中村雅俊

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なかむら まさとし
中村 雅俊
本名 同じ
生年月日 1951年2月1日(63歳)
出生地 日本の旗 宮城県牡鹿郡女川町
国籍 日本の旗 日本
民族 日本人
身長 182cm
血液型 O型
ジャンル 俳優(映画・テレビドラマ・舞台)
歌手
活動期間 1974年 -
活動内容 1973年文学座研究所入所
1985年:文学座より独立
配偶者 五十嵐淳子
家族 1男3女
事務所 エム・ジェイ・エンタープライズ
主な作品
映画
ビートキッズ』『HINOKIO
アメリカン・パスタイム
テレビドラマ
われら青春!』『俺たちの旅
花神』『ゆうひが丘の総理大臣
おんな太閤記』『おしん
夜逃げ屋本舗』『愛情イッポン!
次郎長背負い富士
受賞
イエローリボン賞
エランドール賞

中村 雅俊(なかむら まさとし、1951年2月1日 - )は、日本俳優歌手である。所属はエム・ジェイ・エンタープライズで、代表取締役社長を務めている。また、マリンパル女川の名誉館長も務めている。家族は、妻・五十嵐淳子とのあいだに1男3女がおり、その長男は元俳優中村俊太。三女はタレント・モデルの中村里砂[1]

宮城県牡鹿郡女川町出身。女川町立女川第一中学校宮城県石巻高等学校慶應義塾大学経済学部卒業。身長182cm。

略歴[編集]

慶應義塾大学では、ESSに所属していた。1973年文学座附属演劇研究所に入所し、翌年大学卒業と同時に文学座に入団。同年、日本テレビ系列で放送された青春ドラマ『われら青春!』の主役に抜擢され人気を獲得し、自らが歌う挿入歌『ふれあい』が100万枚を超えるセールスを記録した。

一躍その名を全国に轟かせ、以降、俳優としてテレビドラマ映画ミュージカルCMへの出演も行う一方で、歌手としてもデビューから毎年コンサートツアーを敢行する。その数は1,400回を超え、いずれも大きな成功を収めている。ドラマ『俺たちの勲章』、映画『凍河』で共演した五十嵐淳子との間に長男・俊太をもうけ、1977年2月1日に結婚した。

1985年に文学座を退団し、その後は俳優・歌手活動だけでなくテレビ番組ラジオ番組の司会進行役を務めるなどマルチな才能を発揮し、CMにも多数出演する。また、保険会社等が毎年発表する「理想の夫像・夫婦像」と題するアンケートでは常に上位にランクインし、幅広い層から支持を集めていることも証明される。ただし、年齢を重ねるに連れ近時では理想の父親、祖父ランキングの上位にランクインすることも増えている。

パーソナリティを務めたTBSラジオ中村雅俊マイ・ホームページ』は、2009年4月3日の最終回までに12年半に渡り放送された。また、フジテレビ系列で放送していたバラエティ番組笑っていいとも!』の1コーナー、テレフォンショッキングの出場回数は、最後に出た2007年1月18日放送分をもって16回目を数え、最終回を終えた時点で男性ゲストの4位だった。

エピソード[編集]

  • 支援ソングやチャリティライブを行うのみならず、同級生たちと女川を復興させようという委員会を立ち上げ、今も月1回のペースで被災地に行き復興支援活動を行なっている[2]。2012年5月1日、日本財団により、伊勢谷友介EXILE加藤登紀子小林幸子コロッケ坂本龍一サンドウィッチマン杉良太郎伍代夏子はるな愛とともに「被災地で活動した芸能人ベストサポート」に選出され表彰されている[3]
  • 文学座での下積みをほとんど経験することなく、テレビ俳優として急激に知られるようになったため、文学座のベテラン座員の中には中村が文学座の座員であることを知らない者が多かった。入団して数年後に、幹部である杉村春子に挨拶したところ「あなた文学座だったの?!」と驚かれたという。
  • なお売れるまでの間は工事現場、出前持ち、清掃のアルバイトをしながら家賃1万円のアパートに住み、食事代節約のため友人宅で夕食を御馳走になっていた[4]
  • われら青春!』の主役は松田優作で内定していたが、萩原健一の降板に伴って松田が『太陽にほえろ!』に出演することになったために主役の座が空き、文学座のマネージャーと1期先輩である松田が番組プロデューサーである岡田晋吉に推薦したことで急遽出演が決まった[5][6]
  • 2009年1月17日公開予定であった映画『ふうけもん』は2008年12月15日東映は製作者側の諸事情を原因に公開中止を発表した。製作元のJ&K INTERNATIONALの資金難が原因であった。お蔵入り寸前だったが、2009年12月10日から追加撮影され、2010年3月にクランクアップし、全国公開を目指している。
  • 2010年12月31日に放送された日本テレビの特番『絶対に笑ってはいけないスパイ24時』では、GIA長官として登場、山崎邦正の腹を殴ったり、お笑いコンビいつもここからと「悲しいとき」のネタを披露したり、IDカードの暗証番号にメンバーに関係する番号を読み上げたりするなど、イメージを覆す予想外の行動の数々で、ダウンタウンら出演者と視聴者の笑いを誘った。
  • プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスファンクラブ名誉会員である(会員No.14)。
  • 雑誌などで、『宮城県石巻市出身』などとなっているが、これは誤りである。

出演作品[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

  • SESSUE(雪舟)(1988年)
  • シティ・オブ・エンジェルス(1992年)
  • 銀河の約束(1998年)
  • 僕たちの好きだった革命(2007年)
  • 僕たちの好きだった革命再演(2009年)
  • 地球ゴージャス プロデュース公演「クザリアーナの翼」(2014年)

ラジオ[編集]

音楽番組[編集]

情報番組[編集]

ドキュメンタリー[編集]

  • 地球街道(テレビ東京) - ナレーション
  • にっぽん紀行(NHK) - 案内役 - ナレーション
  • 思い出美術館〜My Best Shot〜(TBS) - ナレーション
  • “花は咲く”スペシャル~一つの歌がつむぐ物語~(NHK)
  • 言葉の贈り物(関西テレビ)
  • 中村雅俊が巡る被災地の未来〜三陸鉄道とローカル路線バスの旅〜(2014年6月22日、BS朝日)

バラエティ[編集]

CM[編集]

その他[編集]

  • 裁判員制度-もしもあなたが選ばれたら-(2005年)※裁判員制度広報ビデオで監督も兼任
  • CR清水の次郎長ー命の絆ー(2010年)

音楽作品[編集]

シングル[編集]

  1. ふれあい/青春貴族」(1974年7月1日・テレビドラマ『われら青春!』、映画『大日本人』挿入歌)
  2. 白い寫眞館/夜行列車」(1974年11月1日・テレビドラマ『つくし誰の子』挿入歌)
  3. いつか街で会ったなら/さすらい時代」(1975年5月1日・テレビドラマ『俺たちの勲章』挿入歌・作曲:吉田拓郎
  4. 「俺たちの旅/ただお前がいい」(1975年10月10日・テレビドラマ『俺たちの旅』主題歌/挿入歌・作詞作曲:小椋佳
  5. 「盆帰り/風のない日」(1976年5月25日・作詞作曲:小椋佳)
  6. 「時/慣れてしまったもの想い」(1976年11月1日・作曲:小椋佳)
  7. 「俺たちの祭/ただこの時だけを」(1977年11月1日・テレビドラマ『俺たちの祭』主題歌・作詞作曲:小椋佳)
  8. 「青春試考/注文の多い恋人よ」(1978年5月10日・テレビドラマ『青春ド真中!』主題歌・作詞:松本隆・作曲:吉田拓郎・編曲:馬飼野康二
  9. 時代遅れの恋人たち/海を抱きしめて」(1978年11月1日・テレビドラマ『ゆうひが丘の総理大臣』主題歌・作詞:山川啓介・作曲:筒美京平
  10. 「日時計/優しさの街角」(1979年6月1日・テレビドラマ『ゆうひが丘の総理大臣』挿入歌・作詞作曲:呉田軽穂・編曲:松任谷正隆
  11. 「激しさは愛/旅人詩人」(1979年11月1日・テレビドラマ『われら行動派!』主題歌・作詞作曲:円広志
  12. 「野生のリサ/酔夢」(1980年5月1日・作詞:山川啓介・作曲:中村雅俊)
  13. 「マーマレードの朝/人生のフーガ」(1980年9月1日・映画『刑事珍道中』テーマソング・作詞:桑田佳祐・作曲:新田一郎
  14. 表通りは欅通り/気ままなダウンタウン」(1981年2月10日・テレビドラマ『俺はおまわり君』主題歌・作曲:鈴木キサブロー
  15. 心の色/さらば涙…風の彼方に」(1981年11月25日・テレビドラマ『われら動物家族』挿入歌)
  16. 君の国/天使達の夢」(1982年5月21日・テレビドラマ『女かじき特急便』主題歌)
  17. 恋人も濡れる街角/ナカムラ・エレキ・音頭(「ナカムラ・エレキ音頭」「おまかせください」と表記されることもある)」(1982年9月1日・映画『蒲田行進曲』主題歌・テレビドラマ『おまかせください』挿入歌/主題歌・作詞作曲:桑田佳祐)
  18. 燃える囁き/セイル・アウェイ」(1983年5月21日・テレビドラマ『外科医 城戸修平』主題歌)
  19. 瞬間(ひととき)の愛/No Secrets」(1983年7月21日・テレビドラマ『必殺渡し人』主題歌・作曲:平尾昌晃
  20. 揺れる瞳/ホワイト・シルエット」(1983年12月21日・日産自動車パルサー』イメージソング)
  21. パズル・ナイト/憧れのSUMMER HOUSE」(1984年6月21日・日産自動車『パルサー』イメージソング・作詞:秋元康
  22. 夢一途に/ラストショウ」(1985年3月21日・日産自動車『パルサー』イメージソング)
  23. 日付変更線/また逢いたいねはもう逢えないね」(1985年10月21日・日産自動車『パルサー』イメージソング・テレビドラマ『誇りの報酬』テーマソング・作詞:阿久悠・作曲:タケカワユキヒデ
  24. 想い出のクリフサイド・ホテル/Jenny(妹たちに)」(1986年5月21日・テレビドラマ『誇りの報酬』テーマソング)
  25. 「70年代/接吻(くちづけ)で殺せよ」(1987年6月1日・作詞:売野雅勇・作曲:中崎英也
  26. 「もう一度抱きたい/想い出と呼ばないで」(1987年10月21日・テレビドラマ『制作2部青春ドラマ班』主題歌)
  27. 「さよならが言えなくて/急がば笑え」(1987年11月21日・『ダイドーブレンドコーヒー』イメージソング・作詞作曲:高見沢俊彦
  28. 「未来が眠る日々/家路」(1988年9月1日)
  29. 消えのこる青春の香り/ふれあい(NEW VERSION)」(1989年1月21日)
  30. 「RISKY NIGHT/永遠にJUST A PAIN」(1989年4月21日)
  31. あなたにあげたい愛がある/風よ」(1989年6月21日・味の素『'89サマーギフト』イメージソング)
  32. 「闇の中のサファイア/抱きたい」(1989年7月25日・テレビドラマ『こちら芝浦探偵社』主題歌)
  33. 「ほほえみで抱きしめたい/群れを離れた鳥たち」(1989年11月21日・テレビドラマ『恋人の歌がきこえる』挿入歌)
  34. 願い/伝言」(1990年5月21日・テレビドラマ『外科医・有森冴子』主題歌・ポーラ化粧品『デイ・アン・デイ』CMソング)
  35. 風の住む街/ONE MORE HEART」(1990年12月21日・テレビドラマ『さすらい刑事旅情編III』主題歌・作詞作曲:ASKA
  36. 「ざっくばらん/君のことを思うより君に逢いたい」(1991年11月21日・テレビドラマ『さすらい刑事旅情編IV』主題歌)
  37. 誰よりも…」(1992年9月1日・『英会話のジオス』CFソング)
  38. 「ほんとうに愛ができること/サヨナラは僕から言う」(1993年4月21日・情報番組『ザ・ワイド』エンディングテーマ)
  39. 「迷いながら/ガラスのほほえみ」(1994年3月21日・米米CLUB作詞・作曲)
  40. 「ありったけの愛を集めて/眠れぬ夜を越えて」(1995年5月10日・テレビドラマ『君を想うより君に逢いたい』主題歌)
  41. 「過ぎた日にそっと花を/AGAIN -僕が探していたもの-」(1996年9月10日)
  42. 「愛はここにある/たまには誉めてあげようよ」(1997年9月10日・テレビドラマ『父さんは森に隠れる』・作曲:中村雅俊)
  43. 「小さな祈り/晴れ晴れといこう」(1998年7月1日・ミュージカル『銀河の約束』・作詞作曲:小田和正
  44. 「哀しい人/あゝ青春(Brand new edit)」(1999年6月1日・テレビドラマ『火曜サスペンス劇場』主題歌)
  45. 「心の地図/恋人も濡れる街角」(2000年11月23日・公共広告機構(現:ACジャパン)『子どもワクチンキャンペーン』イメージソング)
  46. 「あいつ/あきれる程愛して頂戴」(2001年8月1日・テレビドラマ『オヤジ探偵』主題歌)
  47. 「虹の少女/雨の日の恋人たち」(2002年9月20日・テレビドラマ『オヤジ探偵2』主題歌・作詞作曲:曽我部恵一
  48. 「立ち上がれ/終わらない寂しさを」(2003年5月21日・テレビドラマ『夜逃げ屋本舗』)
  49. 「空蝉/滑走」(2005年2月23日・テレビドラマ『火曜サスペンス劇場』主題歌・作詞:一青窈・作曲:マシコタツロウ
  50. 「コスモス/旅のしおり」 (2007年2月21日・テレビCM『全労済 NEXT50』・作詞作曲:松本素生(GOING UNDER GROUND))
  51. 「涙/すみれ色の空に」(2008年6月25日・NHK土曜時代劇『オトコマエ!』主題歌・作詞作曲:都志見隆/作詞作曲:マシコタツロウ

アルバム[編集]

  • 『ふれあい』(1974年10月25日)
  • 『さよならの吸殻』(1976年3月10日)
  • 『想い出のかけら』(1976年7月25日)
  • 『辛子色のアルバム』(1977年11月25日)
  • 『青春放浪記』(1978年5月25日)
  • 『Shy Guy Masatoshi』(1979年5月25日)
  • 『Touch my mind』(1979年11月25日)
  • 『酔夢』(1980年5月25日)
  • 『君と描いた絵』(1980年12月1日)
  • メモリアル』(1981年12月5日)
  • 『Restration』(1982年6月1日)
  • 『BORN NEW』(1983年3月21日)
  • 『モーニング・シャワー』(1983年6月21日)
  • 『ハートブレイカーを装って』(1983年12月21日)
  • 『MONDAY MORNING BLUES』(1984年7月21日)
  • 『MASATOSHI NAKAMURA IN BUDOUKAN』(1984年12月21日)
  • 『Ouvas-tu?』(1985年9月1日)
  • 『MONO』(1986年6月21日)
  • 『SONGS』(1986年12月10日・1992年再発売)
  • 『I Love You,All ~36th Portrait~』(1987年6月21日)
  • 『Sincerely Yours』(1987年12月10日)
  • 『ORDINARY LIFE』(1988年7月21日)
  • 『ACROSS THE UNIVERSE』(1988年12月10日)
  • 『100年の勇気』(1990年1月21日)
  • 『時の肖像』(1991年3月10日)
  • 『SONGS II』(1991年3月21日)
  • 『Lovesongを贈りたい』(1993年3月21日)
  • 『HEART OF ENERGY』(1994年4月1日)
  • 『中村雅俊at武道館 ~これからが長い道~』(1994年12月21日)
  • 『SONGS III』(1995年9月21日)
  • 『WITHOUT YOU』(1996年11月9日)
  • 『SONGS LIMITED EDITION』(1998年7月1日・歌手デビュー25周年を記念した限定盤)
  • 『あゝ青春』(1999年8月25日)
  • 『STEPPING STONES』(2000年11月23日)
  • 『SONGS ON TV』(2002年10月10日)
  • 『The Songs MASATOSHI NAKAMURA Perfect Edition』(2003年9月17日)
歌手デビュー30周年に因んで30枚組で構成されたアルバム集。
  • 『The Songs』(2005年8月24日)
ベスト盤。初回盤はDVDつき。

参加作品[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ “美貌が話題の中村雅俊三女、「さんま御殿」初登場 「お人形さんみたい」”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2014年2月25日). http://mdpr.jp/news/detail/1332387 2014年3月17日閲覧。 
  2. ^ 日本財団>被災地で活動した芸能人ベストサポート>表彰者一覧>中村 雅俊
  3. ^ 日本財団会長 笹川陽平ブログ>被災地で活動した芸能人ベストサポート
  4. ^ 幸せ!ボンビーガール初回2時間ちょっとスペシャル』(日本テレビ系)2013年4月23日放送分より。
  5. ^ 『青春ドラマ夢伝説-あるプロデューサーのテレビ青春日誌』 岡田晋吉
  6. ^ 『太陽にほえろ!伝説-疾走15年 私が愛した七曲署』 岡田晋吉
  7. ^ “『海賊とよばれた男』オーディオドラマ版”. http://www.febe.jp/documents/special/kaizoku/ 2013年12月20日閲覧。 

外部リンク[編集]