チャルメラ

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チャルメラ

楽器のチャルメラが屋台のラーメン屋のシンボルとして使用されていた事から、それにちなんで付けられた商品名で、パッケージにもチャルメラを持つ屋台のラーメン屋のおじさん(後に『チャルメラおじさん』と呼ばれるようになる)が描かれている。また、同商品をモデルとしたプレイステーション専用ソフトも発売された。
  • 『チャルメラホーン』の略。
屋台のラーメン屋および明星食品のチャルメラのCMで馴染みのメロディーを鳴らす自動車用警笛。1980年代頃に大流行したことがある。屋台ラーメン屋の客寄せによく使われる。その時のメロディーソラシーラソー ソラシラソラーという単純なものである。

チャルメラとは、オーボエと同じ、2枚リード木管楽器の一種である。チャルメルともいう。

目次

[編集] 歴史

サーサーン朝期のペルシアにて軍楽隊が使用した楽器が起源とされる。のちにスペインポルトガルに伝えられ、ヨーロッパに普及した。その構造は、フランスのジャン・オトテール(Jean Hotteterre)らによって室内用楽器として改良が加えられ、オーボエの誕生に繋がった。

トルコの伝統音楽メフテルで使用される『ズルナ』もこの系統の楽器であり、形もチャルメラに似ている。ドラマ『阿修羅のごとく』のテーマ曲は、あの独特の濁りのある音をバグパイプの音と思っている人がしばしばいるが、実はズルナの音である。

[編集] 語源

ラテン語 calamus 「」の俗ラテン語における指小形 calamella に由来し、リードの部分に葦が使われていることからこの名がついたとされる。なお、「リード(reed)」も英語で「葦」の意である。

ポルトガル語では「チャラメラ(charamela)」、イタリア語では「チャラメッラ(ciaramella)」、フランス語では「シャリュモー(chalumeau)」と称する。 英語では「ショーム(shawm)」といい、これはフランス語由来。

漢字表記は「嗩吶」。中国の楽器「嗩吶」(スオナー:簡体字表記「唢呐」)に由来し、「唐人笛」と呼ばれていたこともある。嗩吶は京劇などで用いられた楽器であり、日本には安土桃山時代に伝わったとみられる。江戸時代初期に長崎を訪れたポルトガル人が、この楽器を「チャラメラ」と呼んだことから、嗩吶のことを「チャルメラ」と呼ぶようになった。

[編集] その他

  • ユキノシタ科の植物、チャルメルソウ(哨吶草)の名は、果実の形をチャルメラに擬えたことによる。
  • 中国軍では信号ラッパにチャルメラを用いていた。
  • 以前はラーメン・豆腐・納豆などの流しの屋台が客寄せにチャルメラを使用していた、現在でも東南アジア諸国では使用されている。
  • 現在、日本では製造されておらず流通しているものは中国・東南アジアなど輸入品が主流である。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク