とんび (小説)
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| とんび | |
|---|---|
| 著者 | 重松清 |
| イラスト | 塚本やすし |
| 発行日 | 2008年10月30日 |
| 発行元 | 角川書店 |
| 国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 形態 | 四六判 |
| 公式サイト | とんび|重松清 |
| コード | ISBN 978-4-04-873891-0 |
『とんび』は、重松清による日本の小説、及びそれを原作とした2012年放送のテレビドラマ。2003年10月から2004年7月にかけて『中日新聞』と『東京新聞』『北陸中日新聞』(いずれも中日新聞社発行)及び『北海道新聞』『西日本新聞』『神戸新聞』などにて連載されていた。
目次 |
[編集] 概要
広島県を舞台に、妻を失った父親が息子の反抗期や学校でのトラブル、受験、自立、意外な女性との結婚など様々な困難に直面し、不器用に戸惑い、悩みながらも息子の幸せを第一に考え、男手一つで息子を育てる半生を描いた作品。
[編集] あらすじ
舞台は瀬戸内海に面した広島県備後市。高度経済成長時代の1962年(昭和37年)、運送会社に勤務する28歳のヤスは愛妻・美佐子の間に息子・アキラが誕生し、生涯最高の喜びに浸っていた。美佐子とともにアキラの成長を見守り、幸せな日々を過ごしていたが、ある日、ヤスが連れて行った仕事場でアキラを庇った美佐子が事故死してしまう。ヤスはその日から幼くして父親に捨てられた悲しみと美佐子を亡くした後悔を乗り越えながら、アキラを不器用ながら真っ直ぐに育てていく。
[編集] 登場人物
- 市川(旧姓:島野)安男
- 本作品の主人公。1934年(昭和9年)、広島県備後市生まれ。通称、ヤス。島野家の一人息子として生まれた。実母は出産直後、体調不良で亡くなり、実父は別の女性と再婚し安男を捨てたきり音信が途絶えてしまう。その後、実母の兄、市川伯父夫妻に引き取られ、「島野」から「市川」に改名。伯父夫妻から実の息子として育てられる。某工業高校卒業後、運送会社に就職。1959年(昭和34年)、美佐子と結婚し、3年後の1962年(昭和37年) に長男・旭(通称、アキラ)を儲け1児の父親となる。いい加減で不器用、照れ屋な所があり、酒と煙草が好き。妻・美佐子が事故で亡くなってから、シングルファザーとして不器用ながらもアキラを優しく真っ直ぐに育つことになる。
- 市川美佐子
- 安男の妻。1936年(昭和11年)生まれ。1945年(昭和20年)、疎開中だった9歳の時、同年8月6日に広島市に原爆が投下され、家族を失い戦災孤児となる。その後、岡山、四国の親戚の家へ次々と移り住む。1959年(昭和34年)、安男と結婚し、3年後にアキラを儲ける。1966年(昭和41年)夏頃、2ヵ月後で4歳になるアキラの目の前で庇うようにして木箱の下敷きになり死亡する。
- 市川旭
- 安男・美佐子夫妻の長男。1962年(昭和37年)10月生まれ。予定よりも早く生まれたため、2700g足らずであった。通称、アキラ。名前の由来は小林旭の旭から。もし女であれば吉永小百合の小百合の予定であった。
[編集] テレビドラマ
| とんび | |
|---|---|
| ジャンル | テレビドラマ |
| 放送時間 | 土曜日21:00 - 22:13(73分) |
| 放送期間 | 2012年1月7日 - 1月14日(2回) |
| 放送国 | |
| 制作局 | NHK |
| 演出 | 梶原登城 |
| 原作 | 重松清 |
| 脚本 | 羽原大介 |
| 出演者 | 堤真一 小泉今日子 池松壮亮 古田新太 西田尚美 塚地武雅 徳井優 平田満 神山繁 ほか |
| 音声 | 音声多重放送 |
| 字幕 | 文字多重放送 |
| 外部リンク | 公式ホームページ |
| ドラマ |
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関連項目
|
2012年1月7日・14日に、NHK総合テレビにて土曜ドラマスペシャルとして放送された。主演の堤真一は大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』(2003年)以来9年ぶりにNHKのテレビドラマへ出演することとなった。キャッチコピーは「僕に恨みを抱かせなかった父を誇りに思う。」。
[編集] キャスト
- 市川安男(通称/ヤス) - 堤真一(幼少時:矢部光祐)
- たえ子(小料理屋の女将) - 小泉今日子
- 市川アキラ(旭・ヤスの一人息子) - 池松壮亮(3歳 - :田中奏生、12歳 - :今井悠貴)
- 照雲(住職) - 古田新太
- 市川美佐子(ヤスの妻) - 西田尚美
- 葛原(ヤスの仕事仲間) - 塚地武雅(ドランクドラゴン)
- 萩本課長(瀬戸内通運) - 徳井優
- ヤスの父親 - 平田満
- 海雲(照雲の父) - 神山繁
- 伊達酒造社長 - 達川光男
- 山本(少年の父親) - モロ師岡
- 泰子(たえ子の娘) - 岡本あずさ
- 尾藤社長 - 及川いぞう
- 幸恵(照雲の妻) - 谷川清美
- アーティスト - 日比野克彦
- 島野昭之(ヤスの異母弟) - 小市慢太郎
- 雑誌編集長(アキラの上司) - 光石研
- - ちかみれい
- 由美(アキラの妻) - 山路梨瀬
- 健介(由美の連れ子) - 西村亮海
- 出版社の受付嬢- 高畑こと美
- 司会者 - 泉希衣子
[編集] スタッフ
[編集] ロケ地
| 放送回 | 放送日 | 視聴率 |
|---|---|---|
| 前編 | 2012年1月7日 | 7.5% |
| 後編 | 2012年1月14日 | 8.7% |