森山未來

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もりやま みらい
森山 未來
生年月日 1984年8月20日(30歳)
出生地 日本の旗 日本兵庫県神戸市
身長 172cm
血液型 AB型
職業 俳優ダンサー
ジャンル 映画、テレビドラマ、舞台
活動期間 1999年 -
公式サイト MORIYAMA MIRAI
主な作品
映画
世界の中心で、愛をさけぶ
モテキ
苦役列車
北のカナリアたち
人類資金
テレビドラマ
WATER BOYS
危険なアネキ
僕たちの戦争
その街のこども
モテキ
夫婦善哉
舞台
『BAT BOY THE MUSICAL』
RENT
『R2C2』
カフカの「変身」
『髑髏城の七人』
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
100万回生きたねこ

森山 未來(もりやま みらい、1984年8月20日 - )は、日本俳優ダンサー

本名同じ。兵庫県神戸市東灘区出身。オフィス作所属。

文化庁からの任命を受け、2013年10月から2014年10月までの1年間はイスラエルおよびベルギーのダンスカンパニー等を拠点に文化交流使として滞在・活動した。[1]

来歴[編集]

5歳からジャズダンス、6歳からタップダンス、8歳からクラシックバレエヒップホップを始める。

夙川プリスクール[2]神戸大学附属住吉小学校神戸大学附属住吉中学校報徳学園高等学校卒業、拓殖大学外国語学部スペイン語学科中退。

1995年:10歳の時に阪神・淡路大震災が発生し神戸の自宅で被災[3]

1999年:15歳の時に舞台『BOYS TIME』で本格デビュー。ただし、これ以前にも舞台経験[4]がある。

2001年:16歳の時に単発ドラマ『TEAM 2』でドラマ初出演、『さよなら、小津先生』で連続ドラマ初出演。

2003年:連続ドラマ『WATER BOYS』にメインキャストとして出演し、一気に知名度と人気が高まる。

2004年:映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の主人公・松本朔太郎(サク)の高校生時代を演じ、映画各賞を受賞。

2005年:伊東美咲と姉弟役で主演した月9ドラマ『危険なアネキ』が平均視聴率18.8%とヒット作に。

2006年:一人二役で主演したドラマ『僕たちの戦争』がアジア・テレビジョン・アワードのシングルドラマ部門で最優秀賞を受賞。

2007年 - 2008年:デビュー以来所属していたアトリエ・ダンカンからオフィス作(松田優作事務所)へ移籍。

2008年 - 2010年:NHK大阪放送局制作の阪神・淡路大震災関連番組[5]に出演。2008年にはチャリティロック・フェスティバル「GOING KOBE '08」にも出演している。

2010年:3月に一般女性と入籍したと発表。同月、映画『フィッシュストーリー』で高崎映画祭最優秀助演男優賞を受賞。7月に主演ドラマ『その街のこども』が放送文化基金賞本賞を受賞。10月に第一子の誕生発表(性別名前は非公表)。

2011年:主演映画『モテキ』が興行収入22億円を超える大ヒットになり、また去年放送の同ドラマ版も数々の賞を受賞。

2012年:2月に映画『モテキ』にて毎日映画コンクール男優主演賞などを受賞した。 同月シディ・ラルビ・シェルカウイ 演出振り付けの舞台「テヅカ TeZukA」にて初の海外公演出演を果たし、ローマを皮切りに香港・ニュージーランド・ルクセンブルク・フランス/ドイツ各都市などを回った。7月、初のラジオ冠番組となる「森山未來のオールナイトニッポンGOLD」にてパーソナリティを務めた[6]。11月に『北のカナリアたち』などで報知映画賞日刊スポーツ映画大賞両賞で助演男優賞を受賞。

2013年:1月『苦役列車』でキネマ旬報ベスト・テン主演男優賞を受賞、同月エランドール賞新人賞を受賞。日本アカデミー賞では『苦役列車』『北のカナリアたち』で優秀主演男優賞・優秀助演男優賞をダブル受賞。5月、声優に初挑戦したアニメ映画『聖☆おにいさん』が公開。10月から2014年10月までの1年間文化庁から文化交流使の任命されイスラエルのダンスカンパニーを拠点に滞在し通訳なしで活動していた。11月、主演ドラマ『夫婦善哉』がギャラクシー賞9月度月間賞・第51回奨励賞を受賞。

2014年:1月、ミュージカル『100万回生きたねこ』で第21回読売演劇大賞 優秀男優賞を受賞。

受賞歴[編集]

2003年度

2004年度

2009年度

2011年度

2012年度

2013年度

その他『僕たちの戦争[7]』『その街のこども[8]』『モテキ[9]』『苦役列車[10]』『夫婦善哉[11]』などの主演作が国内外で数々の作品賞を獲得している。

人物[編集]

エピソード[編集]

  • 舞台『BOYS TIME』のオーディションに(年齢制限は18歳以上だったにもかかわらず)中学3年生の時に応募し、合格した。演出家の宮本亜門いわく「どんなダンスもこなしてしまう恐るべき15歳」「フレッド・アステア以来の天才かと思った」。また、この作品で同じく舞台デビューを果たしたのが佐藤隆太であり、2008年には佐藤の初主演連続ドラマ『ROOKIES』に友情出演している[17]
  • テレビドラマに出演するようになったのは、2000年に舞台『ママ・ラヴズ・マンボ』で黒木瞳の息子役を演じ、この舞台を観に来ていたドラマ『TEAM』(黒木瞳が出演していた)のプロデューサーに起用されたのがきっかけである。高校2年生の時に『TEAM 2』・『さよなら、小津先生』と続けて同スタッフの作品に出演した。
  • ドラマ『刑事の現場』で共演した寺尾聰は、森山を「吸収力とパワーがある青年で、勘が良くて物おじしない。僕の若いころと違って堂々としている」と評した。また続編『リミット -刑事の現場2-』で共演した武田鉄矢は、「いい青年。普段はモゴモゴ話すが本番になると言葉が直列になってパワーアップする。集中力が高い。ハリウッドでいうジェームス・ディーンが出現した時みたいな衝撃度だった。未來には未来がある!」評し[18]、「彼を伸ばして“第2の上戸彩”にしようと思う」「本当になかなかやる、たいした若手。現場に行くとストーン!ってやれる子。お芝居のためなら何でも我慢できるし、何年かしたら大河ドラマの主役とかやるんでしょうね。期待しててください!」と語った[18]
  • 舞台『R2C2 〜サイボーグなのでバンド辞めます!〜』にて、作・演出の宮藤官九郎のリクエストにより劇中でキーボードを弾くことになった。それまでまったく演奏経験がなかったものの、わずかな稽古期間で2曲のピアノ弾き語りができるまでになった。
  • 僕らの音楽』にて、唐沢寿明が「今気になっている、良いと思う若手俳優」として森山の名前をあげたことがある。
  • 映画『20世紀少年』で共演した豊川悦司によると、ボケとツッコミのような関係だったそうで、堤幸彦監督もこのコンビを気に入り、原作にないシーンも作られた。
  • ドラマ『その街のこども』では主演しただけなく、劇中音楽のドラムとパーカッション演奏にも参加している。
  • ドラマ『モテキ』では、キリンジの「悪い習慣」やCHAGE&ASKAの「201号」を劇中曲に推薦し採用された。
  • 好きなミュージシャンと仕事する機会も多く得ており、斉藤和義とは出演作『フィッシュストーリー』・『リミット -刑事の現場2-』の主題歌として、スガシカオとはテレビ番組『Music Lovers』やスガMCのラジオ番組、舞台『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』での訳詞にて、キリンジとはエッセイ本『自棄っぱちオプティミスト』での鼎談やラジオ番組を通じて、YUKIとは朗読劇『LOVE LETTERS』での顔合わせが実現した。
  • 映画『モテキ』では森山の提案や話から取り入れられた設定や台詞が多くある。例として、初期設定では上司役の唐木は男だったが、女性に変更され真木よう子が演じた。ドラマの女優陣のその後を登場させる予定だったが、双方の女優陣にも失礼という意見から登場はなかった。ほかに、台詞に出てくる漫画『進撃の巨人』・『最終兵器彼女』など。
  • 映画『セイジ -陸の魚-』の撮影時、「自転車で一人旅をしている旅人」役を馴染ませるため、奥日光の撮影場所まで3日かけ実際に自転車で来た。
  • 映画『苦役列車』の撮影にあたり、役作りもあり3畳一間風呂なし共同トイレの宿に一人で住まい、コップ酒と本にのみ縋る生活を送った。二日酔いで腫れた顔で現われると「役が降りてきた」と褒められる現場だったという。このとき不健康な生活を送る役どころに合わせ体重を4,5キロ増量させたり爪を伸ばし続けたりした。
  • 西田敏行は、森山が2012年に日刊スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞した際、「森山君は役に対する対峙の仕方が素晴らしい。マット・デイモンみたい。クレバーで、何者かよく分からないところが素晴らしい」と評した[19]
  • 舞台『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』では、歌いっぱなしのミュージカル作品ということで、喉に良い聞いた生肉(とトマト)だけをひたすら食べ続けたという。またこの作品を観劇した椎名林檎が、ラジオ[20]出演時に「未來くんは歌もダンスも素晴らしく声も良い。彼のような人は日本のデヴィッド・ボウイだし、彼に曲を書いたりしたい」と発言した。
  • ドラマ『夫婦善哉』では、和服が似合う体型になるためにお腹を出したいということで最終的に7キロ増量した。また、撮休日にロケハンに同行するなどの役者には珍しい真面目な一面が土曜スタジオパークでスタッフに明かされた。[21]
  • 映画『北のカナリアたち』で共演した吉永小百合は芝居を交わすうちに息子のように思っていたといい、これからの彼の役者人生を見守っていきたいとラジオ等で思い入れを語った。
  • 髑髏城の七人』や『苦役列車』を鑑賞した市川海老蔵が、それ以来の森山のファンであり今一番共演したい俳優だとブログで明かしている。[22]
  • 映画『人類資金』では、イスラエルの格闘技クラヴ・マガを使ったアクションに3か月道場通いをして挑戦。またアメリカ本国以外では初の映画撮影となる国連本部にて、クライマックスシーンである約8分間(台本にして14ページ)にわたる英語でのロングスピーチを単独で行なった。この撮影に際し、オバマケネディ両大統領やキング牧師の演説を見て参考にしたという。なお、この演説シーンが今作のクランクインであり、その時点では製作のゴーサインが正式に出ていない中でのロケ決行であった。劇中では英語の他にもロシア語やモン語を話すシーンもある。

主な出演作品[編集]

映画[編集]

劇場アニメ[編集]

OVA[編集]

  • 聖☆おにいさん(2012年、2013年)主演 - イエス 役

テレビドラマ[編集]

ドキュメンタリー番組[編集]

舞台[編集]

出演[編集]

ダンスカンパニー公演[編集]

演出・主演[編集]

脚本・演出・出演[編集]

  • CANプロデュース公演 きゅうかくうしお vol.0「素晴らしい偶然をもとめて」(2010年8月)

ナレーション[編集]

ラジオ[編集]

携帯ドラマ[編集]

  • au LISMOオリジナルドラマ「土俵際のアリア」(2009年7月13日 - 全4話、山下敦弘監督) - 古賀ワタル 役

CM/広告[編集]

ミュージックビデオ[編集]

CD[編集]

  • 劇団☆新感線「メタル マクベス」(2006年)の劇中歌を集めたCDに「メタル演歌〜七光り三度笠〜」「明けない夜はSO LONG」が収録
  • 劇団☆新感線 「五右衛門ロック」(2008年)の劇中歌を集めたCDに「復讐こそ我が道」「絶望と光」が収録
  • SAKEROCKのアルバム「LIFE CYCLE」に、タップダンスによる「音」として参加

メイキングDVD[編集]

  • 世界の中心で、愛をさけぶ 〜朔太郎とアキの記憶の扉〜
  • 森山未來 in school daze

書籍[編集]

写真集[編集]

  • 森山未來 写真集「ぼくのSchool Daze Diary」(ロッキング・オン、2005年12月)ISBN 4860520564

雑誌連載[編集]

  • SWITCH (スイッチ・パブリッシング)「彼方からの手紙」(2013年12月 - )

脚注[編集]

  1. ^ 森山未來からのお知らせ
  2. ^ 夙川プリスクール卒園生
  3. ^ 幸いにも家族や周囲は無事だったものの、その時から持ち続けてきた複雑な想いがあり、のちにNHK大阪が制作したセミドキュメンタリー『未来は今』(2009年)、ドラマ『その街のこども』(2010年)にも反映されている。
  4. ^ 小学生時代に劇団ひまわりに所属していた。
  5. ^ プレミアム10『絆・被災地に生まれたこころの歌』(2008年)、セミドキュメンタリー『未来は今』(2009年)、放送文化基金賞本賞を受賞したドラマ『その街のこども』(2010年)
  6. ^ a b オリコン (2012年7月4日). “森山未來、初の冠番組は『オールナイトニッポン』”. http://www.oricon.co.jp/news/movie/2013852/full/ 2013年9月2日閲覧。 
  7. ^ *2007年度 アジア・テレビジョン・アワード シングルドラマ部門 最優秀賞。
  8. ^ 第36回 放送文化基金賞 テレビドラマ部門 本賞。
  9. ^ 第48回ギャラクシー賞入賞・第85回キネマ旬報ベスト・テン7位。
  10. ^ *第86回 キネマ旬報ベスト・テン5位。
  11. ^ ギャラクシー賞9月度月間賞・第51回奨励賞
  12. ^ 「FIGARO japon」より。
  13. ^ 「僕たちの戦争」、「リミット -刑事の現場2-」など。
  14. ^ ワンカップ発売開始のお知らせ
  15. ^ Jetstar magazine october
  16. ^ 脚本家の宮藤官九郎や演出の井上剛など過去に仕事をしたスタッフキャストが多い。
  17. ^ その前にも2003年に『リボルバー 青い春』で共演をしている。
  18. ^ a b {{Cite news | url = http://career.oricon.co.jp/news/66959/full/ | title = 「未来がある!」武田鉄矢、新たな“教え子”に森山未來を指名 | work = オリコンキャリア | publisher = オリコン | date = 2009-06-16 | accessdate = 2014-03-25
  19. ^ “森山未來「熱気で作った作品」/映画大賞”. 日刊スポーツ. (2012年12月28日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp1-20121228-1065371.html 2014年3月25日閲覧。 
  20. ^ http://blog.livedoor.jp/sumikichi_blog/archives/65781808.html
  21. ^ それを受けた本人の反応は「予定が無くて暇だったため」とのこと
  22. ^ http://ameblo.jp/ebizo-ichikawa/entry-11957693732.html

外部リンク[編集]