山田孝之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
やまだ たかゆき
山田 孝之
生年月日 1983年10月20日(29歳)
出生地 日本の旗 日本 鹿児島県川内市(現・薩摩川内市
身長 169cm
血液型 A型
職業 俳優
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1998年 -
配偶者 既婚(2012年 - )[1]
家族 椿かおり(長姉)
SAYUKI(次姉)
公式サイト 公式サイト
主な作品
映画
ジェニファ 涙石の恋』/『電車男
手紙』/『クローズZEROシリーズ』
テレビドラマ
ちゅらさん』/『WATER BOYS
FIRE BOYS 〜め組の大吾〜
世界の中心で、愛をさけぶ
H2〜君といた日々
白夜行』/『タイヨウのうた

山田 孝之(やまだ たかゆき、1983年10月20日 - )は、鹿児島県出身[2]日本俳優スターダストプロモーション所属[2]。『ウォーターボーイズ』『FIREBOYS め組の大吾』『世界の中心で、愛をさけぶ』『H2~君といた日々~』などのテレビドラマにおける主演から一躍有名となってのち、テレビドラマのみならず『ドラゴンヘッド』や『電車男』など映画における活動からもその名を広く知られてきた[2]

目次

来歴 [編集]

1998年、中学3年の2学期終業後に家族で鹿児島から上京[3][4]、姉と買い物中の原宿で女の子に間違われてスカウトされたことをきっかけに芸能界入りする[5]1999年に武蔵野市立第三中学校を卒業[4]後、同年10月から日本テレビで放送されたドラマ『サイコメトラーEIJI2』で俳優デビューする。

NHK六番目の小夜子』で知名度を上げ、NHKちゅらさん』主人公の弟・古波蔵恵達役、フジテレビWATER BOYS』主人公・進藤勘九郎役、『FIRE BOYS 〜め組の大吾〜』主人公・朝比奈大吾役などを演じた。

2004年、ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』の主人公・松本朔太郎役の演技などが認められ、知名度と人気を確実なものにした。同年、エランドール賞新人賞受賞。東京地下鉄初代イメージキャラクターにも選ばれる(東京地下鉄のイメージキャラクターでは男性は山田が現在の所唯一)。

2005年には『電車男』(監督・村上正典)で映画主演を果たした。厳密には、2003年に製作され、2004年に公開された日米合作映画『ジェニファ 涙石の恋』(監督・三枝健起)も山田の主演作であるが、名実共に単独で主演した映画は『電車男』が初めてである。

2007年秋に公開された『クローズZERO』からワイルドな役を演じるようになり、『イキガミ』『クローズZERO II』『BOSS』などでは長髪と無精髭でそれまでとは違った一面を見せた。なお『クローズZERO』では第50回 (2007年度) ブルーリボン賞助演男優賞に 20代でただ一人ノミネートされた。

週刊現代 2009年12月14日発売号の特別企画「決定!日本の「いい役者」ランキング 男優篇」において総合ランキング9位に選ばれる[6]

2010年8月5日、都内のホテルで行なわれた映画『GANTZ』の製作報告会見において出演の経緯を明かした。別の映画を撮影中の山田が隣で行なわれていた『GANTZ』の衣装合わせの場にやって来て「うわぁ~、GANTZだ~、いいなぁ~」と言ったところ佐藤貴博プロデューサーから「じゃぁ、出てくださいよ~」と言われたことで出演が決まった[7][8]

2010年9月、出演作『十三人の刺客』がコンペティション部門に出品された第67回ヴェネツィア国際映画祭三池崇史監督、役所広司らと参加した[9]

2010年10月28日エンタテイメント情報誌ハリウッド・リポーター』において「世界の注目俳優10人」の1人として紹介された(日本人では山田のみ)[10][11]

週刊現代 2010年11月15日発売号の「決定!日本のいい俳優ベスト20」において11位に選ばれる[12]

2011年ニューヨーク・アジア映画祭 (New York Asian Film Festivalにおいて「スター・アジア・ライジング・スター賞(Star Asia Rising Star Award)」を日本人として初めて受賞した[13][14]

2012年、第2回ビデオ屋さん大賞個人賞・男性編第9位(日本人俳優としては第4位、対象作品『勇者ヨシヒコと魔王の城』『十三人の刺客』)[15]

第34回(2012年度)ヨコハマ映画祭助演男優賞受賞(『その夜の侍』『のぼうの城』『悪の教典』)[16]

第17回(2012年度)日本インターネット映画大賞日本映画部門助演男優賞受賞(『その夜の侍』『のぼうの城』『悪の教典』)[17][18]

第67回(2012年度)日本放送映画藝術大賞映画部門最優秀助演男優賞受賞(『その夜の侍』)[19]

2014年1月31日から2月16日まで東京国際フォーラムで上演予定の主演ミュージカルフル・モンティ』(演出:福田雄一)で初舞台を踏む[20]

人物 [編集]

歌手のSAYUKIによれば、SAYUKIと女優の椿かおりは実姉[21][22]。長姉の椿かおりとは、山田の主演映画『ミロクローゼ』で初共演を果たしている[23]が、この共演は偶然であり、撮影が全て終わった後に山田が監督だけに姉弟であることを明かした[24][25]

進学する気はなかったが、どこでもいいから受験しろとの担任の言葉に従い、敢えて偏差値の低い高校を選び、同じ中学からは一番の不良と山田の2人だけが受験した。受験生の半分が試験中に寝ていたため「絶対に受かる」と思ったが、3科目の試験の内、2時間目の途中で寝てしまい、3時間目の試験を受けなかったために落ちた[3]。本人は「今思えば、不良ばかりの高校でいじめに遭わずに済んで良かった」と語っている[4]

2006年スポニチ(2月15日)の報道にて、女優でモデルのChihoとの間に生後4か月の子どもがいることが発覚した。その後、山田本人が公式サイトにて、「女性とは2年前から交際していた。妊娠を知り、結婚、出産について話し合いを重ねたが自分が父親になり、家庭を持ち、役者を続けていくこと、どうしても自分自身の中で折り合いがつかなかった」とし、結婚せずに山田が子どもの養育費・生活費を支払うことで相手側家族とも合意したと発表した(日刊スポーツ 2006年2月16日・公式サイト)。

人間ドラマ、バイオレンス描写を含むワイルドな作品、コメディ作品などジャンルを問わず出演し、その役柄をものにする演技力には定評がある。週刊現代誌上で福田雄一が連載しているコラム「妻の目を盗んでテレビかよ」第90回において、『勇者ヨシヒコと魔王の城』に山田を主演に起用した経緯が語られている。

全く前例のない冒険活劇であること、他局のドラマよりやや低い評価や視聴率であることの多いテレビ東京であり、しかも深夜枠、等の理由から、2011年初めの企画の時点で主演のキャスティングは難航していた。(福田としては)かねてより、山田がやってくれたら面白いのにという気持ちがあったが、「やってくれるわけがない」とも考えていた。しかしダメもとで頼んでみようと、反則であることを承知の上で事務所を通さず山田本人に直接メールで出演依頼をしたところ、わずか数分後に山田から「僕はやりたい仕事があれば、局と時間はまったく問いません。詳しい話を聞かせてください」と返信が来た。その後、事務所も快く許可した。

また、「ヨシヒコ」は「ドラゴンクエスト」のパロディ要素を盛り込んだドラマであるため、発売元のスクウェア・エニックスに許可を得なければならず、その承諾を得るために監督をはじめ関係者が出向いた際には山田も同席し、作品の意図を説明した。

2012年1月1日、かねてより交際が報道されていた7歳年上の一般女性と約2年の交際の末、元日午前に都内区役所に婚姻届を提出したことが発表された[1][26]

2012年10月に夫人の妊娠を発表、2013年3月上旬に男児が誕生していたことを同月中旬に発表した[27][28]

主な出演 [編集]

映画 [編集]

テレビドラマ [編集]

ネット配信ドラマ [編集]

舞台 [編集]

CM [編集]

PV [編集]

DVD [編集]

ディスコグラフィー [編集]

CDシングル
  • 真夏の天使 〜All I want for this Summer is you〜 (大好き!五つ子4主題歌)(2002年7月24日)
CDアルバム

受賞歴 [編集]

2004年度

2006年度

2011年度

2012年度

脚注 [編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b TAKAYUKI YAMADA OFFICIAL”. スターダストプロモーション (2012年1月1日). 2012年1月1日閲覧。
  2. ^ a b c 『「山田孝之」人物情報』”. NAVER人物検索. 2012年2月10日閲覧。
  3. ^ a b 『上京本』 ピクトアップ、2008年、22-23頁。ISBN 4910176341080。
  4. ^ a b c 2010年9月10日放送の『A-Studio』より。[要高次出典]
  5. ^ 2009年12月6日放送の『新堂本兄弟』より。[要高次出典]
  6. ^ 決定!日本の「いい役者」ランキング 男優篇”. 週刊現代オンライン (2009年12月14日). 2011年6月20日閲覧。
  7. ^ 山田孝之 映画「GANTZ」製作報告会見!”. スターダスト オフィシャルサイト. 2011年4月26日閲覧。
  8. ^ “二宮和也&松山ケンイチが映画報告会見に登場。『GANTZ』の魅力を分析”. ぴあ映画生活. http://cinema.pia.co.jp/news/154220/40537/ 2011年4月26日閲覧。 
  9. ^ “『十三人の刺客』山田孝之をヴェネチアで直撃!初の海外映画祭参加で「侍役は日本人にしか演じられない優越感」【第67回ヴェネチア国際映画祭】”. シネマトゥデイ. (2010年9月11日付). http://www.cinematoday.jp/page/N0026852 2011年6月6日閲覧。 
  10. ^ “10 Actors to Look Out for in an Increasingly Global Business” (英語). ハリウッド・リポーター. (2010年10月28日付). http://www.hollywoodreporter.com/news/10-actors-look-out-increasingly-33380 2011年4月26日閲覧。 
  11. ^ “10 Actors to Look Out for in an Increasingly Global Business” (英語). Yahoo! Movies. (2010年10月28日付). http://movies.yahoo.com/news/usmovies.thehollywoodreporter.com/10-actors-look-out-an-increasingly-global-business 2011年1月21日閲覧。 
  12. ^ 決定!日本のいい俳優ベスト20”. 週刊現代オンライン (2010年11月15日). 2011年6月20日閲覧。
  13. ^ a b “New York Asian Film Festival Features Takashi Miike World Premiere” (英語). ハリウッド・リポーター. (2011年6月1日付). http://www.hollywoodreporter.com/news/new-york-asian-film-festival-193546 2011年6月2日閲覧。 
  14. ^ “【速報!ニューヨークアジア映画祭】OP作品『ミロクローゼ』&山田孝之受賞で開幕!”. HogaHolic(ホウガホリック). (2011年7月5日付). http://www.holic-mag.com/hogablog.php?blogid=11&itemid=2685 2011年7月6日閲覧。 
  15. ^ 個人賞・男性編&女性偏 第2回ビデオ屋さん大賞”. キネマ旬報社. 2012年3月24日閲覧。
  16. ^ a b 第34回ヨコハマ映画祭 日本映画個人賞”. ヨコハマ映画祭. 2012年12月8日閲覧。
  17. ^ movieawards_jpのツイート (294409266385788928)
  18. ^ a b 第17回(2012年)日本インターネット映画大賞結果”. 日本インターネット映画大賞. 2013年2月6日閲覧。
  19. ^ a b 第67回日本放送映画藝術大賞 映画部門 最優秀賞が決定しました!!”. 日本放送映画藝術大賞 (2013年3月10日). 2013年3月11日閲覧。
  20. ^ a b “裸一貫!山田孝之、男性ストリッパー役で初舞台”. サンケイスポーツ. (2013年3月6日). http://www.sanspo.com/geino/news/20130306/oth13030605060017-n1.html 2013年3月6日閲覧。 
  21. ^ 恐るべし!メディア効果⁈”. SAYUKI "INSIDER INFORMATION!!(SAYUKI公式ブログ) (2010年9月11日). 2012年2月10日閲覧。[要高次出典]
  22. ^ SAYUKIかおり孝之ショットだよー!”. SAYUKI "INSIDER INFORMATION!!(SAYUKI公式ブログ) (2012年1月6日). 2012年2月11日閲覧。
  23. ^ 作品情報:『ミロクローゼ』11月24日公開/ニューヨーク・アジア映画祭で主演:山田孝之が日本人初のライジング・スター・アワードを受賞した話題作”. INTRO. 2012年11月22日閲覧。
  24. ^ 成田おり枝 (2012年11月24日). “山田孝之が実姉との共演秘話を告白!石橋監督も「全然知らなかった”. ニュースウォーカー. http://news.walkerplus.com/2012/1124/10/ 2012年11月24日閲覧。 
  25. ^ 古河優 (2012年11月24日). “山田孝之、新作で実姉と共演!…も、周囲にはひた隠し”. シネマトゥデイ. http://www.cinematoday.jp/page/N0047984 2012年11月24日閲覧。 
  26. ^ “山田孝之、元日婚!7歳年上の一般女性と”. サンスポ. (2012年1月1日). http://www.sanspo.com/geino/news/120101/gnb1201010505001-n1.htm 2012年1月1日閲覧。 
  27. ^ “山田孝之、3月上旬に男児誕生していた”. サンスポ. (2013年3月16日). http://www.sanspo.com/geino/news/20130316/mar13031605040000-n1.html 2013年3月16日閲覧。 
  28. ^ “山田孝之 男児誕生を発表「うれしく思っています」”. スポニチ. (2013年3月16日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/03/16/kiji/K20130316005404050.html 2013年3月17日閲覧。 
  29. ^ “山田孝之、古典落語が原作・原案の「らくごえいが」に出演”. 映画.com. (2012年8月1日). http://eiga.com/news/20120801/5/ 2012年8月1日閲覧。 
  30. ^ “堤真一「俺はまだ本気出してないだけ」で外見真逆のダメ男に”. 映画.com. (2012年7月23日). http://eiga.com/news/20120723/2/ 2012年7月23日閲覧。 

外部リンク [編集]