明星食品

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明星食品株式会社
MYOJO FOODS COMPANY, LIMITED
種類 株式会社
市場情報 非上場(以下は過去のデータ)
東証2部 2900 1979年~2007年3月27日
略称 明星、myojo
本社所在地 151-8507
東京都渋谷区千駄ケ谷3-50-11
電話番号 03-3470-1691
設立 1950年3月28日
業種 食料品
事業内容 食品類の製造販売
代表者 永野 博信
資本金 31億4362万1000円
売上高 単体622億円(2007年9月期)
決算期 9月期
主要株主 日清食品ホールディングス 100%
主要子会社 株式会社ユニ・スター
西日本明星株式会社
明星サプライサービス株式会社
外部リンク http://www.myojofoods.co.jp/
特記事項:2007年3月31日に日清食品が完全子会社化
  

明星食品株式会社(みょうじょうしょくひん)は、東京都渋谷区に本社を置く日清食品グループの食品加工品会社で、主にインスタントラーメンカップ麺の製造・販売を行う。日清食品、東洋水産サンヨー食品などとともに日本を代表する即席麺メーカーとして知られる。

コーポレート・メッセージは2009年の創業60周年を記念して制定された「うまい!を、かなえる。」(1年間限定使用)。

目次

[編集] 沿革

  • 1949年  奥井清澄ら有志が準備会社「協和商会」を設立。
  • 1950年3月28日 明星食品[1]として創業。食糧庁委託の乾麺製造を開始。
  • 1959年 即席麺の製造を開始。
  • 1960年 「明星味付ラーメン」発売。
  • 1961年 鎌倉由比ヶ浜海の家で「明星チャーシューメン」という名のカップ麺を試験販売する。インスタント袋麺が30円台だった当時、50円で売られた。アイスクリーム容器状の容量470㏄程の紙製カップに麺と粉末スープと乾燥具が入っていたが、この試験販売で容器の耐油性に問題が有る事が判明。結局特許実用新案権も取得せずに市販化を断念せざるを得なくなり、日清食品カップヌードルに市販カップ麺の第一号商品の道を譲る事になる。
  • 1962年 スープを粉末化して小袋包装する技術、いわゆる「スープ別添方式」を開発し「明星ラーメン」を商品化する。この技術を各社が模倣し、即席麺の標準型となり現在まで引き継がれている。それまでの即席麺は麺に味付けして油で揚げていたためワンパターンの味しか出来なかったが、この技術により味のバリエーションを作ることが出来るようになり、ラーメンのみならず焼そば・和風麺が商品化され市場が急激に拡大した。
  • 1963年 韓国の「三養食品」と合弁で韓国に即席麺の工場を開設(日本国外での即席麺工場開設の起源)
  • 1966年 「明星チャルメラ」発売。
  • 1981年 「中華三昧」シリーズ発売。それまでインスタントラーメンとは無縁だった「高級」路線を打ち出したことで大ヒットを果たし、ライバル各社でも類似商品を発売。同社の主力商品となった。
  • 1993年 「一平ちゃん」シリーズ発売(なお、シリーズ中最も人気があるとされている「一平ちゃん夜店の焼そば」は1995年に発売開始)。
  • 2006年 TOBによる経営状況の変動。(詳細は別項を参照)
  • 2009年 創業60周年。新コーポレート・メッセージ「うまい!を、かなえる。」を発表。

[編集] TOB関連

これ以降、水面下で明星に国内の即席めん業界数社が資本提携を持ちかけ、いわゆる“白馬の騎士(ホワイトナイト)”となろうとする動きが活発化。

  • 11月15日 即席めん業界トップの日清食品が明星食品に対する友好的TOBを発表。明星食品もこれに賛同し、資本提携する方向で事態は一応の落ち着きを見せた。
  • 11月27日 スティールのTOBが期限を迎えたが、応募がなく不成立。その後、スティールは、日清食品の明星食品に対するTOBを支持すると発表した。(スティールは日清のTOBに賛同してTOBに応募)
  • 12月15日 日清食品が明星へのTOBが成功したと発表。筆頭株主となる。
  • 12月22日 明星が法的に日清の連結子会社となる。
  • 2007年3月31日 株式交換により日清の完全子会社となる。
解説

この TOB は、2007年から解禁される三角合併の前哨戦の意味合いがあり、全世界同時株高の情勢の中、出遅れ気味で割安とされる日本企業への M&A や、それに呼応した業界再編の動きが活発化するものと注目され、最終的には日清食品と明星の資本業務提携で決着した。

なお、スティール・パートナーズは日清食品自体の株式も大量取得して筆頭株主となっていることから対立はなおも続いている。

[編集] 主な商品

看板商品の「明星チャルメラ」シリーズは、発売から40年以上も続くロングセラー商品である。袋めんタイプは2004年11月、長らく明星食品の特徴だった丸形の麺を、他社と同じ角形に変更した。ただし、他社の多くが「2つ折り構造」であるのに対し、以前の丸形と同様の「麺塊状」(特に構造はなく麺全体が一塊になっている)である。

「丸形の利点としては鍋の形状に合う、ということが挙げられるが四角型の麺は、表面積が広いぶんお湯に入れた際、ほぐれやすくなるというメリットが」ある──と水口幸広の『カオスだもんね!』15巻を通じて経緯が紹介された。

[編集] 2009年現在発売されている商品

  • 明星チャルメラシリーズ(袋めん、カップめん)
  • 中華三昧シリーズ(袋めん)
  • 鉄板焼きそば(旧名「鉄板焼きそばじゃんぼ」。袋めん。従来はスパイシーな液体ソースを用いていたが、2006年に粉末ソースに変更。2008年4月に甘辛液体ソースに再変更。)
  • 一平ちゃんシリーズ(カップめん)
    • 一平ちゃんラーメン(醤油味、味噌味、豚骨味)
    • 一平ちゃん夜店の焼そば(ソース味【特製からしマヨネーズが添付、大盛りを含む】、塩味【ブラックペッパー入りマヨネーズが添付】、カレー味【カレー味マヨネーズが添付】、チャーシューだれ旨醤油味【七味マヨネーズが添付】)
  • でっせシリーズ(カップめん)
    • らーめんでっせ(ノンフライ麺。醤油味、味噌味、塩味が存在)
    • すうどんでっせ(フライ麺)
    • かけそばでっせ(フライ麺)
    • にゅうめんでっせ(スーパーノンフライ麺)
  • もちっとワンタン麺シリーズ(2008年9月現在、基本ラインアップは「しょうゆ(肉ワンタン)」「塩味(海老ワンタン)」「とんこつ(野菜ワンタン)」の3品であるが、他に東北・信越限定の「仙台辛味噌味(肉ワンタン)」も存在する)
  • 究麺(きわめん)シリーズ(ノンフライ麺。ソース焼そば、ちゃんぽん豚骨ラーメンが存在)
  • 飲茶三昧シリーズ(カップ)
    • 飲茶三昧
    • 飲茶三昧Richi
  • ダイニングBeautyシリーズ(カップ)
    • ダイニングBeauty 春雨 緑黄色野菜の酸辣湯
    • ダイニングBeauty 春雨 五穀の参鶏湯
  • トップバリュイオングループ開発商品。ジャスコサティマックスバリュミニストップダイエー他で販売。委託製造)
    • トップバリュ ヌードル(しょうゆ味、しお味、カレー味)
    • トップバリュ きつねうどん(つゆの味付けは東日本向けと西日本向けの2種類。西日本向けは「関西風」と表記されている)
    • トップバリュ ソース焼きそば(2008年9月現在レギュラーサイズのみ。以前は完全限定版として大盛りも存在していた)
  • 地域の名店シリーズ(セブン-イレブンとの共同開発。原則としてモデルとなるラーメン店のある地域のみで限定販売される)
ほか。

[編集] 発売を終了した商品

  • 明星ラーメンビーフ味(袋めん)
  • ミニラーメンちびろく(袋めん。1974年発売。6個の小型めんが一つの袋に入っている商品だった。別項も参照)
  • 九州っ子(袋めん・九州限定とんこつ味)
  • クイック1(縦型カップ。1982年発売。熱湯を注いで1分で調理完了という画期的な商品だった…が、実際は同時期にエースコックより関東地区限定で先行販売されていたエース1の追従・類似商品であったらしく、カップのデザインもよく似ていた。しかしながら、後発のこの商品の方が若干息が長く、エース1がの方が先に製造・販売終了となったようである。)
  • 青春という名のラーメン(縦型カップめん、後発のチャルメラカップシリーズ発売後に自然消滅した)
  • 夜食亭シリーズ(どんぶり型カップめん、インスタントおよび生タイプ。生タイプはラーメンとうどんが混在)
  • 龍翔(「夜食亭・生タイプラーメン」の後継商品。醤油味と味噌味が存在していた。しかしライバル商品の「日清ラ王」には勝てず密かに販売終了となった)
  • ラーメン紀行(袋めん。1984年発売)
  • カップリーナ(縦型カップめん)
  • うまかめん(どんぶり型カップ。とんこつ味。1980年代前半に一世を風靡した商品であったが、2008年4月21日にその復刻版が期間限定商品として発売された)
  • めん吉(ノンフライ袋めん、ノンフライどんぶり型カップめん【カップめん版は「どんぶりくん」のサブネームが付いていた。上記の「うまかめん」同様、2008年4月21日に「どんぶりくん」の復刻版が期間限定商品として発売されていた】)
  • 日本(袋めん。1975年に発売され、当時としては画期的なカツオ煮干昆布などの和風だしをベースとしたインスタントラーメンだった)
  • 元祖 一平ちゃん(袋めん。1994年~1995年まで発売)
  • うまつゆラーメン(どんぶり型カップめん。当社で初めてスーパーノンフライ製法を採用した記念すべき商品)
  • みちのく味紀行(スーパーノンフライ製法のどんぶり型カップめん。東北限定。ラインアップは「秋田比内地鶏しょうゆラーメン」、「仙台辛味噌ラーメン」、「三陸海鮮塩ラーメン」の3品が存在していた。販売期間は2004年3月~2007年2月まで)
  • ぶっちぬき焦がし醤油味(カップめん。ニッポン放送知ってる?24時。』発のオリジナル商品。2003年11月-2004年3月まで期間限定販売・発売された)

など

[編集] 佐野実シリーズ

「明星チャルメラ」の発売40周年を記念して、ラーメン店「支那そばや」の店主である佐野実が調製した「佐野実スペシャルスパイス」付きの「明星チャルメラ 限定しょうゆ味」(袋入り)を2006年1月16日から期間限定で発売した(袋のパッケージは黒色で、腕組みをしている佐野実の写真が目印)。その後、佐野実シリーズは「チャルメラ縦型カップ」、「中華三昧シリーズ」、「一平ちゃん 夜店の焼そば 大盛」にも登場した。

[編集] 伝説のミニラーメン「ちびろく」の存在

看板商品は昔も今も前述の通り“チャルメラ”であるが、現在は上記の通り「以前販売していた商品」という中の商品で最も特筆すべき商品がこの「ちびろく」である。1970年代前期~1990年代中期にかけて製造販売されていた即席麺であるが、普通の袋麺よりかなり小型(縦横10センチ四方ほど)の麺が6個入って(麺の個包装はなく、6つが重なって入っている)1つのパックになった風袋の商品であり、普通の即席麺よりは量が多い分当然価格は高い(現在販売的に主流の即席麺5食パックよりは安い)。その麺2個で普通の即席麺1個分に相当し、つまり当時の同商品のせんだみつお出演のCMの通り、大食漢のお父さんには3個(CMでは“ちび3”と呼ぶ)普通に食べたいお母さんは“ちび2”、ボク(子ども)の夜食やおやつには“ちび1”といった、麺の量の調整が簡単にできる商品であった。ちなみにせんだみつおタレントとしての「黄金期」として、本人が今でも話のネタにするほど当時はブレイクしたCMであり、商品の方も売れ行きが好調で、ラーメンがしょうゆ、みそ味と出た後に焼きそばも追加発売された。

[編集] 工場

※埼玉以外は子会社による工場。(長野 - 信越明星株式会社、愛知・兵庫・福岡 - 西日本明星株式会社)
営業所・支店については一覧を参照。

[編集] 主なCMキャラクター

など

[編集] 提供番組

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(2009年7月現在)

ほか

[編集] 過去の提供番組

ほか

[編集] その他

  • 1990年代後期にはCS放送向けの「明星チャルメラ」の特別版CM(30~60秒)が、ファミリー劇場など一部のチャンネルで放送された事がある。

[編集] 番外編、ブラジルのMiojio(ミオジオー)

ブラジルでは即席ラーメン一般を「Miojio(ミオジオー)」と呼ぶ。今や、ブラジル国内であれば、どの地方のスーパーマーケットでもミオジオーを入手できる。ブラジルで最初に即席ラーメンを製造販売した会社は日本から進出した日清食品であった。同社は競争相手である明星食品に対する先手を打ち、ミョージョーの商標と鶏のシンボルマークをブラジル政府に登録申請、自国企業を保護するための特許権鎖国政策を採用していた(現在は異なる)当時の政府に許可された。日清の製品がミオジオーの商標で売られたために、後者の名前が普及した。ミオジオーは長期にわたり独占体制を維持できたため、即席ラーメン=「ミオジオー」という図式がブラジル全土に普及した。1980年代にいたり、日本から進出してきたサンヨー食品が即席ラーメンを製造したが、競争に勝てず撤退した。その後、日清は「Miojio」ではなく「Nissin」ブランドを盛んに宣伝しているが、一度普及してしまったブランドの変更は難しく、「Nissin」ブランドは一向に普及しない。現在ではブラジル地場産業であるSeven Boys、Panko、Ariscoなど数社が競争相手として出現し、更なる参入も予想される。

[編集] 脚注

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  1. ^ 由来は創業地の通称名「明星台」から。なお「明星台」は、明星学園ができたことから。出典:本間之英 『誰かに教えたくなる社名の由来』 講談社
  2. ^ 1986年3月20日放送(山口崇司会時代、通算第887回)にて、当時の広報担当者が17年3ヶ月番組を支えてきたお礼を兼ねて番組スポンサー・広告代理店の代表の1人でクイズに挑戦していた。

[編集] 関連会社

  • 連結子会社 - 西日本明星株式会社、株式会社ユニ・スター、明星サプライサービス株式会社、明星U.S.A.,Inc.、シンガポール明星食品PTE.LTD.
  • 持分法適用会社 - 信越明星株式会社、株式会社玄武

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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