トム・フーパー

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Tom Hooper
トム・フーパー
トム・フーパー
本名 Thomas George Hooper
生年月日 (1972-10-05) 1972年10月5日(51歳)
出生地 イングランドの旗 イングランドロンドン
国籍 イギリスの旗 イギリス
オーストラリアの旗 オーストラリア[1]
職業 映画監督テレビドラマ演出家
主な作品
英国王のスピーチ
レ・ミゼラブル』(2012年)
リリーのすべて
 
受賞
アカデミー賞
監督賞
2010年英国王のスピーチ
ヴェネツィア国際映画祭
クィア獅子賞
2015年リリーのすべて
英国アカデミー賞
英国作品賞
2010年『英国王のスピーチ』
エミー賞
監督賞(ミニシリーズ/テレビ映画部門)
2006年エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~
ゴールデンラズベリー賞
最低作品賞
2019年キャッツ
最低監督賞
2019年『キャッツ』
最低脚本賞
2019年『キャッツ』
ゴヤ賞
ヨーロッパ映画賞
2010年『英国王のスピーチ』
日本アカデミー賞
最優秀外国語作品賞
2011年『英国王のスピーチ』
2013年レ・ミゼラブル
ブルーリボン賞
外国語作品賞
2012年『レ・ミゼラブル』
その他の賞
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トム・フーパーTom Hooper, 1972年10月5日 - )は、イングランドロンドン出身の映画監督テレビドラマ演出家

2010年の『英国王のスピーチ』がアカデミー作品賞をはじめとする様々な賞を受賞し、フーパー自身もアカデミー監督賞を受賞した。

略歴[編集]

父はイギリス人のメディア関連のビジネスマンであり、母親はオーストラリア人の作家で学者。ロンドンハイゲートインディペンデント・スクールであるハイゲート・スクールから、ウェストミンスター・スクールを経て、オックスフォード大学を卒業。ハイゲート・スクールの頃に、演劇担当の教師に影響を受けてから映画監督を目指し、映画を撮るようになる。1992年に15分の短編映画『Painted Faces』でプロの演出家としてデビュー。

その後、イギリスで数多くのテレビドラマを演出。2006年に『エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~』を監督し、プライムタイム・エミー賞監督賞を受賞した。

2004年に『ヒラリー・スワンク IN レッド・ダスト』で映画監督デビュー。2010年に『英国王のスピーチ』を監督し、作品はアカデミー作品賞をはじめ、4部門を受賞。フーパー自身もアカデミー監督賞を受賞した。2012年にはヒュー・ジャックマンを主演に迎え、『レ・ミゼラブル』を監督。アカデミー賞ではアン・ハサウェイアカデミー助演女優賞をはじめ、3部門に輝いた。

その後も、『リリーのすべて』など、高い評価の作品を制作している。

テレビ演出家時代はラリー・スミスが、映画デビュー後はダニー・コーエンが主に撮影を担当している。

特徴[編集]

主な監督作品[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

テレビCM[編集]

脚注[編集]

  1. ^ フーパー本人はイギリス生まれのイギリス育ちだが母親と同じオーストラリア国籍も有した二重国籍となっている。
  2. ^ “レ・ミゼラブル:トム・フーパー監督に聞く 脚本を読んで泣いた「人を許すことこそ今作のテーマ」”. まんたんウェブ (毎日新聞社). (2012年12月22日). オリジナルの2013年5月1日時点におけるアーカイブ。. https://archive.md/DW67m 2012年12月31日閲覧。 
  3. ^ Tom Hooper (II) - Biography#trademark

外部リンク[編集]