おまかせください

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おまかせください

おまかせください、オレの女房どの
ジャンル テレビドラマ
企画 重村一大野幸正(フジテレビ)
脚本 重森孝子秋田佐知子鹿水晶子
演出 脇田時三若松節朗福本義人
出演者 中村雅俊
製作
制作 フジテレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
おまかせください
放送期間1982年10月11日 - 同年12月20日
(1982年10月18日は休止)
放送時間月曜20:00 - 20:54
放送枠フジテレビ月曜8時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数10
おまかせください、オレの女房どの
放送期間1983年1月10日 - 同年3月21日
放送時間同上
放送枠フジテレビ月曜8時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数11
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おまかせください』は、1982年10月11日 - 12月20日フジテレビ系列で放送されたテレビドラマである。主人公・大原飛太を中心とした材木問屋を舞台にしたドラマ。

引き続き1983年1月10日 - 3月21日には、続編として『おまかせください、オレの女房どの』が放送された。

キャスト[編集]

大原飛太
演 - 中村雅俊
江東区木場の材木問屋「大原商店」の三代目だが、夢は北海道での牧場経営。かつて北海道へ移って家具製造会社で手作り家具の企画製作に携わっていたが、帰京して実家へ戻る。
西脇麻子
演 - 坂口良子
旭川の家具製造会社の社長、西脇正造の娘。飛太と恋仲になり、飛太が帰京すると後を追うように上京。しかし大原家とは対立することに。
大原辰之介
演 - 大友柳太朗
明治生まれで頑固な性格。既に隠居してはいるが、いまだ発言力は大きい。世間の時の流れにやや対応出来ない所があるが、周りからは信頼されている。
大原裕平
演 - 小林亜星
飛太の父。材木問屋の社長だが、経営能力に欠けている一面がある。大の相撲好きで大学時代も相撲部に所属、コーチとして稽古を受け持っている。
絹村かおり
演 - 梶芽衣子
立花栄子
演 - 結城美栄子
大原辰平
演 - 山城新伍
飛太の叔父で、材木問屋の専務。実質的に問屋の経営を受け持っているような存在。近代的な経営を目指し、コンピューターの導入を図ろうとしている。
松井直美
演 - 原日出子
小田信正
演 - 坂上二郎
大原商店に初代社長の時から関わる番頭。中卒だが博学な所がある。辰之介の世話で結婚したが、妻は信正と息子の秀吉を残し、浮気相手の男と逃げてしまった。
犬山紳助
演 - 島田紳助
猿川竜助
演 - 松本竜助
多々野万作
演 - おりも政夫
沢田浩二
演 - 堤大二郎
有田美智子
演 - 荒木由美子
伊藤京子
演 - 山村美智子(当時フジテレビアナウンサー)
小田秀吉
演 - ひかる一平
松井院長
演 - 山内明
大山秀次
演 - 龍虎
相撲部員
演 - 岩本宗規
その他
演 - 劇団白鳥座

ゲスト出演者[編集]

(出典:[1]

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

おまかせください
話数 放送日
(1982年)
サブタイトル 脚本 演出
1 10月11日 (サブタイトル無し) 重森孝子 脇田時三
2 10月25日
3 11月1日
4 11月8日 われとわが身がなさけない!? 若松節朗
5 11月15日 甘い話にゃ罠がある
6 11月22日 恋人も濡れる街角 脇田時三
7 11月29日 とりもなおさず義理の山
8 12月6日 愛だけが二人の絆
9 12月13日 父親がわり、母親がわり
10 12月20日 サンタがやってきて、第1部はこれで終わり
おまかせください、オレの女房どの
話数 放送日
(1983年)
サブタイトル 脚本 演出
11 1月10日 新婚さんと美少女 重森孝子 若松節朗
12 1月17日 女が強すぎるのダ
13 1月24日 夫朝がえり、妻逆上!! 脇田時三
14 1月31日 新婚さんと受験生
15 2月7日 よみがえれ!青春 若松節朗
16 2月14日 バレンタインデーに乾杯!? 脇田時三
17 2月21日 受取人のない手紙 秋田佐知子 福本義人
18 2月28日 コーヒー一杯の幸せ 鹿水晶子
19 3月7日 亭主も知らない女房の秘密 秋田佐知子 若松節朗
20 3月14日 3カ月目の浮気? 鹿水晶子 福本義人
21 3月21日 ある朝突然贈り物 高村美智子 若松節朗

備考[編集]

  • 挿入歌「恋人も濡れる街角」は大ヒットし、『ザ・ベストテン』(TBS系)や『ザ・トップテン』(日本テレビ系)にランクインしたが、『ザ・トップテン』は当番組の裏番組だったため、本作品の放送開始以前で、かつランクインする前に「話題曲コーナー」で1回出演しただけだった(映画『蒲田行進曲』の主題歌として紹介)。なお主題歌「おまかせください」は、「恋人も濡れる街角」を収録したシングルのB面に収録されていた。両曲の歌詞カードにはシングル版とテレビドラマ版とで歌詞が異なる部分に注釈が書かれていて、A面が角川映画『蒲田行進曲』の主題歌だったため、『蒲田』のスチールが掲載されている。
  • 無印時代の1982年10月18日プロ野球中継大洋×中日」(横浜スタジアム)のため、19:00の『ねらわれた学園』(原田知世主演ドラマ版)[2]や『意地悪ばあさん』(青島幸男主演ドラマ版)と共に休止。なお当初は19時台ドラマと共に通常通り放送する予定だったが、中日のセ・リーグ優勝がかかった同カードが急遽編成されたため休止された。
  • フジテレビ月曜20時枠の連続ドラマは、1963年以来何度かの中断を置きながら継続していたが、事実上、当番組が最後となった。

脚注[編集]

  1. ^ 『週刊テレビ番組』(東京ポスト)1982年10月15日号 p.72 - 78「完全テレビシナリオ おまかせください」
  2. ^ 一部地域では別番組。
フジテレビ 月曜20時枠連続ドラマ
前番組 番組名 次番組
おまかせください

おまかせください、オレの女房どの
(廃枠)
フジテレビ系 月曜20時枠
うちの嫁さんどっちむいてプイ!
おまかせください

おまかせください、オレの女房どの
月曜ドラマランド
(19:30 - 20:54)