七味唐辛子
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七味唐辛子(しちみとうがらし)は日本の調味料。しばしば「七味」と略される。
七味唐辛子というのは上方風の名前であり、江戸では七種唐辛子、七色唐辛子(なないろとうがらし)と呼ばれていた。しばしば、「なないろとんがらし」、ときに略して「なないろ」、と言う。
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[編集] 原料
唐辛子を主原料とし、七種類の原料から作られることからその名がある。各種の副材料で風味をつけるとともに、辛味をほどよく抑えている。
内容は生産者によって異なるが、唐辛子以外では以下がよく使用される。
[編集] 用途や歴史
うどん・そばなどの麺類や、牛丼などの薬味として使われることが多い。
七味唐辛子は別名薬研堀(やげんぼり)とも呼ばれる。この名は、江戸時代に両国薬研堀で漢方薬からヒントを得て作られ江戸名物になったことに由来する。
現在、東京・浅草寺門前「やげん堀」、京都・清水寺門前「七味家」、長野・善光寺門前「八幡屋礒五郎」などのオーソドックスなもののほか、新潟・上越のかんずりなど七味から発展した調味料も存在する。やげん堀・七味家・八幡屋磯五郎の三者は、日本三大七味唐辛子と称されている。
かつての七味唐辛子売りは、材料を別々の容器に入れておき、客の目の前で客の好みにあわせて調合した。材料を説明する口上がおもしろく、大道芸の一種ともなり、特に上手い者は興行師に雇われて演じることがあった[1]。21世紀の初めにも、東京の一部の縁日の屋台の七味唐辛子売りで聴くことができる[2]。
現在でも店頭で客が好みの味にブレンドしてもらうことのできるところがある。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
[編集] 参考文献
- 高橋幹夫『江戸あじわい図譜』、青蛙社、1995年、ISBN 4-7905-0861-7。
- オオカワヨウコ『縁日お散歩図鑑』、廣済堂出版、2002年、ISBN 4-331-50902-8。

