結婚の理想と現実

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結婚の理想と現実
ジャンル テレビドラマ
企画 山田良明
脚本 伴一彦
演出 河村雄太郎
斎藤郁宏
出演者 中村雅俊
音楽 渡辺博也
エンディング ZardGood-bye My Loneliness
製作
プロデューサー 亀山千広
制作 フジテレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1991年1月10日 - 3月21日
放送時間木曜 22:00 - 22:54
放送枠木曜劇場
放送分54分
回数11
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結婚の理想と現実』(けっこんのりそうとげんじつ)は、1991年1月10日から同年3月21日までフジテレビ系列「木曜劇場」枠で放送されたテレビドラマ。主演は中村雅俊

キャッチコピー:「おたくでは、まだ異性同志ですか。

あらすじ[編集]

高野康彦芹沢耕平は共に文具メーカー「スウィング」に務める中堅社員で、共に同じ社宅マンションに住んでいる。康彦は妻の朝子に信頼を寄せて家庭を任せているという平凡な夫で、耕平は早紀を人生のパートナーと考えているDINKs派で、共働きで子供はいない。朝子は康彦について、耕平ほどかっこ良くなく、俊明ほど家族サービスをしないので少々不満。その上、佐野忍渡辺みどりら部下に世話になったり食事に行ったりと面白くない。そのあまりか、若い日高理との会話に夢中になってしまう[1]

キャスト[編集]

(出典:[1]

朝子の夫、楓の父で会社員。スウィングの営業二課長。伊豆出身。好物はラーメン
康彦の妻で楓の母。短大生時代にスウィングでアルバイトをしていた時に康彦に出会い、短大卒業と同時に結婚。専業主婦の生活に飽きて働きに出たいと思っている。
康彦と朝子の娘で小学生。
早紀の夫。スウィングの海外事業部課長。周囲からは美男美女のオシャレな夫婦として羨望の目で見られている。家庭には興味が無く、互いに縛られることの無いようなクールな夫婦関係を実践する。
耕平の妻。輸入家具雑貨店の課長。キャリアウーマンを地で行き、朝子にも仕事をするように勧めている。
みどりの同僚で友人。スウィングの営業二課勤務。康彦を上司として慕っているが、一方で耕平と不倫中。
忍の同僚で友人。スウィングの営業二課勤務。ノリは軽いが行動力はある。「情熱があって少年っぽい」として康彦に興味津々。
康彦と同じ社宅に暮らす同僚。スウィングの経理部勤務。出世にはこだわっていない。毎週土・日には家族3人で行楽に出掛けている。近々マイホーム購入を考えている。
俊明の妻で、専業主婦。家族サービスが良く家庭第一と考える俊明に満足している。
俊明と直子の娘。
総合病院の小児科の新人医師。屈託が無く、母性本能をくすぐるようなタイプ。朝子と話をするうちに惹かれていく。
「ともこ」と読む。謎めいたような存在で、耕平とは以前からの知り合いらしいが、康彦にも影響を与えることに。

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル 演出
第1話 1月10日 私の夫は世界一!? 河村雄太郎
第2話 1月17日 飾りじゃないのよ!女房は…
第3話 1月24日 妻に言えない事もある!? 斎藤郁宏
第4話 1月31日 私の夫にかぎって
第5話 2月07日 妻の家出にはワケがある!? 河村雄太郎
第6話 2月14日 あなたは娘に甘すぎる!! 斎藤郁宏
第7話 2月21日 女房は元気でいてほしい! 河村雄太郎
第8話 2月28日 親と同居は大問題 斎藤郁宏
第9話 3月07日 妻が離婚届を書いた!
第10話 3月14日 夫婦のさよならは悲しすぎて… 河村雄太郎
最終話 3月21日 君といつまでも…

備考[編集]

逸話[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 週刊TVガイド 1991年1月11日号 p.24 - 25 本作の記事
  2. ^ 放送ライブラリー 番組ID:0009272

外部リンク[編集]

フジテレビ 木曜劇場
前番組 番組名 次番組
男と女 ニューヨーク恋物語II
(1990年10月18日 - 12月20日)
結婚の理想と現実
(1991年1月10日 - 3月21日)
もう誰も愛さない
(1991年4月11日 - 6月27日)