柳楽優弥

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
やぎら ゆうや
柳楽 優弥
本名 柳楽 優弥
(やぎら ゆうや)
生年月日 1990年3月26日(24歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都東大和市
身長 174cm
血液型 A型
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 2004年 - 現在
配偶者 豊田エリー(2010年-)
家族
事務所 スターダストプロモーション
公式サイト 公式サイト
主な作品
誰も知らない
星になった少年 -Shining Boy & Little Randy-
シュガー&スパイス 風味絶佳
包帯クラブ

柳楽 優弥(やぎら ゆうや、男性1990年3月26日 - )は、日本俳優スターダストプロモーション所属。

経歴[編集]

2002年に「友達が所属していて楽しそうだった」という理由で芸能事務所入りを希望。スターダストプロモーションに応募する。映画『誰も知らない』が初オーディションだったが、監督の是枝裕和に「目に力がある」と主役に抜擢された。この『誰も知らない』が子役としての最初の活動となるが、撮影に1年かけ、公開はさらに1年経ってからだったため、メディアに出たのは本田技研のCMやドラマ『クニミツの政』の方が先となった。

その主役を演じた映画『誰も知らない』が2004年、第57回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、当時14歳で史上最年少で男優賞を受賞した。柳楽は学校の定期試験により先に帰国していたため、授賞式は監督の是枝が代理で出席している。このニュースを機に一躍有名になり大いに話題を呼んだ。また、同年8月25日に「文化関係者文部科学大臣表彰」を授与され、同10月5日の『TIME』誌アジア版では「2004 Asia's Heroes」に選出された。

その後は1年に1回映画出演というペースを守り、2007年にはジーニアス・パーティ『BABY BLUE』というアニメのオムニバス映画で初の声優も務めた。

2008年に入ってからは体調を崩し、CM撮影や雑誌の取材など単発の仕事に絞って仕事量を減らしていた。同年8月29日、東京都内の自宅マンションにて安定剤を大量に服用し急性薬物中毒で倒れ病院に運ばれたが、同日に退院した。後日「家族との口論が原因」と自身のホームページで公式発表している。

同年11月井上凛の執筆協力により原案小説「止まない雨」を発表。

翌年2010年1月公開の映画『すべては海になる』で佐藤江梨子とともに主演に抜擢され、俳優への復帰を果たした。

2009年12月2日、自身のブログ(現在は終了)で女優・豊田エリーと婚約したことを発表。翌年2010年1月14日に入籍、1月15日明治神宮にて挙式。同年5月14日、妻・豊田エリーが妊娠4ヶ月である事を発表。10月13日、第1子となる女児が誕生。

2011年、NHK-BSの番組の企画でハリウッドの演劇学校で5日間のレッスンを受けた。その中で、社会勉強のためガソリンスタンドで働いていることを明かしている。また、FLASH (写真週刊誌)にて、居酒屋で働いていたことも報じられた。(2013年に、A-Studioで、ディーラーで洗車のバイトと居酒屋でバイトしていたと語った)

2012年蜷川幸雄演出の「海辺のカフカ」で初舞台。主人公田村カフカを演じた。

人物[編集]

東京都東大和市出身。シャイで人見知りが激しく、デビュー当初の共演者や監督からはしばしば「最初は目も合わせてくれなかった」とコメントされていた。今でもインタビューなどで話すのは苦手らしい。

趣味は音楽で、ロックバンドでボーカルをやっている[1](あくまで遊びで、プロは目指していない)。

ここ数年はロバート・デ・ニーロアル・パチーノリバー・フェニックスショーン・ペン等の俳優に憧れていると語っている。

10代後半は「カンヌ受賞」がだんだんとプレッシャーになり、どうしていいかわからず、その結果周りを困らせるような行動をとっていたが、最後まで家族が見離さないでくれたこと、結婚をし子どもをもったことなどからもう一度俳優に向き合うようになったとインタビューで度々語っている。

上記のNHK-BSの番組では人間不信等から「1日部屋から出なかった」時期があったと言っており、2009年夏頃には体重が82kgあったが、2010年7月から約2か月間ダイエットに励み、25kgの減量に成功した[2]

カンヌ国際映画祭の最優秀男優賞[編集]

『誰も知らない』は、是枝監督の方針により「演技を知らない(しない)子供」が集められた。そして、子供たちがカメラを意識しなくなるようにした上で台本のセリフをその場その場で口で伝えるというかなり特殊な方法で撮影している。そのためこの「最優秀男優賞」は決して柳楽の演技力でとったものではないと本人は解釈している[3]

本人が「演じる」ということを意識したのは『シュガー&スパイス 風味絶佳』の雨中告白シーン以降[4]であり、よって最初から最後まで役者として臨んだ作品は『包帯クラブ』からとなる。

出演[編集]

映画[編集]

Vシネマ[編集]

テレビドラマ[編集]

Webドラマ[編集]

舞台[編集]

CM[編集]

  • 本田技研工業 企業PR「翼ある人。親子 編」(2003年4月 - 2004年3月)
  • ホワイトバンドプロジェクト(2005年)
  • マックスファクター(2006年)演出:河毛俊作
  • ダイハツ工業ミラ・カスタム」村田淳平 役(YOUが母親役として共演、監督:是枝裕和)
    • 『乗り換え 篇』(2006年12月21日 - )
    • 『洗車だけ 篇』(2007年1月 - )
    • 『悩み相談 篇』(2007年3月 - )
    • 『今夜はデリバリー 篇』(2007年8月 - )
    • 『1リットルの応援 篇』(2007年12月 - )
    • 『1リットルの登校 篇』(2008年5月 - ) 

書籍[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 男の履歴書 柳楽優弥編|インライフ
  2. ^ スポーツ報知 (2011年1月18日). “柳楽優弥25キロ減量!!7年ぶり連ドラ出演…TBS系「LADY―」”. 2011年1月18日閲覧。
  3. ^ 2007年、NHK『未来観測 つながるテレビ@ヒューマン』インタビュー“あれは芝居って感じでもないじゃないですか。演技もしたこと無かったし、監督に言われたままやったって感じだったので、それで賞がとれたんだと思って。だからって普段、他の映画で『誰も知らない』みたいな芝居をしたら(賞が)とれるっていうわけでもないじゃないですか。”
  4. ^ 中江功監督もこの雨のシーンを「役者の神様が降りてくる瞬間を久々にみた」と言っている。
  5. ^ 映画.com (2004年6月8日). “「誰も知らない」柳楽優弥が凱旋。14歳の素顔を披露”. 2013年6月24日閲覧。
  6. ^ 映画.com (2005年2月15日). “「俺は象使いになる」!柳楽くんの「星になった少年」”. 2013年6月24日閲覧。
  7. ^ 映画.com (2005年6月7日). “象が増上寺に出現。柳楽クンの「星になった少年」”. 2013年6月24日閲覧。
  8. ^ 映画.com (2006年8月8日). “「柳楽優弥、初キス。沢尻エリカのキスは「桃の味」”. 2013年6月24日閲覧。
  9. ^ AFP BB News (2007年6月19日). “柳楽優弥 声優初挑戦『Genius Party』完成披露試写会に参加”. 2013年6月24日閲覧。
  10. ^ 映画.com (2007年7月24日). “柳楽優弥主演「包帯クラブ」会見は男同士がいたわりあう場に?”. 2013年6月24日閲覧。
  11. ^ オリコンスタイル (2009年6月3日). “柳楽優弥主演で富士急ハイランド『戦慄迷宮』実写映画化”. 2013年6月24日閲覧。
  12. ^ 佐藤江梨子とのW主演。
  13. ^ 映画.com (2009年11月7日). “サトエリ、“運命の人”柳楽を「勝新みたい」と絶賛”. 2013年6月24日閲覧。
  14. ^ livedoor NEWS (2009年5月27日). “柳楽優弥、映画復帰作はサトエリとダブル主演”. 2013年6月24日閲覧。
  15. ^ オリコンスタイル (2013年5月14日). “北乃きい、柳楽優弥のネタバレ発言に爆笑”. 2013年6月24日閲覧。
  16. ^ シネマトゥデイ (2013年4月18日). “柳楽優弥の変身ぶりに思わず二度見! 渡辺謙主演『許されざる者』豪華キャストの扮装姿が公開!”. 2013年6月24日閲覧。
  17. ^ 映画.com (2012年9月10日). “柳楽優弥「許されざる者」で初時代劇!忽那汐里は遊女役で新境地”. 2013年6月24日閲覧。
  18. ^ シネマトゥデイ (2013年9月5日). “デートレイプに引き裂かれる純愛…『ゆるせない、逢いたい』釜山国際映画祭コンペ選出”. 2013年9月7日閲覧。
  19. ^ ムビコレ (2013年4月5日). “主役は新鋭・東出昌大、柳楽優弥もワイルドに豹変、『クローズ』新作が始動!”. 2013年6月24日閲覧。
  20. ^ マイナビニュース (2014年2月3日). “映画『闇金ウシジマくん2』、今旬俳優&女優13人の新キャスト! 新映像も公開”. 2014年2月10日閲覧。
  21. ^ スポーツ報知 (2014年2月1日). “柳楽優弥「最後の命」主演!芥川賞・中村文則さん作品映画化”. 2014年2月10日閲覧。

外部リンク[編集]