リトル・ダンサー
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| リトル・ダンサー Billy Elliot |
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|---|---|
| 監督 | スティーブン・ダルドリー |
| 製作総指揮 | ナターシャ・ワートン チャールズ・ブランド テッサ・ロス |
| 製作 | グレッグ・ブレンマン ジョン・フィン |
| 脚本 | リー・ホール |
| 出演者 | ジェイミー・ベル ジュリー・ウォルターズ アダム・クーパー |
| 音楽 | スティーブン・ウォーベック |
| 撮影 | ブライアン・テュファーノ |
| 編集 | ジョン・ウィルソン |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 111分 |
| 製作国 | イギリス |
| 言語 | 英語 |
| 制作費 | 500万$ |
| 興行収入 | 8700万$(英国外) 1億1千万$(総計) |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| allmovie | |
| IMDb | |
『リトル・ダンサー』(Billy Elliot)は、2000年にBBCフィルムズにより劇場公開されたイギリスの映画である。1984年のイギリス北部の炭鉱町を舞台に一人の少年が、当時女性のためのものとされていたバレエに夢中になり性差を超えてプロのバレエ・ダンサーを目指す過程を描いた作品である。このことは、「僕がバレエ・ダンサーを夢見てはいけないの?」という同作のキャッチコピーからも見て取れる。映画のジャンルは主に音楽・青春・ドラマに大別される。
目次 |
[編集] 概要
ロンドンの劇場・ロイヤル・コートの芸術監督を経てブロードウェイなど100本を超える舞台のほかBBCのラジオドラマ・テレビドラマの製作および演出を手がけてきたスティーブン・ダルドリーの長編映画第1作目である。舞台出身ならではの大胆且つ独特と言える演出方法を存分に生かした同作でダルドリーは早くもオスカー候補に名を連ねた。また後日談ではあるが、監督第2作目である『めぐりあう時間たち』で第60回ゴールデン・グローブ賞と第75回アカデミー賞の双方で監督賞にノミネートされ、前者では作品賞を獲得。さらに、後者ではニコール・キッドマンに念願の主演女優賞を齎した。
「イギリス北東部の訛りを持つ、ダンスが得意な少年」という出演条件を満たし、約2000人の候補から選出されたジェイミー・ベルは6歳から始めたダンスを披露。卓越した演技力と共に賞賛を受け、15歳で英国アカデミー賞とロンドン批評家協会賞の主演男優賞を受賞。また、ベルがダンスをするシーンのBGMには日本でも知名度の高いT・レックスやザ・ジャムといったイギリス出身のアーティストによる楽曲が使用され、さらに世界的バレエダンサーであるアダム・クーパーが特別出演したことも大きな話題を呼んだ。
ボクシングを習っている少年がふとしたきっかけでバレエの虜となり女子に混じりプロを目指す風変わりなストーリーと、コメディの様相を見せながらもそこで展開される親子愛を中心とした温かみのある人間ドラマは全世界で高く評価され、日本においても第13回東京国際映画祭で特別招待作品として上映されるなどして大ヒット。500万ドルという低予算の作品であったが結果的にその20倍近い1億ドル超の興行収入を記録。また、英国内外問わず約50の映画賞で100部門に迫るノミネートを受け50近い賞を受賞した。(以下詳述)
さらに、映画を元本としたミュージカルも製作され2009年度の第63回トニー賞で高い評価を受け一番栄誉のあるミュージカル作品賞を受賞し他に主演男優賞・演出賞など10部門を独占し、今回の最多受賞となった。主演男優賞ではビリー役を演じた子役3人が演技部門で史上初の同時受賞を果たした。
[編集] ストーリー
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
イギリス北部の炭鉱町エヴァリントンに住むビリー・エリオットは炭鉱夫である父と兄のトニー、そして軽度の認知症を患う祖母と一緒に暮らしている。母はビリーが幼いころに亡くなっていた。当時のイギリスは炭鉱不況の真っ只中で父とトニーはストライキに参加していた。父はライト級チャンピオンのボクサーであるケン・ブキャナンの熱烈なファンであり、一家が経済的に苦しくなったときのために自分の息子をブキャナンのような選手に育て上げようと、近所のボクシングジムにビリーを通わせている。しかしビリーはボクシングを始めた当初から、殴り合うというボクシングの特性に馴染めず試合には負けてばかりであった。
そんなある日、ビリーはボクシングジムの隅でバレエの教室が開かれていることに気づく。もともと音楽が好きであったビリーは音楽に合わせて優雅に踊るバレエに魅せられ、密かに教室に参加しコーチの指導を仰ぐのであった。
[編集] キャスト
- ビリー・・・ジェイミー・ベル(進藤一宏)
- ウィルキンソン先生・・・ジュリー・ウォルターズ(立石凉子)
- パパ・・・ゲアリー・ルイス(池田勝)
- トニー・・・ジェイミー・ドラヴェン(竹若拓磨)
- おばあちゃん・・・ジーン・ヘイウッド(矢野陽子)
- マイケル・・・ステュアート・ウェルズ(小出達也)
- ビリー(25歳)アダム・クーパー(川村拓央)
[編集] 主な受賞
- 英国アカデミー賞
- 主演男優賞(ジェイミー・ベル)
- 助演女優賞(ジュリー・ウォルターズ)
- 英国作品賞
- 放送映画批評家協会賞
- 子役賞(ジェイミー・ベル)
- 日本アカデミー賞
- 外国語映画賞
- エディンバラ国際映画祭
- 観客賞
- トニー賞
- ミュージカル作品賞
- 脚本賞(リー・ホール)
- 主演男優賞(David Alvarez、Trent Kowalik、Kiril Kulish)
- 助演男優優賞(Gregory Jbara)
- 演出賞(スティーブン・ダルドリー)
- 振付賞(ピーター・ダーリング)
- 編曲賞(Martin Koch)
- 装置デザイン賞(イアン・マクニール)
- 照明デザイン賞(リック・フィッシャ)
- 音響デザイン賞(Paul Arditti)

