玉置浩二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
玉置浩二
基本情報
出生名 玉置浩二
出生 1958年9月13日(55歳)
出身地 日本の旗 日本 北海道旭川市
血液型 A型
ジャンル ロック
フォークロック
カントリー
J-POP
職業 シンガーソングライター
作詞家
作曲家
編曲家
俳優
担当楽器 ボーカル
ギター
ベース
ドラムス
パーカッション
活動期間 1973年 - 2008年2009年 -
レーベル ユニバーサル ミュージック
共同作業者 松井五郎
安全地帯
公式サイト 自主レーベル「Saltmoderate」公式サイト

ドゥービー・ブラザーズ
井上陽水

たまき こうじ
玉置浩二
活動期間 1973年-2008年2009年-
活動内容 1973年:安全地帯結成
1982年:歌手デビュー
1986年俳優デビュー
1987年:ソロデビュー
1996年:『田園』が大ヒット
1998年軽井沢へ移住
2004年:個人事務所設立
配偶者 一般女性(1983年 - 1986年
薬師丸ひろ子1991年 - 1998年
安藤さと子1999年 - 2007年
青田典子2010年 - )
主な作品
楽曲
『All I Do』『キ・ツ・イ』
『メロディー』『田園』
『MR.LONELY』『ルーキー』
『aibo』『しあわせのランプ』
『愛されたいだけさ』『プレゼント』
『Lion』『惑星』
テレビドラマ
キツイ奴ら』『最後の弾丸
世にも奇妙な物語』『秀吉
コーチ』『こんな恋のはなし
盲導犬クイールの一生
古畑任三郎』『あいのうた
受賞
日本作曲大賞 最優秀曲賞
第35回日本レコード大賞 金賞
FNS歌謡祭 最優秀歌唱賞
日本ゴールドディスク大賞
ドラマアカデミー賞
備考
第47回NHK紅白歌合戦歌手別最高視聴率

玉置 浩二(たまき こうじ、1958年9月13日 - )は、日本ミュージシャン俳優北海道旭川市出身。ロックバンド安全地帯』のボーカリスト。身長177cm。血液型はA型。北海道旭川農業高等学校中退。ソニー・ミュージックレコーズ内自主レーベル「ソルトモデラート(Saltmoderate)」所属。

2008年から、病気療養のためしばらく活動を休止していた。一般人女性、薬師丸ひろ子、キーボード奏者の安藤さと子との3度の離婚歴を経て、2009年2月25日女優石原真理と婚姻届を提出するが、受理されなかった。同年9月に2人の破局を関係者が認める報道が出る[1]。玉置は同年秋より音楽制作の活動を再開[注 1]、同2009年12月、「安全地帯」として活動再開を発表。2010年7月16日青田典子と結婚[2]

来歴[編集]

人物[編集]

音楽家としての評価・交友関係・影響[編集]

作曲、作詞、楽器演奏(主にギター。楽曲によってはベース、パーカッション、ドラムス)等マルチプレイヤーとしてもその才を発揮している。山下達郎が「日本で最も過小評価されているミュージシャン」、Mr.Children桜井和寿が「天才であり最も尊敬するミュージシャンの一人」、コブクロ黒田俊介が「日本一歌が上手い」と評するのをはじめ、いきものがかり水野良樹も自らの音楽活動が玉置のそれに多大な影響を受けたものであることを公言しており、現在もTwitterで繁く玉置に言及している。

EXILEATSUSHIは、TBS系列EXILE魂』でゲスト出演した玉置の歌唱力に圧倒され、その後玉置の自宅マンションに訪問して歌唱指導を受けたり、玉置のライブを観に行ったりと、親交を深めている。EXILEの元メンバーである清木場俊介も、シングル『桜色舞うころ/メロディー』で玉置の楽曲をカバーしている。

雅-MIYAVI-とは、フジテレビ系列『僕らの音楽』での共演以来意気投合し、玉置夫妻が雅-MIYAVI-のライブを観に行ったり、共に食事をしたりするなど、交友関係が深い。

ASKAとは1993年に活動したUSED TO BE A CHILDを通じて知り合い、同じ1958年生まれということですぐに意気投合。CHAGE and ASKAのライブに玉置が飛び入り参加するなど交友が深い。ASKAは2012年に出版されたムック『ぴあ&ASKA』のインタビューで、デュエットしてみたい歌手として玉置の名を挙げている。2013年にASKAが一過性脳虚血症の疑いから入院したときは、ASKAと同じレコード会社で玉置の友人でもある徳永英明と連絡を取り、見舞いの花束と直筆の手紙を送り激励した。2014年にASKAが覚醒剤取締法違反で逮捕された際には「今度こそ一緒に歌おうぜ」と再タッグを呼びかけた。

黒田アーサー中村あゆみがブログで安全地帯のライブを観に行き、歌唱力に驚嘆した旨を記したほか、お笑いコンビ・ダイノジの大谷ノブ彦はブログやTwitterで玉置の作品を絶賛していることに加え、2012年5月22日放送のラジオ番組『SCHOOL NINE』では「玉置浩二特集」と題し放送時間の全てを玉置の生い立ちから現在に至るまでの音楽的考察と解説に充てたほどの熱狂的ファンである。さらに、宮根誠司小倉智昭は自身が司会を務める番組で玉置を特集し、テリー伊藤は2010年12月10日に日本テレビ系列で放送された特別番組『たけしとひとし』で「究極のラブソングを作って日本の少子化に歯止めをかけるプロジェクト」と題して玉置に楽曲提供を依頼した。テリー曰く「国民栄誉賞をもらってもおかしくない」(結果的に、玉置の体調不良により楽曲作成は果たされなかった)。

2014年7月9日放送のTBSテレビ『水曜日のダウンタウン』2時間スペシャル内で「音楽のプロ200人が選ぶ本当に歌が上手いランキング」と銘打って普段からアーティストの生歌を聞いている音響スタッフ、ミキサー、ボイストレーナーなどに対して行われたアンケート企画において25票を獲得し1位となった(2位は久保田利伸の18票、3位はSuperflyの15票)。

一方で、師弟関係のようなイメージで捉えられる井上陽水だが、玉置のソロデビュー頃を境にプライベートでの接点はなくなっていき、2008年に玉置が入院した折、事前の連絡もなく陽水が見舞いに来てくれたのが20年ぶりの再会だったという[7]。そのお礼に手紙を書いたが、返事はないという。

主にマーティンギブソン、バスカリーノなど、名門楽器メーカーのアコースティックギターを、レコーディングやライブで使用している。このような高価なギターは、汗などによる劣化を避けるため、レコーディングのみで使用される場合が多いが、玉置は最高の音をファンに提供するため、惜しみなく使用している。ちなみに、バスカリーノは生産中止のため、入手が困難になった。

他アーティストへの提供[編集]

「ツアーをしないと気が済まない」と自負するほどのツアー好きで、テレビ・ラジオ出演などの傍ら年間30以上の公演を毎年敢行するほど多忙なスケジュールと並行しながら、他のアーティストへ提供するための楽曲を制作している。体調不良などにより楽曲制作の中断を余儀なくされることもあったが、アルバム制作の時などは3日に1曲のハイペースで楽曲を完成させる。ただし、自身が主演したテレビドラマ『あいのうた』の主題歌「プレゼント」は制作に半月を要した。

元来、他のアーティストに提供した楽曲はあくまでもその歌い手の物であると割り切り、アンディ・ラウに提供した曲及びMISIAに提供した2曲以外はセルフカバーを行っていなかったが、2012年の自主レーベル設立後のソロ活動第1弾として、セルフカバーアルバム『Offer Music Box』を発売した。2014年9月には自身初となる、他のアーティストの楽曲をカバーしたアルバムの発売が決まっている。

以下の曲など、他のアーティストに提供した楽曲は160に及ぶ。

また、以下の2曲は女性歌手とのデュエットソングである。

俳優活動[編集]

俳優デビュー作『プルシアンブルーの肖像』では、失語症の学校用務員という、人気絶頂のスターの初主演映画としては異例の役柄をあえて選んだ。当初は二枚目の役柄が多かったが、親交の深いとんねるずの看板番組である『とんねるずのみなさんのおかげです』では、コントをしたり『サザエさん』の主題歌を真顔で歌うなど三枚目としての一面を見せることも多くなった。1993年に所属事務所を移籍すると柔軟性に富んだ演技が高く評価され始め、1996年放送のNHK大河ドラマ秀吉』の足利義昭役においては、その無能さを印象づけるため意図的に汚く饅頭を食したり、口を開けたまま他人の話を聞くなどインパクトを残し、また同年放送の『コーチ』ではザテレビジョン・ドラマアカデミー賞助演男優賞に選ばれたが、「自分は歌手である」ことを理由に受賞を辞退した。翌1997年に放送された『こんな恋のはなし』は再放送こそされソフト化は実現しておらず、視聴者からは疑問の声が挙がっておりソフト化への署名活動なども行われた。2005年放送の『あいのうた』では、病魔に侵されていく警察官を演じるために10kgの減量を敢行した。

その他のエピソード[編集]

  • 祖母が民謡の歌手であった影響から、3歳にして恋愛に関する楽曲を作曲していたという。バンドを結成するきっかけとなったのはTVで視たザ・タイガースであることを1982年放送のザ・ベストテンで語っており、その際に沢田研二と念願の対面を果たしている。
  • 愛車は『メルセデス・ベンツ Gクラス』。また、メンバーズクラブ会報には愛車と思しき『プジョー・206CC』を運転する姿が掲載されている。
  • バラエティ番組や音楽番組ではひょうきん、コミカルかつ癖のあるトークで場を沸かせる。
    • ザ・ベストテン』では、トークを求められ「え、まぁ…」「え、○○○○…」と「え、」を連発したため、年末の総集編などでネタとして取り上げられていた。
    • HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』では、終始笑顔でトークし特に脈絡もないまま唐突に笑い出し、司会のダウンタウンから「どこかに(押すと笑い出す)スイッチがあるのではないか」と指摘された。
  • 王貞治牧伸二ものまねをするのが得意である一方、セニョール玉置ジェニーいとう井森美幸コロッケといったタレントからものまねのネタにされている。
  • 昭和のいる・こいるのファンであり、シングル曲『そんなもんだよしょうがない』を提供した(作詞:高田文夫)。
  • 2010年の安全地帯の全国コンサートツアーで、9月12日福岡市で行われたコンサートに於いて、呂律が回らない状態で観客と口論するなどトラブルとなり、途中でコンサートが中止された[8]
  • 2012年11月11日発売のスポーツ報知のインタビューにおいて、デビュー30周年を機に安全地帯の解散を考えたことや青田との間に子供を儲けようとしたが無精子症であることが判明したため、夫婦2人の関係を深める方針に改めたこと、尿酸値中性脂肪の数値が高いため、「塩分控えめ」をモットーに生活することを決め、自主レーベル「Saltmoderate」の名もその方針に肖ったものであることを明かした。

作品[編集]

シングル[編集]

発売日 タイトル c/w 備考
1st 1987年7月25日 All I Do Only You
2nd 1989年1月25日 キ・ツ・イ “Hen” 主演ドラマ『キツイ奴ら』主題歌
3rd 1989年3月25日 氷点 Will... テレビ朝日開局30周年記念ドラマ『氷点』主題歌
4th 1989年7月25日 I'm Dandy Sendenfor 主演映画『右曲がりのダンディー』主題歌
5th 1989年11月20日 行かないで スケジュール フジテレビ開局30周年記念ドラマ『さよなら李香蘭』主題歌
6th 1993年1月30日 コール 大切な時間(とき) ここまではKitty Recordsからのリリース
7th 1993年8月21日 元気な町 カリント工場の煙突の上に(single version) ここからはSony Recordsよりリリース
8th 1994年11月11日 LOVE SONG 星になりたい
9th 1995年6月21日 STAR 正義の味方(ヒーロー)
10th 1996年5月21日 メロディー 愛を伝えて
11th 1996年7月21日 田園 働こうよ 主演ドラマ『コーチ』主題歌
12th 1997年8月6日 MR.LONELY FIGHT OH! 出演ドラマ『こんな恋のはなし』主題歌
13th 1998年5月21日 ルーキー BELL ここからはFUN HOUSEよりリリース
大鵬薬品工業チオビタドリンク2000』CFソング
14th 1998年10月3日 HAPPY BIRTHDAY 〜愛が生まれた〜 愛だったんだよ
15th 1999年11月3日 虹色だった 夢のようだね
16th 2000年3月23日 aibo ジェスチャー 「aibo」はアンディ・ラウに提供した「痛…」のセルフカバー
17th 2001年3月28日 このリズムで 願い(LiveVersion) 「願い」は 1999年5月28日、日本武道館公演の音源
18th 2004年6月9日 しあわせのランプ(single version) 7:30am(single version) 「しあわせのランプ」はアルバム「JUNK LAND」収録曲のリメイク、ここからはSony Recordsよりリリース
19th 2005年1月13日 愛されたいだけさ(single version) 名前のない空を見上げて 「名前のない空を見上げて」はMISIAに提供した楽曲のセルフカバー。
20th 2005年10月5日 いつもどこかで 発散だー!!
21st 2005年11月2日 プレゼント おいでよ 僕の国へ 出演ドラマ『あいのうた』主題歌
22nd 2006年3月15日 Lion (single version) 夜想
23rd 2007年6月27日 惑星 Monkey Trick
ディララ
24th 2013年4月24日 純情 次男坊
25th 2013年11月27日 サーチライト スイカの種 feat.沖仁 出演ドラマ『東京バンドワゴン〜下町大家族物語』エンディングテーマ

その他[編集]

発売日 タイトル c/w 備考
2013年11月16日 サヨナラ☆ありがとう - KAT-TUN亀梨和也とコラボした曲。主演ドラマ「東京バンドワゴン」の主題歌。

オリジナルアルバム[編集]

発売日 タイトル 備考
1st 1987年8月10日 All I Do
2nd 1993年3月24日 あこがれ
3rd 1993年9月22日 カリント工場の煙突の上に
4th 1994年12月12日 LOVE SONG BLUE
5th 1996年9月13日 CAFE JAPAN
6th 1997年9月21日 JUNK LAND
7th 1998年5月27日 GRAND LOVE
8th 2000年4月26日 ニセモノ
9th 2001年3月28日 スペード
10th 2005年2月16日 今日というこの日を生きていこう
11th 2006年4月5日 PRESENT
12th 2007年8月1日 惑星
13th 2014年3月19日 GOLD

ライブアルバム[編集]

発売日 タイトル 備考
1st 1995年9月21日 T 1995年7月17・18日、東京厚生年金会館での公演
2nd 2005年7月27日 LIVE!! 「今日というこの日を生きていこう」
3rd 2006年8月30日 06 PRESENT TOUR LIVE 発散だー!!
4th 2008年3月26日 KOJI TAMAKI ’07 LIVE ☆惑星☆

ベストアルバム・企画盤[編集]

発売日 タイトル 備考
1st 1994年8月25日 安全地帯/玉置浩二 ベスト ディスク1に安全地帯、ディスク2に玉置浩二のベスト盤
2nd 1995年8月25日 玉置浩二ベスト・ソングス・フォー・ユー
3rd 1997年4月25日 EARLY TIMES〜KOJI TAMAKI IN KITTY RECORDS Kitty時代のシングルをすべて収録したベスト盤
4th 1998年12月2日 田園 KOJI TAMAKI BEST Sony Records時代のベスト盤
5th 1999年2月24日 ワインレッドの心 安全地帯の曲をセルフカバーしたアルバム
6th 2003年5月21日 Best Harvest ファンハウス時代のベスト盤
7th 2003年11月26日 ゴールデン☆ベスト 玉置浩二 アーリー・タイムズ・プラス EARLY TIMESに3曲をプラスしたベスト盤
8th 2011年12月21日 GOLDEN☆BEST 玉置浩二 1993-2007 ファンハウス時代、安全地帯の音源を含めたベスト盤
9th 2012年10月24日 Offer Music Box 他のアーティストに提供してきた楽曲のカバー盤

映像作品[編集]

発売日 タイトル 備考
1st 1987年11月1日 "All I Do" Filmed in U.K ビデオクリップ集
2nd 1995年11月1日 最高でしょ? 1995年7月18日、東京厚生年金会館でのライブ
3rd 1997年3月21日 SHALL I MAKE "T" FOR YOU? CAFE JAPAN TOUR 1996年11月22日名古屋センチュリーホールでのライブ
4th 1998年3月21日 WE CAN BELIEVE IN OUR "JUNK LAND" 1997年11月22日、東京国際フォーラムでのライブ
5th 1999年2月24日 "GRAND LOVE" A LIFE IN MUSIC ドキュメント・フィルム
6th 2001年7月25日 このリズムで ビデオクリップ
7th 2005年11月2日 「今日というこの日を生きていこう」LIVE in Zepp Tokyo 2005年6月14日、Zepp Tokyoでのライブ
8th 2006年12月5日 ’06「PRESENT」TOUR LIVE 2006年6月30日、東京国際フォーラムでのライブ
9th 2008年3月26日 KOJI TAMAKI ’07 ☆惑星☆ TOUR LIVE 2007年11月30日、東京国際フォーラムでのライブ

参加作品[編集]

出演作品[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

テレビアニメ[編集]

CM[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 安全地帯としての活動再開は当時極秘とされていた。

出典[編集]

外部リンク[編集]