
(『太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-』『八日目の蝉』)
選出されず 探偵はBARにいる
橋本一
該当者なし
25 2012 武井咲
(『愛と誠』『るろうに剣心』)
新藤兼人 あなたへ
降旗康男
松坂桃李
(『ツナグ』『麒麟の翼 -劇場版・新参者-』)
26 2013 黒木華
(『草原の椅子』『舟を編む』ほか)
選出されず 少年H
降旗康男
該当者なし
27 2014 能年玲奈
(『ホットロード』)
高倉健 るろうに剣心
大友啓史
東出昌大
(『寄生獣』『クローズEXPLODE』)

備考[編集]

2014年は福本清三に石原裕次郎特別功労賞が贈られた[2]

脚注[編集]

  1. ^ 日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞とは”. 日刊スポーツ. 2014年12月4日閲覧。
  2. ^ 松浦隆司 (2014年12月4日). “福本5万回斬られ特別功労賞/映画大賞”. 日刊スポーツ. http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp1-20141204-1404405.html 2014年12月4日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]