佐々木蔵之介

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ささき くらのすけ
佐々木 蔵之介
本名 佐々木 秀明
生年月日 1968年2月4日(46歳)
出生地 日本の旗 日本京都府京都市
国籍 日本の旗 日本
身長 182 cm
血液型 O型
職業 俳優
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 1990年 -
配偶者 未婚
所属劇団 惑星ピスタチオ(1990年 - 1998年
事務所 ケイファクトリー
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
テレビドラマ
オードリー
白い巨塔
離婚弁護士
医龍-Team Medical Dragon-
風林火山
ギラギラ
ハンチョウ〜神南署安積班〜

映画
間宮兄弟
アフタースクール
ぼくたちと駐在さんの700日戦争
20世紀少年


舞台
夏の夜の夢
半神
マクベス
『時には父のない子のように』
『クラウディアからの手紙』
『抜け穴の会議室』
『狭き門より入れ』

佐々木 蔵之介(ささき くらのすけ、1968年2月4日 - )は、日本俳優である。本名、佐々木 秀明(ささき ひであき)。京都府京都市出身。ケイファクトリー所属。神戸大学農学部卒業。身長182cm、体重74kg。

略歴[編集]

1968年、洛中に唯一残る京都市の造り酒屋・佐々木酒造の次男として生まれる。兄と弟がいる。「蔵之介」という芸名は、実家の職業から父親によって名付けられたもの。

ノートルダム学院小学校京都市立二条中学校洛南高等学校卒業。家業継承に向けて1988年東京農業大学農学部に進学するも中退。1989年神戸大学農学部に入学。大学ではバイオテクノロジー酒米の研究をしていた[1]。大学卒業後の1992年、広告代理店・大広に入社(同期入社にますだおかだ増田英彦)。劇団活動と両立させていたが、約2年間半の大阪本社勤務ののち退社。

大学在学中の1990年、劇団「惑星ピスタチオ」の旗揚げに参加。1998年の『大切なバカンス』を最後に退団まで看板俳優として全作品に出演。客演も多く、関西を中心に活動していた。

退団後は上京し、テレビドラマや映画へと活動範囲を広げる。2000年NHK連続テレビ小説オードリー』で脚光を浴び、以降、脇を固める俳優として多数の話題作に出演。2006年には映画『間宮兄弟』にて映画初主演、2008年にはドラマ『ギラギラ』にてゴールデン帯での連続ドラマ初主演を果たす[注 1]2009年に始まった主演ドラマ『ハンチョウ〜神南署安積班〜』(シリーズ5より『ハンチョウ〜警視庁安積班〜』)はシリーズ化されている。

2014年3月に四代目市川猿之助主演の舞台『スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド) 空ヲ刻ム者-若き仏師の物語』で歌舞伎デビューする予定。歌舞伎役者以外の俳優が歌舞伎に出演するのは異例のことである[2]

多数のドラマ・映画に出演する一方、舞台を自身のルーツとしており、2008年を除いては毎年必ず舞台に出演している。2005年には「観客と緊密な距離で息遣いまでも感じられる舞台を、若く新しい才能と共に創りたい」[3]との思いから、演劇ユニット・Team申(チームさる)を立ち上げ、随時舞台公演を企画・出演している。なお、ユニット名は本人が申年生まれであることに由来している。

人物[編集]

特徴[編集]

  • 酒豪であり、酒にも強い。共演者ともよく飲みに行く。実家の職業柄、利き酒も得意である。
  • トーク番組やインタビューでは京都弁を交えて話す事が多い。
  • 特に仲の良い芸能人は四代目市川猿之助。大河ドラマ風林火山』での共演をきっかけに交流を深めるようになった[4]
  • 好きな食べ物はブドウ。嫌いな食べ物はビワ[5]
  • 2011年夏、沖縄で小型船舶免許1級を取得した[6]
  • 急に休みが取れたらとりあえず東京駅に行ってそこで行き先を決める一人旅をすると『オーラの泉』で話した。[7]

仕事面[編集]

  • 映画監督・内田けんじからは「世の中の色んなものを見てきた眼をしている」と評されている[8]
  • 演出家・白井晃からは「自分や物事を俯瞰で見ている眼をしている」と評されている[9]

実家にまつわるエピソード[編集]

  • 「蔵之介」という芸名は父親による命名である。大学1年の時、演劇サークルの先輩から新人公演に使う芸名をいきなり電話で訊かれ迷っていたところ、隣で一緒に野球中継を見ていた父親が実家の職業と大石内蔵助の名前を掛け「蔵之介」と命名した[5]
  • 実家では食卓に自然と酒を使った料理がよく並び、中学時代には友人と弁当のおかずを交換した際「佐々木の卵焼きは酒臭い」と言われた事がある。また、実家の風呂は酒風呂であった。[5]
  • 大学時代に演劇サークルに入ったのは、家業を継ぐため少しでも人前に立つのが苦にならないようにするためであった。広告代理店に就職したのも販売戦略などを学ぶためであり、家業継承が念頭にあっての事だった[5]
  • 俳優になる際は、家業を継ぐ予定であったため家族から反対されたが、NHK連続テレビ小説オードリー』(2000年)に出演した頃には認めてもらい、実家の酒造からは「オードリー」という銘柄の日本酒も販売された[5]。なお、主演ドラマ『ハンチョウ』の放送時期にも期間限定で「ハンチョウ」という銘柄の特別純米酒が販売される。
  • 日野・デュトロのCM「実家におすすめ 佐々木酒造」篇(2011年7月1日〜)では実父と共演している。
  • 現在は実弟が家業を継いでいる。

出演作品[編集]

主演は役名を太字で示す。

テレビドラマ[編集]

レギュラー出演[編集]

単発・ゲスト出演[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

  • 劇団惑星ピスタチオ 退団までの全公演(1990年 - 1998年)
  • 遊気舎「地元民は怪力」(1993年)
  • 演劇集団キャラメルボックス「俺たちは志士じゃない」(1994年)
  • MOTHER「ジャンキースクエア」(1996年)
  • G2プロデュース「12人の入りたい奴ら」(1997年)
  • プラチナペーパーズ「煽動する女」(1997年)
  • 「ロマンチック・コメディ」(1998年、PARCO劇場
  • 中島らも事務所プロデュース「一郎ちゃんがいく。」(1998年)
  • 自転車キンクリートSTORE「絢爛とか爛漫とか」(1998年)
  • Bunkamura創立10周年記念特別公演「夏の夜の夢」(1999年1月)
  • NODA・MAP 第6回公演「半神」(1999年4月 - 5月、シアターコクーン
  • T.P.T「債鬼」(1999年9月 - 10月、ペニサン・ピット)
  • 自転車キンクリートSTORE「マクベス」(1999年12月、全労済ホールスペース・ゼロ
  • T.P.T「LONG AFTER LOVE」(2000年3月 - 4月、ペニサン・ピット)
  • ホリプロ「パーフェクト・デイズ」(2000年6月、世田谷パブリックシアター
  • 「Vamp Show」(2001年6月 - 7月、PARCO劇場、大阪シアタードラマシティ)
  • LOVE LETTERS」(2001年・2003年・2006年・2007年、PARCO劇場他)
  • 「おやすみの前に」(2002年5月、PARCO劇場)
  • 二兎社「新・明暗」(2002年10月、シアタートラム
  • 「おはつ」(2004年1月、新橋演舞場
  • 二兎社「新・明暗」再演(2004年10月、世田谷パブリックシアター)
  • 演劇ユニット・Team申公演
    • 第1回公演「時には父のない子のように」(2005年6月、三鷹市芸術文化センター)
    • 第2回公演「抜け穴の会議室」(2007年11月 - 12月、赤坂RED/THEATER)
    • 第3回公演「狭き門より入れ」(2009年8月 - 9月、PARCO劇場)
    • 第4回公演「抜け穴の会議室〜Room No.002〜」(2010年12月 - 2011年1月、PARCO劇場)
    • 番外公演〜今、僕らが出来ること〜 朗読劇「家守綺譚」(2011年9月、森ノ宮ピロティホール
    • 番外公演II〜今、僕らが出来ること〜 朗読劇「幻色江戸ごよみ」(2012年3月、PARCO劇場)
    • 番外公演Ⅲ~今、僕らができること~朗読劇「お文の影」「野槌の墓」(2012年5月、京都・春秋座、大阪・森ノ宮ピロティホール、渋谷・さくらホール)
  • 「クラウディアからの手紙」(2006年1月、世田谷パブリックシアター)
  • こまつ座「私はだれでしょう」(2007年1月、紀伊國屋サザンシアター
  • 幽霊たち」(2011年6月 - 7月、PARCO劇場)
  • 二兎社「こんばんは、父さん」(2012年10月 - 11月、世田谷パブリックシアター)
  • 「非常の人 何ぞ非常に〜奇譚 平賀源内と杉田玄白〜」(2013年7月、PARCO劇場) - 平賀源内[10]
  • 「スーパー歌舞伎Ⅱ 空ヲ刻ム者-若き仏師の物語」(2014年3月 - 、新橋演舞場)

CM[編集]

その他のテレビ番組[編集]

  • にんげんドキュメント(NHK)
    • 「ナガセ君の小さな生きものたち」(2005年10月) - ナレーション
    • 「空師〜大樹と生きる仕事人〜」(2007年1月) - ナレーション
  • 銘酒誕生物語シリーズ(2008年 - 、WOWOW) - ナレーション
  • スペイン 遥かなる海ガリシア 〜リアスの森へ〜(2008年9月、フジテレビ) - ナビゲーター
  • LIFE〜夢のカタチ〜(2010年4月3日 - 現在、朝日放送) - ナレーション
  • 報道写真が語る21世紀の真実(2011年12月、ヒストリーチャンネル) - ナレーション
  • BS歴史館(2012年10月 - 、NHK BSプレミアム) - ナレーション
  • 秋、黄金色の伊勢へ 佐々木蔵之介 うまし旅(2013年9月1日、TBS)
  • 孤高の頂 北アルプス槍ヶ岳(2013年9月11日、信越放送制作(BS-TBSでは9月21日)) - ナレーション

ラジオドラマ[編集]

Webドラマ[編集]

PV[編集]

  • RIP SLYME『Hey,Brother』 - 映画『間宮兄弟』の映像より

その他[編集]

  • 知るWiiテレビ 森羅万象地球図鑑(2009年、Wiiの間配信) - ナビゲーター
  • シュテーデル美術館所蔵 フェルメール≪地理学者≫とオランダ・フランドル絵画展(於・Bunkamuraザ・ミュージアム、2011年3月 - 5月) - 音声ガイド
  • 東京国立博物館 特別展「京都-洛中洛外図と障壁画の美」(2013年) - 音声ガイド

受賞歴[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 佐々木酒造HP・会社概要
  2. ^ 猿之助&蔵之介、「スーパー歌舞伎」で共演決定!”. サンケイスポーツ (2013年11月7日). 2013年11月29日閲覧。
  3. ^ 舞台『抜け穴の会議室 〜Room No.002〜』公式HPより
  4. ^ 福山、染五郎、蔵之介…亀治郎を支えた豪華すぎる“男友達””. ダ・ヴィンチ電子ナビ (2012年8月17日). 2012年8月26日閲覧。
  5. ^ a b c d e 2009年6月放送『A-Studio』、2011年6月放送『5LDK』など多くのトーク番組・インタビューで語っている。
  6. ^ はなまるマーケット ゲスト 佐々木蔵之介さん”. TVでた蔵(TV DATAZOO) (2012年4月9日). 2013年4月10日閲覧。
  7. ^ INLIFE 男の履歴書 佐々木蔵之介
  8. ^ 2008年5月放送『王様のブランチ』 より。
  9. ^ 雑誌『アクチュール』2011年7月号 より。
  10. ^ “佐々木蔵之介、小柳友とのキスシーンに大照れ「ドキッとした」”. ORICON STYLE. (2013年7月8日). http://www.oricon.co.jp/news/movie/2026385/full/ 2013年7月9日閲覧。 
  11. ^ 「正統派の人」佐々木蔵之介を表彰”. 日刊スポーツ (2008年3月13日). 2014年2月27日閲覧。
  12. ^ 2010年『ベストスマイル』著名人に松下奈緒&佐々木蔵之介が選出”. ORICON STYLE (2010年11月8日). 2014年2月27日閲覧。

脚注[編集]

  1. ^ 各メディアでは「連続ドラマ初主演」と報道されたが、実際には1999年に放送された深夜帯の連続ドラマ「コワイ童話『不思議の国のアリス』」で既に主演を務めている。
  2. ^ a b 同クールに同系列で放送された主演ドラマ『ハンチョウ〜警視庁安積班〜』とのコラボレーション企画によるもの。
  3. ^ 正確には、“ともだち”=カツマタ(勝俣忠信)役である。

外部リンク[編集]