オダギリジョー

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 オダギリジョー
 オダギリジョー
2009年、トロント国際映画祭にて
本名 小田切 譲
生年月日 1976年2月16日(38歳)
出生地 日本の旗 日本岡山県[1]
身長 176cm[1]
血液型 O型[1]
職業 俳優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1999年 -
配偶者 香椎由宇(2008年 - )
事務所 鈍牛倶楽部
主な作品

映画
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
蟲師』『ゆれる
メゾン・ド・ヒミコ』『血と骨
あずみ』『アカルイミライ
テレビドラマ
時効警察シリーズ』
新選組!
ビギナー
サトラレ
仮面ライダークウガ

オダギリジョー1976年2月16日[1] - )は、日本俳優。本名、小田切 譲[2]岡山県出身[1]鈍牛倶楽部所属[1]。身長176cm[1]。オダジョー、オダギリと略されることもある[3]

来歴[編集]

母子家庭だったため、幼少時は映画館に預けられて育った。このことが映画監督を目指すきっかけとなる[4]

カリフォルニア州立大学フレズノ校で演劇学を専攻[5]し、その後休学。1999年に舞台『DREAM OF PASSION』で俳優デビューを果たし、『仮面ライダークウガ』(2000年)の主人公・五代雄介(ごだい ゆうすけ)役にオーディションで選ばれる。

映画初主演を果たした2003年公開の映画『アカルイミライ』は、カンヌ国際映画祭に正式出品された。この作品は、日本映画プロフェッショナル大賞で作品賞を受賞しオダギリ自身も主演男優賞を受賞。

2004年公開の映画『血と骨』ではビートたけし演じる金俊平の息子、朴武を演じた。この映画における出演の時間は極めて短かったが、ビートたけしとの過激な喧嘩シーンを中心に演じ、同年度の国内の映画賞の助演男優賞を多数獲得した。

2005年公開の映画『オペレッタ狸御殿』ではチャン・ツィイーと共演。『メゾン・ド・ヒミコ』ではゲイの青年を演じ、前年度に続き主演での男優賞を複数獲得した。

2007年には自らの脚本・監督による『さくらな人たち』を撮影。第38回ロッテルダム国際映画祭に出品された(2009年にDVDが発売)。

『仮面ライダークウガ』[編集]

本作はオダギリの出世作であり、「『クウガ』のスタッフを尊敬している」と語っている。プロデューサーだった髙寺成紀とも番組終了から数年が経過した時点でもなお、交友が続いている[6]。『仮面ライダークウガ超全集 最終巻』(2001年小学館)にも「掛け替えのない作品とめぐり会うことができて幸せに思っている」と寄せ書きしている。

このほか、テレビ朝日系列で放送された『決定!これが日本のベスト100』の「あなたが選んだ日本のヒーローベスト100」(2002年9月8日放送分)でクウガが第1位にランクインした時も、視聴者へのメッセージとして「『クウガ』をやっていたということが忘れ去られないようにこれからも頑張っていきたいと思います」とコメントしている。『CUT』2006年7月号「オダギリジョー、反逆の人生を語る 決定版20,000字インタビュー」では、『クウガ』に出演することになった経緯や当時の思い出について語っている。

HYPER HOBBY PLUS vol.5』(2008年)でのインタビューでは、『クウガ』の共演者だった葛山信吾がオダギリを含めた『クウガ』のキャストと交流があることを話している。また、2008年8月に行われた『クウガ』同窓会にも出席し[7]、2009年11月には『クウガ』の共演者・千崎若菜の結婚式ではスピーチの「大トリ」として参加[8]し、髙寺が角川移籍後に初めてプロデュースした「大魔神カノン」の最終回に巫崎フーガ役で出演した。

人物・エピソード[編集]

  • 小学校ではお笑いコンビ次長課長河本準一の同級生だった。河本曰く「クラスの人気はオダギリ君が1位で、自分が僅差の2位だった」との事。
  • 尊敬するミュージシャンは、フランク・ザッパトム・ウェイツ[9]。トム・ウェイツのアルバム『オーファンズ』(2006年)の日本盤CDでコメントを書き下ろし、トムを「音楽の神」と讃えている。
  • 2007年12月27日、女優の香椎由宇との結婚を発表。映画『パビリオン山椒魚』での共演が交際のきっかけとなった。そして2人の誕生日の2月16日に婚姻届を提出[10]2010年9月5日に第一子の妊娠が報道され、2011年2月に男児誕生[11]。2014年4月、第二子となる男児誕生。
  • 子供のころからずっとサッカー少年だったこともあり、サッカーが上手で、映画『プラスティック・シティ』の共演者アンソニー・ウォンからは「ジョーは俳優にならなくてもサッカー選手になれば、スターになれる」と、その腕前を絶賛された[12]
  • 2011年10月、韓国の「釜山国際映画祭」に参加。その際に立ち寄った飲食店でファンにサインを求められたので、その際に自分の名前ではなく「こうだくみ」と書いてしまう。この事が韓国のファンを激怒させてしまい、サインを貰ったファンがウェブ上の掲示板に「オダギリジョー韓国人蔑視サイン」と記して「こうだくみ」と書かれたサインの画像を掲載。この事が「オダギリジョーは韓国人を馬鹿にしている」と韓国中で非難殺到となり、最終的にオダギリが謝罪する事になった[13]
  • 映画『マイウェイ 12,000キロの真実』で役作りのために、マラソンランナーの谷川真理にフォームの矯正をしてもらい、猫ひろしと一緒に練習していた[14]
  • 2014年4月15日に行われた主演ドラマ「リバースエッジ 大川端探偵社」の会見で「すごい低視聴率を取って、もうゴールデンの時間嫌だな、テレビをやるなら深夜かWOWOWだなと思っていた。深夜枠しかやるつもりないというような感じになっていた」[15]と語った。

出演[編集]

主演は太字で示す。

映画[編集]

  • 金融腐蝕列島 呪縛(1999年9月18日、東映)※「小田切譲」名義 - 記者 役
  • プラトニック・セックス(2001年10月20日、東宝) - 岩崎敏海 役
  • 目下の恋人(2002年11月30日) - コウジ 役
  • アカルイミライ(2003年1月18日、アップリンク) - 仁村雄二
  • 曖昧な未来、黒沢清(2003年2月8日、アップリンク)
  • あずみ(2003年5月10日、東宝・日本ヘラルド映画) - 最上美女丸 役
  • 監督感染「payday」(2003年11月29日、ギャガ・コミュニケーションズ) - サナエの夫 役
  • この世の外へ クラブ進駐軍(2004年2月7日、松竹) - 池島昌三 役
  • 日常恐怖劇場 オモヒノタマ 念珠 七ノ珠『ECHOES』(2004年5月8日、衛星劇場) - 草太 役
  • 血と骨(2004年11月6日、松竹=ザナドゥー) - 朴武 役
  • パッチギ!(2005年1月22日、シネカノン) - 坂崎 役
  • イン・ザ・プール(2005年5月21日、日本ヘラルド映画) - 田口哲也
  • オペレッタ狸御殿(2005年5月28日、日本ヘラルド映画=松竹) - 雨千代
  • 夢の中へ(2005年6月11日、アルゴ・ピクチャーズ) - コウジ 役
  • メゾン・ド・ヒミコ(2005年8月27日、アスミック・エース) - 岸本春彦
    • 懲戒免職(メゾン・ド・ヒミコDVD収録オリジナル・ショートムービー) - 小田切先生
  • SHINOBI(2005年9月17日、松竹) - 甲賀弦之介
  • スクラップ・ヘブン(2005年10月8日、シネカノン) - 葛井テツ
  • THE 有頂天ホテル(2006年1月14日、東宝) - 筆耕係・右近 役
  • ブラックキス(2006年1月28日、アップリンク) - ジョーカー城野 役
  • BIG RIVER(2006年5月27日、東京テアトル) - 哲平
  • ゆれる(2006年7月8日、シネカノン) - 早川猛
  • パビリオン山椒魚(2006年9月16日、東京テアトル) - 飛鳥芳一
  • HAZARD ハザード(2006年11月11日、アンプラグド) - シン
  • (2007年2月24日、ザナドゥー) - 精神科医・高木 役
  • 蟲師(2007年3月24日、東芝エンタテインメント) - ギンコ
  • 東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜(2007年4月14日、松竹) - 中川雅也 / ボク
  • サッド ヴァケイション(2007年9月8日、スタイルジャム) - 後藤 役
  • 転々(2007年11月10日、スタイルジャム) - 竹村文哉
  • たみおのしあわせ(2008年7月19日、スタイルジャム) - 神崎民男
  • 悲夢(2009年2月7日、スタイルジャム) - ジン
  • プラスティック・シティ(2009年3月14日、ビターズエンド) - キリン
  • 空気人形(2009年9月26日、アスミック・エース) - 人形師 役
  • 奇跡(2011年6月11日、ギャガ) - 木南健次 役
  • ウォーリアー&ウルフ(2011年10月22日、ジョリー・ロジャー=チャンス イン) - 陸沈康
  • マイウェイ 12,000キロの真実(2012年1月14日、CJ Entertainment=東映)- 長谷川辰雄
  • プンサンケ (2012年8月18日、太秦) - 北朝鮮兵士1 役 (カメオ出演)
  • 舟を編む (2013年4月13日、松竹・アスミック・エース) - 西岡正志 役
  • リアル〜完全なる首長竜の日〜 (2013年6月1日、東宝) - 沢野 役
  • 人類資金(2013年10月19日、松竹) - 鵠沼英司 役
  • Present For You(2013年、PLUS heads inc)- 梶原茂 役 (日本未公開)
  • ミスターGO!(2014年5月24日、ギャガ)- 中日ドラゴンズ球団オーナーイトウ 役 (カメオ出演)
  • ひもかわラプソディ (2014年6月4日、asura) - 岡野貴司 役 (フィルムフェス限定上映)
  • 渇き。 (2014年6月27日、ギャガ) - 愛川刑事 役

テレビドラマ[編集]

オリジナルビデオ[編集]

  • TERRORS 闇夜〜DARKNESS〜(2001年1月フジテレビ映像企画部、DVD作品) - 後藤慎一 役

インターネットテレビ[編集]

ドキュメンタリー[編集]

  • 世界遺産 第3代ナレーター(2005年10月 - 2006年3月、TBS) - ナレーション
  • 星野道夫 アラスカ 星のような物語(感受編・思索編・希望編)(2006年) - ナレーション
  • 映画『世界最古の洞窟壁画3D 忘れられた夢の記憶』(2012年) - ナレーション
  • 旅する音楽(2013年3月30日 - 、BSフジ) - 旅人
  • ラストデイズ「勝新太郎×オダギリジョー」(2014年5月1日、NHK)

バラエティ[編集]

CM[編集]

舞台[編集]

  • DREAM OF PASSION(1999年)
  • Runner(1999年)
  • SLAPSTICKS(2003年)

アニメ[編集]

ゲーム[編集]

ミュージック・ビデオ[編集]

  • 井上陽水「傘がない」(2008年7月16日「弾き語りパッション」)
  • ANA「WEST」(メゾン・ド・ヒミコDVD収録オリジナル・ショートムービー「懲戒免職」より)
  • 大橋トリオ「1人でもトリオ」のはずが… 「本物の大橋トリオを探せ」(クイズ)

音楽[編集]

シングル[編集]

  • “t”(2000年11月18日)
  • HAZARD(2003年、ファンクラブ内限定発売)
  • チェリー・ザ・ダストマン(2006年8月23日)

アルバム[編集]

  • WHITE(2006年10月4日)
  • BLACK(2006年10月4日)

その他[編集]

  • 悲しくてやりきれない」『パッチギ! サウンドトラック』(2005年1月19日)
  • 「恋する炭酸水」「古今和歌」「霊峰・快羅須山のララバイ」『オペレッタ狸御殿 オリジナル・サウンドトラック』(2005年5月11日発売)
  • 「母の教え給いし歌」『メゾン・ド・ヒミコ』(2005年8月24日)

書籍[編集]

  • オダギリジョー セーターブック(2000年、日本ヴォーグ社)
  • 実写 オダギリジョー写真集(2000年、ビブロス)
  • オダギリズム(2001年、美術出版社)
  • four years ago(2006年、リトルモア)

受賞歴[編集]

アカルイミライ
日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞(2003年)
高崎映画祭 最優秀主演男優賞(2004年)
あずみ
日本アカデミー賞新人俳優賞(2004年)
エランドール賞 新人賞(2004年)
血と骨
日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞(2005年)
石原裕次郎新人賞(2004年)
東京スポーツ映画大賞 助演男優賞(2005年)
キネマ旬報ベストテン 助演男優賞(2005年)
ブルーリボン 助演男優賞(2005年、含『この世の外へ クラブ進駐軍』)
毎日映画コンクール 男優助演賞(2005年、含『この世の外へ クラブ進駐軍』)
メゾン・ド・ヒミコ
ヨコハマ映画祭 主演男優賞(2005年、含『スクラップ・ヘブン』『SHINOBI』『オペレッタ狸御殿』)
キネマ旬報ベストテン 主演男優賞(2006年、含『オペレッタ狸御殿』『SHINOBI』)
日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞(2006年、含『スクラップ・ヘブン』)
ゆれる
高崎映画祭 最優秀主演男優賞(2007年)
日本アカデミー賞 優秀主演男優賞(2007年)
東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜
日本アカデミー賞 優秀主演男優賞(2008年)
東京スポーツ映画大賞 主演男優賞(2008年)
空気人形
高崎映画祭 最優秀助演男優賞(2010年)
舟を編む
第37回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞[16]
その他
ACC CM FESTIVAL 演技賞(2006年)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g PROFILE / オダギリジョー”. 鈍牛倶楽部. 2014年3月15日閲覧。
  2. ^ オダギリジョー初監督、河本主演の長編映画が映画祭でソールドアウトも厳しい評価
  3. ^ ドラマ大川端探偵社、大根仁のオダジョー評は「いい枯れ」コミックナタリー
  4. ^ Invitation』2002年10月号(ぴあ株式会社)インタビューより[要ページ番号]
  5. ^ WAY』公式サイト
  6. ^ 仮面ライダークウガ・髙寺メッセージ(2006/06/01)
  7. ^ 木戸美歩の Dog Live blog 〜女優&ドッグウェアデザイナー奮闘中〜(2008/08/02)
  8. ^ [http://ameblo.jp/dm-kanon/entry-10380340773.html 大魔神カノン オフィシャルブログ(2009/11/04)
  9. ^ CDjournal.com リサーチ
  10. ^ オダギリジョーさん、香椎由宇さんと結婚へ 朝日新聞 2007年12月27日
  11. ^ 香椎由宇さんが男児出産 夫は俳優のオダギリジョーさん エンタメ総合 全国のニュース:福井新聞
  12. ^ オダギリジョー、サッカーの腕前を共演者から絶賛される 2009年2月3日 スポーツ報知
  13. ^ オダギリジョーが釜山の飲食店を訪れ、サイン騒動を謝罪=韓国 サーチナ2012年1月2日 2012年7月7日閲覧
  14. ^ 男の履歴書 オダギリジョー編|インライフ
  15. ^ オダギリジョー :低視聴率ドラマがトラウマ? 「もうゴールデンは嫌」
  16. ^ 第37回日本アカデミー賞優秀作品発表!”. 日本アカデミー賞公式サイト. 2014年1月19日閲覧。

外部リンク[編集]