仲村トオル

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なかむら トオル
仲村 トオル
本名 中村 亨
(なかむら とおる)
生年月日 1965年9月5日(49歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都大田区
身長 185 cm
血液型 A型
職業 俳優タレント
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1985年 -
配偶者 鷲尾いさ子
公式サイト Kitto official web
主な作品
ビー・バップ・ハイスクール
あぶない刑事
アナザー・フェイス
推定有罪』『チーム・バチスタの栄光シリーズ』

仲村 トオル(なかむら トオル、1965年9月5日 - )は、日本俳優タレント。本名、中村 亨(なかむら とおる)。KITTO所属。

デビュー作は1985年映画ビー・バップ・ハイスクール』。特技は乗馬スキューバダイビング

妻は女優鷲尾いさ子1992年の自身の主演ドラマ『俺たちルーキーコップ』での相手役で、その共演が交際と結婚へのきっかけとなった。

来歴[編集]

東京都大田区に生まれ、0歳から3歳まで大阪府寝屋川市で、幼稚園に入る前に神奈川県川崎市に転居[1]。小学校3年から千葉県流山市で育つ。専修大学松戸高等学校専修大学文学部卒業。

専修大学文学部在学中の1985年に『ヤングマガジン』に連載されていた漫画『ビー・バップ・ハイスクール』の映画化に際し公募された主演オーディションに応募し合格、映画主演デビューでの芸能界入りとなった。主役キャラクター“中間徹”と本名が似ていたこともオーディション合格の一因となったことが、後にヤンマガ編集者によって語られている。決定的となったのは原作者のきうちかずひろが「自分がおもい描く“中間徹”にイメージがピッタリ」と言ったこと。このオーディションは、「本物のツッパリの人もたくさん来ていて、僕みたいな普通の大学生みたいなのがいると目線が怖かったですよ、帰りに因縁つけられそうになったり」と後にラジオ番組で語っている。

『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズ、刑事ドラマ『あぶない刑事』と人気となった作品に立て続けに「トオル」役で出演したことで、若い世代にも顔と名前が浸透し、人気を得た。

1987年から中高生に人気のあったニッポン放送のラジオ番組『ヤングパラダイス』内での帯番組を担当するようになると、その素顔が、朴訥と話をするシャイな人柄であることが判明した。その当時、主に出演していたドラマでは派手な言動を振る舞うことが多い人物を演ずることが多かったため、素顔はそれらとは正反対のキャラクターであることが判明したことで、それまでは不良に憧れを持つ少年ファンが多数だったのが、女性からのアイドル的な人気も上昇、人気のバロメーターでもあった雑誌『明星』の表紙を飾るようにもなった。1988年公開の映画『ラブ・ストーリーを君に』では主人公(後藤久美子)の元家庭教師(大学山岳部員)・明を演じた。

以後多数のドラマ・CM・映画に出演。また、日本のODAを紹介する『仲村トオルの地球サポーター』の司会を担当した。

エピソード[編集]

  • 憧れの俳優は松田優作。松田の生前は同じセントラル・アーツに所属し、松田本人も仲村を弟のようにかわいがっており、松田がで他界した際も遺体の前で「優作さん、起きてください!早すぎます!」と絶叫しながら泣き崩れた。[2][3]
  • 『ビー・バップ・ハイスクール』では電車の中の乱闘シーンにおいて、走行中の電車から川に相手を蹴り落とすシーンがあり、危ない演出にビックリしながらも爽快感があったと語っている。[4]
  • 『ビー・バップ・ハイスクール』『あぶない刑事』各シリーズでは喫煙シーンが多数あったが、タバコは苦手で、あくまで役のために吸っていた[5]
  • 歌は苦手であることを自認しており、仲村自身のラジオ番組内でも発言がたびたびあった。1980年代までは「映画主演俳優が主題歌を歌ってレコードを出す」のが通例で、1987年にはソロレコードを発売。ビー・バップ人気も追い風となり、オリコンシングルチャートで最高位3位を記録、歌番組『ザ・ベストテン』にもランクインするなどのヒットを記録したが、その『ベストテン』も含めて歌番組へのソロでの出演は無かった(デュエット曲では出演歴あり)。
  • どこの地域や国へ行っても出された食べ物は、爬虫類系や虫系の見た目がちょっとグロテスクな食べ物でも食べ残したことが無いとトーク番組(「お笑いワイドショー マルコポロリ」等)で語っている。唯一きつかったのは、ある国の歓迎の時に振舞われる酒(地元の女性が一度口に含んだ物を吐き出して発酵させた物)で、「ちょっと覚悟を決めて飲みました」と語っている。
  • 『劔岳 点の記』の撮影時、「クレバスに落ちるシーンを自分でやらせてほしいとスタッフに懇願したというエピソードがある」と、多賀谷治が明かした[6]
  • 掃除・洗濯・食器洗いが大好きである。[7]
  • 兄弟は兄と妹が1人ずついる。

受賞[編集]

  • 1987年 - 第10回日本アカデミー賞 新人賞(『ビー・バップ・ハイスクール』)
  • 1987年 - 第41回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞(『ビー・バップ・ハイスクール』)
  • 1987年 - 第8回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(『ビー・バップ・ハイスクール』)
  • 1988年 - エランドール賞 新人賞
  • 2002年 - 第39回大鐘賞 助演男優賞(『ロスト・メモリーズ』、「韓国のアカデミー賞」とされる"大鐘賞"の韓国人以外の受賞は初である)
  • 2008年 - ベスト・ファーザー イエローリボン賞
  • 2009年 - 第23回高崎映画祭 主演男優賞(『接吻』)

出演作品[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

Vシネマ・ビデオ作品[編集]

  • 狙撃 THE SHOOTISTシリーズ(1989年、東映Vシネマ
  • ニューヨークUコップ(1993年、東映Vシネマ)
  • 神様のい・う・と・お・り(1994年、明治生命オリジナルビデオ)
  • 迅雷 組長の身代金(1996年、東映Vシネマ)

舞台[編集]

ドキュメンタリー[編集]

その他[編集]

CM[編集]

ラジオ[編集]

音楽活動[編集]

シングル[編集]

  • 新宿純愛物語 / 哀しみ無宿(1987年6月、ファンハウス 07FA-1115) - A面は一条寺美奈とのデュエット
  • It's All Right / Young Blood(1987年12月、コロムビアレコード 10CA-8005)
  • 傷だらけのHAPPINESS(1988年6月、ファンハウス 12FD-6002)
  • ブラザーズ・ソング / Baseball Rock'n Roll(1992年5月、ファンハウス FHDF-1173)

アルバム[編集]

  • NONFICTION(1992年7月、ファンハウス FHCF-2010)

その他[編集]

  • 『ビー・バップ・パラダイス』(ビー・バップ・少年少女合唱団)
  • 『ビー・バップ・シンドローム』(ビー・バップ・少年少女合唱団)
  • 『ビー・バップ・ハイスクール 〜高校与太郎狂騒曲〜』(CDアルバム、33CA2120)
  • 『ビー・バップ・ハイスクール 〜高校与太郎行進曲〜』(CDアルバム、32XL205)

脚注[編集]

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  1. ^ 『週刊現代』2010年10月30日、P.78-80
  2. ^ なお、『劔岳 点の記』では、松田の長男・龍平と競演。仲村演じる小島烏水率いる測量隊の好敵手がラストで測量隊と互いの健闘をたたえ、龍平と手旗を交換し合うシーンがあった。
  3. ^ ワルボロでは松田の次男・翔太と競演、翔太演じるコウイチの叔父役。
  4. ^ 「お笑いワイドショー マルコポロリ」より本人談
  5. ^ INLIFE 男の履歴書 仲村トオル
  6. ^ 『山と渓谷』2009年6月号
  7. ^ 「お笑いワイドショー マルコポロリ」より本人談
  8. ^ a b 2007年11月4日にWOWOWで放送され、2008年5月31日にはDV上映による劇場公開がされた。
  9. ^ “プロディース企画「KERA・MAP」が7年ぶりに再始動 太宰治の絶筆小説「グッド・バイ」を舞台化”. シアターガイド. (2014年12月1日). http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2014/12/01_04.php 2014年12月2日閲覧。 

外部リンク[編集]