とんび (小説)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
とんび
著者 重松清
イラスト 塚本やすし
発行日 2008年10月30日
発行元 角川書店
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
公式サイト とんび|重松清
コード ISBN 978-4-04-873891-0
Portal.svg ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

とんび』は、重松清による日本小説、及びそれを原作とした2012年放送のテレビドラマ2003年10月から2004年7月にかけて『中日新聞』と『東京新聞』『北陸中日新聞』(いずれも中日新聞社発行)及び『北海道新聞』『西日本新聞』『神戸新聞』などにて連載されていた。

目次

[編集] 概要

広島県を舞台に、妻を失った父親が息子の反抗期や学校でのトラブル、受験、自立、意外な女性との結婚など様々な困難に直面し、不器用に戸惑い、悩みながらも息子の幸せを第一に考え、男手一つで息子を育てる半生を描いた作品。

[編集] あらすじ

舞台は瀬戸内海に面した広島県備後市。高度経済成長時代の1962年(昭和37年)、運送会社に勤務する28歳のヤスは愛妻・美佐子の間に息子・アキラが誕生し、生涯最高の喜びに浸っていた。美佐子とともにアキラの成長を見守り、幸せな日々を過ごしていたが、ある日、ヤスが連れて行った仕事場でアキラを庇った美佐子が事故死してしまう。ヤスはその日から幼くして父親に捨てられた悲しみと美佐子を亡くした後悔を乗り越えながら、アキラを不器用ながら真っ直ぐに育てていく。

[編集] 登場人物

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています
市川(旧姓:島野)安男
本作品の主人公。1934年(昭和9年)、広島県備後市生まれ。通称、ヤス。島野家の一人息子として生まれた。実母は出産直後、体調不良で亡くなり、実父は別の女性と再婚し安男を捨てたきり音信が途絶えてしまう。その後、実母の兄、市川伯父夫妻に引き取られ、「島野」から「市川」に改名。伯父夫妻から実の息子として育てられる。某工業高校卒業後、運送会社に就職。1959年(昭和34年)、美佐子と結婚し、3年後の1962年(昭和37年) に長男・旭(通称、アキラ)を儲け1児の父親となる。いい加減で不器用、照れ屋な所があり、酒と煙草が好き。妻・美佐子が事故で亡くなってから、シングルファザーとして不器用ながらもアキラを優しく真っ直ぐに育つことになる。
市川美佐子
安男の妻。1936年(昭和11年)生まれ。1945年(昭和20年)、疎開中だった9歳の時、同年8月6日に広島市に原爆が投下され、家族を失い戦災孤児となる。その後、岡山、四国の親戚の家へ次々と移り住む。1959年(昭和34年)、安男と結婚し、3年後にアキラを儲ける。1966年(昭和41年)夏頃、2ヵ月後で4歳になるアキラの目の前で庇うようにして木箱の下敷きになり死亡する。
市川旭
安男・美佐子夫妻の長男。1962年(昭和37年)10月生まれ。予定よりも早く生まれたため、2700g足らずであった。通称、アキラ。名前の由来は小林旭の旭から。もし女であれば吉永小百合の小百合の予定であった。

[編集] テレビドラマ

とんび
ジャンル テレビドラマ
放送時間 土曜日21:00 - 22:13(73分)
放送期間 2012年1月7日 - 1月14日(2回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 NHK
演出 梶原登城
原作 重松清
脚本 羽原大介
出演者 堤真一
小泉今日子
池松壮亮
古田新太
西田尚美
塚地武雅
徳井優
平田満
神山繁 ほか
音声 音声多重放送
字幕 文字多重放送
外部リンク 公式ホームページ
テンプレートを表示

2012年1月7日14日に、NHK総合テレビにて土曜ドラマスペシャルとして放送された。主演の堤真一大河ドラマ武蔵 MUSASHI』(2003年)以来9年ぶりにNHKのテレビドラマへ出演することとなった。キャッチコピーは「僕に恨みを抱かせなかった父を誇りに思う。」。

[編集] キャスト

[編集] スタッフ

[編集] ロケ地

放送回 放送日 視聴率
前編 2012年1月7日 7.5%
後編 2012年1月14日 8.7%

[編集] 出典

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス